しあわせな結婚 8話 感想|法律よりも重い家族のルール

 

 

あらら。15年前の事件だから証拠品も遺体もないのに、

幸太郎(阿部サダヲ)が本気を出して真相を調べたら、たった1話で犯人を特定しちゃった。

かたや材料があって、強い執念で再捜査まで持ちかけた黒川(杉野遥亮)と

当時関係していた警察は、一体何を調べていたんだとツッコミたいです…(苦笑)

っていうのは置いといて。

 

真犯人は、まぁそうかもな…と思う人でしたね。

ネルラ(松たか子)はここに来て自分が殺したんだと言い出したけれども、

レオ(板垣李光人)が事件に関わっているのは既に知っていて(だから家族で隠していて)、

幸太郎であればその真実も暴いてしまう事が分かっていたから

いきなりあの発言をしたんでしょう。

幸太郎がレオを出頭させた時、鈴木家で相談せずに独断で決めちゃうのは

どうだろうとはちょっと思いましたが、

かと言って、このまま守り通す事が彼にとって幸せかと考えたら…

それも違う気がするんですよねぇ。

 

5話の感想でも、

「ネルラ(松たか子)の周りにいる男性陣って、

彼女に振り回されている人たちばかりだよなぁ…」と書きましたが、

今回の結末を見ても、本当にその通りで。

法律よりも重い鈴木家(家族)のルールが存在している以上、

彼女の周りにいる男性陣は、みんな幸せにはなれない…そう感じています。

今となっては、布勢(玉置玲央)の絵画関係の仲間たちが

ネルラを悪者扱いする心情も理解出来ます。

布勢は鈴木家という閉じた世界に順応しようとするも、徐々に馴染めなくなった結果、

精神的に参ってしまったのかもしれません。

 

事件は解決したかのように見せかけて、来週の最終回で最大の秘密が明かされるそうで。

「夫婦の愛を問うマリッジ・サスペンス」とうたっている通り、

最終回は、亀裂が入った夫婦の関係性が修復され、

15年前の事件を乗り越えられるかどうかに一番注目したかったんですけど…

新たに"秘密"を追加するとは、何だかスッキリしませんね。

 

さらっとかつ意味深に描かれた弟・五守の死関連でしょうか。

鈴木家が閉じた世界になってしまったきっかけに、五守とかつての母が関わっているとか?

いずれにせよ、あまり期待せずに見ようと思います。

 

 

↓前回の感想はこちら↓

 

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