2024年夏ドラマ一覧

新宿野戦病院 3話 感想|書きたい事は伝わってくるんだけどな〜…

 

 

前回よりも享(仲野太賀)が小ネタに埋もれる事なく、前に出るようになったものの…

それでもどことなく話が散漫しているように感じるのは、

やっぱり、享とヨウコ(小池栄子)のW主人公が一番の原因になっているのかもしれませんね。

 

「不適切にもほどがある!」もそうでしたが、表向きはコメディながらも

社会風刺的なメッセージが込められた作風になっているんですよね、本作って。

内容を見ていると、ああ、宮藤さんには書きたい事・伝えたい事が

たくさんあるんだろうなぁ…と思わされるのです。

 

例えば、今回だったら主に2つあり、

まずは、万引きした薬で再びオーバードーズしたマユ(伊東蒼)の元に

舞(橋本愛)が駆けつけるのですが、「そういう子たち」という可哀想ともとれるワードを

つい発してしまった舞に反発して、家も学校も施設も歌舞伎町も一緒だと怒る

マユの様子が描かれたエピソードと。

享と啓三(生瀬勝久)が月曜限定で開業したビューティクリニックが

イ・オンナ(余貴美子)のSNSでの宣伝のお陰で一気に繁盛するものの、

クリニックで事故が起きたという嘘情報がきっかけで

売り上げがガタ落ちするエピソードが描かれました。

 

前者に関しては、NPO法人が関わっているにもかかわらず、

虐待を受けている子供たちへの対応が上手くいっていないという現代の課題を感じさせ、

後者に関しては、嘘か本当かも分からないたった1つの口コミで

病院への評価がガラッと変わってしまう情報社会の恐ろしさを感じさせるものになっていました。

「ふてほど」でもSNSが扱われていましたね。

 

目の前の患者を救うためなら利益の損失も厭わないヨウコと、

お金のためならどんな手段でも使う享を対比して描きつつ、

医療業界の人手不足や経営難など、現代にはびこる問題をさり気なく提示し、

視聴者はそれを見ながらふと考えさせられる…

個人的にはそんな作りにも出来そうだと考えているんですが。

現状は個々のエピソードの結びつきが弱く、箇条書きのごとく用意されているので

何をどう見て良いやら、ちょっと困惑した状態に陥ってしまうんですね。

 

W主人公でただでさえ描くエピソードが多いのに、

そこにペヤング泥棒やSAMさんなどの小ネタも随所に盛り込んでくるので、

ごった煮に思えてしまって仕方ないです。

正直、享が舞に恋しているだとか、舞の裏の顔がSM嬢だとか、

そんなのもあんまり興味はありません(汗)

自分の経験に基づいて助言を送るヨウコと、彼女に影響されて変化を起こし始めたマユの

2人の関係性はずっと見ていたいエピソードではあるんですが…。

終盤では、なんとヨウコが謎の外国人に首を絞められるというサスペンス要素まで入れてきて…

う〜ん、本作がどうなっていくのか、ますます分からなくなってきました。

 

オリンピック期間でお休みになるドラマもあるので、

そこまでは感想を継続するかを様子見するつもりなんですが…

他の感想が溜まっており、毎回こうして最新話ギリギリに投稿するのも

待っていて下さる読者様に悪いなぁとも思っているので

(今更過ぎる感想で恥ずかしいので、最近は日付をズラして投稿しております)、

そろそろどの2〜3本に絞るか、決断しなければならないようですね。

とりあえず、今夜放送される4話はリアタイして、その日に上げられたら上げますが…。

 

 

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南くんが恋人!? 1話 感想|月9が忘れかけているキラキラがここに

 

 

南くんがちっちゃくなっちゃった!?というファンタジーな設定を除けば、

内容はいたって王道なピュアラブコメディ。

深夜ドラマでは見かけるジャンルですが、プライム帯で…っていうのは珍しい気がします。

月9が忘れかけているキラキラ!青春!夏!がここに詰まっているような…。

江ノ電や、海岸近くの白いタイルが敷き詰められた道を見ていたら

ちょうど去年の夏に放送されていた「真夏のシンデレラ」を思い出して、

あのドラマも変に主人公を苦労人にする事なく、

視聴者が学生時代を純粋に懐かしめる作りだったらな〜とも思ってしまったのでした(笑)

まぁ、それは置いといて…

 

王道な内容だった分、正直、いつちっちゃくなるのかと

待ちながら見てしまった所もありましたが。

いろんな設定をごちゃごちゃ盛り込もうとせず、

初回という事で、今後の軸になってくるであろう

ちよみ(飯沼愛)と南くん(八木勇征)の2人や家族の関係性を

シンプルに描いて見せたのは好感は持てました。

 

そして、私は恥ずかしながら、高橋由美子×武田真治版も、深田恭子×二宮和也版も、

山本舞香×中川大志版も全くの未視聴なんですが、

ここは今風にアレンジされているのでは?と思う部分もあったり。

例えば…これは当時もいたのかは分かりませんが、

手芸部・溝口(今井柊斗)の存在とか。

彼は多分、美味しい役どころな気がするんですよ。

手芸部だから、しばらくは南くんの服を作るのにお世話になってもらって、

で、作っている本人は「最近、ちよみさんが僕の事を頼ってくれている…」

「南くんがちっちゃくなった今、付き合えるチャンスなんじゃないか…!?」って

だんだん勘違いしちゃって、再び告白するんだけどやっぱり振られてしまう…

そんな視聴者に人気の当て馬的なキャラクターになりそうで(笑)

なので、溝口が今後どう絡んでくるのはちょっと楽しみでもあります。

 

あとは、南くんがアクスタサイズに収められている所も。

押し活ブームなのもあって、最近はドラマでもアクスタがちょいちょい出てきますよね。

グッズ化したら売れるんじゃないかな〜と思いながら調べてみたら

早速グッズ化されてましたw↓

「なんと海外向け販売も!「番組公式グッズ」追加販路決定☆」

直立ポーズの方が使い勝手良さそうとは思うものの、

ファンからしたら一緒にハートが作れて嬉しいんだろうなぁ。

次回予告ではスクーターに掃除機も…現代の機器も続々出てきてますね。

 

飯沼愛さんも八木勇征さんもドラマで見かけて間もないですが、初々しくて可愛らしい。

お若い2人を囲む豪華キャストに力を入れたからなのか、CGはやけに雑!wと思いつつ、

ちっちゃくなってからの話は、大冒険を見ているようでやはりワクワクさせられます。

(猫に乗って移動するシーンは、トトロに出てくるネコバスみたいでしたねぇ。)

火10もあるので、感想は多分今回で終わりにしますが、

今後も気軽に楽しみながら見るつもりです♪

↑2話放送直前の投稿ですみませんが…どうしても書き残しておきたかったので書きました(汗)

 

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GO HOME〜警視庁身元不明人相談室〜 1話 感想|死人に口なし。でも小さな光を信じたい。

 

 

初回から物凄い安定感。

登場人物の初期設定の紹介を重点的にするあまりに、間延びしたり、話が進まなかったり…

今期はそんな、拡大放送に囚われてしまっているように思えるドラマを多く見てきた分、

登場人物の抱える事情を適度に散りばめつつ、スムーズに本題に入った本作は

それだけでも大分好印象でした。

 

安定感を感じたもう1つの理由としては…これも初期設定に関する事ですが、

「掃き溜めの部署」ならありがちな、元々、捜査一課長やSATなど

第一線で活躍してきた主人公が異動を命じられ、ファイルがいっぱい入った段ボールを

地下の新しい勤め先へと運んでいき、最初はそりが合わなくて…

みたいな経緯をばっさりカットしたのも大きいのかもしれません。

終盤にあった「お前らさ、毎回その茶番あって何か意味ある訳?」という

堀口(戸次重幸)の言葉から、きっと桜(小芝風花)と真(大島優子)の2人はこうして

数々の行方不明者を大切な人の元に帰してあげていたんだろうなぁとも察せられますし。

初回の時点で部署内での人間関係が確立されているのは、見やすくてとても良いですね。

 

事件というか事故?の解決方法も、捜査過程も、個人的には好みのテイストで。

こういった遺体の身元を特定する題材は

決しておちゃらけた雰囲気では描いて欲しくない訳で、

クスッと笑える箇所はほどほどに、あとは全体的に、自分の価値観と照らし合わせながら

仕事に真摯に向き合う作風だったのにはホッとしました。

「死人に口なし」…じゃないですが、当事者が亡くなってしまった以上は、

どんな想いで命を絶ったのか、どんな想いを抱えていたのかは本人にしか分からない。

だから、あれこれ考えを巡らせては、その考えがどんどん悪い方向に行って

残された者の心が傷ついてしまう前に、

誰かと一緒に考えて、ある程度"答え"が出たら一区切りにして次へ向かう…。

本当の真相が語られる事なく終わるのは、

その人への優しさでもあり、希望でもあるのかな…と思います。

 

ただ、初回を見てきて、懸念点も2つあります。

1点目は、先ほどの表現を言い換えれば、

事故なのか事件なのかは探らない状態で答えを導く話になるので、

解決方法自体はファンタジーに寄りやすいという所。

2点目は、桜は自殺未遂の経験があり、真は行方不明の恋人を何年も探している?

という訳ありな過去を仄めかし、思わせぶりに演出している所。

前者は"推測"の度合いが大きくなればなるほどお涙頂戴になる可能性がありますし、

後者は下手したら、失敗しがちなドラマでよく見る

「縦軸を強調したが故に、本来の設定やコンセプトが霞んでしまう」作品に

陥るんじゃないかと、ちょっと心配はしているんですよね。

今後、良作になっていくかどうかは、この2点の匙加減にかかっている気がします。

 

とは言え、感想を継続しても良いかもな…と思える初回でした。

それにしても、あえての褒め言葉ですが、随分日テレっぽくない仕上がりでしたね。

題材と少し真面目なトーンの雰囲気からは、

どちらかと言うとテレ朝でかつて存在していた木8枠か、

路線変更前のテレ東金8枠で放送していそうな感じがしましたし、

部署のキャスティングだけを見たら、NHKの「ドラマ10」枠みたい。

(↑ユーモアさと大黒柱感を合わせ持つ吉田鋼太郎さんが、

堅い雰囲気にし過ぎないバランサーになっていましたね。)

前期と合わせて考えてみて…もしかしたら、土9枠は正統派・真面目路線の作品にして、

土10枠は独特・奇想天外な路線の作品にして枠で差別化を図ろうと、

意識的に作られた部分もあるのかもしれませんね。

 

あ、ちなみに、土10の方は…様子見はしますが、

面白いネタを隠し続けていたために、途中まで退屈だったな…という感想です。

洋館に住む個性強めの面々による相続争いという内容にも、

新鮮味が感じられなかったのも原因かと(汗)

 

 

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新宿野戦病院 2話 感想|鼻からサザンって(笑)

 

 

「サザン?」

「鼻から?」

「『栞のテーマ』。名曲ですよね。」

「なんで鼻から?」

からの…「これがホントの鼻歌だ。」

 

あ〜…鼻にブルータスのくだり、本当に可笑しかったなぁ。

少年・つとむ(戸井田竜空)が涙を流しているどアップのカットは、

鼻の奥にワイヤレスイヤホンが詰まって痛い事を表しているのはもちろんなんですけど、

栞のテーマ」があまりにも良い曲だから思わず涙が流れてしまった…とも

捉えられてしまう所が面白ポイントでしたし(笑)

耳をすますと、ちょうど流れていた歌詞が「♪ね どうしてなのなぜに…」の部分で、

その後に「♪泣けるの」がかかると思うとね…そこもまたジワジワ笑えてくるんですよ。

クドカン作品において一番の魅力である(と個人的には感じている)

言葉とニュアンス遊びの上手さが、このシーンで存分に発揮されていたんじゃないでしょうか。

ラストの「売り掛け」「ふりかけ」も、なるほど!と唸らされましたからね。

 

また、通常放送になってエピソードが絞られてきたからなのか、

ヨウコ(小池栄子)が医者として働く根底に「平等に助ける」があるのだと

前回で明かされたからなのか、今回でかなり見やすくなった気がします。

負傷した兵士、病気の子供、自殺、事故など、運ばれてくる時は違う人間で違う命なのに、

命が消える時はみんな一緒なのが悲しいと嘆く姿。

自殺の名所には徒歩なら3分で着けるのに、

救急車だと工事中や繁華街故の混雑が原因で15分もかかってしまう医療課題。

心は弱くても身体は強く、そう簡単に死なない作りになっている事。

今回はヨウコなりの思想が覗き見える機会が多く、

話を聞いていて新たな気づきや共感が何度もありましたし、

この会話が後々、本作の輪郭に繋がってくるのかも?と思えたりもしました。

雑でも命はちゃんと助けるけど、顔を負傷しても元通りになるかどうかは保障出来ない…

(↑身体と違って、顔は案外頑丈ではないという皮肉の利かせ方も良い(笑))

ダルメシアン三世(細貝圭)のエピソードも絡めて、

彼女の人となりが掴めるようになったのは、大分大きいです。

 

ただ、ここまで見やすくなったのなら…というのもあって、

まだまだ面白くなりそうなんだけどなぁとも感じていまして。

前回よりは変な静けさは少なくなりましたけど、

脚本と演出同士の噛み合ってなさはどことなく残っているんですよね。

いや…演出がまだ大人しい一方で、

クドカン作品ならではの小ネタやギャグが今回で結構先行しちゃって、

物語を食ってしまうほどの勢いになっていると言った方が良いんでしょうか。

ヨウコに関しては、上記で書いた通り少なくとも出番はある方でしたが、

もう1人主演である享(仲野太賀)が

キャラは濃いのに(濃く描かれているのに)物語の中心にいないように感じるというか、

パンチの強い小ネタやギャグに引っ張られて、「病院内でわちゃわちゃしている医者の1人」

に映ってしまうのは気になりました。

ここの匙加減はやっぱり…両者のトライアンドエラーを経ての馴染み合いが

重要になってくるのかもしれませんね。

 

とは言え、前回と同じ演出家で、鼻にブルータスのシーンは

映し方も相まって楽しめたので、希望はあると思っています。

もっと面白くなっていくと良いなぁ…という願いを込めて、もう少し感想を書き続けます。

 

 

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マウンテンドクター 1話 感想|ペーペー医者の成長物語かと思いきや…。

 

 

テイストは違うとは言えこの枠でまた医療モノ、

そして前期に続いて「大自然×救助」を扱ったドラマをやるのか…

この時期で杉野遥亮さん主演なら「ばらかもん season2」の方が見たかった…

という事で、視聴にあまり気乗りしていなかった本作。

 

いざ視聴してみても事前に抱いていた印象は変わらずで、

普段着で登山する若者たちとか、登山が生きがいの宇田(螢雪次郎)とか、

「問題ないですし、大丈夫だとは思いますが」と宇田に言ってしまう歩(杉野遥亮)とか

(↑まぁこれに関しては、個人病院でもないのにカルテで情報を共有しなかった

江森(大森南朋)にも落ち度はありますが…)、

ほ〜ら言わんこっちゃない!とツッコミたくなるベタなエピソードが続いたのと、

整形外科医なのに1人でヘリに乗せて1人で応急処置をさせる違和感。

あとはどうやら、若手医者が周りから刺激を受けながら成長する物語の路線になりそうな点から、

途中までは、やはり「医療ドラマあるある」が詰まったごく平凡な作品に

なるんじゃないかと微妙に感じていたのですが。

ラストまで見ていくと、初回はあくまでもエピソード0であり、

たった数分で1年後に飛ぶという斬新な作りには、少しだけ意表を突かれるものはありました。

 

もう1つ懸念点だった歩のトラウマ描写についても、

過去をダラダラ描き続けた故に視聴意欲が徐々に削がれていった

「ブルーモーメント」の件もあり、また延々と引っ張るのではないかと心配だったのですが。

真相を1話内で描き切り、実はイマジナリーだった兄にもしっかり決意表明をする形で

もう過去のトラウマは引きずらない旨を示した所も潔かったと思います。

 

で、次回からが本番という事で、国際山岳医の資格をとった歩率いるMMT

本格的に活動する話が描かれるんでしょうけど…

でも個人的に、次回以降に期待したい!と言いづらいのは、

どうしても設定が「TOKYO MER」「コード・ブルー」「ブルーモーメント」と

重なってしまうから…なのかもしれませんね。

チーム医療モノで、設立してそんなに間もないとなれば

医者同士での衝突は当然起こるだろうし、

チームワークが生まれるのにもある程度の時間はかかる。

専門領域はそれぞれ違えど、作りのテンションは似通っているのではないかな…と思い、

どうも既視感が漂った作品になりそうな気がしてならないのです。

おまけに、江森関連で、最近のドラマで見かけ過ぎてうんざりする

「私が殺した」も加えてきてますしね。

しばらくは、その謎で引っ掻き回す可能性もあります。

 

という訳で、特に不快には感じなかったものの、

無事に頂上まで登って下山(=完走)出来るのかどうかは不明…。

月曜日は21時の方を優先したいため、本作の感想は初回のみとさせていただきます。

今後書くとしても、雑感集くらいかな?

 

 

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ブラックペアン シーズン2 1話 感想|なかなかオペをしてくれない天才外科医

 

 

長かったなぁ。ダラダラしてたなぁ…。

今期のドラマも既に何本か始まっており、そのほとんどが放送時間を拡大した影響で

テンポが悪い仕上がりになってしまっていたんですが、

拡大放送がいかに内容の質を下げるかを、本作が証明していたと思います。

 

まぁ〜〜とにかく、中盤まで説明と初期設定の紹介のオンパレードで。

前作から6年という、ドラマ基準だとかなり長い月日が経っているので、

その間の変化を説明するのは百歩譲って致し方ないとは思うんですけど、

本作の場合はシーズン2なのに主人公が変更されているため、

彼が何者なのかの説明も必要になってくるんですよね。

お陰で、説明台詞ばっかりになり、話の進みが遅いという印象しかありませんでした。

 

初回放送間近で話題性の高い役者さんのキャスティングを発表したり、

一瞬、観光用のPR映像?と錯覚するくらい海外ロケにガッツリ尺をとったりと

かなり予算をかけているようですが、

それは視聴目的には繋がっても、物語の面白さに繋がるとは限らない訳で。

そこに力を入れていたから、内容のブラッシュアップが疎かになったんじゃないか…と

邪推もしてしまいました。

 

そして、個人的に初回で一番問題だと感じたのは、

天城(二宮和也)の医者としての腕前が伝わりづらい件についてです。

やっと本人の言う「オペは芸術」が見られたのが放送から1時間過ぎって…遅過ぎませんか??

もう今回は手術シーンがないのかと思いましたよ(苦笑)

この手のスーパードクターが活躍するタイプの医療ドラマは、

視聴者に物語への興味を抱かせる上で

初回で主人公がいかに優秀かを提示する事が重要になってくると考えているんですけど、

本作は、まるでR○のあるあるネタと言わんばかりに、

天城が自身の凄さを匂わせる発言をするだけでいつまでも引っ張り続ける。

手術のためなら手段を選ばないのはもう分かったから!

そのさっきから言ってる「僕にしか出来ないダイレクトアナストモーシス」

「10億に値するオペ」「世界一シンプルで難しいオペ」を早く見せてよ!と

ヤキモキしてしまったのは私だけじゃないはずです。

で、その肝心の手術シーンも、クラシック調の劇伴と手元のアップで

誤魔化しているようにしか見えず、イマイチ物足りない…。

序盤の方で、周囲の人々が誰か医者はいないかと呼びかけ、

その駆けつけた人がたまたま凄い人だった…という展開は

医療ドラマの初回ではお馴染みですが、

もういっその事、あの場で天城が応急処置をしていた方が

掴みとしては良かったんじゃないですかね。

 

いや…終盤まで本当にダラダラしていたので、

時間経過の説明はちょっと添えるくらいで、

次回の、天城が東城大に赴任してからの話が初回の内容でも

全然支障はないのかもしれませんね(汗)

今回は「初回だから」という事である程度は受け流しますが、

次回も通常放送ではないので…どうなんでしょう。

もうね、この前の感想でもちょろっと触れましたが、

拡大して面白かったケースなんて、残念ながらほとんどないんですから。

「いつもその形式をとっているから」「裏番組への流出を防げるから」ってだけで

無闇に拡大するのは、そろそろやめた方が良いと思うんですよねぇ。

本作だけでなく、どの局も。

 

という訳で、最大3話くらいは様子見しますが、

元々期待度の低い作品だったので、継続して感想を書く可能性もかなり低いです。

日曜劇場、前期は「凄いものを見た!」って感動するほどの出来だったんだけどなぁ…(遠い目)

また微妙な作品続きだった前々期までの頃に戻っちゃいそうですね。

 

 

7/15追記:

 

2話を視聴。ほら〜、だから2話が初回でも良かったのに。

海外ロケや有名女優で話題作りをして、長い拡大放送でダラダラと話を描くよりも、

主人公らしさを全面に押し出した今回の方が

視聴者を惹きつけられたのではないかと思います。

 

「医者は神様じゃないよ。医者は人間だ。」

口が悪く、物事を正直に言う…でも優れた腕前を披露する主人公のキャラクターも

前作から徹底されてますし。

あ…ツッコまないと見られないトンデモ展開も、

多少大袈裟に仕立てる勧善懲悪路線も変わらないみたいですね(笑)

 

演出面も改善されていて、初回では手元のアップとクラシック長の劇伴で

誤魔化しているように感じられてしまったのが、今回は天城がオペをしている姿と

手元のアップの素早いカメラワークの切り替えを追加したお陰で、

彼の手際の良さや敏腕っぷりも素直に伝わってきました。

 

そんな訳で、初回よりテンポは格段に良くなりましたし、

次回への興味が持てる内容にはなっていたので、

ならこのまま感想を…という流れになるのかもしれませんが、

実は、他に書きたいドラマの感想が溜まっておりまして(汗)

そして、以前にも書いた通り、今期は(今後も)執筆を2〜3本に絞りたく、

本作は元々その候補にも入れていなかった(3話までで終わりにするつもりだった)ので、

残念ながら、本作の感想は今回までとさせていただきたいです。

本数を絞ってある程度落ち着いてきたら、また雑感集はやりたいですけどね。

 

 

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ギークス〜警察署の変人たち〜 1話 感想|3人で事件解決する話なんだよね?

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公式サイトによると、「井戸端会議で事件解決をスーパーアシスト!?

3人の女ギーク(=賢いオタク)の生き様を、キュートでコミカルに描く!」らしい本作。

なので、お仕事終わりで居酒屋に集まった3人が、

誰か1人が出した今日の事件の話題をきっかけにトークが白熱し。

証拠分析に長けた西条(松岡茉優)、心理分析に長けた吉良(田中みな実)、

地理に精通した基山(滝沢カレン)がそれぞれの得意分野を活かし、

勤務時間中で得た"気づき"も共有しながら、結果的に事件解決へと導いていく…

そんな話になるのかな?と踏んでいたのですが、

初回を見た感想としては「思ってたのと違う」でした。

 

メインは3人との事ですが、これ…強行犯係刑事の芹沢(中村蒼)も含めた

4人で描かれていますよね。

もっと言えば、事件に直接繋がる証拠を見つけ出したのは西条と芹沢だけで

他の2人は目立った活躍はしていなかったので、

「刑事の芹沢と鑑識係の西条が連携し、事件の真相を解明していく刑事ドラマ」

みたいにも映りました。

 

確かに、事件捜査に一番近いのは刑事ですし、

話の流れを考えたら、刑事の出番が用意されてしまうのは仕方ありません。

それに、鑑識係は押収物を調べたり、調査報告書をまとめた資料を渡したりするので

刑事との関わりが多い職業ではあります。

 

ですが…芹沢にも同等に尺を割いたために、

本作のコンセプトである「3人で事件解決をする」感が薄くなり、

3人に関しては、事件と関係ないようなプライベートの描写も多かったので、

話全体がぼやけるというか、ふわっとしているように感じてしまいました。

正直、刑事ドラマとしてはテンポが悪く、微妙な仕上がりでした…。

 

ほんの希望を書くなら…

刑事ドラマ特有の「時間をかけて全力で捜査し、事件解決」ではなく、

3人が定時退社を優先しながらも仕事はきちっとやる、

湿っぽくなりそうな犯人の話も「定時だから」と言って

聞き終えずに帰ってしまう潔さはいかにも令和らしくて、

こはちょっと新鮮味があって良かっただけに。

通常放送になれば、もう少し改善されるのかな…とは思います。

っていうか…登場人物が定時にこだわっているんだから、

ドラマ自体もいっその事、定時(=通常時間内)で終わらせたら

遊び心あって楽しめたでしょうし、テンポの悪さも解消出来たかもしれないんですけどね。

 

本当…拡大分を上手く使えず、ただ要素を詰め込んで間延びして終わるくらいだったら、

最初から拡大しない方が賢明な気がするんですよねぇ。

裏番組に流れるのを防ぐためにやっている古くからの戦略ではありますけど、

もう今の時代、配信や録画で見ている方も多いと思いますし。

むしろ、拡大する事よりも内容の質を重視した方が、

継続して見てくれる視聴者の獲得に繋がるのではないでしょうか。

 

サブタイトルには「警察署の変人たち」とありますが、

西条がちょっと変わり者に見えるくらいで、

3人とも言うほど変人でもないのも気になりましたね。

そんな出オチになりそうな名前つけちゃうから…(汗)

で、妙に距離感が近くて怖い安達(白洲迅)は、

恐らく今後追加されるであろう縦軸要員なのでしょう。

 

もともと本作への期待度は低く、感想どころか、

視聴リストに入れようかどうかも迷っていたので。

やはり、今後執筆し続けるかもしれない他の候補作品を優先する事にして、

本作の感想は初回のみとさせていただきます。

 

 

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新宿野戦病院 1話 感想|やっぱり相性が悪いんじゃなかろうか…。

 

 

本作を担当する演出家は、初回放送前の時点では

河毛俊作さん、澤田鎌作さん、清矢明子さんの3人。

メイン監督であろう河毛さんの直近の地上波の作品は「わたしたちの教科書(2007)」

救命病棟24時(2009)」「GOLD(2010)」

極悪がんぼ(2014)」「営業部長 吉良奈津子(2016)」で。

澤田さんの場合は「夏の恋は虹色に輝く(2010)」「セシルのもくろみ(2018)」

「監察医 朝顔(2019)」「ナイト・ドクター(2021)」「女神の教室(2023)」。

そして、清矢さんの場合はお二方より経歴は浅い方で、

全部で「ラジエーションハウスⅡ(2021)」「サロガシー(2021・SP)」

「瑠璃も玻璃も照らせば光る(2022・SP)」「あなたがしてくれなくても(2023)」

「俺たちの校内放送(2023)」が挙げられます。

※全てフジテレビのドラマ

 

初っ端から作品名の羅列ですみませんが、上記の作品を視聴していた方なら

これで私が何が言いたいのか、なんとなく察していただけるはずです。

そう…どの演出家も全体的に、職業ドラマ・ヒューマンドラマ・社会派ドラマ寄りの

真面目で落ち着いた仕上がりの作品が多く、コメディ作品をお見かけしないなぁというのと、

2001年にフジテレビで放送された「ロケット・ボーイ」で

宮藤官九郎さんとともに制作されていた河毛さん以外は(と言ってももう23年前ですが…)、

過去にクドカン作品に関わられたご経験がないという事。

ちなみに、プロデューサーの野田悠介さんも、クドカン作品は初担当です。

 

ここで、「視聴リスト&期待度」で書いた文章を掘り起こすと…

「フジテレビ作品に関わる機会の多い演出家の方々が、

クドカンワールドをしっかり映像に落とし込めるのかどうか?」と視聴前に書いていました。

私の本作に対する一番の懸念点はそこにあり、

23年ぶりの河毛さんも含めて、クドカン作品に縁がなく、コメディのご経験のない監督3人で

ちゃんとエンタメ感溢れる作品になるのかどうか?という不安がずっと付き纏っていたのです。

 

で、いざ初回を見てみたら、やはりその不安が的中といった所で…(汗)

あの監督で、あのプロデューサーで、あのテレビ局だったら

もうちょっと面白くなったのかもしれないのに…と何度も惜しく感じてしまいました。

 

何でしょう、登場人物のやっている事や言っている事はクドカン作品らしく破茶滅茶なのに、

空気感が大人しいんですよ。むしろ、静か。

役者さん方が会話劇を繰り広げているシーンなんて、劇伴はほとんど流れておらず終始無音。

だから、誰かがギャグめいた台詞を発すると、「何言ってんの〜w」じゃなくて、

「今時、この発言はアリなの…?」とふと冷静になってしまうし。

ヨウコ(小池栄子)の岡山弁も、どこか滑っているように感じてしまう。

コメディもシリアスも行ける実力派の役者さんが揃っているだけに、非常に勿体ないです。

 

私が普段感想で気になった部分を書く時は、劇伴の音量が大きいとか、

流す頻度が多いとかって指摘させていただく事がよくあるんですが。

本作に関しては、視聴者が冷静になる隙を与えないくらいに

軽快な劇伴や効果音を流して、雰囲気をもっと明るく賑やかにしたって良いし、

カメラワークの切り替えや登場人物のカットもテンポ良く、ボケツッコミが活きるように

切れ味の増した演出になって欲しい…そう思いました。

今のままでは正直、もったりしていてあまり面白味がありません(汗)

 

そして、もったり感を覚える原因は何も演出だけではなく、

話の展開にもあるんじゃないかなぁと。

私が過去に執筆したクドカン作品の初回感想の数々を読み返すと

大体「話が進まない」と書かれていて、私のクドカン作品に対する印象って

変わっていないんだな〜と思うんですけど(笑)

本作ももれなく…でも、今までのとはちょっと違う気がして。

 

初回の内容を見た限りだと…

・「聖まごころ病院」に同時に搬送されてきた、ホストのマモル(役者名不明)とヨウコ

・「聖まごころ病院」の経営問題

NPO法人「Not Alone」についての描写

・その代表・南(橋本愛)から生活保護を提案されていた高齢男性

・難民申請の通らなかったムハマド(役者名不明)

と、結構エピソードが盛りだくさん。

初期設定の紹介が必要だからある程度は仕方ないですし、

様々な人が飛び交う歌舞伎町が舞台だから

複数人描く形で情勢を反映させたという事なんでしょうけど、

あれこれ盛り込んでいるために、で…結局何を描きたいんだろう?

という戸惑いが生じてしまいました。

 

ようやく話が見えてきたのは、放送開始から約47分くらいの、

搬送されてきた高齢男性をヨウコが治療するくだりで。

高齢男性が経験した現状の理不尽さを描いた回想からの

彼女の「うちの命、おまえの命、貧乏の命、金持ちの命、平等に助ける!」という言葉で、

本作のテーマが「平等」であると分かったので安心しましたが、

とにかく、進みも遅かったですね。

予告映像で流れてきた、「『あっ』って言わないで〜」のシーン…

もっと早く見たかったです(汗)

 

今までの作品は先ほども書いた通り、初回ではノれなくても

回を重ねるごとにじわじわハマってくる…というケースが私の中では定番だったんですが、

本作はどうなるんでしょうかね。

脚本は良くても演出家の得意分野が違うので、相性が悪い気がしてなりません。

最終回までもったりしちゃうのかどうか。とりあえず様子見ですが、期待薄です。

 

最後に余談で…それにしても、ED映像の作りが2000年代のフジって感じでしたね。

夕方の再放送で流れてそうな。

塚地武雅さんの女装姿も「はねトビ」のほぼ100均コーナーを思い出して、

勝手に懐かしくなってしまいました。

 

 

↓次回の感想はこちら↓

 

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海のはじまり 1話 感想|初回はホラーな印象が先行しちゃったけど…

 

 

「silent」チームが再び集結し作られた、3作目となる本作。

その作品は2年前に放送されたもので、

2作目の「いちばんすきな花」は去年に放送されたから、

年に1回の短いスパンで新作が生まれている辺り、

意地悪な言い方ですが、フジテレビは話題性の高いオリジナル脚本が書ける生方美久さんを

手放したくないんだろうなぁ…と思っちゃいます。

 

正直、「あのチームが再び!」と宣伝するなら、せめて3年ぶりか5年ぶりか、

しばらく期間を空けた方が再集結の価値も高くなって、

その作品のファンである人々の喜びも倍増するんじゃないかとも思うんですよね。

それに、いつまで生方さんに「silent」のイメージを与え続けるのか?

というちょっとしたモヤモヤも。

明確な意思を持った作品をどんどん生み出す事自体は

ドラマ業界において良い事だとは考えているので、

個人的には、一度フジテレビやあのチームから離れてみて、

例えば、TBSの金10やテレ朝の木9の脚本を書かれたらどう仕上がるんだろう?と

興味も持っているんですけどね。

何と言うか、過去のヒット作に縋り過ぎなんですよねぇ。

 

作り手側にしても、局側の要望を受けて入れているのか、

自らのアイデアで入れているのかは不明ですが、冒頭の海辺を歩くシーンや

沖縄料理店で夏(目黒蓮)と水季(古川琴音)の2人でいるシーンでかかった劇伴は

もろ「silent」で聴いた事のあるような曲調だった上に。

イヤホンに、スピッツに、小田急線に…と、

意識しなくてもどうしてもその作品が過ぎってしまう要素が散りばめられており、

その作品を好きで見ていた私でも、時々漂う商売っ気に

複雑な気持ちにさせられてしまいました。

そこは初回大サービスくらいで、次回からは大人しくなると良いなぁと願ってます。

 

さて、前置きが長くなりましたので、ここから初回の感想を書くとするなら…

ざっくり言えば、"節"はあるけど"癖"はない。そんな印象を受けました。

生方美久さんの脚本は小説寄りの独特な言い回しが特徴的だと捉えていますが、

本作の場合は独特さはほぼ感じず、モノローグもなかったので、

間を持たせた会話で静か〜に展開されていった内容には、

過去作品で苦手意識を覚えていた視聴者も見やすかったのではないかと思います。

 

結構意外だったのは夏と水季の人物設定で、

作品概要をチェックするだけで、事前情報も相関図も見ていなかった私からしたら

てっきり水季役は有村架純さんだと思い込んでいたので、有村さん演じる弥生は

現在付き合い始めて間もないらしい(合鍵がないのと「月岡くん」呼びから)彼女であり、

元カノの水季の娘・海(泉谷星奈)を今後2人で面倒を見ていく事になる…

という話になると知った時には驚きがありました。

そして、夏と水季はかつて、妊娠中絶同意書にサインしていた関係性である事も。

 

夏がカメラロールに8年前の水季の動画を残すほど過去を断ち切れなかった事については、

ある日突然彼女から同意書のサインを要求され、

いきなり学校を辞め一方的に別れを告げられたという衝撃的な出来事が立て続けにあったので、

今はどうしているのか気がかりな部分があったんだろうと察せられるんですが。

水季に関しては本心がよく分からず、夏の知らないうちに

娘と一緒に彼の自宅に行く練習をしていたってどういう事…?え……?と思えて

ホラーに感じてしまったのでした(笑)

おまけに、海は水季の動画を見せてくるしw

当時は巻き込みたくなかった気持ちがあったとは言え、1人で育てると決心したのなら

父の名前は積極的に出さず、「パパは遠くに行っちゃったんだよ」とか

「お星さまになっちゃったんだよ」とか嘘をついて誤魔化しそうな訳で。

家に行ったのは…自分が亡くなる時が来たら

夏に育ててもらおうと考えていたからなのかどうなのか。

なんとなく、生き霊みたいでね…(苦笑)

それが終盤に用意されていたただけに、

初回のインパクトはそこに持って行かれた感はありましたね。

 

しかし、劇中にはドキッとする言葉もありました。

夏と対面した時の、水季の母・朱音(大竹しのぶ)の

「妊娠も出産もしないで父親になれちゃうんだから」発言です。

確かに、母親は自分のお腹に命を宿した時から"母"になるけれど、

お腹の子と一緒に生活する大変さとか、産むまでの痛みを知らない父親からしたら、

出産に立ち合わない限り、自分が"父"だとは中々実感しづらいかもしれません。

父はいつ"父"になるのか。「父になる」とはどういう事なのか。

弥生との新たな日常を送るようになった所で、いきなり目の前に現れた子供が

自分のパパだと知らされる夏の立場なら余計に、実感するのにかなりの時間がかかる。

始まりと終わりの基準は何なのか…

それが、冒頭の「どこからが海?」に繋がってくるんですね。

 

いろんな意味で心がザワザワした初回ではありましたが、

続きを、父になるまでの過程を知りたいと思えたのは確かです。

拡大分も使って初期設定をガッツリ紹介した内容になっていたので、

話が長い!と思われる視聴者もいらっしゃったかもしれませんが、

私としては、初回のラストに、紆余曲折を経て

衝動的にでも「俺、この子の父親になる!」というオチで片付けなかったのは、

ドラマ臭くなくて、リアルで自然な展開で好みでした。

 

正直、今回の内容にちょちょっと話を追加すれば

映画やSPドラマとして成立出来そうな内容ではあるので、

途中で引き延ばしをやらないかどうか?ですね。

上手くいけば、良作になりそうな気はしますが…果たしてどうなるでしょうか。

 

 

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2024年 夏ドラマ 視聴リスト&期待度

 

 

8/29:「新宿野戦病院」最新話の感想記事をUPしました。

 

こんにちは、りんころです!

毎度おなじみ、視聴予定のドラマを紹介する時期がやってまいりました。

 

6/30時点で発表されている冬ドラマを

「◉最後まで感想を書く可能性が高いドラマ」

「○内容次第では最後まで感想を書くかもしれないドラマ」

「△視聴はするが感想を書く可能性が低いドラマ不定期で雑感集?)

「×視聴する予定のないドラマ」

の4種類(優先度)に分けて紹介していこうと思います。

※ちなみに、初回も放送されていない段階で決めているので、あくまでも"予定"です(謝)

そして、感想本数は最終的に、ここで紹介した本数よりかなり減るかもしれませんが、

よろしくお願いしますm(_ _)m

 

ではでは…オリンピックもあってか、既に放送スタートのドラマも出てきているので

一言二言程度で!ちゃちゃっと書かせていただきます!!

 

 

私が今期視聴&感想執筆するドラマはこちら!

 

曜日・放送時間順にまとめてあります。※既に放送されているドラマは除く

ピンクの文字になっている箇所が、私が今期視聴予定のドラマになります。

曜日別に知りたい方は曜日を、

ドラマの詳細を知りたい方は、ドラマタイトルをクリックしてみて下さい!

※夏ドラマを全部記載している訳ではありません(基本地上波のみ)

 

放送 作品一覧 主演 初回 優先度
月曜日
フジ
月9
海のはじまり 目黒蓮 7/1
フジ
月10
マウンテンドクター 杉野遥亮 7/8
テレ東
月11
夫の家庭を壊すまで 松本まりか 7/8 ×
火曜日
テレ朝
火9
南くんが恋人!? 飯沼愛 7/16
TBS
火10
西園寺さんは家事をしない 松本若菜 7/9 ×
フジ
火11
あの子の子ども 桜田ひより 6/25 ×
日テレ
火深夜
どうか私より不幸でいて下さい 吉谷彩子、浅川梨奈 7/9 ×
日テレ
火深夜
FUN!FUN!FANTASTICS SEASON4 FANTASTICS 7/2 ×
テレ東
火深夜
星屑テレパス 佐藤綺星 6/25 ×
TBS
火深夜
さっちゃん、僕は。 木村慧人 6/11 ×
TBS
火深夜
墜落JKと廃人教師 Lesson2 橋本涼 6/18 ×
水曜日
テレ朝
水9
科捜研の女 season24 沢口靖子 7/3 ×
フジ
水10
新宿野戦病院 小池栄子、仲野太賀 7/3
テレ東
水深夜
ひだまりが聴こえる 中沢元紀、小林虎之介 7/3
テレ東
水深夜
oddboys 岡宮来夢阿部顕嵐 6/26 ×
木曜日
テレ朝
木9
スカイキャッスル 松下奈緒 7/25
フジ
木10
ギークス 松岡茉優 7/4
日テレ
木深夜
クラスメイトの女子、全員好きでした 木村昴 7/11 ×
テレ東
木深夜
量産型リコ 与田祐希 6/27
金曜日
テレ東
金8
しょせん他人事ですから 中島健人 7/19 ×
フジ
金9
ビリオン×スクール
山田涼介 7/5
TBS
金10
笑うマトリョーシカ 水川あさみ 6/28
テレ朝
金11
伝説の頭 翔 高橋文哉 7/19
テレ東
金深夜
錦糸町パラダイス 賀来賢人 7/12
日テレ
金深夜
私をもらって 前田公輝、久保田紗友 7/5 ×
テレ東
金深夜
晩酌の流儀3 栗山千明 6/28 ×
土曜日
日テレ
土9
GO HOME 小芝風花 7/13
日テレ
土10
マル秘の密子さん 福原遥 7/13
テレ朝
土11
青島くんはいじわる 渡辺翔太、中村アン 7/6 ×
テレ朝
土11
顔に泥を塗る 髙橋ひかる 7/13 ×
フジ
土11
嗤う淑女 内田理央 7/27 ×
テレ朝
土深夜
シュガードッグライフ 田中洸希、多和田任益 8/3 ×
日曜日
TBS
日9
ブラックペアン シーズン2 二宮和也 7/7
テレ朝
日10
素晴らしき哉、先生! 生田絵梨花 8/00
日テレ
日10
降り積もれ孤独な死よ 成田凌 7/7 ×

※帯ドラマは基本視聴のみ

 

それでは、参りましょう〜。

 

 

2024年 夏ドラマ 視聴リスト&期待度

 

視聴&初回執筆予定の16作品と期待度を発表していきます。

※上から
タイトル/初回放送日/放送局/時間/視聴前期待度(最大:★5つ)
作品概要/簡単なコメント/主な出演者/スタッフ(脚本、演出etc)/
という構成になっております。

※初回放送日、スタッフに関する情報は、6/30時点のものです。

 

 

月曜日

 

海のはじまり(7/1・フジテレビ・月曜21時)★★★

 

別れてから7年後の葬式で水季の子どもである海と出会い、彼女の母親から、自分が海の父親だと聞かされる。
夏と海という父子の関係、水季と海という母子の関係など、人々の中にある“親と子”の間に生まれる感情をリアルに描く愛の物語。

 

月9っぽい木曜劇場だなぁ…と思っていた生方美久さんの作品が、とうとう月9に。

1作目の「silent」は、誰しもが抱えている"伝わらない"苦しみが繊細に描かれていて

毎度感情移入しながら見た作品でしたが、

2作目の「いちばんすきな花」は、登場人物のデリカシーのなさが度々気になり、

台詞や展開から滲み出る生方さんの主張も激しくて、あまり好んでは見られませんでした…。

 

「自身の考えや意思を反映させたオリジナル作品を書ける脚本家」として

今も注目している脚本家には変わりありませんが、

星★3つにしたのは、両作品の出来に多少の差があるからです。

本作は子供もメインキャストという事で、あざとい方向にならないと良いですが…どうかな?

 

出演:目黒蓮有村架純、泉谷星奈、木戸大聖、古川琴音、池松壮亮大竹しのぶ

脚本:生方美久(「踊り場にて ※SP」「silent」「いちばんすきな花」)

演出:風間太樹(「チェリまほ シリーズ」「うきわ」「silent」)

   髙野舞 (「昼顔」「モンテ・クリスト伯」「silent」「いちばんすきな花」)

   ジョン・ウンヒ(「いちばんすきな花」)

音楽:得田真裕(「花咲舞が黙ってない シリーズ」「アンナチュラル」「silent」「Destiny」)

プロデュース:村瀬健(「信長協奏曲」「silent」「いちばんすきな花」)

主題歌:back number「新しい恋人達に」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/uminohajimari/index.html

 

 

マウンテンドクター(7/8・フジテレビ・月曜22時)★★

 

山×医療の知識が必要な“山岳医”にスポットを当てた、圧倒的なリアリティーとスケール感で描く、新たな"山岳医療ドラマ"が誕生!

 

フジテレビのドラマはこれまでも、薬剤師や放射線技師、夜間医療、

前期では気象学を使った救助と、

ドラマでは扱われてこなかった職業を題材とした作品を多く生み出してきましたが、

そのどれもが残念な形に終わっているイメージがあります。

ただ、本作の場合はカンテレ制作なので、

それらの作品とは違うだろう…と思いたい所なんですが、

脚本家がちょっと弱いのが気がかりなんですよね。

 

月9は海、月10は山で、夏にぴったりのラインナップ。

(いや、月9の方は絶対そういうアウトドアの意味ではないっていうのは分かってますw)

山での撮影が中心となると、スケールの大きい映像も見られそうで

そこは楽しみではあります。

 

出演:杉野遥亮岡崎紗絵、宮澤エマ、向井康二八嶋智人大森南朋

脚本:高橋悠也(「仮面ライダー シリーズ」「火の粉」「ザ・ハイスクール ヒーローズ」)

演出:国本雅広(「デカワンコ」「僕のヤバイ妻」「カンナさーん!」「二月の勝者」)

   高橋貴司(「水球ヤンキース」「限界団地」「青のSP」「シッコウ!!」)

   保坂昭一(「監察医 朝顔1」「親愛なる僕へ殺意をこめて」「転職の魔王様」)

音楽:林ゆうき(「緊急取調室 シリーズ」「真犯人フラグ」「波よ聞いてくれ」「Believe」)

プロデューサー:近藤匡 (「新・ミナミの帝王 シリーズ※SP」「クロシンリ」「トクメイ!」)

       大城哲也(「Summer Song ※映画」「DIVER-特殊潜入班-」)

主題歌:Official髭男dism「Sharon」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.ktv.jp/mountaindoctor/

 

 

火曜日 

 

南くんが恋人!?(7/16・テレビ朝日・火曜21時)★★

 

南くんの恋人』が男女逆転バージョンで令和に蘇る!
昭和レトロな商店街で生まれ育った女子高生と、ある日突然15cmになってしまった恋人による、ひと夏の甘くほろ苦くて、ちょっと懐かしいホーム・ラブコメディー。

 

内容的にもメインキャスト的にも、若者向けの作品かな〜と思って

最初は全然惹かれなかったのですが、

岡田惠和さんの脚本という事で、ちょっとだけ見る気が湧きました。

視聴目的は本当にそれだけです(笑)

 

それにしても…執行官のドラマを放送するわ、深夜の人気ドラマの続編を放送するわ、

前期では考察を煽る壮大な()ミステリーを放送したかと思えば今度はラブコメディって…

火9枠の迷走っぷりが激しいですね。

作品そのものよりかは、そっちの方が気になります。

 

出演:飯沼愛、八木勇征武田真治沢村一樹光石研木村佳乃

脚本:岡田惠和(「南くんの恋人(1994)」「ひよっこ シリーズ」「日曜の夜ぐらいは…」)

監督:宝来忠昭(「セミオトコ」「消えた初恋」「罠の戦争」「恋する警護24時」)

   小松隆志(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「先生を消す方程式。」「リエゾン」)

音楽:村松崇継(「未解決の女 シリーズ」「昭和元禄落語心中」「この素晴らしき世界」)

エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(「6秒間の軌跡 シリーズ」「家政夫のミタゾノ シリーズ」)

ゼネラルプロデューサー:服部宣之(「ケイジとケンジ シリーズ」「警視庁アウトサイダー」「警部補ダイマジン」)

プロデューサー:神田エミイ亜希子(「24 JAPAN」「消えた初恋」「恋する警護24時」)

       布施等 (「モコミ」「和田家の男たち」「ホスト相続しちゃいました」)

       村山太郎(「さくらの親子丼1,2」「リエゾン」「家政夫のミタゾノ6」)

主題歌:ゆず「伏線回収」

原案 :内田春菊南くんの恋人』『南くんは恋人

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/minamikun/

 

 

水曜日 

 

新宿野戦病院(7/3・フジテレビ・水曜22時)★★★

 

新宿・歌舞伎町の路地にひっそりと建つ病院にやってくる"ワケあり"背景を持った患者たちを、アメリカ国籍の元軍医である謎の女性が救い、そんな彼女に影響を受けるようになる美容皮膚科医の変化も描く、笑って泣ける"救急医療"エンターテインメント。

 

ついこの間までクドカン作品を地上波でお見かけしなかったのに、

1月期から3作品連続(※4月期の作品は再放送)で放送って…反動が凄いですね(笑)

 

医療ドラマではありますが、宮藤官九郎さんの事ですから

絶対一捻り二捻りはしてくるでしょう。

あとは、河毛監督は21年前の「ロケット・ボーイ」で

宮藤さんとともに制作には携わられていたものの…

職業系やシリアス寄りのフジテレビ作品に関わる機会の多い演出家の方々が

クドカンワールドをしっかり映像に落とし込めるのかどうか?ですね。

 

初回放送前からちょっとしたザワつきもありましたが、

考察系ミステリーやラブストーリーが増えてきている今、

気軽に楽しめるドラマがある事が何より貴重なので!

面白くなると良いなぁと思ってます。

 

出演:小池栄子、仲野太賀、橋本愛平岩紙濱田岳柄本明

脚本:宮藤官九郎(「いだてん」「季節のない街」「不適切にもほどがある!」)

演出:河毛俊作(「極悪がんぼ」「営業部長 吉良奈津子」「砂の器(2019)※SP」)

   澤田鎌作(「セシルのもくろみ」「ナイト・ドクター」「女神の教室」)

   清矢明子(「ラジエーションハウスⅡ」「あなたがしてくれなくても」「俺たちの校内放送」)

音楽:(「」「」「」)

プロデュース:野田悠介(「グッド・ドクター」「ナイト・ドクター」「女神の教室」)

主題歌:サザンオールスターズ「恋のブギウギナイト

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/shinjuku-yasen/index.html

 

 

ひだまりが聴こえる(7/3・テレビ東京・水曜24時30分)★★★

 

難聴の大学生・航平と、明るくまっすぐな同級生・太一を繋いだのは、聴覚に障がいのある生徒に講義内容をリアルタイムで伝えるボランティア“ノートテイク”。
不器⽤な2人の⼼を繊細に描いた、切なくも儚いヒューマンラブストーリー。

 

下剋上球児」で注目されたお2人の主演作(犬塚と日沖)。

ですが、大学生の時に実際にノートテイクをやっていた私からしたら、

それを題材にしている所に興味を持ちました。

 

プロデューサーの加瀬さんによると、聴覚障がいを題材にした作品は

ろう者を主人公にした作品が多いのに対して、難聴者を中々取り上げてもらえない事に

疑問を抱かれていたらしく、確かにな…と頷かされました。

テレビ東京の同性愛のラブストーリーはヒットしているイメージがあるので、

本作も深夜ドラマの掘り出し物になってくれればと思います。

※感想を書くかどうかは未定です。

 

出演:中沢元紀、小林虎之介、宇佐卓真、夏生大湖、西田尚美、でんでん 他

脚本:川﨑いづみ(「半径5メートル」「テイオーの長い休日」「好きなオトコと別れたい」)

監督:八重樫風雅(「自転車屋さんの高橋くん」「彼女と彼氏の明るい未来」)

   牧野将  (「DASADA」「あなたの恋人、強奪します。」)

   原島孝暢 (「ひみつ×戦士 ファントミラージュ!」「ポリス×戦士 ラブパトリーナ!」※全て特撮)

音楽:佐久間奏 (「盤上の向日葵」「彼女と彼氏の明るい未来」)

チーフプロデューサー:山鹿達也(「死役所」「おじさまと猫」「パティスリーMON」)

プロデューサー:加瀬未奈 (作品不明)

       藤田絵里花(「浦安鉄筋家族」「かしましめし」)

       阿部真士 (「きのう何食べた? シリーズ」「アノニマス」「吉祥寺ルーザーズ」)

OPテーマ:flumpool「SUMMER LION」

EDテーマ:川崎鷹也「夕陽の上」

原作:文乃ゆき『ひだまりが聴こえる』

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/hidamari/

 

 

木曜日 

 

スカイキャッスル(7/25・テレビ朝日・木曜21時)★

 

世にも優雅な佇まいとは裏腹に燃えたぎる野心、そして…誰にも言えない《秘密》を抱えた美しきセレブ妻たちによる、予測不能なギラドロ・サスペンスミステリー。

 

「『愛の不時着』を超えた史上空前の大ヒット作」と公式が予告映像で煽っているから、

一応見てみるか…って感じです。

でも、いかにも韓国ドラマっぽい題材で、

どんな雰囲気や内容になるかは大体読めてしまうので、

完走出来るかどうかも怪しいです(汗)

※感想を書くかどうかは未定です。

 

出演:松下奈緒木村文乃高橋メアリージュン田辺誠一比嘉愛未小雪

脚本:橋本裕志(「オトナ高校」「リーガルV」「日本沈没(2021)」「月の満ち欠け ※映画」)

演出:田村直己(「未解決の女 シリーズ」「ドクターX シリーズ」「六本木クラス」「シッコウ!!」)

   中前勇児(「アリバイ崩し承ります」「ハマる男に蹴りたい女」「今日からヒットマン」)

   星野和成(「僕らは奇跡でできている」「桜の塔」「グレイトギフト」「Destiny」)

音楽:髙見優 (「義母と娘のブルース シリーズ」「六本木クラス」「恋する警護24時」)

   信澤宣明(「義母と娘のブルース シリーズ」「ギフテッド シリーズ」「恋する警護24時」)

   大隈知宇(作品不明)

エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(「6秒間の軌跡 シリーズ」「家政夫のミタゾノ シリーズ」)

ゼネラルプロデューサー:大江達樹(「ドクターX シリーズ」「六本木クラス」「今日からヒットマン」)

プロデューサー:浜田壮瑛(「七人の秘書 シリーズ」「リエゾン」「離婚しない男」「Destiny」)

       山形亮介(「6秒間の軌跡 シリーズ」「エアガール ※SP」「ゆりあ先生の赤い糸」)

       河野美里(「探偵が早すぎる シリーズ」「ヒモメン」「彼女たちの犯罪」)

主題歌:「」

原作 :SLL Joongang Co., Ltd(制作・著作) 、ユ・ヒョンミ(作家)『SKYキャッスル』

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/skycastle/

 

 

ギークス〜警察署の変人たち〜(7/4・フジテレビ・木曜22時)★

 

頭は切れるのに人間関係に難アリな警察署勤務の女ギークたちが、週末の井戸端会議で事件解決をスーパーアシストしてしまう、新感覚の“井戸端謎解きエンターテイメント”。

 

軽〜いタッチになりそうで、全く惹かれません…(汗)

そして、この作品が木10なの?とも思えてしまいました。

何だか枠を頑張って埋めた感が強いんですよねぇ。

 

松岡茉優さん、田中みな実さん、滝沢カレンさんという

個性詰まったお三方が集まっているので、魅力的に描かれれば良いんですけど、

脚本家が弱めなのも懸念材料になっています。

オリジナル作品×1話完結型ともなれば、回によって内容の質にブレがないかも

個人的には重要視してますからね。

※感想を書くかどうかは未定です。

 

出演:松岡茉優田中みな実滝沢カレン白洲迅泉澤祐希中村蒼

脚本:大林利江子(「こえ恋」「ラブリラン」「純愛ディソナンス」「彼女たちの犯罪」)

   原野吉弘(作品不明)

演出:山内大典(「しもべえ」「夕暮れに、手をつなぐ」「この素晴らしき世界」)

   村上正典(「犯罪症候群 シリーズ」「プロミス・シンデレラ」「坂の上の赤い屋根」)

   本間美由紀(「未解決の女2」「六本木クラス」「MALICE ※ネットドラマ」)

音楽:(「」「」「」)

プロデュース:森安彩 (「ランチ合コン探偵」「純愛ディソナンス」「お迎え渋谷くん」)

     貸川聡子(「無痛」「忍者に結婚は難しい」「あたりのキッチン!」)

主題歌:サンボマスター「自分自身」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/geeks/index.html

 

 

量産型リコ–最後のプラモ女子の人生組み立て記-

(6/27・テレビ東京・木曜24時30分)★★★ ←視聴断念

 

祖父の死をきっかけに帰省したリコが、祖父が残した作りかけのプラモデルの制作を通して家族をもっと知るまでのひと夏を描いた、ホビー・ヒューマンドラマ。

 

(※既に初回が放送されましたが、まだ視聴しておらず。)

今年も新作を放送するんですね。そして、再びのパラレルワールド

スタートアップ企業を取り扱った前作は、コンペの規模感がイマイチ掴めなかったのと、

革新的なアイデア創出を目指すスタートアップ企業というコンセプトと「量産型」が

噛み合っていないように見えたため、微妙な印象が残ってしまったのですが、

唯一、帰省回だけは良かったんですよね。

 

今回は「故郷」や「家族」が中心となるお話なので、

ある程度楽しめるんじゃないかとは思ってます。

※視聴のみで楽しむ予定です。

 

出演:与田祐希、市川由依、佐月絵美、矢柴俊博森下能幸田中要次

脚本:畑中翔太(「量産型リコ シリーズ」「絶メシロード シリーズ」「ポケットに冒険をつめこんで」)

   オコチャ(「量産型リコ シリーズ」)

監督:中川和博  (「さらば、ダイヤモンド ※映画」「ダブル」「白暮のクロニクル」)

   ヤングポール(「量産型リコ2」「FLASHBACK」「ポケットに冒険をつめこんで」)

   中村祐太郎 (「太陽を掴め」「新しい風」「海辺のナイーブ」※全て映画)

音楽:(「」「」「」)

原案・企画・プロデュース:畑中翔太(「量産型リコ シリーズ」「ポケットに冒険をつめこんで」)

プロデューサー:漆間宏一(「量産型リコ シリーズ」「ポケットに冒険をつめこんで」)

       寺原洋平(「量産型リコ シリーズ」「八月は夜のバッティングセンターで。」)

       涌田秀幸(「量産型リコ2」「ポケットに冒険をつめこんで」)

OPテーマ:樋口楓「アイムホーム!」

EDテーマ:LINK PLANET「ソライロ」

原作:オリジナル

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/ryosangatariko2024/

 

 

金曜日 

 

ビリオン×スクール(7/5・フジテレビ・金曜21時)★★

 

日本一の財閥系企業のトップであり“億万長者=ビリオネア”の主人公が、身分を隠して学校の教師となり、さまざまな問題に直面しながらも生徒とともに成長していく姿を描くオリジナルストーリーの学園コメディー。

 

え?元ヤンでもないのに倉庫でのアクションシーンがあるの!?

予告映像を見て、まず驚いたのはそこ(笑)

まぁ、底辺クラスに赴任という事なので、

そんな展開になってしまうのも致し方ないんでしょうけど、

そうなってくると結果的に、どことなく平成感漂う

新鮮味のない学園ドラマになりそうな気もしますね。

 

財閥系企業のトップという設定ですから、

クラスの立て直しに経済や経営がガッツリ絡んでくれば印象も変わるかもしれませんが…。

※感想を書くかどうかは未定です。

 

出演:山田涼介、木南晴夏、水沢林太郎、松田元太、大原梓、水野美紀

脚本:我人祥太 (「潜入捜査官 松下洸平」「あなたの恋人、強奪します。」)他

演出:瑠東東一郎(「おっさんずラブ シリーズ」「unknown」「うちの弁護士は手がかかる」)

   西岡和宏 (「ルパンの娘2」「ラジエーションハウスⅡ」「風間公親-教場0-」)

音楽:宮崎誠  (「ワンパンマン シリーズ ※アニメ」「伝説のお母さん」)

プロデュース:江花松樹(「クライムファミリー」「うちの弁護士は手がかかる」)

主題歌:Ado「ルル」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/billion_t_school/index.html

 

 

笑うマトリョーシカ(6/28・TBS・金曜22時)★★★

 

抜群の人気を誇る若き政治家と有能な秘書にある“得体の知れない不気味さ”に気付いた新聞記者が、彼らを取り巻く黒い闇に迫る、人間の欲望と謎が絡み合うヒューマン政治サスペンス。

 

初回を既に見ましたが、あれこれ盛り込み過ぎて話がフワフワしているな…

というのが第一の感想。

マトリョーシカにちなんで、人間の奥底に隠された本質を探るという設定は面白そうですが。

ただでさえ入り込めない内容になっているので、早い段階で軌道修正される事を願います。

 

出演:水川あさみ玉山鉄二丸山智己和田正人加藤雅也櫻井翔

脚本:いずみ吉紘(「アリバイ崩し承ります シリーズ」「インビジブル」「アクマゲーム」)

   神田優  (「君と世界が終わる日に4,5」「ブラックペアン1」「女神の教室」)

演出:岩田和行 (「福家警部補の挨拶」「竜の道」「あたりのキッチン!」)

   城宝秀則 (「4分間のマリーゴールド」「ミステリと言う勿れ」「トクメイ!」)

   小林義則 (「明日の約束」「レンアイ漫画家」「忍者に結婚は難しい」)

音楽:大間々昂 (「アトムの童」「ペンディングトレイン」「からかい上手の高木さん」)

政治監修:須山義正 ※ドラマ初監修

     武田一顕(「完黙 中村喜四郎〜逮捕と選挙〜 ※映画・監督」)

法律監修:岡本直也(「シッコウ!!」「Believe-君にかける橋-」)

児童福祉監修:永野咲 ※ドラマ初監修

警察監修:石坂隆昌(「見えない目撃者 ※映画」)

医療監修:中澤暁雄(「4分間のマリーゴールド」「インビジブル」「祈りのカルテ」)

プロデューサー:橋本芙美(「危険なビーナス」「プロミス・シンデレラ」「夕暮れに、手をつなぐ」)

主題歌:由薫「Sunshade」

原作 :早見和真『笑うマトリョーシカ

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/waraumatryoshka_tbs/

 

 

伝説の頭 翔(7/19・テレビ朝日・金曜23時15分)★★★ ←視聴断念

 

不良たちの頂点に立つカリスマヤンキーと、スクールカースト最底辺のいじめられっ子の正反対の2人の人生が、ある日突然入れ替わる。
バレたら終わり!?の命がけの衝撃作が開幕!

 

確か、主人公がある日突然〇〇に…っていう設定のドラマ、

以前にもこの枠で放送されてませんでしたっけ?っていうのは置いといて(笑)

原作者である夏原武さんは『クロサギ』『正直不動産』も執筆された方なので、

大きく外さないんじゃないかとは思います。

※感想を書くかどうかは未定です。

 

出演:高橋文哉、関水渚井桁弘恵、菅生新樹、中川大輔、駒木根葵汰 他

脚本:古家和尚(「明日の約束」「プロミス・シンデレラ」「波よ聞いてくれ」)

監督:住田崇 (「住住 シリーズ」「怪獣倶楽部」「架空OL日記」「波よ聞いてくれ」)

   近藤啓介(「直ちゃんは小学五年生 ※SP」「しょうもない僕らの恋愛論」)

   植田尚 (「まだ結婚できない男」「波よ聞いてくれ」「ミス・ターゲット」)

音楽:桶狭間ありさ(「ホメられたい僕の妄想ごはん」「ハヤブサ消防団」)

ゼネラルプロデューサー:横地郁英(「未解決の女 シリーズ」「六本木クラス」「グレイトギフト」)

プロデューサー:高崎壮太(「最初はパー」「波よ聞いてくれ」「泥濘の食卓」)

       神通勉 (「アリバイ崩し承ります」「波よ聞いてくれ」「今日からヒットマン」)

       倉田知奈(「●●ちゃん」)

主題歌:TREASURE「REVERSE」

原作 :夏原武(原作)、刀森尊(漫画)『伝説の頭 翔

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/legend_head_sho/

 

 

錦糸町パラダイス〜渋谷から一本〜

(7/12・テレビ東京・金曜24時12分)★★★★ ←リタイア

 

柄本時生・今井隆文がドラマ初プロデュース!
東京・墨田区錦糸町を舞台に、過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターの蒼が、様々な人との出会いや出来事を通じて、自らの過去と向き合っていく姿を描く人間ドラマ群像劇。

 

柄本時生さんがプロデューサー・太田さんに、

「どっちが良いとか悪いとか決めつけたくないというか、

決めつけられない群像劇ドラマをやりたいんです」と相談した事がきっかけで

生まれたらしい本作。

登場人物の生き様に自分の気持ちを重ねたくなるというか、

思わず考えさせられるような作風は私も好みです。

 

普段俳優業をやられている柄本時生さんが作品をプロデュースするとどうなるのか?

実験作でもある本作が楽しみです。

 

出演:賀来賢人柄本時生、落合モトキ、岡田将生

脚本:今井隆文(「吉祥寺ルーザーズ」「何かおかしい2」)

   太田勇(「何かおかしい シリーズ」「チェイサーゲーム シリーズ」「くすぶり女とすん止め女」)

   石黒麻衣(作品不明)

監督:廣木隆一(「彼女 ※映画」「月の満ち欠け ※映画」「生きとし生けるもの ※SP」)

   太田勇(「何かおかしい シリーズ」「チェイサーゲーム シリーズ」「くすぶり女とすん止め女」)

   木ノ本浩平(「面白南極料理人」)

音楽:(「」「」「」)

企画・原案:柄本時生 ※企画・原案初担当

      今井隆文 ※企画・原案初担当

      太田勇 (「僕を主人公にした漫画を描いてください!(以下略)」)

チーフプロデューサー:祖父江里奈(「きのう何食べた? シリーズ」「運命警察」「闇バイト家族」)

プロデューサー:太田勇 (「何かおかしい シリーズ」「チェイサーゲーム シリーズ」「ヒヤマケンタロウの妊娠」)

       柄本時生 ※プロデューサー初担当

       今井隆文 ※プロデューサー初担当

       湊谷恭史(「ワカコ酒 シリーズ」「今夜はコの字で」「月の満ち欠け ※映画」)

主題歌:MOROHA「燦美歌」

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/kinshicho_paradise/

 

 

土曜日 

 

GO HOME〜警視庁身元不明人相談室〜

(7/13・日本テレビ・土曜21時)★★★ ←リタイア

 

ご遺体に残されたわずかな手掛かりから死の真相を明らかにし、家族や恋人の元に帰すため女性バディが奔走する、ミステリー×ヒューマンドラマ。

 

この手の落ち着いたミステリーが日テレドラマなのは、何だか珍しいですね。

どちらかと言うとテレ朝で放送しそうな雰囲気…。

 

刑事モノだけに留まらず、個人的には、職業系ドラマは

第一線で働くスーパーヒーロー・ヒロインの活躍を描く作風よりも

ヒューマンドラマ寄りの作風の方が好みなので、

内容次第では興味深く見られそうな気がします。

 

出演:小芝風花大島優子阿部亮平(Snow Man)、柳美稀、戸次重幸、吉田鋼太郎

脚本:八津弘幸(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「半沢直樹1」「おちょやん」「VIVANT」)

   佐藤友治(「ラストコップ シリーズ」「城塚翡翠」「ブラックファミリア」)

演出:菅原伸太郎(「君と世界が終わる日に シリーズ」「世界一難しい恋」「ハコヅメ」)

   大谷太郎 (「ボイス 110緊急指令室 シリーズ」「未満警察」「新空港占拠」)他

音楽:横山克  (「わろてんか」「トップナイフ」「転職の魔王様」「厨房のありす」)

チーフプロデューサー:松本京子(「獣になれない私たち」「ゼイチョー」「となりのナースエイド」)

プロデューサー:荻野哲弘(「視覚探偵 日暮旅人」「イノセンス」「逃亡医F」「城塚翡翠」)

       鈴木将大(「すきすきワンワン!」「こっち向いてよ向井くん」)

       本多繁勝(「これは経費で落ちません!」「逃亡医F」「アクマゲーム」)

主題歌:ヨルシカ「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/gohome/

 

 

マル秘の密子さん(7/13・日本テレビ・土曜22時)★★★ ←リタイア

 

天使なのか悪魔なのか分からない、謎に包まれたトータルコーディネーター・本宮にやってきた依頼は、不運続きのシングルマザーを華麗なる"女社長"に大変身させること。
魅惑のサクセスストーリーか?怒濤のサスペンスドラマか?そのすべてがベールに包まれた作品となっている。

 

「秘密」だけに含みを持たせた紹介がされているので、数話見てみないと何とも言えません。

予告映像を見る限り、なんとなく遊川作品にもなり得そうな…?

 

健気で明るい役の多かった福原遥さんがダークヒロインを演じられるのは新鮮で、

そこで視聴意欲をちょっとだけ掻き立てられますね。

※感想を書くかどうかは未定です。

 

出演:福原遥松雪泰子 他

脚本:丑尾健太郎(「君と世界が終わる日に シリーズ」「それってパクリじゃないですか?」)

   藤岡明子 (作品不明)

   上野詩織 (「夫婦が壊れるとき」「初恋、ざらり」「最高の生徒」)

   ばばたくみ(作品不明)

演出:中茎強  (「HiGH&LOW シリーズ」「あなたの番です」「消せない「私」」)

   小室直子 (「3年A組」「真犯人フラグ」「リバーサルオーケストラ」)

   伊藤彰記 (「ハコヅメ」「だが、情熱はある」「セクシー田中さん」)

   苗代祐史 (「ごぼうびごはん」「コタツがない家」「となりのナースエイド」)

音楽:Ken Arai (「ミステリと言う勿れ シリーズ」「鍵のかかった部屋」「トドメの接吻」)

チーフプロデューサー:道坂忠久(「街並み照らすヤツら」)

プロデューサー:鈴木亜希乃(「君と世界が終わる日に シリーズ」「トップナイフ」「ムチャブリ!」)

       柳内久仁子(「家売るオンナ シリーズ」「城塚翡翠」「こっち向いてよ向井くん」)

主題歌:Superfly「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/maruhi-mitsuko/

 

 

日曜日 

 

ブラックペアン シーズン2(7/7・TBS・日曜21時)★★

 

あれから6年後…帰ってきたのは“渡海”ではなく、人も金をももてあそぶ悪魔だった!
「医療と金」そして「医療革命」を巡るメディカルエンターテインメントが再び始まる。

 

「待望の続編が放送決定!」…本当に??

面白かったと呟く視聴者がいた記憶がないんですけど(笑)

 

前作でさえ、途中から徐々にネタドラマと化していって、

ツッコミを入れないとまともに見られないような作りになっていたのに…

果たして巻き返せるんでしょうかね。

 

とりあえず、メイン監督が西浦正記さんに交代されたのと、

あれから6年経って、竹内涼真さんや趣里さんを筆頭に、

脇を固めるキャスト陣がキャリアを重ねて演技力に磨きがかかっている点で

期待はしてみますが、まぁ…脚本家もプロデューサーも前作からの方がいらっしゃるので、

その期待もすぐに打ち砕かれそうな気はしてます。

 

出演:二宮和也竹内涼真葵わかな田中みな実趣里小泉孝太郎内野聖陽

脚本:槌谷健  (「ブラックペアン」「下町ロケット2」「インビジブル」)

   守口悠介 (「左ききのエレン」「ランチ合コン探偵」「ハコビヤ」)他

演出:西浦正記 (「コード・ブルー シリーズ」「絶対正義」「ジャンヌの裁き」)

   加藤亜季子(「#家族募集します」「VIVANT」「Eye Love You」)

   伊東祥宏 (「オールドルーキー」「ラストマン」「訳アリ女ダイアリー ※SP」)

音楽:木村秀彬 (「ブラックペアン」「コウノドリ シリーズ」「フェルマーの料理」)

監修:山岸俊介 (作品不明)

プロデュース:伊與田英徳(「ブラックペアン」「半沢直樹 シリーズ」「DCU」)

       武藤淳  (「ホワイト・ラボ」「TOKYO MER」「Get Ready!」)

       佐久間晃嗣(「#家族募集します」「DCU」「Maybe 恋が聴こえる」)

主題歌:小田和正「その先にあるもの」

原作 :海堂尊『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/

 

 

素晴らしき哉、先生!(8/18・テレビ朝日・日曜22時)★★★ ←視聴断念

 

Z世代の高校教師が、理不尽な教育現場に心が打ち砕かれそうになりながらも、なんだかんだ生徒のために奮闘していく姿を描く奮闘劇

 

今期は同じく学園ドラマで「ビリオン×スクール」がありますが、

こちらは教師の苦悩にスポットが当たった作品なんですね。

イマドキの教師が性格も家庭事情も様々な生徒たちと関わるとどんなに大変なのかを、

現代の社会問題も絡めながら、しみじみ考えさせられながら見られる

仕上がりになる事を期待します。

 

出演:生田絵梨花、茅島みずき、鈴木仁、葉山奨之桐山漣田中美佐子高橋克典

脚本・演出:宅間孝行(「全員、片想い ※映画」「大誘拐2018 ※SP・脚本のみ」)

音楽:(「」「」「」)

企画・プロデュース:清水一幸(「日曜の夜ぐらいは…」「アイのない恋人たち」)

プロデューサー:松崎智宏(「隕石家族」「クロステイル」「セレブ男子は手に負えません」)

       藤田洋平(作品不明)

       川西琢 (「息もできない夏」「スタートアップ・ガールズ ※映画」)

       倉木義典(「僕の大好きな妻!」「合理的にあり得ない」※全て演出・監督)

       矢内達也(「3Bの恋人」「彼女、お借りします」「アカイリンゴ」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.asahi.co.jp/subakana_sensei/

 

 

まとめ

 

期待度ランキングをTOP5で付けるならば...

1位 錦糸町パラダイス(テレ東・金深夜)

2位 新宿野戦病院(フジ・水10)

3位 GO HOME(日テレ・土9)

4位 海のはじまり(フジ・月9)

5位 ひだまりが聴こえる(テレ東・水深夜)

といった感じ。

 

…一応ランキング付けはしましたが、正直、一番楽しみにしているのは、

今期の新作ではないためここでは紹介しなかった

「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」なんですよねぇ。

あとは全体的にどっこいどっこい。

見返してみたら最高が星★3つだったので、

差別化を図るために「錦糸町パラダイス」だけ1個星を足しましたが、

5位に何の作品を入れようかと迷うくらいには

ラインナップに強く興味をそそられない自分がいます。

う〜ん…やはり、枠の増加により企画にネタ切れが出始めているって事なんでしょうか。

 

で、感想については…去年の秋での私生活の多忙、今年2月には某ウイルスに感染した事で

睡眠優先で休みをとったのをきっかけに、感想を執筆する機会が徐々に減っていった結果、

サボり癖が加速し、前期ではなんと週1での投稿になってしまいました。

楽しみに待っていて下さった読者の皆様には、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

なので、今期は(今後も?)2〜3本書く事を目標に、

ブログを続けていきたいと思っています。

一度休んだら動けなくなると実感しましたからね。

ちなみに、「家族だから愛したんじゃなくて〜」を一番に、

次点で「海のはじまり」「新宿野戦病院」「笑うマトリョーシカ

錦糸町パラダイス」「GO HOME」を候補作品にしており、

2話まで一通り見てから、ここには挙げなかった他作品も含めて、

投稿間隔のバランスも考慮しながら2〜3本何を書こうか決めるつもりです。

 

どうか、温かい目で見守っていただけると幸いです。

引き続き、当ブログをよろしくお願いいたします。

 

***

 

ではでは、個人的ヒット作が出て来れば良いなぁと願いつつ...

夏クールのドラマを楽しみに待ちましょう(´∀`)

最後まで閲覧ありがとうございました!

 

 

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