親愛なる僕へ殺意をこめて 7話 感想|はた迷惑過ぎる真相だった…w

 

 

すげぇ〜〜………………………そう来ますかぁ…………。

ああ、あまりの展開に「すげぇ」って言ってしまった(笑)

なんと言っても、みんなの銃を向ける回数の多さですよね。

ここ、日本!今、令和!洋画の世界じゃないんだから!

ファッション感覚で銃を扱う様子に、ツッコミどころか笑いさえ込み上げてきましたよw

 

真相自体は「自分勝手」と「はた迷惑」もうこの二言に尽きますね。

お前らは大きな勘違いをしていると釘を刺しておきながら、

桃井(桜井ユキ)から語られた真相は…なんかまぁ…個人的な恋愛事情から始まって。

明かされれば明かされるだけ、桃井と猿渡(高嶋政宏)の行為が

エイジ(山田涼介)や真(早乙女太一)、さらには協力してくれたナミ(川栄李奈)までも

巻き込んでいったという事がひどく伝わってくる内容になっていました。

退場間際の、天使のお迎えが来たかのような安らかな劇伴が、

「地獄が終わった」と思い込む2人の解放感と安堵感を助長しているようで

余計にモヤッとしましたね(笑)

 

しかし、2人の動機に関してはあまり感情移入出来なかったものの、

物語全体の構成を考えた上での今回の展開の仕方は、

エンタメ性に溢れていてよく出来ているなぁと思わされます。

前回の感想でも書きましたが、本作の登場人物の人数は元々少ない。

それ故に、真犯人もとっくに限られている。

ある程度結末が読めて、ラストスパートに差し掛かって来れば、

訳ありな演出で引き延ばすとか、引っ張り続けて終盤でようやく手がかりを掴ませるとか

そんな話になってもおかしくないのに、

本作に関しては衝撃を残しつつも、出し惜しみを一切していないんですよね。

一歩ずつ前に進んでいっている。

だって…桃井と猿渡が互いに特別な感情を抱いていた事が

殺害のきっかけになっていたなんて、誰が想像出来たのか(笑)

もしこれも考察していた方がいたなら凄いですけど、

「そう来るのか!?」って口を半開きにさせながら引き込まれるように見た視聴者の方が

圧倒的に多かった気がします。

 

最後の退場劇も含めて、いや〜……衝撃としか言いようがありませんでしたね。

これで明らかに怪しい人物は、亀一(遠藤憲一)と義姉・乙(夏子)の2人となりました。

前者はあえて影をチラつかせていない描写をしていますし、

後者は最近存在感が薄いですからねぇ。

結末へとどう繋げるのか、身を任せて楽しむ事にします。

 

↓前回の感想はこちら↓

 

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