2020年夏ドラマ-おカネの切れ目が恋のはじまり一覧

おカネの切れ目が恋のはじまり 4話(最終回) 感想|春馬くんへのファンレター…だね。

 

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放送が終わってからも涙が止まらないなんて事は滅多にないからさ…

ああ、これが三浦春馬さんにとって最後の作品なんだという現実を突きつけられる虚無感と、

玲子(松岡茉優)みたいに、いつかひょっこりと現れる時が来るのを願って

前に進むしかないのだというほんの少しの希望が同時に襲ってきた最終回でした。

 

あくまでもドラマなんだから、現実世界の出来事と重ねちゃダメだ!

最後まで演じ上げた"生きた証"を見届けなくちゃ!

最初はそう思って楽しもうとしていました。

けど、これは…泣かずにはいられないでしょ。

キャストの皆さんが、スタッフが、脚本家の大島里美さんが、そして玲子@松岡茉優さんが…

「みんなで一緒に慶太@三浦春馬さんを想って泣こう」って、

視聴者の、ファンの気持ちに寄り添っているかのような作りが"愛"でしかなかったから。

ロボットの猿彦を猿渡と紹介しかけそうになってしまった玲子の台詞。

みんなが猿彦を優しく抱っこするシーン。

そうだ、悲しいのは私たちだけじゃないんだ。

気持ちは同じだったんだと、力んでいたものをそっと解してくれる心地になれました。

 

お父さんと再会するシーンは、本来だったら慶太もその場にいて

板垣(北村匠海)の背中を押してあげたりしたのかな…

それとも、板垣のポジションだったのかな…とか色々考えてしまったけれど、

猿彦が慶太と重なってしまう演出や演技がとにかく素晴らしくて。

猿彦の感情豊かで大きな目を見るたび、春馬さんの姿が蘇った。

個人的に松岡茉優さんにはショートヘアのイメージがあっても、

そこに立っているのは"松岡茉優"ではなく、"九鬼玲子"そのものだった。

まさかこんな切ない形で彼女の演技力の凄さを思い知る事になろうとはなぁ…

最後の表情が全てを物語ってましたよね。一番泣きたかっただろうに…

こう言葉をかけるのが良いのか分かりませんが、本当に、お疲れ様でした。

 

松岡さんだけじゃなく、最後まで悲しみの表情を見せずに"役"を演じきった役者の皆様、

そして、1本のドラマとしてしっかりとまとめ上げたスタッフの皆様…

ありがとうございました。

追悼の言葉ではなく、「春馬くん ずっと大好きだよ」が

ただただ三浦春馬さんに向けた全ての人々からのファンレターのようで、

視聴者の目線に立ってこんなに敬意と感謝の意を表す事の出来るチームの作った作品が

春馬さんにとって最後の作品で良かったとも思えました。

"いなくなった"のではなく、心の中で"生き続けている"んですよね。 

だから…さよならは言わずにこのメッセージ。

 

脚本は10話用(恐らく)から4話用に書き換えなければならず、

お蔵入りの可能性もあった本作…

視聴前は「夏ドラマ枠」で、ランキングの対象にも入れて〜…と、

他のドラマと同じように扱って良いのかも考えましたが、そんな不安は野暮でしたね。

二人の物語は私たちの見えない所で、今後も続いていくのだろうと思える締めも「良き」でした。

 

で、前回でも触れた「変更前の脚本を読んでみたい」の件ですが…

なんと!未放送分を含む全話シナリオ収録の公式シナリオブックが

発売されるそうなんですよ !!

↓ソースはTwitterから

 

この情報を知って、早速ポチっとしました。

発売されるまで少し時間がありますが、

それぞれの登場人物の声を脳内で再生しながら読めるのが今から楽しみです…!

 

 

 

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おカネの切れ目が恋のはじまり 3話 感想|ピュアピュアな世界観に笑い泣き

 

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ああ〜もう、泣いたり笑ったり忙しい…。

終盤になるにつれていろんな想いが交錯するよう。

 

「少し綻びがあった方が、人間らしくて素敵です」

玲子(松岡茉優)のこの台詞、真理だと思うんですよね。

こうでもないああでもないと自分を完璧に見せようとするよりも、

彼女のように15年間分の妄想や悔しさを遠慮なく吐き出せて

"弱み"を見せて行った方が、乗り越えられる力も大きいのかもしれない。

ドラマと現実を重ねちゃ行けないとは分かっていながらも、

慶太…三浦春馬さんにも届いていたらなぁ…と考えてしまう。

日常の支柱を突然失う事はこの世の終わりでもある。

人生の半分も早乙女さんを推して来たのに!と号泣する玲子が、

同じくらい熱い気持ちで今まで推し続けてきたファンと重なっちゃって、

貰い泣きせざるを得なかったです(泣)

 

キスシーンも、個人的に見てきたのは「つい見惚れてしまう美しいキス」か

「恥ずかしくて目を逸らしたくなるほどの初々しいキス」のどちらかが多い中、

あまりにもナチュラルで、可愛い!この2人が愛おし過ぎる!!と感じられたのも、

ブコメでは新たな発見だったかも。

回を増すごとに少年と少女みたいになるんですよねぇ。

で、やっぱり主題歌が良い仕事してるんですよ。

慶太の元気いっぱいな励まし方も含めて、画面全体がピュアで溢れまくっててまた泣ける。

 

諸々の事情関係なしに、ここまで普通に面白く見られる作品なのだから、

予定通りだったらどんなに良いものになっていただろうかと考えずにはいられませんね。

今回の内容は全10話だとすると…折り返し地点なんでしょうか。

それだけに最終回がどうなるのかがますます読めない。

変更前の脚本、発売なんて事にならないかなぁ…。読んでみたい。買わせて下さい。

 

 

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おカネの切れ目が恋のはじまり 2話 感想|"じれキュン"っぽくなってきたぞ〜

 

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う、うわ〜〜〜〜〜…これが"じれキュン"ってやつですかぁ…。

前回は「え?主題歌はミスチル?」と思っていたのに、今回のラストに凄くハマってる。

玲子(松岡茉優)を喜ばせるために自分で猿の絵を描いた小皿を

プレゼントしようとしている慶太(三浦春馬)の純粋さと合致し過ぎていて怖い。

レモンみたいに甘酸っぱくて可愛らしいメロディなのに、しんみり切なくさせるんですよ…

今まで玲子の事を異性として見ていなかった早乙女(三浦翔平)が

いきなり近づこうとする展開は「ザ・ラブコメ!」感満載なんですけど、

そんな漫画っぽい設定が来てもワクワクしてしまいます。

 

慶太には"まだ"玲子への恋愛感情はないんですよね。おカネの師匠と弟子みたいな感覚。

でも、前半では慶太が早乙女に対して「玲子の事どう思ってるんですか?」と

直球な言葉を投げかけるくだりが、

後半では玲子が元カノのまりあ(星蘭ひとみ)に、

今彼と付き合ってみての本音を出させようとする。

この2点を踏まえると、2人は相性悪いように見えて

実は「困っている人を放っておけない、助けてあげたい」という意味では

案外価値観が合うのかもしれない?と視聴者に少し期待させる

話運びが上手いなぁと思います。

"共通点"をしれっと描いているから、

結局渡す事の出来なかった=想いを届けられなかった時の慶太の心境を思うと

焦ったくなっちゃうんですよねぇ。

 

お金は「消費」「浪費」「投資」の3種類に分けると、

自分が今使おうとしているお金がどれに当てはまるのかが分かり、

偏っているものを減らす事で節約にも繋がる…といった

タメになる台詞が織り込まれているのも良いですね。

しかし、決して「お金」と「恋愛」が分断されているっていう訳でもなく、

無駄だと分かっていてもこれまで"相手のために"やってきた行為が

ゼロになってしまうのは認めたくない…というわがままな感情を

「浪費」と結びつけて、ラブコメとして消化出来ている所も魅力的だと思います。

 

前回は話自体にどうしても既視感ばかりが先行しまいましたが、

今回は"じれキュン"とうたうに相応しい内容になっていた印象がありました。

で、もう残り2話なんですね…どこらへんから改変しているのかなぁ。

 

 

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おカネの切れ目が恋のはじまり 1話 感想|言葉遊びが実に「良き」

 

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何かとニカッと口をいっぱい伸ばして笑う猿渡(三浦春馬)が

本当におバカさんで、でもどことなく放っておけない愛されボンボンに映るから、

"猿渡"というキャラクターとしてフラットに見る事が出来た…と思っていたんですが、

やはり、見終わった時に一気に襲ってきますよね。「どうして」っていう虚無感が(泣)

 

開始5分も経たずにこれは面白そうだと感じて、

最後までその感覚は途切れる事ない仕上がりだったから、

全10話だったらどんな内容になっていたのかな?なんてつい考えてしまいます。

ああいかんいかん。本人はあくまでも"役"を演じ切っているのだから、

誠意に応えて、一つの作品として感想を書かねば…ですね。

 

さて、気持ちを切り替えて、内容の方はと言いますと…

「これは経費で落ちません!」を視聴した事があるかないかで

本作に対する新鮮味は結構違って来そうです。

私は視聴済なので、経理部の設定、非売品をフリマアプリで売ってしまう展開、

そしてほんのり恋愛を匂わせるオチなど色々と既視感を覚えてしまったのですが。

その代わりに、ノリノリな演出や言葉遊びの"クセの強さ"で

本作らしさを築いていくのではないかなぁという淡い期待もしています。

良いですよね。「ほころび」「良き」「お金と仲良く」。

九鬼(松岡茉優)の慎ましい性格を象徴したかのような台詞に

クスッとさせられる感じが好き。

 

個性豊かな経理部のメンバー設定も似てると言えば似てるんですけど、

各ポジションと中の人のキャラクターの組み合わせに無理のないキャスティング。

TBSドラマには必ず芸人が起用されているイメージでも、

アインシュタインの稲田さんは中々良い味を出しそう。

 

父に信用されたいくだり、自分の作りたいおもちゃを実現させるという夢、引っ越し、

更に本筋の「無事に営業部に返り咲けるのか」「九鬼と結ばれてしまうのか」と、

猿渡に関する伏線がかなりある印象でしたが、

残り3話でどうやってまとめて行くつもりなのか…そこも見所ですね。

 

基本的には辛気臭い雰囲気にはならないようで、少し安心しました。

春馬さんに別れを惜しみつつも、あまり気負わず、

「ラブかもしれないコメディ」を楽しみます!

 

 

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