前回のラストではあんな事になっちゃったのに、
たった1週間でもう仲直りしてる尾花(木村拓哉)と京野(沢村一樹)。
うーん、「あの頃は悪かった。今度は同じ失敗をしたくない」というように
以前の関係を取り戻す流れにするんだったら、
やっぱり唐突な恋愛要素は入れなくても良かったんじゃ?と思いましたね。
まぁ…仕事そっちのけで恋愛がメインで描かれても困惑するだけですけど、
無難に「方向性の違いで衝突してしまった」にした方がしっくり来たような?
恋愛に関するモヤっとはもう終わりにしておいて…
尾花の師匠・潮(木場勝己)の件。
尾花のぶっきら棒な態度や言葉使いは
この方から移ったんだな…というのがよく分かります(笑)
心筋梗塞を患ったタイミングでの再会だから、
絶対味覚関連で何かあるとは予想していたので
潮の抱える現在にはそこまで驚きはしませんでしたが、
師弟同士での絆はどんな人であれ、グッと来てしまいますね。
「くたばってなかったのかよ!」「諦めんのが早ぇんだよ」などと、
バイクに対して言ってるつもりが、実は潮へのエールにもかけられている…ともとれる
尾花の愛情が伝わるシーンが、なんとも印象的でした。
街の料理店は「一人一人の希望に合わせた料理を提供する」のが良さとするならば、
3つ星を目指すような料理店は「最高のご馳走=プレゼントを提供する」のが良さだと
個人的には考えているので、
前者の方法が絶対「良い店になるためのお手本」だとは限らないのですが。
今回は、グランメゾン東京にとって原点とは何かを改めて見つめ直し、
尾花達が失いかけていたものを取り戻すまでの流れを、
視聴者に向けて噛み砕いてお届けするお話だったと思います。
それを踏まえれば、倫子(鈴木京香)の想いには、
街の料理店ならではの良さも吸収して、今までにない、高級なだけじゃない
3つ星レストランを作りたいんだなぁ…とも納得出来ますしね。
で、最後にはブチ切れるリンダ(冨永愛)。
来週から反撃編でも始まるのかってくらいの恐怖を感じましたねぇ。
(ぶっちゃけ、この恨むくだりも無くて良いとは思ってる。)
…「グランメゾン東京にも平古にも消えてもらう」って言ってたけど、
グランメゾンに関してはオーナーが倫子なんですから、とばっちりじゃないですか?
でもgaku方面はお店全体じゃなくて、平古(玉森裕太)単体を狙うっていう。
復讐対象にする基準が謎(笑)
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