2026年冬ドラマ-テミスの不確かな法廷一覧

テミスの不確かな法廷 1話 感想|主人公の口の動きにつられる

 

 

初っ端から投稿が遅いという…(汗)大変お待たせいたしました。

金曜も土曜も見終わり次第、ぼちぼち書いていきます。

 

ここ最近で、自閉スペクトラム症発達障害など「障がい」を扱ったドラマを

度々見かけるようになりました。

先に私の考えを書いておきますと…それを人物に設定づける事自体は否定しなくとも、

「障がい=才能」に見立てて、他より秀でているスペシャリスト風に描くドラマは

正直好きではありません。

誰しもがずば抜けた能力がある訳ではないし、

むしろ受け止め切れずに苦しんだり悩んだりしている人も多いでしょうに、

"エンタメ"として利用するのは世間に誤解を招く恐れがあり、

浅はかではないか?と思ってしまうのです。

 

そのため、本作も、いくら当時好んで見ていた「宙わたる教室」のスタッフ最新作とは言え、

視聴前まで少し警戒していたのですが…

その不安は稀有に終わり、想像していたよりも好意的には見られそうだな…

といった感想が一番に残りました。

 

主人公・安堂(松山ケンイチ)は、自身を宇宙人、周囲を地球人だと思い込んでおり、

地球人たちの「普通」が分からないながらも、

それに合わせられるように勉強して、何とか生きようとしている裁判官です。

 

法廷の人間である事も含めて、安堂の様子を見ていると

「ぼくほし」の健治を思い出してしまう訳で、(木野花さんも出演されてますし…)

健治が「独特の感性を持つ人物」として描かれていた事を考えると、

別に、自閉スペクトラム症発達障害を絡めなくても

この人物は描けたのではないか?というのが本音ではあります。

しかし、2つの障がいを隠すようにしながらも抑え切れずに、

周りの人に見られてしまってパニック状態になるまでの一連の言動を、

松山ケンイチさんが、等身大ながらも視聴者に切ない印象を与えず

ユーモラスに演じて下さっているお陰で、ふふっと微笑ましく見られるんですよね。

劇伴も演出も、全体的に落ち着いたテンポに仕上がっているため、

主人公や物語に入り込みやすいです。

 

「分からないことを分かっていないと、分からないことは分かりません」

何度か言っていたこの言葉が、安堂が裁判に向き合っていく上でのポリシーみたいです。

自分がどこに疑問を感じているのか、その原因は何なのかを明確にしておかないと

いつまでも漠然とした"モヤモヤ"を抱えてしまうから、

まずは分かろうとする事から始めたい…と受け取りました。

直接江沢家を訪れるシーンや、小野崎(鳴海唯)の情報提供をもとに

考えるシーンもありましたので、上記の言葉が物語の根幹となりそうです。

 

ゲストとして登場された小林虎之介さんは、短い間ですっかり大人になりましたね…。

以前の感想でも書きましたが、小林さんは感情を滲ませる演技が抜群に上手くて、

泣きそうな表情をすると、こちらまでつられそうになるのです。

少しだけ見えた、目に溜まる大きな一粒の涙も美しかったです。

 

NHK火10のリアタイはちょうど去年ぶりですね。

次回以降もこちらを優先します。

 

 

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