前回の感想は多忙で書きそびれてしまいましてね…(とほほ…
っていうか、金・土曜分の感想、最近ルーズ過ぎる投稿になってますね…すみません(滝汗)
どうしても触れたい事があったので、最初に書くとすると…
いや〜、長瀬くんに歌わせたり踊らせたりするだけでなく、
スタンドマイクまで倒させるなんて天才かと!
あそこのシーンだけは「TOKIOの長瀬くんが混ざってる!」って思っちゃいましたわ。
クドカンがこれまで作った数々の作品を盛り上げてきた功労者=一人の役者の前に、
長年にわたって活動してきたTOKIOのメンバーの一人でもあるから。
歌手と役者の二足のわらじ、第一線を突っ走ってくれて、今までありがとう…と
敬意と感謝の気持ちを込めているように感じられて、ちょっとグッとくるものがありましたよ。
役者としての姿が見られるのも残り1ヶ月ねぇ。本当に裏方に専念してしまうんでしょうか。
音楽活動が死体(したい)から退社するって話もなかったっけ?
さて、ここからは7話の感想。
こっちはこっちで、人の温かさに触れるお話でした。
能から逃げてプロレスに走っても、今度は家庭との両立が出来ず
片方に専念する形で"一家の主"から逃げたのを、
元妻・ユカ(平岩紙)にある意味突かれてしまった訳ですが、
一方で秀生(羽村仁成)が「能をやっている父」も「プロレスラーの父」もかっこいいと
全肯定してくれていた事実に思わず泣けてしまいました…。
末広(荒川良々)の「泣きながらやっても、笑いながらやっても、介護は介護」という
台詞が示しているように、
能もプロレスも中途半端な状態でも、
息子にとってはかっこよくてなりたいパパである事には変わりないし、
パパが2人いても、どっちにも自分の言葉で気持ちを伝えたいほど大切に想っている存在だし。
寿一(長瀬智也)の場合は、25年実家を出ていてもずっと観山家の一員だし。
どちらを選択するべきとか、誰かの"これまでの人生"を否定するとかそういう話ではなく、
最終的には「"今"どうしたいか」が大切なのだと訴えかける結末に優しさを感じました。
会いたいから、会う。能が死体から、する。
このご時世にはぴったりな内容だとも思いました。
しかし、能で活躍する秀生に胸を打たれた再婚相手は、
結局「秀生、無理」と言って親権を得るのをやめる事に。
根性なしだとは思うけれど、繋がりもまだまだ浅いのだから、
これからちゃんとお父さんになろうと思ったら
急に自信がなくなってひよってしまうのも無理ないのか。
皮肉にも…まさに「薄い」お父さん、ですね。
「濃い」お父さんである寿一を含む観山家との繋がりは深いから、
書きたくなる思い出もいっぱいあるし、
それだけ作文の内容も中身の詰まった濃いものになる。
今回の「俺の家の話」…は、秀生の家の話でもあるんですね。
前回から序盤までは修学旅行か!ってくらい思いっきり浮かれた寿三郎(西田敏行)だったのに、
終盤で「要介護(3に近い)2」だと知らされる展開は、現実を見させられているようで悲しい。
今回はいつもより小ネタも大人しめでしたが、最終回に近づくにつれて
そのうち忘れてしまうとか、深刻な雰囲気も漂わせてくるんでしょうか。
ブリザード寿が表紙の雑誌、付箋、弟子として受け入れてくれた秀生の事…
最期まで覚えていて欲しいですけどねぇ。
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