あの〜…今、娘を探してるんだよね?
自分が娘からどう思われてるかなんて、後でも良くない??
圭太(向井理)があまりにも緊張感がなく、
誰かに言われた通りにやる行き当たりばったりな人なんで、
「娘を探す」という本題をつい忘れてしまう。
仮に感情が顔に出ないポーカーフェイスだったと考えても、
誰かも見当がつかない人から娘が攫われるのなんて不安でしかならないから
行動には出てしまうもんでしょうに。
菜七子(仲里依紗)と呑気に過去を語り合う暇があったら、
警察に相談する時間がとれるだろって話ですし。
それに、由貴子(仲間由紀恵)の依頼でデータを取りに出かける時は
普通に歩いてるわ、パソコン操作もテンパりそうなものを
1個1個フォルダを開けて見ているわ(あの短い時間でよくコピーが出来たもんだw)…
終いには「僕が犯人です!」と言わんばかりに靴を残していくわで
ツッコミどころが多過ぎる(苦笑)
まるでリアル謎解きゲームをやっているみたいな感覚。
圭太に焦りが見えなければ、周りの人々も「誘拐」と聞いても反応が薄いのも驚きで。
こっちはこっちで「ああ、またいつもの家出騒動か」なノリに見えますね。
前回で警察の粗さに関して言及したけれど、竜二(渡部篤郎)達も中々。
あの状況から考えれば、次どんな行動をとるか→タクシーだって分かりそうなものなのに、
部下がいたにもかかわらず手配も出来なかった、なんてねぇ…(汗)
秘密次第で物語も面白くなりそうは気はするんですけど、
サブタイトルで「第2の秘密」と言っている割には…
今回、何かあっと驚く秘密って出てきましたっけ?
菜七子が柔道で黒帯持っていて、瞳(山田杏奈)が翼(松村北斗)に
父の事を相談していた、くらいしかなかったような。
「10の秘密」と言いながら、実はその秘密は大した事ないんじゃないかという
気がしてきましたなぁ。
「TWO WEEKS」を見ていた時も割とツッコんでいたと思うんですけど、
正直、それよりもトロく感じる本作。
気になるより、どうでも良いという気持ちの方が強くなったら、
リタイアしちゃうかも…。
↓次回の感想はこちら↓
↓前回の感想はこちら↓