2020年春ドラマ-浦安鉄筋家族一覧

浦安鉄筋家族 12話(最終回) 感想|EDもプロレスラーも…怒涛の伏線回収祭り!

 

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はぁ…やられましたわ。

話の流れに関係なく晴郎(本多力)がビンタされる、

おもちゃ感満載のミニチュア劇、役者さんが普通に笑ってしまったシーンをカットしない…

全て「なんでもアリなコメディ」という作風が

今までの数々の違和感をスルーさせてたんですよね。

 

7話のエラーコインのネタが大鉄(佐藤二朗)の謎を明かすためにあったのも妙に納得。

さらには6話で「旅行に連れて行ってやるからな」と発言していたのには震えました。

ED映像まで全部伏線。怒涛の伏線回収祭り。

良い意味でバカバカしくて笑えるドラマだと思っていただけに、

まさかこんなにも練られた脚本になっていたとは…という意外性もプラスされて、

最終的には満足度が高い状態で見終える事となった作品でした。

ああ、録画を消さなきゃ良かったなぁ(笑)

 

元々想定していた構成だったにしても、

過去に収録した映像と新録映像を組み合わせて放送した点では

今の状況に相応しい制作方法として理にかなっていたと思いますし、

逆に撮影中止&家の取り壊しというハプニングがあったお陰で

「半年はなげぇ…」なんてメタな台詞も追加され、面白味も増しました。

今考えれば、放送再開されてからの話の方が微妙に感じる作品も多い中、

本作に関しては「普通に3ヶ月放送されてたらどうなっていたんだろうなぁ」と

ネガティブな方向に考えることは一切なかった。

むしろ、半年間放送した方が出来が良かったかもしれない。

Twitter佐藤二朗さんが「忘れ得ぬ作品となった」と呟かれていたのも頷けますし、

逆境をネタにしてまで、予定通りの話数で届けてくれてありがとうと言いたいです。

 

宇宙船とぶつかってサンタモニカへタクシーが飛んでしまうといったチープな展開と、

大沢木家の行動の裏にはいつも「家族が大好き」「我が家が大好き」という想いが

込められていた"ほっこり話"の、本来だったら噛み合わない2つの特徴を融合させて、

見終わった後には不思議と余韻を残していたのも本作の魅力の1つ。

原作ファンにはどう映ったかは分かりませんが、

漫画ではフィクションとして描かれる芸能人が実際に本人役としてゲスト出演されたりと、

実写化だからこその良さも活かせた作品だったのではないかと思います。

 

実は本作の感想は初回だけで終えるつもりでしたし、微妙…?とも思っていたのですが、

気づけば世界観やキャラクターに愛着が湧くほど好きになっていってました。

「続くかも」じゃなくて、是非「続いて欲しい」です!

 

 

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浦安鉄筋家族 11話 感想|5ヶ月前にタイムスリップ!

 

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何というか…カオスでんなぁ(笑)

突然の鉄筋警察もそうですけど、数台のパトカーが出動するのを

芋づる式で表現するなんて、カオスの極みだと思いますよ。

最終回に向けて色々と盛り込むのも、チープ感だだ漏れの演出も、

深夜だから許されるってやつですね。

 

さて、順子(水野美紀)の勘違いにより、

なぜか海外旅行へ連れていく事になっていた大鉄(佐藤二朗)。

あまりにも良い方向へ進むので、もしかして、ドッペルゲンガー=もう一人の大鉄の方

なのではないか?とも思っていましたけど、なるほど…タイムスリップと来ましたか。

しかも、1クールきっちりの3ヶ月前でも、よくある○年前でもなく、

5ヶ月前という微妙さ(笑)らしいと言えば、らしい。

1話の時のべーやんで大鉄が禁煙席を選んで、

麻岡(松井玲奈)や吸い仲間達が驚いているくだりが

違和感ない流れになっていたのには「おぉ〜!」と感心してしまいました。

 

大鉄ってよく結婚出来たよな〜と思いながら見ていた自分にも、

たった1つだけ似ている部分が。

流石にTVの角度を変えたりはしませんが、

ベッドで寝転がりながらドラマを見ている時に

ノートパソコンを頭の向きに合わせて置く事があるので、

そこだけは個人的にあるある過ぎてツボでしたw

 

春巻(大東駿介)は…宇宙に住み続けるオチになりそうな気がしますな(笑)

 

 

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浦安鉄筋家族 9・10話 感想|最後はいつも報われない晴郎くん(笑)

 

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先週分の感想を書きそびれてしまった&視聴してから日にちが経ってしまったため、

2話分ざっくりまとめて…の形でお送りします。

 

9発目「晴郎アローン」

 

なるほど〜。家が変わった理由は、晴郎(本多力)が薬開発のための実験で

爆発させたからって事にしたのねぇ。

うん、本作らしいし、彼ならやってもおかしくない!←

あれあれ…でも、前回モヒカン頭にされていたはずのセーラービーンちゃんが

元の髪型に戻ってる?

そこらへんの細かい事は気にするな!ですかね?(笑)

 

アイスを食べさせるために「さくーらボックス」を制作しちゃう

妹思いな晴郎と桜(岸井ゆきの)のエピソードにはほっこり…。

歳が近いからこそ、一番お互いを分かっている関係性にも萌える。

やっぱり、兄妹って良いなぁ。ズルいなぁ。

「お兄ちゃんの失敗、いつか誰かの役に立つよ。」

そう彼女が言った時の主題歌の流れるタイミングが何とも神がかっていて、

そばで頼りにしている人がいる事を「忘れないで」と

エールを送っているようにも聞こえて、ますますジーンと来てしまいました。

 

それにしても、晴郎はかなり報われませんでしたなぁ。

事件の一部始終を家族に見せてやりたい!(笑)

確かに匂い的な意味で部屋は荒らしましたけど、

ニートだからこその使命は果たしたんですよ〜?

 

 

10発目「子供たちグローイン」

 

「子供たちグローイン」というサブタイトル、

小鉄(斎藤汰鷹)と桜の様子を勘違いする順子(水野美紀)のエピソードからして、

今回の「母のいない所で成長している…(泣)」的な結末に落ち着く事は

何となく予想はついていましたが、

泣きそうなのを我慢する時の順子の顔が何ともキュートで…

一喜一憂するカットが多いのもあり、今まで以上に愛着が湧いてしまった回でした。

そう考えると…放送再開してからは大鉄(佐藤二朗)が脇に回るようになって来ましたね。

仕事の都合なのかしら。

 

しかし、小鉄の方は最初の段階で分かりましたけど、

桜の方は(本当に妊娠ではないと思いながらも)随分ややこしい。

安産祈願、産婦人科で写真を撮る、「産む」…

張り込みしたくなる気持ちも頷けます(笑)

晴郎もさり気なく腕前の良さを発揮。

頼めば無料で盗聴器やら顕微鏡やら作って貸してくれる事、もっと感謝すべきでしょ〜。

と言っても、最終回になっても準家族から昇格出来ないまま終わりそうな気もしますがw

 

強烈なインパクトを残した泉澤祐希さん。

この方がメインで、大沢木家と全力バトルするお話も見てみたかったなぁ。

 

 

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浦安鉄筋家族 8話 感想|岸井ゆきのさんのサイコパス役キボンヌ(古

 

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あれ?この女優さん、どこかで見た事がある。誰だったっけ…

エンディングのクレジットを確認したら、池谷のぶえさんだと判明。

月並な感想ですけど、役者さんってやっぱり凄いなぁ…。

ゲストもレギュラーも、本作に出演されている方々、み〜んなコンセプトを消化されている。

「妖怪シェアハウス」では座敷童子だったのが、浦安の世界では霊媒師。

この妖怪絡みのダブりもコロナ禍で放送中断になっていなければ

恐らく時期が重なる事はなかった訳で、そういう意味でも

偶然から生まれる思いがけない面白さも感じられました。

 

目を全開にしてイキイキとした笑顔ですかしっ屁する水野美紀さん、

完全に女性としてのプライドを捨てて楽しんでますなぁ(笑)

霊媒師・ボギー(池谷のぶえ)の「かーとりせんこう!」「いーやん!」の

言葉の強弱のつけ方も、ビンタされる稲川淳二さんも、

遺骨をベビーパウダーにする超鬼畜な(褒めてる)仁ママ(宍戸美和公)も、

触れられていないけど確実にインパクトを残すBiSHのそばの大きなぐるぐる巻きう○こも…

もう某芸人の決まり文句をお借りするなら、

クセが凄いんじゃ!としか言いようがありませんw

 

で!そうそう!!個人的に一番大きな収穫を得たのは

幽霊が乗り移った時の岸井ゆきのさんの演技ですよ!!!

下から睨みつける目の角度、鼻のシワ増やしてニカーッとする口、

そして思うがままに遊べたらすんごい気持ち良さそうに笑う表情…

もう〜〜たまらんかった。少年というより、むしろゾクッとするほど。

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↑この時は鼻にシワはないけれど、私が「これは良いぞ!」と唸ったシーンの1つ。

口周りについた血を、こんな表情で手で拭いながら高笑いする

サイコパス役をやって欲しいなんて思っちゃいましたよ。

あぁいかんいかん、妄想が過ぎる文章になってしまったのでここまでにしておいて…(苦笑)

 

最後は強引な展開なく、「子供ならではの純粋さも時には忘れないでね」なんて

メッセージ性も含んだほっこりエンド。

わちゃわちゃやっているように見せて決める所は決める本作らしい安定感は勿論ですが、

悪霊や厄除けというモチーフを取り入れる事で、

放送当時の 子供と過ごす機会が増える夏休みの時期

(と言っても、今年はもうとっくに夏休みは終わっているかもしれませんが…)

にはぴったりな話にも仕上がっていたと思います。

 

田中圭さんは遺影役という贅沢なキャスティング。

「らせんの迷宮」見たいんですけど…お蔵入りだけは止めて欲しいなぁ。

 

 

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浦安鉄筋家族 7話 感想|史上初!途中で家が変わるドラマ。

 

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撮影に使用されていた家が取り壊されて、新しい家になったって事、

絶対ネタにするだろうなぁと思っていたけどさ…

いやはや、そこまで言うか!って程拾ってきましたな。

サンボマスターのキャスティングは完全に無駄遣いですよね(笑)

チリチリ頭とか、もう本編と全然関係ない話もしてるし。

はぁ…自由だわ〜。懐かしいわ〜…このカオスっぷり。

「なんで許されてんだ?」とボソッと言った台詞が辛辣過ぎて一番ツボに入りましたw

 

「瓶の蓋が開かない」だけで1本のドラマに出来ちゃう素晴らしさ。

家が壊されるというハプニングが起きても、まるでそれも予定の範囲内だったかのように

劇中に一切"動揺"を感じさせないで笑いに変えてしまう

役者の方々とスタッフの臨機応変さには、最早尊敬の念さえ抱いてしまいます。

サンボマスターに加えて、武井壮さんやプロレスラーの橋本大地さんなど

豪華なゲストを呼んできた辺り…

撮影再開するのが嬉しくなった勢いで奮発したのかな?とも思えたり。

ずーっと違和感だった日本酒のラベルの文字が、

冒頭のエラーコインのくだりと絡められていた締め方もお見事でした。

 

頑なに開かなかったものが ふとした時に開けられたという日本酒の蓋が、

まるでどんちゃん騒ぎやりつつも、最後は「家族ってやっぱり良いね」なんて

ほっこりエピソードに落ち着く大沢木家を象徴しているかのようで。

「そんな時空をまたいだお話」「入り口は案外あっさり開くもの」

皮肉も滑稽さも、けれども奥底には愛しい家族を遠くから見守る優しさも感じられる

ナレーションもやっぱり好きで…再開後の回がこの回で良かったです。

 

放送中止告知前の6話の出来が大人しいものだったので少し不安でしたが、

これなら今後も安心して見られそう。

久々にドラマで凄く笑った!あ〜楽しい時間だったわ…。

 

 

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浦安鉄筋家族 6話 感想|本当の意味での飯テロ?(笑)

 

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キャラクターの突飛さを重視した話が続いた反動か、今回はかなり大人し目。

晴郎(本多力)がビンタされるのを待っていたんだけど(笑)

それもなしで、ちょっと物足りず。

しかし、店を探しているだけなのにきちんと笑い所を押さえてくる

佐藤二朗さんと水野美紀さんのコメディセンスには、面白いというよりむしろ感心させられて、

中華店に入るまでの10分間は引き伸ばし感を感じさせませんでした。

 

大人し目だと思った理由の1つとしては、やっぱりキャストの人数の減少でしょうかねぇ。

今回出てきたのは、大沢木一家と店主とフグオ(小山春朋)だけ。

場を騒がしくさせる印象のある春巻(大東駿介)も金鉄(坂田利夫)も、

前回出てきた関西一家も小学生達も一切出て来なかった…というのが大きいのかもしれません。

ビンタのシーンがなかったのは99%脚本による設定ですけど、

人数を限定付ける撮影スタイルになったのは

コロナの感染拡大防止のための対策でもあるのかな〜なんて思ってしまいました。

…って、まぁこれは考え過ぎなのかしら(汗)

 

私自身、大食いチャレンジや対決を見る事自体 特に苦ではないんですが、

大量の杏仁豆腐よりもチャーハンセットジュースの色の方が

もろゲ…自粛に見えてしまって、あそこだけはさすがにちょっとしんどかったですw

結局、ご飯粒を照明にびっしり付けた犯人は誰で、

大鉄(佐藤二朗)の謎の双子設定(?)の真相も分からずじまいですが、

そこは真面目に捉えない方が、良いの…よね?

 

放送当日になったら一週間後のタイムスケジュールも判明するので、

いつも番組表で次の話があるかどうかチェックしているんですが、

あら?7発目って書かれてない…もしかして…と思ったら、

こちらもやっぱり放送中断になってしまいました。

本作の楽しみ方を徐々に掴めてきただけに、寂しいですねぇ。

↓公式Twitterより

とりあえず次回はウンコが大活躍する事は分かったので(笑)

6話まで放送したとなると打ち切りになる可能性も低そうですし、気長に待ちます。

 

来週からは勇者ヨシヒコの第1作目の再放送。

佐藤二朗さんは続投ですね。第3作目しか見た事なかったので、ちらっと見てみようかな。

 

 

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浦安鉄筋家族 5話 感想|バケー!が台詞通りなのか地味に気になる。

 

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同級生に大阪出身の子はいたけど…「冷コ」なんて言葉耳にした事なかったよ(笑)

そして、あんなにコッテコテの関西弁を初めて聞いたよ(爆)

ただでさえカオスな世界観なのに、親同士の下品極まりない←これでも褒めてる

どんちゃん騒ぎが繰り広げられるもんだから、ツッコミも笑いも止まらなかったけどw

その分、桜(岸井ゆきの)とのり子(平澤宏々路)のシーンがとてもピュアに映って、

ドタバタのコメディと乙女ちっくな話のメリハリが効いた作りを楽しめました。

 

それにしても、前から思っていたんですが、

晴郎くん(本多力)はだんだんやられ役になってきてますねぇ。

関西人の2人にビンタされる時の動きのスムーズさには笑わずにはいられないでしょ(笑)

オチはちゃんと大鉄(佐藤二朗)がつけるのも含めて、もはやお家芸みたいです。

今回はアドリブもてんこ盛りでしたしね。

アドリブシーンになると最早「佐藤二朗ワールド」になるので

(本人は一応台詞通りだそうですが)、

原作ファンからしたら不満が出てくるのかもしれませんが、

回を増すごとに役者さんに自然体さが感じられて、台詞の応酬も息がぴったり合っているのが

画面から伝わるから、個人的には満足してます。

バケー!は、台詞通りだったのか、それとも噛んじゃったのか気になる所ですが…(笑)

後者だと良いなぁ。

 

「切っても切れない お向かいさんと安い包丁」

洒落の効いた名言(?)を残すナレーションも、本作らしい独特さがあって好きです。

 

 

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浦安鉄筋家族 3・4話 感想|水野美紀と広瀬アリスはずっとコンビだねぇ。

 

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放送から大分時間が経っているので、こちらも簡単感想で^^;

 

3発目「桜らむドリーミン」

 

期待していた花丸木(染谷将太)回。

いやいやいやいや、ちょっと引っかかっただけで服が脱げるかーい!

スパゲッティと間違えて自分の着てるニットを食べてる事なんてあるかーい!

と、こんな感じでツッコミが止まらなかったらむ(笑)

すぐ裸になる辺り周りからしたらかなりの変人なのに、

小鉄(斎藤汰鷹)たちはよく何の躊躇もなく近づけるよねぇ。

私だったら近づいて来ただけで避けるけど、

小学生男子は割とああいうタイプの子が多いんだろうか。

 

本作は毎回最後に、ホームドラマを思わせる温かいオチを用意していますが、

今回に関しては持っていき方にちょっと無理がある気がしてしまったり。

「らむ、付けて良いよ。」のシーンはシュールさも含まれていて印象的ではありましたが、

たまには全力で破茶滅茶なコメディやって終わり!な回があっても良いんじゃないですかね。

 

それにしても…滝藤賢一さん、贅沢なキャスティングが過ぎますねぇ(笑)

タクシーに乗る以外で出番は…あるのかしらw

 

 

4発目「春巻ティーチン」

 

3話の花丸木も十分アクの強いキャラクターで、上で感想を書いたばかりでなんなんですが…

春巻先生(大東駿介)に完全に持って行かれました(笑)

あれ?大沢木家ってこんなにマトモだったっけ?

大東駿介さんって誰だったっけ?なんて一瞬思ってしまうほどには。

いやぁ〜〜…役者の可能性って、本当に無限大……。

 

小鉄たちが春巻先生を恋しがる一番の理由は

通知表を5にしてもらえるからって所が大きいんでしょうけどw

一方で、変な人なのに小学生にモテる…というのはちょっと分かる気もします。

小学生の頃じゃなくて高校生の頃の話になるんですが、教え方は下手だったものの

お茶の水博士みたいな髪型がイジられている先生とか、声が極めて高い先生とか。

どこかに特徴的な要素がある方が、不思議と愛着が湧いて、記憶に残りやすいもんなんですよね。

 

演出においては、初回並みに騒々しい作りになっていたのは気になりましたが、

個性豊かなキャラクターで何とかカバー出来たんじゃないかと。

あと印象的だったのは、やっぱり何と言っても水野美紀さんと広瀬アリスさんの再共演ね!

Twitterでは滝藤さんが2人のシーンに遊びに来てくださったそうで、

この3人を本作の同じ画面で見てみたかったな〜…なんて思ってしまいました。

 

ところで…2人の顔が似ている事に関して、あの交互に映すカメラワークは狙いましたよね?(笑)

 

 

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浦安鉄筋家族 2話 感想|真面目に見てはいけない…は正論(笑)

 

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クセ強めな演出は相変わらずですが、前回より見やすく、楽しめました。

個人的には「もっとここが見たいな」と思っていた

大沢木家&浦安市民でのやり取りの面白さに特化していたのと、

前半では晴郎(本多力)、後半では桜(岸井ゆきの)をアクセントに

順子(水野美紀)との連携プレイを通して「家族の関係性」を思わせる

作りになっていたのが良かったです。

今回のような作りであれば、今後も気軽に見られそうな気がしました。

 

喫煙に続いて、ひき逃げもお構いなくネタに出来てしまうぶっ飛び具合とか、

思いっきり道路にぶつかっているのに何でガラス破片が飛び散らないんだ!とか、

車で行ってようやく病院に辿り着く距離なら、何で最初は徒歩で連れて行こうとしたのかとか

色々ツッコミどころはあるのですが(笑)

冒頭でも水野美紀さんが仰ってたように「真面目に見たらいけない」

スタンスでいた方が良いのかもしれませんね。

 

前回でも思いましたが、ミニチュア感漂う家やミニカーの多用、

吊るしている紐がガッツリ見えるチープな演出が

深夜ドラマならでは…という趣があって割と好きです。

食べる時の箸がバラバラというのも、特に説明はないものの

その家族だけの生活観を覗き見しているような感覚を覚えます。

 

本来だったら既に金曜10時のドラマが始まっているはずで、

本作の感想は初回のみとする予定でしたが、

「ここが面白かった」を羅列する以外の内容があれば

もう少し感想を書き続けようかと考えています。

 

そうそう…最後に、順子の名(?)言を。

「赤ちゃんは戦わすもんじゃない、あやすもんだよ。」

その後のドヤ顔も含めてツボりましたw

 

 

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浦安鉄筋家族 1話 感想|実写化してみせた勇気は買いたい

 

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喫煙所の感染リスクだとか、室内原則禁煙だとかで騒がれている中、

原作ではお馴染みらしいカートンを丸ごと吸うシーンや

煙を人の顔に思い切り吹きかけるシーンを遠慮なく映した所は、

自由の効いたテレビ東京、かつドラマ制作枠の中では最も遊んでいる印象のある

ドラマ24」での放送だからこそ実現出来たものだとは思いますし。

特に原作は知らなくても、水野美紀さん、岸井ゆきのさん、染谷将太さん、坂田利夫さんなど

それぞれの持ち味も、超個性的で独特なキャラクターを通して活かせているとも感じさせられます。

が、しかし、演出が悪目立ちしていたのが残念でならない初回でした…。

 

個人的にコメディテイストのドラマにおいては、登場人物を一人ずつ膨らませて、

性格やそれぞれの動きをじっくり描いていく事がポイントだと考えているので、

人物紹介よりも「あ、この監督だな」と明らかに分かるクセの強さを前面に押し出した

作品づくりをしてしまっては、視聴者の飽きが来るのも早くなると思うのです。

(私も実際、途中から笑える頻度も減ってしまったし…。)

おっさんずラブ」の大ヒットで味をしめたのかは分かりませんが、

初回は飛ばし過ぎな気がしました。

せっかく経験を積んできた役者をキャスティングしているのですから、

原作漫画の背景は無しにして、ビュンビュン飛ぶカメラワークや色彩鮮やかな照明を

減らす代わりに、もっと「タール吸うやつ大体友達♪」やタクシーでのシーンなど

会話劇に力を入れてみた方が、本作の持つ面白味は増すんじゃないでしょうか。

 

花丸木(染谷将太)のキャラクターが気になるので次回以降も様子見してみますが、

初回同様にてんこ盛りな演出が続くと、ちょっと完走はキツイかも…。

テンション高めな作りが苦手なので、これは趣味嗜好の問題かもしれませんが(汗)

 

OP映像は前作に引き続き、センスの良さが感じられて好きです。

サンボマスターと本作の親和性はバッチリだと思います。

 

 

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