絶対零度〜情報犯罪緊急捜査〜 1話 感想|突然のVaundy

 

 

絶対零度」シリーズ(とも呼べないでしょ、もう…)はシーズン1から見てはいます。

とは言っても、かなり年数が経っているので、

上戸彩さん主演で宮迫博之さんが出演、LOVE PSYCHEDELICOのOP曲が

かっこよかったくらいの記憶しかありません。

シーズン3,4の沢村一樹さん主演版に関しては、5年前の放送が最後のはずですが…

これもまた、沢村一樹さん@役が一線を超えそう超えそう詐欺をしていたのと、

家入レオさんの主題歌が、ドラマの苦い雰囲気と合っていて

良かった所しか覚えていません(苦笑)

 

今まで見た事のある私の記憶がこのレベルなので、

今回が初めてな方も全然ついて行けると思います。

サブタイトルもほぼコロコロ変わって、情報犯罪を取り扱っていますしね。

っていうか…部署や題材、キャスト、スタッフを変えてまで、

頑なに「絶対零度」というブランドにこだわり続ける理由がよく分からないのですが。

 

唯一、横山裕さんだけは長く出演されていますが…

横山さんも正直、シーズン2最終回からのご出演で実質皆勤賞ではありませんし、

出番も撮影時期がマラソン練習中と被っていたのか、序盤と終盤でちょっとあっただけ。

なので…横山裕さんのキャスティングと、桜木泉という名前の使用で匂わせる事で

絶対零度」であり続けようとするのは無理があると言いますか…

どうせ看板を継ぐのなら、横山さんを主演にしたら

その意味が出てくるのでは?と思ってしまいます。

おっと、話が逸れてしまいました。

 

さて、内容自体は、いたってベタな刑事モノ。

情報犯罪を取り扱った内容は近年で何度か見かけるようになったため、

特にそこに真新しさはありません。

真新しさを感じるとするなら…

やっぱり「テレ朝の人」「科捜研の女」のイメージが強い沢口靖子さんが

久々にフジテレビで主演!って所なのでしょう。

しかし、いざ視聴したらあらかた予想通りだったか、

沢口さん演じる二宮奈美という主人公に魅力を感じる以前に、

沢口靖子さんに〇〇をさせたらSNSで話題になるだろうという

スタッフや上層部の思惑が前面に出ていたように感じました。

 

やたら走らせたり、叫ばせたりする所も疑問でしたが、

一番疑問…というか呆れ笑いが出たのは、病院内でカラオケで「怪獣の花唄」を歌う所。

あれ、何ですか?ほっこりするシーンだったんでしょうか…?(困惑)

その割には切ない系の主題歌がすぐ流れてきて、

その温度差をどう受け取れば良いのか分かりませんでした…。

 

唯一、「二宮奈美」の良さとして、取り調べの際に受け子に対して

「あなたは被害者ではない」と投げかける形で、安易な同情に走らず、

簡潔に冷静に対応する事に徹していたのは好印象でしたが…

それ以外は、若手刑事と何ら変わりない行動をしているので、

なぜそんな役を沢口靖子さんに?という…(汗)

沢口さんで魅せるとするなら、社交的でアクティブな刑事よりかは、

チームの指揮を取るリーダー的立ち位置でもお似合いだったのかもしれません。

っていうかそもそも論…せっかくのフジドラマなら、

同ジャンルで「科捜研の女」がチラつきそうな刑事モノではなく、

全く毛色を変えて、ホームドラマやお仕事ドラマでお見かけしたかったかな…

という感想にもなりますね。

 

DICTという組織の描写にしても、全体的に動いてはいるようなんですが、

捜査を通して手柄を得ていく様子を見ていると、

ぶっちゃけ、奈美と清水(黒島結菜)のコンビだけで成立するんじゃないか?とも思います。

掛川金田哲)や南方(一ノ瀬颯)はアクション班らしいですが、別々のシーンですし…

あとの2,3人は見所が薄く、それぞれの個性が見えてきません。

いろんな個性が際立って初めて"連携"が見えると思うんですけど、

何というか現時点では、"チーム"感は伝わりづらいですね。

 

沢口靖子さんが何かしているのをツッコみながら楽しめば良いんでしょうけど、

果たしてそれがどこまで続くかな。

一緒に見ていた母は「え〜?……」と何度も言っておりました。

しばし様子見です。

 

p.s. 実は非公開のままにして書き残すか、雑感集としてまとめて出すか考えていたんですが、

書いてみたら意外と長くなったので、普通に感想として上げる事にいたしました。

次回、もし再び投稿する機会があっても、もうこんなにガッツリは書かないと思います(汗)

 

 

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