ひとりぼっち−人と人をつなぐ愛の物語− 感想|ぼんごのおにぎりが食べたいんだなぁ…。

 

 

あぁ〜、なるほど……。そっかそっか…と。

エンディングのクレジットを見て、なんで新生版「渡る世間は鬼ばかり」と言われても

おかしくなさそうな本作が作られたのか、ようやく少しだけ腑に落ちましたよ。

あなたは決してひとりぼっちじゃない…という裏テーマも込められたあのタイトルは、

内容はもちろんですが、先に旅立たれてしまった脚本家・橋田壽賀子さんと

渡鬼」で長年絆を深め合ってきたスタッフの方々の関係性も意味していたんでしょうね。

残された我々がまだ生き続けている限り、橋田先生の作家魂を

これからも作品を通して届けていく…そんな意思表示を感じさせた作品ではありました。

 

ただねぇ…そうやって趣旨を後々理解出来たとしても、

やっぱり描写の時代錯誤感は否めなかったかなぁと。

渡鬼」を長年か、一度でも見た事のある視聴者なら、

雰囲気の懐かしさが先行して、時に"同窓会ノリ"で当時と照らし合わせて

ツッコんだりしながら楽しめるんでしょうけれども、

ほとんど見た事のない私からしたら、昭和ならではの味わいを

そのまま令和に持ってきた印象が強かったんです。

特に、相手の接近の仕方がね…

いや今時そこまでグイグイ行く!?ってシーンばっかりだったんですよ(笑)

例えば、人の個人情報をペラペラ喋るプライバシー皆無の世界だったり、

まだ数回しか会っていないお客の住所を聞きつけては、おにぎりを持っていく女将だったり、

赤の他人が救急車の中で出産に立ち会ったり、

せっかく来たんだからおにぎり食べて行きましょうよ!なんて言って

腕を引っ張ったり(さっきまでズカズカ踏み込んでくるな!って怒鳴ってた人が…w)。

もし2,3年前のコロナ禍真っ最中で本作が作られていたとしたら、

あまりの距離感のなさに、内心ソワソワしながら見てしまっていたかもしれません(苦笑)

 

2時間で収めたからなのか、お互いの人間模様も基準が曖昧で、上手く掴めないままでしたし。

感情の起伏も「えっ、ここに至るまでの過程、いくつかすっ飛ばしました?」ってくらい

激し過ぎる気もしましたね。

そこで、なぜそんな唐突感を覚えたのかを考えるとするなら…

同じ"お節介"が周りを巻き込んでいく作風でも、

渡る世間は鬼ばかり」は、コミュニティの構築を何十年にもわたって描いてきたから

成功したんじゃないかと思っております。

見ていない私が言うので、あくまでも想像の範囲ですが…

自分の人生を、劇中の人物を照らし合わせながら見る

"写し鏡"的な面白さがあったんでしょう。

 

家族やパートナーと過ごし、近所の人々との繋がりが長く続いている限りは、

喧嘩して、反省して…を何度も繰り返す。

仲直りしたはずなのに、新しいシーズンになるとまた揉めていたりする(笑)

その積み重ねでそれぞれ折り合いをつけて行って、強固な関係性を築き上げていく。

日常がベースの作品なのでドラマチックな展開はなく、ある意味堂々巡りではあるけれども、

それを"人間あるある"としてクスッと共感出来る物語として昇華するのに長けていたのが

ヒットに繋がったのではないかと考えます。

 

まぁ、当時とは違って、今は木曜21時の放送枠はなく、

現在のプライム帯3枠のカラーに昔ながらのホームドラマ

ぴたりとハマらないっていうのもあるんでしょうし、

出演者の方々のスケジュールや年齢を考慮しての

本作(=単発ドラマ)だったのかもしれませんが。

相葉雅紀さんや仲野太賀さんという、石井ふく子P作品においては

珍しい役者さんを起用したなら、もっとそのフレッシュさを活かして

諸々の心情描写や背景を令和仕様にアップデートさせる事にこだわるか。

あるいは、公式サイトに書かれている「石井が最も親交の深い故・橋田壽賀子

捧げる物語でもある。」という想いを残したいのであれば、

いっその事、キャストもお馴染みの役者さんでなるべく揃えて、

当時の回想を時々盛り込む形で

渡鬼の世界で生きる人々の"その後"」を軸にした内容にした方が、

本作に疑問符が浮かび上がる事も少なかったのかもしれませんね。

何と言うか、新しさを取り入れたいのか、昔懐かしい雰囲気で楽しませたいのか…

そこら辺も中途半端だったのかなぁとも思います。

 

最後に、おにぎりの型といい、見た目といい、

どことなく「ぼんご(東京にある人気おにぎり屋さん)」に似ているなぁ…と思って見ていたら、

やっぱりその店の女将・右近由美子さんが「おにぎり指導」として

制作に携わられていたんですね。

テレビで見てから、気になっているお店の1つです。

卵黄やそぼろを載せたおにぎりが美味そうでね。いつか食べに行ってみたいんですよ…w

 

 

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2023年 春ドラマ 視聴リスト&期待度

 

 

5/9:「風間公親」最新話の感想記事をUPしました。

 

こんにちは、りんころです!

前期に引き続き遅い投稿に…(汗)大変お待たせいたしました。

毎度おなじみ、視聴予定のドラマを紹介する時期がやってまいりました。

 

4/4時点で発表されている冬ドラマを

「◉メインで感想を書く予定のドラマ」

「○大きく外さなければorスケジュール次第では感想を書くドラマ」

「△初回だけしか書かないor内容次第では初回も書かない可能性のあるドラマ」

「×視聴する予定のないドラマ」

の4種類(優先度)に分けて紹介していこうと思います。

※ちなみに、初回も放送されていない段階で決めているので、あくまでも"予定"です(謝)

そして、感想本数は最終的に、ここで紹介した本数よりかなり減るかもしれませんが、

よろしくお願いしますm(_ _)m

 

ではでは…ここからちゃちゃっと書かせていただきます!

 

 

私が今期視聴&感想執筆するドラマはこちら!

 

曜日・放送時間順にまとめてあります。※既に放送されているドラマは除く

曜日別に知りたい方は曜日を、

ドラマの詳細を知りたい方は、ドラマタイトルをクリックしてみて下さい!

※黄色はドラマ新設枠 ※春ドラマを全部記載している訳ではありません(基本地上波のみ)

 

放送 作品一覧 主演 初回 優先度
月曜日
フジ
月9
風間公親−教場0− 木村拓哉 4/10
フジ
月10
合理的にあり得ない 天海祐希 4/17
テレ東
月11
かしましめし 前田敦子 4/10 ×
日テレ
月深夜
春は短し恋せよ男子。 岩﨑大昇、那須雄登 他 4/24 ×
火曜日
テレ朝
火9
unknown 田中圭 4/18
NHK
火10
育休刑事 金子大地 他 4/18
TBS
火10
王様に捧ぐ薬指 山田涼介 4/18
フジ
火11
ホスト相続しちゃいました 桜井ユキ 4/18 ×
テレ東
火深夜
何かおかしい 2 浅利陽介 4/4 ×
フジ
火深夜
クライムファミリー 本郷奏多 4/11 ×
TBS
火深夜
私がヒモを飼うなんて 井桁弘恵 3/28 ×
日テレ
火深夜
あいつが上手で下手が僕で2 荒牧慶彦 4/25 ×
水曜日
日テレ
水9
特捜9 井ノ原快彦 4/5 ×
日テレ
水10
それってパクリじゃないですか? 芳根京子 4/12
フジ
水10
わたしのお嫁くん 波瑠 4/12
テレ東
水深夜
隣の男はよく食べる 倉科カナ菊池風磨 4/12 ×
テレ東
水深夜
ソロ活女子のススメ3 江口のりこ 4/5
木曜日
テレ朝
木9
ケイジとケンジ、時々ハンジ。 桐谷健太 4/13
フジ
木10
あなたがしてくれなくても 奈緒 4/13
日テレ
木深夜
勝利の法廷式 志田未来 4/13
日テレ
木深夜
日本統一 関東編 本宮泰風 4/13 ×
テレ東
木深夜
ゲキカラドウ2 桐谷照史 4/6 ×
金曜日
テレ東
金8
弁護士ソドム 福士蒼汰 4/28
TBS
金10
ペンディングトレイン 山田裕貴 4/21
テレ朝
金11
波よ聞いてくれ 小芝風花 4/21
テレ東
金深夜
シガテラ 醍醐虎汰朗 4/7
日テレ
金深夜
夫婦が壊れるとき 稲森いずみ 4/7 ×
テレ東
金深夜
クールドジ男子 中本悠太、川西拓実 他 4/14
土曜日
日テレ
土10
Dr.チョコレート 坂口健太郎 4/22
テレ朝
土11
帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし 横山裕 4/15
テレ朝
土11
月読くんの禁断お食事 萩原利久 4/22 ×
フジ
土11
グランマの憂鬱 萬田久子 4/8 ×
テレ朝
土深夜
ガチ恋粘着獣 香音、石井杏奈 4/8 ×
日曜日
TBS
日9
ラストマン 福山雅治 4/23
テレ朝
日10
日曜の夜ぐらいは… 清野菜名 4/30
日テレ
日10
だが、情熱はある 髙橋海人、森本慎太郎 4/9
帯ドラマ
NHK
月〜土朝
らんまん 神木隆之介 4/3
NHK
日8
おとなりに銀河 佐野勇斗 4/3 ×

※朝ドラは基本視聴のみ

 

それでは、参りましょう〜。

 

 

2023年 春ドラマ 視聴リスト&期待度

 

視聴&初回執筆予定の22作品と期待度を発表していきます。

※上から
タイトル/初回放送日/放送局/時間/視聴前期待度(最大:★5つ)
作品概要/簡単なコメント/主な出演者/スタッフ(脚本、演出etc)/
という構成になっております。

※初回放送日、スタッフに関する情報は、4/3時点のものです。

 

月曜日

 

風間公親-教場0-(4/10・フジテレビ・月曜21時)★★★★

 

『教場Ⅱ』のラストシーンでは、その右目の義眼は、風間が刑事時代、捜査中に何者かに襲撃されて負った傷であったことが判明した。

本作では、風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描き、風間がなぜここまで冷酷無比な人格となったのか?という謎を明らかにしていく。

 

予告映像から醸し出る映画感…。キャストも豪華で、すんごい力入ってますねぇ。

2020年、2021年に放送されていたSPドラマ「教場」は当時視聴済み。

ラストシーンはいかにも続編がありそうな感じで終わって、

これはまた「続きは劇場版で!」の流れになるんじゃないかと思っていたので、

連続ドラマで続きを見せてもらえるのはとても嬉しいです。

(ちなみに、当時は続編の制作は予定になかったそう。)

 

SPはどちらも興味深く見られたので、本作も手堅いクオリティな気はします。

しかし、ここ最近の月9の仕上がりを考えると…過度な期待は禁物って所かな?

 

出演:木村拓哉赤楚衛二新垣結衣北村匠海白石麻衣

脚本:君塚良一(「教場 シリーズ」「踊る大捜査線 シリーズ」「新ナニワ金融道 ※SP」)

演出:中江功 (「教場 シリーズ」「貴族探偵」「Dr.コトー診療所(2022) ※映画」)

   西岡和宏(「ルパンの娘2」「ラジエーションハウスⅡ」「元彼の遺言状」)

音楽:佐藤直紀(「教場 シリーズ」「青天を衝け」「マスカレード・ナイト ※映画」)

プロデュース:中江功 (「教場 シリーズ」「世界は3で出来ている ※SP」)

       渡辺恒也(「教場Ⅱ ※SP」「探偵の探偵」「テッパチ! ※企画名義」)

       宋ハナ (「教場Ⅱ ※SP」「やんごとなき一族」)

主題歌:「」

原作 :長岡弘樹『教場0 刑事指導官・風間公親』『教場X 刑事指導官・風間公親』

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/kyojo0/index.html

 

 

合理的にあり得ない 〜探偵・上水流涼子の解明〜

(4/17・フジテレビ・月曜22時)★★★★

 

頭脳明晰、そして変装を武器とする女探偵・上水流涼子が、IQ140の相棒・貴山伸彦とタッグを組み、さまざまな依頼を、超大胆な方法で解決していく。
不条理がまかり通る現代の“あり得ない”敵を、“あり得ない”手段で葬る、極上痛快エンターテインメント。

 

個人的には、天海祐希さん主演作ってだけで、何だかワクワクしちゃうんですよねぇ(笑)

ぱっと見だと、テレビ朝日がシリーズ化しそうな作品な気がするんですけど、

カンテレ制作なんですね。

 

"あり得ない"の描写が痛快劇になるのか、それとも荒唐無稽で終わってしまうのか?

原作があるので大コケしないとは思いますが、脚本次第で評価が分かれそうです。

 

出演:天海祐希松下洸平白石聖中川大輔丸山智己仲村トオル

脚本:根本ノンジ(「サ道 シリーズ」「監察医 朝顔 シリーズ」「ハコヅメ」「祈りのカルテ」)

演出:光野道夫 (「BOSS シリーズ」「昼顔」「美しき罠〜残花繚乱〜」「後妻業」)

   二宮崇  (「ゆるキャン△ シリーズ」「正義の天秤」「最初はパー」)

   倉木義典 (「原島浩美がモノ申す!」「推しの王子様」「僕の大好きな妻!」)

音楽:眞鍋昭大 (「姉ちゃんの恋人」「カナカナ」「PICU 小児集中治療室」)

プロデューサー:萩原崇 (「お義父さんと呼ばせて」「シグナル」「彼女はキレイだった」)

        清家優輝(「極主夫道」「新・信長公記」「スタンドUPスタート」)

主題歌:「」

原作 :柚月裕子『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』

公式サイト:https://www.ktv.jp/arienai/

 

 

火曜日 

 

unknown(4/18・テレビ朝日・火曜21時)★★ ←リタイア

 

「あなたは、大切な人のすべてを本当に知っていますか?」

重い秘密を抱えた2人が愛し合うラブストーリーに、凄惨な連続殺人事件が絡み合う、誰も見たことのない本格ラブ・サスペンスをお届けする。

 

おっさんずラブ」スタッフ×田中圭さんの組み合わせ、

正直言ってしまうと、もうあんまり良い印象がありません。

無印の頃はまだ楽しめたんですけど、続編がね…

ご本人の演技を活かすというよりかは、人気・知名度に頼った

商売っ気の高い作品に仕上がっていた記憶があるので、

再集結!再タッグ!を売りにされると、SNSでのバズりを意識した、

また内容の質が伴わない作品になるんじゃないかと思えてしまうのです(汗)

田中圭さんが前期の「リバーサルオーケストラ」でせっかく好演されていただけに…)

 

題材にしても、本格ラブ・サスペンスというよりかは、

ツッコんでなんぼのトンチキドラマになりそう。

まぁ…とりあえず、初回はチェックしてみます。

 

出演:高畑充希田中圭、町田啓太、麻生久美子吉田鋼太郎

脚本:徳尾浩司 (「おっさんずラブ シリーズ」「私の家政夫ナギサさん」「六本木クラス」)

監督:瑠東東一郎(「おっさんずラブ シリーズ」「浦安鉄筋家族」「スタンドUPスタート」)

   金井紘  (「コントが始まる」「ザ・トラベルナース」「夕暮れに、手をつなぐ」)

音楽:河野伸  (「おっさんずラブ シリーズ」「俺の家の話」「100万回 言えばよかった」)

ゼネラルプロデューサー:大江達樹(「ドクターX シリーズ」「七人の秘書」「六本木クラス」)

プロデューサー:貴島彩理(「おっさんずラブ シリーズ」「にじいろカルテ」「星降る夜に」)

       岡美鶴 (「コタローは1人暮らし」「漂着者」「未来への10カウント」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/unknown/

 

 

育休刑事(4/18・NHK総合・火曜22時)★★★

 

育休中の男性刑事が事件に巻き込まれ、“赤ちゃんの育児中”だからこそ気付いたヒントをもとに事件を解決していく。

子育てにまつわる様々な社会問題も背景にしつつ、赤ちゃんの成長と育児のあるあるエピソードにほっこりし、事件やアクションにハラハラし、さらにはキャラクターの濃い登場人物たちの会話劇にくすっとする…そんなコメディテイストのホームドラマ&ミステリーとなっている。

 

公式サイトによると、「第1話スタート時に4か月だった赤ちゃんは、

回が進むごとにどんどん大きくなります。

みんなで赤ちゃんの成長を見守ってください!」だそう。

って事は、撮影は長丁場?いや、やっぱり似ている赤ちゃんを探してきている??

いずれにせよ、"育児"に合わせて、そんな見所があるのも面白いです(笑)

 

設定が何かとボリューミーな気もするんですが、初回を見てみない事には分かりません。

「ドラマ10」が火曜10時枠に移行してから秀作が続くので、

どこまで記録更新出来るか、ちょっとだけ期待してみたいです。

 

出演:金子大地、前田敦子北乃きい、武田玲奈、鶴見辰吾

脚本:森ハヤシ(「絶メシロード シリーズ」「モモウメ」「ダマせない男 ※SP」)

   三浦希紗(「死役所」「ボクの殺意が恋をした」「明日、私は誰かのカノジョ」)

   久保裕章(「スーパー戦隊 純烈ジャー」「BAD CHILD」※全て映画)

演出:一色隆司(「精霊の守り人 最終章」「麒麟がくる」「善人長屋」)

   船谷純矢(「ドクターカー」「癒されたい男」「少年寅次郎」「プリズム」)

   根本和政(「その女、ジルバ」「じゃない方の彼女」「テッパチ!」)

音楽:出羽良彰(「左ききのエレン」「私たちはどうかしている」「恋する母たち」)

制作統括:樋渡典英(「ゴールド!※SP」「大岡越前5」「善人長屋」)

主題歌:GReeeeN「LIFE」

原作:似鳥鶏『育休刑事』(過去作:『戦力外捜査官』)

公式サイト:https://www.nhk.jp/g/blog/j1fz1iytjex/

 

 

王様に捧ぐ薬指(4/18・TBS・火曜22時)★★

 

大好きな家族を守るべく結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”と、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”が繰り広げる胸キュンラブコメディ。愛は一切ナシの“メリット婚”から始まる超打算的シンデレラストーリーが幕を開ける!

 

「胸キュンラブコメディ」に「メリット婚」に「ツンデレ」…

従来の火10テイストに戻った感じですね。

裏もある事ですし、2人のキャラクターに不快感を覚えそうであれば

早々にリタイアするかもしれません(汗)

 

出演:橋本環奈、山田涼介、坂東龍汰、長尾謙杜、松嶋菜々子

脚本:倉光泰子(「ラヴソング」「刑事ゆがみ」「うきわ」「PICU 小児集中治療室」)

   関久代 (「いりびと-異邦人-」「パンドラの果実」)

演出:坪井敏雄(「カルテット」「凪のお暇」「妻、小学生になる。」「君の花になる」)

   泉正英 (「病室で念仏を唱えないで…」「インビジブル」「ユニコーンに乗って」)

   宮崎萌加(「夢中さ、きみに。」「差出人は、誰ですか?」)

音楽:G.B.'s Band(Prod. by GeG)(「差出人は、誰ですか?」)

プロデューサー:橋本梓 (「毒島ゆり子のせきらら日記」「差出人は、誰ですか?」)

       勝野逸未(「逃げるは恥だが役に立つSP」「俺の家の話」)

主題歌:Hey! Say! JUMP「DEAR MY LOVER」

原作 :わたなべ志穂『王様に捧ぐ薬指』

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/ousama_tbs2023/

 

 

水曜日 

 

それってパクリじゃないですか?(4/12・日本テレビ・水曜22時)★★★

 

知的財産の知識ゼロの主人公・藤崎と、ビジネスに妥協ゼロのエリート上司・北脇がタッグを組んで、知的財産をめぐり巻き起こる様々な問題に立ち向かう!
あくどいパクリから会社を守る彼らの奮闘に、笑えて胸が熱くなる知的財産エンタメドラマとなっている。

 

知的財産権がテーマの作品。

切り口が斬新ですし、問題を解決していく姿をポップにコミカルに描くのが特徴的な

水10枠のドラマとも相性が合う気がします。

 

斬り込みの甘さが目立った、公正取引委員会を題材とした作品「競争の番人」の

脚本家が携わられているのが少し心配ですが、

あれはそもそも、原作が短かったっていうのもあるのでね…

学んで楽しめるエンタメ的作品になれば良いなぁと。

 

出演:芳根京子重岡大毅渡辺大知、福地桃子常盤貴子

脚本:丑尾健太郎(「ブラックペアン」「半沢直樹(2021)」「競争の番人」)

   佃良太  (「君と世界が終わる日に Season3」「舞いあがれ!」)

演出:中島悟  (「世界一難しい恋」「もみ消して冬」「すきすきワンワン!」)

   内田秀実 (「あなたの番です」「知らなくていいコト」「ファーストペンギン!」)

   鯨岡弘識 (「文豪少年!」「目の毒すぎる職場のふたり ※ネットドラマ」) 

音楽:富貴晴美 (「マッサン」「西郷どん」「消えた初恋」「舞いあがれ!」)

チーフプロデューサー:三上絵里子(「二月の勝者」「初恋の悪魔」「リバーサルオーケストラ」)

プロデューサー:枝見洋子 (「ゆとりですがなにか」「奥様は、取り扱い注意」「恋はDeepに」)

       森雅弘  (「未満警察」「恋です!」「ファーストペンギン!」)

       岡宅真由美(「トドメの接吻」「Iターン」「トップナイフ」)

オープニング曲:ジャニーズWEST「パロディ」

主題歌:AARON「ユニーク」

原作 :奥乃桜子『それってパクリじゃないですか?〜親米知的財産部員のお仕事〜』

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/sorepaku/

 

 

わたしのお嫁くん(4/12・フジテレビ・水曜22時)★★

 

仕事を完璧にこなし、同僚たちからも憧れの存在でありながらも“ズボラ女子”の一面をもつ主人公が、あることをきっかけに、会社の後輩で家事が圧倒的に得意な“家事力最強男子”を嫁に迎える。

“働くズボラ女子”ד家事力最強男子”という新たな男女のあり方や、今の時代を生きる人たちの背中を押す、新感覚のラブコメディー。

 

これまでの水10枠のドラマは「"ニューヒーロー"を生み出す」というコンセプトの元で

制作されてきたのに、本作の主演はなぜか女性。

視聴率が伸び悩んでいるのもあって、テコ入れを試みたって所でしょうか?

 

まぁそれとは関係なしに、原作があるとは言え、

「私の家政夫ナギサさん」を筆頭に、

設定のあちこちにいろんなドラマの既視感が漂っているのが気になります…。

 

出演:波瑠、高杉真宙、前田拳太郎、二村紗和、中村蒼

脚本:橋本夏  (「ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇」「オクトー」「アイゾウ」)

演出:紙谷楓  (「海月姫」「竜の道」「彼女はキレイだった」「しもべえ」)

   城宝秀則 (「4分間のマリーゴールド」「竜の道」「ミステリと言う勿れ」)

   水戸祐介 (「ラジエーションハウスⅡ」「やんごとなき一族」)

音楽:橋本由香利(「おそ松さん シリーズ ※アニメ」「なつぞら」「彼女はキレイだった」)

プロデュース :中野利幸(「ラジエーションハウス シリーズ」「隣の家族は青く見える」「小説王」)

プロデューサー:芳川茜 (「メゾン・ド・ポリス」「彼女はキレイだった」「ゴシップ」)

       山崎淳子(「明日の約束」「結婚相手は抽選で」「テッパチ!」)

主題歌:「」

原作:柴なつみ『わたしのお嫁くん』

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/oyome_kun/index.html

 

 

ソロ活女子のススメ3(4/5・テレビ東京・水曜25時)★★★

 

あのソロ活女子・五月女恵が帰ってくる!
今回のシーズン3では、「ソロデジタルデトックス」「ソロボードゲーム」「ソロお化け屋敷」など、これまた変わった魅力的な“ソロ活”ともに、都心から遠く離れた“ソロ活”にも挑戦する姿が描かれる。

 

新生活が落ち着いたら、1人で心を労う時間を作ってみよう…

そんな春の季節にぴったりの作品ですね。もはや風物詩になりつつあります。

前作に引き続き、心の呟きや表情から思わず"素"で楽しまれているかのような

江口のりこさん@五月女さんのソロ活をじっくり見届けます♪

※感想を書くかどうかは未定です。

 

出演:江口のりこ小林きな子、渋谷謙人、佐々木春香 他

脚本:及川博則(「ソロ活女子のススメ シリーズ」「真夜中の百貨店」)

監督:及川博則(「ソロ活女子のススメ シリーズ」「真夜中の百貨店」)

   山口将幸(「東京怪奇酒」「何かおかしい」「チェイサーゲーム」)

音楽:(「」「」「」)

コンテンツプロデューサー:稲垣美優(作品不明)

プロデューサー:森田昇 (「ソロ活女子のススメ シリーズ」「じゃない方の彼女」)

        千葉貴也(「超特急、地球を救え。」「それでも結婚したいと…」)

        村上浩美(「ソロ活女子のススメ シリーズ」「真夜中の百貨店」)

        永井清 (「ソロ活女子のススメ シリーズ」「真夜中の百貨店」)

OPテーマ:TOMOO「夢はさめても」

EDテーマ:Homecomings「光の庭と魚の夢」

原作:朝井麻由美『ソロ活女子のススメ』

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/solokatsu3/

 

 

木曜日 

 

ケイジとケンジ、時々ハンジ。(4/13・テレビ朝日・木曜21時)★

 

今度は「情熱刑事vs日本屈指の頭脳を持つ検事チームvs刑事ドラマでは珍しい強敵=唯我独尊の判事」の三つ巴!
さまざまな事件をきっかけに渦巻く大人のビターな群像劇を、老若男女問わずクスッと笑えるユーモアも交えながら軽快に描く、新感覚のサスペンスコメディーとなっている。

 

最初に本作の続編を知った時、「やるんだ」と(笑)

わざわざ本作を続編にしなくたって

いくらでもその候補となる作品は作れそうな気がするんですけど…

相方を降板させてまで制作するくらい、

兄妹とのやり取りが気に入って、また描きたいと思ったって事なんでしょうか。

 

前作は状況が状況なのもあって、

あの方を皮肉っているかのような偶然の台詞運びにはクスッとさせられましたけども、

肝心の内容は、ただのごちゃっとした群像劇に留まってしまってましたからね…。

で、本作の場合「群像劇」を売りにしているので、

ドタバタな展開が続くようだったら、リタイアする可能性は高そうです。

 

出演:桐谷健太比嘉愛未磯村勇斗古田新太伊藤淳史

脚本:福田靖 (「ケイジとケンジ」「まんぷく」「書けないッ!?」「オールドルーキー」)

演出:本橋圭太(「ケイジとケンジ」「緊急取調室 シリーズ」「姉ちゃんの恋人」)

   樹下直美(「未解決の女 シリーズ」「ゴシップ」「六本木クラス」)

音楽:(「」「」「」)

ゼネラルプロデューサー:服部宣之 (「ケイジとケンジ」「書けないッ!?」「警視庁アウトサイダー」)

チーフプロデューサー :黒田徹也 (「ケイジとケンジ」「書けないッ!?」「未来への10カウント」)

プロデューサー:齋藤梨枝 (「バツイチ2人は未定な関係 ※SP」)

        菊池誠  (「ケイジとケンジ」「未解決の女 シリーズ」「六本木クラス」)

        松野千鶴子(「ケイジとケンジ」「おっさんずラブ シリーズ」「となりのチカラ」)

OPテーマ:あたらよ「届く、未来へ」

主題歌   :Da-iCEダンデライオン

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/keiji_kenji_hanji/

 

 

あなたがしてくれなくても(4/13・フジテレビ・木曜22時)★★★

 

話題にしづらいセックスレスの問題に、直球で切り込んだ衝撃作として、30〜40代の女性を中心に大きな話題を呼んだ原作を実写化。

本作では、押さえ込んでいた本音があふれた時に、均衡が瞬く間に崩れ、関係が複雑にもつれていく2組の夫婦の様子を描いていく。愛を求めてさまよう30代男女の危ういラブアフェアが幕を開ける!

 

まず、作曲家・菅野祐悟さんと監督・西谷弘さんで「刑事ゆがみ」の一部のスタッフが再び!

って所が私的には嬉しいです。(「昼顔」は見ておらず…。)

恋愛要素はここ最近は、月9よりも木10の方が主流になりつつありますが、

セックスレスという視聴者層を選びそうな題材になっている辺りに、

「大人がじっくり楽しむドラマ」を当時生み出していた木10の原点を感じさせます。

 

内容に関しては…脚本家陣の過去作品が少ないので、

これも初回を見てみない事には分かりませんね。

 

出演:奈緒、岩田剛典、田中みな実さとうほなみ、武田玲奈、永山瑛太

脚本:市川貴幸(「SUITS/スーツ2」)

   おかざきさとこ(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「30歳まで童貞だと魔法使いに…」)

   黒田狭 (作品不明)

演出:西谷弘 (「昼顔」「刑事ゆがみ」「モンテ・クリスト伯」「シャーロック」)

音楽:菅野祐悟(「昼顔」「半分、青い。」「ファーストペンギン!」「罠の戦争」)

プロデュース:三竿玲子(「BOSS シリーズ」「昼顔」「やんごとなき一族」)

挿入歌:稲葉浩志「ダンスはうまく踊れない」

主題歌:稲葉浩志「Stray Hearts」

原作 :ハルノ晴『あなたがしてくれなくても』

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/anataga_drama/index.html

 

 

勝利の法廷式(4/13・日本テレビ・木曜23時59分)★★★

 

1年前、親友を冤罪で殺人犯にしてしまったことで法曹界から姿を消した元弁護士・神楽蘭の元に、謎の天才脚本家・黒澤仁が現れる。
親友の冤罪を晴らすため、謎の脚本家の力を借りて現代社会の闇を暴く、劇場型リーガルミステリー。

 

木曜日のドラマの中では、何気に本作が一番楽しみだったりしております。

深夜っていうのがなぁ…(泣)

「謎の天才脚本家」というのはもちろん、質感のある映像にも興味をそそられます。

 

出演:志田未来風間俊介、髙橋優斗、北乃きい遊井亮子升毅

監督:小谷暢亮(「闇の法執行人」「ミス・シャーロック」「DCU」「元彼の遺言状」)

   本田隆朗(「レンタルなんもしない人」「ゲキカラドウ」「テッパチ!」)

   富安美尋(「5分後に意外な結末 ※SP」「束の間の一花」)

   蓼内健太(「ROAD TO EDEN」「競争の番人」「大病院占拠」)

演出:宝来忠昭(「セミオトコ」「消えた初恋」「NICE FLIGHT!」「罠の戦争」)

   本田隆一(「探偵が早すぎる シリーズ」「極主夫道」「魔法のリノベ」)他

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー:岡本浩一 (「向かいのバズる家族」「ボクの殺意が恋をした」「Sister」)

プロデューサー   :多鹿雄策 (「5分後に意外な結末 ※SP」)

       福田浩之 (「婚活刑事」「シロでもクロでもない世界で…」「オクトー」)

       河野美里 (「探偵が早すぎる シリーズ」「おしい刑事 シリーズ」「ヒモメン」)

       奥村麻美子(「女ともだち」「人生最高の贈りもの ※SP」「スナック キズツキ」)

主題歌:Amber's「オセロ」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.ytv.co.jp/houteishiki/

 

 

金曜日 

 

弁護士ソドム(4/28・テレビ東京・金曜20時)★★★

 

周りから「ソドム」と呼ばれる型破りな“詐欺加害者専門弁護士”が、弱者を食い物にする“詐欺加害者”の味方をし裁判で勝たせていく。しかし、そんな人道にもとるような仕事を選んだのにも目的があって…?
ただの法廷モノではない、スリリングなリーガルサスペンスをお届けする。

 

中高年をターゲットにしていた「金曜8時のドラマ」から、

若者をターゲットにした「ドラマ8」にリニューアルするんだそう。

20時台はバタバタしているので普段はスルーしがちなんですが、

「大奥」で新境地を見せたばかりの福士蒼汰さんの主演作なので、

とりあえずチェックしてみるつもりです。

 

出演:福士蒼汰、玄理、加藤清史郎、山下美月光石研

脚本:泉澤陽子 (「いつまでも白い羽根」「リコカツ」「鹿楓堂よついろ日和」)

   三浦駿斗 (「警視庁いきもの係」「IP〜サイバー捜査班」「ケイ×ヤク」)

監督:及川拓郎 (「ケイジとケンジ」「アノニマス」「トモダチゲームR4」)

   久保田博紀(「コドモ警察」「薔薇色のブー子」「ドライブ・マイ・カー」)

音楽:中村佳紀 (「ケムリクサ ※アニメ」「トモダチゲームR4」)

チーフプロデューサー:濱谷晃一 (「バイプレイヤーズ シリーズ」「アノニマス」「しろめし修行僧」)

プロデューサー   :田淵俊彦 (「あまんじゃく シリーズ ※SP」「ハラスメントゲーム」「優しい音楽 ※SP」)

       祖父江里奈(「きのう何食べた?」「運命警察」「今夜すきやきだよ」)

       本間かなみ(「30歳まで童貞だと…」「うきわ」「今夜すきやきだよ」)

       神山明子 (「新・ミナミの帝王 シリーズ ※SP」「浦安鉄筋家族」)

       伊藤茜  (「癒されたい男」「マリーミー!」「魔法のリノベ」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/sodom/

 

 

ペンディングトレイン—8時23分、明日 君と(4/21・TBS・金曜22時)★★

 

いつもと変わらない朝を迎えるはずだった電車の一両が、突如として未来の荒廃した世界にワープしてしまう。

昨日まで赤の他人だった人々とのサバイバル生活を通して生まれるのは、憎しみ、欺瞞、それとも、信頼と愛か?困難を前に、懸命に生きる人々の姿を描く予測不能のヒューマンエンターテインメント。

 

恋愛も絡むようですし、登場人物が多い割には、それぞれ訳ありな過去を抱えているのがね…。

初期設定の時点で欲張り過ぎでは?と思えてしまいます。

世界観自体は悪くないですが、人間模様を膨らませ過ぎてしまったら

緊迫感よりも間延び感の方が漂いそうで心配です。

 

出演:山田裕貴赤楚衛二上白石萌歌井之脇海、古川琴音、松雪泰子

脚本:金子ありさ(「花燃ゆ」「FINAL CUT」「恋つづ」「着飾る恋には理由があって」)

演出:田中健太 (「半沢直樹 シリーズ」「恋はつづくよどこまでも」「クロサギ(2022)」)

   岡本伸吾 (「99.9 シリーズ」「大恋愛」「この恋あたためますか」「アトムの童」)

   加藤尚樹 (「コウノドリ シリーズ」「MIU404」「君の花になる」)

   井村太一 (「婚姻届に判を捺しただけですが」「オー!マイ・ボス」「村井の恋」)

   濱野大輝 (「婚姻届に判を捺しただけですが」「私のシてくれないフェロモン彼氏」)

音楽:大間々昂 (「花のち晴れ」「ボクの殺意が恋をした」「アトムの童」)

プロデューサー:宮﨑真佐子(「逃げ恥」「大恋愛」「ファイトソング」「君の花になる」)

       丸山いづみ(作品不明)

主題歌:Official髭男dism「TATTOO

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/p_train823_tbs/

 

 

波よ聞いてくれ(4/21・テレビ朝日・金曜23時15分)★★★

 

やけ酒を飲んでは見ず知らずの男に元カレへの愚痴をさく裂したのがきっかけで、深夜のラジオで冠番組を持つことに!?しかし、主人公が破天荒なら、ラジオ番組も奇想天外で…。
ラジオ局を舞台に繰り広げられる激動の日々をテレビで描く、新感覚メディアミックスコメディーをお届けする。

 

ラジオ番組を扱っていて、マシンガントークを売りにしているため、

台詞のテンポ感がとにかく重要になってくるであろうこの作品に

小芝風花さんのキャスティングは間違いなし!ですね。

 

ラジオ局の企画も、幽霊が現れる部屋への突撃レポート、ストーカーへの公開生説教など

ぶっ飛んでいるらしく…奇想天外で最後まで突き抜けて欲しいです。

 

出演:小芝風花片寄涼太原菜乃華中村ゆりか北村一輝

脚本:古家和尚(「明日の約束」「ハゲタカ(2018)」「プロミス・シンデレラ」)

演出:住田崇 (「住住 シリーズ」「怪獣倶楽部」「架空OL日記」「殺意の道程」)

   片山修 (「家政夫のミタゾノ シリーズ」「七人の秘書」「ザ・トラベルナース」)

   植田尚 (「サキ」「ごめん、愛してる」「まだ結婚できない男」「群青領域」)

音楽:林ゆうき(「緊急取調室 シリーズ」「真犯人フラグ」「新・信長公記」)

   山城ショウゴ(「愛うつつ」「この街と私」※全て映画)

エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(「ドクターX シリーズ」「ザ・トラベルナース」「6秒間の軌跡」)

プロデューサー:高崎壮太(「ラッパーに噛まれたら… ※SP」「最初はパー」)

        神通勉 (「スミカスミレ」「アリバイ崩し承ります」「最初はパー」)

主題歌:マカロニえんぴつ「愛の波」

原作:沙村広明波よ聞いてくれ

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/namiyo/

 

 

シガテラ(4/7・テレビ東京・金曜24時12分)★★

 

古谷実の人気漫画をドラマ化!
いじめられっ子の高校生・萩野優介が送る“日常”と、その中に潜み平穏を侵略する“非日常”を描いた青春サスペンスとなっている。

 

少し前だったら「ドラマ25」枠でやっていたのかも…?と思えるような雰囲気ですね。

同じ原作者で、2017年に放送されていた「わにとかげぎす」は見た事があるので、

またじわじわ引き込まれる系かな?と想像しつつ、初回をチェックしてみます。

 

出演:醍醐虎汰朗、関水渚

脚本:政池洋佑(「死役所」「あのコの夢を見たんです。」「ハケンアニメ!※映画」)

監督:林雅貴 (「捨ててよ、安達さん。」「30歳まで童貞だと…」「オクトー」)

   伊野瀬優(「もうしません!※映画」「SHIBUYA零丁目 ※SP」)

   高杉孝宏(「高嶺のハナさん シリーズ」「3Bの恋人」)

   中村洋介(「劇団スフィア ※企画協力名義」)

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー:祖父江里奈(「きのう何食べた?」「運命警察」「今夜すきやきだよ」)

プロデューサー:𠮷川肇 (作品不明)

       深津智男(「ヒメアノ〜ル」「ヒーローマニア」「零落」※全て映画)

OPテーマ:「」

EDテーマ:「」

原作:古谷実シガテラ』(過去作:『ヒミズ』『わにとかげぎす』『ヒメアノ〜ル』)

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/ciguatera/

 

 

クールドジ男子(4/14・テレビ東京・金曜24時52分)★★

 

"ドジ"さえも"クール"に決めてしまう「クールドジ男子」たちが、ドジをきっかけに運命の出会いを果たし、イマドキ男子としての悩みを抱えながら、時にはお互いを支え合い少しずつ友情を育んでいく、等身大で頑張る"愛され男子たち"の日常をハートフルに描く。

 

以前から当ブログに訪問して下さっている方なら「見るんだ!?」って

言われそうな系統の作品ですけどね(笑)

この手の出演者のファン向けに近い作品は、普段はスルーするんですけど、

今回はそのターゲットに一応含まれておりますので…気軽に見てみます。

※感想を書くかどうかは不明です。

 

出演:中本悠太、川西拓実、藤岡真威人、桜田通 他

脚本:小峯裕之(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「アノニマス」「ドクターホワイト」)

監督:湯浅弘章(「探偵が早すぎる シリーズ」「死役所」「スナック キズツキ」)

   枝優花 (「あのコの夢を見たんです。」「みなと商事コインランドリー」)

   柳明菜 (「今日という日が最後なら、」「いなく慣れ、群青」※全て映画)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:村田充範 (「JKからやり直すシルバープラン」「鉄オタ道子、2万キロ」)

       菅原大樹 (「いなくなれ、群青 ※映画」「映画 おそ松さん」)

       吉池ゆづる(「スマートモテリーマン講座 ※舞台」「ブルーバースデー」)

       櫻井紘史 (「小さな恋のうた ※映画」「劇場版 きのう何食べた?」)

OPテーマ:Ayumu Imazu「HONEYCOMB」

EDテーマ:NCT 127「Sunny Road」

原作:那多ここね『クールドジ男子』

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/cooldoji/

 

 

土曜日 

 

Dr.チョコレート(4/22・日本テレビ・土曜22時)★★

 

謎めいた義手の元医者=Teacherと、天才的外科医の腕を持つ10歳の少女=Dr.チョコレートのふたりが、全員難ありキャラ強めな医療仲間“チョコレートカンパニー”とともに、どんな状況下でもワケあり患者の命を救う。

怒涛の展開がクセになるノンストップ・ドクター・エンターテインメントが開幕!

 

やったー!坂口健太郎さんだ〜!!と喜んでいたのに…

企画はまさかのやす…さんで、期待度がガックリ下がってしまいました(苦笑)

6作品連続で原案者だったテレ東の月曜23時台の「ドラマプレミア23」枠から

離れたと思ったら、本作を担当されるからだったんですね。

 

「もう見ない!」と当時は決めていたのに、どうしても見たくなってしまうような

キャスティングが上手いんですよねぇ。で、まんまと釣られるという…w

まぁ、同じ日テレドラマでも「あなたの番です」「真犯人フラグ」とは違って、

役者さんを多く散りばめて、怪しげな素振りを露骨に見せる

ミステリー作品ではないので、過剰演出にしない所に1ミリ程度の望みは賭けますが…

う〜ん、どうなんでしょうかね。

 

出演:坂口健太郎、白山乃愛、西野七瀬葵わかな小澤征悦斉藤由貴

企画・原案:秋元康(「あなたの番です」「真犯人フラグ」「ダ・カーポしませんか?」)

脚本:渡辺雄介  (「レンタル救世主」「未満警察」「タリオ」「卒業タイムリミット」)

演出:佐久間紀佳 (「あなたの番です」「トップナイフ」「真犯人フラグ」)

   南雲聖一  (「過保護のカホコ」「未満警察」「ハコヅメ」「城塚翡翠」)

   宮下直之  (「ももいろ あんずいろ さくらいろ」「家庭教師のトラコ」)

音楽:横山克   (「わろてんか」「トップナイフ」「三千円の使いかた」)

チーフプロデューサー:田中宏史(「君と世界が終わる日に シリーズ」「大病院占拠」)

プロデューサー:藤森真実(「ハコヅメ」「サヨウナラのその前に」「祈りのカルテ」)

       岩崎広樹(「探偵☆星鴨」「金田一少年の事件簿(2022)」)

       本多繁勝(「これは経費で落ちません!」「美食探偵 明智五郎」「逃亡医F」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/dr-chocolate/

 

 

帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし

(4/15・テレビ朝日・土曜23時)★★★★

 

小学生になっても相変わらず立派なコタローの1人暮らしぶりを堪能しつつ、大人顔負けの言動にクスッと笑い、子どもらしいけなげでかわいらしい一面にホロッと泣ける…。
コタローと売れない漫画家・狩野の2人がアパートの住人たちと織り成す、“日本一優しい”ハートフル・コメディ。

 

続編の中では一番嬉しいですね。

当時はまだまだコロナ禍真っ最中だったのもあり、人との繋がりの温かさを

再認識させられた作品だったと記憶しております。

小学生になってより一段賢くなったコタローと狩野どののやり取りも楽しみです!

 

出演:横山裕、川原瑛都、山本舞香百田夏菜子松島聡生瀬勝久

脚本:衛藤凛 (「コタローは1人暮らし」「偽装不倫」「NICE FLIGHT!」)

監督:飛田一樹(「僕とシッポと神楽坂」「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」)

   樹下直美(「コタローは1人暮らし」「未解決の女 シリーズ」「六本木クラス」)他

音楽:篠田大介(「コタローは1人暮らし」「蜜蜂と遠雷 ※映画」「きょうの猫村さん」)

ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(「コタローは1人暮らし」「おっさんずラブ シリーズ」)

プロデューサー:都築歩  (「コタローは1人暮らし」「緊急取調室 シリーズ」「ジャパニーズスタイル」)

        尾花典子 (「コタローは1人暮らし」「死役所」「消えた初恋」)

        松野千鶴子(「コタローは1人暮らし」「おっさんずラブ シリーズ」「となりのチカラ」)

        岡美鶴  (「コタローは1人暮らし」「にじいろカルテ」「漂着者」)

        小田彩  (「正しい恋の始めかた ※SP」)

        小林麻衣子(「トモダチゲームR4」「最初はパー」「ハマる男に蹴りたい女」)

主題歌:関ジャニ∞「未完成」

原作 :津村マミ『コタローは1人暮らし』

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/kotaro2/

 

 

日曜日 

 

ラストマンー全盲の捜査官ー(4/23・TBS・日曜21時)★★

 

最後の切り札=ラストマンと呼ばれている全盲の人たらしFBI捜査官と、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事が、凸凹バディを組んで難事件に挑んでいく新時代の痛快バディドラマ。

今の時代を反映させた1話完結型のオリジナルストーリーとともに、“護道家”や“皆実家”という、日曜劇場ならではの重厚な家族の人間ドラマも描いていく。

 

組織・団体が制作に協力していて、主人公はFBI捜査官。

「日曜劇場」枠で、お金を賭けて大規模な世界観に仕立て上げた作品で

当たった試しがないので、今回も期待薄ですね…。

 

出演:福山雅治大泉洋、永瀬廉、今田美桜寺尾聰、吉田羊 他

脚本:黒岩勉 (「TOKYO MER」「らせんの迷宮」「消えた初恋」「マイファミリー」)

演出:土井裕泰(「コウノドリ シリーズ」「カルテット」「持続可能な恋ですか?」)

   平野俊一(「TOKYO MER」「マイファミリー」「クロサギ(2022)」)

   石井康晴(「逃げ恥」「テセウスの船」「オールドルーキー」「クロサギ(2022)」)

   伊藤祥宏(作品不明)

撮影監督:山本英夫(「パスカヴィル家の犬」「沈黙のパレード」※全て映画)

音楽:木村秀彬(「コウノドリ シリーズ」「この恋あたためますか」「クロサギ(2022)」)

   mouse on the keys   (「詐欺の子 ※SP」)

編成プロデュース:東仲恵吾(「重版出来!」「グッドワイフ」「最愛」「オールドルーキー」)

プロデュース:益田千愛(「ヤコ、ショウがクセになる。※ネットドラマ」「アトムの童」)

     元井桃 (「最愛のひと〜The other side of 日本沈没〜 ※ネットドラマ」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/lastman_2023_tbs/

 

 

日曜の夜ぐらいは…(4/30・テレビ朝日・日曜22時)★★★★

 

どことなくもの寂しさが漂う街で、さまざまな事情を抱えた暮らしを送っている3人の人生が、あるラジオ番組での運命的な出会いを機に静かに動き出す。
強力布陣で、今を生きる女性たちを描く、見応えある珠玉の作品をお届けする。

 

朝日放送制作のプライム帯ドラマ第1弾。

環境の異なる3人の女性の生き様を重点的に描く事から、

岡田作品らしい等身大さが活きた作品になりそうな気がします。

共感し、刺激を受けながら、月曜日の活力に繋がるような内容になる事を期待しています。

 

出演:清野菜名岸井ゆきの、生見愛瑠、岡山天音川村壱馬

脚本:岡田惠和(「ひよっこ シリーズ」「にじいろカルテ」「ファイトソング」)

監督:新城毅彦(「僕たちがやりました」「声春っ!」「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」)

音楽:(「」「」「」)

企画・プロデュース:清水一幸(「ポルノグラファー シリーズ」「推しが武道館いってくれたら死ぬ」)

主題歌:Mrs. GREEN APPLEケセラセラ

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.asahi.co.jp/drama_22_abctv/

 

 

だが、情熱はある(4/9・日本テレビ・日曜22時30分)★★

 

人見知り、自意識過剰、劣等感、ネガティブ、湧き上がる負の感情…そんなダメでさえないふたりの若者が、いかにして大人になったのか?
オードリー・若林正恭とは南海キャンディーズ山里亮太の半生をベースにした、青春サバイバルストーリーをお届けする。

 

3クール連続で半生モノが続きますね。

日曜日の中では一番早いので、数話見て良さそうだったら視聴継続しますし、

微妙そうだったら、ドラマ被りもあるので断念…って感じかなぁと。

しかし、高橋海人さんと森本慎太郎さんが、お2人の当時の泥臭さと負の感情を

どこまでリアルに演じるのか、そこはちょっとだけ興味はあります。

 

出演:高橋海人、森本慎太郎、戸塚純貴、富田望生光石研薬師丸ひろ子

脚本:今井太郎(「寝ないの?小山内三兄弟 ※脚本協力」「泳げ!ニシキゴイ」)

演出:狩山俊輔(「知らなくていいコト」「恋です!」「ブラッシュアップライフ」)

   伊藤彰記(「ハケン占い師アタル」「ハコヅメ」「家庭教師のトラコ」)

   長沼誠 (「奥様は、取り扱い注意」「真犯人フラグ」「泳げ!ニシキゴイ」)

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー :石尾純 (「家庭教師のトラコ」「城塚翡翠」「泳げ!ニシキゴイ」)

プロデューサー    :河野英裕(「ど根性ガエル」「ブラック校則」「泳げ!ニシキゴイ」)

        長田宙 (「サヨウナラのその前に」「泳げ!ニシキゴイ」)

        阿利極 (「24時間テレビ 無言館 ※SP」「ファーストペンギン!」)

協力プロデューサー:金澤麻樹(作品不明)

主題歌:「」

原作 :若林正恭(オードリー)と山里亮太南海キャンディーズ)の半生がベース

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/daga-jyounetsu/

 

 

帯ドラマ

 

らんまん(4/3・NHK総合・月〜金曜8時)★★

 

高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。時代は幕末から明治、そして激動の大正・昭和へ…そんな混乱の時代の渦中で、愛する植物のために一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎とその妻・寿恵子の波乱万丈な生涯を描く。

 

朝ドラは最初の1ヶ月に留まらず、3ヶ月も様子見すべきである事を

ここ最近は痛感しております(汗)

ただただ、迷走しませんように…と祈るばかりです。

 

出演:神木隆之介浜辺美波、志尊淳、佐久間由衣広末涼子松坂慶子

作 :長田育恵(「旅屋おかえり シリーズ」「リテイク」「群青領域」)

演出:渡邊良雄(「旅屋おかえり シリーズ」「ゲゲゲの女房」「花燃ゆ」「まんぷく」)

   津田温子(「トットてれび」「いだてん」「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」)

   深川貴志(「半分、青い。」「麒麟がくる」「カムカムエヴリバディ」)

制作統括  :松川博敬 (「カーネーション」「おんな城主 直虎」「伝説のお母さん」)

プロデューサー:板垣麻衣子(「ひよっこ シリーズ」「ストレンジャー ※SP」「青天を衝け」)

       浅沼利信 (「いだてん」)

       藤原敬久 (「西郷どん」「青天を衝け」)

主題歌:あいみょん「愛の花」

原作 :植物学者・牧野富太郎の人生がベース

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/

 

 

まとめ

 

期待度ランキングをTOP5で付けるならば...

1位 風間公親-教場0-(フジ・月9)

2位 合理的にあり得ない(フジ・月10)

3位 帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし(テレ朝・土11)

4位 日曜の夜ぐらいは…(テレ朝・日10)

5位 それってパクリじゃないですか?(日テレ・水10)

といった感じ。1位と2位はほぼ同率です。

 

もう始まっているドラマもあるので、残りのコメントも超ざっくりと…

 

今期はざっと見た感じだと、刑事モノ・サスペンス・バディモノが多い印象ですね。

木村拓哉さんや天海祐希さん、田中圭さんに福山雅治さんなど、

どのテレビ局もキャストをしっかり押さえていて、気合が十分に入っているように思います。

 

そして、改編期を経て、ドラマ枠も

フジテレビ火曜23時枠・日本テレビ金曜24時30分「ドラマDEEP」・テレビ朝日日曜22時枠

と3本増えました。

正直言って多過ぎです(汗)

既に何話か放送されているのも含めたら、余裕で30本は超えるんでしょうね。

っていうか、新枠となると…

日テレのプライム帯のドラマは、どこも被っているという事態になるんですねぇ。

 

今期は取捨選択して何とか21本に絞りましたが(と言いつつ絞り切れていないw)、

さすがにそれら全てを完走出来る自信はないので。

最大3話くらいまで様子見して、どれを継続するかの見極めがより重要になってきそうです。

 

ちなみに、感想のペースも、前期は平日に2本書くのが中々大変だったのもあり、

今期からは、仕事に行く前日(日曜日分〜木曜日分)の感想は1本のみにし、

土日で録画の分を1,2本くらい書けたらなぁと考えております。

もしかしたら…雑感集の投稿も不定期でやるかも?やらないかも。

いや、その前に、最近サボりがちな金曜と土曜のドラマの感想を

コンスタントに上げていく事を1つの目標にしていきたいですね(汗)

 

***

 

ではでは、個人的ヒット作が出て来れば良いなぁと願いつつ...

春クールのドラマを楽しみに待ちましょう(´∀`)

最後まで閲覧ありがとうございました!

 

 

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忘恋剤 感想|失恋も人生の通過点…なのね。

 

 

「to forget the memories of your love」と書かれた箱の中に入っている

青いポッキーを1本食べるごとに、半年間の記憶を忘れる。

副作用として、削除対象となる記憶を鮮明に思い出す症状が現れる。

たった1本だけ入っている赤いポッキーを食べれば、記憶を全部取り戻せる。

…と、そんな設定らしいです。

 

設定が設定なので結末も読みやすいですし、

30分の単発ドラマである都合上か、一気に食べ過ぎると禁断症状が…とか、

赤いポッキーを食べた代わりに違う記憶を忘れてしまう…とか、

そういった条件を使っての捻った展開も用意されていません。

しかし、物事をストレートに描くのに徹したからこそ、響くものがあった気がします。

台詞からして、恐らく2人とも20代後半なんだろうと窺えて、

まだ中堅どころのポジションでもなく、ちょっとだけ青臭さも残っている…

その年代ならではの味わいを感じさせる内容でした。

 

葵(吉川愛)は常に慎重派で、贅沢は一気に満喫したいタイプだけれども、

景(倉悠貴)は楽観思考で、贅沢は小まめに味わいたいタイプで

考え方や価値観が真反対の2人。

唯一合致していたと言えば、慣れない土地である大阪に

居心地の悪さを感じていた"出会い"の時だけ。

恋愛の記憶(=回想)を辿るごとに、2人がどんな日々を送ってきたのかを

掘り下げていくかのような描写の仕方が、実に繊細なんですね。

 

そして終盤は…服用するにあたって、全て思い出した上で綺麗さっぱり忘れるか?

それとも、消した記憶を取り戻し、バネに変えて前に進むのか?という二択を迫られる事に。

先ほどは捻った展開はないとは書きましたが、

その選択によって2人の人間性を浮き上がらせるという

小さな仕掛けが施されている所は面白かったです。

で…最終的な結論は「人を再び傷つけないためにも、辛くて苦い記憶と共に生きていく」

別れてからだと、どうしても嫌な記憶が先行してしまいがちなんでしょうけど、

5年間も付き合っていたのなら、あの家での暮らしのように

同時に幸せな思い出もいっぱいあったはずで。

その事実すらも否定しない考えに至ったのにはホッとしました。

忘恋剤をきっかけに、全てひっくるめて"愛しい時間"だったのだと気づけた2人からは、

ほんのわずかながら、明るい未来に向かっていくんだろうな…という

兆しを感じさせられもしましたね。

 

根本のテーマは違うものの、個人的には「ブラッシュアップライフ」が放送されて

間もない内の本作で、良いタイミングだったとも思っております。

葵も景も完全に別れた訳だけれども、

過去ともしっかり向き合いつつ、こうして人生経験値を積む事で、

素敵な出会いが訪れて、少しでも悔いのない日々を送れるのかもしれない…

そんな爽やかな余韻の残る作品でした。

 

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罠の戦争 11話(最終回) 感想|竹は枯れて終わりではなかった

 

 

仲間を次々と失う享(草彅剛)の孤独が描かれた前半と、

泰生(白鳥晴都)の発していた言葉や

今でも父の教えを守っている様子を目の当たりにしたのを機に、

自身のこれまでの過ちと向き合い覚醒する姿が描かれた後半で、

ある意味2部構成になっていた最終回。

この構成が、最終回を上手く盛り上げてくれていたんじゃないでしょうか。

奥底に眠っていた良心を取り戻し、原点回帰していく…

思わず「あの頃の享が帰ってきた!」と喜びたくなるような、

高揚感溢れる内容に仕上がっていました。

 

ただ、闇堕ちするにしても、目を覚ますにしても駆け足気味で、

そうなるまでの"間"の描写が不足している所だけが、本当に勿体なかったなぁとも思います。

前回の感想と似たような事を書きますが…例えば、復讐計画の実行と並行しつつ、

本来の政治活動を通して権力で人を助ける事のやり甲斐を感じる様子に尺を割いていれば、

鶴巻(岸部一徳)の「気持ち良いだろう」という言葉の持つ

おぞましさも増したのかもしれませんし。

目を覚ます過程も、妻から聞かされた息子の言葉で急にハッとさせられる…というよりかは、

ターゲットを潰すごとに仲間を徐々に失っていき、妻にもとうとう家を出て行かれ、

このまま「上へ上へ」志向を変えずに進むべきか?

それとも後悔する前に一旦立ち止まるべきなのか?と葛藤する享の心境に

焦点を当ててみてもアリだったのかもしれません。

まぁ何にせよ、8話からの話の進め方にムラがあった…そこに尽きますね。

 

他にも、そんなに上手く行くもんなの!?という描写も

多い気はしましたが(笑)←今回で言えば、2人ともよく当選出来たね…とか

でも、善から悪、「当初の顔つきに戻りかけ」など

様々な表情を見せて下さった草彅剛さんの演技を筆頭に、

毎回挟み込まれる眞人(杉野遥亮)の植物うんちくが物語のアクセントになっていたり、

それぞれで複雑な心情を見せる登場人物の奥行きだったり、

政治の闇と、それに飲み込まれそうになる様を引き立たせるライティングだったり。

諸々のセンスの良さが、本作の持つ魅力に繋がる作品だったと思っています。

 

最後に…犬飼(本田博太郎)の久々の登場は嬉しかったですねぇ。

出番があるだけでなく、(恐らく)台本にわざわざ「わしづっ」と書かれていた辺り、

想像以上に好評で、急遽最終回も出演する事になったのかもしれませんねw

前作同様、主人公を固める人物たちにもきちんと見せ場が用意されている所も好きでした。

役者さんも含めて、毎話毎話キャラに愛着を持ちながら見ておりました!

 

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キッチン革命 第2夜 感想|数字は嘘をつかない…が再び

 

 

バトンタッチ…いや、グラデーションの利かせ方が上手い作品でしたね。

 

第1夜と第2夜で時代設定や登場人物が違うのもあり、

綾子(薬師丸ひろ子)がマホ(伊藤沙莉)と世代交代をして、

今度はマホが先人の意思を受け継いで活躍を見せる…

そんな2つで独立した話になるのかと思いきや、

第1夜で描かれていた「冷えた台所で料理を作り、風邪を拗らせて亡くなった母」

「数字は嘘をつかない」が、終盤の台所対決のカタルシスに繋がる

構成になっていたのには、そう来たか!と驚かされました。

 

この手法は"伏線回収"とも例えられそうですが、

回想を盛り込むなどして、「どう、凄いでしょ?」みたいな

今まで様々なエピソードを用意してきた事を誇示するのではなく。

あくまでも視聴者が過去をゆっくり振り返りながら、脚本に隠された仕掛けを読み解いて

気づきを得ていく程度に留めて組み込まれている所が良いんですよねぇ。

 

あとは…グラデーション関連でもう1つ面白く感じられたのは、

「男社会の中で働く女主人公」の描き分け。

例えば第1夜では、まだまだ女性の社会進出に対して否定的な意見が多い中で、

唯一受け入れてくれる相手と二人三脚で実験を重ねる形で"第一歩"が描かれ、

第2夜では、複数の男性と仕事を共にする形で"前進"が描かれました。

これだけでも十分に良かったのですが、

恋愛要素に関しても、第2夜の場合、男女一緒にいるからといって

安易に本郷(成田凌)を恋愛関係に発展させる事がなかったのが、

個人的には好感が持てたのです。(お互い配偶者がいる…という設定も斬新。)

最初は孤立していた"働く女性"が、年月を重ねるにつれて、

直向きに仕事に取り掛かる1人の社会人として、やがて男性と平等に見られるようになる。

戦前・終戦直後で女性の置かれる状況に変化をつけた描写が、

ラストの未来の話に、豊かな食卓にするアイデアは無限大なのだ…という

温かな余韻を残していたんじゃないかと思います。

 

なんとなくの感覚で見始めた本作ですが、「数字を使って現場検証」で共通項を作りながら、

よくまとまっていた作品だったのではないでしょうか。

そして、第1夜、第2夜共に、ナイスキャスティングでもありました。

男社会の中で奮闘する女性の活躍を描く物語ならば、テレ朝ドラマの傾向も踏まえて、

某失敗しない女医を演じられたあの女優さんや、

今回奥さん役としてご出演された中村アンさんを主演に起用して

スカッと寄りの作風にも出来たのかもしれませんが、

あえて葵わかなさんと伊藤沙莉さんを…だったのにも親近感を覚えて、

身近な話として見られたのかな?という気がしています。

 

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キッチン革命 第1夜 感想|葵わかなさんの主人公力!

 

 

一昨年のこの時期に放送されていた「エアガール」が

個人的には微妙だったのと(去年のは見ておらず。バタバタしてたのかな?)、

某朝ドラの影響で脚本家に負のイメージがついていたのもあり、

あまり期待せずに見始めましたが…

中々どうして、約2時間があっという間に感じられるくらいには面白かったです。

 

何と言っても、主人公が根気強く勤勉な性格として、ブレずに描かれているのが良い。

それは、男社会が色濃い明治〜大正時代ならではの「男は仕事し、女は家庭を守れ」という

風潮が強調されていなかったのが大きいんだと思います。

確かに、女性が働く事に対して良く思っていない存在はいましたし、

今だったらパワハラに通ずる言動もしていましたけど、

いざ綾子(葵わかな)が功績を残したら、

「女を使ったんじゃないか」とか屁理屈を言ってはやたら非難するって訳でもない。

同じ"プロ"として認めるものは認めるし、

綾子も2人の心ない言葉を受けて悲観的にならない…(可哀想なヒロインを演じさせない)

そんな男尊女卑を引きずらない描写が見やすかったです。

お陰で、変なストレスも溜まらず、

今ある利器は先代の努力の積み重ねがあってこそなのだ…と、

見ながらしみじみ考えさせられました。

 

あとは、まぁ強いて言うなら…厨房の観察を深谷伊東四郎)が許可してくれたり、

女将たちを分量計算に付き合わせたりといった、料理カードが出来上がるまでの流れは

もう少し尺を割いて欲しかったかな?感は覚えましたが、

それらを除けば、主人公が活躍するのも頷ける話にまとまっていたと思います。

例えば、下手したら「本来の仕事はやってるの?」とツッコまれそうな

綾子と香美(林遣都)による胚芽米の実験のくだりも、

2人とも院内で孤立していて、ある程度自由にやらせてもらえたからなんだろう…という、

人間関係を見てなんとなく察せられる"補完"的な要素が用意されていましたし。

綾子が認められて、外でどんどん活動の幅を広げるようになったのも、

小さい頃からグラスを使っての実験が好きで、数学が得意で、

才能を花園(渡部篤郎)に買われて、同じく近くで彼女の様子を見ていた

香美のサポートがあったから…もそう。

さり気ない状況描写や小さなエピソードの連続が、主人公の動きに説得力を持たせていて、

単なる「主人公上げ」の物語にしない所にも好感が持てました。

 

開発パートだけでも十分に見応えがありましたが、

後半からの夫婦の晩期のエピソードには、ググッと引き込まれましたねぇ。

林遣都さんはもう中堅どころの役者さんになられたんだなぁ…と実感。

病気でやつれた時の若干上目気味の目線に、引きつったような口の動きに、

もうすぐ亡くなってしまいそうな時の片目が開ききっていない感じに…

大病を患った演技が凄くリアルなんですよ。

葵わかなさんも、葵さんから薬師丸ひろ子さんにバトンタッチするのに違和感なし!

っていうのはもちろんなんですけど、恐らく、演技も合わせていらっしゃったんでしょうね。

正直言うと、5年以上前の「わろてんか」で老けメイクをされていた頃は、

どうしてもみずみずしさが前面に出ていて、馴染んでいない印象があったので(失礼)

声や佇まいにこんなにも貫禄が増すとは…と、驚かされました。

また、香美がゆっくり目を閉じる姿を撮らず、

あえて綾子の泣く姿→香美が既に目を瞑った姿 でカメラワークを切り替える事で、

死は待ってくれないという現実を表しているかのような演出も良かったです。

 

1本太い芯のある、どっしりと構えたような雰囲気を醸し出される

葵わかなさんが主人公にピッタリで、

その明るさと元気さが今回の内容の魅力を上げていたような気がします。

明日の第2夜の主人公は伊藤沙莉さんとの事で、これまた別ベクトルで、

ポジティブな気持ちで見られそうですね。

ダイニングキッチンが作られるまでの話…こちらも楽しみです。

 

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夕暮れに、手をつなぐ 10話(最終回) 感想|終盤は"すれ違い"頼りになってた感は否めないかも。

 

 

"エモさ"を感じさせる映像美に、その雰囲気にさらに拍車をかけるヨルシカさんの曲に、

広瀬すずさんと永瀬廉さんのキャラクターの消化力の高さに…と、

この3つに魅せられた作品でしたね。

そして、本作が描きたかったのは「日常の中の小さなときめき」なんだろうなぁ…

とも思いながら見ておりました。

 

ただ、個人的には、恋愛モノは恋愛モノでも、

キャッチーな胸キュン演出を盛り込むよりかは

緩やかで落ち着いたトーンで進む本作の作風の方が好きで、

毎回そこは好んで見ていた訳ですが…。

空豆広瀬すず)と音(永瀬廉)がそれぞれ別の場所で

目の前の物事に直向きに取り掛かる様子を重点的に描き過ぎていたのと。

それに伴い、場面転換も多かったためか、

2人がお互いを気になり出す過程に「夢を追い求める者同士」はあれど、

肝心の「いつ・どうして好きになったのか」といった心の機微は、

映像美で誤魔化しながらやんわりと済まされていたのかな?

という疑問は最後まで拭えなかった印象です。

要は、日常描写と恋愛要素の比重が極端だったんですよね。

 

しかし、最終回に関しては、どこの空港かも分からないまま走って、

なぜか空豆のいる空港に辿り着いてハグ!というベタな展開でも

やるんじゃないかと想像していたので、そこはなくて安心したなぁと。

パリの様子が一切映らなかったのは予算削減のため?とか、

3年後の実感が湧かないから髪型だけでも…とか、

その距離で声聞こえるのかしら…とか、他にもいろいろ気になる所はあるにしても、

初回の出会いを絡めながらの両想いシーンは、今までになくロマンチックで。

恋愛モノとしては、綺麗な形で終われたんじゃないかとは思ってます。

 

あの脚本家の最新作なので批判も多かったかもしれませんが、

あまり期待していなかったのもあってか、良い意味で"普通"で、

割と世界観にすんなり入り込める作品ではありました。

それだけに、要素の調整次第では、従来の火10枠ドラマに風穴を開ける

作品になれたかもしれないのに…と、勿体ない気持ちにもさせられた感じでしょうか。

 

 

ちなみに…8話が神回だと事前に言及されていた件に関しては、

すれ違い展開が2回(音が先に寝ていると勘違いし、声をかけづらくなってしまったシーン&

空豆が事務所に直接向かって、2人のあの様子見てしまったシーン)もあって、

ああ…この"もどかしさ"に力を入れたからなんだろうなぁ…

っていうのが透けて見えてしまって、特に神回とは思わず(汗)←捻くれた人ですみません^^;

いや、8話だけじゃなくて、それ以降は本当にすれ違いで話を持たせる流れが続きましたかね。

LINEのメッセージ送信取り消しを使っての演出は、中々新鮮ではありましたけど、

何度も何度もやられるとね…当初の空豆の元気な性格はどこ行ったんだ!と

ツッコんでしまう自分もいたんですよねぇ(苦笑)

 

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罠の戦争 10話 感想|幹事長に図星を突かれる鷲津(泣)

 

 

「同じだろ?君だって。気持ち良いだろ?力を使って誰かを助けるの。」

「誰かのために善をなす。でもそのためには、もっと力が必要になる。

いくつかの善を重ねるうちに、いつしか悪になる。」

「君も、すっかり囚われているんじゃないのかな?」

長い間、誰よりも権力を利用してきた者だからこその説得力ってやつですよね…。

享(草彅剛)の現在のありさまを的確に言語化し、彼に図星を突かせるこのシーンは、

鶴巻(岸部一徳)にとっては、享の企みがかすり傷程度にしかならないのを

表しているようでゾクゾクさせられました。

 

しかし、それと同時に、今までで不足している部分を、

この簡潔な台詞で全て補おうとしている感じも否めなかったかな?という気もしています。

前回の感想にも書いた通り、闇堕ちするまでの過程を全く描いていないとも言い切れないので、

いろいろ思い返して、そこに繋がる要素を探しては好意的に解釈はしていたのですが…

今回の別人っぷりを見ると、やっぱり変化が早かったな…とは思えてしまうんですね。

 

というのも、享が議員として仕事をしていて、

真正面から悩みに向き合うが故に壁にぶち当たったり、

その苦しみを乗り越えてやり甲斐を感じたりする描写はほとんどなかったんです。

だから、「上へ上へ」の思考になるのが唐突過ぎると言いますか。

それに、元はと言えば、息子を突き落とした犯人を明らかにするために

政界入りを決意して議員になっているので、当然「どうやって復讐するか」を考えてばかり。

本来の職務である議員活動を疎かにしてきた新人が

たった半年で副大臣のポストを要求してくるのも、ちょっと疑問でした。

 

元々は"復讐劇"がベースの物語だったのが、

途中から政界でのパワーゲームを盛り込んだ事が、

ここ最近の展開のグラつきを生んだ原因でしょうね。

せめて、鶴巻の言っていた言葉を映像化してじっくり見せて行っていれば、

享の急な変わりようも腑に落ちたのかもしれません。

 

そんな感じで、引っかかる所は多々見受けられたものの、

ここまで見てきた以上は、結末がどうなるかは気になりますねぇ。

享が落ちぶれたとなると…ハッピーエンドというよりかは

"原点回帰"エンドを望みたいです。

享が失脚してから数年が経ち、今度は可南子(井川遥)が議員になって、

同じく議員として返り咲いた鴨井(片平なぎさ)と一緒に女性のための活動を…

そして享は秘書として2人を静かに支えていく…とか?

こんな結末もアリなんじゃないかと思っております。

 

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ブラッシュアップライフ 10話(最終回) 感想|何でもないような事が幸せだった232年の人生

 

 

いやぁ、良かったですなぁ……。

中村(神保悟志)のフライトキャンセルを始め、

物事が麻美(安藤サクラ)と真里(水川あさみ)の思惑通りにあまりにも進み過ぎていたため、

どこかで不幸が訪れたりしないかと、ラストまで内心ヒヤヒヤしながら見ていましたけど、

幸せな形で終わって安心しました。

ハッピーエンドはハッピーエンドでも、見終わった後に多幸感が残る最終回でした。

 

入念に対策を重ねてパイロットという立派な職業にまで上り詰められたのなら、

働き続ければ収入は多くもらえて、豊かな生活を続けられそうなものを、

そういった"花形の人生"を手放し、地元で親友と過ごす事を選んだ所も潔かったです。

最初は「オオアリクイになるのを防ぐために徳を積む」のが目的で

やり直しの人生を歩んできて、周回を重ねるごとに

"徳"に縛られ過ぎてしまっている様子もずっと見てきただけに。

最後のやり直し人生を通して、麻美は、何が自分にとって一番の"徳"であり"幸せ"なのかに

やっと気づく事が出来たんだな…と、感慨深い気持ちにもさせられました。

 

そして、4人は約束通り、老人ホームで他愛もない話をしながら人生を全うし、

転生後は、初回の冒頭でもちらっと出てきたハトの姿で仲良く過ごす。

一見ファンタジーなラストではありますが、

いろんな意味で、この時期に放送する意義を

感じさせた作品でもあったんじゃないかなぁと。

例えば…3月と言えば、新生活や新学期を控えていて、

日常が変化する事にワクワクする人もいれば、

充実した日々を過ごせるかと不安に感じる人もいて。

複雑な心境を抱えて生きる人々に対して、

「何を大切にするかで、人生はこんなにも未知なる可能性を秘めているのかもよ?」と

元気づける応援メッセージになっている…っていうのもそうですし。

それに、放送当時は3/12なのも踏まえれば、

人々にとって決して忘れられない日となった3/11の翌日で、

地元に戻れば家族が今でも健康に生きている事、

歳をとっても友達と定期的に会えている事の"普通の日常"の尊さをしみじみと感じては、

日々をもう少し大事に、丁寧に生きてみようと改めて考えさせられる

きっかけにもなったんじゃないかという気がするのです。

日曜日の夜に、この日で、この時期で本作を放送…もう奇跡みたいなものですよね。

 

最終回の主題歌は「Hello, Again 〜昔からある場所〜」なのも、

ああ、4人は青春が詰まったこの場所に帰ってきたんだな…と実感させられるようでした。

1人とぼとぼ帰る時に流れる17時のチャイムに、

もうやり直せないと分かった途端、

覚悟を決める麻美の心を和らげるかのような「笑えれば」と、

1つ1つの場面に余韻を残す選曲もそうですが。

今回で言う「バタフライマッサン」「4チラ」「カツカツポテト」など

話が弾んだ時に出やすいパワーワードを織り交ぜては

テンポの良さを生み出したりなんかして、最後まで細部も抜かりなかったです。

 

最終回の日は、用事があって録画視聴だったものの、

日10枠のドラマをリアタイしたのは、個人的にはかなり久しぶりでした。

約2年前の「極主夫道」以来かな…?(感想執筆もその作品が最後。おぉ…)

時間が遅くてあまり集中して見られないというのと、

基本的にその枠とは相性が合わないのもあって

録画で後回しにする事が多かったんですけど、

本作はどうしても次がどうなるのか気になってしまう、

そんな吸引力のある作品でもあったと思っています。

そして、本作を見て、日10枠はやっぱり、

サスペンスよりも気軽に楽しめる作品の方が当たりが多い説

(今までだと「今日から俺は!!」「親バカ青春白書」「極主夫道」「新・信長公記」)が

より一層強くなりましたね。

 

次作も同じような系統な気はするんですけど、

枠が新設されて、ただでさえドラマが増えてきているのでねぇ…(苦笑)

来期はその新枠が日曜日の本命ではあるので、

とりあえず、日9枠も含めて、最大3話くらいまでチェックするつもりではいますw

 

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Get Ready! 10話(最終回) 感想|綺麗に終わらせたな…という印象。

 

 

青葉の母・広江の再登場の件。

その中の人である菊池亜希子さんは調べてみた所、現在40歳なので、

年齢を踏まえて考えると、13年前は青葉(志水心音)が7歳だったから

遅くとも20歳で産んだ設定になる…?

で、今も赤ちゃんがいるんだから、若年出産も高齢出産のどちらも経験してるのは

中々タフだなぁ…と思いながら見ておりましたが、それはもう置いといて(笑)

 

最終回はまぁ…何と言うか、綺麗に終わりましたね。

いや、広げた風呂敷を畳むのに躍起になっていたという表現が近いんでしょうか。

出番を急に増やして、いつの間にか仮面ドクターズの"最大の敵"のように

描かれている高城(沢村一樹)も、

冒頭で書いた主人公の過去話も、8話で明かされた事実な訳で…

紹介してから回収するまでのスパンがあまりにも短過ぎて、

高城と広江の改心の早さには、正直、ついて行けませんでした。

 

全体の構成が勿体ないドラマは、今期でいくつかありましたけれども、

本作はその中でも極めて「もっとこうだったら…」と言いたくなってしまう

ドラマだったと思います。

最終回だから、今更でも言わせていただくと。

そもそも論として…滑稽な笑いを取り入れるのが特徴の堤監督演出はもちろん、

光る仮面を被った黒い集団で、名称は「仮面ドクターズ」といういかにも漫画的な要素と、

「お前に生きる価値はあるか?」という真面目で哲学的な問いかけの食い合わせの悪さを

強く感じさせたんですね。

 

そういった声が多かったからなのか、5話以降は演出面で徐々に改善が見られて、

噂話ばかりする若い医者たちや、コケるのと大声がお約束だった警視庁、

"表の顔"絡みで描かれていたケーキ屋の常連客・水面(當間あみ)、

そして占い師といった、"ガヤ"的な人物の出番は削られていって。

それ自体は見やすさに繋がって良かったんですけど…

やはり、最初の段階で情報を整理整頓し切れていなかったのが響いていた気がします。

作風においても、後半になってから主要人物の過去エピソードを詰め込んで

軌道修正を図ろうとしたために、

波佐間(妻夫木聡)が当初こだわっていた「生きる価値」の基準が何なのかが霞んでしまい。

結果的に、犯罪や不正行為をした"訳あり"な人物に、

果たして「生きる価値」はあるのかどうか?を

仮面ドクターズが見定めて救う前半(1〜3話)と、

仮面ドクターズのメンバーそれぞれの過去を重ねながら、

患者とそのパートナーの未来を後押しするかのようなヒューマンドラマ寄りの話が

多かった後半(4話〜(特に過去が深掘りされるようになった5話〜))で

別作品に映ってしまった所も残念でした。

 

当時青葉を救えなかったトラウマもあって手が震えていたのが、

広江との再会を機に止まり、患者・結衣(小田愛結)を前に

その手を確認し微笑みながら言う「Get Ready」のシーンは、

最後まで見てきて一番印象に残るシーンで。

「スーパードクター」と「傷を抱えた1人の人間」の両方の顔を持つ

波佐間の再起を描く物語として捉えれば、そんな良い部分もあっただけに。

最初から「生きる価値」とかいう理屈は抜きにして、

純粋に、違法な医療行為をする仮面ドクターズを良く思っていない

警察や病院に追われながらも、

手術不可と診断され、行き場を失くした患者を救い上げる…

という設定を軸に置いた話にした方が、最終章への違和感も薄まったのかもしれません。

 

メイン監督は堤幸彦さんだから、最終回はさすがに堤監督に戻るのか?と思いきや、

5話の担当で最後になっていた辺り…

恐らく、本作も映画化される可能性は高そうですね。

映画化といえば…鈴木亮平さんは、よくあのチョイ役を引き受けられたなぁ…と。

個人的には、「TOKYO MER」の宣伝も兼ねているのか?

なんて目で見てしまっていました(笑)

 

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