じゃあ、あんたが作ってみろよ 1話 感想|筑前煮男、現る。

 

 

(実は放送日に書いており、雑感集として他のドラマの感想と一緒に載せようと思い

下書きに残していたのですが、やっぱり単体で投稿する事にしました。)

(でも、そうなってくると、某火9が始まったらどうしよう…とも思っています。

そんな訳で、今後も投稿するかどうかは未定です。)

 

面白い。このドラマの竹内涼真さん、良い!最高!!!

竹内さんの元々持っている爽やかな雰囲気とか、スポーツマンな一面とか、カッコ良さとか、

そういった今まで蓄積された好感度の高さをあえてドブに捨てて

海老原勝男という主人公を演じ切ろうとしているので、

逆に好感度が上がりますし、応援したくなってしまいます(笑)

 

冷凍食品を入れた弁当は手作り弁当ではなく解凍弁当だの、

カレーって野菜切って炒めるだけでしょ?だの、

筑前煮が作れる女性が理想だの、

開始早々、タイトル通り「じゃあ、あんたが作ってみろよ!w」と言いたくて

ウズウズする発言オンパレードだったけれども、

話が進んでいくごとに、亭主関白らしい父親に似ただけで

根が悪い訳ではない事が分かる。

無駄に完璧主義で見栄張りな性格だけれども…

裏を返せば、反省をすれば即行動に移せる学習意欲の高い人とも言えるので、

そこは腰の重い私からしたら、ちょっと尊敬したくもなる。

あとは何と言っても、素直なのが大きいですね。

自分の考える計画が完璧だと信じてやまない時は上機嫌だったり、

彼女に振られた時はずぶ濡れになるほど落ち込んだり、

スカウトの女性たちからの誘いはすんなり受けたり…はもちろん、

極め付けは、スーパーからルンルンしながら出る所で、妙に可愛く見えてしまって(笑)

 

事前情報で「古い価値観を持つ男」だとは知っていたため、

イライラしたまま終わったら嫌だなぁ…と思っていましたが、

初回のうちから、彼の足りない部分も、隠れている良い部分も

不憫な一面も知る事ができたので、

このまま言動にツッコミつつ、成長を楽しく見守れそうです。

…まぁ、第三者目線で見ているからこう書ける訳で、

現実世界では、分かりやすく不快な人よりも、

彼のようなぱっと見明るくて憎めないタイプの人の方が

"モラハラ男"としてはリアルなんだろうな…とも思います(苦笑)

 

次回は、鮎美(夏帆)サイドのお話でしょうか。

圧倒的に非があるのは彼ですが(←ここは強調しておかないとw)、

彼女は彼女で、別れて次の彼氏を作った途端ピンク髪にしてクラブに通う辺り、

相手に合わせようと頑張りがち、影響されやすい人にも思えます。

勝男がプロポーズに誘ったあの日に、実は筑前煮を作ってくれていて、

次に再会した時には風貌が様変わり…

彼女は付き合っていた当時から現在まで、彼の事をどう思い、何を抱えていたのか

自然と気になってしまうような締め方でしたね。

 

ポップな演出も火10お馴染みな感じではありますが、

料理で言う胡椒やパセリのような、

物語やキャラクターの個性を引き立たせる塩梅に留まっており、

勝男のズレた男っぷりに拍車をかけていました。

 

掴みとしては抜群で、シンプルに楽しめた初回でした。

金曜も含めて、今の所、初回を見て素直に面白かったと言える作品は本作だけなので…

既に始まっている他の作品も、今後徐々に伸びる事を期待したいです。

 

 

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