久しぶりの感想。
内容の出来も関係あるんですが、視聴のみにしてしまうと
(内容を記録するための)メモもとらなくて良いや〜となり、
ここ最近は、しっかり見るぞ!という意欲も減っている状態ではありましたが…
明日が休日なので書いてみようかなぁと思いまして。少しだけ真面目に見ました。
本作の今までの話の中では一番良かったんじゃないですかね?
今回のテーマは「大切な人を守るための優しい嘘」。
死にたいと思っていた航(清水尋也)が由貴(足立梨花)と出会った事で、
彼にとって初めて"生きる希望"を見つけ、二度と母のような最期は送って欲しくないという
動機で踏み切った行動に出るエピソードと。
病弱の弟のそばにいるために「辛いから辞めたい」という嘘をつく
吉岡(森永悠希)のエピソードが並行して描かれました。
吉岡の方は、最初は仲違いに見せて犯人を惑わせるための作戦か?なんて
予想していましたが、まさかの弟想いのお兄ちゃんっぷりを見せられるとは意外でした。
(泣いている彼を支える山内(横山裕)の頼もしさも良かったです。)
航と由貴の事件に関しては、生きている…とは思わず。
予告だとネタバレみたいな内容を含んでいたらしいので、
もし見ていたら意外性は薄まっていたのかもしれないけど(笑)
ミハンシステムはそもそも、街中で凶器を持っていなくとも、
DVや児童虐待、多重人格など「なんかこの人、おかしいな…」という違和感を
ちょっとでも覚える人を早い段階でターゲットにすべきなのに、
警察が今回の案件を持ってこなければ、後半でホテルに向かう旦那を見逃していた
可能性があるかもしれないと思うと、やっぱり設定に粗はあるんですけども…
それでも、清水尋也くんの醸し出す雰囲気に大分助けられた気がします。
初めて拝見したのは「anone」の彦星くんですね。
なんというか、一度見たら忘れられないような儚さがあるんですよねぇ…。
香坂(水野美紀)の井沢(沢村一樹)に対する信頼感も深まっているし、
吉岡の置かれている状況も知った事ですし、
これでまた1つ絆が深まったミハンチーム…と言いたい所ですが…
冒頭と最後で、不穏な動きがあったり、誰かが殺されていたりっていうのを
毎回見せられているので、「どうせ最終回辺りには悲劇が襲ってくるんでしょ」なんて
ツッコンで見てしまうんですよね。
粗品さんが退場するのはまだ良いとして…(まだ良いとしてって…w)
忘れた頃に出てきて、今回で本格的に正体を現すか?なんて期待を寄せていた
高杉真宙さんの退場を先に見せちゃうのは、ないでしょ〜〜(泣)
内容自体は悪くない部分もあるんですけど、
「意外な展開で視聴者をひきつける引っ張り方」が下手ですよね、このドラマ。
前シーズンでも井沢の描写に関して、似たような事を書いていったっけなぁ…
時間推移して今後の展開をちょこちょこ匂わせる作りにするよりかは、
現在進行形で「良いチームだね…」と思わせてから
冒頭での内容を次々と畳み掛けてズドンと落とす作りにした方が、
よっぽど意外性があると思うんですけどね。
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