2019年秋ドラマ-期待度・総括一覧

2019年 秋ドラマ 総括|変人だらけのクールも、明暗分かれる結果に

 

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どうも、りんころです。

毎度おなじみ、今期見た秋ドラマ20作品のランキング付けです。

年間ランキングもあるし、今年もあと1日で終わっちゃうので…

ざっくりと発表していきます!(と言いつつやっぱり長くなる ←最早定期かもしれない)

 

ちなみに、視聴前に付けた期待度ランキングはこんな感じ↓

1位 シャーロック(フジ・月9)

2位 時効警察はじめました(テレ朝・金11)

3位 死役所(テレ東・水深夜)

4位 ミス・ジコチョー 〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜(NHK総合・金10)

5位 まだ結婚できない男(フジ・火9)

あらら、TOP5の中にどれも入っていない…(ちなみに最高順位は7位)

期待していた作品がそこまで…で、逆に、思った以上に面白い!という作品が

自分の中では多かったみたいです。

 

ここから下は、あくまでも個人的なランキングです!!

下に行くほど褒めるだけでないコメントも出てきます。

(そして、全部のランキング付けと振り返りをしただけあって、

ボリューム大な記事となってます。お時間のある方にオススメ。)

ではでは…

 

 

2019年 秋ドラマ ランキング

 

視聴した20作品の順位を発表していきます。

※上から
順位 タイトル(放送局・曜日・時間)視聴前期待度(最大:★5つ)
という構成になっております。

感想記事のリンクも貼ってあるので、詳しい内容を見たい!という方は、よろしければ。

 

1位 最優秀作品賞

G線上のあなたと私(TBS・火曜22時)★★★

 

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恋愛を取り扱ったドラマといえば、若者受けを狙った胸キュン優先のラブコメや、

昔の月9かのようなトレンディ感の残る、言わば既視感のある設定の作品ばかりの昨今で、

本作は新たな可能性を提示してくれました。

 

偶然ライバルに出会う展開、手繋ぎ、壁ドンなど、

確かに「ザ・恋愛要素」は盛り込まれていたものの。

それでもこの世界の登場人物が愛しい、応援したいと思えたのは、

嫉妬、刺激、挫折…といった日常で誰しもが経験するであろう出来事をベースとし、

そこから恋愛に発展するかもしれない…という絡め方が

丁寧だったからだと考えています。

 

ドラマや本に終わりはあっても、

自身が生きて行く上で差し掛かるターニングポイントに終わりはない。

しかし、どんなに辛い事が待っていたとしても

「好き」という気持ちでい続ければ前に進める。

 

そんな人生の荒波を、クスッとさせられる会話劇も交えながら

優しく、温かく描いてくれた作品でした。

見終わった後に勇気づけられる作品に出会えた事、本当に嬉しく思います。

 

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2位 優秀作品賞

俺の話は長い(日本テレビ・土曜22時)★★★

 

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題材がホームドラマである事、30分×2本構成という斬新な試みから、

最初は「令和版サザエさん」のような作りになっていくのかな?と思いましたが。

その予想を飛び越え、昔ながらの懐かしい下町的世界観に

現代家族の世相の反映という対比が効いた、妙な味わい深さが残る作品でした。

 

1位の「G線上」と同じく、こちらも会話劇が心地良く、

1つ1つの台詞にツッコみきれないくらい、たくさん笑わせられました。

しかし、年齢や経験を重ねれば重ねるほど、どの登場人物の目線になって見てしまうか?

どんな風にその人の想いを受け取るのか?が世代ごとに異なってくる訳で、

笑わせられつつも実は考えさせられる…という意味では、

小さい子供から大人まで、老若男女が楽しめる土曜の夜には

最適過ぎるコンセプトだったんじゃないでしょうか。

 

満が生田斗真さんじゃなかったら、春海が清原果耶さんじゃなかったら、

綾子が小池栄子さんじゃなかったら…本作の面白さもかなり違っていた事でしょう。

自然体な演技で魅せる、実力派俳優・女優によるやり取りの上手さも光りました。

スペシャルでも良いから、また同じキャストでお会いしたいです。

 

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3位 作品賞

少年寅次郎(NHK総合・土曜21時)★★★

  

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男はつらいよ」シリーズは、名前を知っているだけで全く見た事はなかったので、

そんな私でも楽しめるのかなぁ…?というほんの不安を抱えたまま見始めましたが、

「家族愛」を描く1本の作品として成立していると思わせられる程の

満足感を味わう事が出来ました。

 

本作の最大の功績はやはり、寅次郎を演じた藤原颯音くんと井上優吏くんの

配役の上手さにあり、

この2人でなければ、寅次郎の目線に立って感情移入してしまう事も

少なかったかもしれません。

プロの役者という訳ではなく、子供らしいあどけなさが残っている所が

逆にリアルに感じられて良かったですし、

そこに慈悲に満ちた聖母のような井上真央さんの佇まいが

見事にマッチングした作品となりました。

 

ドラマチックな演出で魅せる作品、

SNSや詐欺など現代に沿った社会派作品などが増えている分、

本作の、学校の廊下に立たされる、げんこつ、といった昭和らしさ全開の世界観には

新鮮さが感じられた気がします。

何気ない日常でもクスッとさせられる温かさ。どこかニクめない車屋の人々。

岡田惠和さんが得意とする作風の真骨頂が発揮された一品でした。

 

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4位

おいしい給食(テレビ神奈川 他・木曜23時)(-)

 

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こちらは感想は全然書いていませんでしたが、最終回まで楽しく視聴しました。

 

「ROOKIES」でのヤンキーな役で市原隼人さんを知った私にとっては、

本作での甘利田先生はある意味衝撃的な出会いでした(笑)

(次点は、「明日の君がもっと好き」での三味線ファイヤーな主人公w)

給食の歴史について心の中で熱弁したり、表情豊かに味わったり、

校歌を歌う時にノリノリで腕を振ったりする役をやられるなんて誰が想像していた事か。

もうね、甘利田先生のシュールな動きを見ているだけでお腹痛いのに、

毎回自分の発案した斜め上の食べ方を見せつける神野くんの賢さが

また面白過ぎるんですよねぇ…

 

しかし、ただ笑って終われるコメディという訳ではなく、

「日常の根幹は食にあり」というメッセージも込められていました。

当たり前に出される給食=食事でも、コミュニケーションを生み出す存在として

それが如何に価値のあるものであったかを

(しかも、大人になって懐かしみながら見るから尚更)、

給食をこよなく愛する二人が関係を築いていく過程を通して考えさせられ、

見終わった後は思わず感謝したくなってしまう余韻もありました。

 

学園ドラマのジャンルで「給食」という学校生活ならではのイベントに特化した

アプローチの仕方も革新的で、

地上波では真似出来ない、視聴率に囚われない地方局制作だからこその

自由さが活きた作品として、記憶に残りそうです。

 

 

5位

グランメゾン東京(TBS・日曜21時)★★★

 

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「A LIFE」「BG」と、豪華なキャストを揃えただけの

主人公上げ周り下げの作風が顕著な印象があったキムタクドラマでしたが、

本作は良い意味で裏切られました。

 

どん底から這い上がるため、仲間を集めて夢を叶えるまでのサクセスストーリーは

日曜劇場では王道中の王道。

引き抜きや裏切り、分かりやすい悪役の存在など、

シナリオや設定自体は従来の池井戸班の作品と特に変わり映えはなく、

それだけなら「またいつもの暑苦しい流れか」とお腹いっぱいになりそうなものを。

そこに木村拓哉さんの強みである「画面の引きつけ力」を適度なタイミングで絡ませ、

最終的に両者のいいとこ取りをした、

食べ合わせの良い作品に仕上がっていたのがお見事でした。

 

木村拓哉さんを、あえて脇役を引き立たせるサポート役に徹底させた事。

ヒロイン役に、柔らかでありつつも芯の通った佇まいをも併せ持つ鈴木京香さん、

影のまとめ役を演じさせるには安定感のある沢村一樹さんのキャスティングなど、

プロデューサーの企画力が勝った作品だったと思います。

 

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6位

リカ(フジテレビ・土曜23時40分)★★★

 

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もう平常心では高岡早紀さんを見られないほどの、

怪演!怪演!!怪演!!!のオンパレードで視聴者を圧倒しまくった作品でした。

 

正直言うと、第一部の方が遥かに衝撃度は高かったものの、

それでも最後まで満足出来たのは、主人公の過去を1話分使って共感を煽らず、

翻弄されていく登場人物と共に「怖い」というイメージを持たせ続けた

エンターテインメント的作りで徹底させていたからかもしれません。

 

「28歳のリカです」「チッ」「…死ねばいい」 から始まり、

ハーバリウムターミネーターリカや自作クソコラ家族写真など

数々の名台詞や名シーンを残してくれました。

 

その中でも、個人的にツボに入った自作クソコラ家族写真の画像を

最後に貼らせていただきます。

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もしこれがオリジナルだったら、考えた人がセンスあり過ぎですよねぇ(笑)

 

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7位

死役所(テレビ東京・水曜24時12分)★★★★

 

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前半でミチルの詮索パートと死者の1話完結パートを同時進行させてしまったが為に、

後者の手厚い「人間ドラマ」の物語を堪能出来る機会が十分になかった事、

そして、最終回ではそれが響き、書きたい内容を書き切れてないと察せられる程の

構成力の弱さが、何とも残り惜しい作品ではありました。

 

しかし、ドラマチックに死者とその家族を会わせる感動展開は一切排除し、

エピソード自体は死に関する壮絶な過去を取り扱いながらも、

あくまでも「死は案外呆気なく訪れてくる」を貫き通した

淡々とした作りにとても好感が持てました。

 

ミチル自体は死役所の人々を引っ掻き回す存在だったので、

あまり好きにはなれませんでしたが、

彼女のように「しょうもない理由」で若い内から命を絶ってしまった人も

多くいるんじゃないかとも思わされます。

 

様々な「死の形」を覗かせてもらった作品。

近いうちに、続編でまたお会いしたいです。

 

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8位

時効警察はじめました(テレビ朝日・金曜23時15分)★★★★

 

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予習しようと思っていた前シリーズは残念ながらほとんど見きれなかったものの、

今シリーズ単体で考えれば、脚本家それぞれの独自性は残しつつも

神秘的な世界観にはブレがなかった点、

そして深夜にしては凝っているミステリー要素も含めて

割と完成度は高い作品だったんじゃないかと思います。

熱狂的なファンがいるのもよく分かる。

 

向井理さんや松重豊さん、山崎賢人さんや中島美嘉など

ゲストは深夜ドラマには勿体無いくらい豪華でしたが、

ただゲストの演技で魅せるだけでなく、

肩の力を抜いて笑わされる時効警察課でのやり取り、シュールな小ネタやトリックなど

全方位で充実した1時間を過ごす事が出来ました。

 

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9位

孤独のグルメ Season8(テレビ東京・金曜24時12分)★★★

 

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前シリーズから視聴し始めた本作。

前と比べると、店を決めるまでの流れが早かったり、食べる量が若干減っていたりと

変化が感じられたように思いましたが、

その代わり、街並みや店の内観を引きの画面でじっくりと見せてくれる演出が増え、

進化した「孤独のグルメ」として形を残せたんじゃないでしょうか。

 

個人的に一番行ってみたいと思えたお店は、

4話での大きなパンケーキのお店と、9話のインドカレーのお店。

9話に関しては、実はチラッと映った「なぜそばにラー油を…」という店は

かつて行った事があり、まさか隣にあんなに美味しそうなカレー屋があるとは…と

良い情報を得た気分でした(笑)

 

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10位

まだ結婚できない男(フジテレビ・火曜21時)★★★★

 

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正直言っちゃうと、桑野さんのキャラクターが面白くてこの順位です(キッパリ)

 

13年ぶりというブランクを全く感じさせない阿部寛さんの曲者っぷりの演技が素晴らしく、

それだけ笑わせられるシーンも多くて、

全体的には1時間があっという間に感じた作品ではありましたが。

内容の方は、前作の女性陣のキャラクターをそのまま配置換えした

所謂「二番煎じ」感は否めず、

一応現代らしく「セカンドステージ」「結婚観の違い」を取り入れてはみたものの、

結局同窓会的ノリで打ち消されて、

今の時代にわざわざ続編として作られるべき作品であったのか?は

中途半端なまま終わってしまったのが残念でした。

 

前作が名作だと、続編を作るハードルもかなり高くなり、

余程の脚本力がないと「前の方が面白かった」と言われる事も多くなります。

本作は、まさにその典型的な例を見た作品でした。

 

せめて隣人は、今期の某水10のような新婚夫婦とかに変更して、

恋愛に全く絡まない一息つかせる立場にしてみても良かったんじゃないでしょうか。

 

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以下は、ちょっとだけ簡単に。

10位まで見られれば良い!ノミネート賞の方を見たい!という方は、

こちらを押すと「超個人的なノミネート賞」のページに飛びます。

 

 

11位

生田家の朝(日本テレビ・月〜金曜7時50分頃)★★★

 

てっきり全20話だと思い込んでいたので、途中からガラッと「緑山家の朝」に

変わってしまったのには寂しさがありましたが、

プロデューサーも狙っていたように、ZIP!と繋がっていたオチや

生田家の生活をテレビで見る夫婦…など、所々に施されるサプライズは面白く、

マンネリを感じさせない作りにしようという意気込みは確かに感じられた作品でした。

 

前シリーズなら「出来事」、

今シリーズなら「モノ・コト」に特化させた印象のある本作ですが、

エピソード自体も前作に負けず劣らず、ツッコミながら楽しく見られました。

来年また続編をやるとしたら、違う季節での生田家の日常を見てみたいです。

 

 

12位

緑山家の朝(日本テレビ・月〜金曜7時50分頃)(-) 

 

こちらは「生田家の朝」よりもシュールさに磨きがかかっていて、

ああ、なんかバカリズムさんらしい作品だなぁという印象を持ちました。

 

生田家と違って二人暮らし(夫婦だけ)なので、職業はサラッと紹介していたものの

二人が今どんな日常を過ごしているのか?はあまり見えてこない感じではありましたが、

これはこれで「近所の家をチラッと見る」くらいの感覚で

アリなんじゃないかなぁと思います。

 

 

13位

ひとりキャンプで食って寝る(テレビ東京・金曜24時52分)★★★

 

ひとりと言いながら毎回誰かとの出会いはあるし、

食べたい物があっても結局は食べられないまま終わったりもする。

思うようには行かない日々だけど、その「思うようには」の中には

案外心が救われる出来事があったりもする…

キャンプを通してそんな「人生そのもの」を映してみせた作品でした。

 

内容自体はドラマっぽくはなく、主人公が何かしている様子を

ただ淡々と見せる作りではありましたが、

この人の日常はこれからもこうやって続いて行くんだろうなぁ…と思わせられる

締め方も「らしい」感じで良かったです。

 

実験的な遊び心溢れる劇伴も、食べ物に火が通った時のカットも、

キャンパー同士で語り合っているのをじっくり映す映像も、どれもお気に入りでした。

 

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14位

ミス・ジコチョー 〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜

NHK総合・金曜22時)★★★★

 

高齢者運転の回や団地付き合いの回、長時間労働の回など、

現代社会を用いたエピソードで考えさせられる時もありましたが、

全体的には「失敗学」の引き出しが少なかったのかな?という印象の残る

作品となってしまいました。

事件の結末自体もちょっと弱いのがちらほら見受けられたし…

 

「私、失敗しちゃった」と言う主人公を演じる松雪泰子さんには愛着が持てましたが、

個人的に期待していたほどハマる事はなかったのは、

実証をするシーンでの研究員の軽さや、テレビ朝日ドラマのような雰囲気に既視感を覚え、

その2つが最後まで引っかかってしまった…というのがあるのかもしれません。

 

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15位

左ききのエレン(TBS・火曜25時28分)(-)

 

光一に近い年齢である事、同じような職業であるという事から、

彼の成長物語としては身につまされる部分もあり面白く見られましたが、

肝心のエレンの話は最後まで謎めいていた印象で、

個人的には、そちらにはあまり興味が持てないまま終わってしまいました。

 

営業マンの回も、9話辺りでの宣伝部長と会議で関わる回にも

グッと来るものがあったので、エレンを絡めず

広告代理店を舞台に、もがきながらも自分の居場所を確立させていく群像劇として

このドラマを見たかった気がします。

 

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16位

シャーロック(フジテレビ・月曜21時)★★★★

 

OPの見せ方がカッコイイ!飄々とした佇まいのおディーンさんがカッコイイ!

映像も劇伴もカッコイイ!と、そんなカッコイイ尽くしで見終えてしまった感じでした。

 

肝心の内容の方は、時々トリッキーな作りで楽しませてくれた回もあったものの、

ミステリーの醍醐味である「そこにヒントが隠されていたのか!」という驚きも、

ディーンさん×太田Pのタッグが共通点の「モンテ・クリスト伯」「レ・ミゼラブル」で

見せた人間模様の深みも足りなかったのが残念です。

まぁ、原作が有名な小説なので、トリックも捻りが効いていて

Wで見応えのある作品になるんじゃないかという先入観を持ってしまった

部分もあるのかもしれませんが。

 

それでは、最後にご唱和下さい…

\結局守谷は誰やねん!/

 

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17位

同期のサクラ(日本テレビ・水曜22時)★★★

 

変わった主人公が仲間に喝を入れる展開、そしてファンタジーな世界観は、

遊川和彦さんが以前手がけた「ハケン占い師アタル」と同じフォーマットではあったものの。

本作の方は説教臭さが感じられないし、居場所を確立していく若者の物語として

応援したい気持ちにもさせられるなぁ…と好感を持って見ていたのですが…

1週空いてから、どうして同期達があんなに鬼畜になってしまったのか…(泣)

それだけが残念でなりませんでした。

うつ病を抱えている人には見せちゃダメ、絶対。

 

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18位

ドクターX 〜外科医・大門未知子〜(テレビ朝日・木曜21時)★★★

 

毎回ナレーションで「どこの医局にも属さないフリーランス」と

大門の事を紹介していましたが、

ただ東帝大病院に雇われているバイトにしか見えないのは気のせいでしょうか(汗)

 

初回で病院の改革をするほど、「この人、只者じゃないな」という感じを

新キャラのニコラスから匂わせていた割には、最終的には何もなかったかのように

チームで彼を手術して解決!で綺麗にまとめるのもなんだかなぁ〜。

キャストにお金かけて、変に力まなくても良かったんじゃない? 

 

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19位

おっさんずラブ -in the sky-(テレビ朝日・土曜23時15分)★★★

 

テレ朝がヒット作の続編を作ったら、こんな感じになるのね…という例を

見せられた作品でした。

 

色々モヤっとする所はあったけれど、極め付けは春田×黒澤機長のオチ。

二次創作物を漁ったり、映画に何回も足を運んだりするほどの熱狂的ファンでは

全然なかった私でも、最終まで見てきてガッカリさせられるくらいですから、

好んで見ていた方にとってはどう映ったんでしょうね。

 

恋愛描写すら雑に扱うんだったら、また続編をやろうなんて考えないで下さい…。

 

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20位

モトカレマニア(フジテレビ・木曜22時)★

 

ズレている所はあっても弾けようとしているのは伝わって、

2話までは好意的に見ていたんですがね…

あーあ、最初からこんなシリアスで散漫とした話だったらもっと早く切っていたのに、

なんで完走しちゃったんだろうと後悔する作品も随分久しぶりです(苦笑)

 

視聴率を見るに、もう打ち切りだと断定しますけど、

打ち切りになったからって保守的に走ろうとしてしまっては、

視聴者もスタッフもどちらも得はしませんよ。本当に。

 

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リタイアしたドラマ…

 

ハル 〜総合商社の女〜(テレビ東京・月曜22時)★★ 

 

3話まで視聴。家庭パートを増やす事で、

従来の再建物語と差別化しようと意図したのかもしれませんが、

別に不仲でもないのに何で離婚したんだろう?何で夫に子供の事を紹介しないんだろう?

というのが一々引っかかり、

「総合商社の女」よりも「よく分からない女」といった印象に(笑)

まぁ、仕事パートも前作と同じく、主人公の腕が不明瞭&アッサリ結末で

大して面白味がなかったんですけどね…。

 

 

4分間のマリーゴールド(TBS・金曜22時)★★ 

 

2話まで視聴。うーん…どうにも綺麗事なストーリーが引っかかって…

のめり込む事が出来ず「もう良いかな」と思って止めてしまいました。

映画だったら、もっと違っていたのかな。

 

 

ニッポンノワール –刑事Yの反乱–

日本テレビ・日曜22時30分)★★★ 

 

1話のみ視聴。最終回の数分だけチラッと見てみましたが、なんだそれ…ってなもんで。

未練残さずスッパリ止めてしまって正解だったと実感しました(笑)

机ドンドン、銃バンバン、警察達がギャーギャー…

あんなノリを日曜の夜に毎週見るとなると、きついですって。

 

                                           

超個人的なノミネート賞

 

主演男優賞 阿部寛(まだ結婚できない男 

13年ぶりというブランクを全く感じさせない、"桑野信介"という人物の日常が

画面の外でもそのまま続いていたんじゃないかと思わせられる程の

演技を見せてくださいました。

高身長で彫りが深い顔の造形だからこそ、得体の知れない感じが出てくるし、

その分実は人想いだったというギャップも大きい。

この役は阿部寛さんしか考えられません!片方の口角が上がった笑い方もツボでした。

 

 

主演女優賞 波瑠(G線上のあなたと私) /高岡早紀(リカ)

今までの出演作品はどれも、どことなくインテリ系で冷めた感じ…という印象が残る

役が多かった波瑠さんですが、

本作で初めて「感情」「ありのままの自分」を見せる役を演じ、

上手く脱皮出来たんじゃないかと思わされました。

メガネに涙を溜めて、会話の答えになってないような

グシャグシャな気持ちをぶつけるシーンは、今でも忘れられません。/

高岡早紀さんの方も、「こんな役がハマるんだ!」という新たな収穫を得られました。

ターミネーターリカなど体を張った演技も良かったですが、

周りの人々よりも瞬きの回数を減らす事で「異質感」を漂わせているような

些細な表情作りには女優魂を見せつけられ、感服させられました。

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助演男優賞 中川大志(G線上のあなたと私)

社会人の一歩手前の大学生だからこその、

しっかりしつつもまだ未熟さの残っているような年頃を

自然体に演じられていたと思います。

 

 

助演女優賞 清原果耶(俺の話は長い)/松下由樹(G線上のあなたと私)

「透明なゆりかご」から目を付けていた女優さんで、今回でやっとの受賞。

役の年頃に合わせた繊細でナイーブな佇まいを演じさせたら安定感があります。

ラジオで自分の投稿が読まれた時の落ち着きのない動き、ソワソワした手が好きでした。/

個人的に、松下由樹さんと言えば「ナースのお仕事」「朝はパン♪」の

イメージがありましたが、それらと肩を並べるくらいの存在感を残していたと思います。

也映子と理人を包み込んでくれるお母さんのような大らかさもあれば、

現実に打ちのめされそうになる弱さも見え隠れし、時に視聴者代表としてハッチャける…

様々な表情を堪能しました。楽しかったです。

 

 

新人賞 藤原颯音、井上優吏(少年寅次郎)

若かりし頃の寅さんだ!凄いな〜!という見た目の抜群さだけでなく、

「寅さんのモノマネしてる」とは感じさせない、子供ならではのあどけなさ、繊細さも

しっかり残した演技が良かったです。

  

 

主題歌賞 関ジャニ∞「友よ」(俺の話は長い)

人生賛歌として、背中を押してくれるような心強い曲に聴こえる時もあれば、

どこか哀愁の漂う切ない曲に聴こえる時もある…そんな2つの顔を見せてくれる曲は

最近のドラマの主題歌としてはかなり新鮮味がありました。

メンバー1人1人の魂の叫びが響き渡る名曲。

友よ (通常盤)

友よ (通常盤)

  • アーティスト:関ジャニ∞
  • 出版社/メーカー: インフィニティ・レコーズ
  • 発売日: 2019/11/27
  • メディア: CD
 

  

 

OP/ED映像賞 シャーロック OP

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(他の2つに合わせるため、「レストレード」の画像は反転させました)

画面に文字をペンで書くだけ…ではあるんですが、

それを美形のディーンさんにやらせるという発想をしたのがもう天才。

書いている姿をアップでまじまじと見られる…ああカッコイイ。

流れる曲もインスト的で世界観を邪魔しない感じも、またカッコイイ。

上の「ワトソン」「レストレード」のようにフェイントを効かせたり、

「メリー盛り上がりMas!」というサプライズ性も盛り込んだりと、

遊び心がある所も好みでした。

 

 

脚本賞 金子茂樹「俺の話は長い」

子供が自立してしまった親世代、未成年の子供を持つ親世代、学生世代、

挫折を味わった社会人世代など、それぞれの世代の心境を全て分かっているんじゃないかと

思わせられる登場人物の描写もさる事ながら。

重く真面目な作風にはせず、コメディの中にほんの真意もあるんだよ…という

落とし込み方をした脚本がお見事でした。

ギャグも日常のやり取りから生まれるものとして徹底していて、

「アイス食べたでしょ」「食べてない」誰もが経験したであろうこんな何気ない会話でも、

無理なく1本の話として成立させてしまう程の引き出しの多さにも驚かされました。

 

 

演出賞 塚原あゆ子山室大輔、青山貴洋「グランメゾン東京」

調理シーンでの、タイムラプスのような躍動感ある演出が好きでした。

料理を映すとなると「美味しそう」と思うものが多いですが、

本作はフランス料理という日本人には物珍しい所を活かし、

艶のある質感、鮮やかな色合いなどにフォーカスを当て、

1つの「芸術品」として魅力を引き立たせたカメラワークにも新鮮さを覚えました。

 

 

劇伴賞 菅野祐悟「シャーロック」 

これは完全に私の好みで、当時大好きだった「刑事ゆがみ」の劇伴に通ずるものが

あるなぁ…と感じられたため、ノミネートさせていただきました。

やはり、ミステリアスな世界観に合わせた曲を作られるのは

お得意なのかもしれませんね。

 

 

特別賞 タツオとおもち(まだ結婚できない男

今期1番の癒し枠でした♥ いつまでもお幸せに…

 

 

今期の振り返り…

 

今期はとにかく、「私、失敗しないので」で知名度のある木9の大門先生を筆頭に、

月9の獅子雄、火9の桑野さん、水10のサクラ、水深夜のシ村さん、

金10の真奈子さん、 金11の霧山さん、土10の満、土11の28歳リカ などなど、

変わり者が主人公の作品が結構揃っていた印象でした。

 

しかし、残念ながら、それら全てが満足に見終える事が出来たとは限らず、

最終的には作品自体の出来不出来の差が大きく開いてしまったのも確かです。

その原因としてはやはり「役者の演技、キャラに頼った話作り」にあるのかもしれません。

(ただし「リカ」は主人公の動きをメインに楽しむ作品なので、

私が今書きたい事とはズレてしまいますが。これは例外として捉えてください。)

 

視聴者を引き寄せるために主人公に個性を見出すのは良い事ですが、

それは結局の所「第一印象」にしかなりません。(ゲストの配役も然り。)

当たり前ですが、興味を持って引き続き見てくれるかどうかは

「充実した内容」「話の作り込み」が重要になってきます。

今期は勿論面白い作品はあったものの、

駆け足気味で中途半端な最終回が多発した事を踏まえると、

その2つが十分に伴っていない作品の方が多かったように思いました。

 

けれども、変わった主人公が共通点でありながらも、ジャンルも作風も重複する所はなく、

それぞれで独自のカラーを出していたのは良かったです。

 

 

*** 

 

以上、秋ドラマの総括でした。

来期も素敵な作品との出会いがあればな〜と思います。

 

閲覧ありがとうございました!

 

えっと、年間ランキングの件ですが…今年もあと1日なので

年内には多分終わらないと思います。いや、無理だと思ってください(笑)

なるべく早く上げたい気持ちではいます〜〜!

 


2019年 秋ドラマ 視聴リスト&期待度

 

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10/21:「グランメゾン東京」最新話をUPしました。

 

こんにちは、りんころです!

視聴予定の10月期のドラマを紹介して行こうと思います。

 

↓ の横の文字をクリックすると、そのページに飛べる仕組みになってます。

〜目次〜

2019年 秋ドラマ 視聴リスト&期待度

 1話は必ず視聴&感想を書くであろう全19作品の視聴リストです。

 作品概要やスタッフ情報も掲載しております。

番外編

 1クールで終わらない作品と地方局&BS作品の視聴リストです。

 また、ここで取り上げているものは感想を書かない可能性大です。

視聴未定なドラマ

 記事作成段階で、視聴しようか考え中のリストです。

まとめ

 秋ドラマの視聴リストだけを見たい方は、

 上の「まとめ」を押すことをお勧めします。

 

それでは、参りましょう〜。

 

           

2019年 秋ドラマ 視聴リスト&期待度

 

視聴予定の19作品と期待度を発表していきます。

※上から
タイトル/初回放送日/放送局/時間/視聴前期待度(最大:★5つ)
作品概要/コメント/主な出演者/スタッフ(脚本、演出etc)/
という構成になっております。

 

月曜日

     

シャーロック(10/7・フジテレビ・月曜21時)★★★★

 

誕生から130年が経った今、なお世界中で愛され続けている「シャーロック・ホームズ」が、 “令和の東京”を舞台にスリリングかつ痛快なテイストで映像化される。原作の魅力をそのままに、令和で “顔面最強、内面最狂!?” のバディが数々の難事件に立ち向かう!

 

ディーンさん×西谷演出×太田Pの組み合わせは

モンテ・クリスト伯」を彷彿とさせ、

更には推理もの×バディもの×西谷演出で「刑事ゆがみ」も彷彿とさせるという…

個人的には、発表された時点で気分がアガった作品。

(どちらも大好き過ぎる作品なので…(笑))

 

しかし、それだけでなく、あの有名な小説を「オリンピックを控える東京」と

大胆に設定を変えてきた所には興味があります。

このアレンジが、「シャーロックらしさ」を残しつつも

現代だからこそ作れる物語として反響を呼ぶかどうか…に注目ですね。

 

出演:ディーン・フジオカ、岩田剛典、佐々木蔵之介

脚本:井上由美子(「緊急取調室 シリーズ」「昼顔」「ハラスメントゲーム」)

演出:西谷弘(「モンテ・クリスト伯」「昼顔」「刑事ゆがみ」)

音楽:菅野祐悟(「刑事ゆがみ」「半分、青い。」「偽装不倫」)

プロデュース:太田大(「モンテ・クリスト伯」「レ・ミゼラブル ※SP」)

主題歌:DEAN FUJIOKA「Shelly」

原作 :アーナー・コナン・ドイルシャーロック・ホームズ』シリーズ

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/sherlock/

 

 

ハル〜総合商社の女〜(10/21・テレビ東京・月曜22時)★★

 

大手総合商社に勤めるシングルマザー・海原晴が、膨大な各部門や系列会社の諸問題を解決するために奮闘する姿を描く。 ラーメンからロケットまで、ありとあらゆるビジネスを取り扱う総合商社を舞台に、時には思いもよらない方法で解決への道を切り開いていく爽快ヒューマンドラマ。

 

主人公を女性に変えただけで、「企業の問題解決」とか「再建」とか

また似たような題材をやるのか感が否めず…う〜ん、今の段階ではあんまり惹かれません。

前クールの期待度にも書きましたけど、

「ハラスメントゲーム」みたいな楽しくてタメになる作品は出ないものか…(汗)

 

出演:中谷美紀藤木直人

脚本:龍居由佳里(「ストロベリーナイト」「越路吹雪物語」「あなたには渡さない」)

   本田隆朗 (「サイレント・ヴォイス」「わたし旦那をシェアしてた」)

演出:土方政人 (「謎解きはディナーのあとで」「ヘッドハンター」「SUITS」)

   都築淳一 (「心がポキっとね」「犯罪症候群」「後妻業」)

   三木茂  (「モンスターペアレント」「陰陽屋へようこそ」「大貧乏」)

音楽:ワンミュージック(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「向かいのバズる家族」)

チーフプロデューサー :浅野太  (「バイプレイヤーズ シリーズ」「リーガル・ハート」)

プロデューサー:稲田秀樹 (「リーガル・ハイ シリーズ」「原島浩美がモノ申す!」)

        戸石紀子 (「フジコ」「代償」「ミス・シャーロック」)

        栗原美和子(「美しき罠」「結婚相手は抽選で」「後妻業」)

        高田良平 (「新宿セブン」「大誘拐2018 ※SP」)

主題歌:wacci「Baton」

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/haru/

 

 

火曜日

     

まだ結婚できない男(10/8・フジテレビ・火曜21時)★★★★

 

偏屈×独善的×皮肉屋の建築家・桑野信介が、令和になってさらに進化!?「結婚できない男」から13年、続編として帰って来る!

 

再放送が始まったので、予習がてらに見始めた所ですが、

阿部寛さんの厄介で偏屈そう〜なキャラがとにかく面白過ぎます(笑)

続編も変わらないテイストで行ってくれたら嬉しいなぁと。

 

唯一気になる点としては、やはり「結婚観」に多様性が出てきている今の時代なので、

13年ぶりに帰ってきた本作がそこも上手く取り込み、

「現実と世界観の"ズレ"」を埋められるかどうか…ですかね。

 

出演:阿部寛、吉田羊、深川麻衣稲森いずみ

脚本:尾崎将也(「結婚できない男」「シグナル」「僕の初恋をキミに捧ぐ」)

演出:三宅喜重(「結婚できない男」「僕のヤバイ妻」「パーフェクトワールド」)

   小松隆志(「結婚できない男」「家政夫のミタゾノ シリーズ」「美しい隣人」)

   植田尚 (「結婚できない男「サキ」「ごめん、愛してる」)

音楽:仲西匡 (「結婚できない男」「黒服物語」「人生が楽しくなる幸せの法則」)

チーフプロデューサー :安藤和久 (「結婚できない男」「後妻業」)

        東城祐司 (「結婚できない男」「特命係長 只野仁 シリーズ」)

プロデューサー:米田孝  (「健康で文化的な最低限度の生活」「BRIDGE ※SP」)

        伊藤達哉 (「結婚できない男」「脳にスマホが埋められた!」)

        木曽貴美子(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「健康で文化的な〜」)

主題歌:持田香織「まだスイミー

公式サイト:https://www.ktv.jp/kekkondekinaiotoko/index.html

 

     

G線上のあなたと私(10/15・TBS・火曜22時)★★★

 

恋愛マンガの名手・いくえみ綾の人気漫画をドラマ化!「大人のバイオリン教室」で出会った、年齢も立場もバラバラな3人の男女が集まる舞台で繰り広げられる、悩める大人たちに向けた恋と友情の物語

 

あなたのことはそれほど」スタッフが再集結という事で

発表時点で既に話題を呼びましたが、

あらすじを読む限り(バイオリン=芸術の秋というのもあり…)

この季節らしい、しっとりとした作品になりそう。

 

個人的には「日常の中でのちょっとした勇気を与えられるような作品になる」

という文言に惹かれます。

 

出演:波瑠、中川大志松下由樹

脚本:安達奈緒子(「コード・ブルー3」「透明なゆりかご」「きのう何食べた?」)

演出:金子文紀 (「逃げ恥」「あなたのことはそれほど」「大恋愛」)

   竹村謙太郎(「あなたのことはそれほど」「アンナチュラル」「中学聖日記」)

   福田亮介 (「あなたのことはそれほど」「初めて恋をした日に読む話」)

音楽:末廣健一郎(「逃げるは恥だが役に立つ」「ストロベリーナイト・サーガ」)

   MAYUKO   (「逃げるは恥だが役に立つ」「メゾン・ド・ポリス」)

チーフプロデューサー :磯山晶(「ごめんね青春!」「きみが心に棲みついた」)

プロデューサー:佐藤敦司(「あなたのことはそれほど」「インハンド」)

主題歌:緑黄色社会「sabotage」

原作 :いくえみ綾『G線上のあなたと私』

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/gsenjou/

 

 

水曜日

   

同期のサクラ(10/9・日本テレビ・水曜22時)★★★

 

北の小さな離島から上京した主人公・サクラの夢は「故郷と本土を結ぶ橋を架けること」。どんな逆境にも自分を貫き、最初は冷めていた同期達をも巻き込んでいく、10年間の記録を描く。

 

火10が「あなそれ」スタッフなら、水10は「カホコ」スタッフが再集結。

過保護のカホコ」は高畑充希さんがとにかく愛らしい、応援したくなるようなキャラで、

彼女をますます好きになった きっかけとなる作品でもありました。

 

予告を見るとカホコに引けを取らず、サクラも個性的な主人公に映ります。

キャラを立てる作品づくりが得意なイメージのある遊川さんが、

今度はどんな主人公を作り上げるのか…楽しみです。

 

出演:高畑充希

脚本:遊川和彦 (「過保護のカホコ」「ハケン占い師アタル」)

演出:明石広人 (「過保護のカホコ」「獣になれない私たち」)

   南雲聖一 (「過保護のカホコ」「イノセンス」「偽装不倫」)

音楽:平井真美子(「過保護のカホコ」「ハケン占い師アタル」)

チーフプロデューサー :西憲彦 (「地味にスゴイ!」「家売るオンナの逆襲」「偽装不倫」)

プロデューサー:大平太 (「泣くな、はらちゃん」「〇〇妻」「過保護のカホコ」)

        田上リサ(「偽装の夫婦」「過保護のカホコ」「ハケン占い師アタル」)

主題歌:森山直太朗「さくら(二〇一九)」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/sakura2019/

 

 

死役所(10/16・テレビ東京・水曜24時12分)★★★★

 

“生と死”や“天国と地獄”といった深いテーマを、魅力ある個性的なキャラクターたちが、時に軽やかに、時に厳かに魅せる。考えさせられる人間ドラマとして大人の鑑賞に堪えうる、極上のエンターテイメント作品。

 

最近では、松岡昌宏さんと聞くと「ミタゾノ」の印象が強いので、

今度は本作で「ミステリアスで強烈な魅力を持つ主人公」を演じるのは、

ぴったりだと思わせるのには良い流れなのではないかなぁ、と。

 

それだけでなく、新進気鋭のクリエイターが原作の持つ「深く刺さる」作風を

どうやって映像化するのか…という点も興味深いです。

 

出演:松岡昌宏黒島結菜清原翔松本まりか、でんでん 他

脚本:政池洋佑(「天 天和通りの快男児」「絶対正義」)

   三浦希紗(「GHOSTTOWN ※SP」「わたし旦那をシェアしてた」)

   鳥丸棗 (作品不明)

監督:湯浅弘章(「ワカコ酒 シリーズ」「探偵が早すぎる」「わたし旦那をシェアしてた」)

   棚澤孝義(「半沢直樹」「大恋愛」「スパイラル〜町工場の奇跡〜」)

   酒井麻衣(「恋のツキ」「W県警の悲劇」「御曹司ボーイズ」)

   松本花奈(「平成物語 シリーズ」「恋のツキ」「ランウェイ24」)

   蔵方政俊(「あやしい彼女 ※映画」「リピート」「我が家のヒミツ」)

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー :山鹿達也(「三匹のおっさん シリーズ」「Iターン」)

プロデューサー:倉地雄大(「電影少女 -VIDEO GIRL- シリーズ」「天」)

        尾花典子(作品不明)

        平体雄二(「居酒屋ふじ」「バイバイ、ブラックバード」)

        瀬島翔 (「たまゆら」「なれない二人」※共に映画)

原作:あずみきし『死役所』

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/shiyakusho/

 

 

木曜日

     

ドクターX 〜外科医・大門未知子〜

(10/17・テレビ朝日・木曜21時)★★★

 

大ヒットドラマ「ドクターX」が 2年ぶりに帰って来る!失敗しない天才フリーランス外科医・大門未知子が再び日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」に現れ、「今世紀最大のコストカッター」との戦いに挑む姿が描かれる。

 

今までのシリーズは未視聴なので、今からでもついて行けるかなぁと迷いましたが。

第6シーズンまで放送する程面白い作品なのだと信じて、

とりあえず初回を見てみようと思います。

 

出演:米倉涼子遠藤憲一内田有紀

脚本:中園ミホ(「ドクターX シリーズ」「花子とアン」「西郷どん」)

   林誠人 (「ドクターX シリーズ」「ストロベリーナイト」「特捜9 2」)他

演出:田村直己(「ドクターX シリーズ」「未解決の女」「刑事ゼロ」)

   松田秀知(「ドクターX シリーズ」「遺産争族」「疑惑 ※SP」)

音楽:沢田完 (「ドクターX シリーズ」「奪い愛、冬」「あなたには渡さない」)

エグゼグティブプロデューサー:内山聖子(「ドクターX シリーズ」「家政夫のミタゾノ シリーズ」)

プロデューサー:大江達樹 (「ドクターX シリーズ」「スミカスミレ」「リーガルV」)

        峰島あゆみ(「ドクターX 3&SP(2016)」「リーガルV」)

        霜田一寿 (「ドクターX シリーズ」「遺産争族」「リーガルV」)

        大垣一穂 (「ドクターX シリーズ」「リーガルV」)

主題歌:P!NK「ソー・ホワット」

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x/#/?category=drama

 

    

モトカレマニア(10/17・フジテレビ・木曜22時)★

 

元カレの存在を引きずり、“モトカレマニア”になった女の子の混乱と暴走と試行錯誤の物語。元カレを引きずる女子はもちろん、恋愛で誰しもが感じる“あるある”をコミカルに描く“ざわざわ”ラブコメディーをお届けする。

 

取り扱う題材は違えど、どことなく「人の見た目は100パーセント」と

同じ匂いがするのは気のせいですかね…(汗)

なんか、女子ウケ狙いの作品が多かった以前の木曜劇場に戻りそうですね。

 

出演:新木優子高良健吾

脚本:坪田文 (「コウノドリ シリーズ」「半沢直樹」「HEAT」)

演出:並木道子(「最高の離婚」「セシルのもくろみ」「レ・ミゼラブル ※SP」)

   相沢秀幸(「貴族探偵」「グッド・ドクター」「トレース」)

プロデュース:草ヶ谷大輔(「民衆の敵」「コンフィデンスマンJP」「トレース」)

音楽 :田渕夏海 (「警視庁ゼロ係 シリーズ」「僕らは奇跡でできている」)

    中村巴奈重(「警視庁ゼロ係 シリーズ」「僕らは奇跡でできている」)

主題歌:超特急「Revival Love」

原作 :瀧波ユカリ『モトカレマニア』

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/motokaremania/

 

 

金曜日

   

ミス・ジコチョー 〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜

(10/18・NHK総合・金曜22時)★★★★

 

掟破りで自分勝手なヒロインが、事故の再発防止に役立てる学問を意味する「失敗学」を武器として、事故の背景に潜む人間模様や社会のひずみに切り込んでいくミステリー・エンターテインメント

 

聞き慣れない学問「失敗学」を扱うのは先鋭的で面白そうですし、

事故の再発を防ぐために主人公がどう動くのか…という点も、

視聴者にとっては身近で、考えさせられる作品にもなりそうな気がします。

 

出演:松雪泰子堀井新太須藤理彩

作 :八津弘幸 (「家政夫のミタゾノ シリーズ」「半沢直樹」「陸王」)

   徳尾浩司 (「おっさんずラブ」「チア☆ダン」「テレビ演劇 サクセス荘」)

   吉田真侑子(「陸王」「ヒモメン」「下町ロケット2」)

演出:福井充広(「全力離婚相談」「おんな城主 直虎」「ミストレス」)

   笠浦友愛(「おひさま」「この声をきみに」「炎上弁護人 ※SP」)

   家次勲 (「植物男子ベランダー シリーズ」「馬の骨 ※映画」)

音楽:眞鍋昭大(「明日の約束」「モンテ・クリスト伯」「白衣の戦士!」)

制作統括:小林大児(「ごちそうさん」「真田丸」「昭和元禄落語心中」)

     高橋練 (「チェイス 国税査察官」「まれ」「サギデカ」)

主題歌:[ALEXANDROS]「あまりにも素敵な夜だから」

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/drama/drama10/jikocho/

 

    

4分間のマリーゴールド(10/11・TBS・金曜22時)★★ ←リタイア

 

「視える」のに変えられない悲しい運命に立ち向かう救急救命士・みことと、悲しい運命を背負う沙羅の、禁断のラブストーリー。“生”と“死”に向き合う切ない愛の物語に、この秋、日本中が涙する。

  

これも、ジャンルは違えど「切ないラブストーリー」「余命僅かの恋人」

そして秋クールの放送である事も踏まえて、

「大恋愛」の時の感動を再び!感が漂うのは気のせいでしょうか。

 

スタッフは自分の好きな作品に携わった方々ばかりなんですけどねぇ…

命を扱って「この秋一番泣ける」とか言われると、ちょっと引くタチなもんで…(汗)

 

出演:福士蒼汰菜々緒

脚本:櫻井剛 (「マルモのおきて」「表参道高校合唱部!」「ルームロンダリング」)

演出:河野圭太(「マルモのおきて」「フリーター、家を買う。」「僕らは奇跡でできている」)

   城宝秀則(「フラジャイル」「メゾン・ド・ポリス」)

音楽:兼松衆 (「あなたには帰る家がある」「僕らは奇跡でできている」)

   櫻井美希(「限界団地」「僕らは奇跡でできている」)

プロデューサー:橋本芙美(「マルモのおきて」「メゾン・ド・ポリス」)

主題歌:平井堅「#302」

原作 :キリエ『4分間のマリーゴールド

公式サイト:http://www.tbs.co.jp/4mari/

  

 

時効警察はじめました(10/11・テレビ朝日・金曜23時15分)★★★★

 

伝説のコメディーミステリー『時効警察』が12年ぶりに復活!殺人事件の時効が廃止された今だからこそ、あの男が満を持して(!?)“趣味”の捜査を再開する。

  

こちらも予習がてらに見始めた所ですが、良いですねぇ…

ゆる〜い世界観、なのに劇伴は洒落てるとこ、好きです♪

人物の会話劇が面白いドラマは、大体信頼出来る説。

 

今作の脚本家は、福田雄一さん、田中眞一さん、小峯裕之さんも加わるという事で、

脚本家個々の特徴が出つつも、ますます深夜らしい遊び心が増えそうな気がしますね。

 

出演:オダギリジョー麻生久美子吉岡里帆

脚本・監督:三木聡(「時効警察 シリーズ」「変身インタビュアーの憂鬱」)

      大九明子(「勝手にふるえてろ ※映画」「イジューは岐阜と」)

脚本:福田雄一 (「勇者ヨシヒコ シリーズ」「今日から俺は!!」)

   田中眞一 (「警視庁いきもの係」「さすらい温泉♨︎遠藤憲一」)

   小峯裕之 (「家政夫のミタゾノ シリーズ」「ヒモメン」「砂の器(2019) ※SP」)

監督:今泉力哉 (「東京センチメンタル」「オー・マイ・ジャンプ!」)

   森ガキ侑大(「満島ひかり×江戸川乱歩 ※SP」「坂の途中の家」)

   塚本連平 (「お迎えデス。」「重要参考人探偵」「記憶捜査」)

音楽:坂口修  (「時効警察 シリーズ」「熱海の捜査官」)

ゼネラルプロデューサー:横地郁英(「不機嫌な果実」「ヒモメン」「セミオトコ」)

プロデューサー:大江達樹(「ドクターX シリーズ」「スミカスミレ」「リーガルV」)

        山本喜彦(「GTO(AKIRA版) シリーズ」「僕の初恋をキミに捧ぐ」)

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/jikou2019/#/?category=drama

 

     

孤独のグルメ Season8(10/4・テレビ東京・金曜24時12分)★★★

 

深夜ドラマの金字塔が 8シーズン目に突入!輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いたグルメドキュメンタリードラマ

  

食べ物の持つ色彩の魅力、しずる感、湯気のもわっと感、咀嚼音と…

何から何まで視聴者の心をガッツリ掴むドラマ。

今回も「美味しそう…」と呟きつつ、ゆったりと視聴しようと思います。

 

出演:松重豊久住昌之

脚本:田口佳宏(「孤独のグルメ シリーズ」「日本ボロ宿紀行」「背徳の夜食 ※SP」)

   児玉頼子(「孤独のグルメ シリーズ」「将棋めし」)

演出:井川尊史(「孤独のグルメ シリーズ」「昼のセント酒」)

   北畑龍一(「孤独のグルメ シリーズ(6,7)」)

   北尾賢人(作品不明)

音楽:久住昌之(「孤独のグルメ シリーズ」「花のズボラ飯」)

   ザ・スクリーントーンズ(「孤独のグルメ シリーズ」)

チーフプロデューサー :阿部真士(「きのう何食べた?」「Iターン」)

プロデューサー:小松幸敏(「孤独のグルメ Season7」「リーガル・ハート」)

        吉見健士(「孤独のグルメ シリーズ」「背徳の夜食 ※SP」)

        菊池武博(「孤独のグルメ シリーズ」「日本ボロ宿紀行」)

アソシエイトプロデューサー:川村庄子(「孤独のグルメ シリーズ」「ラストチャンス」)

原作:(作)久住昌之 (画)谷口ジロー孤独のグルメ

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume8/

 

  

ひとりキャンプで食って寝る

(10/18・テレビ東京・金曜24時52分)★★★

  

『ひとりキャンプ×食』をテーマにテレビ東京が誇る、グルメドラマの最新作が誕生!ひとりならではのキャンプと、キャンプの醍醐味でもある“食事”をテーマに、男女それぞれが気の赴くまま独自のキャンプを満喫する物語

 

木曜深夜のドラマもそうですけど、今期のテレ東、グルメドラマが多いですな(笑)

まぁそれくらい得意としてるとも言えますけども…

 

本作を視聴しようと思ったのは、単純に「企画が面白そうだなぁ」と。

キャンプを満喫する様子を、男女双方の視点で隔週交代形式で描く…って所が斬新。

 

出演:三浦貴大夏帆

脚本:冨永昌敬(「ディアスポリス -異邦警察-」「素敵なダイナマイトスキャンダル ※映画」)

   保坂大輔(「コードネームミラージュ」「Re:Mind」「ザンビ」)

   飯塚花笑(「ジャンクション29 ※映画」)

演出:冨永昌敬(「ディアスポリス -異邦警察-」「素敵なダイナマイトスキャンダル ※映画」)

   横浜聡子(「バイプレイヤーズ シリーズ」「神酒クリニックで乾杯を」)

音楽:荘子it (Dos Monos)(作品不明)

プロデューサー:大和健太郎(「セトウツミ」「デザイナー 渋井直人の休日」「サ道」)

        滝山直史 (「100万円の女たち」「デザイナー 渋井直人の休日」)

        横山蘭平 (「ディアスポリス」)

主題歌:Yogee New Waves「to the moon」

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/hitoricamp/

 

 

土曜日

       

少年寅次郎(10/19・NHK総合・土曜21時)★★★

 

国民的映画「男はつらいよ」の主人公といえば、誰もが知ってる車寅次郎。 その生みの親である山田洋次監督が、出生の秘密から、戦争をはさんだ悪ガキ時代、そして最愛の妹さくらに見送られて葛飾柴又の駅から旅立つまでの14年間をドラマ化する。

 

これは初回を見てみない事には分かりませんが、

岡田脚本らしい温かみのある作品になれば良いなぁと。

 

出演:井上真央、毎熊克哉、泉澤祐希

作 :岡田惠和 (「ひよっこ シリーズ」「この世界の片隅に」「セミオトコ」)

演出:本木一博 (「軍師官兵衛」「わろてんか」「ベトナムのひかり ※SP」)

   船谷純矢 (「ドクターカー」「癒されたい男」「歌舞伎町弁護人 凛花」)

   岡崎栄  (「遥かなる絆」「あさきゆめみし」「戦艦武蔵 ※SP」)

音楽:馬飼野康二(「忍たま乱太郎 シリーズ ※アニメ」「教師びんびん物語」)

制作統括:小松昌代(「花燃ゆ」「ぬけまいる」「夢食堂の料理人 ※SP」)

     高橋練 (「チェイス 国税査察官」「まれ」「サギデカ」)

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/drama/dodra/torajiro/

 

  

俺の話は長い(10/12・日本テレビ・土曜22時)★★★

 

30代でニート、親元にいる男子がざらに居る今の日本。「変わるのが怖い、しんどい」がゆえにヘリクツをこきまくるダメ男の奮闘や挫折やしょうもなさと、それに翻弄されながら絆を深めていく家族を笑いながら見守るコメディーホームドラマ

  

土曜に持ってこい!と言わんばかりの雰囲気を持つドラマが来ましたね。

30代でニートでも気軽に笑えるコメディとして成立するか?が気がかりですが、

「もみ消して冬」の金子脚本×中島演出なら、ある程度の面白さは確保出来るかと思います。

 

出演:生田斗真安田顕小池栄子

脚本:金子茂樹(「世界一難しい恋」「ボク、運命の人です。」「もみ消して冬」)

演出:中島悟 (「世界一難しい恋」「もみ消して冬」「ドロ刑」)他

音楽:得田真裕(「家売るオンナ シリーズ」「アンナチュラル」「監察医 朝顔」)

チーフプロデューサー  :池田健司(「ドロ刑」「イノセンス」「ボイス」)

プロデューサー :櫨山裕子(「世界一難しい恋」「もみ消して冬」「ゼロ」)

         秋元孝之(「世界一難しい恋」「もみ消して冬」「ゼロ」)

主題歌:関ジャニ∞「友よ」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/orebana/

 

  

おっさんずラブ -in the sky-(11/2・テレビ朝日・土曜23時15分)★★★

 

去年の春、視聴熱ランキングでは常に上位に入り、Twitterの世界トレンドでも1位になる程の大ヒットとなった本作。現在もなお、映画が上映された事でブームが冷めやらない状態だが、その勢いに乗り、秋クールに連続ドラマとして再び帰って来る!

 

こちらは文字のみの予告で続編が発表されただけなので、まだ掴めない状態ですが…

うーん、下旬にもなって正式に発表されないとなると、

やはり某主要人物の交渉に時間がかかってるって事なんでしょうかねぇ。

 

映画はまだ見てません。キャストが変わらなければ★星4つですし、

ネットニュースにある「男女入り乱れての〜」な作風になるとすれば

★星3つになると思います。

 

9/27追記:

正式に発表され、サイトも掲載されましたね。

やっぱり口説けなかったかぁ…はるたんと部長以外は

キャストもガラッと変わるみたいです。

全体的に若干焼き直しのように感じるんですが、どうでしょう?

 

出演:田中圭吉田鋼太郎千葉雄大、戸次重幸 他

脚本:徳尾浩司 (「おっさんずラブ」「チア☆ダン」「テレビ演劇 サクセス荘」)

演出:瑠東東一郎(「おっさんずラブ」「黒い十人の女」「探偵が早すぎる」)

   Yuki Saito  (「おっさんずラブ」「昼のセント酒」「私のおじさん」)

   山本大輔 (「おっさんずラブ」「民王」「オトナ高校」「サイン」)

音楽:河野伸(「おっさんずラブ」「重版出来!」「東京独身男子」)

エグゼグティブプロデューサー:桑田潔(「劇場版 おっさんずラブ」「相棒 シリーズ」)

ゼネラルプロデューサー   :三輪祐見子(「おっさんずラブ」「べしゃり暮らし」)

プロデューサー   :貴島彩理 (「おっさんずラブ」「私のおじさん」)

           神馬由季 (「おっさんずラブ」「DOCTORS シリーズ」)

           松野千鶴子(「おっさんずラブ」「DOCTORS シリーズ」)

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/ossanslove-inthesky/#/?category=drama

 

         

リカ(10/5・フジテレビ・土曜23時40分)★★★

 

「あなたはもう、私のもの」ー 職歴、年齢、住所、すべてを偽る主人公・リカは、愛する人を手に入れるためなら手段を選ばぬ狂気的なストーカー。新オトナの土ドラがお届けする作品は、純愛モンスターが暗躍するサイコスリラー!

  

単純に、土ドラ枠にはお似合いの、実況向きのサスペンスだと思って

初回を見てみるつもりです。

主人公のキャラが立ってると良いけども。

 

出演:高岡早紀小池徹平(第1部)、大谷亮平(第2部) 他

脚本:牟田桂子 (「碧の海 〜LONG SUMMER〜」「恋がヘタでも生きてます」)

   嶋田うれ葉(「スミカスミレ」「大全力失踪」「ベビーシッター・ギン!」)

演出:松木創 (「ノンママ白書」「警視庁いきもの係」「癒されたい男」)

   菊川誠 (「警視庁いきもの係」「人生が楽しくなる幸せの法則」)

   下向英樹(作品不明)

音楽:(「」「」「」)

企画:市野直親(「さくらの親子丼 シリーズ」「火の粉」「それぞれの断崖」)

企画・プロデュース:栗原美和子(「美しき罠」「結婚相手は抽選で」「後妻業」)

プロデューサー:河角直樹(「碧の海」「やすらぎの郷」「さくらの親子丼2」)

        芳川茜 (「デイジー・ラック」「メゾン・ド・ポリス」)

主題歌:倖田來未「STRIP」

原作 :五十嵐貴久『リハーサル』『リカ』

公式サイト:https://www.tokai-tv.com/rika/

 

 

日曜日

   

グランメゾン東京(10/20・TBS・日曜21時)★★★

 

木村拓哉が令和最初に挑むのは、 型破りなフランス料理シェフ!!慢心からすべてを失ったカリスマシェフが、世界最高の三つ星レストランを目指すという夢に再び向かう “大人の青春” をかけたヒューマンストーリー

  

まぁ…キャスト的にも脚本的にも、手堅く視聴率は取れるだろう…という印象。

天才役を長年演じられてきたキムタクが、本作でどれだけ「挫折を味わう姿」を

見せる事になるかに、注目していきたいです。

 

出演:木村拓哉鈴木京香

脚本:黒岩勉(「僕のヤバイ妻」「モンテ・クリスト伯」「メゾン・ド・ポリス」)

演出:塚原あゆ子(「リバース」「アンナチュラル」「グッドワイフ」)

   山室大輔 (「空飛ぶ広報室」「ごめんね青春!」「天皇の料理番」)

   青山貴洋 (「ブラックペアン」「下町ロケット(2018)」「インハンド」)

プロデューサー:伊與田英徳(「下町ロケット シリーズ」「陸王」「ノーサイド・ゲーム」)

        東仲恵吾 (「重版出来!」「99.9(2018)」「グッドワイフ」)

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/grandmaisontokyo/

 

     

ニッポンノワール−刑事Yの反乱−

(10/13・日本テレビ・日曜22時30分)★★★ ←リタイア

 

SNSで大きな話題を呼んだ「3年A組」から半年後が舞台となった本作。一人の刑事が巨悪に反乱を起こす、究極のアンストッパブル・ミステリーがここに開幕!

 

「3年A組」繋がりの作品。

個人的にはあまりハマれなかったので(理由はこちら)

半年後が描かれると聞いてちょっと不安ではあるんですが…

とりあえず、シリアスな作りに見せといて、緩いパートの挿入で

テンポがもたつく事がありませんように!!

(huluへ誘導する事に対するツッコミはもう諦めました(笑))

 

出演:賀来賢人広末涼子井浦新

脚本:武藤将吾(「家族ゲーム」「怪盗 山猫「3年A組」

演出:猪股隆一(「家売るオンナ シリーズ」「ボク、運命の人です。」「崖っぷちホテル!」)

音楽:松本晃彦(「怪盗 山猫」「崖っぷちホテル!」「3年A組」

チーフプロデューサー :西憲彦  (「地味にスゴイ!」「家売るオンナの逆襲」「偽装不倫」)

プロデューサー:福井雄太 (「怪盗 山猫」「ボク、運命の人です。」「3年A組」

        柳内久仁子(「家売るオンナ シリーズ」「崖っぷちホテル!」)

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/NNY/

 

                               

番外編

 

生田家の朝 2019秋(10/1・日本テレビ・月〜金曜7時50分頃)★★★

 

本作は、どこにでもいるフツーの家族の朝の話。お茶の間とテレビの中が合わせ鏡のように同じ時間軸で進む7分間。日常に起こる小さな事件…小さな幸せを描く。

 

この家族の日常を1年通して見てみたいな〜と当時は思っていましたが、

放送時期をずらして全20話の続編として帰ってくるとは!ちょっと嬉しいです。

「あるある〜!」と言いつつ、気軽に楽しみます。

 

出演:ユースケ・サンタマリア尾野真千子、関谷瑠紀、鳥越壮真

脚本:バカリズム(「生田家の朝」「素敵な選TAXI」「黒い十人の女」)

演出:狩山俊輔 (「生田家の朝」「ど根性ガエル」「俺のスカート、どこ行った?」)

   水野格(「サバイバル・ウェディング」「俺のスカート、どこ行った?」)

劇伴:岡出莉菜 (「たまゆら ※映画」「インベスターZ」)

チーフプロデューサー :池田健司(「生田家の朝」「ドロ刑」「イノセンス」「ボイス」)

プロデューサー:小田玲奈(「生田家の朝」「家売るオンナ シリーズ」「地味にスゴイ!」)

        鈴木香織(「生田家の朝」「東京タラレバ娘」「白衣の戦士!」)

        森雅弘 (「生田家の朝」「地味にスゴイ!」「偽装不倫」)

主題歌:福山雅治「いってらっしゃい」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/asadora/

 

 

スカーレット(9/30・NHK総合・月〜土曜8時)★★

 

大阪という大都会での暮らしと、個性豊かな下宿の人々との出会いによって成長してきた主人公・喜美子。信楽へ引っ越した喜美子は、地元の信楽焼に惹かれ、男性ばかりの陶芸の世界に飛び込む…大きな混乱が待ち受けながらも、自らの窯を開き、独自の信楽焼を見出していく物語。

  

朝ドラは長丁場だから、予告でいくら面白そうだと思っても

あんまり期待してはいかんのだと、最近では言い聞かせてる状態ですから…。

とにかく、続きが見たいという気持ちにさせられたら良いですよね。

 

出演:戸田恵梨香北村一輝富田靖子

作 :水橋文美江(「ホタルノヒカリ シリーズ」「母になる」「みかづき」)

演出:中島由貴 (「平清盛」「逃げる女」「アシガール」)

   佐藤譲  (「バケモノの子」「俺物語!!」「ちはやふる -結び-」※全て映画)他

制作統括:内田ゆき(「カーネーション」「ごちそうさん」「アシガール」)

プロデューサー:長谷知記(「八重の桜」「わろてんか」「不惑スクラム」)

主題歌:Superfly「フレア」

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/1000/310377.html

 

                                       

視聴未定なドラマ 

 

チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜

(10/3・日本テレビ・木曜23時59分)

 

極悪詐欺師たちをぶった切るニューヒロインが誕生!しかし、彼女も「売れないアイドル」であるという秘密を抱えていた…本作はそんな”嘘”が散りばめられた”嘘まみれ”の痛快エンターテインメントをお届けする。

 

キャストは割と良い所を押さえられてる感じなので…

初回は多分見るかな?どうしようかな〜?

 

出演:本田翼、金子大地、風間俊介

脚本:松本美弥子(「科捜研の女 シリーズ」「花にけだもの シリーズ」「正義のセ」)

   山下すばる(「1ページの恋」)他

監督:湯浅典子 (「ヒガンバナ シリーズ」「限界団地」「青春カレイドスコープ ※映画」)

   安見悟朗 (「将棋めし」「パフェちっく!」「神ちゅーんず」)他

音楽:吉俣良(「花にけだもの シリーズ」「不便な便利屋」「ごめん、愛してる」)

チーフプロデューサー :前西和成(「探偵が早すぎる」「わたし旦那をシェアしてた」)

プロデューサー:中山喬詞(「眠れぬ真珠 ※SP」「探偵が早すぎる」)

        髙石明彦(「花にけだもの シリーズ」「東野圭吾 手紙 ※SP」)

公式サイト:https://www.ytv.co.jp/cheat/

 

  

決してマネしないでください。

(10/26・NHK総合・土曜23時30分)

 

天才も人の子だし、恋に悩む時もある…工科医大を舞台に、主人公・掛田理の恋路をさまざまな科学実験や偉人のエピソード、理系大学のあるあるネタと絡めて描いたラブコメディ

 

いつもの如く、土曜の深夜ドラマは3本被っているので、

本作はこっちのコーナーに入れちゃいましたが…。

面白い作品続きの「よるドラ」枠なので、

今までとは異色でも、ただのラブコメではないんだろうと踏んでいます。

初回は見るかなぁ…?

(3本のどれか1本でも良いから、違う時間に異動して欲しい(切実))

 

出演:小瀧望、馬場ふみか、ラウール 他

脚本:土屋亮一(「ウレロ☆ シリーズ」「また来てマチコの、恋はもうたくさんよ」)

   福田晶平(「HiGH&LOW シリーズ」「また来てマチコの、恋はもうたくさんよ」)

   鎌田順也(作品不明)

演出:片桐健滋(「増山超能力師事務所」「ルームロンダリング」「きのう何食べた?」)

   榊英雄 (「まかない荘 シリーズ」「満願 第2夜 ※SP」「ぼくらのショウタイム」)

音楽:石塚徹(「ワカコ酒 シリーズ」「増山超能力師探偵事務所」「男の操」)

   Soma Genda   (「GOZEN -純恋の剣- ※映画」)

   Hayato Yamamoto(作品不明)

   Teje  (「アンダー・ユア・ベッド ※映画」)

制作統括:谷口卓敬(「男の操」「デイジー・ラック」「ベビーシッター・ギン!」)

     八木亜未(「まかない荘 シリーズ」「下剋上受験」「ぼくらのショウタイム」)

原作:蛇蔵『決してマネしないでください。』

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/drama/yoru/ketsumane/

 

                                      

まとめ

 

以下、視聴予定の19作品です。

 

・シャーロック(フジ・月9)

・ハル〜総合商社の女〜(テレ東・月10)

・まだ結婚できない男(フジ・火9)

・G線上のあなたと私(TBS・火10)

・同期のサクラ(日テレ・水10)

・死役所(テレ東・水深夜)

・ドクターX 〜外科医・大門未知子〜(テレ朝・木9)

・モトカレマニア(フジ・木10)

・ミス・ジコチョー 〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜(NHK総合・金10)

・4分間のマリーゴールド(TBS・金10)

時効警察はじめました(テレ朝・金11)

孤独のグルメ Season8(テレ東・金深夜)

・ひとりキャンプで食って寝る(テレ東・金深夜)

・少年寅次郎(NHK総合・土9)

・俺の話は長い(日テレ・土10)

おっさんずラブ Season2(テレ朝・土11)

・リカ(フジ・土11)

・グランメゾン東京(TBS・日9)

・ニッポンノワール –刑事Yの反乱–(日テレ・日10)

 

 

期待度ランキングをTOP5で付けるならば…

1位 シャーロック(フジ・月9)

2位 時効警察はじめました(テレ朝・金11)

3位 死役所(テレ東・水深夜)

4位 ミス・ジコチョー 〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜(NHK総合・金10)

5位 まだ結婚できない男(フジ・火9)

 

 

各ドラマに対する期待度のコーナーから読んでくださった方は

何を書くか薄々お気づきだと思いますが…

今期はとにかく「続編」「あのスタッフが再集結」な作品が多い!!

 

見る範囲内に関係なく、前者は「まだ結婚できない男」「相棒」「科捜研の女

「ドクターX」「カクホの女」「時効警察はじめました」「孤独のグルメ

おっさんずラブ」「生田家の朝」と9作品あるし(テレ朝は全部続編モノですなw)、

後者は「シャーロック(「モンクリ」スタッフ)」

「G線上のあなたと私(「あなそれ」スタッフ)」「同期のサクラ(「カホコ」スタッフ)」

「俺の話は長い(「もみ冬」スタッフ)」「ニッポンノワール(「3A」スタッフ)」と

5作品ある状態。

 

それに加えて、個人的に以前の某作品と似てる感じがする「ハル」「モトカレマニア」

「4分間のマリーゴールド」の3作品もとなると…

良くも悪くも手堅いクールで、

別の解釈をするなら、「当時あの作品を見てた」「あの作品の雰囲気が大好きだった」

視聴者を狙って作られた作品が多いクールでもあるのかな、と思います。

 

ちなみに、私自身の今後の感想記事の更新についての簡単なお知らせなのですが、

諸事情で生活スタイルが変わりまして、もしかしたら最後まで書き切れない作品や

更新が遅くなる作品が出てくるかもしれない…という事だけお伝えしておきます。

と言っても、今の段階では、更新に影響があるのは月曜だけですが。

(今後は月9か月10のどちらかを書こうと思っています)

また状況が変わりましたら、改めてお知らせするかと!

 

ではでは、個人的ヒット作が出て来れば良いなぁと願いつつ…

秋クールのドラマを楽しみに待ちましょう( ´∀`)