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ナンバMG5 6話 感想|夕日をバックに兄弟が心で語る

 

 

ケンカで勝っても人生が変わる訳ではないと考えている剛(間宮祥太朗)と、

将来の事は放置して、ケンカの日々や仲間とのつるみで現実逃避しがちな

魔苦須の面々の出会いねぇ…。

何だか現実味が帯びてきましたね。

前回でも陣内(柳俊太郎)が、猛(満島真之介)が1年経って丸くなってしまった事に

言及していたシーンもあったから余計に…。

 

ヤンキーになるきっかけは牧野(鈴木ゆうか)だけにとどまらず、

どの人も居場所がない寂しさを埋める所から始まって、

剛に関しては、元々家族からの愛情をもらって

ヤンキーに育ったレアケースではあるんだけれども、

いかなる理由であっても「自分はこのままで良いのか?」という壁にはいずれぶち当たる。

ケンカで天下をとる事が、必ずしも楽しい学生生活を送る事とは同義とは限らない、

剛の葛藤や切なさを痛感するお話でした。

 

猛も今回の件で大体察したでしょうね。

何か迷いがあるんだろうなっていうのが分かりやすい、

ちょっと狼狽えながら答える剛に対して深く問いただしはせず、

苦い笑みを浮かべて、あくまでも弟の気持ちを尊重する所が"兄貴"っぽいなぁと。

そして、兄が気づいているのも剛は知っているけれども、それ以上は何も言わない。

弟がついた嘘には、明るめな嘘で返す。

両者とも「家族で幸せな関係を保ちたい」思いやりから来ているのは共通していても、

相手の心の内を察してからは、どう踏み込んで行けば良いのかは分からない…。

若さ故の青臭さというのか、自分なりの男の意地というのか、

夕焼けと、昭和の学園モノらしい雰囲気が漂う土手の景色なのも相まって、

2人の情に熱い兄弟愛エピソードにも魅せられました。

 

後半はいつものドタバタエピソードにはなってしまったものの、

前半は男同士の恋バナやラブレターに…個人的に見てみたかった"青春あるある"も

今までよりも多めに見られたのは嬉しかったです。

 

今回で少し地盤を固めた所で、次回からはまた興味深い話になりそうですね。

まさか吟子(原菜乃華)があんな形で関わってくるとは思わず…そう来たか!と(笑)

若干「世にも奇妙な物語」ちっくですよねぇw

 

 

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パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜 4・5話 感想|黒幕に立ち向かう準備が出来た…って所かな?

 

 

先週(4話)の感想を書きそびれてしまったため、

5/21分(5話)の放送と合わせて2話分の感想を書かせていただきます。

(ちなみに少々簡単感想です)

 

4話「その瞬間(CODE)に飛べ」

 

一見"発展""希望"ともとれそうなポジティブなイメージを持つ先端科学を

毎回扱っているけれども、そこには毎回生死が絡んでいるんですよねぇ。

だから、妻を冷凍保存し蘇生してくれる事を信じるあまり

どんな危険な科学にも手を出してしまう

小比類巻(ディーン・フジオカ)の危うさがより引き立つというのか。

今回の場合は、彼の人間性が顕著に表れた話になっていたと思います。

 

中でも印象に残ったのは、同じくジョインを体験してみた

長谷部(ユースケ・サンタマリア)との対比。

長谷部がバディ(ゲームの世界で会いたい人や物)に設定したのは亡き愛犬で、

振り回されながらもデレデレな様子を見せ微笑ましいエピソードになったのに対し。

小比類巻の場合はかなりヒヤッとするエピソードになっていて、

まるで沼の底から伸びた手でズルズルと引っ張られていくかのような、

妻に会いたいがためにどんどんのめり込み、境目がなくなってしまうのかのような

彼の危うさや狂気を感じさせられました。

 

でも、そんな彼も我に帰れたのは、最上(岸井ゆきの)がいてくれたお陰。

最上が男の子(実質的には息子を亡くした両親)に向けて言った言葉は、

小比類巻の心を揺れ動かし「忘れるわけない」と

率直な想いを言わせるためのものだったと察せられましたし、

何より、その後の男の子の最期の姿がね…。

励まされて嬉しそうな顔で消える姿を見せてくれたお陰で、

小比類巻も妻へのある意味異常なまでの気持ちを

少しでも断ち切る事が出来たんじゃないかというのが伝わってきました。

 

小比類巻の変化を描く回…でしたね。

 

5話「不滅の光(Prometheus)」

 

前回が小比類巻の変化にフォーカスを当てた話になっていたのに対して、

今回はようやく最上の過去に触れ、彼女もまた変化を見せる話に。

 

小比類巻は主人公だから、妻の死が縦軸として

1話完結型の案件とリンクさせるようにずっと描かれてきた訳ですが、

最上の場合は過去も変化も1話で片付けたからか説明台詞が多くて、

「不老不死」で魅せるエピソードとしてはちょっと物足りなかった気がしたかな?と。

と言うのも、科学を扱うドラマだと必ず取り扱われるテーマなので…

これこそ、今まで小比類巻と2人で正反対の考えを示す場面があったように、

不老不死に対して否定的なのか、肯定的なのか、

どう考えているのかを討論する所も見てみたかったです。

 

しかし、「たまには良いかもね。光…信じるってのも」で

速水(栗山千明)が大好きだったいちごにピントが当たるカメラワーク…

あれは芸が細かかったですねぇ。

多くは語らずとも、速水の地道な研究と足跡が

彼女にどれだけ大きな影響を与えられたかに説得力がありましたもん。

 

前回は最上が小比類巻を変え、その恩を受けた小比類巻が今度は最上を変える。

事前準備とも言うのか、2人の過去に触れ、2人が変わるまでの過程を描ききった所で、

次回からはいよいよ黒幕であろうカーン(安藤政信)に迫って行くんでしょう。

 

ここまで長谷部は脇役寄りになってしまってはいるものの、

ドラマ内では2人がシリアスな雰囲気を纏わせる代わりに、

唯一癒しを与えてくれるポジションとして描かれているので、しっかり存在感を残せています。

そこで、今頃気づいたんですが、監督は羽住英一郎さんお1人だけで

今の所は全話担当されているんですよね。

1人の脚本家が全話担当するケースはよく見かけますが、

通常だったら監督は2、3人用意しているイメージがあるので珍しい…。

だから、回によって登場人物の描写や演出にブレがなく、

むしろ同じ監督だからこそ、回を重ねて安定感が生まれてくるんだと思っています。

 

で、新たな風を吹かせた所で、次回はなんとモキュメンタリー!?(笑)

別番組のCMかと錯覚するほど作りこまれた、ドラマ内バラエティのくだり…

個人的には、何年も前に放送された「喰いタン」のクイズ番組回が頭に過ぎりましたw

でも、また3話のようなオカルト方面に寄りそうで、ちょっと心配ではあるんですけどね。

 

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正直不動産 8話 感想|近藤公園さんの時点で…(笑)

 

 

堀内(倉田秀人)が登場した時点で胡散臭いなぁとは思っていたけれども、

近藤公園さんがゲストとなると…ね…ドラマ好きとしては悪人だと疑ってしまう訳ですよ(笑)

案の定、安定感のある立ち位置でしたっていうのは置いといてw

 

物語全体としては、徐々にクライマックスに近づいてきた感じですね。

前回が永瀬(山下智久)の過去ならば、

今回は彼を雇った張本人である登坂(草刈正雄)の過去に触れていて、

登坂が彼に託してみようと決めたルーツが判明した一方で

何か個人的な憎悪の念を抱いているらしい鵤(高橋克典)との関係性は未だ読めず、

挫折を味わった登坂が鵤にどんな恨みを買ったのか、

その経緯がますます気になる内容になっていたと思います。

 

ミネルヴァ不動産内での分裂匂わせも描かれ、

最終章突入前ならではといった所か、シリアスな雰囲気が以前より強くなってきましたが。

それでも時々"崩しポイント"も入れて和ませる形で

シリアスになり過ぎず、ちゃんと本作らしさが残せているのは、

流石、以前担当されていた同じく実写化ドラマである「ハコヅメ」でも

最後まで"らしさ"が健在だった脚本家・根本ノンジさんだなぁと。

コメディ方面も90年代風ラブストーリーもどきからパロディまで

バラエティ豊富で楽しませてもらえました。

 

特にお気に入りだったのは…取引相手の正体を特定するまでの風の三段階構造演出と、

アドリブ入ってる?と錯覚するくらいの大河(長谷川忍)のキャラ。

以前にも似たような事を書きましたが、場面場面やその時の心情に合わせてくれる

風のレパートリーが豊富なのが本当に楽しくて好きで(笑)

で…芸達者な方々が集まっているんですよねぇ、本作って。

正直言うと、芸人さんが役者をやられる事に

どちらかと言えばあまり良い印象はないんですけど、

シソンヌの長谷川さんは上手いキャスティングだと思うんですよ。

感想の流れでカットしましたが、前回の月下(福原遥)との喫茶店でのやり取りも

コントみたいでクスクス笑える所が多くて、

話の流れに良いリズム感を持たせていたと思いますし。

今回なんかは台詞の勢いや間の取り方がキレッキレで、

コメディとシリアスをとり持つバランサーの1人として

いなくてはならない存在感をしっかり残せている気がします。

 

前回の「みんなから信頼されるようになる」永瀬のたくましさを描いてからの、

「13年前にお前に賭けたから信じてみたかった」と話す登坂の流れも

"連続ドラマ"の醍醐味といった感じで、

前回の成長があっての今回のこの言葉なんだろうな…と思えてグッと来てしまいました。

 

「私、嘘がつけない人間なんです」が決め台詞になってもおかしくない辺り、

やっぱり残り2話で終わるのは勿体ないですね。

この手の成長物語は、成長する過程を見届けるのが一番の面白味ではありますが…

不動産ネタもまだまだ尽きないだろうし、現代のトレンドに合わせた話も出来そうだし、

その台詞で毎回ビシッと決める続編も見てみたい気持ちに駆られています。

 

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マイファミリー 7話 感想|香菜子が白か黒か…って話。

 

 

今回の内容はまぁ…上のサブタイトルの通りです。

鈴間(藤間爽子)に意味ありげに関与していた香菜子(高橋メアリージュン)が

果たして真犯人なのかどうか?を、1話分の9割を使って描いてきた感じ。

なので…最後に(多くの視聴者の予想通りではあるけど)1つ大きな謎が明かされた以外は、

前回よりも進みが遅く感じてしまいました…(汗)

大体、翌日10時から交渉があるっていうのに、

朝の時間帯でも温人(二宮和也)たちが外で動いているシーンが続いて、

あれ?まだ交渉始まってないよね?と思うくらいには

時間の進みがゆったりな部分もありましたからね。

 

今回でようやく真犯人は分かりましたが、

あくまでも「友果からの3件の誘拐事件が」ってだけで

まだ「心春を誘拐した犯人は?」が残されているらしい。

分かってはいたけど、まだ"そのくだり"をやるのか…と。

個人的には真犯人がどうのこうのよりも、温人をあそこまでして一方的に恨む動機や

複数の誘拐事件を起こした(あえて似通った展開を続けた)理由の方が知りたいので、

最後の最後で衝撃の展開を見せては、

極端に言えば「これからどうなるかは考察しながら、次回まで楽しみに待っててね!」って

丸投げしてくるかのようなスタイルで

最終回まで謎解きで引っ張って欲しくないな〜っていうのが正直な気持ちなんです。

 

ここまでは基本的に、誘拐事件の一部始終と、

それに翻弄され怯える登場人物の様子がずっと描かれ続けていて、

登場人物の数こそ多けれど、犯人の特定に繋がる"手がかり"みたいなものは

ほとんど描かれていないんですよね。

本作だけにとどまらず、近年この手の手法を使った作品が多く見受けられるのは、

やっぱり「多くの意見を気軽に知れて」「自分の考えを発信しやすい」

SNSの存在があるからだと思っていて。

ドラマタグだけでなく、役名や役者名もトレンド入りしてしまえば

話題作りにもなって、さらに地上波でも夕方の時間帯などで事前番組も作れて

視聴者とスタッフ双方で活気づく。

だから、引っ張って引っ張りまくるし、煽って煽りまくる…んでしょう。

 

真犯人探しで引っ張るのもそうですが、もう美咲の誘拐事件もスッパリ解決させて

次のフェーズに移って欲しいです。

不穏な着信音、誘拐犯との緊迫感続くやり取り、指示に従うくだり、人一倍不安になる奥さん。

これ、何度も見せられてきているんで飽きがね…(汗)

三輪(賀来賢人)の娘の誘拐事件が勃発して、東堂(濱田岳)にも共通していたと

判明した時は「そう来たか!」という驚きはありましたが…

流石に4度目はいらなかったんじゃないでしょうか。ちょっと風呂敷を広げ過ぎのような?

 

まぁ、4度目の誘拐事件を起こした意味が分かる

納得出来る展開が今後来ればまた捉え方も変わってきそうですが、

今の所は話題作りのためにやっている印象の方が強くて。

意図が含まれている可能性は低そうです…。

 

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17才の帝国 2話 感想|ちょっとこぢんまり?

 

 

※先週(5/14)の感想です。遅くなってしまってすみません…m(_ _)m

 

う〜ん…壮大な世界観で始まった初回でつい期待を寄せてしまったからか、

今回は全体的にパワーダウン感は否めませんでしたね。

元々都会的な街でも、仮想都市でもなく、昔懐かしの空気も流れている地方都市が舞台だから

仕方ない所もあるのでしょうか…。

市議会廃止や公務員削減など、地域の人々にとっては当たり前だった環境を

次々と断ち切っていく、まさしく「独裁国家」になりそうな大改造を行う姿が描かれた作りから、

商店街の再開発計画へと、扱う規模がかなり小さくなってしまったのが

そう感じさせた原因に繋がったのだと思います。

 

あとは、個人的に「ああ、もうそんな方向に行っちゃうんだ…」と戸惑いを覚えたのは、

主人公の描写に関しても同じ。

前回の感想で「公の前では表情も声色も一切変えない真木(神尾楓珠)の無機質な人柄」

と書いたんですが、それは、演説からの彼の様子を通して

真木にどれだけ"感情"をなくして、効率を重視するあまり

無慈悲な性格に変わって行ってしまうダークヒーローっぷりがどれだけ描かれるのか?に

期待していた部分があったから…なんですよね。

だけど、2話にして、プレゼントを久しぶりにもらえて純粋に喜んでいたり、

調査をしていく上での若さ故の未熟さだったり、

貧しい家庭のエピソードが明かされたりと、彼の"人間味のある"一面をもう掘り下げてしまった。

ここら辺がどうも、本作のコンセプトであるSFファンタジーと噛み合わない気がするんです。

だって、主人公の過去や人間性を掘り下げて、視聴者への共感を促すような作りにしたら、

最早「SFドラマ」ではなく「人間ドラマ」になってしまうから。

おまけに、自分の意見を押し通すのではなく、AIに頼っている描写が節々であったのも、

初回で感じさせた彼の前衛的なイメージを薄めてしまったんじゃないかと思っています…。

 

前回は初期設定があったから良いものの、

基本的に地方都市が舞台だからか、商店街を筆頭に

下町感漂うロケーションが続いているのもSFらしさが半減してしまい…

スタッフもキャストも映像技術も、お金をかけてまで

わざわざ壮大な世界観にした必要性があまり感じられませんね。

「17才の帝国」というタイトルも名前負けしつつあるような…?

真木がいろんな人物に触れ合っての考え方の変化や成長をに焦点を当てたいのであれば、

SF要素は抜きにして、純粋に「もしも17才の高校生が総理大臣になったら?」という

仮説から始まるファンタジーでも良かったのかもしれません。

 

しかし、まだまだ期待はしています。

次回で巻き返しを図ってくれるか、それとも、このまま柔らかく終わってしまうのか…

「帝国」というワードを扱っている以上、もっと"支配""統治"といった

勢いを感じさせる展開になる事を願っています。

 

 

PS.最新話の放送までに書き終えられなければ

あとは最終回だけにして感想は諦めようと思っていたので、無事投稿出来て良かった…!

他の土曜日の2本分の感想は、本日の放送と合わせて(2話分で)投稿するつもりです。

まぁ、視聴から日にちが経っているので、簡単にはなってしまいますが(汗)

5/23追記:今週末も忙しく、最新話までに2本とも感想上げられそうにないので、

「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」は最終回まで視聴のみとする事にしました^^;

「パンドラの果実」は下書きが出来ています。投稿したらこの追記は消します。

 

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未来への10カウント 6話 感想|そっくりさんとの別れと新たな事件の始まり

 

 

甲斐(安田顕)と美鈴(波瑠)のくだり、一種のファンサですよね(笑)

安田顕さんかイケメン以外のおじさんだったら通報されそう…っていうのは置いといてw

 

今回は、前回で意味あり気に登場してきた美鈴を取り巻く「瓜二つ」のお話。

正直、もう少し引っ張って、折原(満島ひかり)との三角関係にまで

発展させるんじゃないかと不安に思っていたので、

桐沢(木村拓哉)が史織の死を受け入れるターニングポイントを描く回として

1話のみで解決してきたのは意外でした。

 

甲斐が1人で美鈴に会いに行ったのも、動揺して今も心残りであろう桐沢を想うあまり、

美鈴に史織になったつもりで手紙を書く事をお願いする形で

彼を立ち直らせようとしていたからなのかな?と予想していた部分もありましたが、

そういう如何にもドラマちっくな感動路線でもなく。

ただ「そっくりな人に会ったから死を認められた」でさっぱり終われたのは現実的で、

後半戦に突入した桐沢の心境を踏まえれば"らしい"流れだったのかなぁと。

 

ここに来て、死を受け入れる展開を持って来るのが良いですよね。

タイミング次第ではそんな発想にはならなかったかも…というのが伝わります。

今はボクシングや、伸びしろのある部員たちの育成といった

打ち込める物が目の前にあるから、過去の後悔や苦しみを引きずる時間は少なくなったし。

何より、最初はぼそぼそ声だった桐沢の声も、

今では言葉の1つ1つにはっきり"意思"が見えるような変化がある上に、

劇中でも言われていた通り、真っ直ぐな目つきをしている。

ボクシングが人生を導いてくれたというのが佇まいから滲み出ている桐沢の言葉

「自分で勝手に限界作るな!」には、実に重みを感じさせました。

 

西条(村上虹郎)と部員たちが打ち解け合っていく様子が

前回でじっくり描かれなかったのには、未だに惜しさはありますが…

転校前はジム通い…つまり、プロの人に見てもらった経験のある彼を

先にリング上で戦わせて、結局負けさせて

「もしかしたらみんな西条に追いつけるのかも?」という"前段階"を用意したのも、

後半の怒涛の熱い物語を魅せるには効果的。

1年の天津(阿久津仁愛)が桐沢のお腹にパンチを決めたのをきっかけに、

西条は頭、そして友部(佐久本宝)は天津と同じお腹を殴った様子を、

スローモーションや無音といった印象に残りやすい演出を使って

各々の成長をまざまざと見せつける…

練習試合も結構見せてもらえましたし、これこそ王道!これこそスポ根ドラマ!なんて、

そんな楽しさを味わえた仕上がりになっていたと思います。

 

で、違う意味で、西条が何やらやらかしそうなのも王道ではありますね。

いや、個人的にはそれよりも、次回予告での病気フラグの方が気になるんですけども…?

 

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ナンバMG5 5話 感想|吟子の初恋は微笑ましく見られたけど…

 

 

宇梶剛士さんがとにかく弾けてましたなぁ。

以前放送されていた特別編では、食卓のシーンにアドリブを入れているとの事でしたが、

今回のあの伸び伸びとされた演技だとさぞかし多かったんでしょうね(笑)

毅(満島真之介)の普通の姿も、どことなくオタク気質が滲み出ていて可笑しい。

ネジ1本外れたようなみんなの変装には笑い、久しぶりにいっぱい喋ってくれた松には癒され、

前回のド直球な友情物語とは打って変わって、難破家のやりとりには楽しませてもらえました。

 

でも、内容自体は、うーん…少しちぐはぐ感があったような?

個人的には、「吟子の初恋」と「陣内と剛のタイマン」は別々にして、

今回は"味変"として吟子(原菜乃華)中心の話に焦点を当てて、

陣内(栁俊太郎)との話は次回でも良かった気がします。

というのも、状況や背景は違えど、設定は「ヤンキー」と「ごく普通の中学生」で

前回の剛(間宮祥太朗)と関口(岩男海史)に通ずるものがあって。

2人の関係を描く中で喧嘩シーンを盛り込むのなら、物語に繋がりが感じられそうなんですが、

そことは関係ない所で王道のヤンキー要素を盛り込まれても

ただ散漫にしか見えないんですよねぇ。

 

テストで1桁以下ばっかりの点をとっていた吟子が

「勉強が面白い」と言い、家族をびっくりさせた事。

すぐ否定するかと思いきや、勝(宇梶剛士)が案外乗ってくれた事。

意外の上に意外を重ねて視聴者に興味を湧かせたここのくだりも、

同じく"普通"の生活を夢見て実際に送っている

剛の絡め方次第では活かせそうだったのに勿体ない…。

例えば、最初は受験勉強や普通の人との恋愛に反対されていたものの、

徐々に受け入れてもらえた吟子の様子に背中を押される形で、

「もしかしたら自分も…」と、ありのままの気持ちを伝えれば

きっと分かってくれるかもしれないと

勇気を持つようになる剛の変化も描写する話にしてもアリだっただろうし、

その方が中間地点らしい内容だったとも思うのです。

というか…前回のラストにあった陣内のくだりも、今回にズラしても成立出来たのでは?

だって、カミングアウトする気で帰宅して、少し言いかけた所で

陣内が家にいるのに気づいて、結局言い出せないまま終わった…という流れにしても

違和感はないでしょうからね。

 

まぁ…あれこれ書きつつ、一番ツッコミたい所は季節が真逆な件なんですけどね(笑)

こっちの世界では暑い日も増えてきて、夏が近づいてきているけど、

あっちの世界ではクリスマス。

でも、真逆なのも次回か次々回くらいで終わりかな?

 

 

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正直不動産 7話 感想|家売らないつもりが売ったオトコ

 

 

凄いなぁ…いや、お世辞じゃなくて、本当によく出来ているなぁと思わされます。

 

今回のテーマ「過去と現在」に因んで、

"ライアー永瀬"時代の3年前に接客した客・松永のエピソードと、

それに対比して描かれる森崎夫妻のメインエピソード、

過去の自分について語る大河(長谷川忍)や永瀬(山下智久)と

かなりの要素を盛り込んでいるんですが、

どの要素も、展開の仕方も、永瀬が今の自分を受け入れ、

過去と向き合っていく"決心"を描く上で全く無駄がありません。

ライアー永瀬へと変わったきっかけを躊躇なく語り出してしまうのも、

何かと1人で考え込みがちな夜の時間帯で、

相手が新人の月下(福原遥)だったっていうのもあるけれども。

問題集をめくるたびにあの時の記憶が蘇り、

まだ何も知らなかった純粋なあの頃をつい懐かしんでしまった…という過程を踏んでいるから、

きっとこの気持ちを誰かに共有したくなったんだろうと思えて不自然さがないんですよね。

 

それを話している時の永瀬の顔は、感情を押し殺しているようで…

ささやかなオルゴール風の劇伴の畳掛けが余計に切ない。

でも、嘘がつけなくなっただけだという言葉は一見

「半ば強制的にそうせざるを得なかった」ともとれそうなのに、

永瀬の表情からは微塵もネガティブな部分は感じられなくて、

むしろ、そう言った時の方が微笑んで見える。

その後の「ありがとう」も、手伝ってくれる事に対してだけではないはず!

正直者の今の方が自分の心は痛まないし、

元々真っ直ぐな性格だった自分らしくいられるのだと悟らせる、

山下智久さんの微細な演技も印象的でした。

 

思うように子育てが出来なかった心残りがあった母・芳恵(中田喜子)が

実は娘に感謝されていた事を知り、次のステージへと踏み出せた…というエピソードと、

"ライアーだった頃の自分"がいたという事実を誤魔化せない事に

苦しんでいてもしょうがない、自分の想いを正直に伝えるしかないと意気込む永瀬の変化が

どこかシンクロして描かれていたのも良かったです。

「同じような経験をしていた人がいての、今の自分」とも言うんでしょうか。

相手の影響を受けて、自分も変わってみようと思える…

人と人とが繋がる事で生まれる価値や尊さを改めて感じさせます。

 

「あなたなら、信頼出来ます」からの、嬉しそうに永瀬を見る1人1人の表情を

次々映していくカメラワークには、自然と涙腺が…。

もう彼なら何があっても大丈夫だと、そう確信したのも束の間、

最終回もどんどん近づいて行っているんですよね。

話数の数字が大きくなるたび「終わらないで!」なんて、既に寂しくなっております(笑)

 

ところで…スパイの正体がやけにあっさり終わったのは、やっぱり"大人の事情"で、

本来用意していた人物がいなくなったからなんでしょうかねぇ…(お察し)

 

 

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マイファミリー 6話 感想|会社の人もファミリー!

 

 

まぁ……そうですねぇ………

肝心の「犯人と衝撃の対面」の演出は許容範囲って所でしょうか。

 

最初は顔が映りそうで映らないカメラワークが続いていたので、

まさかこのまま終わる気か?と思っていたら、一応顔は映してはくれました。

首から上は次回…なんてあざとい演出で終わらなかっただけ、個人的にはマシでした。

ただ、やっぱり、真犯人の特定は最終回までお預けなんですかね…

事件絡みでの今回のハイライトは、会社の人が共犯者だった事、

優月(山崎莉里那)があの場所で拘束された時に良い香りがした事のこの2つのみ。

 

誘拐事件で似通った展開は続けど、

(あの回収されていない悲劇が待ち受けている以上)このまま指示に従っていたら

完全に犯罪ファミリーの一員になってしまいそうな

温人(二宮和也)の危うさが終始描かれていたので、

緊迫感を保ちながら見られましたけど…。

「ノンストップファミリーエンターテインメント」で

あたかも新ジャンルの作品を届けるような謳い文句をしておきながら、

前回から徐々に「真犯人が誰かを知るのが全て」というここ最近の流行りである

考察重視のミステリーの型に嵌った作りになりつつあるのに少し引っかかりを覚える自分もいます。

…前回の感想であんたも考察してたじゃん!ってツッコまれそうですが、

正直言うと、他に書く内容がなかったんです(汗)

それくらい、進みが遅いのは事実なんですよねぇ。

次回予告で言っていた真犯人も、果たして本当なのかどうかも疑問です。

 

葛城(玉木宏)が完全誘拐のからくりまで特定するほどの推理力の高さを見せておきながら、

温人の張り込みをしなかったのもどことなく矛盾。

スタンガンで気絶させられている所を見せれば、

彼は共犯者ではなかったと分かって進展したのに…

温人側と警察との対峙でまだまだ引っ張るつもりなんでしょう。

 

下手したら、友果(大島美優)が言っていた男女3対3?のお出かけで、

そのうちの1人=新キャラがまた新たな誘拐事件に巻き込まれる話を

追加してきそうな予感もしています。

引き延ばしを感じさせないように、役者さんの演技や心理描写、

家族の繋がりを思わせるシーンなど、

いろんな要素を盛り込みながら工夫してきたのは伝わりますが、

「誘拐に振り回される」という内容を繰り返している事には変わりないですし、

真犯人探しだけに留まらず、もう少しギアを上げていただきたいなぁというのが本心です。

まだトラウマを抱えている友果も含め、3家族(特に温人)の"その後"もじっくり見たいですし、

今までの展開からして、ただのミステリー作品では終わらないだろうと期待してはいるので…。

 

 

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未来への10カウント 5話 感想|半グレに立ち向かってコーチに復帰

 

 

うーん…今回は、いろいろと気になる部分がありますねぇ。

人物描写的にも、ストーリー的にも。

 

まずは、大場(内田有紀)の描写について。

前回の感想でも、好意的に応援するようになるほどキャラ変した事について触れたんですが、

今回ではボクシング部に対する考えそのものが変わっている気がしてならないんですよね。

確か今までは、ボクシングを「頭を悪くするスポーツ」とみなしていて、

日本一の進学校にするために注力している彼女からしたら"邪魔"でしかなかったはず。

なのに、インターハイで全滅だったのを受けての彼女の発言は…

「ライバル校に負けたから桐沢をクビにする」「今のままでは3年経っても絶対勝てない」と、

あたかもボクシング部の成長に期待しているかのような台詞が続く所に疑問符が…。

次の章で描くべき事柄を進めるために確執パートは完結させたとは言っても、

今までの描写が描写なので、最低限の心境の変化は盛り込んでも良かったと思うのです。

 

そして、新入部員の西条(村上虹郎)が部活に馴染んでいくくだりと、

1年生の江戸川(櫻井海音)が失踪したくだりを同時進行させた内容について。

次回予告を見ると西条が何やら問題児っぽそうで、

全く違う環境で生活する事でどんな"学び"と"気づき"を得るのか。

そして、彼とは真反対である、直向きで真面目な人たちの集まりの部員たちと

どんな対立が起こって、どんな過程で関係性が深まっていくのか…が

描かれる事を期待していたんですが、

(西条を気に入らない様子は少し描かれていたものの)

自分の実力の高さを鼻に掛け、周りを見下しがちな新入部員が部員と関わる事で出てくる

面白味であるはずの"衝突"が、甲斐(安田顕)の一人芝居で全て片付けられてしまったのは残念…。

いや、その時の安田顕さんの芸達者ぶりもとても面白いものではあったんですけど、

夢に向かう者たちならではの青臭さを活かした"スポ根"をテーマにした作品ならば、

極端に言えば、胸ぐらを掴んで言い合うなどするシーンはやっぱり見てみたかったですし、

逆に暑苦しい要素をなくしたお陰で、「あれ?なんかもう仲良くなってる?」という

あっさり感を覚えてしまったのは否めなかったんですよね。

だって、「えこひいき」って言ってたくらいなのに…。

 

江戸川のエピソードを盛り込んだのが一番の原因で、

ここも結局、家出して半グレ集団に絡まれるようになった動機や

事件解決した後の半グレ集団の対処に一切言及がないまま中途半端に終わったのを見ると、

西条のエピソードとは2話分で分けて描いた方が

設定をしっかり詰め込めたんじゃないかと思います。

まぁ、前者に関しては、「強くなりたい」と泣きながら訴えた後だから、

桐沢(木村拓哉)がコーチを辞めた事にショックを受けて

ヤケになったのを狙われたとは脳内補完出来そうですが…

後者に関しては、納得いかない彼らが桐沢のバイト先に

クレームを入れてもおかしくありませんからね(汗)

桐沢の活躍で江戸川はもう狙われないのかも気になる所ですし…

事が大きかっただけに、あまりにも収束がふわっとし過ぎでした。

 

ご本人も事務所も回想でのご出演だけでは勿体ないと思ったのか、

史織(波瑠)と瓜二つの女性と偶然会うという、いかにもドラマらしい展開までやるとは。

学校が舞台だから学生の恋は受け入れられても、

桐沢の恋模様が絡むとなると、本作のコンセプトからはズレてきそうな予感がしています。

スポ根をストイックに描くだけでは盛り上がらないから

恋愛も入れてみよう…というのが製作陣の意向なのでしょうか…。

こちらの方は本筋を食わない程度での描写をお願いしたいです。

役者さんの演技力の高さもあって、部員たちの成長や、徐々に活気が満ち溢れていく様子が

丁寧に紡がれているのが好きなのでね。

 

ここまでツッコんでばかりの感想になってしまったので、

最後に、見ていて微笑ましくなったお気に入りのやり取りについて1つだけ。

桐沢と圭太(川原瑛都)コンビ、癒されますよね…。

圭太の練習に付き添う時に出た桐沢の「ふははっ」っていう笑いが

木村拓哉さんが素で笑っているようで、

個人的には、いつもはそんなに笑わないイメージがあるだけに新鮮に映りましたし。

あとは何と言っても、遊具に座って圭太の身長と同じ座高になった桐沢が

彼の目線に立ってトレーニングをするシーンなんかはほっこりさせられました。

 

1つだけ…と言いつつ(笑)序盤でコーチも講師もクビになり、学校を出る時の

憤りやら悔しさやら、いろんな感情が滲み出ている木村さんも良かったです。

やっぱり、「おじさん」「おじちゃん」みたいな

ちょっと廃れた佇まいの方が、私には刺さるんですよねぇ。

 

 

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