前回(2話)の感想が書けずじまいだったので、3話と一緒にまとめちゃいます〜。
2話「超人気ミステリー作家の密室殺人」
2話の脚本家は福田雄一さんで、ギャグと白目と独特な笑い方のオンパレードといった
良くも悪くもいつもの「福田ワールド」に味付けされてしまうんじゃないかと
ちょっと心配していましたが、上手く溶け込んでいたように思いますね。
後から調べてみたら演出家は別の方だったので、その方のお陰でもあるのかな…?
まぁ、三日月(麻生久美子)がやけに乙女チックなモノローグを多用していたり、
某映画の宣伝と言わんばかりに磯村勇斗くんで遊んだりと、
そこは福田さんらしいと言えばらしかったですが(笑)数々のネタ、楽しみました。
事件の内容は、ミステリー作家の息子が有名小説のトリックを使って
父に復讐する…というもの。
でも、まだまだ「息子=作家のたまご」なのは事実で、
ツメが甘い部分を父がわざわざ手伝って、計画が成功したように見せるという
裏トリックになっていたのが面白かったです。
なんで自分の命を犠牲にしてまで?とは普通だったら思うんですけど、
余命わずかなのもあり、また息子が自分に挑戦をしかけてくれたのが親として誇らしくて、
未来の希望のためにもその努力を受け止めよう…って所でしょうか。
しかし、外に落ちたナイフやドアノブには指紋ががっつり付いていたので、
調べようと思えば時効にならずに済んだんじゃ?という気はします(笑)
3話「婚活の女神の恋の罠」
サブタイトルの「婚活にルール・マナーは数あれど、殺しに勝るタブーなし」といい、
今回はわりかし犯人と殺害動機が読める展開ではありましたが、
ゲストの中山美穂さんの魔性の女のハマり具合と
三日月&彩雲(吉岡里帆)の可愛らしさに見惚れ、キャラクター面で楽しんだ回でした。
彩雲くん、あのゆるふわパーマとっても似合っていたのに…もうやらないのかしら。
最初は霧山(オダギリジョー)と三日月の間を割り込む人物に映って
(二人が捜査している所をもっと見たいという焦ったさもあり)
あまり馴染めずにいたのですが、
前回からは二人のやり取りも増えてきていて、またワンクッション的存在として
関わる立場になってきたようにも感じられたので、徐々に好感が持てている自分がいます。
三日月くんとは別ベクトルでの癒され自由奔放キャラ…これはこれで良いじゃないのと。
事件の犯人はやはり、婚活アドバイザーの琴吹町子(中山美穂)で。
日頃の行いが結果に出てしまう…そんな殺害&誘導手段でしたね。
というか、ドラマ上において、結婚相談所とそれに携わる者がそのまま
良いイメージで終わった事がないような(笑)必ず裏事情が含まれている感じ。
演出はいつもより小刻みなカメラワークが多かった印象。
ところで…上司の押印の横に部下が押印する時は、
お辞儀するようにハンコの向きを変えるのがルールって本当なんですかね。初耳でした。
まぁ、十文字(豊原功補)の「緊張してますという意で掠れたように押す」は
嘘だろうけども…。
日本はマナーが多い分、他の国にはない慎ましい文化があるのは良いんですけど、
日本酒は注ぎ口じゃない方から注ぐのがマナーなのと言い、
所々面倒臭いものもありますよね〜。
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