
毎期書いている「視聴リスト&期待度」で既に「探偵ドラマだとは思わず、
その場で起こる出来事を気軽に楽しんで見た方が良いかも(笑)」とコメントしましたが、
やっぱりそういう捉え方が正解みたいです。
どこまでもユルいし、どこまでも独特。
主人公・洋輔(松田龍平)は探偵兼発明家との事ですが、
初回を見た限りでは発明家要素が圧倒的に強く、
何なら、たまたま証拠動画を撮影していて、
車のナンバーを特定出来た香澄(片山友希)の方が探偵としては優秀でしたから(笑)
でも、本作の町の描写は、どこか温かみを感じて好きです。
町では人気者だった父が急に消え、その事を知っている町の人たちが
今度は息子の洋輔を頼るようになった。
洋輔がドンソクで通りかかるたび、顔見知りの人ばかりみたいで挨拶は欠かせないし、
洋輔の開発したものは、新参者の香澄も不思議に思うほど
町の人たちの日常に溶け込んでいる。
父の人望が厚かったからとは言え、変わり者である彼を受け入れてくれている、
必要としてくれているし、洋輔は去った父の穴を埋めるべく、
開発物を通して町の人たちに応え続ける…。
ぱっと見は肩の力抜いて楽しめる内容でも、
奥底では、長く築かれた繋がりを感じさせる…そんな関係性にほっこりします。
ヘンテコ開発物もそうなんですけど、
「これ以上松茸業界に深入りするな」「警察はもっとちゃんと松茸を捜査しろ!」も
ドラマで聞いた事のない台詞過ぎて笑えました。
好みは分かれそうですが、温泉らしく、ほっとひと息つけるような作品です。
プライム帯では視聴者を多く獲得したいがためなのか、
考察を促す描写…説明台詞ばかり…要素の盛り込み過ぎ…で
モヤモヤしたり、頭がこんがらがったりしやすいドラマも
増えつつあるからこそ(もちろん、良いなぁ…と思えるドラマもあります)、
大衆受けをあまり気にしなくて良い、深夜帯の醍醐味である自由さを効かせた、
本作のようなドラマも必要だと思ってます。
感想を書き続けるかは今後の展開次第にはなりますが、
この枠のドラマも、久々に視聴継続決定です!
(このまま完走したら、個人的には
「波よ聞いてくれ(23年4月期)」ぶりの視聴となります…(笑))