2020年冬ドラマ-期待度・総括一覧

2020年 冬ドラマ 総括|不作の中にも良作あり

 

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どうも、りんころです。

えっと〜…あまりにも遅い総括記事の投稿になってしまってすみません!!!

別に体調が悪かったとかそういう訳ではなく、いつも通りピンピンしているのですが、

冬ドラマの締めが4月に入るからまだ良いか〜…春ドラマが続々延期しているからまだ良いか〜…

なんて先延ばしにしていたら、もう4月中旬を迎えてしまいました(滝汗)

 

通常であれば1作品ずつ、総括用にオリジナルのコメントを書き残していく

スタイルをとっているのですが、投稿が流石に遅過ぎるので、

今回にかぎっては「最終回の感想の一部を引用、再編集(+その他書き残しておきたいコメント)」

という形式で、超ざっくりとランキングを発表させていただきます^^;

 

 

ちなみに、視聴前に付けた期待度ランキングはこんな感じ↓

1位 コタキ兄弟と四苦八苦(テレ東・金深夜)

2位 パパがも一度恋をした(フジ・土11)

3位 テセウスの船(TBS・日9)

4位 病室で念仏を唱えないでください(TBS・金10)

5位 アリバイ崩し承ります(テレ朝・土11)

この中から1作品がTOP5に入る結果となりました。

最近、私の読みが外れるなぁ…(笑)1本はリタイアしちゃってますしね。

 

これはあくまでも個人的なランキングです!!

下に行くほど褒めるだけでないコメントも出てきます。

(そして、いつも程ではないものの、全部のランキング付けと振り返りをしただけあって

ボリューム大な記事となってます。お時間のある方にオススメ。)

ではでは…

 

 

2020年 冬ドラマ ランキング

 

視聴した17作品の順位を発表していきます。

※上から
順位 タイトル(放送局・曜日・時間)視聴前期待度(最大:★5つ)
という構成になっております。

感想記事のリンクも貼ってあるので、詳しい内容を見たい!という方は、よろしければ。

 

 

1位 最優秀作品賞

心の傷を癒すということ(NHK総合・土曜21時)★★★

 

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全4話という短い話数だけあって、時間経過の描写は確かに多かったものの、

この世界の登場人物にはそれぞれの"生きた時間"があり、

駆け足を一切感じさせない脚本と演出がとにかく素晴らしかったです。

 

劇伴の緩急のつけ方も良く、わざわざそれで煽ろうとしなくても

「無音」と「行間」を使いこなせていれば、緊迫感溢れる雰囲気は

しっかり作れるのだとも証明してみせたと思います。

 

また、柄本佑さん、尾野真千子さん、濱田岳さんなど各キャストの演技力の高さと、

桑原亮子さんの脚本力も含め、

「こんな演技もされるんだ」「こんな優しい世界観も生み出せられるんだ」など…

全てにおいて新たな発見・収穫を得た作品でもありました。

 

個人的には「調査力の高さ」「"余白"のとり方の上手さ」

「数字を取る事を最優先しない独自の題材選び」において信頼を寄せているNHKドラマで、

また1つ名作が誕生しました。

 

震災を取り扱うと、当時被災者だった方々のトラウマを抉る事にもなってしまいかねません。

しかし、本作に関しては、伝えるべきメッセージは伝えると同時に、

「"その時代"を確かに生きていた人々」の心情、そこから生まれる繋がりの温かさも

丁寧に描いてみせました。

 

それを全4話でまとめたのもポイントが高いです。

ぜひ、毎年放送して語り継いでいって欲しい作品です。

 

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2位 優秀作品賞

アライブ がん専門医のカルテ(フジテレビ・木曜22時)★★★

 

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「病気を抱えた患者」「それを治療する医者」という単なる二者の関係を描くのではなく、

あくまでも「がん」はベースとし、家族を、人生を、自分にとっての生きがいを見つめる

きっかけを与えてくれる作りでした。


ドラマチックに仰々しい台詞や動きを加えず、

登場人物の抱える心境を「行間」を用いて等身大に映し出す作りは、

個人的にはNHKが得意としているイメージがありましたが。

視聴率のためにと忖度しない、奇を衒わない作品を民放でも作れてしまうのだという、

ドラマ…いや、量産され続けて世間では飽きが来つつある医療ドラマの「可能性」を

感じさせてくれました。

 

最初は「あの某後出しじゃんけんのドラマの脚本家だからなぁ…」という事で

あまり期待していなかったのですが、 安易に がん=お涙頂戴のアイテム にしない

内容の質の高さに、回を増すごとにみるみる引き込まれてしまいました。

患者エピソードに関しては、1位の作品と肩を並べるほどの出来栄えです。

 

強いて言うなら、やはり縦軸部分の絡ませ方が勿体ない部分がありましたが、

それでも大好きでした。

残りの人生とは?パートナーとは?家族とは?

がんを通して、たくさん考えさせられる作品でした。

 

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3位 作品賞

死にたい夜にかぎって(TBS・火曜25時28分)(-)

  

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本作の魅力はやはり「多くを語らない」所にあり、

美術館でずらっと展示されている1枚1枚の絵を、自分のペースで、

自分なりに解釈しながら鑑賞する…そんな作りのように感じられました。


周りから見たら「ろくでもない」かもしれない立場にいる人々を

視聴者にも共感してもらえるように、

優しく、温かく照らし続けた、作り手のセンスが光った作品だったと思います。


個人的には、世間では「福田ファミリー」の一員として見られがちな賀来賢人さんをはじめ、

今後のドラマ業界のポテンシャルを感じさせてくれました。

 

初回の時点で、私の好みにドンピシャだったんですよねぇ…。

ああ、やっぱり、世の中にどこか生きづらさを抱えながら過ごす人に

焦点を当てた話が好きなのだと、改めて気づかされた作品でした。

 

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4位

コタキ兄弟と四苦八苦(テレビ東京・金曜24時12分)★★★★

 

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入れ替わりネタからトランスジェンダー、ファンタジー的コメディ、ホロっとさせられる話など、

1話完結パートだけでも コタキ兄弟を通して

変幻自在な世界に誘(いざな)ってくれる充実感がありましたが。

終盤になるにつれて「まさかそこが繋がっていたとは!」という、

思わず初回から見直したくなってしまうようなサプライズも施されていて、

全てにおいて抜かりがないな…と意表を突かれた作品でした。

 

不器用さが何とも言えない哀愁を漂わせた一路と、飄々としてちゃらんぽらんな二路の

苦味渋味を効かせた兄弟のキャラクター造形も秀逸でしたが、

そこにお茶目でありながらもしっかり者でもあるさっちゃんも加わる事で

ボケツッコミのバリエーションが広がったようにも思え、

3人の間から生まれるやり取りにも毎回クスッとさせられました。

 

古舘寛治さんと滝藤賢一さんに関しては、テレ東ならではのアングラでちょっとユルい

世界観にハマるのだろうという期待を寄せていましたが、

芳根京子さんも最初の段階で何の違和感もなく溶け込めていたのが、個人的には一番の収穫。

さっちゃんという役をサラッと愛らしく演じてみせたのが大きいのかもしれません。

 

ドラマ24」枠らしさと、脚本家・野木亜紀子さんの強みをどちらも打ち消す事なく、

絶妙な塩梅でいいとこ取りした作品に仕上がっていたと思います。

三番目と四番目の兄弟は恐らくネタでしょうが(笑)

スペシャルでも良いので、また続編が見たいです。

 

 

※1、2、5、6、8話の感想を投稿しています。

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5位

女子高生の無駄づかい(テレビ朝日・金曜23時15分)★★

 

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笑いのツボが合うのかどうか…という点で、始まる前までは全然期待していなかった本作。

しかし、最終的には一番のダークホースとなりました。

 

学校を舞台にしているのもあり、バカ、ヲタ、ロボの他にも

マジメ、ロリ、ヤマイ、マジョ、リリィと特徴的なキャラクターがどんどん増えてくるので、

主役3人の存在感がそのうち薄まってしまわないか…話がゴチャゴチャしてしまわないか…

という不安もありましたが、

そんな不安も綺麗さっぱりなくなるほど、構成の上手さが特に際立っていたと思います。

 

1話の中に軸を設けず、それぞれの日常を短編集としてまとめて

1時間内で次々見せていく手法に新鮮味が感じられたのは勿論ですが、

それに加えて、良い意味で「役者の無駄づかい」とも言えるような、

あの役者がこんな役を!?という漫画ちっくなキャラクターを堂々と演じてみせる

演技力の高さも堪能し、どちらにおいても飽きずに楽しく見られる事が出来ました。

 

小劇団の脚本家が手がける…というのも、作品の成功に繋がったのではないでしょうか。

女子高生役が似合ううちに、こちらも是非続編としてまたお会いしたいです。

 

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6位

病室で念仏を唱えないでください(TBS・金曜22時)★★★

 

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視聴前は、僧侶と医者を掛け持つ主人公の奇抜な設定で

コメディテイストになるのかと予想していましたが、

いざ最後まで見てみたら、中々どうして、医療ドラマとして"魅せる"部分と

コメディパートが良い塩梅で仕上がっていたと思います。


医師も完璧なスーパードクターではなく、患者と同じ一人の人間であり、

常に"煩悩"と隣り合わせで生きているという事。

ドラマの中にはハッとさせられるような、素直で的確な言葉が刻まれていた事。

人の繋がりの価値、温かさを教えてくれた事。

ちょっと話は逸れますが、これらの点では今期の同じ医療ドラマである

「アライブ」とシンクロする部分が多々あり、

最終的にはどちらも、どの登場人物にも共感出来て愛おしくも感じられる、

お気に入りの作品となりました。

 

本作らしさが出るのに少々時間がかかりはしましたが、

その分、最後まで見てきて良かった…というカタルシス(?)も得られました。

どの役者さんも軒並み演技力が高かったですが、

中でも、ムロツヨシさんは、世間的なイメージとは違う役柄を見事に演じ、

爪痕を残せたんじゃないかと思います。

 

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7位

パパがも一度恋をした(フジテレビ・土曜23時40分)★★★★

 

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この手の話だと終盤がどんな内容になるのかの想像もしやすいですし、

最終回でオールスターが駆けつけるというのもベタofベタではあるのですが、

登場人物それぞれから「大切な人に対する思いやり」「何かを失ってしまった後悔」が

感じられる心理描写が丁寧になされた分、手にとるように共感出来、

愛着の持てる作品に仕上がっていたと思います。

 

最初は「何でこんなほんわかラブコメが オトナの土ドラ枠に!?」という違和感がありましたが、

一般受けしづらい(褒めてますw)カオスなやり取りや下ネタの盛り込まれ具合を見るに

深夜枠に放送したのも頷ける所があり、

そういう意味では、個人的にはサイコスリラーかドロドロ不倫劇の印象が強い

「オトナの土ドラ」枠の新たな可能性を見出した作品になっていたとも感じさせられました。

 

「もみ消して冬」での経験が活きたような小澤征悦さんのコメディエンヌっぷりも良かったですが、

本作で一番驚かされたのは塚地武雅さんでした。

見た目はおっさんでも、声色や仕草でちゃんと多恵子だと分からせる説得力の強さ!

仮に芸人を辞めたとしても、役者として長く生き残りそう…。

 

 

8位

僕はどこから(テレビ東京・水曜24時12分)★★★

 

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最初は、特殊能力、認知症の母、薄暗いアパート、ヤクザ社会といった異空間の中で

「ファミラブ」という言葉が浮いているように映りましたが、

回を重ねるごとに「ファミラブ」そのものの話になって行き、

境遇は違えど どの人々にも同じ優しい血が流れているんだ…

そして、その愛をどう受け取るかは自分次第なんだ…と背中を押してくれる、

これから出会いや別れが増えて行く時期に相応しい作品だったんじゃないかと思います。


途中、何話か中だるみした回もありましたが、総じて面白かったです。

"山場"と"伏線回収"がきちんと用意された最終回を見て、

ここまで視聴してきた甲斐があったなぁと実感させられもしました。

 

構成に対して勿体無さはあったものの、いろんな意味で予想の斜め上を行く展開続きで

満足して見終える事が出来ました。

 

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9位

知らなくていいコト(日本テレビ・水曜22時)★★★

 

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最初は主人公の共感出来なさっぷり、お仕事パートの雑さに、

いくら好きな役者さんが出ていてもこれは微妙だな…やめちゃおうかな…なんて思っていましたが。

最終的にはここまで見てきて良かったと胸を張れる作品になりました。


「ままならない人生の中で、それぞれがそれぞれなりの罪を受け、

時に転機に救われながら生きて行く。」

これが最も伝えたかったメッセージだったと思うのです。


そう考えると、野中の存在は、勿論、ここぞとばかりに魅せてきた

重岡さんの怪演によるものも大きいですが、

本作にとって唯一の「世間」の象徴でもある気がしました。


視聴者の感情をかき乱される役者陣の演技も。

仕事に対する真摯な姿勢を見せるキャラクター造形も。

時々垣間見える人間臭さも。

どの面においても見応えがありました。面白かったです。

 

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10位

ハムラアキラ〜世界で最も不運な探偵〜(NHK総合・金曜22時)★★★

 

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最後まで徹底して「アンティークな内装の喫茶店で、コーヒーを飲みながら推理小説を嗜む」

作りになっていたのは良かったですし、

シシドカフカさんにとっても、今まで出演された作品の中では間違いなく頭角を現していた

作品になっていたんじゃないかと思います。

 

全体的には面白かったです。しかし、全7話ではなく全10話で見たかった気がします。

4話の段階で「葉村自身の物語」へとシフトして行ったので、

3話までのような切れ味の鋭い「依頼中心型」=1話完結のエピソードが

もっと見られたなら…という気持ちに駆られてしまいました。

 

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以下は、もっと簡単に。

10位まで見られれば良い!ノミネート賞の方を見たい!という方は、

こちらを押すと「超個人的なノミネート賞」のページに飛びます。

 

 

11位

病院の治しかた〜ドクター有原の挑戦〜(テレビ東京・月曜22時)★★★

 

最初は頼もしく映った有原がだんだん、

何も後先を考えないでやりたい放題やるお坊ちゃんキャラになってしまったのが残念。


3ヶ月後、半年後といった過程すっとばし展開だったり、

反対意見しか言わなかったイメージの医者達が急に漂白されたりと、

「再建モノ」「連続ドラマ」らしい醍醐味があまり実感出来なかったのも

何だかなぁ…という感じで見終えてしまいました。

 

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12位

悪魔の弁護人 御子柴礼司 –贖罪の奏鳴曲–(フジテレビ・土曜23時40分)(-) 

 

最終回まで見てきて、話の持って行き方的には、

やはり「もうそこでそのネタを使うの!?」オンパレードな2話が

個人的ピークではありましたが、

台詞にはハッとさせられるものは多く、少年法のあり方とは?罪を償うとはどうあるべきか?

を考えさせられるドラマとしては中々真摯な作りだったと思います。


ただ、「正しい罪の償い方とは?」という王道なテーマと主人公の殺害動機が結びつかないような気がして、

あまり主人公に感情移入出来ずじまいだったのが残念かな。

 

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13位

テセウスの船(TBS・日曜21時)★★★★

 

途中から薄々気づいていましたが、主題歌の力で感動シーンを無理やりねじ込み、

怪しげな人物をこれでもかと沢山映し、サイコパスなキャラクターを配置し、

引っ張り続けて最終回は風呂敷畳めずじまいの作風で…

なんだか、今振り返ってみればTBS版「あなたの番です」みたいなドラマでした。

 

ツッコミ成分は終始変わらずあったものの、

序盤は雪山でのロケというスケールの大きさも効いていて

緊迫感を保ちながら楽しむ事が出来ましたが…

7話辺りから、真相を引っ張りたいがために「家族の絆」をベースとした

あざとい展開や本編に直接無意味な展開を詰め込んだ作りになってしまったのが残念でした。

 

今でも、WOWOW制作だったら…と想像してしまいます。

原作を2本分扱う「半沢直樹」の話数を増やす代わりに、こちらはいっその事

全8話構成に思い切ってみても良かったんじゃないでしょうか。

 

結果的に、どこかに泣かせる要素を入れようとする

民法の悪い癖が出た典型例になってしまった気がします。

 

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14位

ケイジとケンジ 所轄と地検の24時(テレビ朝日・木曜21時)★★★

 

あの不祥事がなければどうなっていたかは分かりません。

逆にあの不祥事のお陰で、台詞や脇役において皮肉にも面白味が増し、

最後まで何とか完走出来たような気がします。

 

しかし、脇役を前面に押し出したが故に登場人物の多さが目立ち、

元々個性的なキャラクターが更に渋滞して、1話完結部分の事件パートと

上手く絡められていない印象がありました。

 

愉快な会話劇ややり取りで視聴者を楽しませたいのであれば、

この局らしく「チームワークで犯人を捕まえていく刑事ドラマ」で良かったと思います。

刑事と検事の二者間の違いを全く活かせていないモヤモヤも残りました。

 

 

※感想は4話までです。

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15位

絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜(フジテレビ・月曜21時)★★★

 

前作よりも"都合の良い設定"がかなり目立っていた印象でした。

仮に第3(5)シーズンをやるとしたら、井沢の一線超える超える詐欺や

仲間内の誰かが犯罪者予備軍で不憫な目に遭う展開…

といった前作と似通った要素に頼る事なく、キャラクターからミハンシステムの検知基準まで

あらゆる設定をじっくり練り直してから作るべきです。

 

※1〜3、6、8話、最終回、AFTER STORYの感想を投稿しています。

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16位

トップナイフ –天才脳外科医の条件–(日本テレビ・土曜22時)★★★

 

バリバリ活躍する主人公を描きたいのか、チームの絆を描きたいのか、

それとも「医者だって一人の人間」という視聴者に共感させる話にしたいのか、

どこに向かおうとしているのかが曖昧な印象がありました。


親子関係の話だと、深山&娘の件、黒岩&少年の件とネタが被っているから、

どちらか1つに絞るべきで。

小机とバーの店主の必要性も、結局最後まで分からぬまま。

登場人物をやけにミステリアスに映す意味深な演出も含めて、

「これ、いる?」って言いたくなるような無駄な要素が多過ぎたのが

とにかく残念な作品でした。

 

群像劇のつもりなのでしょうが、登場人物のエピソードをいっぱい描けば良い

訳ではないと思うんですよねぇ…。

主題歌でバリバリ踊る天海さんだけが記憶に残りそう。

 

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17位

10の秘密(フジテレビ・火曜21時)★★★

 

家にいる事が増えて、さて、この機会に溜めていたドラマでも見ようかなぁと考えている方…

自信を持って言います。

これは見なくて良いです(笑)

今すぐHDDからポイしてください。最終回まで見ても何も腑に落ちません。

 

("全て"を評価している訳ではないのを前提にして)

「3年A組」や「あなたの番です」がヒットした今、

オリジナルのミステリー作品に対して世間のハードルが上がっている事を

もっと頭に入れるべきだと思います。

 

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番外編

 

螢草 菜々の剣(NHK総合・土曜18時5分)(-)

 

個人的に注目している、清原果耶さん目当てでの視聴。

去年の夏にBSで既に放送されていた作品だったので、ランキングからは外させていただきました。

 

内容自体は、現代モノのドラマにある復讐劇と何ら変わりなく特に新鮮味はありませんでしたが、

逆にそのお陰で、今まで何作か時代劇を見てきてはその世界観に慣れず、完走出来なかった私でも

最後まで見られたような気がします。

 

透明感のある可憐さを持ち合わせながらも、芯の強さも感じさせる清原さんの佇まい。

雅をまとった濱田マリさんの存在感。

「だんご兵衛」というあだ名がつけられるのも頷ける

松尾諭さんから醸し出される親しみやすさなど、それぞれのキャラクターも楽しみました。

 

 

リタイアしたドラマ…

 

恋はつづくよどこまでも(TBS・火曜22時)★★ 

 

2話まで視聴。世間的には話題になったみたいですが、

2話での「主人公の恋愛を描くために、登場人物を死なせたり、

真っ当に仕事をしている人を悪役扱いしたり…」という描写の仕方にトドメを刺されまして、

もう良いかな…と。(主人公アゲ周りサゲが、基本的に好きではないので。)

 

 

アリバイ崩し承ります(テレビ朝日・土曜23時15分)★★★ 

 

1話のみ視聴。どちらも演技派である浜辺美波さんと安田顕さんの組み合わせで

楽しみにしていましたが、幻想的な世界観、ミステリー要素、キャラクター

どれを取っても突き抜けていないように感じられてしまったので、リタイア。

もう少し様子見しても良かったのですが、視聴当時は録画が溜まっていましたので…(汗)

 

 

シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。

日本テレビ・日曜22時30分)★★

 

1話のみ視聴。「とうとうやっちまったな」感漂う作品でした。

横浜流星さんと清野菜名さんのアクションを推すのなら、

アメコミ設定を付け加える必要性はなかったと思うのです。

あちこち装飾してとりあえず見栄え良くした結果、

何を一番に見せたいのかという"本作らしさ"がぼやけていた印象がありました。

 

 

ちなみに、この他にも「ランチ合コン探偵」「スカーレット」を視聴していたのですが、

前者は5話分以上(しかも、HDDの残量の都合で1話分録画抜け)、

後者は2ヶ月分くらい録画を溜めてしまったので、

これは流石に追いきれない…他に見たいものもあるし…という事で

泣く泣く諦めてしまいましたorz

しかし、「スカーレット」は近年の朝ドラの中でもSNSでは評判が良さげだったので、

いつか総集編or夕方の再放送枠で放送される日が来たら

今度こそ完走したいな〜…とは思っています。

 

 

          

超個人的なノミネート賞

 

※投稿が遅くなったのもあり、各ノミネートに関するコメントは

今期にかぎって省略させていただきます(謝)

 

 

主演男優賞 柄本佑(心の傷を癒すということ) 

→候補:賀来賢人(死にたい夜にかぎって)

    古舘寛治(コタキ兄弟と四苦八苦)

    滝藤賢一(コタキ兄弟と四苦八苦)

 

 

主演女優賞 松下奈緒(アライブ がん専門医のカルテ)

→候補:吉高由里子(知らなくていいコト)

 

 

助演男優賞 重岡大毅(知らなくていいコト)

→候補:柄本佑(知らなくていいコト)

    小林薫(知らなくていいコト)

    佐々木蔵之介(知らなくていいコト)

激選区でした(笑)それぞれの演技力の高さに魅了された作品でもあったので…

 

 

助演女優賞 高畑淳子(アライブ がん専門医のカルテ)

→候補:芳根京子(コタキ兄弟と四苦八苦)

 

 

新人賞 福本莉子(パパがも一度恋をした)

→候補:柴崎楓雅(テセウスの船)

 

 

主題歌賞 ましのみ「7」/アイナ・ジ・エンド「死にたい夜にかぎって」(死にたい夜にかぎって)

死にたい夜にかぎって

死にたい夜にかぎって

  • 発売日: 2020/02/26
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

→候補:須田景凪「はるどなり」(アライブ がん専門医のカルテ)

    三浦大知「I'm Here」(病室で念仏を唱えないでください)

 

 

OP/ED映像賞 コタキ兄弟と四苦八苦 OP

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→候補:10の秘密 OP

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ブラァッッ! ラァッッ! ブラァッッ! ラァイッッ! オウオォウオウオオンオォン~ \ブラァッッ! ラァッッ! ブラァッッ! ラァァァイッ!/
(OPが本編みたいなものでした(爆))

 

 

脚本賞 桑原亮子「心の傷を癒すということ」

→候補:野木亜紀子「コタキ兄弟と四苦八苦」

 

 

演出賞 安達もじり、松岡一史、中泉慧「心の傷を癒すということ」

→候補:高野舞、石井祐介、水田成英「アライブ がん専門医のカルテ」

    村尾嘉昭、坂上卓哉「死にたい夜にかぎって」

 

 

劇伴賞 眞鍋昭大「アライブ がん専門医のカルテ」 

→候補:世武裕子「心の傷を癒すということ」 

 

 

特別賞 チーム「女子高生の無駄づかい」

 

 

今期の振り返り…

 

それぞれのドラマの2,3話を見た段階では

「今期はあんまり面白いのがないな〜…」という不安がありましたが、

最終的には(惜しいまま終わってしまった作品はあったものの)

どれも魅力や良さが感じられたクールになっていたのではないかと思います。

 

中でも不安だったのは、やはり医療ドラマの乱立ですが、

病院を舞台とした再建モノの「病院の治しかた」、ラブコメの「恋つづ」、

病気を通して人の人生のありのままを伝える「アライブ」、

生死について考えさせられる「ねんとな」、複数の要素を絡ませた「トップナイフ」と

これだけあっても意外と棲み分けが出来るものなのだという収穫は得られました。

しかし、それは1作品を除いて最後まで見てきたドラマ好きの一人としての視点であって、

そうでない世間的な視点であれば「同じようなものばかり」という印象を与えてしまいかねません。

見る前から捨ててしまう事態を避けるべく、今後はなるべく、

例えば「医療ドラマを制作した局は、来期では同じジャンルのドラマの制作は出来ない」といった

ルールを設けるなどして、各局調整をしていただきたい所です。

 

そして、今期の話題作は何と言っても「テセウスの船」「恋はつづくよどこまでも」の二作。

視聴率を気にせずやりたい事を突き詰める深夜帯に対して、

プライム帯は「3年A組」のヒットをきっかけに、SNSを通して大勢の人が考察に盛り上がったり、

キャーキャー言ったり、ツッコミを入れたりしながら楽しむ…

所謂「実況特化型」の作品が増えている傾向にあると思っています。

 

勿論、SNSを取り入れる事でドラマ業界が活性化し、

今まであまり見てこなかった層が、ある作品を通して「日本のドラマって面白いんだ」という

視野を広げられたら、ドラマ好きとしては嬉しい事この上ないですが。

その分、本当に質の高い作品はどんどん埋もれて

「視聴者の反応」を重要視した質の低い作品ばかりが生まれてきてしまうんじゃないか…

という"焦り"も感じさせられます。

 

"焦り"と表現したのも、話は少し逸れますが、今年の新春テレビ放談で

「「あな番」のような作りが今後のドラマにおいての基準になれば…」といった旨の

コメントがあったから。

ドラマの楽しみ方が時代と共に変わってきている以上、

ワイワイ盛り上がれる作品があっても別に良いのですが、

全部が全部、その"基準"とやらに振り回されないで欲しいな…と願うばかりです。

 

締めがなんか変な方向に行っちゃいましたが、とりあえず言いたい事は言えたので、

今期の振り返りはここで終わりとします。

 

 

*** 

 

以上、冬ドラマの総括でした。

来期も素敵な作品との出会いがあればな〜と思います。

 

閲覧ありがとうございました!

 


2020年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度

 

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1/18:「病室で念仏を唱えないでください」最新話をUPしました。

 

こんにちは、りんころです!

視聴予定の1月期のドラマを紹介して行こうと思います。

 

↓ の横の文字をクリックすると、そのページに飛べる仕組みになってます。

〜目次〜

2020年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度

 1話は必ず視聴&感想を書くであろう全19作品の視聴リストです。

 作品概要やスタッフ情報も掲載しております。

番外編

 1クールで終わらない作品と地方局&BS作品の視聴リストです。

 また、ここで取り上げているものは感想を書かない可能性大です。

視聴未定なドラマ

 記事作成段階で、視聴しようか考え中のリストです。

まとめ

 冬ドラマの視聴リストだけを見たい方は、

 上の「まとめ」を押すことをお勧めします。

 

それでは、参りましょう〜。

 

                   

2020年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度

 

視聴予定の19作品と期待度を発表していきます。

※上から
タイトル/初回放送日/放送局/時間/視聴前期待度(最大:★5つ)
作品概要/コメント/主な出演者/スタッフ(脚本、演出etc)/
という構成になっております。

 

月曜日

         

絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜

(1/6・フジテレビ・月曜21時)★★★

 

月9復活の嚆矢(こうし)となったドラマが帰って来る! 冒頭から謎が謎を呼ぶ、全く予想のつかないストーリー展開はもちろん、アクションシーンを含め前作をはるかに凌駕する圧倒的なスケールでお送りする。

 

絶対零度シリーズ」の元祖主演である上戸彩さんは、今作には出演されないとの事。

なら、完全に別物のタイトルにすれば良いのになぁと思うんですが…

主人公・井沢の境界線の危うい佇まい、

苦くて切ない結末と主題歌の親和性が良かった点など、

前作はそれなりに魅力的な部分はありました。

 

なので、上戸彩さんの出演がなくなった事で、

絶対零度」というブランドに引っ張られない、

ミハンシステムを活かし、より独自性を追求した刑事ドラマになる事を期待します。

 

出演:沢村一樹横山裕、本田翼 他

脚本:浜田秀哉(「絶対零度 シリーズ」「ナオミとカナコ」「ボイス」)

演出:石川淳一(「リーガルハイ シリーズ」「海月姫」「ストロベリーナイト・サーガ」)

   品田俊介(「ナオミとカナコ」「隣の家族は青く見える」「ルパンの娘」)

音楽:横山克 (「リバース」「わろてんか」「ホリデイラブ」「刑事ゼロ」)

プロデュース:永井麗子(「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」「キャリア」)

       関本純一(作品不明)

企画:稲葉直人(「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」「ルパンの娘」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/zettaireido/index.html

 

 

病院の治しかた〜ドクター有原の挑戦〜

(1/20・テレビ東京・月曜22時)★★★

 

スピードスケート選手・小平奈緒が今も所属する相澤病院が、かつて多額の借金を抱え倒産危機から奇跡の復活を遂げた“実話”をベースにした物語。医療ドラマの持つヒューマンな面白さに、更に経営再建というビジネスものの面白さを加えた、全く新しい作品をお届けする。

  

作品が増えて行くごとに、当初好きだったほろ苦さや誠実さ、

エンタメ性からは徐々にかけ離れて、最近は人情頼りの再建物語が多い傾向にあるこの枠。

本作もまたあらすじを読むに、再建物語っぽいのですが…

脚本家が山本むつみさんである点、医療ドラマ要素を絡める事で

既視感ある話から脱却出来るかという点に注目して、とりあえず初回を見てみます。

 

出演:小泉孝太郎高嶋政伸小西真奈美浅田美代子中村雅俊

脚本:山本むつみ(「ゲゲゲの女房」「コウノドリ(2015)」「小吉の女房」)

監督:宮脇亮(「最高の離婚」「心がポキッとね」「花にけだもの」)

   清弘誠(「渡る世間は鬼ばかり シリーズ」「昭和元禄落語心中」)

音楽:羽毛田丈史(「とんび」「天皇の料理番」「パーフェクトワールド ※映画」)

チーフプロデューサー :浅野太 (「バイプレイヤーズ シリーズ」「ハル」)

プロデューサー:稲田秀樹(「リーガル・ハイ シリーズ」「ハル」)

        松本拓 (「銀と金」「フリンジマン」「きのう何食べた?」)

        志村彰 (「しあわせの記憶」「Wの悲劇(2019)」※共にSP)

        木村綾乃(「恋がヘタでも生きてます」「花にけだもの」)

主題歌:久保田利伸「LIFE」

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/byouinnonaoshikata/

 

 

火曜日

     

10の秘密(1/14・フジテレビ・火曜21時)★★★

 

シングルファザーである主人公の娘が、ある日誘拐されてしまう所から物語が始まる。 娘を探すにつれて、元妻の秘密を知るばかりか、なんでも話せる関係だと思っていた娘にする秘密がある事を知ってしまう…そんな”秘密”が次々と暴かれていくサスペンス。

 

「嘘の戦争」スタッフなので、面白さとスリルはそれなりに確保されているでしょう。

サスペンスには持ってこい(だと思っている)

仲間由紀恵さん、仲里依紗さん、渡部篤郎さんのキャスティングに

向井理さんという組み合わせで、どんな化学反応が生まれるかが楽しみです。

 

出演:向井理仲間由紀恵仲里依紗渡部篤郎

脚本:後藤法子(「嘘の戦争」「チア☆ダン」「イノセント・デイズ」)

演出:宝来忠昭(「こえ恋」「嘘の戦争」「セミオトコ」)

   中西正成(作品不明)

音楽:林ゆうき(「緊急取調室 シリーズ」「嘘の戦争」「ミラー・ツインズ」)

   橘麻美 (「フラジャイル」「嘘の戦争」「あなたの番です」)

 

プロデューサー:河西秀幸(「ON」「嘘の戦争」「パーフェクトワールド」)

演出・プロデューサー:三宅喜重(「僕のヤバイ妻」「嘘の戦争」「まだ結婚できない男」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.ktv.jp/10himitsu/index.html

 

         

恋はつづくよどこまでも(1/14・TBS・火曜22時)★★

 

女性を中心に圧倒的な支持を得ている、大人気コミックがドラマ化。“勇者”と“魔王”の黄金カップル誕生!?主人公を思わず応援したくなる胸キュン♡ラブストーリー。

 

前作「G線上のあなたと私」が、せっかく恋愛を取り扱ったドラマに

新たな可能性を示してくれたのに…また目先の胸キュンラブコメに戻りそうですね。

「理想と現実のギャップ」「超ドS」とか如何にもな少女漫画の設定ですが、

楽しめるのかなぁ…。

 

出演:上白石萌音佐藤健

脚本:金子ありさ(「花燃ゆ」「FINAL CUT」「中学聖日記」「東京独身男子」)

演出:田中健太 (「下町ロケット シリーズ」「陸王」「集団左遷!!」)

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー :磯山晶(「ごめんね青春!」「G線上のあなたと私」)

プロデューサー:宮﨑真佐子(「逃げるは恥だが役に立つ」「大恋愛」)

        松本明子 (「今日から俺は!!」「3年A組」「警視庁ゼロ係4」)

主題歌:「」

原作 :円城寺マキ『恋はつづくよどこまでも』

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/koitsudu_tbs/

 

 

水曜日

         

知らなくていいコト(1/8・日本テレビ・水曜22時)★★★

 

「あなたのお父さんはハリウッドスターよ」母の残した謎の言葉は、私の人生を大きく狂わせた…週刊誌記者の主人公が立ち向かう、お仕事系ヒューマンドラマ。

  

吉高由里子さんとこの枠の相性はあんまり合わないイメージがあり、

また「私頑張ってる」推しのキラキラお仕事ドラマなのかなぁ…とも思うんですが、

脚本家が大石静さんなのでちょっと期待はしてみたいです。

でも、週刊誌記者として働く主人公、母の死、父がハリウッドスターと、

色々と設定が多いみたいなので、風呂敷を上手く畳めるのかは心配です…。

 

出演:吉高由里子柄本佑重岡大毅

脚本:大石静 (「家売るオンナ シリーズ」「トットちゃん!」「大恋愛」)

演出:狩山俊輔(「生田家の朝 シリーズ」「ど根性ガエル」「俺のスカート、どこ行った?」)

   塚本連平(「お迎えデス。」「記憶捜査」「時効警察はじめました」)他

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー :西憲彦 (「地味にスゴイ!」「家売るオンナの逆襲」「同期のサクラ」)

プロデューサー:小田玲奈(「生田家の朝 シリーズ」「家売るオンナ シリーズ」)

        久保田充(「齋藤さん シリーズ」「家売るオンナの逆襲」「ボイス」)

        大塚英治(「Woman」「お迎えデス。」「獣になれない私たち」)

主題歌:flumpool「素晴らしき嘘」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/shiranakuteiikoto/

 

       

僕はどこから(1/8・テレビ東京・水曜24時12分)★★★

 

文章を書き写す事で他人の思考をコピーできる能力を持つ青年&エリートヤクザの新バディが誕生。“若さ故に抱える苦悩”や“揺るぎない友情”を真正面から描く、青春異能クライムサスペンス。

 

前作「死役所」が面白かったので、本作もこの調子で…!と思っています。

某弁護士ドラマに続いて、また特殊な能力を持つ青年役を演じる中島裕翔くん(笑)

 

出演:中島裕翔、間宮祥太朗上白石萌歌

脚本:高橋泉 (「わにとかげぎす」「坂道のアポロン ※映画」「ひとよ ※映画」)

監督:瀧悠輔 (「名刺ゲーム」「インベスターZ」「わたし旦那をシェアしてた」)

   熊坂出 (「わにとかげぎす」「僕はまだ君を愛さないことができる」)

   大内隆弘(「三匹のおっさん シリーズ」「健康で文化的な最低限度の生活」)

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー :山鹿達也(「特命刑事カクホの女 シリーズ」「死役所」)

プロデューサー:戸石紀子(「フジコ」「代償」「ミス・シャーロック」「ハル」)

        北川俊樹(「銀と金」「あまんじゃく ※SP」「執事2」)

        川西巧久(作品不明)

協力プロデューサー  :都志修平(作品不明)

主題歌:Hey! Say! JUMP「I am」

原作 :市川マサ『僕はどこから』

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/bokudoko/

 

 

木曜日

     

ケイジとケンジ 所轄と地検の24時

(1/16・テレビ朝日・木曜21時)★★★

 

”元体育教師の刑事”と”頭でっかちの超エリート検事”がタッグを組み、港町・横浜を舞台に人間くささ全開で大暴れ! 所轄と地検の24時を、サスペンスとユーモアで痛快に描く。

 

凸凹バディモノはここ何年かで増えてきてますから、

従来の類似作品と差別化出来るかどうかに注目ですね。

 

出演:桐谷健太東出昌大

脚本:福田靖 (「DOCTORS シリーズ」「先に生まれただけの僕」「まんぷく」)

演出:本橋圭太(「緊急取調室 シリーズ」「黒革の手帖」「TWO WEEKS」)

   及川拓郎(「刑事7人 シリーズ」「ユニバーサル広告社」「刑事ゼロ」)

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー :黒田徹也(「あなたには渡さない」「ハケン占い師アタル」)

プロデューサー:服部宣之 (「未解決の女」「やすらぎの道〜刻」「セミオトコ」)

        飯田サヤカ(作品不明)

        菊池誠  (「民王」「未解決の女」「東京独身男子」)

        松野千鶴子(「おっさんずラブ シリーズ」「DOCTORS シリーズ」)

        岡美鶴  (「黒革の手帖」「未解決の女」「東京独身男子」)

主題歌:宮本浩次「ハレルヤ」

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/keijitokenji/#/?category=drama

 

       

アライブ がん専門医のカルテ(1/9・フジテレビ・木曜22時)★★★

 

2人の女医が、自らの痛みと秘密を抱えながら人生を生き抜く、最新のメディカル・ヒューマンドラマが始動!内科の中でも腫瘍内科というがんに特化した診療科を舞台に、今の医療現場に最も求められているがんのスペシャリストたちの戦いと苦悩を描く。

 

こっちは女医のバディモノ。そして、今期は医療を扱ったドラマが多い中で

これが一番オーソドックスになるのかな?

「腫瘍内科」に着目したのは興味深いですが、去年の脚本家の作品を見てからだと

不安しかないので…ほどほどに初回を待ちます。

 

出演:松下奈緒木村佳乃

脚本:倉光泰子(「ラヴソング」「刑事ゆがみ」「スキャンダル専門弁護士QUEEN」)

演出:高野舞 (「昼顔」「セシルのもくろみ」「モンテ・クリスト伯」)

音楽 :眞鍋昭大(「明日の約束」「モンテ・クリスト伯」「ミス・ジコチョー」)

プロデュース:太田大(「モンテ・クリスト伯」「レ・ミゼラブル ※SP」「シャーロック」)

       有賀聡(「カンナさーん!」「初めて恋をした日に読む話」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/alive/

 

 

ランチ合コン探偵〜恋とグルメと謎解きと〜

(1/9・日本テレビ・木曜23時59分)★★★

 

ランチタイムに”女性の好き”が詰まったおいしい組み合わせ!合コン × グルメ × 謎解きを1時間にギュッと短縮した、新感覚のミステリードラマをお届けする。

 

発表された時、ショートカットの山本美月さん見たさに

見てみようかなぁと思ってしまいました。←単純(笑)

しかし、ざっとあらすじを読んでみる限り、

ミステリーでは王道の殺人事件や凶悪犯罪が絡んで来ない所に興味を持ちました。

程良くゆるく、かつ程良く考えられる、深夜にぴったりなタイプの作品になる気がします。

 

出演:山本美月トリンドル玲奈瀬戸利樹木村祐一

脚本:阿相クミコ(「ワカコ酒 シリーズ」「居酒屋ぼったくり」「後妻業」)他

監督:菊川誠(「警視庁いきもの係」「人生が楽しくなる幸せの法則」「リカ」)他

音楽 :仲西匡(「人生が楽しくなる幸せの法則」「まだ結婚できない男」)

チーフプロデューサー :前西和成(「探偵が早すぎる」「ラブリラン」「チート」)

プロデューサー:沼田賢治(「リピート」「人生が楽しくなる幸せの法則」)

        斎木綾乃(作品不明)

        森安彩 (「心がポキッとね」「人生が楽しくなる幸せの法則」)

        久松大地(「ラーメン大好き小泉さん シリーズ」「逃亡花」)

主題歌:「」

原作 :水生大海『ランチ探偵』『ランチ探偵 容疑者のレシピ』

公式サイト:https://www.ytv.co.jp/lunchtantei/

 

 

金曜日

 

ハムラアキラ〜世界で最も不運な探偵〜

(1/24・NHK総合・金曜22時)★★★

 

ミステリー作家・若竹七海が20年以上に渡って描いてきた「女探偵・葉村晶シリーズ」が初のテレビドラマ化。ミステリーは勿論、「世界で最も不運な探偵」と言われている主人公が、数々の事件と対峙する中で、 彼女自身の人生とも向き合っていく姿も描かれる。

 

「葉村晶シリーズ」を全く知らないので、

初回を見てみない事には面白そうかどうか分からないんですが…

世界観の作り込み次第で、シシドカフカさんの代表作にはなるのかも?

 

出演:シシド・カフカ

脚本:黒沢久子(「東京女子図鑑」「民衆の敵」「夫のちんぽが入らない」)

   木田紀生(「牙娘<GARO> シリーズ」「ワルボロ ※映画」)

演出:大橋守 (「お母さん、娘をやめていいですか?」「プラスティック・スマイル」)

   増田靜雄(「花子とアン」「64(ロクヨン)」「美女と男子」)

   中村周祐(作品不明)

音楽:菊池成孔(作品不明)

制作統括:三鬼一希(「べっぴんさん」「女子的生活」「だから私は推しました」)

主題歌:「」

原作 :若竹七海『ハムラアキラ〜世界で最も不運な探偵〜』

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/drama/drama10/hamuraakira/

 

   

病室で念仏を唱えないでください(1/17・TBS・金曜22時)★★★

 

伊藤英明が12年ぶりのTBS連続ドラマ主演!僧侶でありながら救命救急医でもある異色の主人公・松本照円(まつもと・しょうえん)の奮闘を通して、「生きることとは、そして死ぬとは何か」を問う一話完結形式の医療ヒューマンドラマ。

  

乱立している医療ドラマの中では、これが一番奇抜な感じですね。

想像していた以上に真面目なテーマを掲げているので、コメディとシリアスがちぐはぐ、

あるいはシリアス寄りになって元々の主人公の設定を活かせない…といった

パターンになってしまう事も考えられますが、

TBSのドラマ(特にこの枠)は原作の世界観を大切に扱っているものが多いので、

楽しみな気持ちの方が大きいです。

 

出演:伊藤英明ムロツヨシ松本穂香中谷美紀

脚本:吉澤智子(「きみが心に棲みついた」「初めて恋をした日に読む話」)

演出:平野俊一(「MONSTERS」「あなたには帰る家がある」「インハンド」)

   岡本伸吾(「99.9 シリーズ」「チア☆ダン」「大恋愛」「インハンド」)

   泉正英 (「わにとかげぎす」)

音楽:(「」「」「」)

編成:渡瀬暁彦(「監獄のお姫さま ※演出」「メゾン・ド・ポリス」)

プロデューサー:峠田浩(「逃げるは恥だが役に立つ」「下町ロケット2」)

主題歌:三浦大知「I'm here」

原作 :こやす珠世『病室で念仏を唱えないでください』

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/nembutsu_tbs/

  

 

女子高生の無駄づかい(1/24・テレビ朝日・金曜23時15分)★★

 

キラキラしていない…甘酸っぱい恋もない…。刹那的なきらめきに溢れた“青春”をただただ無駄に浪費する、女子高生=JKたちのハナクソみたいな日常を描く超挑戦的コメディーが、金曜の夜に爆誕

  

かつてアニメ化されたほど原作は人気らしいのですが、

個人的に苦手なテンション高めの作風になりそうなきらいもあるので、

あんまり期待はしていません。

そして、スタッフは一部しか関わっていないものの、

主演の方で「私のおじさん」の悪夢が再来しそうな気も…(汗)

(↑本人を苦手と言っている訳ではありません。)


出演:岡田結実恒松祐里中村ゆりか

脚本:田辺茂範(「表参道高校合唱部!」「トクサツガガガ」「インハンド」)

   矢島弘一(「あいの結婚相談所」「健康で文化的な最低限度の生活」)

   角田貴志(「大阪環状線 シリーズ」「ストリートワイズ・イン・ワンダーランド鬼伝説編 ※SP」)

   山田由梨(作品不明)

   安藤奎 (作品不明)

   玉田真也(「ちょい☆ドラ2017 ※SP」「のの湯」「JOKER×FACE」)

監督:山本大輔(「おっさんずラブ シリーズ」「民王」「オトナ高校」「サイン」)

   日暮謙 (「過保護のカホコ」「FINAL CUT」「ハケン占い師アタル」)

   中島良 (「サムライ・ロック ※映画」「人形佐七捕物帳」「兄友」)

   洞功二 (「デート」「カインとアベル」「ルパンの娘」)他

音楽:(「」「」「」)

ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(「おっさんずラブ シリーズ」「べしゃり暮らし」)

プロデューサー:貴島彩理 (「おっさんずラブ シリーズ」「私のおじさん」)

        本郷達也 (「健康で文化的な最低限度の生活」「セミオトコ」)

        布施等  (「越路吹雪物語」「私のおじさん」「セミオトコ」)

主題歌:「」

原作 :ビーノ『女子高生の無駄づかい』

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/jyoshimuda/#/?category=drama

 

 

コタキ兄弟と四苦八苦(1/10・テレビ東京・金曜24時12分)★★★★

 

脚本・野木亜紀子 × 監督・山下敦弘でお届けする、オリジナルドラマ。生きるのが下手な兄弟が、「レンタルおやじ」を通して孤独な依頼人たちと関わり、様々な無茶ぶりに“四苦八苦”しながらも、どうにか生きていく人間賛歌コメディ。

  

我が道を行く「ザ・テレ東深夜ドラマ」感ある

古舘寛治さん&滝藤賢一さんのW主演だけで既に面白そうですが、

どの作品もほぼハズレなしの野木亜紀子さん、

山田孝之のカンヌ映画祭」のモキュメンタリー演出が印象的だった

山下敦弘さんの組み合わせときたら、間違いナシに決まっているじゃないですか。

「人間賛歌」の話も好きなので、これは楽しみです。

 

出演:古舘寛治滝藤賢一

脚本:野木亜紀子(「空飛ぶ広報室」「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」)

監督:山下敦弘 (「深夜食堂 シリーズ」「山田孝之のカンヌ映画祭」)

音楽:玉舟&BIOMAN(作品不明)

チーフプロデューサー :阿部真士(「きのう何食べた?」「孤独のグルメ Season8」)

プロデューサー:濱谷晃一(「執事 西園寺の名推理 シリーズ」「フルーツ宅配便」)

        根岸洋之(「苦役列車」「味園ユニバース」「ハード・コア」※全て映画)

        平林勉 (「兄に愛されすぎて困ってます ※映画」)

        伊藤太一(「楳図かずお恐怖劇場」「エコエコアザラク」※共に映画)

OPテーマ:Creepy Nuts「オトナ」

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/kotaki/

 

  

土曜日

 

心の傷を癒すということ(1/18・NHK総合・土曜21時)★★★

 

精神科医安克昌さんの実話がベースになった物語。阪神・淡路大震災から25年を迎える2020年に、人の心に寄り添い、心の絆を繊細に描くヒューマンドラマをお届けする。

 

最近だとドキュメンタリー×ドラマの「体感 首都直下地震ウイーク」が

記憶に新しいNHKですが、強みである調査力を活かして、

今度は阪神淡路大震災を実際に体験した方を描くドラマを作るようです。

全4話と短いですが、心に残る作品になると良いなぁと思ってます。

 

出演:柄本佑尾野真千子濱田岳

脚本:桑原亮子(「禁断の恋は満月に輝く」)

演出:安達もじり(「カーネーション」「花子とアン」「べっぴんさん」「まんぷく」)

   松岡一史 (「わろてんか スピンオフ『ラブ&マンザイ』※SP」「まんぷく」)

   中泉慧  (「わろてんか」「まんぷく」)

音楽:世武裕子 (「べっぴんさん」「羊と鋼の森 ※映画」「日々是好日 ※映画」)

制作統括:城谷厚司(「カーネーション」「みをつくし料理帖」「不惑スクラム」)

プロデューサー:京田光広(「その街の子ども」「あったまるユートピア」※共にSP)

        堀之内礼二郎(「ゲゲゲの女房」「花燃ゆ」「まんぷく」)

        橋本果奈(作品不明)

原案:安克昌(作品不明)

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/drama/dodra/kokoro/

 

     

トップナイフ–天才脳外科医の条件–

(1/11・日本テレビ・土曜22時)★★★

 

コード・ブルー」「医龍」など、医療ドラマを牽引してきた脚本家・林宏司の新作が誕生!超一流の技術と誇りを持ちながらも、どこか不器用でいびつな医師たちによる苦悩・葛藤を描く、リアル・ドクターストーリー。

  

コード・ブルー」は大変面白かったですし、

本作もヒューマン寄りに描かれる事から期待は出来そうですが。

この枠でかつて作られてきたシリアス系作品の傾向を考えると、

ワンオペだったり、単独行動だったり、ガミガミうるさい主要キャラがいたりと、

リアリティから逸れた味付けにもされてしまいそうな感じはするので、

ほどほどに待つ事にします。

 

出演:天海祐希椎名桔平広瀬アリス

脚本:林宏司  (「コード・ブルー1,2」「医龍1〜3」「BOSS」「ドロ刑」)

演出:大塚恭司 (「プラトニック」「雨が降ると君は優しい」「高嶺の花」)

   佐久間紀佳(「火村英生の推理」「Missデビル」「あなたの番です」)

   茂山佳則 (「ゆとりですがなにか」「俺のスカート、どこ行った?」)

音楽:横山克  (「リバース」「わろてんか」「ホリデイラブ」「刑事ゼロ」)

   鈴木真人 (「まっしろ」「そして、誰もいなくなった」「花のち晴れ」)

チーフプロデューサー :池田健司 (「ドロ刑」「ボイス」「俺の話は長い」)

プロデューサー:鈴木亜紀乃(作品不明)

協力プロデューサー  :難波利昭 (「今からあなたを脅迫します」「3年A組」

        岡宅真由美(「レンタル救世主」「トドメの接吻」「Iターン」)

        白石香織 (作品不明)

主題歌:JUJU「STAYIN' ALIVE」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/topknife/

 

 

アリバイ崩し承ります(2/1・テレビ朝日・土曜23時15分)★★★

 

都心から遠く離れた街で祖父から受け継いだ時計店を切り盛りする若き店主・美谷時乃が、時計修理の傍ら、一回5000円で時計や事件に関わる“アリバイ崩しを承る”本格謎解きミステリー。

 

浜辺美波さんと安田顕さんの組み合わせだけで、見たくなってしまいますね。

あとは脚本次第かな?

 

出演:浜辺美波安田顕成田凌

脚本:いずみ吉絋(「仰げば尊し」「トドメの接吻」「集団左遷!!」)他

監督:河合勇人 (「ニセコイ ※映画」「全裸監督」「かぐや姫は告らせたい ※映画」)

   星野和成 (「僕らは奇跡でできている」「原島浩美がモノ申す!」)

音楽:(「」「」「」)

ゼネラルプロデューサー   :横地郁英(「ヒモメン」「時効警察はじめました」)

プロデューサー   :浜田壮瑛(「べしゃり暮らし」)

           山本喜彦(「僕の初恋をキミに捧ぐ」「時効警察はじめました」)

主題歌:(「」「」「」)

原作 :大山誠一郎『アリバイ崩し承ります』

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/alibi/#/?category=drama

 

     

悪魔の弁護人 御子柴礼司 -贖罪の奏鳴曲-

(12/7・フジテレビ・土曜23時40分)

kimama-freedays.ddns.net

 

 

パパがも一度恋をした(2/1・フジテレビ・土曜23時40分)★★★★

 

ある日、死んだママが、おっさんの姿で帰ってきた――。 最愛の妻を亡くし、絶望したパパが再び立ち上がるまでの世にも奇妙な愛の物語。 オトナが笑って泣ける、究極のヒューマンコメディーが開幕!

  

https://twitter.com/tsukajimuga/status/1207126427692191744 ←原文ツイート

塚地さんのツイート「本庄まなみさんが演じる奥さんが亡くなり、

おっさんの姿で生き返るのですが、そのおっさん奥さんが僕なのです。」を読んで

なんじゃそりゃ!?と思ってしまった事が、本作を見ようとしたきっかけです(笑)

設定自体も斬新で面白そうですが、ラブコメをベースに

好みである「家族の再生物語」も絡めてくるそうなので、そこも楽しみ。

 

出演:小澤征悦塚地武雅本上まなみ

脚本:田中眞一 (「警視庁いきもの係」「時効警察はじめました2,6,7話」)

   福島三郎 (「泣きたいときのクスリ ※映画」「スープカレー ※脚本協力」)

   山下すばる(「1ページの恋」「チート」)

演出:後藤庸介 (「美しき罠 〜残花繚乱〜」「ボイス 110緊急指令室」)

   六車俊治 (「クロヒョウ」「リトルパフォーマー 風の鼓動」「JK☆ROCK」※全て映画)

   酒見顕守 (「花にけだもの」「神ちゅーんず」「新聞記者 ※映画」)   

音楽:(「」「」「」)

企画:市野直親(「さくらの親子丼 シリーズ」「火の粉」「リカ」)

プロデューサー:河角直樹(「碧の海」「やすらぎの郷」「リカ」)

        松本圭右(「碧の海」「朝が来る」「悪魔の弁護人 御子柴礼司」)

        古林郁子(作品不明)

        高石明彦(「東野圭吾 手紙 ※SP」「チート」「新聞記者 ※映画」)

原作:阿部潤『パパがも一度恋をした』

公式サイト:https://www.tokai-tv.com/io/papakoi/

 

 

日曜日

 

テセウスの船(1/19・TBS・日曜21時)★★★★

 

警察官の父が起こした殺人事件の謎を追う青年・心が、ある日突然タイムスリップ!そこで驚愕の真実にぶちあたる。「俺の父親は、本当に犯人なのか…!?」家族の笑顔を取り戻すため、事件を食い止めて過去を変える事に挑む主人公による、奇跡の物語。

  

キャスティングにお金掛けましたねぇ…

その力の入りようは映像でも伝わりますし、内容もなんだか面白そう。

外見に負けない、壮大で見応えある作品になる事を期待します。

 

出演:竹内涼真榮倉奈々安藤政信貫地谷しほり

脚本:高橋麻紀(「アリスの棘」「結婚式の前日に」「いつかこの雨がやむ日まで」)

演出:石井康晴(「逃げるは恥だが役に立つ」「ごめん、愛してる」「花のち晴れ」)

   松木彩 (「わにとかげぎす」「花のち晴れ」「グッドワイフ」「Heaven?」)

   山室大輔(「ごめんね青春!」「天皇の料理番」「グランメゾン東京」)

プロデューサー:渡辺良介(「下剋上受験」「悪魔の弁護人 御子柴礼司」)

        八木亜未(「下剋上受験」「決してマネしないでください。」)

主題歌:「」

原作 :東元俊哉『テセウスの船』

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/theseusnofune/

 

 

シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。

(1/12・日本テレビ・日曜22時30分)★★ ←リタイア

 

悪質なセクハラ・パワハラ、組織の不正に権力者への忖度…真相は結局グレーなまま闇に消えていく事が多い世の中の事件に、シロクロをつける最凶バディが誕生!アメコミのような痛快さと先の読めない謎が加速する、新時代のシニカルミステリー。

 

「グレーな事件」に着目した点で、今の時代だからこその作品にはなりそうですが、

公式が既に「考察班」というワードを使っている事と、

最近のこの枠は某ヒット作品に味をしめたのか

「真犯人が分かるまでの過剰な煽り演出」「考察させておいて結末は丸投げ」 傾向が

続いているので、もう期待はしていません。本音は星★1つです。

 

しかし、制作局が日本テレビから読売テレビになった事で、

何か風向きが変わると良いな…という僅かな期待を込めて、星★2つにしました。

(もう真相はhuluで!とかはやめておくれな…)

 

出演:横浜流星清野菜名

脚本:佐藤友治(「ラストコップ シリーズ」「ブラックスキャンダル」)

   蛭田直美(「ワイルド・ヒーローズ」「これは経費で落ちません!」)他

演出:遠藤光貴(「闇金ウシジマくん シリーズ」「トットちゃん!」「それぞれの断崖」)他

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー :岡本浩一(「ブラックスキャンダル」「向かいのバズる家族」)

プロデューサー:福田浩之(「婚活刑事」「ブラックスキャンダル」)

        馬場三輝(「るろうに剣心 ※映画」「真昼の悪魔」「限界団地」)

        千葉行利(「悪夢ちゃん」「僕らは奇跡でできている」)

共同プロデューサー  :池田健司(「ドロ刑」「イノセンス」「ボイス」「俺の話は長い」)

公式サイト:https://www.ytv.co.jp/shirokuro/

 

                        

番外編

 

麒麟がくる(1/19・NHK総合・日曜20時)★★★

 

若きころ、下剋上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場をかけぬけ、その教えを胸に、やがて織田信長の盟友となり、多くの群雄と天下をめぐって争った智将・明智光秀。そんな謎めいた彼の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命の行く末も描く。

 

西郷どん」「いだてん」と、2連チャンで完走出来なかったので

今回も最後まで見られるかどうかは分からないんですが(笑)

三度目の正直だと思って。佐々木蔵之介さんと滝藤賢一さん目当てで見ます!

 

出演:長谷川博己

脚本:池端俊策(「夏目漱石の妻」「鴨川食堂」「そろばん侍 風の市兵衛」)

演出:大原拓 (「軍師官兵衛」「とと姉ちゃん」「悦ちゃん」)

音楽:(「」「」「」)

制作統括:(「」「」「」)

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/kirin/

 

                        

視聴未定なドラマ 

  

伝説のお母さん(2/1・NHK総合・土曜23時30分)

 

「いま最も攻めてる!」と話題のよるドラ・第5弾のテーマは、RPGの世界で子育て!? 待機児童にワンオペ育児…“無理ゲー”な問題山積みの子育てを“ファンタジーなのにリアル”に描く。

 

毎回の事ですが、土曜の深夜ドラマは3本も被っているので…

(しかも放送開始日がみんな2/1(汗))

1本はこちらのコーナーに回しちゃいました。

でも、設定は今の時代らしく攻めた内容で、面白そう…

 

出演:前田敦子

脚本:玉田真也(「ちょい☆ドラ2017 ※SP」「のの湯」「JOKER×FACE」)

   大池容子(「恋する血液型 シーズン2」)

演出:村橋直樹(「まれ」「おんな城主 直虎」「透明なゆりかご」「サギデカ」)

   畑尚能 (作品不明)

   二見大輔(「悦ちゃん」「半分、青い。」「なつぞら」)

音楽:(「」「」「」)

制作統括:松川博敬(「カーネーション」「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」)

     篠原圭 (「水族館ガール」「腐女子、うっかりゲイに告る。」)

プロデューサー:上田明子(「この声をキミに」「腐女子、うっかりゲイに告る。」)

原作:かねもと『伝説のお母さん』

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/20000/414066.html

 

                                                                   

まとめ

 

以下、視聴予定の19作品です。

 

絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜(フジ・月9)

・病院の治しかた〜ドクター有原の挑戦〜(テレ東・月10)

・10の秘密(フジ・火9)

・恋はつづくよどこまでも(TBS・火10)

・知らなくていいコト(日テレ・水10)

・僕はどこから(テレ東・水深夜)

・ケイジとケンジ 所轄と地検の24時(テレ朝・木9)

・アライブ がん専門医のカルテ(フジ・木10)

・ランチ合コン探偵〜恋とグルメと謎解きと〜(日テレ・木深夜)

・ハムラアキラ〜世界で最も不運な探偵〜(NHK総合・金10)

・病室で念仏を唱えないでください(TBS・金10)

・女子高生の無駄づかい(テレ朝・金11)

・コタキ兄弟と四苦八苦(テレ東・金深夜)

・心の傷を癒やすということ(NHK総合・土9)

・トップナイフ−天才脳外科医の条件−(日テレ・土10)

・アリバイ崩し承ります(テレ朝・土11)

・パパがも一度恋をした(フジ・土11)

テセウスの船(TBS・日9)

・シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。(日テレ・日10)

 

 

期待度ランキングをTOP5で付けるならば…

1位 コタキ兄弟と四苦八苦(テレ東・金深夜)

2位 パパがも一度恋をした(フジ・土11)

3位 テセウスの船(TBS・日9)

4位 病室で念仏を唱えないでください(TBS・金10)

5位 アリバイ崩し承ります(テレ朝・土11)

 

 

今期のラインナップを見てみての第一印象は、

とにかく医療ドラマ(医療を舞台としたドラマ)が多いですねぇ。

テレ土10、TBS火10、金10(題材は違えど、ここは局内で被りましたね)、

テレ東月10、フジ木10…見事に分散した感じ。

まさか、去年の弁護士モノ3本を超えてしまうとは(笑)

 

あとは…刑事モノや推理モノ、ラブコメ、サスペンスが

程々にあるといった感じでしょうか。

2020年代の一発目のクールは、「定番」「王道」路線になりそうです。

…つまり、初回を見てみないと分からないなぁと思う作品ばかりだという事。

 

一時期見かけなくなった恋愛モノは、1クールに最低でも1作品あるくらいには

最近徐々に増えてきました。

しかし、若者受けを狙ったラブコメ、トレンディ感漂うストーリーと

まだまだ既視感のある作品が多いのが現状で、

この先視聴率を確保出来るかは、演者、演出、原作を選ぶ段階、全ての点において

どれくらい突き抜けられるかにかかっていると思います。

 

 

ではでは、個人的ヒット作が出て来れば良いなぁと願いつつ…

冬クールのドラマを楽しみに待ちましょう( ´∀`)