2019年春ドラマ-きのう何食べた?一覧

きのう何食べた? 最終回 感想|締めはやっぱり「いただきます」

 

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終わっちゃった……………。

良い意味で全然最終回らしい内容じゃなかった分、

何だかショックが大きい(泣)

でも、いつもの生活で、いつもの食卓で二人が「いただきます」をしたシーンで締めたのは、

中々本作らしいラストだったんじゃないでしょうか。

 

同性愛者だろうが関係なく、カップルが長続きする根幹は「食」にあるという事。

日常で欠かせない「食」を心から楽しんでいれば、どんな悩みやモヤモヤも飛び越えて

そこには温もりの詰まった空間が生まれるという事。

「美味しい」「ごちそうさま」「ありがとう」が愛情表現に繋がるという事。

人生を共にする相手と付き合っていく過程で、「食」がいかに重要な存在なのかを

丁寧に伝えてくれた作品でした。

 

そのメッセージ性が十分にあるから、シロ(西島秀俊)とケンジ(内野聖陽)も

心から幸せになって欲しいと思えます。

周囲を気にしいなシロが変われたのにも、納得感があります。

 

また、西島さんや内野さんは勿論ですが、本作の役者さんは皆自然体に演じてらして、

どれだけ苦しい想いをしてきたか、どういう心境を抱えて生活してきたか、が

台詞と台詞との間、息継ぎ、タメの抑揚で登場人物に感情移入出来る部分が多々あり。

パートナーがいて、同性愛者である自身を否定的に捉えてる(または誤解している)両親の

いる人の心理をちゃんと突いているなぁ…と素直に感じ取れる所も、好感度が高かったです。

 

食の重要性、結婚観、同性愛者とそうでない人での考え方の違い、などを

奇を衒わずに提示してみせた秀作ではありますが、

それは「キャラのハマり具合」「演技力の高い役者揃い」もあってこそ、だと思っています。

 

同じキャストで、同じ脚本家で、同じ演出家で、同じスタッフで…

本作で流れる日常を延々と見ていたい気持ちにさせられました。

原作はまだ続いているそうなので、愛を確認し合ってからの今後の二人の様子を

スペシャルでも何でも良いのでお願いします…。

ジルベールと小日向さんにも、またお会いしたい。

 

ホッコリとじんわりのバランスも心地良ければ、

時折のアドリブを交えたやり取りも、演じてる役者自身が楽しそうで。

最終回ではそれをたっぷり入れてくれたのもあり、満足度高い春ドラマの締めとなりました。

ありがとうございました。

 

 

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きのう何食べた? 最終回 感想|締めはやっぱり「いただきます」

 

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終わっちゃった……………。

良い意味で全然最終回らしい内容じゃなかった分、

何だかショックが大きい(泣)

でも、いつもの生活で、いつもの食卓で二人が「いただきます」をしたシーンで締めたのは、

中々本作らしいラストだったんじゃないでしょうか。

 

同性愛者だろうが関係なく、カップルが長続きする根幹は「食」にあるという事。

日常で欠かせない「食」を心から楽しんでいれば、どんな悩みやモヤモヤも飛び越えて

そこには温もりの詰まった空間が生まれるという事。

「美味しい」「ごちそうさま」「ありがとう」が愛情表現に繋がるという事。

人生を共にする相手と付き合っていく過程で、「食」がいかに重要な存在なのかを

丁寧に伝えてくれた作品でした。

 

そのメッセージ性が十分にあるから、シロ(西島秀俊)とケンジ(内野聖陽)も

心から幸せになって欲しいと思えます。

周囲を気にしいなシロが変われたのにも、納得感があります。

 

また、西島さんや内野さんは勿論ですが、本作の役者さんは皆自然体に演じてらして、

どれだけ苦しい想いをしてきたか、どういう心境を抱えて生活してきたか、が

台詞と台詞との間、息継ぎ、タメの抑揚で登場人物に感情移入出来る部分が多々あり。

パートナーがいて、同性愛者である自身を否定的に捉えてる(または誤解している)両親の

いる人の心理をちゃんと突いているなぁ…と素直に感じ取れる所も、好感度が高かったです。

 

食の重要性、結婚観、同性愛者とそうでない人での考え方の違い、などを

奇を衒わずに提示してみせた秀作ではありますが、

それは「キャラのハマり具合」「演技力の高い役者揃い」もあってこそ、だと思っています。

 

同じキャストで、同じ脚本家で、同じ演出家で、同じスタッフで…

本作で流れる日常を延々と見ていたい気持ちにさせられました。

原作はまだ続いているそうなので、愛を確認し合ってからの今後の二人の様子を

スペシャルでも何でも良いのでお願いします…。

ジルベールと小日向さんにも、またお会いしたい。

 

ホッコリとじんわりのバランスも心地良ければ、

時折のアドリブを交えたやり取りも、演じてる役者自身が楽しそうで。

最終回ではそれをたっぷり入れてくれたのもあり、満足度高い春ドラマの締めとなりました。

ありがとうございました。

 

 

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きのう何食べた? 11話 感想|親の気持ちはゲイでもノンケでも同じ

 

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再びクリスマスのお話。

ドラマ内で同じ時期・行事を取り扱うのは斬新な事ですが、

1年を通してどれだけシロ(西島秀俊)が周りの人々との関わりで

変われたかを表現するには、適切な構成だったと思います。

時間が経つのはあっという間だよなぁ…もう今年が終わるよ!という驚きも

実感出来て、何だかリアル。

 

「親の気持ちは、ゲイでもノンケでも同じ」

私はまだ親の経験はないけれど。

正式に結婚を決め、母自身が子供を産んで家族の形を作ってきたように、

その過程で感じた同じ「幸せ」を我が子にも味わってもらいたい…として、

つい世話を焼きたがる両者の親の気持ちは理解出来ます。

だから、子供は産まない、結婚の話にまで持っていかないなど、

自分の生きてきた人生とは真逆の人生を選ぶようになってしまったら、

どこかで育て方を間違えたのかな…とショックになるのもごく自然な訳で。

シロは「親が自分をショックに思っている」のを分かっていて、

あの決断をしたんですよね。

 

「俺がゲイだと知った時、きっと俺の事を可哀想な子だと思っただろう」

「こんな風になってしまったのは、私たちの育て方が悪かったんじゃないかって、

自分を責めたかもしれない」

だから、息子を想う親のためにも、自分はちゃんと幸せだよという形を

"パートナーと二人で"見せに行く。

孫が出来るのは勿論嬉しい事でしょうが、それよりもお腹を痛めて産んだ子が

今こうして相手と幸せに過ごせているんだと分かる事が、何よりも嬉しい。

これが一番の親孝行だと思います。

 

言葉を振り絞りながら率直な想いを告白するシロの姿に涙し、

ジルベール磯村勇斗)の茶々入れっぷりに笑みを溢す。

シロを囲む3人からは、温かい空間が生まれていました。

 

ああ、最終回は寂しいなぁ…。

 

 

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