
もう放送から5日経っているので(※11/23に感想執筆)、
初っ端からネタバレを書いちゃいますが…
何の脈絡もなく麿赤兒さんが登場してくると、一気にSF感増しますね。
てっきり市松(北村匠海)ら3人による「ヤングスリー」が敵側なのかと思いきや、
組織に属していないとも、「あんたのせいで1000万人が死ぬ(心の声)」とも言い出すし、
1万人と1000万人で対立し合っているし、
謎の男(麿赤兒)の能力はちょっとどころじゃないし。
四季(宮﨑あおい)が時々見るという悪夢で
倒れている男性の顔は兆(岡田将生)だったし…で、終盤で情報を畳み掛けてくるので
宇宙猫状態になっておりました(笑)
ミッションをこなす1〜3話辺りの頃からは随分物語の規模感が大きくなり、
視聴者が思わず考察したくなるミステリアスな雰囲気も増してきました。
しかし、四季の夫は兆では?というのは
初回からSNSでずっと見かけてきた事ではあったため、
今回の展開に驚きはあっても、今後、兆や四季の謎、未確認因子について
迫っていくようになるのも無理はないのかなと思っています。
(まぁそれでも、3話のような内容もあと2話くらい見たかった気持ちもありますが。
過去の傷をちょっとだけ癒す事の出来たヒーロー…って感じで少し刺さりましたもん。)
普段、考察要素の盛り込みが苦手な私がなぜ変わらず楽しめているのかと言えば、
考察させるのに最近ありがちな「隠してばかり」「意味深な演出に頼ってばかり」に
走っていないのはもちろんですが、
単純に、文太(大泉洋)たちの細々とした描写や、ミッションを遂行する姿に
クスッと笑えるポイントが多いからなのかもしれません。
そう…言わば、考察優先ではなく、1話ごとの見所も確保されているんですよね。
前回のラストで四季もエスパーになり、さてどうなるかと思ったら、
冒頭から既に文太と能力を見せ合ってイチャイチャしていたのは
「ふぇっ!?」とはなりつつ、純粋に見ていて可愛らしかったですし、
多少バタバタしている文太たちの一方で、
ヘッドホンを共通アイテムにしてクールに決める市松たちの対比は面白かったです。
そして、何気に一番楽しみなのは、半蔵(宇野祥平)のお願い対象。
世界を救うヒーローでありながら、本来だったらイメージとは程遠いはずの"緩さ"が
やはり病みつきにはなります。
「1万人が死ぬ」「1000万人が死ぬ」
さて、これはどういう事なんでしょうねぇ。
個人的には、どちらかを善と悪で区切るとか、
そんな簡単な話ではないんじゃないかと思ってます。人の捉え方次第…ですね。
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