2021年冬ドラマ-ウチの娘は、彼氏が出来ない!!一覧

ウチの娘は、彼氏が出来ない!! 2話 感想|米津玄師はアニソンも作ってるぞ〜

 

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どうしよう…本編よりもEDのメイキングの方が面白いという…(苦笑)

 

碧(菅野美穂)のちょっと幼いキャラクターにも慣れた。

好きな漫画について若干早口で語る空(浜辺美波)の姿は

前回よりもオタクっぽく見えた。(自分の事を陰キャとは言わないとは思うけど)

ただ…どうしても、所々で押し付けられる「偏見」「固定観念」が

自分にはグサッと突き刺さってくるのです。

 

オタクだとバレたくないから我慢して米津玄師を歌っている…の"我慢して"は

普通に米津玄師さんとそのファンに失礼ですし、

なんなら、過去にはボカロとかアニメソングとか作られているのに

"キラキラ大学生の象徴"として取り上げられているのは

ちょっと視野が狭過ぎるんじゃないのかと。

広瀬すずだったらな」「井川遥だったらな」

やたらと固有名詞を出してきますけど、

出せば出すほど面白いと思ってそうな気がしてならないです。

本筋と何も関係ない、ただ言わせたいためのギャグに実名が使われるのって…

もらい事故みたいで本人が可哀想。

 

母親世代だったら今のような"オタク"もいなかっただろうから

「オタクが恋愛出来るのか心配…」と思う気持ちも分からなくもないんですが、

ベストセラーの小説家だったら違和感を覚える訳で。

周りとは違った斬新な発想が出来るから売れたんじゃないのか?

人気者こそ世間を俯瞰的に見ているものではないのか?

編集者の漱石川上洋平)こそ業界に携わる人なのに、

「あのオタクな娘さんがデート!?」と

変わり者の話を聞いているかのような小馬鹿な反応をするのも変でした。

 

私の頭が単に固いだけかもしれませんが、

いやいや〜!wとツッコミながら見るっていうよりかは、

いや、それはどうなの…と思ってしまう方が多くて、

作り手が"楽しませたい事"と私が"楽しみたい事"が一致しない感覚が

ず〜っと続いている所に居心地の悪さを感じてます。

 

話の内容自体も、突然「半分、青い。」を彷彿とさせる漫画展開を盛り込んできたり、

脇役の立ち位置の沙織(福原遥)の恋心を描いてきたりと

あっちこっちに寄り道しているから、"母娘の物語"である必要性も感じられないし…

今回の冒頭で、1分も経たない前回のあらすじを紹介するくだりがありましたけど、

これこそ10分くらいで済みそうな内容な気がしてきました(苦笑)

福原遥さんのストーカーキャラもねぇ。年賀状に記載された住所を頼りに

新婚の家に一人でやってくるっていう「半青」のすずめを思い出してしまいましたよw

可愛らしい子になんて役をオファーしたのか。

 

正直言うと、浜辺美波さんと福原遥さんと岡田健史さんによる

学園ラブコメの方が面白そうだったかもなぁ…と思ってます。

これも完走出来るかどうか分からなくなってきました。

来週、感想がなかったらリタイアしたって事で…(汗)

 

 

1/27追記:

3話を見る前にリタイアする事にしました。

作風のクセが強いのは重々承知していますが、

登場人物の節々の言動に"脚本家自身"が投影されているように映ってしまうのが

ドラマとして楽しめなかった一番の理由だと思っています。

 

 

↓前回の感想はこちら↓

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ウチの娘は、彼氏が出来ない!! 1話 感想|象印よりもオタクの描写の方が気になる。

 

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予想通りの流れでしたね。雰囲気が荒れがちになるSNSも。

男性キャラは魅力的な役者を起用するけど、女性側はいまいち共感出来ないように描くのも。

北川悦吏子さんの作品は「愛していると言ってくれ」と「半分、青い。」しか

見ていませんが、主人公をいつも口調を強めにさせて

実年齢よりも幼い行動をさせる所はいつも同じ…(だと思っている)。

特に、空(浜辺美波)が基本的に「だ・である」口調なのは、

後者の主人公のすずめと重なる点で顕著。

碧(菅野美穂)は北川さん自身を投影させたキャラなのか?と思えてくるほど

恋愛に酔いしれている。

人物描写で好き嫌いは出てくるでしょうが、良くも悪くも脚本家の"作風"なので

別にそこを深く言及するつもりはないんですよ。

 

ただ…凄く気になるのが、

掛け合いや台詞がちっとも面白くないのと"オタク"の描き方。

トモダチ母娘だそうなので、必然的にじゃれ合いシーンが多くなる。

…ってなると、ここでクスっと笑えないのはちょっとキツいんですよねぇ。

「ちょ待てよ」だの、菅野美穂さんに「セ…」を言わせるだの、

永野芽郁さんの名前を挙げるだの、

所々インパクト重視で面白おかしい台詞を挿入しているのが、ことごとく滑っている感じ。

突飛なワードの裏には「どう?こんなの入れてみたけど面白いでしょ?」っていう意図が

見え隠れしているから、それが小っ恥ずかしくもなってくる。

 

"オタク"要素も…うーん、失礼ですが、

これは"自分のイメージ"で描いていないでしょうか。

どんな所がオタクらしかったかと言えば、同人誌を買ってきた事くらいしか思い浮かびません。

同人誌を「エロい漫画」で片付ける。

「見たいアニメがあるので帰ります」ってはっきり理由を言える。

人に接する際も堂々としていて、ベラベラ喋れる。

なんか、この人から「早く家に帰って"推し"を満喫したい」だとか、

「"推しの尊さ"を語りたい」だとかっていう熱い気持ちが感じられないん…ですけど(汗)

アニメ関係で物凄いものに出会った時に、語彙力を失って興奮するような性格でもないし。

突然何かと推しを重ねる訳でもない。

リアルな部分が見えてこないから、メガネでちょっと変わった口調をさせれば

"オタク"っぽくなるだろう…という軽い設定にしたようにしか思えないです。すいません。

 

オタクが恋する様子を小説化する流れになるのもよく分からず。

みんながみんな、恋愛に興味がない訳ではないし、

"恋愛をしたら変わり者"みたいなレッテルを貼られている作りにしているのは何かモヤる。

半分、青い。」は朝ドラだから完走したようなもんですが…

今後も主人公に共感出来ない部分や、古臭い設定が色濃く出たりしたら

多分早々に視聴はやめちゃうかもしれないです。

あの時みたいに、ギスギスしたくはないのでね。

 

 

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