30分内で雰囲気がコロコロ変わりますねぇ…。あっという間でした。
誠也(青木柚)と凛(見上愛)が2歳の時点から、
負傷者続出で全然楽しめそうな感じがしないドッヂボール。
カーテン越しのキスシーンの唐突なロマンチック演出。
今回も"事実"が新たに提示されただけなので、
これらが整形とどう繋がるのかはよく分かりません(笑)
ただ、本作は青春群像劇でも恋愛モノでもないから、
キスシーンを見てしまった!恥ずかしい!or焼きもち で
終わるはずがないのだけは分かるんですけど…先の話はあるんですよね?
で、現在の方は、「〜的な」とか「〜っしょ」とか、
イマドキの高校生が言ってそうな会話の自然さで
ドキュメンタリーを見ている感覚を受けるようで、所々生々しい要素が挟み込まれる。
最近のNHKは本当に過激な描写もやるようになりましたよねぇ。
ベッドシーンも映すし、ゲ◯も映す。
そして、吾郎さんの演技の変態オヤジっぷり…キモっ…って普通に口に出ちゃいました(汗)
「なりたい顔」を夢見て、やっと手に入れた人達が集う世界。
それは必ずしも"幸せ"には結びつかない…という所を突くんだろうなぁと思ってます。
現にれいら(岡本夏美)の場合、似たような顔が日常生活のあちこちにいるお陰で
どうしてもあのトラウマが甦ってしまって、心が休まる場所がないし。
もしかしたら、なりすましとして犯罪に利用される頻度が増えるかもしれない。
似たような顔にしたら、内面をきちんと見てくれるようになるか?って言ったら、
多分そうとも限らない。
ふと思ったのは、今でも残っているのは黒人差別、
学生なら特に強く感じるのが「周りと違うからいじめられる」という風潮。
「みんな同じでみんな良い」世界にしたら、果たして容姿差別はなくなって平和になるのか?
という裏テーマも含まれていそうな気もしてきました。
後半戦突入の次回から、もっと本格的で複雑な展開になっていくでしょうかね。
覚悟して、待ちます。
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