「24 JAPAN」に続いて、こちらも相関図と照らし合わせながら
見なければいけない案件…(笑)
しかも、本作の場合は一族の話なので尚更ややこしい。
とりあえず、波恵(戸田恵子)と祥子(安蘭けい)が異母姉妹である事、
養子同士の勇磨(ディーン・フジオカ)と佐代(麻生祐未)がどう見ても恋人関係で
7話辺りで物語を大きく動かすキーパーソンになりそうな予感しかしないって事だけは
頭に入れておきました。
しかしまぁ…おディーンさんと洋館の組み合わせは、何度見ても絵になるわ。
大ヒットドラマ「半沢直樹」の次回作って事で、プレッシャーがかからざるを得ない本作。
でもこの枠にしては、かなりイレギュラーな世界観で挑んで来ましたね。
日曜劇場で今まで放送されてきた作品は基本的に
「大衆受けしやすいかどうか」が軸になっているイメージがあって、
そこから悪者を懲らしめる勧善懲悪や、1話完結型、
涙を誘う感動要素などいろいろ派生させて行っている傾向にあるんですが、
初回を見た限りでは、本作にはそういった"分かりやすさ"はないように思いました。
(あ、今度は誰が退場するんだろう?という楽しさはあるかな?)
集中して見ないと肝心な内容を逃してしまいそうな連続ミステリー。
複雑過ぎて困惑する登場人物の関係性。
これでも12%程の高視聴率が取れるのかどうか…
あの人気コンテンツが終わった今、日曜劇場のブランド力を保つために
大きな賭けに出ているのかもしれませんね。
もっとシリアスでドロドロした雰囲気になるのかと思っていたけれど、
伯朗(妻夫木聡)が結構不純だったり、谷間だったり、
軽めのピアノ調の劇伴やSEが主に前半に使われていたりと、
ある意味フジテレビのドラマを彷彿とさせる"ユルさ"が垣間見える作りも珍しい。
共同テレビが関わっていると知って、納得しましたが。
個人的には、小日向文世さんがただの良い人キャラで終わらない所にも期待してみたいです。
ちょっと小難しいですが、相関図を頼りに今後も見ていきます♪
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