今回は何とも雑な仕上がりで…
はぁ…私は一体この1時間何を見せられてきたんでしょ…(滝汗)
タイトルに「ドクター」と付いていながら、
実際にそれらしい仕事をしていたのは
1/4…いや、1/5くらいだったんじゃなかろうか。
病院内では基本的に座ってて、他人のプライベート事情や噂を喋ってくつろいでばっかり。
で、立って動いている時は、オペに励んでいるのではなく
恋愛のゴタゴタで医者か患者と揉めたり"友達ごっこ"したりしている姿ばっかり描かれる。
本作にとって医療ドラマはおまけ要素なんですね。
あえて「夜間医療」にこだわった理由が見えてこない、疑問符しか浮かんでこない内容でした。
医者の態度に関しては
深澤(岸優太)や桜庭(北村匠海)メインの回でも言及してきましたけど、
高岡(岡崎紗絵)はタメ口×呼び捨て×八つ当たりの3コンボと来た。
実は真面目キャラでした!という展開に結び付けたいんだったら、
怒りの感情に任せて暴言吐いて、職場放棄する姿なんて描かれないはずなんですよね。
しかし、それ以上に引っかかったのは…
3人よりも先輩のはずの美月(波瑠)も同じくらい幼稚な所。
2話で「普通」の定義を熱く語っていた頃とは別人じゃないですか?
後輩をしっかり正す立場の人が彼女の態度に乗っかっちゃってどうすんのって話ですよ。
確かに自己中な後輩を見たらイラッとしてしまうのも分かります。
でも…キャリアが"3年も"上の設定なんだったら、一旦悩みを聞いてあげるとかして
3人と差別化して描いてみても良かったのではないかと思いました。
あれでは、年齢もキャリアもバラバラのチームにした意味がありません。
もう今更言っても無駄ですが、終盤で"絆"アピールする屋上でのシーンを見る限りは、
成瀬(田中圭)をチーフ=指導係にして、他の4人はみんな同期の設定にした方が
これまでの言動も違和感がなくなった気すらしてきます…。
そうすると波瑠さんだけ少しお姉さんっぽい感じはしますけど、
どうしても医者を目指すために浪人した事にしておけば都合はつきますよね。多分。
詩織(松井愛莉)の精神疾患にしても、後から取ってつけた感満載で…(汗)
寝ながら泣いていたのを高岡が報告するシーン"だけ"なら、
自分では見過ごしがちな精神疾患のサインを呼びかける
メッセージ性のあるシーンとも捉えられますが、
前半はゲスな浮気相手でしかなくて、同情しようがなかったですからねぇ。
肩を揉んで欲しい、エアコンの温度を上げて欲しいが
後に重大な病気へと繋がる兆候になるのではないかと予想していましたけど、
結局何も関係なくてズッコけましたよ。
患者もデイドクターも仲間も、いつも誰かしらがイライラしていて
本当に心の休まる場所がないドラマですね。
唯一冷静に対応しているのは成瀬くらい?
でも、彼も他人の私物を引っこ抜いて勝手に覗き見るような人だから…
まともな人はいませんな(苦笑)
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