こんばんは!りんころです。
今週までで視聴したドラマの一部の感想を、掲載していこうと思います。
※タイトルをクリックすると、その感想のページに飛びます。
マイペースに続けるためにも、ざっくりとした内容になっておりますm(_ _)m ←テンプレ
ではでは…
Destiny 8話(5/28放送分)
放送開始から17分過ぎで、野木(仲村トオル)が言ったのが…
「(お前の友達は)30も過ぎて、みんな幼稚で世間知らずだ」。
なんかもう、的確な発言過ぎて、
それ以降頭の中でずーっとグルグルさせながら見てました(笑)
野木の言う通り、奏(石原さとみ)たちって、
みんな自分本位で、身勝手な人たちばかりなんですよね。
奏は検事なのに私情を挟みまくりで、貴志(安藤政信)と住んでいる自宅に
貴志には無断で真樹と愛の逃避行をしたり…
散々貴志に対して不誠実な言動をしていたら、そりゃあ別れを切り出されるのも当然なのに、
本人は彼が気を利かせて誤魔化してくれたと知った時、
「あんな良い人、もうどこにもいない」はい…?と、思わず耳を疑いましたよ(苦笑)
彼への思いやりとか、罪悪感とかって彼女にはあんまりないんだなぁって。
他にも、真樹はたまたま目撃した祐希(矢本悠馬)を犯人だと勘違いして
簡単に罪を被って周囲に迷惑をかけるし。
祐希は祐希で、自分を庇った真樹が容疑者になってしまったにもかかわらず、
(全く犯罪に関与していないのに)自己保身を優先してしまう。
奏と知美(宮澤エマ)が梅田家で雑談しているシーンにしても…
なんであんなに笑っていられるのかが不思議でたまりませんでした。
特に謎だったのが…知美の「何やってんだろあの2人」発言。
あなたの旦那ですよ?
友達のために身の潔白を証明しようともしなかったんですよ??
私だったらそんな「同じクラスのあの人、最近〇〇になったんだって〜」みたいなノリで
他人事な発言は出来ませんよ。
むしろ、なんで言ってくれなかったの?って問い詰めるだろうし、
しばらく距離を置くかもしれません。
カオリ(田中みな実)がいたらな〜なんて思い出話になるのもよく分かりません(汗)
序盤でも書いた通り、みんな自分本位な性格なので…
大学時代を懐古出来るほどの友情って、ありましたっけ?
ここまで内輪の人間による証言というか告白が続いて、
それを"真実"だと受け取る描写に疑問を感じていた所で、
都合の良いタイミングで手がかりが現れるのも何だかなぁ。
ドライブレコーダーの映像とか、配達人(山添寛)に提供してもらった写真とか…
検事が調べる前に、警察が調べてそうなんですけどね。
「この人だ!」と気づくシーンも…寝落ちから目覚めた時にちょうど流れていたニュースで
見かけただけでしたし。
奏と真樹の惚気話に、大学時代の回想、真樹のポエムめいた不可解な発言に、
「俺がやった」で掻き乱す展開を2回やりながら
(↑この間の水10もそうですが、もうこの展開に飽きているどころか、うんざりしてます…)
ここまで事件の真相を引っ張り続けてきた本作。
最終回は野木の告白がメインでしょうね。つまり、説明台詞のオンパレード。
もうね…来週で終わりだから見るってだけです(悲)
Believe−君にかける橋− 6話(5/30放送分)
いやぁ、久々の雑感になっちゃいましたね。
2話の時に「話が進まない」と書いたっきりですが…ここまで見てきても、
・主人公にスポットライトを当てているはずなのに、狩山の妻・玲子(天海祐希)や
秋澤(斎藤工)、黒木(竹内涼真)、南雲(一ノ瀬颯)やその婚約者・本宮(山本舞香)など
他の登場人物のエピソードに尺を割くあまり、主人公の影が薄くなってしまっている
・登場人物の複数のエピソード+回想の挿入頻度の多さ+台詞の多さにより、
逃亡劇ならではの緊迫感が欠け、ダラダラした印象を与えてしまっている
・事件の真相をやたらと引き延ばしているため、
逃亡劇という似通った展開続きでマンネリ化し始めている
・明らかに「先が気になるでしょう?」「考察したくなるでしょう?」と
煽っているかのような思わせぶりな演出(特に場面転換)やシーンが多い
毎回、本当にこの4つの感想ばっかり浮かんでくるんですよ(笑)
今回は中間地点を越えたという事で書きましたが、
中々雑感集に上がらなかったのはそのためです。
同じような内容だから、時間もないし今回も書かなくて良いかな〜なんて…
ついつい優先順位が低くなってしまうのです。
私の中で「キムタクドラマ」は、光の意味でも影の意味でも
木村拓哉さん演じる主人公の存在感がとにかく大きくて、
持ち前の男気溢れるオーラとか、語りから滲み出る真っ直ぐさ・熱さとかで
周りの登場人物も視聴者もぐいっと惹きつけるイメージが強かっただけに…
こんなに群像劇ちっくになって、木村さんが目立たなくなってしまうのも珍しいんですよね。
豪華キャストで脇を固めるのも「キムタクドラマ」あるあるなはずなんですけど…
本作の場合は「この人の見せ場を作って下さい!」「出番を増やして下さい!」とでも
事務所から頼まれているのかな?と邪推してしまうくらい大人の事情を感じさせますし。
井上由美子さんは個人的に、人間の多面性やちらりと覗き見える"闇"を表現されるのが
お得意な脚本家だと認識しているのですが、
余計なお世話なのは重々承知で、あまり力が発揮出来ていないのでは?という気もしています。
また逃亡する舞台を変えたって事は、次回もそこまで進展はなさそうですね。
うーん、やっぱり逃亡劇は3ヶ月分の連続ドラマ向きじゃないのかもしれません。
仮に前後編での放送だったら、ダレないまま
先の話に興味を持たせることに成功していたでしょうし。
2時間SP or 映画だったら、真実追求のためにひたすら駆け抜ける主人公の動向を
ハラハラドキドキしながら見守れて、エンターテインメント感が強まって
あっという間に感じられたんじゃないかなぁ。