2021年秋ドラマ-正義の天秤一覧

正義の天秤 3話 感想|長谷川検事は消されたに一票

 

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冒頭からガッツリ縦軸に踏み込むんですねぇ。

10年前の出来事…8年前の出来事…

鷹野(亀梨和也)と雨宮(大島優子)の馴れ初めを描いていたから、

じゃあ今回は1話完結型というよりかは縦軸が強く関係してくる話になるのかな?と思いきや、

割と長めの回想の後でさらっと杉村(北山宏光)が担当した別案件の話が始まったので、

構成にちょっと戸惑ってしまいました。

最終的には、安倍川事件と今回の事件どちらにも

検察官・長谷川(高橋克実)が関わっていたから、関連性がないとは言いませんが…

うーん、今回のような縦軸の絡め方をするなら、

最終章とも言える次回(4話)の方が相応しかったのではないでしょうか。

 

「ああ、弁護してやるよ。とことん弁護する。」

「高裁でも最高裁でも弁護して、お前の人生最後まで見届けてやるよ。」

相手をからかうクズな被告人に対して、

目に涙を溜めながらそう語る北山さんの演技が印象に残っていて。

弁護する事の責任の重さと、自分はなんで簡単に騙されてしまったのだろうという

未熟さ故の哀しみと怒り、

それでも自分が関わった人をどうしても放っておけない優しさと、

少しの時間でいろんな感情や彼自身の人柄が垣間見える

"杉村の成長"を真に描いた見応えのあるシーンだっただけに…

杉村が中江(須賀健太)を救いたいと感じたきっかけ、

「僕の事を分かってくれた」と感謝されるほど親身に話を聞いていた様子など、

1話分まるごと使って彼の成長過程をじっくり見てみたかった気がしました。

実際に弁護していた時の動きも台詞で片付けられていて、個人的には勿体なかったです。

まぁ、コミカルよりもシリアスな演技の方が、役者としての良さが出るのかも?という

収穫はあったので、そこは良かったけども。(ちゃんと演技をお見かけした事がなかったもんで)

 

そして、長谷川の自殺の件ですね。

木村ヒデユキの名前を出した時点で「あ、こりゃ消されるな…」と思ったら案の定(泣)

いかにも怪しげな登場をした一ノ瀬(萩原聖人)がそのまま

安倍川事件の真相を知る人物となるのかどうか?ですね…大事な所は。

 

元医者の設定にしても、一番"らしさ"というか"片鱗"を覗かせたのは2話のみなので、

野球好きの部分をもうちょっと控えめにしてもらわないと、

このままでは「元医者の弁護士」ではなく

「野球マニアの弁護士」のイメージがついてしまいそうです。

やたらめったら野球に例えたり、キャッチボールしたりするのは原作通りなんでしょうかね。

佐伯(奈緒)への例え…誰か理解出来た方います?(笑)

 

 

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正義の天秤 2話 感想|誰だって家族を守りたいし、信じたい。

 

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愛理沙(森迫永依)を良い子だったと信じ続ける母親の親子愛エピソードが効いたのかなぁ。

事件の真相こそ、誰かを庇って自分が罪を被るだとか、

揉め合いで相手が頭を打ってしまっただとか、オーソドックスなものではあったけれども。

このエピソードを通して、事件調査に携わる人達の個々の考えの違いが浮き彫りになって、

結果的にそれが「どうやって被害者と被害者家族を助けるか」という行動に現れる形で

自然と登場人物の描き分けがされていた所に、前回よりも満足して見終える事が出来ました。

 

感情的になりやすい新人の設定もありがちだけど、

そこは、ぱっと見はスイーツを食べに行っているだけの

鷹野(亀梨和也)の存在が緩和してくれているように思います。

素直な性格で、ストレートに考えをぶつける人。

いつも険しい表情で、何を考えているかよく分からない人。

そんな正反対の2人、いわゆる"凸凹コンビ"の掛け合いは純粋に面白かったです。

あとは何と言っても、母親と同じ年代であろう

梅津(佐戸井けん太)を関わらせたのが良かったなぁ。

この人なくして今回の結末あらず…だったかもしれませんね。

野球によるしんみりとした雰囲気はもちろん、

ドラッグ疑惑を持たれようが娘を今でも想い続けている父の姿が

当時の鷹野をサポートすると励ましてくれた恩人・真樹夫(中村雅俊)のようにも映って、

「山内愛理沙も、本当は優しくて良い子なんだよ」という言葉を手掛かりに

真相を解き明かす彼の変化には説得力がありました。

 

そして、"医者上がり"の設定も、今回の方が前面に出ている感じ。

楠田(笠松将)の行動が、愛理沙の名誉を傷つけ、母親の想いも踏みにじり、

さらには本来罪を背負わせるつもりはなかった妹も苦しませたのだと

感情的に訴えかける鷹野に、

医者として患者も患者家族も救ってきた…というかつての"片鱗"が見えました。

やはり、前回の感想に書いた通り、今回くらいシリアスと人情で緩急をつけた方が、

医者から弁護士になった主人公といった特殊な設定が活きるんだと思います。

 

とにかく、前回と同じ脚本家でも2話でここまで軌道修正出来たのなら、

残り3話もちょっと期待出来そうですね。

ただ、唯一心配なのは…縦軸が1話完結型のエピソードを食ってしまわないかって所でしょうか。

最近のドラマはその2つの軸を並行させがちで、最悪縦軸が話の腰を折るケースもあるし、

初期設定の紹介がなくなった分をそれで埋める今回の構成は気になったので、

あまり邪魔しない程度にお願いしたいです。

 

ところで、最後に余談ですが、全体的に…

特にオープニング映像に日テレ日10枠っぽさを感じさせるのは気のせいですかね(笑)

亀梨さんが日テレドラマのイメージだからなのか?いや、でも日10枠の出演経験はないし…?

 

 

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正義の天秤 1話 感想|オッス、オラ鷹野!オラワクワクすっぞ!

 

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えっと…「ワクワクしてきたぞ」が決め台詞になるんですかね?

聞いた途端、ダサっ!!と声に出てしまったのは私だけ?

っていうか、この聞いていて恥ずかしくなる感覚…

台詞以前にどこかでも感じた事あるような…と思いながら見ていたんですが、

多分「これがあなたのファイナルカットです」に近いものがあるんでしょうか。

あの作品では、普段はいきがっていて口調も乱暴なのに、

決め台詞を吐く時だけ敬語になるのに違和感を覚えた記憶があるんですけど。

本作でも一緒で、普段は「腐りきったお荷物集団」「まるでブレーメンの音楽隊」と

上手い例えをつけてはその理由を言葉巧みに語るキャラなのに、

心の中から湧き上がってくる感情を吐き出す時だけ

小学生並みの語彙力でしか表現しないのが謎で(笑)

あれは原作通りなのか。

もしオリジナルなら、もっと主人公に合ったかっこいい台詞があったんじゃなかろうか。

とにかく、初回を見た限りでは、台詞がダサっ!!という印象が一番に残ったのでありました。

 

事件の解決方法もちょっと納得しかねますねぇ。

法廷のシーンで保坂(筧利夫)も「許せなかったんです」と言っていた通り、

少なからず社長に対する憎しみの念を抱えていたのだとは思います。

でも…殺意でボートを転覆させた事に関しては、鷹野(亀梨和也)の憶測ですよね?

目撃者の証言はどこも意見が真っ二つになり、

残っていた映像も、あの行為が殺人に繋がるという確固たる証拠もない。

もちろん、社長の挑発的な発言を受けて苛立ちを覚えたあの一連のくだりも、

近くで聞いていた者もいなければ、ボイスレコーダーで録音もしていない。

序盤の回想では、もっと沖に行くよう急かされて舵を切っていたのが、

鷹野の憶測に合わせて、いつの間にか自分の意志で舵を切ったという事になっているし…

普通だったら証拠不十分だとして、

第1回だけで起訴処分を下す形にはならないのではないでしょうか。

 

鷹野の元医師という設定も「患者(被告人)に合った治療法を見つける」所で

活かされているのかもしれませんが、

今回の結末を見ると、自分しか知らない情報を後出しじゃんけんして、

憶測を法廷でベラベラ喋って、それを被告人に最終的に押しつけるのが

彼のスタイルなのかと思えてしまってモヤモヤします。

そもそも、本作が「医師から転職した天才弁護士が、冤罪の悲劇に苦しみながら(中略)

事件に関わる人々の魂を救う法廷推理ミステリー」とうたっておきながら、

第一印象を植え付ける初回の被告人は冤罪ではなかったですし。

"救う"という描写も分かりづらい。

途中に、実は優しかったのが伺えるエピソードを挟んだように、

前半はクールだが、後半は人情を滲ませて…といったメリハリを効かせたら

もっと"元医師の弁護士"らしさが出そうな気がしました。

 

うーん…ドS気質で自由気ままに動く主人公、

彼に振り回される部下の凸凹コンビ感、個性的なメンバーと、

何をやりたいか?どんな雰囲気にしたいのか?は凡そ掴めはしたものの、

全体的にこじんまりしていてベタな弁護士モノに留まってしまっていますね。

複数体制の脚本家である事が、軌道修正的な意味合いで

良い方向に向かうと良いのですが…。

 

 

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