2025年09月一覧

2025年 秋ドラマ 視聴リスト&期待度

 

 

こんにちは、りんころです!

今回は秋ドラマスタートまでにギリギリ間に合った…(笑)

毎度おなじみ、視聴予定のドラマを紹介する時期がやってまいりました。

 

膨大な数のドラマの中から、私が優先して書くドラマは…

 

10月から放送予定の秋ドラマの一覧を記載しております(曜日・放送時間順)。

※既に放送されているドラマは除く

※秋ドラマを全部記載している訳ではありません(基本地上波のみ)

 

放送 作品一覧 主演 初回
月曜日
フジ
月9
絶対零度 沢口靖子 10/6
フジ
月10
終幕のロンド 草彅剛 10/13
テレ東
月11
シナントロープ 水上恒司、山田杏奈 10/6
火曜日
テレ朝
火9
ちょっとだけエスパー 大泉洋 10/21
フジ
火9
新東京水上警察 佐藤隆太 10/7
NHK
火10
シバのおきて 大東駿介 9/30
TBS
火10
じゃあ、あんたが作ってみろよ 夏帆 10/7
フジ
火11
娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか? 齊藤京子水野美紀 10/7
日テレ
火深夜
そこから先は地獄 井桁弘恵 10/7
TBS
火深夜
スクープのたまご 尾碕真花松本怜 10/7
水曜日
テレ朝
水9
相棒 season24 杉下右京 10/15
日テレ
水10
ESCAPE 佐野勇斗桜田ひより 10/8
フジ
水10
もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう 菅田将暉 10/1
テレ東
水深夜
推しが上司になりまして フルスロットル 鈴木愛理 10/8
テレ東
水深夜
25時、赤坂で Season2 駒木根葵汰、新原泰佑 10/1
木曜日
テレ朝
木9
緊急取調室 天海祐希 10/15
フジ
木10
小さい頃は、神様がいて 北村有起哉 10/9
日テレ
木深夜
推しの殺人 田辺桃子、横田真悠、林芽亜里 10/2
テレ東
木深夜
できても、できなくても 宇垣美里 10/9
金曜日
テレ東
金9
コーチ 唐沢寿明 10/17
TBS
金10
フェイクマミー 波瑠、川栄李奈 10/10
テレ朝
金11
恋する警護24時 season2 岩本照 10/17
テレ東
金深夜
ひと夏の共犯者 橋本将生 10/3
テレ東
金深夜
晩酌の流儀4 栗山千明 10/3
土曜日
日テレ
土9
良いこと悪いこと 間宮祥太朗新木優子 10/11
テレ朝
土11
パパと親父のウチご飯 松島聡白洲迅 10/4
フジ
土11
介護スナックベルサイユ 宮崎美子 10/11
テレ朝
土深夜
君としたキスはいつまでも 小関裕太 10/19
日曜日
TBS
日9
ザ・ロイヤルファミリー 妻夫木聡 10/12
テレ朝
日10
すべての恋が終わるとしても 葵わかな神尾楓珠 10/12
日テレ
日10
ぼくたちん家 及川光博 10/12
テレ朝
日深夜
仮面の忍者 赤影 佐藤大樹 10/26
帯ドラマ
NHK
月〜金朝
ばけばけ 髙石あかり 9/29

 

この膨大な数のドラマの中から、私が直感で

これは優先して感想を書きたい!と思ったドラマは…

終幕のロンド(フジ・月10)

ちょっとだけエスパー(テレ朝・火9)

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(フジ・水10)

緊急取調室(テレ朝・木9)

小さい頃は、神様がいて(フジ・木10)

ぼくたちん家(日テレ・日10)

の6本です! ※ドラマタイトル名をクリックすると、その作品の詳細に飛びます。

 

次の節では、この6本の作品概要・スタッフ情報を紹介いたします。

 

 

2025年 秋ドラマ 視聴リスト&期待度

 

視聴&初回執筆予定の6作品と期待度を発表していきます。

※上から
タイトル/初回放送日/放送局/時間/視聴前期待度(最大:★5つ)
作品概要/簡単なコメント/主な出演者/スタッフ(脚本、演出etc)/
という構成になっております。

※初回放送日、スタッフに関する情報は、9/27時点のものです。

 

月曜日

 

終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—

(10/13・フジテレビ・月曜22時)★★★★

 

シングルファーザーの鳥飼樹が、遺品整理人として遺品に刻まれた"最期の声"や残された者に誠実に向き合っていく中で、ある女性と出会い、やがて2人の間に切なくも温かな"大人の恋"が芽生え始める。
真実の想いに心を揺さぶられる、感動の物語。

 

遺品整理士のドラマという事で、

切なさと温かさでほろりと泣ける系かな…と思うんですけど、

依頼人の娘であり大企業グループ時期社長の妻でもある女性との恋も描かれるようなので、

仕事と恋の比重・魅せ方次第な所はあります。

 

でも、スタッフは下記記載の「戦争シリーズ」だけでなく、

「僕シリーズ」に携わっていた方もいらっしゃるので、

草彅剛さんと長い間ご縁のある方々の新作という点で、やはり期待はしてしまいます。

 

出演:草彅剛、中村ゆり八木莉可子、塩野瑛久、要潤中村雅俊風吹ジュン

脚本:高橋美幸(「クロスロード1,3」「百合の雨音 ※映画」「デフ・ヴォイス ※SP」)

演出:宝来忠昭(「消えた初恋」「罠の戦争」「南くんが恋人!?」「秘密」)

   洞功二 (「ルパンの娘 シリーズ」「デート」「隣の男はよく食べる」)

音楽:菅野祐悟(「花咲舞が黙ってない シリーズ」「罠の戦争」「愛の、がっこう。」)

演出・プロデューサー:三宅喜重(「銭の戦争」「姉ちゃんの恋人」「アバランチ」「モンスター」)

プロデューサー:河西秀幸 (「銭の戦争」「10の秘密」「ドクターホワイト」「モンスター」)

       三方祐人 (「お迎え渋谷くん」「あなたを奪ったその日から」)

       阿部優香子(「青のSP ※協力プロデューサー」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.ktv.jp/shumaku-rondo/

 

 

火曜日 

 

ちょっとだけエスパー(10/21・テレビ朝日・火曜21時)★★★★

 

会社をクビになり、妻とは離婚し、貯金は底をつき…で人生詰んだサラリーマンが、ちょっとだけエスパーになって世界を救う?ジャパニーズ・ヒーロードラマ。

 

野木亜紀子さん脚本の某日曜劇場作品は

看板枠だけあり力み過ぎていたのか、あまりハマれず状態だったので、

今度は再び面白い作品だと良いな…と思ってます。

まぁそうでなくても、大泉洋さんがちょっとだけエスパーなヒーローを

演じられるという設定だけでも興味を惹かれるんですけどね。

 

出演:大泉洋、宮﨑あおい、ディーン・フジオカ北村匠海高畑淳子宇野祥平

脚本:野木亜紀子(「逃げ恥」「アンナチュラル」「MIU404」「海に眠るダイヤモンド」)

監督:村尾嘉昭 (「アンナチュラル」「トリリオンゲーム」「無能の鷹」)

   山内大典 (「しもべえ」「夕暮れに、手をつなぐ」「ギークス」「人事の人見」)

音楽:髙見優  (「義母と娘のブルース シリーズ」「恋する警護24時 シリーズ」「PJ」)

   信澤宣明 (「恋する警護24時 シリーズ」「ワタシってサバサバしてるから シリーズ」)

エグゼクティブプロデューサー:三輪祐見子(「緊急取調室 シリーズ」「おっさんずラブ シリーズ」)

プロデューサー:貴島彩理(「おっさんずラブ シリーズ」「にじいろカルテ」「無能の鷹」)

       山形亮介(「6秒間の軌跡 シリーズ」「スカイキャッスル」「しあわせな結婚」)

       和田昂士(「終りに見た街 ※SP」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/chottodake_esper/

 

 

水曜日 

 

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう

(10/1・フジテレビ・水曜22時)★★★★

 

脚本家・三谷幸喜自身の経験に基づくオリジナルストーリーとなっている。
1984年の渋谷のとある劇場を舞台に、まだ何者でもなかった若者たちのくすぶり、情熱、苦悩、恋を描く青春群像劇。

 

フジ水10枠の新作の発表が中々来なかったので(9/2に情報解禁)、

もしかして廃枠になってしまうのでは?と思っていたら… ←ごめんなさい^^;

まさかこんな隠し球を持っていたとは。

三谷脚本で主演は菅田将暉さん…数字をとる気満々ですね。

このキャストだと仲野太賀さんもいると錯覚してしまいそうですが、

それは「コントが始まる」ですね(笑)

 

お恥ずかしながら、三谷作品はガッツリ見た事はありませんが、

「当時の時代を知る」という点でも楽しみです。

 

出演:菅田将暉二階堂ふみ神木隆之介浜辺美波野間口徹小池栄子小林薫

脚本:三谷幸喜(「黒井戸殺し ※SP」「鎌倉殿の13人」「スオミの話をしよう ※映画」)

演出:西浦正記(「コード・ブルー シリーズ」「絶対正義」「プライベートバンカー」)

音楽:得田真裕(「花咲舞が黙ってない シリーズ」「silent」「天久鷹央の推理カルテ」)

プロデュース:金城綾香(「監察医 朝顔 シリーズ」「PICU」「うちの弁護士は手がかかる」)

     野田悠介(「グッド・ドクター」「女神の教室」「新宿野戦病院」)

制作プロデュース:古郡真也(「ナンバMG5」「オクラ」「波うららかに、めおと日和」)

主題歌:YOASOBI「劇上」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/moshi_gaku/index.html

 

 

木曜日 

 

緊急取調室(10/16・テレビ朝日・木曜21時)★★★★

 

取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる所が見所となっている人気作。
12月26日に劇場版が控えており、12年の時を経てシリーズが完結する。

 

諸事情で二度延期となった劇場版「キントリ」も、ついに公開日が決定。

その前に連続ドラマをやって下さる事が嬉しいです。

テレ朝のシリーズ作品は、数字を重ねるごとに物語を壮大にしようとし過ぎて

本来の良さが…みたいになりがちなイメージがあるので、

満足度の高いラストシーズンでありますように…。

 

出演:天海祐希田中哲司大倉孝二塚地武雅、でんでん、小日向文世

脚本:井上由美子(「緊急取調室 シリーズ」「昼顔」「Believe」「愛の、がっこう。」)

演出:常廣丈太 (「緊急取調室 シリーズ」「dele」「ハヤブサ消防団」「PJ」)

   松野千鶴子(演出初担当)

音楽:林ゆうき(「緊急取調室 シリーズ」「真犯人フラグ」「Believe」「オクラ」)

エグゼクティブプロデューサー:三輪祐見子(「緊急取調室 シリーズ」「おっさんずラブ シリーズ」)

プロデューサー:都築歩  (「緊急取調室 シリーズ」「コタローは1人暮らし シリーズ」「ムサシノ輪舞曲」)

       残間理央 (「緊急取調室4,2022SP」「今日からヒットマン」「顔 ※SP」)

       髙木萌実 (「Believe」「ムサシノ輪舞曲」「プライベートバンカー」)

       松野千鶴子(「緊急取調室 シリーズ」「おっさんずラブ シリーズ」「いつか、ヒーロー」)

主題歌:緑黄色社会「My Answer」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/kintori/

 

 

小さい頃は、神様がいて(10/9・フジテレビ・木曜22時)★★★★

 

19年前に、夫婦で「子どもが20歳になったら離婚する」という約束を交わしており、妻はその言葉を心の支えとして過ごしていたが、夫はすっかり忘れてしまっていた。
夫婦を中心に、登場人物たちの人生模様をユーモラスかつ、温かくお届けする珠玉のホームコメディー。

 

何だか久々に、本来の(?)「木曜劇場」っぽい、

落ち着いた雰囲気で大人がじっくり楽しめそうな作品が来ましたね。

 

岡田脚本作品なので、基本的には期待度高めなんですが…

男女2人の描写、家族、今を生きる大人たちへ贈る…となると、

「続・続」が大好評だったから、またそんな感じの作品を描いて欲しいという

依頼があったんじゃないかと思えてしまいますね。

 

出演:北村有起哉小野花梨石井杏奈阿川佐和子草刈正雄仲間由紀恵

脚本:岡田惠和(「最後から二番目の恋 シリーズ」「ひよっこ シリーズ」「南くんが恋人!?」)

演出:酒井麻衣(「明日、私は誰かのカノジョ」「死役所」「ストロベリームーン ※映画」)

音楽:(「」「」「」)

プロデュース:田淵麻子(「記憶 ※企画P」「シンデレラはオンライン中!」「純喫茶イニョン ※ネットドラマ」)

制作プロデュース:熊谷理恵(「チェリまほ シリーズ」「明日はもっと、いい日になる ※協力P」)

       渡邉美咲(「麒麟がくる」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/chiikami2025/index.html

 

 

金曜日 

 

は…現状、視聴のみ。

 

 

土曜日 

 

は…今期は見る予定なし。

NHKスペシャル・未解決事件」の毎週放送につき、

NHKの土10枠が廃枠になるとの事なので、この曜日のドラマはますます見なくなりそう(笑)

 

 

日曜日 

 

ぼくたちん家(10/12・日本テレビ・日曜22時30分)★★★★

 

ちょっと不器用でやたら情に厚い男・波多野玄一が、ある日、中学教師・作田索に恋をするのだが、告白をしようとしているのになぜか物件購入を打診してしまう。
そんな2人の前に、大金を抱えた訳アリの中学生がやってきて…。
日常を生きる人々による、笑って、泣いて、笑っちゃう奇妙なホーム&ラブコメディ。

 

連続ドラマ初執筆となる脚本家による作品で、その他スタッフ陣の過去作品を見ても

これは絶対に面白いだろうという確信は持ちづらいのですが…。

泣くな、はらちゃん」「フランケンシュタインの恋」

「だが、情熱はある」の河野Pが関わっている作品だという事と、

予告映像から醸し出る、可愛らしく温かそうな雰囲気の2点で、

直感で選ばせていただきました!

 

出演:及川光博手越祐也、白鳥玉季、田中直樹、坂井真紀、光石研麻生久美子

脚本:松本優紀(シナリオライターコンテスト2023・審査員特別賞「もう全部、おしまいじゃない。」)

演出:鯨岡弘識(「それってパクリじゃないですか?」「ゼイチョー」「街並み照らすヤツら」)

   北川瞳 (「女の戦争」「君が死ぬまであと100日」「80年後のあなたへ ※映画」)

音楽:東川亜希子(「かしましめし」)

   神谷洵平(作品不明)

インクルーシブプロデューサー:白川大介(「俺のスカート、どこ行った? ※キャラクター監修」)

チーフプロデューサー:松本京子(「獣になれない私たち」「ゼイチョー」「ちはやふる-めぐり-」)

プロデューサー:河野英裕   (「ど根性ガエル」「ブラック校則」「だが、情熱はある」)

       西紀州    (「悲熊 シリーズ」「美食探偵 明智五郎」「舟を編む(2024)」)

       岡宅真由美  (「トドメの接吻」「それってパクリじゃ…」「舟を編む(2024)」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/bokutachinchi/index.html

 

 

こちらのドラマも視聴してみます

 

上記の6作品に加えて、以下のドラマも初回をチェックしてみます(続編の場合は視聴)。

こちらで紹介する作品の感想は、現状、1話も投稿する予定はありませんが、

「上記の6作品が微妙で、こっちが思いの外面白かったら書く

(その代わり交換する形で、元々書いていた微妙なドラマの感想は視聴のみに切り替える)」

不定期で雑感集の形で投稿する」

なんて事もあるかもしれません。

では、ざっくりと。

 

 

月曜日

 

絶対零度〜情報犯罪緊急捜査〜(10/6・フジテレビ・月曜21時)★★

 

「情報犯罪特命対策室(通称:DICT)」が、特殊詐欺やサイバーテロなど、身近な生活から国家の安全を脅かす大規模な犯罪まで、数々の情報犯罪に立ち向かっていく刑事ドラマ。

 

沢村一樹さん主演のシーズン3,4でも思った事ですが、

果たしてこれは「絶対零度」と言えるのでしょうか(汗)

辛うじて横山裕さんが続投されていますが、

チームのメンバーも扱う題材も、スタッフも全然違いますよね…。

 

出演:沢口靖子安田顕横山裕黒島結菜、一ノ瀬颯、白本彩奈板谷由香 他

脚本:鈴木洋介 (「パズドラ シリーズ ※アニメ」「treatment/恋するゆうれい」)

   市東さやか(「瑠璃も玻璃も照らせば光る ※SP」「真夏のシンデレラ」「Dr.アシュラ」)

   阿部凌大 (「高額当選しちゃいました ※SP」「晩餐ブルース」)

演出:田中亮  (「コンフィデンスマンJP シリーズ」「真夏のシンデレラ」「ブルーモーメント」)

   城宝秀則 (「絶対零度3」「ミステリと言う勿れ」「笑うマトリョーシカ」)

   都築淳一 (「後妻業」「プロミス・シンデレラ」「全領域異常解決室」)

   木下高男 (「メゾン・ド・ポリス」「彼女はキレイだった」「問題物件」)

音楽:KOHTA YAMAMOTO(「CRISIS」「サイン」「DIVER」「大奥(2023/NHK)」)

プロデュース  :成河広明 (「コンフィデンスマンJP シリーズ」「ONE DAY」「全領域異常解決室」)

プロデューサー:足立遼太朗(「僕たちの校内放送」「オクラ」「高額当選しちゃいました ※SP」)

       髙丸雅隆 (「ヘッドハンター」「危険なビーナス」「ばらかもん」)

       佃敏史  (「北欧こじらせ日記」「甘美王」「劇映画 孤独のグルメ」)

主題歌:十明「GRAY」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/zettaireido/

 

 

火曜日

 

シバのおきて〜われら犬バカ編集部〜(9/30・NHK総合・火曜22時)★★

 

自分のエゴの追求だけを追い求めた事が原因で、編集長を追われてしまったアラフォー雑誌編集職の男が、新しい雑誌の開発として柴犬専門の雑誌を立ち上げる。
殺伐とした令和の世の中を生きる人間の心を、穢れなき心の犬が解きほぐしていく、ヒューマン&ケイナイン(犬)ストーリー。

 

犬好きにはたまらない作品になるでしょうけれど、私は特に興味がありません…。

ヒューマンドラマよりも「癒し」推しで行くのであれば、多分見なくなりそうです。

 

出演:大東駿介、飯豊まりえ、片桐はいり柄本時生津田健次郎松坂慶子

脚本:徳尾浩司 (「おっさんずラブ シリーズ」「私の家政夫ナギサさん」「スティンガース」)

演出:笠浦友愛 (「この声をきみに」「ミス・ジコチョー」「お別れホスピタル」)

   木村隆文 (「真田丸」「なつぞら」「ちむどんどん」「大奥(2023/NHK)」)

   加地源一郎(「一橋桐子の犯罪日記」「褒めるひと 褒められるひと」)

   村田有里 (作品不明)

音楽:YOUR SONG IS GOOD(「鬼灯の冷徹 シリーズ ※アニメ」)

制作統括:高橋練(「まれ」「一橋桐子の犯罪日記」「水平線のうた ※SP」)

     渡邊悟(「しあわせは食べて寝て待て」)

プロデューサー:内藤愼介(「大富豪同心 シリーズ」「八重の桜」「ベトナムのひびき ※SP」)

主題歌:「」

原作:片野ゆか『平成犬バカ編集部』

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/shibanookite/ts/E4LJK16GLZ/

 

 

じゃあ、あんたが作ってみろよ(10/7・TBS・火曜22時)★★★

 

"恋人ファースト"ゆえに自分を見失ってしまった彼女と、亭主関白思考な彼氏が、プロポーズの失敗をきっかけに"当たり前"と思っていたものを見つめ直し成長していく、男女二人の再生ロマンスコメディ。

 

竹内涼真さんぐらいの年代で、「料理は女が作るべし」な考えの人って今時いるか?と

思いましたが、公式(原作)でも、令和の時代には少し珍しいとされている模様。

脚本家の過去作品は下記の2作品でご経歴は浅めな印象なので、

数話見てみない事には分かりません。

 

出演:夏帆竹内涼真中条あやみ、青木柚、前原瑞樹、池津祥子、菅原大吉 他

脚本:安藤奎 (「女子高生の無駄づかい」「treatment/デンジャラスドア」)

演出:伊東祥宏(「オールドルーキー」「ラストマン」「初恋DOGs」)

   福田亮介(「俺の家の話」「Eye Love You」「クジャクのダンス、誰が見た?」)

   尾本克宏(「警視庁ゼロ係5」「ブラザー・トラップ」「地獄の果てまで連れていく」)

音楽:金子隆博(「あいの結婚相談所」「カムカムエヴリバディ」「コタツがない家」)

編成:関川友理(「ドロ刑」「DCU」「夕暮れに、手をつなぐ」「キャスター」※全てP)

プロデューサー:杉田彩佳 (「100万回 言えばよかった」「埼玉のホスト」「DOPE ※編成」)

       丸山いづみ(「西園寺さんは家事をしない」「クジャクのダンス、誰が見た?」)

主題歌:This is LAST「シェイプシフター」

原作 :谷口菜津子『じゃあ、あんたが作ってみろよ』

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/antaga_tbs/

 

 

金曜日

 

フェイクマミー(10/10・TBS・金曜22時)★★

 

転職活動中の元バリキャリと、元ヤンで社長のシングルマザーが、子どもの未来のために禁断の"フェイクマミー(ニセママ)"契約を結ぶ、ウソとトラブルだらけのファミリークライム・エンターテインメント。

 

「第一回 TBS NEXT WRITERS CHALLENGE」で大賞を受賞した

「フェイク・マミー」を連続ドラマ化するんですね。

偽装モノってもうそんなに真新しさはないので、現時点ではあんまり惹かれません…。

 

出演:波瑠、川栄李奈向井康二中村蒼野呂佳代笠松将田中みな実

脚本:園村三(第一回 TBS NEXT WRITERS CHALLENGE 大賞「フェイク・マミー」)他

演出:ジョンウンヒ(「いちばんすきな花」「海のはじまり」)

   嶋田広野  (「パパとムスメの7日間(2022)」「アンチヒーロー」「御上先生」)

   宮﨑萌加  (「差出人は、誰ですか?」「王様に捧ぐ薬指」「18/40」)

音楽:堤博明   (「マイホームヒーロー」「おむすび」)

プロデュース:韓哲(「差出人は、誰ですか?」「理想ノカレシ」「18/40」)

     中西真央(「最愛 ※編成」「フェルマーの料理」「御上先生」)

     唯野友歩(「潜入捜査官 松下洸平 ※ネットドラマ」「ブラック・ショーマン ※映画」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/

 

 

日曜日

 

ザ・ロイヤルファミリー(10/12・TBS・日曜21時)★★

 

競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる壮大な物語。

 

「20年にわたる壮大な物語」と聞くと、

同局同時期の放送だった「海に眠るダイヤモンド」が思い出されて嫌な予感がするんですが…

原作があるだけまだ良いんでしょうか。

とは言っても、競馬に興味がないですし、

競馬と聞くと個人的にはギャンブルの印象が強いので(汗)

そんな固定観念を持つ私でも、盛り上がれるのかどうか…。

 

出演:妻夫木聡目黒蓮松本若菜安藤政信高杉真宙沢村一樹佐藤浩市

脚本:喜安浩平 (「電影少女 シリーズ」「夢中さ、きみに。」「村井の恋」「95」)

演出:塚原あゆ子(「アンナチュラル」「最愛」「下剋上球児」「海に眠るダイヤモンド」)

   松田礼人 (「あなたには帰る家がある」「スパイラル」「君がトクベツ ※映画」)

   府川亮介 (「中学聖日記」「着飾る恋には理由があって」「海に眠るダイヤモンド」)

音楽:横山克  (「ちはやふる シリーズ」「わろてんか」「なんで私が神説教」)

編成:佐藤礼子 (作品不明)

   中野翔貴 (「ライオンの隠れ家」)

プロデュース:加藤章一(「警視庁ゼロ係 シリーズ」「トリリオンゲーム」「君がトクベツ ※映画」)

協力プロデュース:大河原美奈(「パパとムスメの7日間(2022)」)

       小髙夏実 (作品不明)

主題歌:「」

原作:早見和真『ザ・ロイヤルファミリー』

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/RoyalFamily_tbs/

 

 

帯ドラマ

 

ばけばけ(9/29・NHK総合・月〜金曜8時)★★★

 

明治の松江を舞台に、没落士族の娘・松野トキと外国人の夫・ヘブンが、怪談を愛し、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語。

 

ここ最近は既に知名度が高い俳優の起用が続いていましたが、

個人的には朝ドラと言えば、当初は「若手の登竜門」のイメージがありましたので、

ネクストブレイクの立ち位置にいる髙石あかりさん主演は嬉しいですね。

夫婦の物語という事で、前作で不足していた「夫婦愛」「家族愛」が

本作で満たされれば…と思います。

(ちなみに、前作は録画が溜まっていますので、視聴はもう少し先になりそうです(汗))

 

出演:髙石あかり、トミー・バストウ、吉沢亮岡部たかし池脇千鶴小日向文世

作 :ふじきみつ彦(「きょうの猫村さん」「一橋桐子の犯罪日記」「闇バイト家族」)

演出:村橋直樹(「まれ」「おんな城主 直虎」「透明なゆりかご」「どうする家康」)

   泉並敬眞(「六畳間のピアノマン」「カムカムエヴリバディ」「ブギウギ」)

   松岡一史(「まんぷく」「心の傷を癒すということ」「カムカムエヴリバディ」)

音楽:牛尾憲輔  (「聲の形 ※映画」「青と僕」「フェイクニュース ※SP」)

制作統括:橋爪國臣(「青天を衝け」「あなたのブツが、ここに」「ブギウギ」※プロデューサー)

プロデューサー:田島彰洋(「ガタの国から」「青天を衝け」「大奥(2023/NHK)」※全て演出)

       鈴木航 (「不惑スクラム」「青天を衝け」「ブギウギ」※全て演出)

       田中陽児(「きれいのくに」「ちむどんどん」「光る君へ」※全て演出)

       川野秀昭(「青天を衝け」「わろてんか」「大奥(2023/NHK)」※全て演出)

主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」

原作:小泉八雲ラフカディオ・ハーン)とその妻・セツをモデルにしたドラマ

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/bakebake/ts/662ZX5J3WG/

 

 

まとめ

 

期待度ランキングをTOP5で付けるならば...

1位 もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(フジ・水10)

2位 緊急取調室(テレ朝・木9)

3位 ぼくたちん家(日テレ・日10)

4位 ちょっとだけエスパー(テレ朝・火9)

5位 終幕のロンド(フジ・月10)

といった感じ。

 

***

 

情報解禁時から思っていたんですが…

いやはや、今年の締めくくりにふさわしい、強力なラインナップですね。

 

続編モノは「絶対零度」「相棒」「緊急取調室」がありますし、

脚本家で言えば野木亜紀子さん、三谷幸喜さん、岡田惠和さん、

監督なら塚原あゆ子さんと、ヒット作を生み出してきた方々も揃っています。

 

一方で、シナリオコンテスト受賞者による連続ドラマ初執筆の作品が

プライム帯に2作品ある所も興味深く。

ベテランも新人も関係なく、互いで刺激を与え合いながら

作り手全体でドラマを盛り上げていこうという活気を既に感じられて、

ドラマ好きとしては嬉しい限りです。

もちろん、カンテレと長い繋がりの草彅剛さん主演最新作も期待しちゃいます。

 

現段階では6作品で候補を選んだものの、

ここから最後まで感想を書く作品は2〜3作品になるのですが、果たして絞れるのかな(笑)

 

ではでは、個人的ヒット作が出て来れば良いなぁと願いつつ...

秋クールのドラマを楽しみに待ちましょう(´∀`)

最後まで閲覧ありがとうございました!

 

 

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しあわせな結婚 9話(最終回) 感想|再びしあわせになった2人

 

 

「じゃあ離婚しないね?」

「します。」

ネルラ(松たか子)の頭の中には、相手に流されるという言葉がないみたい(笑)

う巻きは褒められて嬉しいけど、それと離婚は別よ…と

切り分けているのがはっきりと見える彼女の返答には、思わず吹き出しちゃいました。

と同時に、不思議と懐かしい感覚にもなりましたね。

2人の日常会話は今まで全く描かれていない訳ではなかったのに。

 

何でしょうね…全体通して、面白かったのは確かなんですけど、

1話の卍みたいな寝相とクロワッサンの食べ方が

あまりにもインパクトが強過ぎた…これに尽きるんだと思います。

あの日常パートを見てしまったら、俳優陣1人1人の個性も際立っているんだから、

幸太郎(阿部サダヲ)とネルラ夫婦、鈴木家による奇妙なホームコメディで、

作品としては十分楽しいのでは?という気持ちにはどうしてもなってしまうのです。

「股関節の女」と呼ばれるだけのネルラの股関節の強さや、

彼女に振り回される幸太郎の様子、彼が彼女のどこに一目惚れしたのかなど…

夫婦の話で見たい、知りたい所はまだまだありました。

(↑傍から見れば面倒臭いネルラという女性も、

松たか子さんが演じるから魅力的に映ってしまうのは分かるけど…)

 

個人的には、ホームコメディ要素とサスペンス要素が

噛み合っているようでイマイチ噛み合っていない印象が最後まで残ってしまったために、

やっぱりホームコメディだけで…という感想が変わる事はなかったのかなと。

いや、サスペンスを前面に押し出した回の時は、コメディ要素がアクセントになり

メリハリを生んではいたんですけど、そうじゃない時は話が停滞気味だったり、

路線のぶつかり合いでどう楽しんで良いか分からず、困惑したりしていましたから…。

中でも6話は、本当にやり過ぎでした。←まだ言うかw

面白い所もあるから本作の良さを理解したいのに、中々理解するのが難しい…

そんな作品だったように思います。

 

ただ、最終回は予想以上に綺麗にまとまっていたので、

見終わってのモヤモヤは特にないです。

ネルラが幸太郎を抱きしめに行った時、ハサミを持ったままだったもんで、

幸せムードを醸し出しておきながらそのまま刺しちゃうんじゃないかと

ドキドキしていたんですけど(だって、ネルラほど読めない人ならやりかねないから…w)、

何事もなくて安心しましたよ…(笑)

 

ストーリー自体は物足りない部分もありましたが、

良い意味で、阿部サダヲさん&松たか子さんの豪華な組み合わせと

イントロとサビが流れた途端「運命」が自然と強調される主題歌の引力に

最後まで惹かれて見ちゃいましたね。

 

 

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19番目のカルテ 8話(最終回) 感想|まだ始まったばかり

 

 

ああ…赤池田中泯)が徳重(松本潤)と話したがらない理由は、

前回の冒頭の回想も関係していたんですね…。

 

文章の流れ的に感想ではカットしましたが、講義中に誰も話を聞いてくれなくて、

「お〜い…!聞いてるか」と助けを求めたくなるほど

寂しそうにしていた赤池の姿が、頭から離れずにいたんですよね。

前回見ていた時、なんでみんな彼の話に興味がないの?と不思議だったけれども、

私は総合診療科のお仕事をドラマを通して見てきたからそう感じるのであって、

当時医療業界志望の学生からしたら、

あまりにも現実味のない話だと軽く受け流されてしまっていたのかもしれない。

見向きもされない。自分の行為が未来に繋がっているのかどうか分からない。

赤池は、先の見えない不安や孤独と常に戦い続けて、

そんな中で難病にかかって、諦めの境地に至ったんだと思います…。

 

赤池を診察するシーンでの、松本潤さんと田中泯さんによる数分間の対峙は、

リアルタイムで物凄く贅沢で貴重なものを見ている気持ちにさせられました。

田中泯さんの演技はもう言わずもがなで、存在感で圧倒させて

独自の世界観へと引き込もうとされるんですけど、

それに対して松本潤さんはその世界観に呑み込まれる訳でも、負けじと攻め返す訳でもなく、

全てを受け止めようとされているんです。

今思えば、本作での松本さんは"受けの芝居"に徹していたような気がします。

バックで静かに流れている、カン…カン…と秒針が動くような劇伴が

また緊迫感のある空間を生み出していました。

あのシーンは、最終回の中で実に見応えがありました。

 

赤池じゃないけれども、

「先生、総合診療科は、ようやく始まったばかりじゃないですか。」という徳重の言葉には

私も一気に涙腺に来てしまって…

だって、今までの内容を見ていればその通りなんです。

魚虎病院は、少しずつ変わりつつある。最終回でもそれは証明されていました。

例えば、院長戦で対立し合っていた北野(生瀬勝久)と東郷(池田成志)は

相手の意見を尊重して仲直りの出来るしっかりした大人で、

魚虎を支えたいという共通意志のもと、次のアクションを起こす。

これから臓器を切られるのに、頼もしい医者たちに囲まれウキウキしていた徳重の表情。

仕事の会話や何気ない会話で賑やかになった休憩室。

最初は休憩中に仕事の話を持ち込む事を嫌がっていた大須岡崎体育)が、

まぁたまには良いかと思えるようになって。

康二郎(新田真剣佑)は賑やかな声に、居心地の良ささえ感じているようでした。

 

いろんな人の集う休憩室のシーンを見てふと思うのは…

この中に鹿山(清水尋也)がいないのが寂しいという事。

前回含めて患者を全員再登場させて、群像劇風に様々な医者の出番を作って…となると、

そこに鹿山も含めて"完全"な状態の最終回を作り上げたかったのに

事情があって"完全"ではなくなってしまった、

本当はその状態で視聴者にお届けしたかったのに

変更せざるを得なかった制作陣の悔しさは、どうしても想像してしまいました。

でも、出演カットによる編集の違和感は全くなかったです。

なかった…という事は、報道されてから短い期間で

視聴者に少しでも事情をお察しさせないよう、自然な繋ぎを徹底的に心がけた

制作陣のお陰とも言える訳で。

"最善"の形で最後まで作品を届けて下さり、ありがとうございました。

 

劇中の描写を借りるとするなら…撒いた種から、長い時間をかけて芽が出始める。

そんな「『物事の始まり』の過程」を見届けたドラマだったように思います。

また、総合診療科の大きな窓から漏れる眩しくも柔らかい光、

窓から吹くそよ風が本作の雰囲気にぴったりで。

患者が総合診療科に来た事による安堵感や、

医者同士の輪が徐々に広がる事で生まれる可能性、医者の根本にある優しさ…

全部まとめて、様々な想いを抱えてそこにいる人を

そっと照らしてくれている所も好きでした。

 

膨大な数のドラマの中から、感想を書きたいリストとして本作を選び、

感想を最後まで書く事が出来て本当に良かったです。

そして、日曜劇場で本作が見られたのは、嬉しかったですね。

 

 

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しあわせな結婚 8話 感想|法律よりも重い家族のルール

 

 

あらら。15年前の事件だから証拠品も遺体もないのに、

幸太郎(阿部サダヲ)が本気を出して真相を調べたら、たった1話で犯人を特定しちゃった。

かたや材料があって、強い執念で再捜査まで持ちかけた黒川(杉野遥亮)と

当時関係していた警察は、一体何を調べていたんだとツッコミたいです…(苦笑)

っていうのは置いといて。

 

真犯人は、まぁそうかもな…と思う人でしたね。

ネルラ(松たか子)はここに来て自分が殺したんだと言い出したけれども、

レオ(板垣李光人)が事件に関わっているのは既に知っていて(だから家族で隠していて)、

幸太郎であればその真実も暴いてしまう事が分かっていたから

いきなりあの発言をしたんでしょう。

幸太郎がレオを出頭させた時、鈴木家で相談せずに独断で決めちゃうのは

どうだろうとはちょっと思いましたが、

かと言って、このまま守り通す事が彼にとって幸せかと考えたら…

それも違う気がするんですよねぇ。

 

5話の感想でも、

「ネルラ(松たか子)の周りにいる男性陣って、

彼女に振り回されている人たちばかりだよなぁ…」と書きましたが、

今回の結末を見ても、本当にその通りで。

法律よりも重い鈴木家(家族)のルールが存在している以上、

彼女の周りにいる男性陣は、みんな幸せにはなれない…そう感じています。

今となっては、布勢(玉置玲央)の絵画関係の仲間たちが

ネルラを悪者扱いする心情も理解出来ます。

布勢は鈴木家という閉じた世界に順応しようとするも、徐々に馴染めなくなった結果、

精神的に参ってしまったのかもしれません。

 

事件は解決したかのように見せかけて、来週の最終回で最大の秘密が明かされるそうで。

「夫婦の愛を問うマリッジ・サスペンス」とうたっている通り、

最終回は、亀裂が入った夫婦の関係性が修復され、

15年前の事件を乗り越えられるかどうかに一番注目したかったんですけど…

新たに"秘密"を追加するとは、何だかスッキリしませんね。

 

さらっとかつ意味深に描かれた弟・五守の死関連でしょうか。

鈴木家が閉じた世界になってしまったきっかけに、五守とかつての母が関わっているとか?

いずれにせよ、あまり期待せずに見ようと思います。

 

 

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19番目のカルテ 7話 感想|話数が少ないのだけが惜しい!

 

 

今期のTBSドラマは、9月13日から「世界陸上」が始まるためか、

どのプライム枠も最終回の日程が早いです。

火10と金10の初回放送日がそれぞれ7/1、7/4とやけに早かったのもそのためで、

火10は既に放送終了しています(金10は今週終了予定)。

本作の場合は7/13にスタートし、翌週に休みを挟んだので話数はどうなるかと思いましたが、

本作も例に漏れずで、全8話という短い話数で終わるんですね。

 

上記の事情があり、通常よりも話数を短縮したしわ寄せが来ているのか…

今回の内容は、エピソードを詰め込んだ感がありましたね。

夏休みで診療所にやってきた徳重(松本潤)と赤池田中泯)による、

ちょっとした違和感を漂わせながらのひと時の日常パートと、

初めてメインで手術を行う事になる若手外科医・戸田(羽谷勝太)率いる

魚虎病院の医者たちが患者に寄り添うお仕事パートを同時並行…。

超好意的に解釈すれば共通点はないとは言えないんですが、

やはり繋がりを感じにくい内容が交互に展開されていく構成になっていたので、

見ながらやや集中力は欠けてしまいました。

 

あともう1つ疑問だったのは、最終回前の段階で

戸田をメインにしたエピソードを持ってきた事。

私が忘れているだけだったらすみませんが、今まで目立った出番があった記憶がなくて…

滝野(小芝風花)たちとの絡みも見てないような?誰だったっけな?状態に(汗)

(↑出演者のファンの方、ごめんなさい…^^;)

だからか、よく知らないサブキャラクターが

このタイミングで中心に描かれている事に、唐突感を覚えましたね。

まぁ、ここ数話での医者たちの関わりを見ていれば、

きっと彼とも交流する機会があったのだと捉えられなくもないですが…

滝野や康二郎(新田真剣佑)、先輩の茶屋坂(ファーストサマーウイカ)などと

絡んでいる様子がある程度描かれた上での今回なら、

一歩成長しようとしている彼への応援の気持ちも増した気がします。

 

しかし、ここまで惜しい点を書いてきたものの、

徳重不在の魚虎病院パート自体は、今まで本作を見てきた醍醐味を感じられたというか、

良いなぁ…と思える所が節々で見受けられたのも事実です。

例えば、患者・小田井(マギー)1人に対して、滝野・戸田・茶屋坂・康二郎の

複数の医者が診察をするシーン。

医者と1対1の診察を想像して来ている患者の立場で考えたら

えっこんなに!?とびっくりするかもしれませんが、

人の命にメスを入れる重大さを理解した上で真摯に向き合う康二郎がいて、

患者目線に立って本音で共感してくれる茶屋坂がいて、

旅行の話で患者の不安をほぐした滝野が戸田にバトンパスをし、

バトンを受け取った戸田が、最後まで責任持って手術しますという誠実な姿勢を見せる。

そしてみんなで、患者に微笑んだりしっかり目を見たりしながら、安心感を与える。

 

この一連の流れ、「ここは私に任せて!」という医者同士の思いやりが見えれば、

個々が自分なりの考えを伝える事で、患者の恐怖を取り除いてあげたいとする

頼もしさも感じて、素敵な連携プレーだと思えました。

と同時に、赤池の下で教わった徳重が魚虎にもたらしたものは大きく、

徳重の考える医療のあり方ってこういう形なのかもしれない…とも考えさせられました。

 

「月並みな言葉ですが…あなたは1人ではない。そういう事だと思います。」

これは、初めて執刀する事への不安と緊張が拭えない戸田に対して

康二郎が言った言葉ではありますが、

先ほどのプロフェッショナル溢れる連携プレーもそうですし、

先輩医者たちによる戸田のサポートの様子を見た上だとスッと心に響きます。

…同期の飲み会で鹿山(清水尋也)が

「誰も、俺たちの話なんて聞いてくれないと思ってたけど、

自分たちから話せば変わる事もあんのかもな。」と言っていたのも印象的。

徳重と関わった医者が、他の医者や総合診療科と

積極的にコミュニケーションをとるようになる変化は、

回を重ねるごとに感じられましたから…。

(今更書くけれども、前回関わった医者が、次回のOPで登場してくる映像も好き。)

 

診療所パートの方は…というか、夕陽が照らされる浜辺で2人で語るシーンは、

田中泯さんがダンスを踊るように語られる演技&撮り方なのもあって、

芸術作品を見ている感覚にもなりましたね。

で、最後に徳重が病名を言っているのを見ると…

正直、やっぱりあと2話くらいあれば

徳重の診察がもっと見られたのかな?とは思っちゃいます。

最終回は2時間拡大でもないから、本当に短い…!

 

 

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