親子の遺伝が、事件の重要な手掛かりとなっていた回。
夏歩(趣里)の丸い物丸呑みの件は、
本作なら絶対伏線として回収してくるだろうなぁと思っていたので
そこは予想通りではありましたが、
草履で痒くなったり、ネタとして捉えてたきのこくんを怖がったり…は重要視しておらず
まさかその2つも伏線だったとは!という面白さがありました。
っていうか…木能古 真朱(きのこ まっしゅ)って名前、なんやねん(笑)
ヘッドホンの耳当て部分に入るサイズのきのこ、よく見つけてきたよね…
いやいや、流石に気づこうよ(笑)
敷き詰められた小ネタに、相変わらずクスッとさせられます。
殺害動機としては、凡人の気持ちが分からない孤高の天才・村瀬(水川かたまり)への
恨みが故の…というもの。
自分を否定され、殺意が芽生えてしまう栗原(鈴木もぐら)の立場も分からなくもない。
しかし、売れっ子になった今、抗いたくなる気持ちは
マネージャーの安田(前野朋哉)にバトンタッチされたんじゃないでしょうか。
趣里さんの喜怒哀楽コロコロ変わる演技を、堪能した回でもありました。
最初は豹変っぷりにちょっと変わった人なんだという印象を与えられたものの、
終盤のマッサージチェアに座る父と笑顔を作るシーンでは、
ちゃんとしんみりした雰囲気を作り出すの…役者だなぁと思わされましたね。
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