2021年06月一覧

リコカツ 10話(最終回) 感想|結婚後の2人の様子もぜひSPで!

 

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紆余曲折あったけれども、2人は無事に結ばれるエンドになったかぁ。

で、個人的に想像していた「好きだけど、夫婦として寄りは戻さない」部分は

緒原家と水口家の両親が担う事に。

とは言っても、夫婦の形は夫婦の数だけある…というモノローグがあったように、

ここの関係性もニュアンスがちょっと違う。

前者の方はなんとなく「まめ夫」の4人のような

一言では簡単に表しきれない関係になって行って、

"お友達から"始める後者の方は

もしかしたら米粒くらいの可能性はありそうな予感がさせられました。

 

結局「リコカツ=離婚活動」をしていたのはその2組だった訳ですが、

パリ研修の3年間、婚姻届を出して正式に結婚するのを待ち続けた

咲と紘一の様子を見てみる限りは、

「リコカツ=遠距Re婚活動」の意味合いも含まれていたのかもなぁ…と。

価値観も職業も交わる事がないほど違う場所にいる2人が再婚を決意し、

再婚するにあたって、相手に相応しい人になるために自分を磨いていく過程も描く。

平成までのラブストーリーなら、プロポーズして両想いだと知ったらハッピーエンド!で

通用したと思うけれど、令和になって共働きも増えてきた今、そうは行かない。

元々離婚に踏み切った理由は、今の仕事に誇りを持っている所にあったので、

どちらかが妥協するのでもなく

お互いに話し合って双方納得の行く結論に収まったのは良かったです。

そして、時間経過もちらっとだけ描いて「◯年後」で場面転換出来たと思うけれど、

カウントダウンに合わせて2人の3年間もちゃんと見せてくれたのも嬉しかった!

 

水無月山田幸男先生(白洲迅)の方は、

咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)への応援の仕方が回りくどくて(笑)

所持する事で2人の思い出である家を守ろうとしてくれたのはありがたいけど、

本人達からしたらやっぱり面倒くさい。

でも、そんな彼も最終的には家を手放す事となったし、

一ノ瀬(田辺桃子)も筑前煮を差し入れとして同僚に振る舞うようになったし…

今まで2人を掻き回してきた脇役は皆それぞれ落ち着くべき所に落ち着いて。

いろんな形の"けじめ"が描かれ、それも通常時間内で上手くまとめられていた

最終回になっていたと思います。

 

一体どういう展開になるのか、期待半分不安半分で見始めた本作でしたが、

これはドラマ史において中々意欲的な作品だったんじゃないでしょうか。

ただの群像劇ではなく、両親の様子を通して

離婚を「人生でいつか訪れるかもしれない選択」という身近なものとして描写する。

極論を言ってしまえば、咲と紘一は、"もう1人の"私たち…でもあったのかな。

見ていくうちに「私だったらこうする!」って考えが出てくるんだけど、

2人が自分の考えと違う方向に行き始めると

もどかしい気持ちになってしまう=感情移入させられてしまう点においてもよく出来ていました。

オリジナルっていうのがまた凄いし、

個人的には今まではっきり面白いとは言い難かった、ちょっと惜しい作品が多かった感じのした

脚本家・泉澤陽子さんに対する印象も変わった気がします。

 

そして、この作品で、

時にはすっぴんに近いメイクで自然体な咲を演じてみせた北川景子さんも、

演技の幅広さを感じさせた永山瑛太さんも、もっと好きな役者さんになりましたね。

咲のふとんにもぐる紘一なんかは…わんこみたいで本当に可愛らしかったなぁ。

もうこの不器用で一途で可愛い2人に会えないと思うと寂しい。

SPで良いので、新婚生活とか、子育てとか…その後の様子も見たいです!

 

 

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コントが始まる 9話 感想|勝敗なんてつけなくて良い

 

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「夢って、追いかけない方が良いの?」

この言葉を聞いた時、うわぁ…残酷な視点盛り込んでくるなぁ…と。

まだ希望を持ち続けたい年頃の小学生がそれを言ってしまうっていうのもあるけど、

真壁夫婦の出産に立ち会っていた時に生まれた太一(伊藤駿太)が…

っていうのがまたグサッとくる。

 

そうだよなぁ。子供だと人生経験があまりにも少ないから、

物事の裏側までは察する事が出来ない。

試合の勝ち負けじゃないけど、

子供の時にいっぱい遊ぶであろうゲームの「ゲームオーバー」とも似ている。

勝ったら&ステージをクリアしたら成功。負けたら&クリア出来なかったら失敗。

若ければ若いほど勝敗をつけやすい。

でも…そんなはっきりとした子供の視点が描かれたからこそ、

以前の里穂子(有村架純)の「10年間の頑張りが無駄になるとは限らない」ももちろん、

「負けたって事が失敗とは限らない」「人間関係をいくつ築けたかが勝敗を決めるんだと思う」

と話す俊太(神木隆之介)の考え方にも、

酸いも甘いも嚙み分けてきた者ならではの奥深さが増した気がします。

"勝敗"に対して、1つの意味しか知らない子供と、複数の意味を知っている大人の対比…

バーベキューでのくだりは、とても惹きつけられるものでした。

太一くんは今はちんぷんかんぷんでも、俊太の言葉の意図が分かる時がいつか来るはず。

 

"終わり"を彷彿とさせる残り火や、カップに少し残ったコーヒーのカットを

時々挿入していた演出も、もうすぐ解散を迎えるマクベスを表しているようで印象的。

でも、彼らにとっては"終わり"ではない。

焚いている火が消えそうになっていたらまた点ければ良いし、

昔を懐かしんではじっくり語り合う機会はまた訪れるかもしれないし、

飲み干したコーヒーは、春斗(菅田将暉)がネタ作りをする原動力に変わっている。

 

そうそう、俊春(毎熊克哉)について触れてくれていたのも良かったです。

彼の就職先がブラック企業なんじゃないかと少し不安だったんですけど、

そこで働く事に対する想いを聞く限りだと、もう心配はいらないみたいですね。

周りの大切な人を満足させてみて、そういう生き方が出来た時に初めて

自分を満足させられる気がする…の部分が、

昔も今もマネージャーとして尽くしてきたつむぎ(古川琴音)と重なりました。

彼もマルチ商法にハマって仕事も友達も失って、どん底状態に陥って引きこもり…なんていう

一見"負けた"と捉えられる経験を過ごしてきたけど、

その充電期間が今の自分に繋がっている。

春斗だけが何も進路が決まっていない状態ですが、

彼のように、一旦立ち止まって休んでみるのもアリなのかも…とも思わされました。

 

コントの方は、2人の様子の実況=サッカーの試合の実況、司会者=歯科医者と

2つの意味がかけられているのも面白かったです。

厳格な父親を演じる潤平(仲野太賀)…きっとその役に愛着が湧いてしまうでしょうねぇ。

 

次回は最終回って事で…

解散が失敗じゃないとは分かっていても、春斗大好きな2人のエピソードを見てからだと

やっぱり寂しいものはありますよ…(泣)

 

 

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レンアイ漫画家 11話(最終回) 感想|君は僕の…の答えは夕陽の見える防波堤で

 

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正直…どうなってしまうんだろうか、前回の感想で書いた通り本当に駆け足になって

無理くりハッピーエンド!になってしまうんではないかと、

途中までうっすらとした不安が頭を過ぎりながら見ていました(笑)

不器用な人は、自分との向き合い方もとことん不器用なんだなぁ。

漫画を忘れるためにデイトレーダーを始めたり、

内心泣きそうな心境でパリピな男を演じてみたり、島に籠って新作を描いたり…

なんで大型客船じゃなくて漁船で行った!?ってツッコミたくもなったけれど、

そんな所も含めて、ああ、なんかもう、清一郎(鈴木亮平)らしいな、愛しいなって…。

勇気を振り絞って想いを伝える彼の姿に、

2人みたいに私もぎゅっと抱きしめたくなっちゃいました。

 

最初は「???」でしかなかったキャラ変にもきちんと理由があり、

今までの物語の地続きの話だったと分からせる。

登場人物は一般的な職に勤めているのが前提で、

いかにも漫画ちっくな設定と、思わず見入ってしまう感動的なシーンを描き分ける点において、

本作ほど"ラブコメディ"のお手本と呼べる作品は中々なかったんじゃないかなぁ。

再プロポーズのくだりも、その場が防波堤だというトンチキさも吹っ飛ぶほどの

ロマンチックな雰囲気が漂っていて。まるで洋画を見ているみたい。

主題歌と物語の親和性については前々から書いてきたけれども、

今回に至っては…夕陽も良い仕事し過ぎでしょ!

って思いました(笑)

 

久しぶりに画像を使って「グッと来た部分」を書き残すとすると…

↓清一郎があいこを想って描いた漫画原稿を返す時はまだ淡いんだけど、

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↓あいこの誕生日に向けていろいろと計画を練っていたのがおじゃんになったと気づき、

清一郎が狼狽し始める時には徐々に夕陽が差し込んできて…

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↓あいこが「聞かせろ!」と強気な姿勢で攻めてきた時には

一気にオレンジの色味が濃くなっていく…

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この暖かくてかつ強いオレンジの光は、あいこの性格を表しているようでしたし、

特にここで2人にフォーカスを当てるカメラワークなんかは

"2人だけの世界"を光が包み込んでくれている感じがして堪らなかった。

「俺は…俺は君の、たった1人の、人生の相方でいたい」

精一杯頭を撫でるあいこのタイミングで流れるいつもの主題歌の出だし

「♪君は僕の何ですか? もしかして もしかして」

今まで、関係性がぼんやりと見えてきた部分も、迷い始めて分からなくなってしまった部分も

全てこの主題歌の出だしが"問いかけ"として物語を紡いできたけれども、

最終回ではしっかり"答え"の役割を果たしているのが伝わる流れ。

さらに鳥肌が立ったのは「赤い糸で絡まってゆく 2つで1つのカタワレ」もシンクロさせてきた所!

清一郎があいこを高く抱っこして、この歌詞が流れたら

今度は彼の顔を彼女の胸にうずめていくという密着具合…

まさしく赤い糸で絡まってるじゃん…なんて、胸がときめいてしょうがなかったです。

もう、絵ですよ。←あれ、さっき洋画って言ったのにw

高い抱っこのシーンは額縁に入れて飾りたいほどの美しさでした。

 

全体を振り返ってみれば、初回=第一印象はとにかく突飛な設定と演出で

面白おかしく見せようという空回りな印象が強くて、

「あ、これは私の苦手系なやつだな」と思っていて。

3話くらいまでは複数のエピソードの展開の仕方のぎこちなさに

勿体なさを感じていたけれども…

それでも、ちょっとでも「応援したい」「見守ってみたい」という気持ちで見続けてきた理由は

清一郎が時たま覗かせる"優しさ"と"ポンコツ"の二面性に惹かれてしまったからなんですよねぇ。

この描写がなければ、とっくにリタイアしていたかもしれない。

完走出来て嬉しかったです。

完璧とは言えないし、都合の良い所もあったけど、

逆にそれが清一郎とあいこを描く本作らしくて…結果的に愛すべき作品になりました。

 

本作でお見かけするまで、演じてきた役柄的に義理堅いイメージのあった鈴木亮平さんの

新境地になった作品だったと思いますし、

最終回だけで言えば、キャラ変にも柔軟に対応出来る役者さんは

役作りのために体重増減するほどの

ストイックな鈴木亮平さんでなければ成立しなかったでしょうね。

吉岡里帆さんも、悪女役は「カルテット」を最後に、

それ以降はポンコツ系の役ばかり演じられていて

イマイチ魅力的に映らなかった時もあったんですけど、

あいこという役はその系統の中では最も光っているように見えました。

等身大でしたよね…はっきりものを言う時のキリッとした表情に、

乙女らしい繊細さに、和やかな雰囲気を醸し出す佇まいに…

劇中でいろんな表情を見せる吉岡さんが好きでした。

 

2人を囲む登場人物もみな個性的で、ツッコミどころもあって楽しかったなぁ。

これはあくまでも個人的な考えですが、

竜星涼さんは、三枚目な役を極めてみてもアリなのかもしれませんね。

 

はぁ…ここまで面白くなるなら、録画を残しておけば良かった…(泣)

今期のフジテレビのプライムタイムのドラマ3本、

どれも当たりだったのって2018年4月期以来では…?

最終回も満足の行く終わり方だったのも、かなりポイントが高いです。

 

 

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着飾る恋には理由があって 9話 感想|相手にかけてあげる言葉の難しさ

 

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怒りを引きずらず、間に合わなかった件についてすぐに謝れて、

電話した事やその電話番号が駿(横浜流星)だと気づかなかった事もきちんと共有して、

お詫びにご飯作りました!今度こそ2人で出かけよう!と自然な流れで次の予定も立てて…

2人の間に心のすれ違いを生じさせる形で話を引き延ばす展開にしないの、

恋愛ドラマではかなり珍しいし、本当に潔くて良いなぁ。

前回の感想にも似たような事を書いたけれど、駿を一度好きと決めたら

その気持ちにブレがないんだもんな…真柴(川口春奈)は。

 

確かに、視聴者には登場人物の心境を早いうちに分からせて、

それが意中の相手にはまだ伝わっていない(あえて描こうとしない)所に

歯がゆい感情を抱えさせて、

「本当は違うのに!」「早く想いを告白しちゃえば良いのに!」などと言わせて

盛り上げる恋愛ドラマだって全然アリ。

それはそれで登場人物に感情移入して、

応援する事に熱中してしまいたくなる面白さがあるから、否定はしない。

でも、全てのカップルが先延ばしにするタイプだとは限らないだろうし、

2人みたいにあっさりと想いを打ち明けられるカップルがいたって良いじゃん♪って思ってます

シェアハウスの住人同士で、部屋も隣だから…っていう共通点のお陰でもあるかもしれませんね。

そもそも、真柴と駿がぶつかるべき問題はそこではないですし。

 

にしても、おしゃれな物に囲まれて着飾る事を辞める真柴に、

将来を考えて画家になる事を諦めようとする羽瀬(中村アン)ねぇ…。

2人の描写を見ていると、ちょっと「コントが始まる」と重なってしまいました。

(一度でも)注目の的になった者、長い間日の目を浴びなかった者で状況は違うんですが、

どちらの作品の登場人物にしても「キラキラ輝いている世界に入る事を夢見ていた自分」

「いつしか"現実"ばかりを目の当たりにするようになり挫折を覚えてしまった」点では

似ている気がします。

 

で…未来人でもない限り、こういう時はどんな言葉をかけてあげるべきか、

彼女にとってどんな選択が正しいのかなんて分からない。

でもさ、陽人(丸山隆平)の場合、

「せやったら」から始まるプロポーズは違うなぁ…と思っちゃいます(泣)

言葉は言い方1つで結構変わる。

弱っている羽瀬を想って言ったのは理解出来るけれども、

その言い方だと逃げ道を作っているかのように聞こえるので…これは羽瀬の方に同情します。

 

一方で、駿の方は"あえて言葉を濁す"のが焦れったい。

でもそれは、真柴が最終的に自分らしい決断をしてくれる事、彼女を信じている証拠でもある。

真柴は彼から「じゃあ一緒に逃げちゃおうか」って言葉が欲しかったのかもしれないし、

元々は自分と違って何も持たない所に惹かれて好きになったんだけど、

彼も同じように、過去からずっと逃げていた自分に前を向いて歩き出す力をもらって

今こうして新たな道を切り開いて行けているから、

その成長をずっとそばで見ていれば、「求めている言葉をくれる=優しさ」ではない事には

気づくはずなんですよね。

 

インフルエンサーを諦めて北海道に行くか、それとも東京で頑張り続けるか…

最終回前に恋人が転勤するくだりは王道でも、この2つの選択肢で揺れ動く所は

実に本作らしいなぁと思います。

そして…今回も星野源争奪戦は葉山(向井理)の勝利。

あれはずるいさ。駿派の私でも、通行人に泣いている姿を見せないように

そっと隠すシーンにはやられましたよ。

しかも、「俺が今隠してあげてるぜ!」じゃなくて

「あれ…もしかして、隠してくれてる…?」って薄々気づく程度のさり気なさ。

しかーし!もう遅い。残念ながら、来週で終わりなので、当て馬になってもらわなくては…

 

 

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いいね!光源氏くん し〜ずん2 2話 感想|カインくんと紫の上は合いそう

 

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なるほど〜…現代の世で生活を続けていったら、それはそれで問題が山積みですな。

戸籍を持っていないとあらゆる方面で支障が出る。

家も買えない、保険証もない、免許もそもそも住民票が発行されていないから取れない…

身分証明書で一番身近にとれるものとして

パスポートやマイナンバーカードがあるけど、それもない。

今は沙織(伊藤沙莉)の居候しているから良いけど、

仮に1人でいて職質されたらたまったもんじゃないじゃないだろうなぁ。

中将(桐山漣)も…よくここまで生活出来てましたね。

って、なんか文章が真面目な方向に行っちゃったな(笑)

 

現代にいるから何もおかしい事ではないんでしょうが、

中将の口から「行きつけのヘアサロン」という言葉が出たのには笑っちゃいました。

そして、ヘアサロンでもなりふり構わず和歌を披露する光源氏千葉雄大)…

「烏帽子で人前で取るなんてありえん!」「ここでそれ言う?」

「うぅん…」のちょっと泣きそうな子供っぽさも…

サ◯ヤ人みたいな金髪、三つ編み、中将の接客で鍛えられた感じの美容師も…

あそこのシーンはどこもかしこもツボ!

おすすめされるがまま、ヘッドスパもやってもらって、

肌もツヤツヤにしてもらって帰って来たら高額で

沙織に怒られるくだりも見てみたかった気がしなくもないです。

全4話という短さだから仕方ないけど、

平安時代とのギャップに驚きつつも、それを心から楽しんでいる様子が

ひしひしと伝わって来る所から滲み出る可笑しみも本作の魅力の1つだったので…

早くも"すれ違い"モードに突入してしまうのには寂しさがありますね。

 

おまけに、カイン(神尾楓珠)は紫の上(紺野彩夏)に一目惚れ。

まさかこっちの恋愛も描くとは。

タイムスリップした事に気づかず、

撮影場所だとポジティブに受け入れてしまうほどの懐の広い彼と、

今まで穏やかな生活を過ごしてきた彼女は相性が良さそうな予感はしますが…

一条(一ノ瀬颯)も含めたら五角関係を描かなければなりませんし、

残り2話で果たして収まるのか!?

が気になります。

 

 

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大豆田とわ子と三人の元夫 10話(最終回) 感想|"後悔" "喪失"も愛に変えて

 

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キャッチコピー「ひとりで生きたいわけじゃない」で始まって終わる。

でも…その言葉に対する印象は、最初の頃と今とでは全く違う。

どんな経験を味わおうと、とわ子(松たか子)は一貫してとわ子のままだったし、

三人の元夫とも相変わらず一緒にいる。

こう書いたら何も変化がなかったとも捉えられるでしょうが、

彼女の中では「誰かとの恋や結婚をまだ諦めない」人生ではなく

愛する人との思い出や日常を愛し続けたいから、それが結果的にひとりを選ぶ事になる」

人生を歩んでみるのもアリなのかも…という、

いろんな人々との関わりを通してそう決心するまでの過程が

地道に描かれていたと思っています。

 

 

旺介(岩松了)はとわ子に自転車の乗り方を教える事は出来なかったけれど、

目の前で網戸の直し方を見せる事が出来た。

母・つき子の恋文が「夫と娘の面倒を見るだけの人生なんて」で止まっていたのは、

マーさん(風吹ジュン)に向ける感情と家族に向ける愛情が

並行していた矛盾に気づいたからであって、

最終的には家族を守る道を選び、あえて書きかけの状態にして送らないままでいた。

自分のした事に時に後悔しながら、

人はそうやって無意識に誰かのために生きている生き物なのだと気づかされた最終回。

 

つき子の恋はとわ子の母親らしかったし、

唄(豊嶋花)の恋もまさしくとわ子の遺伝子を受け継いでいる…とも言えますね。

そう考えると、西園寺は三人の元夫のように

最初は面倒臭そうに見えてもだんだん愛らしく思えてくる人になるのかもしれないし、

唄もきっと、母と同じく、転んだ時には起こしてくれる人達に愛される日々を送る事となる。

とわ子とマーさんの背中を見る彼女のシーンが印象的でした。

前回の内容が"今"の話なら、今回の内容は"これから"の話だと感じられました。

 

坂元裕二さんが描くキャラクターは、基本的に何かを失っている者ばかり。

でも、それは"欠落"や"欠損"ではなく、"喪失"を指していて。

ぽっかりと空いた穴を時間ごとに埋めようとする所から生まれる想いとか、記憶とか、幸せとか…

そういうものがかけがえのない思い出に変わっていって、

その経験値が大きければ大きいほど、辛かった出来事もやがて愛せる広い心が育まれるし、

自分を動かすバネにもなる。

作風は新しいようで、普遍的な幸せを見つめる大切さを教えてくれた作品だったと思います。

 

好きな作品を見終えると、

「続編やって欲しい!」か「もうこれで完結したのかもしれない」の

2パターンに分かれるのですが、これは後者の方ですね。

冒頭にも書いた通り、とわ子の中である程度の結論がついたように感じられましたし、

4人の関係性を見ていたら、

これからもみんなで助け合っていくんだろうな〜…という未来が見えたのでね。

それに、台詞や心情から滲み出てくる"何か"を自分なりに感じ取って、

その意図を考える楽しさも含まれている作品だから、

富士山でのキャンプの様子を脳内で想像してみるのもアリなのかもしれません。

 

最後はシナモンロールを食べる大豆田とわ子…からの、

「大豆田とわ子と三人の元夫、ありがとう!」で締めるのも乙なもの。

最終回で感じた内容を、どうやって言語化しようか、

どうやって感想をまとめようか時間がかかり過ぎて、上げるのが遅くなってしまいましたが、

それだけ充実した時間を過ごす事が出来ました。

こちらこそ、素敵な作品をありがとうございました〜!!

 

 

P.S. 「着飾る恋には理由があって」は木曜未明に上げます(謝) 上げました!

 

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イチケイのカラス 11話(最終回) 感想|これはなるべくしてなった大団円。

 

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いやはや…「エンターテインメント」を心から楽しんだ作品でした。

 

周りを振り回すほどの曲者の主人公がクビの危機!

彼のために「辞めないで!」「どうか撤回して下さい」と大勢で直談判しにいく仲間達…

という展開はいろんな作品で見てきているけど、本作ほど相応しいと思った事はないなぁ。

あれ…なんか最終回で急に漂白されてません?

絆の強さを滲ませているものの、そんな信頼しているような部分って描かれましたっけ…

ってモヤモヤする人物描写が多かったので(笑)

本作の場合は、なるべくしてなった大団円でしたね。

やっぱり、積み重ねって大事なんですよ…

弱っているみちお(竹野内豊)に喝を入れて、円陣を組むために彼の手を取ろうとする

坂間(黒木華)の頼もしさには涙腺がやられてしまいました。

 

前回で「最終回に繋がる事件」という謳い文句があったけれど、

さり気なく提示された謎を回収していくよりかは、

個人的には、イチケイメンバーの卒業式を見ているような感覚に近かったです。

それはもちろん、上からの"忖度""圧力"に押しつぶされそうになったり、迷いが生じたりしても、

みちおや駒沢(小日向文世)などのサポートで

改めて人を裁く意味の大きさを知り強くなっていく成長的な部分も含まれているけど、

あらすじや小ネタと、今までの要素を随所に散りばめる形で

視聴者に「そう言えばこれもあったね〜」などと"思い出"を振り返らせる部分も含まれています。

本作で描かれる登場人物が好きで、皆それぞれの正義感を持って目の前の案件に向き合う

メンバーの仕事ぶりも好きで見続けてきたので、

アバンの約2分間を使って今までのダイジェスト版を作るのにも何ら不満はなく、

むしろ「これから描かれるのは、彼らがみちおから学んできた事を実践する

集大成なんだろう」というワクワクした気持ちで見る事が出来ましたし。

ヘビやパック型ジュースだけでなく、川添(中村梅雀)の変質者疑惑のくだりまで

きちんと触れてくれる所には妙な感動がありました(笑)

原作があるとは言え、脚本家自身も、役を演じる役者にも愛着が湧いてきて、

本作を書かれていて楽しかったんだろうな〜…というのが伝わって来る内容だったと思います。

 

以前だったらシュッとされていた印象のある竹野内豊さんも、

今ではテレビで向ける顔は、丸みの帯びた優しげな表情ばかり。

素敵な選TAXI」辺りからちょっとずつおとぼけた役が増えてきたのもあって、

本作のみちおも、今だからこそしっくり来るキャラクターでしたね。

これも私の好きな竹野内豊さんだったなぁ。

ハマリ役だったランキングがどんどん更新されていく。

温和な性格で、落ち着いた声から出る言葉の重みにハッとさせられるギャップが

主人公を魅力的に仕立て上げていて、みちおを演じるのは竹野内さんしかいないと思えましたし。

前の感想にも書きましたが、「ふはは」笑いも心の緊張を和らげてくれるようで…

ああ、もう聞く事はなくなるのかな…という寂しささえ覚えます。

(秘書役の篠井英介さんの「はは」の乾いた笑いが余計憎たらしく感じた分…w)

 

「HEROっぽい」って散々言われてきたけど、

活躍を素直に見守りたくなる登場人物が揃った作品がここで終わりなんて勿体ないですよ。

事件の描き方自体に小難しい印象があった法廷モノも、図解や場面転換などで分かりやすく、

かと言って回想シーンでは多くを語らず、視聴者に委ねる事で

思わず考えさせられてしまうような人情劇に落とし込んだ作りになっていたのも珍しい。

勿体ない点に関しては…「入間みちお、またいつか会う事になる…」という

匂わせ台詞を吐いた佐々木蔵之介さん…

続編作りやすくして下さってありがとうございます!って感じです(笑)

蔵之介さんも、人縄筋では行かない佇まいが似合ってらした。

もう出演は決定ですね。

でも、みちおVS安西編は映画館で見てみたいかなぁ…って気持ちもある。

 

熊本での仕事ぶりを劇場版で描いて、

そこから何年後かに東京に戻ってきて、イチケイメンバーが再集結する様子を

Season2でぜひとも描いて欲しいですね。

正直言うと、たまに無難な回もあったので…諸々パワーアップして

また本作のチームにお会い出来る事をお待ちしております!

 

 

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ドラゴン桜(2021) 8話 感想|ヤンキー坊主2人、東大専科に今更加入。

 

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へぇ…ヤンキー坊主2人組も東大専科に加入させるんですね。

個人的には、加入すると匂わせて最後までしないパターンだと思ってました。

彼らが目指すのは東大ではなかったし。

自分達で勉強するモチベーションを高め合っている様子だったから、

東大専科の手助けはなくても良さそうだったし。

東大専科の面々が合格している裏で、実はコツコツ勉強していたお陰で

MARCHに受かってました!なんていうスピンオフ(?)的な展開で

2人の成長や喜びをこっそり描くのもアリかもなぁ…と想像していたので、

やった!というより、意外な感情の方が近いです。

でも、それにしては…今更過ぎない?

「夏を制するものは受験を制す」の夏休みが終わってから誘うって(笑)

早慶よりも東大の方が可能性が高いのを彼らが知らなかったとは言え、

桜木(阿部寛)も2人を子分のように可愛がっていた事だし、

もっと早く言ってみても良かったのにねぇ。

なんか、ちょっと損したみたいで可哀想。

いや…脚本側からしたら、2人が人気で東大加入させろとばっかり視聴者に言われてきたから、

元々予定のなかった加入のくだりを急遽付け加えたとも考えられるのかな?

 

楓(平手友梨奈)の方は、再び家庭問題の話が描かれると知って、

またモンペになるのかな…また暴力シーンを見る事となるのかな…と不安でしたが、

今回の解決方法には腑に落ちました。

悪役をこれでもかと悪役に仕立て上げる割にあっさり改心するのが

ずっと引っかかっていたので、桜木達は介入せずただ遠くから見守り、

楓の説得を受けて何も反論出来なくなった父は黙ってその場を去る…という流れに

落とし込んだのは、割とリアルだったと思います。

まぁ…その分、家に帰ってきてからが本番かもしれませんが(汗)

少なからず、娘の熱意は受け取る事が出来たと信じたいです。

 

で、今回を見ていて気づいたのは…

8話という段階で、まだ夏休みにも入っていなかったんですねぇ。

良く言えば、短い期間をじっくり描いてくれた…とも言えるんでしょうけど、

その割には、生徒達が勉強して伸びていく様子はイマイチ実感出来ていないんですよね。

全10話の構成の内、受験とは関係ない所でいろいろ話を膨らませ過ぎたのが原因でしょう。

視聴者が視聴継続するかリタイアするかの重要な判断材料となる1話で描いたのは

ヤンキー撃退桜ですし、2話はバドミントン桜。

バドミントン桜に関しては今回でも描かれているので、

親を説得させる展開まで2話でやってしまえば…と思ってしまいました。

他には、藤井(鈴鹿央士)にぎゃふんと言わせる事が主な目的となる話も2回分ありましたし、

サイドエピソードで言えば、上層部の陰謀論と、元教え子の復讐、

学園売却ととにかく盛りだくさん。

天野(加藤清史郎)の家庭問題には踏み込まずに

瀬戸(高橋海人)と楓の話が多めに取り扱われているとなると、大人の事情も漂ってくるし…

うーん…あまりにもバランスが悪過ぎる(汗)

これらの内容が原作由来なのか、メインの監督の指示で

オリジナル要素を付け足すようにしたのかは分かりませんが(私は後者だとは思ってる)、

次回と最終回が拡大放送になる分、

もうちょっと東大専科の描写を重点的にやって欲しいです。

…が、どうかなぁ。予告で「東大受験&買収編」ってテロップ出ちゃってるからなぁ…

あんまり期待しないで見る事にしましょうか。

 

そういえば、楓が病院に搬送されるシーンで

この枠の次回作「TOKYO MER」のロゴが載った搬送車が映ってましたね。

こういった小さなサプライズ演出は好きです。

初回放送日は7/4で、間を挟まず始まるとの事。

やっぱりオリンピックを控えているからか、みんなスタートが早いんですねぇ。

 

 

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半径5メートル 7話 感想|どん詰まりの風未香に同情

 

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今回は内容云々より、登場人物の描写にモヤモヤしたかなぁ。

 

急な仕事を押し付けられて自分の仕事もままならない状態から

「しんどかった」という本音が漏れてしまった風未香(芳根京子)の気持ちも分かるし、

 迷惑をかけたくなくて一人で抱え込んでしまうますみ(山田真歩)の気持ちも分かるけど…

個人的には風未香の考えに近い。

「もっと早く言ってよ!」案件ですよね。

まだあまりキャリアを積み重ねていなくて、子供も保育園児くらいで子育て初心者なら

今回のような対応になってしまったのも仕方ないと思えますが、

ますみの場合は多分中堅だし、娘は9歳になっている。

夫が単身赴任とは言え、仕事をドタキャンしたり部下に丸投げしたりするのに

きちんと事情を説明しないのは、社会人としてどうなのかと疑問に感じてしまいました。

育児に追われていて時短勤務だった時はどうしていたんでしょう。

大体はその段階で"助け合う大切さ"を学ぶはずなんですが…

 

今日はどうしても用事があるからと言って仕事に穴を開け、

担当から降ろされそうになると「私にやらせてください!」とお願いするもまたドタキャン。

残念ながら、感情論では仕事は成り立たないというのは

社会人になってから身にしみて感じている事なので、

編集者達のサポートあって"なんやかんや"で最後は上手く解決した…という

半ば綺麗にまとまった展開にもスッキリ出来ませんでした。

撮影の立会いはさておき、焼き物や着物の手配すらも当日になるまで頼んでいなかったなんて…

本当にプロの編集者なんですかねぇ。

 

一方で、山辺(毎熊克哉)を奮起させたのが宝子(永作博美)という所は良かったです。

人に疑問を投げかけるほどの豊かな経験値と想像力があるし、

担当している仕事内容もユニークなものばかり。

赤外線とパンツの調査はどんな意味をもたらすのか気になりましたが(笑)

他では思いつかないような取材をさせる事で、

自分で模索する楽しさだとか、やり甲斐を強く実感するだとか…

落ち込んでいる彼に編集者の"原点"を改めて気づかせる存在としては

ぴったりだったと思います。

 

同業者夫婦、同業者カップル、同業者達が集う職場…

風未香のお仕事エピソードも同時進行だったからかちょっと盛り込み過ぎな気はしたし、

母親経験者でもあり、一冊の本を作る上でもある意味同業者とも言える

編集者のますみと作家の青葉(阿川佐和子)の共通点を深堀りしていくだけでも

今回のメッセージは書けそうな感じはしましたが…まぁ良いか。

丸山(尾美としのり)と宝子の、2人の上司の頼もしさに救われた話でした。

 

 

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コントが始まる 8話 感想|みんな誰かのマネージャー

 

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視聴してからかなり日が経っているので、簡単感想で。

 

まさか、ここにきて楠木(中村倫也)のモノローグとエピソードを

見聞き出来るとは思いもしなかったなぁ。

まぁでもそうか…里穂子(有村架純)やつむぎ(古川琴音)といった

三者が支えていく話が描かれたのだから、

真のマネージャーとして関わってきた彼の話に触れない訳には行かないか。

そして…危うく車に奪われそうになった「四人目のマクベス」の座。

そうよね。こっちだよね。

途中までは、楠木のマクベスに対する想いが一方通行の状態に感じられて

切なくなってしまったけれども、

最終的には3人にしっかり認識されていると分かったし、

車の件も言及してくれていたので…ホッとしました。

 

里穂子を支える事で自分に自信がついたつむぎが

恩返しにとタッパーに詰まった手料理をプレゼントしたり、俊春(毎熊克哉)の再就職だったり、

潤平(仲野太賀)の成長過程をしっかり見ている弓子(木村文乃)の存在感の強さだったり、

つむぎとの面接を通して、楠木がマネージャーをやる意味に改めて気づかされたり…

話自体は大きく進展はなくとも、一人一人の登場人物の"その後"にもちゃんと触れて、

いろんな人物を絡める形でますます愛着が湧くような描写がされているので、

全く停滞感を感じさせません。

そうか。ファミレス=ファミリーレスキューの"ファミリー"は、

"マクベス・ファミリー"の事を指すんだなぁ。

(俊春の就職先はブラック企業ではないか不安ですが…)

 

楠木視点で今までのセトリを振り返っていた…という

コントの伏線回収の仕方も面白い。

つむぎとの出会いがあって、あのセトリを出せたんでしょうね。

 

でも、9話は「結婚の挨拶」、最終回は「新ネタ=引っ越し」となると…

3人がマクベスを再結成する事はもうないのかも…と思えてきました。

次回では、酒屋に本腰を入れる事を決意した潤平の家族に

奈津美(芳根京子)が挨拶に行く様子が描かれて、

最終回では、春斗(菅田将暉)もようやく夢を見つけて

それぞれ独立して行く内容が描かれるのかどうか…?

 

それにしても、春斗はどうするんだろう。

ネタ自体は笑えるものではなくても、日常生活で起こった出来事の落とし込み方の上手さとか、

伏線回収まで用意された内容を考えると、

演劇作家に転身してもアリな気はしています。

 

 

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