2024年01月一覧

正直不動産2 4話 感想|1UPした十影。藤森の今後は大丈夫?

 

 

いつもより、えらい人情に傾いたお話でしたね。

でも…シーズン1から見ていると、

本作は基本的に、ライバル不動産との売り上げ対決ではなく、

不動産業界の実態に切り込むリアルさや、お客さんへの営業を通しての

永瀬(山下智久)や月下(福原遥)の成長物語がメインの作品ではあるので。

今回のような人情味に溢れた回があったって良いと思ってます。

 

シーズン2から見始めた視聴者にとっては、本作がどんな作風なのかが掴めて

物語により入り込みやすくなったでしょうし。

十影(板垣瑞生)回ではありつつも、今回も

自分が過去に嘘をついてきた人間だと明かした上で、お客さんの立場も

管理人の立場もどっちも尊重しながら真っ直ぐな意見をぶつける永瀬や、

手紙で伝えるという、カスタマーファーストを取り柄にしている

営業マンならではの提案をした月下の思いやりが描かれていて。

(↑前回の感想を書きそびれたのでここで書きますが、

本来売るべき家とは違う家を紹介してしまう彼女の素直さも好きでした♪)

"本作らしさ"の詰まった、見ていて温かい気持ちにさせられる内容に

仕上がっていたのではないでしょうか。

 

ただねぇ…やっぱり、藤森(佐藤寛太)のギャンブル依存が

そんなすぐに治るとは思えなかったんですよねぇ(汗)

永瀬に指摘される直前まで、犯罪まがいの事をしてでも

あの部屋に住もうと考えていた人ですし、

意思を示しただけで行動に移した様子は描かれなかったので、

本当にやって行けるのかという心配は残ってしまいました。

別に、過程をじっくり描いて欲しいとは言わないけれども。

終盤のシーンで、ちょっと"その後"の話題を出すくらいの

台詞はあっても良かったのかもしれません。

まぁ…奥さんと赤ちゃんを守るためには、

まずは不正を勧めたあの職場を辞めるべき…ですね。

 

十影に関しては、2話の時に撮影した動画が貴重な手がかりになっていた点からして、

全く仕事が出来なくはないんだろうなぁと捉えていて。

今回の案件は十影がとってきたので、

せっかくなら、彼の本領発揮ぶりも見てみたかった気もしなくもなかったんですが、

今までが協調性に欠けていた分、

新人が出来る事からコツコツ始めてみるといった描写はそれはそれで彼らしく、

最終回までにどれくらい成長するのか、少しだけ楽しみにもなりましたね。

素晴らしい事をやっている訳でもないのに、

十影が1人で仕事をしているだけで社員たちがこぞって見に来る図が

冒頭とオチで用意されている所も、何気にツボでした(笑)

 

そして、前回今回と出番の少なかった神木(ディーン・フジオカ)。

某ドラマとのスケジュール調整も関係していたのかもしれませんが、

永瀬たちの前に現れず水面下で動いているのが、嵐の前の静けさと言うか、

逆に、彼がいかに手強く恐ろしい人物であるかを際立たせているような気がして、

今後の展開にワクワクさせられます。

何か事情があると思わせておいて、殺人未遂行為もする…

何を考えているのかが読めない役を演じるディーンさん、改めて魅力的です。

 

 

↓次回の感想はこちら↓

 

↓前回の感想はこちら↓

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しております。
ポチッと押していただけると嬉しいです♪

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ

 

 


春になったら 3話 感想|ドンマイドンマイ…どころではなくなった結婚話

 

 

俳優・木梨憲武さん、本っ当に良いな……とつくづく感じた回。

ご本人は俳優業にも力を入れる事をあまり重視されていなかったのか

出演本数は少ないんですが、勿体ないと勝手に思うと同時に、

もっと早くから木梨さんの演技をお見かけしたかったと思ってしまったのでした。

 

印象的だった所は2つあって、

まず1つ目は、雅彦(木梨憲武)の「死ぬまでにやりたい事リスト」の1つを

叶えるべく行った遊園地で、瞳(奈緒)の作ってくれたお弁当を食べるシーン。

瞳に「どう?お父さん」と聞かれて、

少し間を空けて、瞳にチラッと視線をやり「うん…美味しい」と返してからもう一回、

何度も頷きながら「美味しい」と言って二口目を頬張るくだりがあったんですけど、

そこがお父さんっぽいなぁと言いますか。

娘の前では素直になりきれないお父さんの性格が滲み出ていたんですよね。

 

お父さんには、体に良いセンブリ茶を用意。

朝からゴソゴソしてるな〜と思っていたら、食事療法のメニューで作られたお弁当だった。

しかも、何品もぎっしりと。

自分のためにかなりの時間を費やして、慣れないながらも作ってくれて悪いな…

でも、自分をそれだけ大事に想っていてくれているんだな…みたいな。

口には決して出さないけど、最初は申し訳なさから始まって、

食べながらしみじみ娘に感謝したくなるかのような

緩やかな表情の変化がリアルで、見入ってしまいました。

 

2つ目は、妻・佳乃(森カンナ)の前で、娘と一緒に遊園地に行けた旨を報告するシーンです。

回想では、瞳が子供の時は、本来遊園地に行こうと約束していたはずが

自分が急遽仕事が入ってしまったために断らざるを得なくて、

いつか埋め合わせをしようとその日を待つものの、いざ余裕になった時にはもう遅くて、

高校生の娘は反抗期になってしまっていた事が描かれていて。

土日休みが関係のない親は、きっとこんな経験を

しょっちゅうしているんだろうなというのが想像出来ます。

 

環境や状況、年齢の変化によって、

子供の想いや親の想いに徐々にすれ違いが生まれるのはよくある事で、

1つの約束を叶えるって中々難しいと思うんです。

「親とどこかに遊びに行く」は、小学生くらいまでだったら"楽しい"出来事になるけど、

大人になればなるほど、そのうち"恥ずかしい"出来事に変わってしまいがち。

それが遊園地となると…賞味期限は特に短いのかもしれません。

「…やっと一緒に行けたよ、佳乃」

若干笑みを浮かべて、ぶわっと出てきそうな感情を抑えるように妻に話すその姿に、

私も心から、ああ、叶えられて良かったねぇ…と安堵させられました。

 

瞳が妊婦の娘・凛(泉谷星奈)に、ママの事を応援してあげて欲しい

(出産に立ち会って欲しい)とお願いした件については、

母親本人が望んでいたから…っていうのもそうなんですけど。

その切実な気持ちはきっと、自分は幼い頃に母を亡くしていて、

家族3人で十分には過ごせなかった後悔の念があるからこそ、

後で"思い出"としてみんなで楽しく振り返れるように、

出来るだけ家族の時間を作って、少しでも悔いのない幸せな生活を送って欲しい…

そんな想いからきていたんじゃないかと想像します。

 

そして、姫野家での出産に背中を押されて、

やっぱり私もお父さんとの時間を大事にしたい!と考えるようになった瞳。

遊園地での写真は、もはや家族写真みたいな感じで微笑ましかったですけど、

帰り道で1人ぽつぽつ歩く父の姿を見ちゃうとね…

このままいなくなってしまいそうな不安が過るのも分かります。

 

結局、あれだけ押し通そうとしてた一馬(濱田岳)との結婚話は保留に。

ドンマイドンマイ!どころじゃなくなっちゃいましたけど(汗)

でも、そうなると雅彦の生きようとする意欲も減ってしまうんじゃないでしょうか。

 

 

3/12追記:

 

現状、感想がごっそり溜まってしまっている上に、6話以降をまだ視聴出来ておりません。

最終回までに追いつきたい…というのはもちろん、

4月中旬くらいまでには冬ドラマを完走しておきたいため、

残念ですが、こちらの作品は視聴に専念する事にいたしました。

 

感想を待って下さっていた方には申し訳ございません。

本当は書きたい気持ちもあるんですが、サクサクっと書けない人間なので(汗)

どうかご理解下さいませ…。

 

↓前回の感想はこちら↓

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しております。
ポチッと押していただけると嬉しいです♪

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ

 

 


さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 3話 感想|俊平も家族も楽団も、一歩前進。

 

 

初回こそ、前半部分は某作品が過って集中しづらかったし、

前回は新メンバー追加の話で、少し重ねて見てしまう部分もあったけれど。

今回で、それとは別作品である事が確信出来る内容に仕上がっていたと思います。

 

個人的には、うたカフェ店主・二朗(西田敏行)の存在が大きいと言いますか。

西田敏行さんの滲み出る雰囲気や人柄あってこそのあの役ではあるんですが、

第一線で活躍してきた俊平(西島秀俊)や

まだまだ伸び代のある若手団員の間を取り持つバランサーとして、

役割を明確にさせているんですよね。

本作に出てくる登場人物は基本的に、壁にぶつかったり、軋轢が生じたりなどで

トゲトゲした気持ちを抱えながら生きる者たちが多い。

それを、二朗がなだらかに解し中和させてくれて、

その上で、次のアクションに繋がるきっかけをさり気なく提示してくれる。

実際に例を挙げるとすれば、二朗から「…じゃどうすんの?尻尾巻いて、退散すんの?」

という言葉を投げかけられなかったら、あのゲリラライブの成功も、2人の不協和音の解消も、

娘に諦めず向き合おうと決心を固める俊平の変化もなかった訳で。

彼なしでは話の方向性が大分違っていたと言ってもおかしくないくらいには、

物語上で欠かせない人物になっているように感じます。

 

あとは…これは初回から思っていた事ではありますが、

恋バナの描写がないのが、スッキリしていて見やすいのかなぁと。

本作の主軸は「親子の絆と人生の再生」だから、当然、俊平と響(芦田愛菜)の動向に

フォーカスが当たった内容になりますし、

俊平と団員とで歳がまあまあ離れているから、あくまでも"先生"と"生徒"の関係性に留まって

恐らく恋愛には発展しづらい(若干の偏見が入ってすみませんが…)。

団員たちの間でも、今の所は見受けられません。

某作品はそこさえなければという感じだったので…って、比較はもう辞めにしましょう(苦笑)

とにかく、二朗の存在と各々の直向きさをじっくり描く作風が、

本作のうたう「ヒューマンドラマ」を着実に作り上げているのではないでしょうか。

 

大輝(宮沢氷魚)と蓮(佐藤緋美)による不協和音の解消に至るまでの経緯も

丁寧で、かつしっかり描かれている所も良かったですねぇ。

大人の事情的には、売り出そうとしている二世俳優同士の見せ場を作る

意図も含まれているんでしょうけど、まぁそれは置いといて。

道の駅に突然、天才指揮者がオーケストラを引き連れて演奏!?っていう

シチュエーションだけでも面白いのに、

俊平が禁忌とも言える楽譜のアレンジをし、2人のみの「第二楽章」の演奏を提案した事で

彼の奮闘ぶりが伝わってきたのはもちろん。

晴見フィル全体、家族全体が今後、

固定観念を探し、壊してみて、模索しながら少しずつ前進していく…

そんな今後の物語の方向性も見えてくるエピソードだったと思います。

 

「山登りとおんなじです。楽譜を読む事も、楽器を奏でる事も、

一歩一歩目の前の音を楽しんでいれば、

気づいた時には小高い丘の上にいて、麓に広がる美しい村が見えます。」

富士山の大きさが目を引くロケーションにぴったりなこの台詞が、

今回の内容を象徴しているようなものでしたね。

今回は、俊平に、響に、天音(當間あみ)に、大輝と蓮に…それぞれの一歩を描いた回でした。

 

しかし、唯一惜しいというかまだ乗り切れていないのは、

響が俊平を頑なに拒む理由がイマイチ読めない所。

どうやら次回で明かされるようなので、あそこまで嫌な感情を向ける彼女の心境に

納得出来るものであって欲しいですね。

初回で事故のシーンが挿入されていたのを踏まえると…

本当は音楽を続けたいのに、一般人には分からないほどの後遺症を負っているが故に

諦めざるを得なかったとか?

そうしようとしている時に父が帰ってきて、幸せそうに指揮をとる姿に嫉妬&葛藤し、

本心に触れられては父の前で弱さを見せ始める…みたいな事情が描かれたとしたら、

彼女に一気に感情移入して泣くかもしれません(笑)

とりあえず、来週を待ちます。

 

↓前回の感想はこちら↓

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しております。
ポチッと押していただけると嬉しいです♪

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ

 

 


不適切にもほどがある! 1話 感想|薄くてツルッとしたものに惹かれて、令和の世界へ。

 

 

地上波連続ドラマだと、「俺の家の話」以来約3年ぶりとなるクドカン脚本。

小さな頃からテレビっ子で、テレビドラマ好きの立場からしたら、

大手脚本家の新作が発表されてももう有料サービスに流れていってしまうのかな…と

寂しい想いをしていたので、またこうして地上波で見られる事はとても嬉しいです。

やっぱり、まだまだ大手の脚本力が必要だと、ここ最近のドラマを見ていて思うので。

 

でも…個人的な好みで言うと意見が変わってきて、

宮藤さんの描かれる世界観が極めて独特であるが故に

初回で心を掴まれるケースは少なく、自分が面白いと感じられるまでに時間のかかる

脚本家だという認識でいるんですね。

流星の絆」「監獄のお姫さま」なんかも最初は「えっ…?(困惑)」から始まって、

3〜5話辺りから作品の良さが何となく分かってきたくらいですから(笑)

 

じゃあ本作の場合はどうだったかと言うと、少しだけその例に当てはまる感じで、

パーツパーツは笑えたけれども、初期設定も兼ねて

"昭和あるある"エピソードや小ネタをふんだんに盛り込んだあまり、

話の進みが遅かったのかな?という若干惜しい印象を覚えながら見終わる事となりました。

 

「この作品には 不適切な台詞や喫煙シーンが含まれていますが(中略)

1986年当時の表現をあえて使用して放送します」

随分ご丁寧なおことわりテロップを2度も表示してからすぐ、

そんな訳で、好き勝手やっちゃって良いよね?と言わんばかりに、

ブス発言とか未成年の喫煙とかっていう、今なら敬遠しがちな要素を被せてくる所は、

昭和の世界観を本気で再現しようとする作り手のこだわりが感じられて潔いですし。

そもそも、昭和時代を生きていない私からしたら、

今と昔とでこんなに違うの!?という驚きの連続で、見ていて飽きません。

話のテンポ感も絶妙で、展開も軽快にサクサク進んでいく。

コメディパートに関しては申し分なかったんです。

 

ただ、タイムスリップの仕組みを時々紹介しつつも、基本的には昭和を懐かしむ描写だったり、

昭和と令和のジェネレーションギャップに動揺する市郎(阿部サダヲ)の姿が

中心に描かれていくばかりで。

本作が結局、視聴者に何を伝えたいのか?どんな物語にしていくつもりなのか?が

放送開始から47分過ぎの居酒屋のシーンまで中々見えづらかったのが、

「面白いんだけど…」と感じる原因に繋がったんだと思います。

本題に入るまでの前置きが長かったと書いた方が、もっと分かりやすいのかなぁ。

 

まぁでも、今回のラストでトイレが工事されて

市郎が(何か策が見つからない限りは)昭和の世界には戻れなくなったので、

"昭和あるある"は2話以降は徐々に減ってくるのかもしれませんね。

 

そして…もう1つ気になる事、いや、私が今後本作にハマれるかがかかっているのが、

令和から昭和にタイムスリップしてきた向坂親子サイドのストーリーの扱い方でしょうか。

初回だけだと今の所は、主人公が市郎とキヨシ(坂元愛登)の2人いるように見えます。

しかも、キヨシの母・サカエ(吉田羊)に関しては

何か意図して昭和にやってきたみたいなので…

その"謎"で話を膨らませて時間軸を行ったり来たりし過ぎると、

内容が分かりにくくなる可能性が出てくるんじゃないかという気もします。

本作はあくまでも「昭和のダメおやじの「不適切」発言が

令和の停滞した空気をかき回す」物語で、クスッと笑える作りが特徴的だと思うので。

過度な場面転換はせず、シンプルに魅せていってくれる事を期待したいです。

 

世間では「昭和礼讃ドラマになってしまうのでは?」という反応もたまにお見かけしましたが、

クドカン脚本なので、単純に「やっぱりあの頃は良かったな」「令和はここがダメ」

みたいな昭和持ち上げ話では終わらないんじゃないかと踏んでいます。

市郎とは対照的に、昭和を生きる人たちに嫌悪感をむき出しにするサカエがいるし、

「拳と拳で語り合えば良い♪」の直後に挿入された

ムッチ先輩(磯村勇斗)とキヨシの喧嘩シーンで

キヨシの傷だらけで痛々しい顔を見たら、

話し合う方が断然良いと思わずにはいられません(笑)

生きづらさを感じながら過ごしてきた人は

声を上げられなかっただけで昭和時代にもきっといただろうし、

勇気を出して声を上げてくれた人のお陰で、今の過ごしやすい環境が出来つつある訳で。

しばらくは市郎が意見をぶつける展開になるんでしょうけど、

どちらにも長所も短所もあって、最終的には双方の良さを理解し合って

ちょうど良い形に落ち着く…そんな話になって欲しいですね。

 

あと…賛否両論のミュージカル演出は、

初見の時こそびっくりしましたが私はアリだと思います。

「炙りシメサバ♪」の合いの手もそうですが、

「それが組織♪」がポーズも含めて癖になるなる(笑)

ミュージカル中の歌詞をそのまま会話用の台詞に起こしたら説教臭くなっていたでしょうし、

逆にそれで遊び心をつける事で、前半のコミカルな雰囲気や軽やかなテンポとの

釣り合いがとれていて。

加えて、今の時代がスマホいじりやワークライフバランスなどで

"1人の時間"に閉じこもる人が増えている社会である事も考慮すると、

その風潮をさり気なく皮肉っているようにも見えて、中々巧妙な手法だと感じるくらいでした。

次回はもっとパワーアップするし、毎回ミュージカル演出はあるみたいなので、

そこも楽しみにしておきたいです(笑)

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しております。
ポチッと押していただけると嬉しいです♪

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ

 

 


グレイトギフト 2話 感想|オドオド藤巻からの…い、伊集院ーー!!

 

 

いやぁ…この内容で原作なしなの、本当に恐ろしい。

私としては、視聴中ずっと口角が上がりっぱなしになるくらい面白く見ているんですけど…

何だか、面白さの意味合いが前回とは変わってきましたね。

コメディ色が強くなったような気がします(笑)

 

その原因を作っているのは、間違いなく藤巻(反町隆史)のモノローグの

圧倒的な多さでしょう。

個人的には、モノローグを通して何でもかんでも台詞に起こすドラマは

普段はあんまり好みではないんですが、

前回の感想でも書いた通り、近年では社長や弁護士などを演じられてきて

クールで敏腕なイメージがついていた反町さんが、

本作では内心ビクビクしている役を…っていうギャップがとにかく可笑しくて。

冷静さをまとっているつもりでも、誰かに疑われたり詰め寄られたりしたら

汗の絵文字→💦が見えてくるほどテンパった表情になるし。目は泳いでいるし。

心の中で推理していた事はほとんど外すし。

藤巻の反応を見ているだけでも楽しいんですよねぇ。

そして…相手に見せる言動も漏れなく迂闊(爆)

終盤で、病院中を移動しながらまぁまぁ大きな声で「白鳥に狙われるかもしれません」

「ギフトを持ち出した可能性があります」と電話しているシーンなんかは、

おいおい機密情報思いっきりバラしちゃってるよ!って、声を出して笑ってしまいました。

 

もう1つおいおい…と言えば、伊集院(盛山晋太郎)もそうでしたね。

目の前でわざわざ水筒のお茶を飲むという。

2話にして台詞量が激増したので、

これは神林(尾上松也)よりも先に消されるかもしれないと予想していたら…案の定。

だから芸人さんを起用したのかと、何となく納得しちゃいました(笑)

盛山さんご本人は、ドラマに影響されてロン毛にしているくらい

反町さんを憧れの人として見ているらしいので(「会ったら芸能界を辞めても良い」とも)、

あらら、もう共演出来なくなっちゃった…と思いつつ、

TBSの日曜劇場みたいに真犯人役で終わらなくて、ちょっと安心もしていますw

真犯人との対峙が見所になるであろう最終回は、

ちゃんと演技面で実績を積み重ねてきた役者さんで魅せて欲しいですしね。

 

それにしても…1話で奥野(坂東彌十郎)、今回で伊集院が退場し、

藤巻の迂闊さもあってか、「ギフト」にまつわる情報を知って

水面下で動き出している人が既に何人もいて。

状況的には結構ハイスピードだと思うんですけど、

この調子だと、最終回まで話が持つのか?という心配は少し出てきますね。

1話ずつ「ギフト」の被害者が出てくる構成が続いたら、

犯人が誰か分かってしまうようなもんですし。

ここはやっぱり、反町さんを主人公に起用したからには、

実は一番の悪者だった…なんて衝撃の展開がやってくるのではないかと期待しちゃいます。

 

でも、とりあえず今は、いろんな所から板挟みにあって

ぎゅうぎゅう詰めの状態にいる藤巻の巻き込まれっぷりを、純粋に楽しもうと思います(笑)

1分おきにスリルにもコメディにも転ぶ、良い意味での境界線あやふやな作りが妙に癖になって

ついつい引き込まれちゃうんですよねぇ。

 

 

↓次回の感想はこちら↓

 

↓前回の感想はこちら↓

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しております。
ポチッと押していただけると嬉しいです♪

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ

 

 


春になったら 2話 感想|最期が迫っているからこそ、語り合える2人

 

 

「この親にしてこの子あり」ということわざが

相応し過ぎる2人だな…と思いながら見た回でした。

前回で、数ヶ月前にがんだと診断されても娘に報告せず、

治療を受けない事を独断で決めていた雅彦(木梨憲武)に対して

「私のために治療受けてよ!バカ!」なんて瞳(奈緒)も怒ってはいたんだけれども、

瞳も瞳で、お父さんに似て一方的に話を進める所があるんですよねぇ。

…本人は自覚していないんでしょうけど。

 

結婚の話をどんどん進めてしまえば、お父さんにも生きる理由が出来て

治療を決心してくれるかもしれない!と思いついてからの医者にかけるマシンガントーク

結婚式の打ち合わせでも1人で勢い良く提案して、

一馬(濱田岳)もアドバイザーも置いてけぼりに(笑)

親子でここまで似るんか!?ってくらい、瞳の暴走っぷりには雅彦の面影を常に感じさせて、

可笑しいと同時に、それだけ父親からの愛情をいっぱい受けて育ってきたのだと

微笑ましい気持ちにさせられました。

 

親子で似た者同士…なのが、今回の話では結構強調して描かれていて。

前半はそれでクスクス笑っていたのが、

思い出の海でのシーンからなだらかに切ない雰囲気へと変わり、

ある意味、二部構成の形になっていた気がします。

 

切迫流産の妊婦に「気づいてあげられなくてごめんなさい」と言っていた所を

旦那に見られてしまい、病院側に落ち度があったのではないかと疑われ

訴訟を起こされそうになった事で、

医者や先輩から注意を受けてしまった辛い過去を、初めてお父さんに話した瞳。

病院を辞めて助産師に転職するという大事な過程を

なぜ今まで言わなかったのかは…お父さんに心配をかけたくなかったから。

「大切な人を想っていて、大好きだから言わなかった」

やっぱりここも、雅彦と一緒なんですよね。

カメラを前にして、自分が頑なに治療をしない理由をはっきり伝えてくれた

お父さんの様子を見て、顔を逸らして泣いてしまう瞳のカットがありましたが、

自分が当時、苦しい日々が続いて、

恐らく悩みを聞いて欲しい衝動に駆られていたにもかかわらず

長年ずっと話してこなかった経験があるからこそ、反論はしづらかったし。

雅彦が治療を長期間続ける事で、娘に迷惑や負担をかけさせたくなかった…という

お父さんの隠された想いも、手に取るように共感出来たんじゃないかなと思います。

 

同じ家に2人で住んでいるのに、お互いの苦しみや葛藤には気づけなかった。

子供が男性ではなく女性で、反抗期を迎えていたら

ますます何もかも語り合う関係性ではなくなっていたでしょう。

でも、コミュニケーションが多少減っても、食卓を囲むし、毎日を共にする。それが家族。

そんな家族が初めて自分の抱えていた想いを吐露出来たのは

"最期"が迫っているから…っていうのが、またもどかしいですね。

 

しかし、仲直りし切れていなかったり、上京して遠い距離になったりで

想いを伝えられないままお別れとなってしまう家族が多いのが現実。

だから、助産師への転職、恋人との馴れ初め、治療を受けない理由…と

2人でああしてゆっくり話せる機会が作れて良かった…とも思うのでした。

 

今回の件で親子が分かり合えた所で、

次回からが実質、本編スタートといった感じですね。

題材が題材なので、結末は読めてしまうのですが。

最終回までどうか、しみじみと温かい雰囲気を貫き通していっていただきたいです…。

 

↓前回の感想はこちら↓

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しております。
ポチッと押していただけると嬉しいです♪

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ

 

 


さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 2話 感想|ツンケンしつつも、気持ちが揺らぎ始めている響…

 

 

「お互いの音を聞き合って、イメージを伝えて、音と音で会話していく」

「一緒に奏でる人とイメージを分かち合えた時、魔法のような時間が生まれます。

ああ…生きてるなぁって、感じる時間です。」

指揮者志望の天音(當間あみ)から、指揮者をやっていて一番楽しい事は何かと

質問された時の俊平(西島秀俊)の答え。

これ聞いて、だからかぁ…って納得しちゃいましたよ。

そりゃあ、指揮をしている際にあんなに幸せそうな表情を浮かべる訳だと。

 

この質問をしているのが楽器演奏者ではなく、指揮者志望っていう所も良くて。

主人公と同じ道を目指そうとしている

ある意味一番近い立場にいる人物が物語に加わる事で、

俊平の音楽に対する向き合い方や、なぜ再び指揮者をやろうと思ったのか…といった

主人公の思想やルーツみたいなものがより鮮明に描き出されて、

キャラクターに立体感が増すだけでなく。

オーケストラについて深くは知らない視聴者に向けても、

指揮者の仕事がどういうものなのか?という説明にもなっているんですよね。

 

他にも…ある時は、子供心くすぐるピアニカと

蓮(佐藤緋美)のチェロのセッションで新たな刺激をもらったり。

またある時は、「あなたは指揮者=シェフなんだから、携帯に頼らず自由に作ってみたら?」

という瑠季(新木優子)の言葉を、自分を変えるためのアドバイスだと受け取り、

オリジナルのアップルシュトゥルーデルを作ってみたりする。

今回はそんな、3人の出会いを通しての俊平の変化が描かれていました。

まだ2話の段階で、人員不足の状態から始まっていて、

どうしても新キャラを団員に迎え入れるまでのエピソードは押さえなければいけないので

情報過多にはなってしまうんですが…

やっぱり、脇役のエピソードを適度に膨らませつつ、

最終的には主人公中心の物語に消化していっている作りが、

見ていてごちゃつきを感じさせない理由に繋がっているのかもしれません。

 

そして、本作のサブタイトルが「父と私のアパッシオナート」とうたうだけあって、

響が少しずつ感情の揺らぎを見せ始める姿も水面下でじっくり描く。

父の指揮者としての一面を知る時って、大体立ち聞きが多いように見受けられるんですけど、

響が父の赴任するホールに勤務しているという設定だからか、

何度もばったり会いそうになるのにも無理がないんですよね。

そこはナイスアイデアだなぁと思ってます。

正直、彼をあそこまで嫌うようになった経緯がまだ語られていないので、

彼女のツンケンした態度に寄り添えない部分もあるんですが、

2話にして、本当は音楽が大好きなのかも…?という柔和な表情も垣間見えた辺り、

父娘間の確執が長引かない事を信じたいですね。

 

今回の感想は時間の都合で、少し落ち着いた文章になっちゃいましたけど(汗)

全部に触れるとしっちゃかめっちゃかになるだけで、

本作の魅力的な所って結構あるんですよ…。

良いと思えた作品ほど、感想が書きにくくなるのが私なので(苦笑)

その中で1つ挙げるとするなら、ライティング。

本作のライティングって、強い光が差し込まれて、

周辺がボワ〜っと淡く映し出されている感じがしませんか?

個人的には、映像が若干オレンジ調にまとまっているのもあって、

それがちょっとだけ幻想的で、夢の世界に入り込んだかのような錯覚を覚えて…

特に、演奏シーンで楽器がチラッチラッと反射して光るのなんかは、

心が弾んでいる瞬間とか小さなときめきを感じさせて、

そこから、音楽がただひたすら大好きなのが伝わってきてウルっとくる事があるんですね。

 

その点で言えば、今回の楽曲「ウィリアム・テル」は相性抜群でしたね。

大輝(宮沢氷魚)の吹くトランペットから、耳馴染みのある転調が流れ出してからは

同じくワクワクさせられてしまいました。

 

心から楽しそうなみんなの様子を見て、気持ちの良い音楽を浴びる日曜夜。

団員同士のいざこざがないのが、何よりもの救いです(笑)

本作を日曜日に持ってきて正解だったと思います。

月曜日からまたお仕事頑張れそう…っていう活力をもらえる、そんな作品です。

 

 

↓次回の感想はこちら↓

 

↓前回の感想はこちら↓

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しております。
ポチッと押していただけると嬉しいです♪

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ

 

 


グレイトギフト 1話 感想|じわじわミステリー。これは続きが気になるな〜!

 

 

テレ朝のこの枠なのに、劇伴が渋かっこいい……

初回を見ていて一番惹かれたのはそこでしたね。

流れ過ぎだとか、音量がデカいとかっていう呟きも見かけましたし、

確かにずっと流れているな〜と思わなくもなかったんですけど、

演出も含めて、木9枠特有の硬派でギラついた雰囲気に若干の苦手意識がある私からしたら

大人びたサックス調の劇伴が聞こえてくる事が新鮮で、

その意外性で最後まで興味深く見られちゃいました。

 

後で調べてみたら、得田真裕さんが手がけられているとの事で。

この劇伴良いなぁと思って調べると大体が得田さんの音楽なので、

もう好みなんでしょうね(笑)

演出も劇伴に合わせてか、所々遊び心もありながらクールにまとまっている印象。

一見地味だけれど、スルメのごとく徐々に引き込まれてしまうかのような作りは、

どことなくNHK土曜ドラマを彷彿とさせます。

 

本作は「殺人球菌《ギフト》をめぐるノンストップサバイバル医療ミステリー」だそうで、

波瑠さんに佐々木蔵之介さん、小野花梨さんに筒井道隆さん、

今回で退場してしまった坂東彌十郎さんなど、

実力派の若手からベテランまで脇もガッツリ固めている辺り、

きっと「あの犯人は誰だ?」なんて考察を視聴者にやらせるのでしょう。

でも、初回を見た限りだと、居酒屋でのやり取りを筆頭に個々の紹介はされているものの、

その会話の内容が藤巻(反町隆史)と妻に関する噂だったり、

1対1のシーンを用意する形で、ほとんどの登場人物を藤巻と関わらせたり。

それぞれの関係性を簡潔にまとめつつ、基本的には主人公中心の物語になっているので、

匂わせ演出満載の犯人探しミステリーに終始しなさそうで

今後に期待出来そうな気はしております。

 

まぁ、それよりも驚いたのは、かなりの展開の速さなんですけどね…(笑)

いやはや、巧みな構成でしたねぇ。

冒頭はまるで前回のおさらいかのようにスルッと始まって、

新たな病原菌を見つけてそこから物語が大きく動き出すと思ったら

特にそれとは関係のなさそうな妻のエピソードが挿入されて。

手術が出来ない状態だの、娘とは険悪な仲であるだの、

本題は一旦中断させて、プライベートの事で話を広げていく。

なんでこんなに詰め込んだ話にしたんだろうと思いながら見ていたら…

白鳥(佐々木蔵之介)の終盤の言葉

「あなたは奥野理事長の隠蔽工作に加担した。今さら後戻りなんか出来ませんよ。」で

そうか!なるほど!と納得させられましたよ。

矢継ぎ早に進んでいく展開が、「どうせ消えるし、たった一回きりの犯罪だから」

で動いたつもりが、いつの間にかとんでもない事態に巻き込まれてしまっていた

藤巻自身の後悔と動揺を表しているようで、じわじわ面白かったです。

 

反町さんはすっかりベテラン俳優の地位にいるためか、

ここ最近は社長や弁護士などの敏腕な役を演じる事が多いイメージにあったんですが、

今回はまさかの冴えない病理医役。

若干ボソボソ声なのは、後に権力に取り憑かれる変貌っぷりを

強調するためなのかは分かりませんが、

巻き込まれてからどんな変化を見せるのかも楽しみですね。

 

これ…今後の展開次第では、序盤こそTOP5くらいの位置にいたものの、

最後まで見ていて、気づけば今期ナンバーワンになっていた…みたいな感じで

大化けしそうな可能性を秘めてますね。

どうか、回を重ねるごとに失速する事がないよう願ってます。

 

 

↓次回の感想はこちら↓

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しております。
ポチッと押していただけると嬉しいです♪

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ

 

 


婚活1000本ノック 1話 感想|モノローグの多用を面白い!と受け取れるかどうか。

 

 

裏が微妙だったのもあり、元々見る予定のなかった本作の初回を視聴。

こっちの方で少し可能性が感じられれば…と思ったんですけど、

まぁそうなるよね…と言いたくなるような出来でしたね(汗)

 

先日の「春になったら」の感想では、放送開始3分でこの作品が

良さげかどうかが決まる旨の文を書いていたんですが、本作は逆で。

開始早々、海岸で行われる寸劇のドタバタ具合で

「あ、これはアカンやつかも」と感じ、

最後までそれが覆らないまま見終える事となってしまいました。

 

原作通りだと指摘されればそれまでなんですが…

何と言っても、主人公のモノローグと台詞を多用し過ぎなんですよね。

こういった演出で成功するのって、

主演の方が何年も実績を積まれているほどの安定した実力の持ち主か、

視聴者からの好感度が高いかの2パターン(あるいは両方)だと思うんですけど、

本作の場合は「売れっ子芸人」のイメージが定着しており、

ドラマ主演初挑戦の方で、そのどちらにも該当していないのです。

だから、出演者のファンならまだ好意的に見られるかもしれませんが、

少しでも「なんで芸人が主演?」「なんでプライム帯でこのドラマを?」という疑問を

持っている方からしたら、終始うっとうしく感じてしまいやすいでしょう。

 

個人的には…どちらかと言うと好きではありますが、

わざわざ水10枠で放送する意味は?なんてやや否定的な立場にいたので。

妙に不愉快な発言をしてくる癖強な脇役や、

古典的なコミカル演出も含めて全てがクドかったです。

先ほど、モノローグと台詞を多用し過ぎ…と書いたけれども、

もう本当に、真っ先に思い浮かべるのはそこなんですよね(苦笑)

あまりにも内容に緩急がなくて、

まるでしゃべくり漫才をずっと聞かされているような感覚に陥りました。

 

イケメンが実はヤバい男でした!っていうオチもありきたり。

視聴者のターゲット層を30代前後で設定しているつもりなんでしょうが、

その年代が共感したり刺さったりする台詞が盛り込まれている訳でも…ない。

残念ながら、視聴前の予想通り、

30分の深夜ドラマ向きだったのでは?としか言いようがありません(汗)

他の作品や名前を挙げてしまってすみませんが…

演出が「ブラッシュアップライフ」に似てるといった声もチラホラ見かけましたが、

もしもバカリズムさんが本作の脚本を担当されていたら、

ノローグの頻度も調整されて、もうちょっと見やすい作りになっていたのかもしれませんね。

 

しゃべくり漫才と言わんばかりの台詞量の多さと

ベタな描写の連続なのにもかかわらず、CMが入るまでの間隔も長いのもなぁ…

時間の進みが遅く感じて、途中何度か時計を確認してしまいました。

唯一良い所を挙げるとするなら、「18/40」で初めて認識した八木勇征さんが、

その作品とは真逆の、クソ男と言われながらも可愛げのある

どこか憎めない役を堂々と演じられていたのは良かったです。

…いっその事、ビュー◯くんみたいな立ち位置で、

八木さんを主演にした癒し系ドラマの方を見てみたいと思えてしまうくらいには(笑)

今後、事務所の俳優枠として重宝されていくんでしょうね。

 

裏の2話は録画に回したので、後日見て面白くなっていれば

感想を復活させる可能性もなくはないですが…

リアタイしていた視聴者の反応をチラッと見る限り、望みは薄いのかなと。

やっぱり、今期の水曜日はドラマなしデーになりそうです。いや…なります。多分。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しております。
ポチッと押していただけると嬉しいです♪

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ

 

 


正直不動産2 2話 感想|神木、早くも化けの皮が…?

 

 

へぇ…ミネルヴァ不動産の同僚である花澤(倉科カナ)から、

神木(ディーン・フジオカ)の過去の不正を暴かれる展開がもう来るとは!

前半辺りは、神木のクレバーっぷりをとことん見せて、

永瀬(山下智久)ら登坂不動産にとって

彼がいかに脅かしい存在であり強固なライバルであるかを

重点的に描くんだろうなぁと思っていたので、

2話にして仲間から裏切られる姿を見る事になるなんて、ちょっと意外でした。

 

花澤だけでなく、ミネルヴァ不動産の面々からも信頼は寄せられていないようですし、

会って間もない榎本(泉里香)にも大嘘つきだと見抜かれている。

紳士的で端正な佇まいとは裏腹に、

早々に化けの皮が剥がれかけているとも取れる描写が気になります。

不動産業界を一度追放されたのだって、自分の利益のために行った犯罪行為を

誰かに密告された事が原因となってますので…

後先を考えず高価な物で身をまとった結果、

お金を払えずホームレスに転落しているのも含めて、どこか詰めの甘さが伺えるんですよね。

となると…今回までの内容から判断して、単純に「永瀬vs神木」の売上対決がメインの

構成にするつもりもないのかもしれませんねぇ。

 

前回、神木の事を「ナンバーワンに取り憑かれている」といった

例えをした発言がありましたが、

これが今後の展開の鍵になってくるのではないかという気がしています。

1位をキープするがために大失態を犯し、ミネルヴァの存続危機を招いた神木を永瀬が救い、

永瀬の正直な言葉で我に帰った神木が

不動産営業になった理由ややり甲斐に改めて気づかされて、

今の仕事が心から楽しいと思えるようになる…

単なる思いつきで書いてますが、そんな流れになっていくのかどうか?

神木の動向と永瀬との関係性に、注目していきたい所です。

 

1話完結の内容の方に関しては、まぁ無難にまとまったな…という印象で。

家族が和解する形で終わりましたけど、

大助(迫田孝也)が盛大な勘違いをしていただけとは言え、

父・喜助(苅谷俊介)が孫と2人で強制的に追い出されそうな状況下にいたにもかかわらず

許して受け入れるまでが早いかな?とか、

妻の事情を全然知らず、何の罪もない息子・直也(松本怜生)も苦しめるなんて

夫(親)としてどうなんだろう…とか。

あとは、家族の背景があっさり程度だったからか、

大助の「世界中を飛び回る仕事」の設定がやや突飛に感じられて、

大助があそこまで勘違いするに至ったきっかけや過程があまり見えてこなかったとか。

個人的には、どことなく腑に落ちない回でしたね。

 

いつも楽しみにしている、激しい風に振り回される永瀬のコミカル演出も

控えめだったので少々物足りず…。

でも、「春(=スタート・新生活)の訪れ」をイメージさせる菜の花をバックに

そよ風が吹く演出は、そんなハートフルに全振りした見せ方もあるのか!という意外性もあり、

好きなシーンの1つにはなりそうです。

 

それにしても、今回は粉雪がゲストで、次回はチビ麻美…

某作品絡みの入れ違いにクスッとした視聴者も少なくないはず(笑)

 

 

↓次回の感想はこちら↓

 

↓前回の感想はこちら↓

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しております。
ポチッと押していただけると嬉しいです♪

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ