転職の魔王様 1話 感想|この主人公は割と良いかも?

 

 

※外出先にいるので、初回ではありますが簡単感想とさせていただきます…m(_ _)m

 

なるほど、その人に合った転職先を見つけるまでの物語というよりかは、

人間を修復していく物語なのかもなぁ…というのが読み取れた初回でした。

説教する訳でもなく、お涙頂戴を誘う訳でもない。

とりあえず、主人公が比較的真っ当な人物だと分かって、ホッとしましたね。

 

現実を突きつけるような発言を容赦なくしたり、千晴(小芝風花)の前の職場に行かせる形で

わざわざ彼女の心を抉る行為に出たりするくらいにはドライな性格ではあるものの、

困っている人を目の前にしたら最後まできちっと面倒は見るし、

その人のためなら、退職するきっかけとなった相手に正論をぶつける事だって出来る。

 

一見人が良さそうだけど、実際は部下を道具にしか思っていない

千晴の元上司・竹原(堀部圭亮)の存在が効いていて。

彼と対比させるように描く事で、来栖(成田凌)の人柄を浮き彫りにしていく手法は、

初回でお馴染みの初期設定の紹介としては中々秀逸だったと思います。

 

千晴の件は、心療内科も紹介してあげて…とは思わなくもないけれど。

でも、まるで、昔の自分から変わろうとしている彼女を

鼓舞してくれているようにも捉えられる

主題歌の「♪ここにいる 私はここにいる」という歌詞と。

その歌詞が流れるまでに、心機一転バイトとしてしばらく働く事になった社内を見回して…

千晴のアップに切り替えて…という演出を施したのを見聞きしていたら、

これから伸び伸びと社会のいろんな事を吸収して、成長していく姿が見られるんじゃないかな?とも

期待してしまいたくなるのでした。

 

来栖と千晴が3年前に出会っていたらしい事実はもちろん、

初回で来栖なりの"やり方"を提示した所で、

これから2人で、様々な悩みを抱えた求職者を

どんなゴールへと導くのか?など、気になる部分はたくさんあります。

本格始動するであろう次回以降が楽しみです。

 

 

↓次回の感想はこちら↓

 

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