2024年秋ドラマ-宙わたる教室一覧

宙わたる教室 9話 感想|完全体のロケットで再出発!

 

 

私が真面目にドラマを見るようになったのは2017年の夏頃からで、

毎年何十本も見ていれば、数年経ったら記憶がぼんやりしてしまう事の方が多いんですが…

部分的だったとしても、いつまでも心の中で大切に閉まっておきたい

台詞やエピソードも出てくるんですね。

放送局も放送時期も違うのに、なんで本作の感想で?というのは重々承知していますが、

個人のブログですし、日付もいじるので…(ボソッ)

今回は、私が当時刺さった好きな台詞を紹介しながら感想を書いていこうと思います。

 

今回の内容を見ていて…個人的にはこの言葉を思い出してしまったんですね。

「彼らのゴールを勝手に作るな」

以前、とある作品の感想でも触れた事があるのですが、TBSの日曜劇場「陸王」での台詞です。

就職活動が上手く行かず、努力しても無駄なんじゃないかと

ネガティブになり始めていた息子に対して、

走り続けている限りは"終わり"じゃないという意味でエールを送ってくれた主人公の言葉で、

同じような心境だった私も少しだけ救われた気持ちになった事を覚えています。

 

科学部のみんなも…1つになって物事に熱心に取り組んだ経験は

無駄にはならない(と信じている)し、今後の人生において絶対に宝物になる。

何かがきっかけでいつか役立つ時が来るかもしれない。

そうは思っているんですが…それは、何かを悔いなくやり遂げ、

次のステージに進もうと決めた人が言うから響く言葉だとも思っていて、

実験に対して後ろ向きの状態のみんなを見ていると、

やっぱりこのまま諦めて欲しくないという気持ちが芽生えてしまうんですね。

 

柳田(小林虎之介)は退部届は出していないし、

科学部自体も廃部が正式に決まった訳じゃない。

今更ですが、佳純(伊東蒼)が記録をつけているノートのタイトルが

「科学部記録ノート」ではなく、「科学部活動ノート」になっているのも何気に素敵で。

「記録」と書いてしまったら、その日の実験成果を書き記す=終わりの意味合いが

強くなってしまいそうだけど、「活動」と書いているから、

彼女にとっては部活動は現在進行中のものだと考えているんじゃないかな…と思うのです。

 

だから…木内(田中哲司)が藤竹(窪田正孝)にかける労いの言葉も、

長嶺(イッセー尾形)の「このまま解散かもしれんな…」も、

藤竹の「科学部も壊れました」「僕の実験は失敗です」も…なんか…なんか違う。

あくまでも私は「見ているだけ」の立場である事は十分理解しているけれども、

完全にピリオドはついていないのに、

なんで全体的に"終わり"の流れになってしまっているんだろうと

もどかしく感じながら見ていたら…

後半、柳田が自分の思っている事を代弁してくれました。

 

「勝手に終わらせてんじゃねぇよ!」

そう!それ!その言葉を待っていたのよ!!

想像以上にストレートで、しかもガツンと言ってくれたのが柳田であるという事実に

ボロボロ泣いちゃいましたよ…。

(終盤、伊之瀬も同じような事を言ってましたね…さすが人生の先輩)

ドラマあるあるで、途中から立ち聞きしていないかという淡い期待にも

しっかり応えてくれていました。

科学室に来るのに躊躇していたのは…アンジェラ(ガウ)を理不尽に怒鳴ってしまった、

自分が大声を出して相手と揉め合った事で科学部に隕石を落とし、

佳純(伊東蒼)の心も苦しめてしまった自覚はあるからで、

その根本的な原因となった三浦(仲野温)と対等に向き合わないまま

生半可な気持ちで行くのは許せないと思ったから…なんですよね。

柳田が真っ直ぐな人で本当に良かったです。あぁ、カッコ良かった。

 

「あんたの仮説、俺たちが証明してやるよ。だから俺たちをもっとその気にさせろ。」

挫折を乗り越えまた1つ頼もしくなった柳田たちが、

1人立ち止まっている藤竹に手を差し伸べ、

引き連れてくれているかのようにも見える構図も胸熱でした。

また、今回は満を持して藤竹の背景が描かれた訳ですが、

セミファイナルで持ってくる事にも意義がありました。

科学部の看板に描かれているロケットのイラストに絡めて例えるとするなら…

今までは部品が一部欠けていた、不完全なままの状態で飛んでいたから

思うように行かなかった事もあったかもしれないけれども、

藤竹という1つの部品があって、全部揃って完全体のロケットになって、

初めて一歩前進出来る。そう感じました。

 

科学部、再出発!ですね。

前回が心が痛ましくなる展開だっただけに、

今回、みんなが再び一致団結していく様には一際感動がありました。

ついに最終回…終わって欲しくありませんが、

直向きな想いが実を結ぶ事を願って、見届けます。

 

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宙わたる教室 8話 感想|空中分解寸前の科学部

 

 

前回の感想で、三浦(仲野温)が石神(高島礼子)と共通している…

なんて事をサラッと書いたけれども、

今回こうして2人をじっくり見ていると、やっぱり似ていますね。

三浦は、かつて日常的に一緒にいた柳田(小林虎之介)が

いつの間にか別の世界に行ってしまって寂しいが故に、どうにかしてまた"あの頃"に戻したいし、

石神は、指導していた部下が自分の元から去ってしまった過去もあり、

また同じ事を繰り返したくない、相澤(中村蒼)は絶対逃すまいと

躍起になっているように映るのです。

 

本作のサブタイトルも、小説が原作だからか洒落ていて惹かれるものが多く、

いつも楽しみにしているものの1つなのですが、

今回は「メテオライトの憂鬱」と表記されていました。

メテオライトとは?と早速気になって調べてみたら、隕石という意味。

4話の冒頭の藤竹(窪田正孝)のモノローグでも隕石について触れていました。↓

天体の衝突は、時に様々な生物の絶滅の原因になる。

しかし同時に、新しい別の何かの始まりでもある。

そう考えると、藤竹にとっての隕石は石神だし、柳田にとっての隕石は三浦だよな…

としみじみ思わされます。

でも、「憂鬱」が何を指しているのかは、前半の時点ではまだ読めませんでした。

 

三浦が佳純(伊東蒼)とアンジェラ(ガウ)に接近してきた事で、

また以前の自暴自棄になっていた頃の自分に引き摺り戻されてしまいそうな

恐怖を感じていたのかもしれません。

柳田は休みを十分に取らず、早く実験を成功させたいと焦り始めるのです。

以前の自分だったら全く視野に入れていなかった「大学」「研究者」の道も見えてきて、

好きな事を頑張り続けていたら新たな可能性が広がったのが嬉しい…というのはもちろん。

夢中でやれる事が見つかって今はとっても充実感を覚えているし、

これからも向学心が伸びる手応えを感じているからこそ、

手放したくないと思ったんですよね…。

 

しかし、その変わりたいという強い気持ちが、

三浦が仲間を部室に連れてきて荒らされた事を機に空回りし、

ちょっとのミスをしたアンジェラを責めるわ、長嶺(イッセー尾形)に殴り掛かろうとするわ、

終いには佳純がその光景を見て過呼吸になるわで、雰囲気は最悪の状態に。

皮肉にも、柳田が科学部にとっての隕石になってしまったのです。

 

科学部が空中分解し出す様子も見ていてしんどかったですが、

藤竹に出会って科学に触れて、出来る事が増えた喜びを語った上で、

「変に夢見ちまった」「バカみてぇ」と、ここまで夢中になって取り組んできた自分を

なかった事にするかのような言葉をぽつりぽつりとこぼす姿はさらにしんどかったです。

部長になるまで成長して、目をキラキラさせながら一番積極的に取り組んでいたのは彼なのに…。

藤竹に本音を語るシーンでハッとしました。

「メテオライトの憂鬱」とは、挫折を味わい苦しみ嘆く柳田の事を指していたんだなって。

 

柳田には実験もそうですし、研究者になりたいという志も諦めて欲しくないと

思っちゃうんですけど、長嶺の言い分も頷けるものはあるんですよね。だから辛いんです。

「身の丈に合わない事をしようとする人間には、世間は厳しい」

「自分たちと同じレールを歩いて来なかった人間が

足元までのし上がってくると、蹴落としにかかる」

「夢に向かって必死になればなるほど、それが敗れた時の傷は深いだろう」

時々、余計なお世話な事も言うけれど、自分がもう相手とは縁を切ったと思っていても、

向こうはそう思っていないから会いに行こうとするのだ…といった発言も確かに…なんです。

酸いも甘いも、長い人生を送ってきた長嶺が言うからこそ、1つ1つの言葉が響きます。

今までいた環境から離れて、新たな挑戦をする事がどれだけハードルが高いか。

SNSでの誹謗中傷が嫉妬から来ているとは聞きますが、

身近な所でも嫉妬は起きているのだというのが今回を見てよく分かります…。

 

佐久間(木村文乃)が言っていて思い出しましたが、

よくよく考えてみれば、藤竹は教師としては新人なんですよね。

そんな彼が柳田をどうやって引き止めるのか。次回はそこが見所になりそうです。

 

長嶺の言う通り、辛い運命は避けられないのかもしれないけれど…

でもやっぱり、学ぶ楽しさをようやく味わい始め、

実験を通して学習面でも性格面でも見違えるほど成長した彼の努力は

無駄になって欲しくありません。

原作付きで、「定時制高校が賞をとるまでの物語」だと事前に発表されているのが救いですね。

次回で好転に向かうって信じてます!

 

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宙わたる教室 7話 感想|遠回りをする浮遊惑星と、最短距離を目指す惑星探査機。

 

 

何ででしょう…ただ2人が和気藹々と実験を進めたり、話したりしているのを見ているだけで

泣けてきてしまうんですよね。

柳田(小林虎之介)は他人を気遣えるくらいまで成長しているし、

長嶺(イッセー尾形)と一緒に同じ釜の飯(しかも長嶺の手料理!)を食べている。

声を荒げて衝突していた4話の頃から考えると、

年齢も職業も違う2人が友達になる事が信じられなくて。

この2人に関しては毎回、ああ…良かったねぇ…って感慨深くなっちゃうんですよ。

 

アンジェラ(ガウ)と佳純(伊東蒼)の関係性も微笑ましい。

かつては、自分と他の若い生徒たちの年齢を比べて夢を諦めかけていたアンジェラが、

「佳純ちゃんの素敵なとこ、いーっぱい知ってる。佳純ちゃんは佳純ちゃんよ。

お姉ちゃんと比べる事なんて、何一つない」という言葉を佳純にかけてあげる。

アンジェラも1つ壁を乗り越えたんだな…と実感するとともに。

その言葉をゆっくりじわじわ噛み締めて、

あまりにも嬉しくて思わず泣きそうになるのを堪える佳純の表情にも見入っちゃいました。

 

そんな順調な科学部に対して…という表現もキツいんですが…

常にギスギス、しがらみに苦しんでいるのが伺えるJAXAの研究員たち。

同じ「疲れた」でも、片方は全力でやり切った満足感が出ていますが、

もう片方は、また明日も"この一日"が待っているのか…というしんどさを感じるんですね。

両者を対比して描くとは、なんて酷な構成なんだと思えるほど、雰囲気が全然違っていました。

 

JAXAの中でも特にしんどそうなのが相澤(中村蒼)。

藤竹(窪田正孝)が石神(高島礼子)と上手くいっていたら、研究員としての道は続いて、

しののめプロジェクトで相澤と2人で

責任者を任されていたんじゃないかとも想像出来るんですが…今は1人。

常に眉間にシワが出来てしまっているのが気がかりです。

本人も怒りたくて怒っている訳じゃなくて、

もう一度全データを洗い出せと部下に指示をした際に

目線が徐々に下がっていく様子からしても、

こんな自分で良いのかな?という葛藤も伝わってくるんですよね。

1人で全てを抱えるのが辛くて…それで、藤竹にも助けを求めたがっている。

でも、組織に属している以上は…なんて迷いもまだ残っている。

現在の相澤は、終盤で流れた主題歌の歌詞の通り

「受け入れられない事実に向き合う事が怖い」状態です。

 

石神は石神で、世間からの評価に囚われているようで、完璧主義者な人物。

それももしかしたら、国の科学政策振興委員の委員長に就任したが故の

プレッシャーから来ているんじゃないか?と一瞬考えたのですが、

藤竹を小馬鹿にした態度を見て、ちょっと考えを改めるのでした(汗)

 

終盤、主題歌が途中で止まったので、嫌〜な予感がすると思っていたら…

なんと、柳田の友人・三浦(仲野温)と朴(阿佐辰美)が再登場!

口を開けばガックンガックンのあんた…まだ出番あるんか!と

心の中でツッコんじゃいましたよ。

まぁでも…「こうあるべき」という理想・願望に強いこだわりがある点では、

石神と共通しているのかもしれませんね。

 

仲が良くなった柳田と長嶺が、また揉めてしまっているらしい次回。

悲しい展開は見たくない…と思いつつ、

過去に引き摺り込みたい相手とどう向き合っていくのか、

その過程を見てみたい気持ちもあります。

 

 

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宙わたる教室 6話 感想|学校で出来た不思議な繋がり

 

 

柳田(小林虎之介)の成長が凄まじい。

気持ちを真っ直ぐ伝える人(演技)だから印象に残りやすいというのもあるし、

主人公はもちろん藤竹(窪田正孝)なのだけれど…

裏の主人公は柳田だと思って見ております。

 

正直、まだ第一声が喧嘩腰っぽくなる所はありますが。

ちょっとバカにした態度を取られても「頼む!」と素直に人に聞けるようになったり、

さらには、専門用語を交えつつも、冷静にかつ分かりやすく説明出来るようになったりと、

私の想像を遥かに超えるスピードで変われていっているので、

回を重ねるたびに驚かされるばかりなんです。

 

でも…もしかしたら、元々はこういう人だったのかもしれませんね。

読み書き能力が周りより苦手なのが原因で舐められて、

その症状に名前がある事を知らないから、俺なんか…と自分を卑下してしまっていただけで。

初回を思い返すと、今では藤竹という、自分の可能性を信じて見守っていてくれる人と

出会えて良かった…と、嬉しくもなっちゃいます。

 

今回は、そんな彼と同じ席に座る全日制の生徒・丹羽(南出凌嘉)に

スポットが当たった回でした。

定時制を飛び越えて、全日制の生徒のエピソードを取り上げる形で、

その時間帯に通う生徒たちにもそれぞれの事情があり、生きづらさを抱えており、

そこに「全日制だから」「定時制だから」も関係ないのだ…という事が描かれました。

 

丹羽は定時制だけでなく、自分の通う高校すら見下しており、

専用のコンピューター室というテリトリーにも人を立ち入らせようともしません。

その頑なに守っているテリトリーで何をやっているかと言えばコーディングで、

問題に向き合っては、解決策を考えながら1つずつ解決していく作業が

彼にとっては落ち着ける時間なんだろう…というのが窺えます。

きっと、カタカタとタイピングしている時の音も、癒しになっているはず。

そうして常に1人の世界に閉じこもっている…いや、閉じこもりたがっている。

そんな人に映りました。

 

なぜ丹羽がそこまでして、専用のコンピューター室にこもっての作業にこだわっているのかは

家庭環境が絡んでいて、物が倒れる音やガラスが割れる音が画面外から聞こえただけでも

うっ…と苦しくなるほど、想像よりも悲惨な状況が待ち受けていました。

 

冒頭でも書いた通り、今回は柳田がかなり頼もしくて、

高校受験を境に弟がどんどん精神を病んでしまった事で

自分の想いを打ち明けられる居場所をなくし、いつしか現実逃避をするようになっていた

丹羽を定時制という新たな世界へとリードしてくれたんですね。

 

「親を殴るってのはな、そう簡単に出来る事じゃねぇんだよ。

そんな事をしちまったら、相手だけじゃなくきっと、自分も壊れちまう。」

「家の中をめちゃくちゃにすんのはさ、誰かを傷つけたいんじゃない。きっとその逆だ。」

弟への理解を示すこの言葉も確かに説得力がありましたが、

それ以上に純粋に「良いな」と思えたのは、夕方に丹羽が学校に来た際に声をかけたシーン。

「今って、通信制の高校とかあるのに、なんで定時制なんですかね?」

「ああ〜…単純に来てぇからじゃねぇか?学校に」

柳田が科学部への入部を決めたのも、

初回で彼の友達が乱入してきた時に、学校外に出た藤竹の言葉がきっかけでした。

そう考えると個人的には、だんだん藤竹先生に似てきたな…と、

ふふっと微笑ましくもなるのでした。

 

最終的に、コンピューター室での作業をOKしてくれた丹羽。

「あいつらの事、お前たちが笑うな」…

「あの人たち」じゃなくて「あいつら」なのもまたリアルだったなぁと。

数年間負の感情を抱えてきたからには、

そう簡単に考え方や性格って変えられる訳ではなくて。

弟が再び学校に通えるほど心身ともに元気になるまで時間を要するように、

ちょっとずつ、ちょっとずつ…変化していけたら良いですよね。

 

年齢も性別も職業もバラバラな人たちが、互いにぶつかり合って、自分の知らない世界を知る。

自分を理解してくれる嬉しさとか、刺激とか、やり甲斐とか…

いろんな"生きた感情"が味わえるから、学校ってあるんじゃないかな?という気もします。

柳田と丹波によるプリントでの文通(?)も、

全日制しかない学校に通っていた私からしたら中々物珍しくて、面白かったです。

全日制と定時制、どちらもある学校ならではの内容でした。

 

 

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宙わたる教室 5話 感想|"好き"を持つと人は強くなれる

 

 

科学部員が4人になり、これでいよいよ学会発表へ!…という事で、

今回からは大会に向けての部活動を中心とした話になるのかな?と思っていたので、

「夢中になっている様子」に心惹かれる立場のキャラクターを

まだ描いてくれるのは嬉しいですね。

楽しそうだな…綺麗だな…と徐々に気になり出す様子を、

余計な演出を入れず、表情で魅せる形で率直に描いてくれる。

本作の好きな所の1つなんですよねぇ。

 

麻衣(紺野彩夏)が、学会発表のエントリーを拒否され

諦めかけていたみんなに投げかけた言葉も、エネルギーに満ち溢れていて素敵でしたね。

彼女が大事に育てている娘からいつも元気をもらい、

店を持ちたいという夢を叶えるためにバイトと学業の両立で奮闘しているように、

柳田(小林虎之介)も、アンジェラ(ガウ)も、佳純(伊東蒼)も、長嶺(イッセー尾形)も、

科学部での活動で、いつしか忘れかけていた好奇心や向学心を取り戻し、

積極的に動けるようになった。

藤竹(窪田正孝)だって、あの組織に就いていれば将来有望であっただろう研究者から

定時制の教師になる道を選び、科学部で新たな目標を達成しようとしている。

根本的には、"好き"を持つと人は強くなれる…を

描いているんじゃないかな?という気がします。

 

今時風に言えば、「推し活」にも当てはまるかもしれません。

推したい人・物がいる(ある)から辛い仕事や勉強も頑張れるし、

休みの日にコンサートやイベントなどで実際に推し活を満喫すると、明日からの活力にも繋がる。

彼らを見ていると、それに近いとも思えます。

特に今回、その例が顕著だったのは佳純で、以前だったら病気や家庭環境もあって

どうせ…と諦めていたのが、自分の考えを勇気を出して話せるようになりました。

一回小さく頷いてから、「(学会発表を)やってみたいです…」とみんなに告白したくだりも、

彼女が科学と出会えて良かった…と、感慨深い気持ちにさせられました。

 

終盤で、麻衣も藤竹に「庄司さんもどうです?科学部、一緒にやりませんか」と

誘われるのですが、今はやらなきゃ行けない事がいっぱいあるし、

恵麻(曽根田あすな)とこれからもずっと一緒に生きていきたいから…と言って

断りを入れたんですね。

学校を舞台にしたドラマであるあるの、

主人公(=先生)との関わりを通して、心境が変わった生徒が1人ずつ仲間入りしていく…

という展開にはしない。ここも良い捻りでした。

この展開をとった事で、部員たちが「この先生だから、ついて行きたい」のではなく、

「この先生がきっかけで科学を好きになったから、もっと科学に触れてみたい」

人々であるという、それぞれの意思が改めて明確に示されたようにも思います。

 

いつも部員たちが熱心に取り組む様子を後ろから微笑んで見守り、

科学に興味を持ってくれる人が増える嬉しさ・喜びを目の奥に秘めながら

柔和でクレバーな佇まいを見せる藤竹が、

定時制高校は前例がないからエントリー出来ないと知った時に

感情を荒げたシーンは衝撃的でしたね。

科学部のネックとなる人物が、新しく委員長に就任された

石神(高島礼子)である事が分かりました。

研究所を辞めた理由もこの人物が関係しているんでしょうし、

今後どう関わっていくのか、彼の過去がどんなものなのかも気になりますね。

 

 

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宙わたる教室 4話 感想|教室で起こった天体の衝突

 

 

自分の知らない時代を学べて、新たな気づきを得られるのが

ドラマの醍醐味だと再認識させられた回でした。

 

同局で夏に放送されていた「Shrink」でこんな病気があるのだと知ったように、

団塊世代集団就職の話はとても新鮮に聞こえました。

ある程度ドラマを見ていると、今まで蓄積してきた知識を踏まえて

あくまでも自分基準で登場人物の気持ちを考える事は出来ても、

やっぱり、背景を知っているのと知らないのとでは大違いで、

その人のことを奥深くまで理解できない事だってあるんですよね…。

長嶺(イッセー尾形)の話に最後まで聞き入ってしまいました。

まるで私も授業を受けている感覚にさせられましたね。

 

今回は長嶺にスポットが当たった回。

柳田(小林虎之介)を始めとした若者たちとは剃りが合わず、

つい突っかかってしまう所があるので厄介なジジイだと思われがちでしょうけど、

藤竹(窪田正孝)や木内(田中哲司)、アンジェラ(ガウ)、

そして妻・江美子(朝加真由美)といった、比較的歳の近い世代や同年代の相手とは

自分の気持ちを冷静に話せる人なのです。

若者世代への言葉遣いを聞いていると、とにかく乱暴でキツい。

その根底には多分…「どうせ理解してもらえない」「俺たちとあいつらは違う」という

諦めの気持ちがあるからなのかもしれません。

 

結局、"自分と他人"の分断は理解不足から始まるし、

どの世代だろうが関係なく、恵まれた面とそうでない面があって、

それぞれが事情を抱えている…というのが示された内容でした。

柳田がとある教室にひっそり通っている姿を偶然見かけ、リーフレットを読んで

授業中にタブレットを使用している理由を察した長嶺が、

彼の付箋を貼りまくりの参考書を拾った際に、優しい言葉を投げかける。

一方で、長嶺の話を聞いた柳田は、拍手が止まない中でタバコについて1人でじっくり考え、

いつもの癖で吸おうとするも、手を止めた。

自分の知らない世界を知り、学んで、自分が抱えているものを打ち明けてみる事で

初めて相手を尊重しようと思える。

あの授業の後、長嶺がいつものように先生にしつこく質問して、柳田に舌打ちされても

「これで最後だから」と口調が穏やかになっていた小さな変化にもグッと来ました。

柔らかな雪解けに、今回もほろりとさせられました…。

 

長嶺の加入で科学部のメンバーが全員揃い、学会発表という新たな目標が出来ました。

佳純が「科学部」と書かれた看板を扉にかけた所で、主題歌が流れます。

看板のロケットの絵と主題歌の相性が良くて、妙に惹かれちゃいましてね…

部活動を通してこれからみんなが飛躍していくんだと思うと、ワクワクが止まりません。

次回以降も楽しみです。

 

 

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宙わたる教室 3話 感想|みんなの想いを乗せて走ったオポチュニティ

 

 

うーん…取り扱うものがものだっただけに、今回は一際重い回でした。

佳純(伊東蒼)の気持ち、真耶(菊地姫奈)の気持ち、

佐久間(木村文乃)の気持ち…頭の中でぐるぐる考えながら見ておりました。

 

保健室で久しぶりに会った佳純に「うちら同類でしょ?」と言った真耶。

一気に距離を縮めてくるので、佐久間が注意したように、

たとえ家庭環境などで心身ともに同じ傷を抱えていたとしても

今は1人だけでいたい人、仲間を探して辛いのは自分だけじゃないと思いたい人、

それぞれに自分なりのペースがある訳で、

きっと、佳純もどうやって接したら良いのか動揺していた所もあったかもしれません。

でも、真耶の気持ちも分かるんです。

学校にも家庭にも居場所がなく、心にぽっかりと穴を空けたまま毎日を過ごしていたのが、

ある日偶然、佳純に会えた。

自分は孤独じゃなかった。自分の苦しみを分かち合える人に出会えて

嬉しくてたまらなかっただろうなとも思います。

ただ、共依存になるんじゃないかという恐れも感じて、複雑ではあったんですよね。

 

藤竹(窪田正孝)の誘いで物理準備室に入ろうと決めたものの、

知らない人の声が聞こえて、入り口の窓がすりガラスなだけに中も見えなくて

自分が入っていいんだろうかという不安で押し潰されそうになる所に

アンジェラ(ガウ)が話しかけてくれて、第二のハブが出来そうで良かったと思うと同時に、

後ろで見ていた真耶の反応に胸がキュッとなりました。

みんな種類は違えど思いやりのある人たちばかりなので、

佳純に新たなハブが出来そうな予感がする。それは喜ばしい事なんです。

けれども…このまま2人の距離が遠くなってしまったら

真耶は自暴自棄になるだろうし(だからオーバードーズしてしまったんですし)、

真耶について行ったとしても、共倒れの道を辿っていくだけ。

だから、どちらも最善の道とは言い切れない…

やっぱりここは大人が手を差し伸べて欲しい…とも思うんですけど、

重要な物事を任された大人だって、いつも正しい選択が出せる訳ではないんですよね。

 

真耶を突き放したとも取れる佐久間(木村文乃)の発言は確かにキツく聞こえたんですが、

そうした理由を話す時に声がだんだん低くなっていったり、

「自分を救おうとする人間しか、私は手助け出来ない」と言った時には目が泳いでいたり、

後で思い詰めた表情を見せたり…強気な言動とは裏腹に、後ろ向きな姿が多かったのです。

厳しく接した後も、本当にこれで良かったんだろうかという葛藤が見えた。

だから、私は彼女を責められませんでした。彼女は多分…とっても不器用な人なんだなって。

佳純が見つかってハグしにいったシーンだって、

佳純が無事で良かったという安心の気持ちももちろん入っているんだろうけれども、

また同じ過ちを繰り返さなくて良かった…という安堵も含まれていたんだろうとも思います。

 

2人のハグシーンは一瞬、オポチュニティとスタッフの間にある特別な関係性を思わせて

感情が込み上げてくるようでした。

藤竹の話によると、運用期間3ヶ月の予定だったオポチュニティが15年も持ったのは、

想定外の幸運が重なった事もあるけれども、

オポチュニティが出来るだけ長く旅を続けられるように

スタッフがあらゆる努力を重ねたから…らしいです。(その話も泣けたなぁ…。)

佳純も佐久間もまだまだ足りない部分はあるけれども、何か問題にぶつかるたびに

自分の歩幅でゆっくり克服していけたら良いですよね。

そしていつか、真耶もフォローしてあげて欲しい。

それぞれの未来を願いたくなる、そんなシーンでした。

 

佳純は科学部に入部を決め、記録係を託される事に。

岳人(小林虎之介)は積極性に溢れていて部員をグイグイ引っ張ってくれますし、

アンジェラ(ガウ)は大気を安定させてくれる存在です。

2人が様々な事情で文字書きが苦手な代わりに、佳純が補ってくれる。

得意な部分も苦手な部分もお互いカバーし合える、中々素敵なチームなんじゃないでしょうか。

そこに次回から長嶺(イッセー尾形)が加入するようで、

どんな化学反応を見せてくれるのか楽しみです。

 

火星の空を見つめる3人のシーンで終わりなのも良かったですね。

見終わって気持ちよく眠れそうな余韻を残してくれました。

キラキラした目で見つめる3人のカットが今回のサムネイルにもなっていますが、

やっぱり、何かに夢中になれるものがあったり、

夢や目標に向かって一生懸命打ち込んだりする時の表情は美しい…というのを

このドラマは教えてくれます。

大人になってから…そんな経験をした事があったかな?

ちょっと羨ましくもなっちゃいますね。

 

 

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宙わたる教室 2話 感想|知識を活かして生まれたささやかな奇跡

 

 

2話は越川アンジェラ(ガウ)の回。

ペンケースを盗んだ疑惑をかけられるマリ(山﨑七海)の元に仲裁しに入ったり、

傷ついてそうなマリには親身になって母親の事まで気遣ったり、

喧嘩が起きそうなのを察知して止めたり、おまけに店も兼業していて…。

いつも周りをよく見ている人なだけに、

相手を優先し過ぎて、自分を犠牲にしてしまっていないかな?と

序盤のうちから気がかりだったんですけど、

なるほど…マリの中学時代の件が関係していたんですね。

 

自分はもう若くないからと、夢を諦めて退学しようとしていた彼女に

藤竹(窪田正孝)がかけた言葉は「夢に優劣はありませんよ」。

こういった、相手をハッとさせるような的確な言葉をかけてくれる存在が

身近にいると、本当に心強い。

〇〇オタクでその分野にしか興味がないという登場人物はよくいるけれど、

彼の場合、科学や物理と同じくらい人の心にも興味を持っていて、

感情の機微にすぐ気づける一面もあるのがとても魅力的です。

「大気を安定してくれる人」という表現も素敵だなぁと思いました。

終盤でアンジェラについて話す時、基本、目を合わせずやや下を向いて話しているのに、

その褒め言葉を言う時だけ一瞬溜めて、少し恥ずかしそうにチラッ…と目をやる所なんかは

素直じゃなくて可愛らしくてw

思わずニヤニヤしましたよ。

 

素直じゃなくて…で言えば、岳人(小林虎之介)のシーンも、鉄板ながらグッときました。

2人の事は勝手にやめろよと言いながら、自分は昼の時間をわざわざ使って

高校に乗り込んでくるという。なんつう情に熱い男だ!(笑泣)

…でも、彼がここまで行動を起こせたのも、前回、藤竹に背中を押された経験があるからで、

クラスメイトの背景を知って自分の苦しみと重なり、人のために動こうと思えた。

メイン回じゃなくなっても、いろんな人との関わりを通して

地道に成長していく描写が見られるのは群像劇ならではです。

 

最終的にペンケースを盗んだ犯人は分かったものの、

校長が上手く収めてくれるだろうという事で

そこはやんわり終了…ですが、個人的にはそれで良い。

あんなに意地悪してくる人は大体プライドが高くて、

無関係の人を責めていた自分が恥ずかしくなっても、謝りには行かないもんでしょう。

むしろ、マリももう彼女たちには会いたくないと思います。

最後になって漂白されて「ごめん…」と反省するラストを用意しなかったのも、

ドラマ臭くなくて好感が持てました。

 

そして、ラストの実験シーンは、ささやかな奇跡を目の当たりにしたようでちょっと感動。

確かに、アンジェラは言語の問題や環境の違いもあって、

他の生徒たちの学力にはまだ追いつかないのかもしれないけれど、

長年お店を経営してきて培った知識がある。

自分はもう…と諦めかけていた彼女の人生が肯定された瞬間だったし、

あれは3人だから成功出来た実験だった。

子供心を取り戻したかのようなアンジェラと岳人の無邪気さの後ろで、

微笑みながら見守る藤竹の構図で終わる。

喜ぶシーンなのに、2人がもし藤竹と出会っていなかったらと想像すると…

出会いの貴重さに何だか泣きそうになります。

 

「ヤンキーだから」「外人だから」と差別されて生きてきた人々が集う定時制高校だから

彼らの言動には時に危うさや脆さも感じさせるんですけど、

最後には、少し肌寒くなってきた体をじんわりさせてくれるような温かさが待っています。

秋にぴったりな作品な気がしています。

今期のドラマはそこそこ充実していますが、本作は上位に来るほど好きです(笑)

これは最終回まで感想を書く事、確定ですね…。

(遅くなっても最後まで投稿出来るように頑張ります!)

 

 

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宙わたる教室 1話 感想|夜の学校だけど、キラキラ眩しい青春が見える。

 

 

生きづらさを抱える人に救いの手を差し伸べるドラマをNHKに作らせたら、

もはや安心・安定感がありますね。

全体的に落ち着いたトーンで物語が進み、視聴者が登場人物のその時の感情について

考えてしまいたくなる間(ま)はきちんと用意されていて、

一方で、優しくピュアな曲調の劇伴は、時が経って忘れかけていた

子供の頃のワクワクした気持ちを思い出させてくれるかのよう。

またしても、上質な作品になりそうです。

 

空はなぜ青いのか?という問いに対する解釈が人それぞれで、

みんなで囲んで検証してみる光景は特に、

かつて同局で放送されていた「ここは今から倫理です。」を彷彿とさせました。

もう記憶も鮮明ではありませんが、

最終回の主な内容が、教室で"授業"として設けたグループ対話で、

それぞれが自分なりの考えを発言して、徐々に話し合いに熱が帯びていく様を

時間をかけて見られた事が斬新だったのを覚えています。

主人公である教師・藤竹(窪田正孝)は基本淡々と、飄々としていて、

感情をあまり表に出さない所も何となく似ています。

なんでその作品名を挙げたのかというと…要は、本作も好みかもしれないって事なんですよね。

 

今回取り上げられた生徒は、ディスレクシアという、

読み書きに困難を感じる障がいを抱えた岳人(小林虎之介)。

前期視聴していた「ひだまりが聴こえる」でもそうだったんですが…

やっぱり、小林さんの感情の演技には胸を打たれるものがあるんです。

怒りや悲しみをぶつける時の真っ直ぐな目が、光が当たってより鋭さを増す目がとっても良い。

目の奥に常に輝きが見えるんですよね。

だから、本気で怒っていたら、こちらもしっかり受け止めようって気持ちになりますし、

本気で泣いていたら、一気に涙腺にきて泣きそうになってしまいます。

 

読み書きが苦手なのには理由(名前)があると知ったら、

自分のせいじゃないと分かって安心だろう、

病気を理解したらあとは一歩ずつ前進するのみだ…と前向きに捉える人もいるでしょうし、

三者である視聴者もポジティブになって応援したくなるけれども。

当本人はきっと、周りに追いつこうと、親に迷惑をかけないようにしようと

頑張ってきた努力だったり、不安や焦りと闘ってきたこれまでの"人生"が、

「障害」とサラッと言われた事で、

無駄だったと言われているかのようで辛かったのだと想像出来ます…。

「俺は…怠けてた訳じゃねぇ。努力が足りなかっただけだ。」と

自分を責める言葉が、苦しかったです。

 

空はなぜ青いのかの実験風景は、そう言えば、学校の実験の時間はいつも楽しかったよなぁ…と、

子供の頃を懐かしみながら見ておりました。

「数が苦」であり「科が苦」だった私からしたら、何かに対する純粋な興味や向上心が

そのまま"青春"に繋がっていく生徒たちが羨ましいですし、キラキラと眩しく映ります。

 

夜の時間帯で、落ちこぼれた人たちが集うという

負のイメージを持たれがちな定時制高校だけれども、この教室では明るい光が灯っている。

生徒たちにとって、藤竹と出会えた事は人生の宝になるだろうなと…

1人1人が悩みと向き合って、少しずつ変われた先の展開が楽しみになる初回でした。

最終回は泣いちゃうんだろうなぁ…。←もう最終回の話をしている人(笑)

 

 

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