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テセウスの船 7話 感想|まずは大人達が落ち着きましょう。

 

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見終わった。で、よくよく考えてみたら…

今回、話進んだ?

ってくらい何も進展がなかったような。

みきお(柴崎楓雅)が怪しいから気をつけろ!と

心(竹内涼真)と佐野(鈴木亮平)が騒ぎ立てて終わった印象しかない。

真犯人の手掛かりや情報が得られないままだから、

「みきおはサイコパスなんだ」で片付けられてしまっていて、

彼の奇妙な行動で視聴者を翻弄しているようにしか見えないのが残念…。

 

次回予告でようやく「みきおには共犯者がいたんですよ」

と心が気づいたみたいですが…そんなの多くの人がお見通しですよ。

だって、小学生一人が当時の事件を起こしたとは思えないじゃん?(笑)

宣戦布告した。USBがなかった。心という名前を聞いて「それ最高!」って笑った。

もしかして、自分以外にもタイムスリップ出来る人がいるのでは?

大人のみきおが少年のみきおを利用しているのでは?などの発想には

至らないのかなぁとただただ疑問でした。

 

80年代なら今よりも「〇〇会」、ましてやお楽しみ会があるなら

クリスマスパーティーやハロウィンパーティー(…は、当時から主流だったのかしら)

もありそうな気がするんですが、

まるでその日しか滅多に集まれないみたいに貴重な物として扱って、子供達よりも

半強制的に続行しようとする村人達も謎。

他にも…妊娠中の奥さんに運転させたり、前日になって子供達をパニクらせたりする佐野。

みきおに狙われているのが分かっていながら、そばにいてやらない父子。

まずは大人が感情的になるのをやめないと、小学生にすら舐められるから

気をつけましょう!という模範例を見ているようで(笑)

 

30年間埋めておくタイムカプセルは…どんな状況で開けられるのか、ですよね。

家系図と、由紀(上野樹里)との婚約指輪を埋めた心。

下手したら最終回では彼が亡くなっていて、由紀がそれを見る…なんて

展開になってもおかしくない気がしますが、どうなるんでしょう。

 

…ところで、金丸(ユースケ・サンタマリア)が落とされたのっていつでしたっけ?

もし仮に落とされた後だったとしても、今まで過去で起きてきた騒動が

再びタイムスリップした事でどうなっているだとか、確認してみたい気持ちには駆られないのかしら。

 

 

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トップナイフ -天才脳外科医の条件- 8話 感想|純子は「あつこ」とも読める_φ(・_・

 

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今回で一番タメになった(?)のは、

純子は「じゅんこ」だけでなく「あつこ」とも読めるという事。

最初、「あつこ」の名前に反応していた奥さんは「じゅんこ」と呼ばれていたので

「淳子」という漢字で想像してしまいましたが、違うケースもあるのですね。

(変換出来ないじゃん…と思っていたけど、

調べてみたら実際に「あつこ」と読む歴史上の人物がいたみたいで。)

 

それを除けば、話の内容は凡そ察しがつくもので、特に意外性はありませんでしたが、

構成的には今まで不要に感じていた 複数の患者で詰め込み過ぎのエピソードが整理されて、

ようやく1人の患者の症例を見せる作りへとシフト出来たか…という安堵の気持ちにはなりました。

なので、最近の中では一番見やすかったです。

しかし、(余韻を壊すEDの事はもう置いといて)

物語の着地点のつけ方が雑なのは相変わらずで、今回も手術シーンが短かった所や、

今の自分に振り向いてくれないと、鬱々とした表情を見せていた奥さんが

手術して夫の病気が治ったからって急に前向きになれるものなのか?

というモヤっとした心地でも見終えてしまいました。

 

そして、深山(天海祐希)達が集められた理由が分かった回でもある今回。

今出川三浦友和)の妻・里美(有森也実)の命を救うのに

相応しい人物を見極めていたんですなぁ。 

彼女をチームで手術する流れがクライマックスとなるのでしょうが、

ただ影で部下をサポートするだけで「トップナイフ」とは名ばかりの印象の深山が、

最終章こそメスを持って、率先して活躍出来るのかどうか…に僅かな期待を寄せたいです。

 

ところで…有森也実さんの役名が「里美」の件。狙いましたよね?(笑)

 

 

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病室で念仏を唱えないでください 7話 感想|醜態を晒さずに死ぬ…は不可能に近い

 

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昨日の「アライブ」の感想で、本作の先週の内容と重なる部分がある…と描きましたが、

今回は更にリンクしていました。

 

「私は私のまま死んで行きたい」「醜態を見せる事なく正しく死んで行きたい」と

自身のブログに記していた憲次(泉谷しげる)。

けれども、実際に考えると、延命措置をとったとしても

誰にも迷惑かけずに死ぬ事は不可能に近い。

将来のビジョンは自分で決めるし頼らない…と固く決意したとしても、

勘当していたり先立たれたりしていない限りは、家族の繋がりは切っても切れない。

 

だから、「迷惑をかける」と思わずに、自分の命は自分だけのものではないという事、

大切な人のために病と闘う生き方もまた価値のある事だと気づかせる行動に出る。

そんな松本(伊藤英明)が影響を受けたのは、前田(戸田菜穂)の存在。

 

前田は、憲次とは「延命措置をとらない」共通点がある一方で、

「娘に憎まれ口を叩かれながら死にたい」、死に際にあえて家族に会いたいという

真逆の考えを持っていた。

結果、彼女は安堵の表情を浮かべて、娘にネイルもしてもらって旅立っていった…。

前回に引き続き、患者のエピソードが物語上で必ず無くてはならないものになっていて、

そのエピソードを通して、松本のある意味"お節介"なキャラクターが

前面に押し出された作りになっていたのが良かったです。

 

一方で、松本と濱田(ムロツヨシ)の考え方の違いも、ここに来て明確になりましたね。

「生死」という言葉に敏感な松本と、「ラッキー」という言葉に敏感な濱田。

 

最後のペースメーカーの件は、濱田による実験だと思われますが、

彼なりにしっかりとした理由があるのでしょう。

子供の頃にたまたま良い先生に診てもらえて、心臓を手術してくれた経験をした分、

もしもすぐに順番が回ってこなかったら…

もしも自分と同じ状況であったはずの患者が救われなかったら…と不安になる気持ちが人一倍強い。

投資家と医療コンサルタントは、(中の人的に)胡散臭さが漂っていたものの、

融資をしたのもきっと、生きる希望を見出せない人を助けてあげたいという

思いやりから来ているのかもしれません。

 

次回から最終章。2人の対立関係がヒートアップしそうです。

濱田が「多くの患者を救いたい」点では松本と一緒な事は

回を重ねるごとに薄々察しているので、

あとはどうやって同じ方向を向いて行かせるのか…落とし所が気になります。

 

 

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病室で念仏を唱えないでください 6話 感想|幸せでいて欲しい人

 

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率直に言うなら、今まで見てきた甲斐があったなぁ…と思うくらいには、

出来映えに満足させられたお話でした。

 

憲次(泉谷しげる)、藍田(堀内健)、洋平(吉沢悠)と、複数のエピソードを

詰め込んでいく作りは相変わらずなものの、今回は「ただ詰め込んだだけ」ではなく、

それぞれのエピソードに意味があると納得させられる内容に。

少し具体的に書くと、藍田の「患者になってみて初めて分かった」などの言葉に

松本(伊藤英明)が感化され、憲次ももしかしたら強がっているのかも…?と思い

肺がんについて調べてみるアクションをとり、

同じような状況下にいる洋平に対しても誠心誠意向き合い、最後に憲次の家に訪問…

という流れが、構成的にも主人公の心情変化においても無駄なく

スムーズに構築されていた印象を受けました。

 

藍田のエピソードは中の人の事もあり、今回の"崩し"的役割になるのだろうと思っていましたが、

(病人なので、"崩し"という表現を使うのも申し訳ありませんが…(汗))

キーパーソンになっていたのが意外で、上にも書いたように

自身が患者になった率直な気持ちを松本に伝えるシーンには興味深く見入りました。

 

初回の頃は「医者と僧侶の兼業ってなんじゃそりゃ?」みたいな異質さを漂わせていた

僧医という職業も、サイの話を含めて最も活かせてますね。

普通の医者だったら目の前の患者に言わないであろう「死ぬ」という言葉も、

僧侶もやっている松本に言われたら有難い訳で。

 

自暴自棄になっていた洋平の目に光が再び宿り、

医療ドラマでお馴染みの「笑顔で退院」エンドに相応しい

生き生きとした表情を三宅(中谷美紀)に見せる、吉沢悠さんの演技にもやられました。

 

今回は、1本の物語、個々のエピソード、役者、主人公らしさ、全てにおいて良かったです。 

 

 

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アライブ がん専門医のカルテ 8話 感想|それぞれが見せる"笑顔"の意味

 

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先週の「ねんとな」の内容と重なる部分があったなぁ。

(視聴済ですがまだ感想は書いておらず。こちらも良い話だったので、

最新話までに書きたい…!←最近、金曜日の分の感想が遅くてごめんなさいm(_ _)m)

寄り添っている"つもり"の「頑張れ」や「いつも希望をもらってる」という言葉で

苦しめ続けてしまうのは人だけれども、

その一方で、忘れかけていた何かに気づかせてくれるのも、

笑顔を取り戻させてあげるのも、また人なのだ…と思い知らされるお話。

悩んだり、迷ったり、絶望したりした時に必要なのは、やっぱり人の存在。

それは、家族や親戚、友達かもしれないし、医者かもしれないし、

同じように闘病している患者かもしれないし、

もしかしたら、旅先で偶然出会った相手だってあり得るかもしれない。

 

和樹(萩原利久)が笑顔を取り戻すきっかけとなった、

道化師の格好をした光野(藤井隆)の芸に夢中になっていた少年時代の自分…

という夢を見るシーン。

まるでファンタジーで、視聴者によっては賛否両論が生まれそうな気はしますが、

かえってその演出が印象に残りました。

ドラマらしい「頑張れ」の押し売りではなく、アプローチを変えて

その言葉が自分にとってプレッシャーになる等身大の姿を描いてきた分、

光野の出現、彼との思い出が、彩りも何もないモノクロの世界に

ロウソクのような柔らかな明かりを灯したように感じられて、

現実と架空のメリハリのつけ方に思わず涙してしまいました…。

 

和樹は光野の芸に元気付けられた記憶で。

莉子(小川紗良)は民代(高畑淳子)にアドバイスしてもらったウィッグとスカーフで。

民代はずっとお世話になってきた心(松下奈緒)と薫(木村佳乃)の支えで。

そして、心と薫の二人は握手をして再出発。

それぞれが、自分なりに笑顔を取り戻し、自分なりに生きる希望を見出していこうよ…という

前向きになれるお話。

 

高畑淳子さんから発せられる言葉1つ1つに人間愛や温かみが含まれているような

演技がとても好きで、個人的には本作の要となる存在だったので、

退場してしまうのには寂しさがありましたが…

まだがんが悪化するかもしれないと不安になりつつも、

「自分でやり切る!」という強い意志を持って旅立って行った時の表情は本当に凛々しくて。

この人ならきっと大丈夫だろう…とも思える、爽やかな余韻の残るラストも良かったです。

 

医療ドラマの、患者のエピソードを扱う1話完結の作りとしては、

初回から特定の患者をじっくり描き続けるのは珍しい印象でしたが、

ずっと見てきたからこそ民代さんの選択には頷けるものがありました。

連ドラだからこその「醍醐味」もこういう形で活かされていたんだなぁ…とも

思わされる回でした。

 

 

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知らなくていいコト 8話 感想|追う者から追われる者へ

 

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野中(重岡大毅)の顔が映るたび、「お前〜!」と何度イラっとした事か…(笑)

 

次回予告で見せた尾高(柄本佑)のキレのあるパンチは一発だけ。

だからスッキリもしなかったし、むしろ、しばらく立ち直れなくなるくらい

もっとやったれ!とも思っていました。

しかし、全力で殴ってしまったら野中の思うツボな訳で、

殺人犯の娘の元彼だという事、一線を超えた関係である事もバラされてしまうだろうし、

そうなったら、安定した生活、収入、ケイトとの関係…何もかも失いかねない…。

「背中がまだ痛む」と言って止めていましたが、きっとそんな考えも一瞬過ぎったのでしょうね。

 

ケイト(吉高由里子)の過去を知っても普通に接してくれる同僚の優しさと

編集長・岩谷(佐々木蔵之介)の頼もしさ。

尾高のかける1つ1つの言葉の安心感。

しかしそれと同時に、世間やマスコミの悪意ある批判や副社長の陰謀、

野中の卑劣な行為も混在しているのが現実。

 

綺麗事ばかりではない。見えない目に常に追われている。

加害者・被害者家族がいるのは、そんな"気持ち悪い"心地のする世界なんだよ…というのを、

ケイトも「追われる側」になってみて初めて思い知らされる様を、

相田の奥さんを通して、彼女の視点に立って一緒に味わう事のできたお話でした。

 

今回を1つのターニングポイントだとすると、

追われる側になったケイトが今後、自分の置かれた立場と仕事に

どう向き合っていくべきかが重点的に描かれていくのだと思いますが、話数は残り2話。

乃十阿の件もまだ不透明ですし、あと1、2話くらい彼女の状況変化を早く描いても

良かったような気はします。

 

で、その乃十阿の件も、特に情報が得られないままだと思ったら、

最終章になっていきなり「冤罪か!?」なんて言い出す始末。

引っ張りに引っ張ってきましたが、ここは何の意外性もないオチで終わりそう…。

 

週刊誌記者の仕事ぶりには、今までそれを舞台にした同じ系統の作品よりも

一番リアリティが感じられてタメになりますし、

尾高や岩谷といったキャラクターも魅力的ですが、

縦軸の扱い方が疎かになってしまったのは少し勿体なかったのかな?と思っています。

 

 

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10の秘密 7話 感想|迂闊は遺伝するもの。

 

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な〜んか話がとっ散らかってるなぁ。

最初は娘の誘拐事件で「犯人は誰だ?瞳の抱える秘密とは?」から始まったのに、

いつの間にか3億円争奪戦になって、いつの間にか高嶺の花的存在の由貴子(仲間由紀恵

への復讐劇になって…と、どんどん主題が変わっていってる。主人公とおんなじ。

 

圭太(向井理)も圭太ですよ。

彼が目の前の問題に右往左往しているようにしか見えない事は以前にも書きましたけど、

「由貴子を捕まえて何がしたいのか」という"ビジョン"が伝わらないからイライラする。

ついこの前まで「娘のための3億円だ!」なんてお金に執着していたのに、

今回になったらお金はどうでも良いなんて言い出して、ターゲットは由貴子に変更。

こんなに自分の考えに一貫性がない主人公、います?

10年前の、陰からほんの少し見えただけの宇都宮(渡部篤郎)の靴磨きを

記憶していた翼(松村北斗)の方が、特殊能力が備わっている点で

主人公っぽく思えるんですけど。

もう翼と一緒に過去にタイムスリップしてやり直そうや…ってそれは別のドラマか。

 

最後まで圭太が菜七子(仲里依紗)を疑わなければ、候補者にも上がらない展開が

続くのが不自然だなー…どうせ「まさか菜七子が関わっていた!?」という

衝撃的なラストで落とすんだろうなーと思っていたから、案の定そうでしたね。

しかしまぁ、盛り上げ方、下手ですよね(苦笑)

意外性を持たせたいんだったら、

夜の仕事をしている姿を匂わせるシーンを入れなきゃ良かったのにさ。

演出に関しても、スローモーション取り入れれば迫力が出ると思ったら大間違い。

後ろから殴られる圭太…すっごい鈍臭い人に見えちゃったw

 

迂闊な人ばっかりなのでイライラはするけど、

ラッラッラッライ♪は毎週聴きたくなってしまうドラマ。

最早、OP映像を見たいがために見ていると言っても過言ではないかも…!?(笑)

 

 

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僕はどこから 7話 感想|前々回で学習済みなので寛容的に…

 

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また引き伸ばし感を覚えたなぁ。

 

山田(高橋努)の心理を、能力を使って探ろうとする薫(中島裕翔)の対峙シーンや、

母・陽子(仙道敦子)を縛る事で覚悟を露わにするシーンなど

確かに見所はあったものの、山田に関する描写・説明が多過ぎたのか、

前回で強く感じられた薫と智美(間宮祥太朗)の確固たる"絆"や存在感が

薄まってしまったのが残念。

まだ二人の学生時代の回想が盛り込まれていたから良かったですが、

それがなかったら、下手したら再び

「これ、どんなドラマだったっけ?」状態になっていたかも…。

 

けれども、4話と5話が前後編だったのを考えると、

今回も前編だと思えば良いのでしょうね。

なので、次回と合わせて見てみないと、感想は書きづらい感じです。

スッキリ片付けてくれる事を期待しています。

 

「明日、必ず、助けに行きます。」というメールを見た智美…銃を持って行った薫…

その時点で、山田の企みに気づいた上で動いているのかどうか?が気になります。

 

 

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僕はどこから 7話 感想|前々回で学習済みなので寛容的に…

 

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また引き伸ばし感を覚えたなぁ。

 

山田(高橋努)の心理を、能力を使って探ろうとする薫(中島裕翔)の対峙シーンや、

母・陽子(仙道敦子)を縛る事で覚悟を露わにするシーンなど

確かに見所はあったものの、山田に関する描写・説明が多過ぎたのか、

前回で強く感じられた薫と智美(間宮祥太朗)の確固たる"絆"や存在感が

薄まってしまったのが残念。

まだ二人の学生時代の回想が盛り込まれていたから良かったですが、

それがなかったら、下手したら再び

「これ、どんなドラマだったっけ?」状態になっていたかも…。

 

けれども、4話と5話が前後編だったのを考えると、

今回も前編だと思えば良いのでしょうね。

なので、次回と合わせて見てみないと、感想は書きづらい感じです。

スッキリ片付けてくれる事を期待しています。

 

「明日、必ず、助けに行きます。」というメールを見た智美…銃を持って行った薫…

その時点で、山田の企みに気づいた上で動いているのかどうか?が気になります。

 

 

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絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜(2020) 8話 感想|ちゃんと畳めるの?

 

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なんか…改めてめんどくさい話になりましたね。

壮大な展開、アクションが見所、テロ組織の陰謀、意味深な過去を持つ登場人物…

きっと「CRISIS」をモデルにしたんだろうなぁ、と思ってます。

(これは最後まで見られていないままなのだけど。あくまでも想像。)

 

でも、全然ワクワクさせられないのは…

やはり中途半端にネタバレしている演出が大きいんでしょうね。

どうせ香坂(水野美紀)が死ぬのは初回から分かっているので、

今更時間軸が飛んだって衝撃もへったくれもないですし。

最後に曽根崎(浜田学)、篠田(高杉真宙)、門田(粗品)それぞれの

怪しげな素振りを一気に提示して終わらせたのも雑。

私の理解力がないと言われればそれまでですけど、

見所が多過ぎて何を一番強調したいのかが曖昧だから、イマイチのめり込めないんですよ。

犯人は一体誰なのだ?と予想している間に、以前チラ見せした冒頭の話を少し回収して、

突然未来に飛んで、テロに香坂が関わっている新情報が追加されて…と、

次々畳み掛けるような内容について行けている視聴者は果たしているのかが疑問です。

 

唯一分かるのは、加賀美が見ていた少年の写真。

今いる候補者を考えたら、篠田しかいないんじゃないでしょうか。

門田も大分どうかしている様子でしたけど、

その人が犯人だとキャスト的には小者っぽいしなぁ。

田切(本田翼)が「私のせい」と言っているシーンが確かあったので、

テロの関係者だと気づかずに彼と付き合っていたのを責めていたと捉えれば

繋がりそうですが…。

 

うーん…それにしても…前シーズンよりも視聴率が下がっているのも頷けますね。

前の方が見せ方的に整理整頓されていた気がします。

もう何でも良いから、風呂敷を無事に畳んでくれる事だけを願ってます…。

 

 

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