ニコラス(市村正親)さん。
東帝大学病院を立て直すためにAIと部下を引き連れてやって来ましたけど…
その2つの要素をコストカットすべきなんじゃないかと思ってしまう(笑)
前回もそうでしたが、医者側からしたら指令を聞いてから手術しなければならないから
リズムもズレるし、マニュアルが組み込まれてるから臨機応変に対応出来ないし、
データの容量も豊富じゃなさそうだし。
(潮(ユースケ・サンタマリア)は単純に、頑張れ…という話だし。)
周囲は大門(米倉涼子)の腕の凄さを分かっているはずであろうに、
どうして最初から彼女に頼まないんだろ〜ともツッコミたくなるんですが、
まぁ、本作は「ヒロインは遅れてやって来る」みたいな時代劇的感覚で
一種の娯楽だと思って見た方が良いのかも。
しかし、そんな先の展開が読みやすい作りだとしても、
「話を」「いたしません」とキッパリ断ったり、
「お金持ちを助けられて良かったね」と言い残して去ったりする大門の姿には
何だかシビれました。(ニコラスの悔しむ表情を映したのもスカッとポイント。)
忖度しない。群れを好まない。僅かな台詞でも彼女の生き様が伝わる、
ブレないキャラクター描写が素晴らしい。
子供に傲慢に接していたら自業自得で、
何かあった時でも必ず親を助けてくれるとは限らないよ?という
皮肉めいた内容をメインにしながら、
鍵となるパートにもコメディパートにもドミノを器用に取り入れる…といったお話。
全体的に楽しかったです。
前回よりも大門が魅力的に映った回でした。主題歌もハマってると思います!
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