2022年02月一覧

冬ドラマの雑感いろいろ①〜愛しい嘘・ファイトソング・となりのチカラ〜

 

こんばんは〜!りんころです。

前回発表させていただいた記事に、直接でもTwitter上でも

多くの方々からの反応をいただき、

おお…こんなひよっこブログに…(泣)と感謝してもしきれません。

励ましのお言葉まで、本当にありがとうございます。

 

今はTwitterで雑感をなぐり書き感覚で残している日々を送っています。

ここで雑感集をたまに投稿するか、書きたい回だけ書くか…に加え、

来期以降は再度本格的に運営するのかどうかも

ドラマが出揃うなどして時間を置いてみないとまだ分からない状態なのですが、

とりあえず形は決めずに、投稿したくなったらするというスタンスで

しばらくはやっていこうかと思っております。

 

どうか、ご了承くださいませ。

そして、ふつつか者の私ですが、よろしくお願いいたします。

 

***

 

さて、不定期に投稿していく「雑感集」。

今回はこちらのラインナップになっております(時系列順)↓

※タイトルをクリックすると、そのページに飛びます。

・愛しい嘘 4話(※先週の内容です)

・ファイトソング 5話

・となりのチカラ 3話

え〜と、記事タイトルの通り、各々の感想はあまり長くはありません。そして雑です。

それでもよろしければ…

 

 

愛しい嘘〜優しい闇〜 4話(2/4放送分)

 

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やだ…バイキンメァンでしばらく笑えるww

徳重さん、楽しそうだなぁ...(笑)

 

でも、ラストシーンは警察官のお偉いさんにしては、迂闊過ぎやしないかね?

今のエレベーターって監視カメラがついてると思うんだけど、

あのフード被った服装でもお得意の解像度UPすれば顔は特定出来るだろうし、

包丁も見せてるから逮捕されるのも時間の問題ですよね?(苦笑)

 

そして、個人的にはずっと怪しさが抜けない雨宮くんが

ここで退場するとなると、ちょっと面食らう...。

中野くん説は嘘なのかな。

ここで一気に"あの真相"が明かされたとなると次回で本物が出てくるのか?

 

あざとさは強いけど笑っちゃうし、ついつい見ちゃう。

でも、ミステリー要素も恋愛要素もコメディホラー要素も

バランスよく描かれているなぁとは思ってます。

 

  

ファイトソング 5話(2/8放送分)

 

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これは個人的には、「1話と2話が至高!」状態から抜け出せなくてですね…。

視聴前は岡田先生の脚本とこの枠"らしさ"が上手くマリアージュする所に

期待を寄せていたんですが、3話以降…というか特に今回は

前者の登場人物を丁寧に描き上げる作風と

後者の演出のポップな軽さが噛み合っていないような気がしています。

何というか、漫画ちっくな展開や、ラブコメのテンプレートを押し付けている感じ。

 

そもそも論を言ってしまうと…無理やり三角関係にする必要性が感じられないんですよね。

挫折して心にぽっかり穴が開いた花枝を救ってくれたのは

慎吾と芦田の2人なのは事実であって。

どちらかを特別に…って訳ではなく、彼女にとっては生きていく上で

"どちらも"大切な存在だと思うんです(彼女の立場で勝手に考えるなら)。

もちろん、歌を作るというやり甲斐を花枝からもらった芦田も言わずもがな。

だから、その人に感謝している、好意を寄せているという意思を、

何も露骨に恋愛で示さなくても…

ちょっと好きかもな?程度の友情で進めていって欲しかったなぁ…というのが

私の現時点での正直な感想です。

 

展開にしても…花枝の空手を見て衝動に駆られた結果が

「彼女を応援したい」「彼女を応援する曲を作りたい」じゃなくて

「会いたい」なんだねぇ…。

好きな人の元に走っていく"あるある"、本作でもやっちゃうのかぁと。

 

元々この枠のラブコメが好きな方もいるし、

本作もラブコメだと割り切れば楽しめる部分もあるんでしょうけど。

味付け次第で物凄く刺さる作品になりそうなだけに、もどかしさを感じてしまうのです。

 

  

となりのチカラ(2/10放送分)

 

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技能実習生の女性のお話。

うーん…主人公を立たせるための流れだったのかもしれないけど、

今回に関しては同じ経験をした者としても"変化球"としても、

灯里がメインで活躍してチカラがサポート(脇役)に回る…

という内容にしてみても良かったんじゃなかろうか。

 

結局灯里のお陰で全てが解決するんだから…というのもそうなんですが、

せっかく社会派で繊細な題材を扱っている割には

表層的で終わってしまっているのが勿体ないんですよね。

 

あと、気になっているのは…構造が若干ワンパターンになりつつある所かなぁ。

基本的に近所の人の悩みに立ち入ってるのはチカラ1人だけで、

妻に怒られながらもほっとけない彼が最後にはむしゃくしゃして…で

終盤まで解決方法を引っ張っているような、そんな感じ。

コミュニティも広がってきた分、そろそろ近所の人々の介入も増やす形で

変化が欲しいかな?

 

 

ちなみに、ここに載せようと思っていた

「ゴシップ」「妻、小学生になる。」「DCU」の感想は

文字数がまあまあ多かったため、単独の記事として投稿させていただきました。

もしかしたら、雑感集と(長文だった場合)単独記事の二刀流でもありかも…?

 

 

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燃え尽き症候群、とうとう来ちゃったかも…です。

 

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こんばんは、りんころです。

Twitter検索エンジンにほんブログ村などからのご訪問、コメント、はてなスター

どれもどれも、本当にありがとうございます。

執筆する上で、大変励みになりました。

 

さて…この時点で「ん?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、

本題に入る前に、まずは個人的な想いを前置きとして書き残そうと思います。

 

私が当ブログを立ち上げたのは2018年10月ですが、

ドラマの感想自体は、Macに入っている「テキストエディット」というソフトを使う形で

2017年7月から書き始めておりました。

(今年の夏で5年経つから、本当はその時に言いたかったですが…)

ドラマに本格的に興味を持ち、いろんなドラマを見るようになったのは、

ある作品に影響を受けたというよりかは現実逃避に近くて(笑)

そして、私も感想を書いてみたい!と思い立ったきっかけは、

今はもう更新はありませんが、10年以上続けていらした某感想ブログサイトの存在でした。

 

10年以上続いている(た)だけでも尊敬すべき事なのに、

感想を拝読すると、どれもその方の人柄が見え隠れしていて、時々入るツッコミも心地良くて…。

元々上手く言葉で説明出来るタイプじゃない・思考力が浅い私でも、

この方のように考えをアウトプットして、

1つ1つのドラマの感想が頭の中で完結してしまわないように

"備忘録"としてその当時の感情込みで書き残したい。

あわよくば、共感して下さる方がいて、たまにでも気持ちの共有が出来たら…という思いで、

最終的に当ブログを立ち上げた次第です。

 

しかし、ここ最近…いや、数年前からぼんやりとある考えが浮かび上がっていました。

「ブログ、どうなんだろうなぁ…」と。

というのも、先ほど申し上げたすぐに言語化出来ない事に加えて、

時間の使い方も不器用な私は、平日も、特に休みの日になると

「早く感想上げなきゃなのに…」「待って下さっている読者さんもいるのに…」とか。

で、感想を上げたら上げたで「この感想で合ってるのかなぁ…」

「反響がいつもより少なかったって事は、的外れな内容書いちゃったかなぁ…」とか。

本来趣味でマイペースに楽しむはずが、いつの間にか"共感していただけるように"

書かなきゃいけないというプレッシャーに変わっていて、

私生活の7割くらいはブログとその数字で頭がいっぱいの日々を送ってしまっていたのです。

 

そして、1つの感想記事を書くのに時間と労力は付き物。

他のブロガーさんの記事を拝読していて、自分も書く立場になると、ますます実感する訳です。

だから、その日は強く印象に残る事はなくても、

こんなざっくりとした内容じゃ面白くないだろうからと、

この部分をもう少し肉付けして、別の言及もしてもうちょっと充実させよう…として

何とか"それなりに"見せようとはしていました。

 

それでもここまで続けて来られたのは、"良い"ドラマとの出会いがあったからで。

たとえ就寝時間を削る事になったとしても、日にちがかなりズレちゃったとしても、

各クールに1つや2つ、3つは「これ面白い!書きたい!!」と心が強く動かされる作品があって。

逆に「これツッコミたい!」「なんでモヤっとしたのか文章にして吐き出したい!」といった

ツッコミ甲斐のある作品もあって(笑)

ドラマに対する溢れんばかりの想いで、何とかやって来れたような気がしています。

 

ですが…今期は残念ながら、そんな心が動く作品がありません。

面白いものはあると言えばあるんですけど、"グッと来る"までは行かなくて、

感想を書く気が湧かないんです。

これがいわゆる、「燃え尽き症候群」ってやつですかね…。

 

そこで思いついたのは、ブログを一旦休んでみたらどうか?と。

一旦放置してみて、感想を書きたくなった回があったら書けば良いんだろうし。

前期の頃にたまにやっていた「雑感集」という形で

全部まとめて上げてみるのも良いんだろうし。

う〜ん、完全休止にする事は、今の所は最優先では考えていなくて…

アウトプットする機会がないと、ますます思考力と文章力が衰えそうですからね(苦笑)

最悪、雑感を残す用に作ったTwitterのアカウントをメインにするかもしれないし、

もしかしたら、来期で面白そうな作品があったら

ぼちぼちリハビリしつつ、通常運転に戻るかもしれません。

まぁ、いずれにせよ、今期については未定です…。

 

(わずかながらでも)感想を待って下さっている読者の皆さんには

突然このような形でお知らせする事になってしまい、誠に申し訳ございません。

心が動かないままで感想執筆を続けても、クオリティは中途半端になるし…

かと言って、何も報告しないまましれっと放置したら逆に悪いので…

今回、この記事を書かせていただきました。

 

 

最後に、おまけとして…今期のドラマについてちょこっと。

現時点で16本視聴中です。

「ムチャブリ!」は2話でリタイアしました。

「おいハンサム!!」は最初は微妙で、一度リタイアしていたんですが、

3話の評判を聞いて心機一転見始めてみたら…本作の良さが分かったかも?って感じで

視聴再開しております。←優柔不断ですなw

 

お気に入りは「鉄オタ道子、2万キロ」かなぁ。

今期の中では唯一仕上がりに安定感があるし、出会った人が鉄道にハマるまでに

どんな生活を送っていて、自分自身が大切にしているものは何なのか…などなど、

画面上では見えない"余白"を想像するのが楽しくて、割と好きなんです。

 

それを踏まえた上で、ここまで見たドラマをTOP7でざっくりランキング付けするならば…

1位 鉄オタ道子、2万キロ

2位 ミステリと言う勿れ

3位 恋せぬふたり(まだ4話は見れていないけど…)

4位 妻、小学生になる。

5位 ファイトソング

6位 しもべえ

7位 ゴシップ

って所かしら。

ちなみに、「DCU」はこの前の放送で最下位だと確信しましたw

まぁ、2〜5位は回によって多少のブレがあるので、また変動するかもしれませんけどね。

 

という訳で、私の勝手な判断を、温かい目で受け入れていただけると幸いです…!(泣)

 

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ミステリと言う勿れ 5話 感想|暗号少女・ライカの登場

 

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お話自体は毎回惹きつけられるんですよね。

元々の原作が良いのか、本当によく出来ているなぁと思わされます。

 

頭脳明晰で洞察力に優れた主人公が何らかの出来事に巻き込まれる形で、

本来事件を解決する者の代わりに謎を解く…というフォーマット自体は同じでも、

取り調べを受けたり、バスジャックに遭ったり、

記憶喪失の男と爆弾を仕掛けた場所を辿っていったり。

そして…今回の場合は、隣の患者と謎解きクイズをしたり(笑)

シチュエーションや導入部分、結末までの結びつけ方は

どれもミステリーの定番から外れていて、

「今度はそう来るか!」と思わされるもので、パターン化を一切感じさせません。

 

また、今回のゲストは小日向文世さんという事で元々楽しみにしておりましたが、

純粋に"ゲストの役者さんの演技を堪能する"雰囲気作りもされていたなぁ…と。

セピアの照明、少し哀愁漂う古風な病室と

耳馴染みの良いクラシック音楽が組み合わさって、

最終的に昭和の空気を仄めかす世界観になっていたのが好み。

ゲストが若い世代の方だったらあの味わいは生まれなかっただろうし、

一世代違う菅田将暉さんと小日向文世さんがそこで会話劇を繰り広げる…という構図も

何とも印象に残るものでした。

 

ただ、「お話自体は」と書いたのにも理由があって、

どことなくハラハラさせられる感情と常に隣り合わせなんですよねぇ、本作って(笑)

主に音楽の使い方と、後述する要素の2点。

前回は特に言う事ない出来だったのに…若干戻ってしまった感じです。

まず前者は…お話を感動っぽく見せるための音楽の挿入の仕方については

今回はあえて割愛しますが、

やっぱり、全体の放送時間における主題歌のタイミングが変なんです(苦笑)

主題歌って、個人的にはどうも最後に流れるイメージがあって、

「ああ、今回も良いものみたなぁ」とか「あ〜もう終わっちゃったか〜…」とか、

その日見た内容の余韻に浸るための"しるし"みたいなものだと捉えているので、

まだ約半分も尺が残っている段階で流されると、ちょっと調子狂っちゃうというのか。

まぁ、そうしているのも、次のエピソードへ誘導させるため…という

意図がある事は分かるんですけど。

でも、これだけ時間内での話の入れ替わりが多いとなると、

挿入歌も用意した方が違和感が残りづらかったんじゃないかなぁ?と思ってしまうのですw

 

そして、それ以上に「大丈夫か?」と思うのは…今回で浮上してきた三角関係の匂わせ。

原作未読でも何となく分かります。風呂光(伊藤沙莉)の恋の揺れ動き描写は

製作局の意向で作られた設定だと(汗)←多分そうだけど、違ったらごめんなさい

私としては、恋愛がなくても面白いドラマは作れるという考えでいるんですが…

ドラマに恋愛って結構求められがちなのかしら。

まさか、門脇麦さん演じるライカ

"恋のライバル"として消化されるだけの人物ではないでしょうから、

次回以降は彼女の謎にもっと迫って欲しい所ですね。

 

↓7話の感想はこちら↓

 

↓6話の雑感はこちら↓

 

↓前回の感想はこちら↓

 

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妻、小学生になる。3話 感想|万理華が発したSOS

 

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前回の感想は偏って書き過ぎちゃったかな…とちょっと反省しつつ。

"おじさん"である圭介(堤真一)と"小学生"の姿になっている貴恵(石田ゆり子)が

一緒にいるというコミカルさを強調していた内容から一転、

今回は話が少し前進した印象がありました。

「妻が小学生で、別の家庭があるから」もう前と同じようには行かないという

現実を知る父娘の描写、現在万理華(毎田暖乃)の姿で暮らしている

白石家の実態が分かってきたのが大きいんでしょう。

そして…新島家と白石家2組の単なる家族再生物語でもないのかな?とも。

 

というのも、万理華の立場で見ると、思った以上に悲しくなる場面が多かったのです。

部屋は洗濯物で散らかっており、食事は母・千嘉(吉田羊)がいたとしても

注文した弁当を別々の場所で食べるし、会話もほとんどない。

最も切ないのは…圭介や麻衣(蒔田彩珠)といるとあんなに気ままで楽しそうなのに

千嘉の前だと笑顔すら見せない所。

そしたら、学校なら父娘のように明るく振る舞っているんじゃないか?とも考えられるんですが、

クラスメイトからキャラ変した?と言われていた辺り、

貴恵の記憶が蘇る前=元々の人格の万理華は、

大人しくて周りと積極的に関わるタイプではなかったのかもしれません。

家では母と上手くいかず、学校では1人ぼっち…

居場所がなくて心細かった万理華がSOSを発した結果、

貴恵の記憶が棲みついた今の状態になったんじゃないかという気がしました。

彼女の"頼もしいキャラ"のイメージが強いだけで、

圭介や麻衣の前で堪えきれずに泣き、「また来ても良い?甘えても良い?」とお願いする姿が

"今"の貴恵の心境でもあり、万理華そのものでもあるんだろうな…とも思います。

 

今は貴恵と再会出来て浮かれている状態の圭介と麻衣だけれども、

「"万理華"としての生活を過ごしている」事実を知った上で、白石家の実態に踏み込んでいき、

貴恵が小学生の姿で戻ってきた理由が万理華のSOSから来ていた事に気づいて、

人生の歯車が動き出した2人が今度は白石家を救ってあげる…。

展開が基本的にゆったりなのも恐らくちゃんと意図があり、

様々な人物や出来事を絡ませる形で物語の全体像を作っていき、

上記のような大きな結末を見せるためなのかな?とようやく気づかされました。

まぁ、とりあえずは…特に圭介ですが(笑)

次のフェーズに移ってくれる事を期待したいです。

 

強いて言うなら、友利や守屋(森田望智)、大きく関わるであろう愛川(杉野遥亮)と

ただでさえ新島家の2人に影響される立ち位置の人物が多いのに、

そこにまた生まれ変わり疑惑の中学生の小説家のエピソードも盛り込んでくるとなると

話が散漫しそうな予感はしております。

でも、あのオチだけでは、中学生のエピソードがどう展開されていくのかはまだ分からないので、

ここら辺に関してはツッコまず、何話かじっくり見守るしかなさそうですね。

 

 

↓次回の感想はこちら↓

 

↓前回の感想はこちら↓

 

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ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇 5話 感想|ついに凛々子の過去を知る者が?

 

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周りがどんどん活気に満ち溢れていく様子を見て、

唯一面白くなさそうにしていた真琴(石井杏奈)のお話。

凛々子(黒木華)に信頼を寄せるようになった3人にはそれぞれ

仕事との向き合い方や、今の会社に勤めるまでの経緯が描かれた上で

「戦力外」などと言われていたので、

真琴にはどんな物語が隠されているのだろう…と思っていたけれども、

彼女の場合はそのまんまでしたね(苦笑)

やる気もなければ愚痴も多い。でも、「こんな事」「ごとき」と言っている辺り、

自分の味方になってくれたと信じてやまない友達には

「メンタルの強い人でいて欲しい」という理想を押しつけがち。

その上、○ちゃんねるみたいな掲示板の書き込みを"真実"だと決めつける。

 

元々希望していた漫画編集部とはかけ離れた部署に就いたが故の言動なのは分かりますが、

前々回と前回の内容と比較すると、あまりにも"現在進行形"、

つまり自己中心的な状態の真琴を描いていた印象が強かったので…。

結局、定義づけする割には、結奈(茅島みずき)と友達には見えづらかったのも含めて、

結奈が宣言通りプロゴルファーになった時のちょっとした嫉妬や羨望の眼差しだったり、

ゴシップ部署に配属された時の心境だったりと、

当時の真琴の背景を早い段階で掘り下げてみた方が

もっと同情出来る部分もあったんじゃないかな?と思いました。

 

しかし、友達とは?肖像権の侵害とは?と問題提起しつつ、

何に価値を見出すかで"自身にとって揺るがないモノ"は異なる…と結論づけるための例として、

複数の匿名によるネット上での書き込みや悪質な盗撮者、

そして、真琴と結奈の関係性が挙げられ、1つ1つ描写されていたのはもちろん。

2人の関係性に付随させるように凛々子の過去も重ねる事で、

そこから縦軸へと広げていく流れは実にスムーズでした。

縦軸に関しては折り返し地点なので、ここで明かされるのは妥当ではありますが、

各々の登場人物の人となりがよく把握出来ないまま

ゆっくり進んでいた本作を考慮すれば、一気に見せてきたのには割と意外でしたね。

 

肝心のネット上での悪意については、結果的には、

1人の悪質な盗撮者にずっと苦しめられていたから、そいつを捕まえれば一件落着!

みたいな解決方法にすり替わってしまった感は否めませんが(汗)

でも、彼だけでなく、こういった悪意を持っている人は世の中にごまんといる訳で、

その悪意による拡散は決してなくならない事、自分を肯定してくれる人の存在を知った上で、

自分が何を重要視しているのかを突き通そうとする事が大切なのだという

視聴者へのメッセージともとれる"後日談"的なオチは書かれたので…

ある程度は仕方ないのかもしれません。

 

さて、今回でようやく仲間としての一体感が生まれ、

笹目(筧一郎)の正体も分かったとなると…

あと気になるのは、競合会社である「週刊東西」に勤める人物を実際に登場させて、

ゴシップのあり方を巡っての対立を明確化するのかどうか…でしょうか。

いつも名前だけ出ている感じなので、見てみたい気持ちにはさせられるんですよねぇ(笑)

まぁ、これはあくまでも個人的な望みなので、

縦軸が今回で動き出して、詳細はまだ謎だらけの状態となると

残り話数的には難しいでしょうけども。どうなんだろう?

 

 

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愛しい嘘〜優しい闇〜 3話 感想|名前だけ利用される奈々江がかわいそうな件

 

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3話にして早くも2人目が退場。

その退場の仕方も、想像していたものとは少し違うようですね。

 

私…てっきり、DV夫って一時的に優しく振る舞うのが定番なイメージがあるので、

望緒(波瑠)に背中を押されて

優美(黒川智花)が正(徳重聡)を毒殺する事を決心したものの、

やっぱり愛しくて自分の手では殺せない優柔不断さが出たために、

結局自殺を選んだ…みたいなオチになると思っていたんですけど。

でも、「どうして?」「私ってやっぱりダメね」と言っていた辺り、

殺そうとしていたのは本当で、そんな自分に罰が当たったともとれるのかもしれませんね。

そうなってくると、カメラワークが切り替わった間にすり替えたのかねぇ…?

電話相手の件もあるし…どちらも雨宮(林遣都)が関わっていると思えてなりません。

前回であまりにも証拠が揃い過ぎていた事から、まだ彼に対する疑惑は残っていますし、

さらっと告白した「奈々江を落としたのは自分」も事実なのか?と、

謎が膨らんでいくばかりです。

今回は今までと違って大きな進展はなく、新たな謎が積み重ねられたからこそ

ますます次回が気になってしまいました。

 

で、その代わりに…ターゲットとなる正に焦点を当てる話になっていた感じですね。

まぁ…某ドラマの定時で帰るキャラ以来、爪痕の残りそうな役を演じられている徳重さんですが、

昼間っから見張ったり、優美の行動に常にアンテナを張ったりしている様子を見る限り、

この人が本当に山梨県警刑事部長なの?

なんか凄い自由に動けてますけど?感は否めなかったんですけども(笑)

個人的には、哀愁を漂わせる雰囲気を押していたはずが、

中盤からだんだんクレイジーな登場人物が活躍するように…みたいな

配分のバランスの悪さが気になり、どう見るのが正解なのかと探っていた節があったので、

今回くらいクレイジーさ多めの仕上がりになると、

これはツッコんで見れば良いんだと割り切れて、また違う意味で楽しめます。

 

そして、正から優美を引き離そうとする計画の諸々が…

宅配で2人で押しかけるだとか、

その時になぜか望緒がフェミニンなマフラーを身につけているとか、

奈々江(新川優愛)の名前だけ利用されて全然偲んでいる様子が伝わらないとか、

相手は刑事なんだから、強引に離したら誘拐罪だと判断されちゃわない?とか

いろいろ間抜け過ぎる所も、逆にそわそわ感を味わえて面白かったです(笑)

 

この手の物語って、複雑化していくと苦手になってしまいそうなんですが、

種明かしはコツコツされていますし、テンポは相変わらず良いですし。

また、なよっとした役を演じる波瑠さんを見るのも新鮮で、

何だか放っておけない魅力がありますね。

 

↓前回の感想はこちら↓

 

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愛しい嘘〜優しい闇〜 3話 感想|名前だけ利用される奈々江

 

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3話にして早くも2人目が退場。

その退場の仕方も、想像していたものとは少し違うようですね。

 

私…てっきり、DV夫って一時的に優しく振る舞うのが定番なイメージがあるので、

望緒(波瑠)に背中を押されて

優美(黒川智花)が正(徳重聡)を毒殺する事を決心したものの、

やっぱり愛しくて自分の手では殺せない優柔不断さが出たために、

結局自殺を選んだ…みたいなオチになると思っていたんですけど。

でも、「どうして?」「私ってやっぱりダメね」と言っていた辺り、

殺そうとしていたのは本当で、そんな自分に罰が当たったともとれるのかもしれませんね。

そうなってくると、カメラワークが切り替わった間にすり替えたのかねぇ…?

電話相手の件もあるし…どちらも雨宮(林遣都)が関わっていると思えてなりません。

前回であまりにも証拠が揃い過ぎていた事から、まだ彼に対する疑惑は残っていますし、

さらっと告白した「奈々江を落としたのは自分」も事実なのか?と、

謎が膨らんでいくばかりです。

今回は今までと違って大きな進展はなく、新たな謎が積み重ねられたからこそ

ますます次回が気になってしまいました。

 

で、その代わりに…ターゲットとなる正に焦点を当てる話になっていた感じですね。

まぁ…某ドラマの定時で帰るキャラ以来、爪痕の残りそうな役を演じられている徳重さんですが、

昼間っから見張ったり、優美の行動に常にアンテナを張ったりしている様子を見る限り、

この人が本当に山梨県警刑事部長なの?

なんか凄い自由に動けてますけど?感は否めなかったんですけども(笑)

個人的には、哀愁を漂わせる雰囲気を押していたはずが、

中盤からだんだんクレイジーな登場人物が活躍するように…みたいな

配分のバランスの悪さが気になり、どう見るのが正解なのかと探っていた節があったので、

今回くらいクレイジーさ多めの仕上がりになると、

これはツッコんで見れば良いんだと割り切れて、また違う意味で楽しめます。

 

そして、正から優美を引き離そうとする計画の諸々が…

宅配で2人で押しかけるだとか、

その時になぜか望緒がフェミニンなマフラーを身につけているとか、

奈々江(新川優愛)の名前だけ利用されて全然偲んでいる様子が伝わらないとか、

相手は刑事なんだから、強引に離したら誘拐罪だと判断されちゃわない?とか

いろいろ間抜け過ぎる所も、逆にドキドキ感を味わえて面白かったです(笑)

 

この手の物語って、複雑化していくと苦手になってしまいそうなんですが、

種明かしはコツコツされていますし、テンポは相変わらず良いですし。

また、なよっとした役を演じる波瑠さんを見るのも新鮮で、

何だか放っておけない魅力がありますね。

 

↓前回の感想はこちら↓

 

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ファイトソング 4話 感想|曲を私たちにも聴かせておくれ〜!

 

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箸休めのエピソードだと捉えていた 仲良しコンビが漫才師に目覚めるまでの話が、

結果的には、花枝(清原果耶)と芦田(間宮祥太朗)の関係性にも通じていた…

とも想像出来るような、今回の物語の"核"として描かれる役割を担っていたのには

なるほどなぁとは思わされました。

 

最初は身内を笑わせる事が目的で始めた仕事で、実際に身内を笑わせる事は出来るのだけれども、

いざ外の世界に飛び立つと誰にも笑ってもらえない=良さを認めてくれる人がいない。

この"ギャップ"で苦しむ経験は誰でも起こり得るだろうし(それを描いた作品も以前あったし)、

これって、歌を生業にしている芦田の立場にも置き換えられるんじゃないかなぁ…って。

 

芦田が花枝の言動にインスピレーションを受けて、

彼女を想ってようやく曲を完成させたは良いものの、

思い出作りであれ、もう恋人="身内"になっている以上は

物事に公平に向き合えなくなってしまっているんですよね。

だから今回で、オーディション用に作った曲が不採用になった…というオチで終わったのも

何となく納得出来るんです。

そしてゆくゆくは、あの仲良しコンビみたいに、社会に出て再起する事の大切さよりも

「そばにいてくれる事で初めて元気が出て、頑張れる」…

そんな大切な人の存在が身近にいる温かさに

気づかされるようになるのかな?って気もしております。

 

ただ…今回は前回のようなベタな描写・演出は少なかったし。

花枝の空手を見て心動かされて、元々恋とは何なのかを知りたくて始めた恋愛だったはずが、

自分が描きたいのはラブソングじゃなくて

頑張る人へエールを贈るファイトソングだったんだ!という"気づき"の流れで、

そのまま 胸キュンや当て馬描写がトレンドのラブコメに見せつつ

"ヒューマンラブコメディ"へと舵を切ってくれれば凄く良かったんですが…。

芦田の頭が肩にもたれかかる形で、どうも胸キュンを盛り込む傾向にあるのは、

(邪推ですが)プロデューサーか上層部による采配が関係しているんでしょうかねぇ。

別にわざわざそんなシーン作らなくても良いのに…

2人が前向きになるまでの物語を描くんだったら

少しでもその曲を聴いてみたかったな…と思えたのも事実です(笑)

 

記憶違いだったらすみませんが、

確か元々、バンドでのヒット曲を作る事が賃貸契約更新の条件だったはずが、

物語を進展させるアイテムにするために「オーディション用の曲が採用されなければ退去」だと

書き換えられて、それを失恋に結びつけたのも強引だった気もしますし。

それに、芦田の事が密かに好きな弓子(栗山千明)をライバルキャラに仕立て上げたいのか、

初対面の花枝が彼女が敵か味方かどうかを気にし、敵だとはっきり返事するくだりも

ちょっと不自然だったような…?

 

そんな訳で、前回よりもヒューマン要素はあったものの、

まだ多少のぎこちなさを感じながら見ている状態です。

 

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ミステリと言う勿れ 4話 感想|名前に3がつく男

 

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お2人が主演の舞台劇を鑑賞しているかのような感覚がありました。

今回の面白さは…菅田将暉さんと柄本佑さんのキャスティングと組み合わせが

大きかったんじゃないかなぁと思います。

軽快で間の抜けた会話劇の応酬から一転、淡々としつつも

三船(柄本佑)が実は思い出してきているんじゃないかと薄っすら察した瞬間、

整(菅田将暉)が「なぜ?」「なぜ?」「なぜですか?」と最後に言い方を変える形で

核心に迫ってから真相に辿り着くまでの緩急のスピード感が心地良く、

最後まであっという間に見終えてしまいました。

 

整の個性の際立たせ方に関しては、今までは何となく「理屈臭い性格」を強調して

他の人物との会話による解決が多かったイメージだったのが、

今回は彼の「圧倒的な推理力」で物語を紡いでいき、解決へと導くスタイルへと

"探偵モノ"の方向にシフトした感じもありましたが、それでも"本作らしさ"は健在で。

今回のような頭脳戦でも、クスッとさせられる雑学的知識は随所に散りばめられているし、

それが結果的に事件を紐解く手がかりに繋がるのを既に知っているから、

整が次どんな話をするのかも気になるし…

とにかく、飽きさせない展開になっています。

 

記憶喪失の三船が「爆発」というワードでピンと来てから急にすらすら話し始め、

挙げ句の果てには「どこかに時限爆弾を仕掛けた…ような気がする」などと

まさしく"爆弾"発言をし出したこれらの謎や疑問を

どうやって推理して組み立てようか…という整自身の心境を表しているかのような

テトリスの音楽とのシンクロのさせ方も面白かったですし。

これから起承転結の"転"へと切り替わるのを意味する雨上がりの演出や、

適切なタイミングで音量大きめの劇伴を流していたのも含めて、

だんだん、本作の世界観にどんな演出を持って来るのかのコツが掴めている気がして、

回を重ねるごとに本当に良くなって来ているなぁ…とも思えるばかり。

今回はもう、引っかかり部分もなく、言う事なし!ですね。

 

原作は未読なので分かりませんが、今回のエピソードは映像化で

原作由来の面白さを伝えるには至難の業だったのかもしれません。

月並みな表現ですが、キャスティング、構成、演出…

どこも練って練って作られたんだろう…という"凝り性"っぷりが伝わる内容でした。

 

そして、今回もやはり事件は完全に解決という訳には行かず、

我路(永山瑛太)だけでなく、同じく犯罪者である三船とも何かしらの接点があり、

整の幼少期にトラウマがある事を匂わせたりして、

ほんの少しの苦味=余韻を残す作りにも惹きつけられます。

 

まぁ…後で振り返ってみたら、警察に暗号解読班はいないの?

大学生に頼み過ぎじゃない?とは思いましたが(笑)

でも、話自体が面白かったので、あまり気になりませんでしたね。

次回もとても楽しみです。

 

 

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