PJ 〜航空救難団〜 9話(最終回) 感想|あまりにも穏やかすぎる最終回

 

 

訓練生たちの成長も追っていく話なので、

「卒業おめでとう!」「感動の最終回だった!」と言いながら涙を流したかったんですけどね…

どうしよう、あまりにも穏やか過ぎる最終回なもんで、そんなに書く事がない…(汗)

個人的には、開始8分程度の落下傘降下訓練〜記念撮影の流れで

物語としては終わったように見えて、あとの話は蛇足に思えてしまったのです。

 

居酒屋で変な若者に絡まれるシーンは、

卒業論文に向けてPJや父の働きぶりを数ヶ月見学してきた

勇菜(吉川愛)の変化を強調するための、取ってつけたものに感じちゃいましたし。

訓練生1人1人への回想も3回に分けて挿入されていましたけど、

あんまり回想を入れると、尺が余ったのかな?という疑問も湧いてきます。

通常放送で終えた事、変な若者に絡まれた事で喧嘩になり騒動勃発!みたいな

展開にならなかっただけまだマシですし、全員でのTシャツ芸にはクスッとさせられましたが…

う〜ん…この内容だったら、前回を6分拡大放送にして、

そこに落下傘降下訓練+終盤の授与式(バックで論文モノローグを流す)を組み込んで

最終回という形をとっても良かったんじゃないでしょうか。

 

まぁでも、本作を楽しめたのは宇佐美のキャラクターが大きいです。

1話でのヘリコプターによる大胆な登場の仕方に惹かれて…

厳しさの中に愛情やユーモアさが含まれた指導法も好きでしたが、

5・6話辺りで、1人の人間としての後悔や不安も見え隠れする繊細な一面が描かれてからは、

どんな些細な表情も注目したくなるくらいには、より魅力的に映りましたね。

最近のお仕事ドラマで見られがちだった上層部での揉め合いもなく、

訓練生同士による蹴落とし合いもなく。

ただただ純粋に、"愛"と"友情"を熱く描き続けていた作風が、

熱血とは縁のない生活をしている私には物凄く新鮮に映って、懐かしくも感じられて、

最後まで見てみようという気にさせられたんじゃないかと思います。

 

最終回は私にとって、あっぱれだ!と言える仕上がりではありませんでしたが、

主人公が素敵だったので、総じて面白く見られたのでそれで良いかなって。

最終回の感想なのにガッツリ書いていなくてすみませんが、これで〆とします…m(_ _)m

 

 

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