2024年秋ドラマ-嘘解きレトリック一覧

嘘解きレトリック 11話(最終回) 感想|2人の日常をまたいつか見たい…

 

 

ドラマの中でクリスマスツリーが飾られていると、秋ドラマの終わりを実感するし、

母・フミ(若村麻由美)とのわだかまりも無事に解けたし…

これが最終回でもおかしくないと前回を見た時には思っていましたが、

なるほど…総括と呼ぶにふさわしい内容に仕上がっていましたね。

 

名前も自分自身の事も、全て嘘をついている麗子(加藤小夏)。

素性を隠したいのか?なぜそこまで嘘で塗り固めようとするのかは、

親友であり姉妹のようでもあり、特別な感情も抱いている存在の鈴乃が

婚約相手と結婚する事が関係していました。

あの時は喜んだけれども、本当はもう一緒にいられなくなるのが寂しくて、

大切な人の幸せを願えない自分が心底嫌になって、

こんな醜い自分を相手にも見せたくないし、心にもない嘘もつきたくないと思ったそう。

 

「何もかも思い通りになるなら、誰も嘘をつかない。

思い通りにならないものを思い通りにしようとした時、嘘をつくんです。」

左右馬(鈴鹿央士)のこの言葉にはハッとさせられましたね。

九十九夜町で彼と出会うまで、嘘と本当を聞き分ける能力を持っている自分に対して

コンプレックスを抱えていた鹿乃子(松本穂香)は、

これまで様々な事件や出来事を通して、悪い嘘だけじゃなく、

優しい嘘、好意からくる嘘…いろんな嘘がある事を知った訳ですが、

嘘をつく人の根本には「こうありたい」という、

理想に少しでも近づきたい想いが含まれているのだと。

走馬灯のような回想を見ながら、確かに…と、胸にストンと落ちる感覚を覚える結末でした。

 

「レトロ・ミステリー」とうたっている本作ですが、

個人的には、食べ物や小物、街の雰囲気から、季節の移ろいを感じさせてくれる所が好きで、

毎回惹かれながら見ておりました。

秋刀魚に栗ご飯、寒い時期に食べるあつあつのつくも焼、肉団子いっぱいのお鍋、おでん…

本作の中で出てくる料理、み〜んな美味しそうで。

「今日は〇〇♪」とウキウキしながら歩く左右馬の姿も、秋〜冬の季節の到来を感じさせて

見ている私も一緒に心が弾んでいたんですよね。

水面にゆらゆら映る月も、初雪もロマンチック。

昭和初期を舞台にした作品だけあって、古き良き日本の風景を尊重し、

大切に扱ったのが伺える画作りにも時折うっとりさせられていました。

 

若村麻由美さん、余貴美子さんといったベテラン俳優の存在も

味わい深さを醸し出していましたが、

若手俳優のキャスティングも、世間には広く知られていないんだろうけど

自然と目を引く方ばかりで、ここもセンスの良さを感じさせました。

西片くん(←分かる人には分かる)が登場してきた時には、声が出ちゃいましたよ。

半年くらいしか経っていなくても、やっぱり声変わりってするもんなんですねぇ。

徳田史郎は…今後も出番がありそう。絶対、1話限りじゃないでしょう。

 

視聴前は、脚本家陣と演出家陣のネームバリューのバランスが偏っている事から、

「脚本=物語の設計図」だと考えている私からしたら

大丈夫なのか…?と不安で仕方なかったですが、

いざ最終回まで見てみれば、ベテランの演出家と(恐らく)フレッシュな脚本家の

相互作用がきっちり働いた作品になっていた気がします。

何しろ凄かったのは、複数体制で、しかもそれぞれ作風や得意分野の違う

演出家を起用していれば、回によって雰囲気やキャラ設定が

ばらついてしまう可能性だってなくもないのに、

演出家ごとの良さを活かしつつも、物語の軸は「"嘘"が引き起こす葛藤・苦悩」

「相手を信じたいという気持ち」の人情劇テイストで一貫していた所。

お陰で、1話ごとに違った面を見せる内容に、冒険のようにワクワクしつつ、

そこでの経験を通して左右馬と鹿乃子の絆が深まっていく様を微笑ましく見られました。

鹿乃子の成長物語としても、ブレがありませんでした。

 

ラストで、「くら田」家族の撮影のはずが、徐々に町の人たちが参加してきて

賑わっていくシーンを見て、この町の登場人物は個性豊かで魅力的だったなぁ…としみじみ。

6話の猫を追いかけるくだりもそうでしたが、1つの画面に人が密集する所が

いかにも下町らしくて、そこも好きなポイントだったんですよね。

 

左右馬を意識し始めるも、まだ迷いがある状態の鹿乃子で終わり…

ぜひまた、続編でも、土曜プレミアムで放送されるSPドラマでも良いので、

続きの話が見たいです。

肌寒い季節に人の温もりを感じさせる作りだったので、

秋冬にぴったりな作品ではあったんですけど、

これはベタな例えですけど…桜の木の下でお団子を食べながらお花見をする2人も、

線香花火をして楽しむ2人も見てみたいなぁとも思ったり。

いや、放送時期はいつだって嬉しいです。

原作は完結しているそうですが、まだ話が残っているとの事なので…

ゆっくり、ゆっくりお待ちしております。

 

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嘘解きレトリック 5話 感想|慣習を守る義務感からの解放

 

 

ミステリーを前後編にすると、大抵は「これなら別に1話完結型でも良くない?」と

言いたくなるものが多いんですが、

本作の場合は前後編にしたのも納得の行く、工夫を凝らした構成になっていました。

 

後編に入る時に、冒頭に前編のおさらいを入れる事はよくありますが、

感心させられたのは、放送開始8分程度で左右馬(鈴鹿央士)の推理まで描いてみせた所。

前回の要点を踏まえつつ、鹿乃子(松本穂香)の能力のお陰もあって、

昨日のご飯を食べたかどうかを聞く形で、今そこにいる品子(片岡凛)は

昨日会った品子とは別人であると確定した。

そうして辿り着いた推理は…「品子さんは3人いたんだ」。

早い段階で提示する事で、果たして、左右馬の推理は当たっているのか?

もし本当に3人以上いたとするなら、イネ(松浦りょう)にあの時人形を品子だと

勘違いさせるまでのカラクリは?など、残された時間で真相が丁寧に描かれて、

視聴者にとっても、彼らと一緒に"答え合わせ"が出来るんですね。

 

劇的な展開を作ろうとするがあまり、派生した事件やサブエピソードなどで

物語を複雑に仕立てたり、情報の小出しや後出しジャンケンで引っ張ったりと、

解決に至っても消化不良感が残るミステリーやサスペンスも散見されただけに、

これはよく出来た展開だったな…と思わされました。

原作があるとは言え、漫画だと恐らく数話分にも及ぶ内容を前編・後編で分けて、

どれを削ってどこまで収めるか…がきちんと整理整頓されていたのは、

脚本力あってこそだったと思います。

 

横溝正史ミステリーに出てきそうな人形屋敷の話という事で、

昭和初期の下町を舞台に、町の人々を巻き込みながらの人情噺の印象が強かった

本作の今までの作風とはかけ離れてしまうのではないか?と少し不安でもあったんですが、

最終的には、ありのままの自分でいさせてくれる人と出会って逞しさが増した鹿乃子が、

"自分"を殺して生きている品子たちの心を救い出し、

品子たちもまた、たまたま聞いた「自分が正しいと思う方向に動く」という言葉をきっかけに

頑なに守り続けてきた慣習から解放されよう・変わろうとするという、

ほっこり温かいストーリーへと着地。

 

もうこの先も大丈夫だろう…と、今後の展開にも期待したくなった前後編でした。

雅(北乃きい)のキャラクターも好きだったなぁ。

最初は、人の懐にグイグイ入り込む系の人なのかな?と思いきや、

鹿乃子が何か特別な力を持っている事は何となく分かっていそうなものの、

追求はせず、彼女の想いを尊重してくれる優しい人でしたね。

寺山刑事(正名僕蔵)の頓珍漢なボケと、

キビキビツッコむ雅の掛け合いもテンポ良く、楽しめました。

あのやりとりが1話限りなのは勿体ないような…(笑)

 

 

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嘘解きレトリック 4話 感想|横溝正史風の事件はまた来週

 

 

やけに掘り下げるな…展開が遅いな…と思っていたら、やっぱり前後編でしたね。

本作は昭和初期が舞台という事で、小道具や着物、セットなどコストがかかるでしょうし。

特に今回の場合は異質さを際立たせるために、数々の人形を揃えたり、

人形のような格好をした品子(片岡凛)でいかにミステリアスな印象を与えるかで

フィッティングにもかなりの時間を要しているでしょうから、

その緻密な世界観作りに合わせて、前後編でお届けしようという事なのかもしれません。

 

でも、前後編だと大体は間延びを感じてしまうものですが、

本作の場合は特にそれがなかったですね。

世界観ももちろんなんですが…演出が一番大きいんだと思います。

今回の演出家は「ラジエーションハウス」「元彼の遺言状」の鈴木雅之さん。

前半に出てきたモノクロ調の回想で、殺鼠剤入りの食事を食べたらしい人形(人間?)が

倒れていた様子を中心軸にして真上から撮るシーンの時点で、もろ分かりやすかったです。

そう…鈴木さんの演出って、食べ物の撮り方が独特なんですよね。複数の人物の映し方も。

何度もそのカットが挟み込まれるので、個人的には「どう?変わってるでしょう?」と

言われているようで、ちょっと鬱陶しいなと今までは思っていて(すみません)、

比較的苦手な演出家ではあったんですけど…

今回に至っては、鈴木さんらしいシンメトリーな構図が

横溝正史風の話とマッチしていて、不気味さや奇妙さを引き立てていて

まるで2人が異世界に入り込んだ気分にもさせられたのです。

西谷弘さんとも、永山耕三さんともまた違う画作りです。

原作実写化作品で、題材に合わせて演出家の個性をしっかり活かそうとしているのだという

制作陣の意思も感じさせました。

 

そして、人形屋敷という事で、オカルトの雰囲気を漂わせているので、

下手したら今期放送中の「全領域異常解決室」の案件に思えなくもありません。

…しかし、本作"らしさ"は忘れず。

鹿乃子(松本穂香)が品子を思わず自分と重ねてしまう人情深さや、

肩入れしかけた所で初めて嘘の声が聞こえた動揺。

品子のついた嘘をきっかけに、左右馬(鈴鹿央士)と一緒に

何が「良い嘘」で何が「悪い嘘」なのかの定義を語り合うシーンと、

本作でしか書けない要素も練り込まれていたと思います。

 

来週に続く話なので、私が書ける感想はここまででしょうか。

いつもなら頻りに嘘の音が鳴る分、今回はあの一言が来るまで全然鳴らなかったので

全容や品子自身が中々掴みづらいですね。

とりあえず、備忘録がわりに、気になった点を箇条書きにするなら…

・健康状態が原因で進まざるを得なくなった道に恨みがある様子のイネの兄

・柴田(佐戸井けん太)の去り際の言葉「今のお話以上に話す事もありませんので」

・品子は三つ子以上の子供か、多重人格か

で、品子の発言で判明しているのは…

・双子ではない

・薬入りの食べ物で倒れていたのは人形

・亡くなったイネ(松浦りょう)は人形を持ち出していた

・イネは事故か他殺の可能性がある

こんな感じでしょうか。

あとは結末次第…楽しみです。

(ただ、来週は外出しているので、感想は遅くなります(汗)一応お知らせ。)

 

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嘘解きレトリック 3話 感想|優しい嘘と絆を深める嘘

 

 

おっ…手書き文字の件について、ちゃんと触れてくれました。

嘘か本当かは声で判別出来ても、文字や音では判別が出来ないらしいです。

前回、鹿乃子(松本穂香)が母から送られてきた手紙を読んでいるシーンで、

そう言えば、手書き文字でも嘘って見分けつくもんなのかな?とふと疑問に思っていたので、

早い段階で不明瞭な部分を解決してくれたのはありがたい。

「思い込みや勘違いでも、その人が嘘だと思っていない事は嘘に聞こえない」

これ、今後の鍵になって行きそうですよね…。

 

ここ最近は「1話完結型」とうたいつつ、実際に蓋を開けてみたら

初回から"縦軸"がある事を匂わせていて、意味深な登場人物や思わせぶりな演出などで

1話完結型の本来の良さが損なわれがちなドラマも時々散見されるだけに、

本作は、見逃しちゃって今回から初めて見るという視聴者にも

親切な仕上がりになっている所が好感が持てます。

例えば、冒頭で書いた嘘の検証の他にも、鹿乃子には特別な能力がある事、

左右馬(鈴鹿央士)が居場所をくれた事を鹿乃子のモノローグで簡潔に説明がなされていますし、

嘘だと分からせる時の合図では、指を組むポーズが必ずアップで映されています。

そして、これでもかというほど、嘘の音も頻繁に流れる。

反対に、九十九焼のエピソードで、左右馬がいかに洞察力に長けた人物かも描かれました。

「ああ、この2人はこういう人なんだな」と理解しやすいと思います。

 

でも、3話になっても初期設定を描いていると言うとそうではなくて。

初回から見続けている視聴者にとっては、鹿乃子(と彼女の能力)をもっと理解したいという

左右馬の好奇心で、2人の距離が縮まっていく過程に微笑ましささえ感じますし、

最初は能力がバレる事をためらっていた鹿乃子が徐々に心を開いていく変化が

嬉しく思えたりするんですよね。

 

今回のキーワードは「嘘」。

あれだけ鋭い人が、まさか鹿乃子が自分の嘘に気づいた事を分からないはずがないし、

質屋に持って行かせるお皿の包み紙を、うっかりあの紙にしちゃったという

ヘマはやらかさないと思っていたので、

端崎(味方良介)に傷ついて欲しくない事情があって、

後は何か意図があるんだろう…とは読めてしまいましたが、

実は鹿乃子の事を、彼女が想う以上にこんなにも想っていたという

後半の"真相解明"展開には、さらに裏があったのかと惹きつけられるものがありました。

 

嘘をついていたのは馨にと言うより…で

そよ風でゆらゆら揺れている満月が映る池のカットに切り替わる所は、

鹿乃子の左右馬に対する気持ちの変化の始まりを暗示しているかのようで、実にロマンチック。

「1人でぐるぐる悩まないでよ。君はもう、1人じゃないんだから。」

「一緒にいるから悩むんだからさ!…一緒に抱えるよ。」

左右馬のこの言葉は頼もしくて、それはもう、惚れてまうやろ案件だったんですが、

鹿乃子の「月が綺麗ですね」という最後の言葉も、

自分を受け入れ寄り添ってくれる彼への信頼や安らぎが垣間見えてほっこりするのです。

左右馬は一瞬動揺するものの…

それに対する「月見そば、食べて帰ろっか。」の返しもとっても粋。

月9らしい胸キュン要素がここに全て詰まっていましたが、

まぁ…多少の願望も含まれているのかもしれませんが、

個人的には"恋人"の関係を飛び越えて、

険しい道も共にする"伴侶"の関係になっていくのでは?という期待感を抱かせてくれました。

 

何の予告もなく3話の感想をヌルッと上げる形となりましたが、

本当は2話の感想も書きたかったんですよねぇ。

その時は月10の初回感想を優先していて、

秋ドラマの感想が溜まり過ぎてしまう前に(もう既に投稿に時差がありますが(苦笑))

本作は視聴のみにしようと初回の時点で決めていたんですね。

でも、2話の、どこか平成の休日ゴールデン帯のアニメを思わせるチャーミングなオチを見て

やっぱり書きたい!と迷い始めて、都合で結局書けずじまいで、

諦めようかと思いながら3話を見たんですが…

好きなドラマだから書こうという決断に至りました(笑)

とにかく、2人が可愛らしくて、癒されて、温かい世界で包まれている本作。

そんな訳で…感想執筆は復活させる事にします。

あ、でも、現在(10/27)は火10の3話の感想がまだ途中なので、

明日の最新話の感想は遅れるかもしれませんし。

次の投稿がどちらになるかは、ちょっとまだ未定です。

 

 

↓次回の感想はこちら↓

 

↓初回の感想はこちら↓

 

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嘘解きレトリック 1話 感想|月9はこれで良い…と思わせてくれた初回。

 

 

意外と悪くなかった…というのが見終わっての感想。

昭和初期の街が舞台なので、もう少し安っぽいセットになってしまうのかと思いきや

朝ドラや2時間SPドラマ並にきちんと作られていて、着物や小物にもこだわりが感じられますし。

ここで時間稼いでる?みたいなシーンは一部あったにしても、拡大放送している割に

間延び感もありませんでした。

 

肝心の謎解きはまだ本格的にとは行かず、

2人の出会いから鹿乃子(松本穂香)が探偵助手になるまでが今回の内容だったのですが、

そこは初回なので。

初期設定・状況紹介を曖昧にしたまま進むドラマや、

3話くらいまでダラダラと続けるドラマがある事を考えると、

バックグラウンドや出会いを中心に描いて「プロローグ」に振り切るという

徹底ぶりもアリだと思います。

 

ただ一方で、その構成が原因の1つだったのかもしれませんが…

W主演なのに2人の描写のバランスに偏りがあったのは気になったかな?

公式サイトによると、鋭い観察眼を持つ貧乏探偵の左右馬(鈴鹿央士)と、

嘘を聞き分けられる能力者の鹿乃子という異色コンビが難事件を解決していく

レトロ・ミステリーだと書かれています。

となると、初回の内容を踏まえても

推理力に長けているのは左右馬で、探偵事務所も構えていて、

特殊能力を受け入れてもらい初めて居場所が出来た鹿乃子は

あくまでも事件を解決へと導く補助的な立ち位置になると思うんですが、

鹿乃子と特殊能力を強調した話になっていたために、

あまりミステリーには見えなかったのは引っかかりました。

まぁ…左右馬をしっかり描いてこないのも、

彼自身にも誰にも言っていない秘密があるからなんでしょうけれども。

君の力と僕のゴホンゴホン…を2回やりましたし、その前には匂わせ描写もあったので…

心の声が読める能力が備わってそうですよね。

 

そんな訳で、ミステリーとしてはちょっと弱い気もしましたが、

次回からが本領発揮みたいなので、そこは次回以降に期待したいです。

とは言え、作りはストレートな人情劇で、温かい雰囲気を漂わせており、

月曜の夜に見るにはちょうど良いドラマだと思いました。

ここ最近の月9は方向性が迷走気味で、トレンディ時代の輝きを取り戻そうとして再び恋愛路線にしたり、

主人公をやたらと辛い目に遭わせたりしていただけに(前作は否定しませんが、賛否両論だったのでね…)、

やっと「これで良い(これが良い)」と思える作品に出会えたのは良かったです。

 

あとは、中盤からのキャラ変、三角関係の描写で掻き乱す事がなければ、

このまま原作ファンにも受け入れてもらえそう…。

あ、今の所、今後は視聴のみでいく予定です。

 

 

↓3話の感想はこちら(2話は書いていません)↓

 

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