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テセウスの船 6話 感想|クララ…じゃなくてミキオが立った!!!

 

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コメディよりも笑わされるドラマ(笑)

同じ迂闊でも「10の秘密」の主人公と何が違うのか…

なんて事を向こうの感想で書きましたけど、

自分語りを始めたり、自分の無計画な行動に自覚がなかったり…という点では、

誠実キャラだと思い込む人とそんな変わらないのかな?と思いました。

 

小太りでメガネの男は田中(せいや)だった←いやまた一人で家に侵入するんかい!

警察に捕まって感情的になった←冷静になって!自分の行動が読まれてるとは思わんのか!

由紀(上野樹里)に過去の自分の話をし始める←長くなりそうな話を寒い場所でしないで!

「今回は僕が一人で行きます」←今回"は"じゃなくて"も"だから!!

…とまぁこんな感じで、心(竹内涼真)のあまりの学習力のなさが際立つものだから、

今までで一番ツッコミまくった分…

最後で録音していた時にゃあ、成長したのねっていう謎の感動さえ生まれましたよ(笑)

 

由貴が心の奥さんだったとすんなり受け入れられちゃうのはファンタジー過ぎるし、

心が唐突に語り始めて、しまいには主題歌を挿入する事で

「ほら、ここ泣ける所だよ」という作り手の意図も見え透いた気がして、

終盤までは何かがスーッと離れていく心地がしたものの…

とりあえず、真犯人をチラッとだけ見せて次回に持ち越し…

なんて煽りはやらなかったのには安心しました。

 

真犯人はミキオ(安藤政信)。

正直、やっぱりな…と思ってましたw

意外と近くに怪しい人物がいるのはミステリーの鉄則ですし、

心が何もかも情報を彼に話してましたしね。

実は歩けるのも予想通りではあったけど…

「あな番」では不完全燃焼な役割で終わったのか

「ジ・エンド〜〜〜〜〜〜!!!」と叫んで暴れまくる安藤さんが面白かったので

満足ではあります。

 

ミキオだと分かった。つまり、材料は全て揃った。

そして再び過去にタイムスリップする心…。

公式だと「真犯人は違う」と言っていますが、

今の状態ではどう考えてもミキオのルートしかあり得ないんですよねぇ。

まさか、新キャラが犯人!なんて事はやらないでしょうね。

 

 

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テセウスの船 6話 感想|クララ…じゃなくてミキオが立った!!!

 

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コメディよりも笑わされるドラマ(笑)

同じ迂闊でも「10の秘密」の主人公と何が違うのか…

なんて事を向こうの感想で書きましたけど、

自分語りを始めたり、自分の無計画な行動に自覚がなかったり…という点では、

誠実キャラだと思い込む人とそんな変わらないのかな?と思いました。

 

小太りでメガネの男は田中(せいや)だった←いやまた一人で家に侵入するんかい!

警察に捕まって感情的になった←冷静になって!自分の行動が読まれてるとは思わんのか!

由紀(上野樹里)に過去の自分の話をし始める←長くなりそうな話を寒い場所でしないで!

「今回は僕が一人で行きます」←今回"は"じゃなくて"も"だから!!

…とまぁこんな感じで、心(竹内涼真)のあまりの学習力のなさが際立つものだから、

今までで一番ツッコミまくった分…

最後で録音していた時にゃあ、成長したのねっていう謎の感動さえ生まれましたよ(笑)

 

由貴が心の奥さんだったとすんなり受け入れられちゃうのはファンタジー過ぎるし、

心が唐突に語り始めて、しまいには主題歌を挿入する事で

「ほら、ここ泣ける所だよ」という作り手の意図も見え透いた気がして、

終盤までは何かがスーッと離れていく心地がしたものの…

とりあえず、真犯人をチラッとだけ見せて次回に持ち越し…

なんて煽りはやらなかったのには安心しました。

 

真犯人はミキオ(安藤政信)。

正直、やっぱりな…と思ってましたw

意外と近くに怪しい人物がいるのはミステリーの鉄則ですし、

心が何もかも情報を彼に話してましたしね。

実は歩けるのも予想通りではあったけど…

「あな番」では不完全燃焼な役割で終わったのか

「ジ・エンド〜〜〜〜〜〜!!!」と叫んで暴れまくる安藤さんが面白かったので

満足ではあります。

 

ミキオだと分かった。つまり、材料は全て揃った。

そして再び過去にタイムスリップする心…。

公式だと「真犯人は違う」と言っていますが、

今の状態ではどう考えてもミキオのルートしかあり得ないんですよねぇ。

まさか、新キャラが犯人!なんて事はやらないでしょうね。

 

 

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トップナイフ -天才脳外科医の条件- 7話 感想|医療ドラマからどんどんかけ離れていく…

 

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階段から何者かに突き落とされる冒頭…いや、2サスか!と思ったけれど、

最後までその印象は変わらず(笑)

でも、本作は"あくまでも"医療ドラマなので、

双子コーデのどちらが犯人でどちらが善人かは分かりやすい(キャスト的にも)。

っていうか、どう見ても同じ服装で、誰かを遠くから監視しているような

動きをしているのに、それにツッコまない医者達も変ですが、

患者を裏口から簡単に地下駐車場に連れ出せちゃうような

セキュリティの甘さも、どうよ…?(滝汗)

 

今回は患者・滝野(原沙知絵)のエピソードの方が重視して描かれていたので、

医者達の過去の匂わせ描写は相変わらず盛り込み過ぎなものの、

比較的見やすかったようには思います。

しかしその分、左半分が認識出来ない症状を持つもう一人の患者の扱いが曖昧なまま

終わってしまった勿体なさがありましたが、「俺が愛しているのはこの人じゃない…」

という台詞にもあったように、次回に引っ張るのでしょうか?

 

本作、深山(天海祐希)のナレーションから始まるアバンは良いのですが、

最後の締め方が何とも雑なんですよね。今回に関しては流れが変。

西川(夙川アトム)と滝野が幸せそうに手を繋ぐシーンを映しながら

「新しい顔が人生に彩りを与えてくれる事もあるのだ」という語りを入れる事で

希望の兆しを見出す結末にしようと意図したのでしょうが、

その前に今出川三浦友和)の意味深発言を挿入してしまっては不穏な印象が残ってしまい、

二人の間から醸し出される雰囲気にも浸れません。

まぁ、バーの店主に恋敵が!?という意外性を最後に持ってくるために

順番を入れ替えたのかもしれませんが、

そもそも、もう恋愛要素は広げなくても良いような…。

 

今出川のリストラの件は、きっと深山が第一候補なんでしょうね。

だって、手術しているシーン、一切なし!!

内容のクオリティは同じでも、最初の頃は、ドリルでガリガリ音立てるなど

結構エグいほど見せていたような気がするし、それが本作の良さでもあったんですが、

近頃はちょろっとしか見ませんもん。

小机(広瀬アリス)や西郡(永山絢斗)が少し頑張ってやってるレベル。

だから、最終回間近になって「深山がクビ!?」なんて煽られても驚かない自信があります。

トップナイフと言われる割には活躍してないもんね、と思うから。

 

次回は土10準レギュラー(?)の小市慢太郎さんが、本格的に物語に絡んでくるみたいです。

家族関係の話が追加されるとなると、ますます医療ドラマからかけ離れて行きそうですね。

主人公の存在感、本筋から浮いた踊るEDでしか

発揮出来ていないように感じるのは私だけですかね?

 

 

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コタキ兄弟と四苦八苦 6話 感想|世間という名の地獄

 

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世間縛苦(せけんばっく)。

これが一番身近で、生きていく上で一番多く経験する苦しみ。

 

「お兄ちゃんだから」という生き方を貫き通したが故に、

居場所を失ってしまった過去を持つ一路(古舘寛治)。

よく知らない人から社会不適合者だと言われようが、

愛する娘を大事に育ててきた事を誇りに思う二路(滝藤賢一)。

自分の環境を「変だよ」と友達に言われるハナ(川島鈴遥)。

ママは子供を教育すべき、パパは仕事するべきという風潮に

苦しめられてきた妻・有花(中村優子)。

それぞれの心の訴えを、シビアになり過ぎないように、

時に字幕演出などのユーモアを交えながら

「こんな心境を抱えて生きてきたんだよ」と優しく描いてくれたお話でした。

(もしかしたら、タワマンの住人にも、周りに取り残されないようにしようと

空気を読んでいる人がいるのかも?なんて。)

 

娘が初めて歩いた日、学芸会の練習で一緒に歌った歌、

今でも全部覚えているパパちゃんは凄い。

ぐうたらに見えても、実は主夫としての役割を全う、

いや、"役割を全う"以上に娘の面倒を見てくれていたんだと

奥さんが気付けたのは良かった。

娘がとても良い子で、幸せに育っているのが、この家族にとっての正解だとも思う。

でも、旦那の印象が変わった、奥さんも彼のどこが好きだったのかを思い出した、

じゃあ寄りを戻してみようか…というドラマらしい希望のある終わり方ではなく、

結局は「世間からどう見られるか」を基準にしてしまうオチに妙な余韻が残りました…。

 

人の数だけ何に苦しめられてきたのか、何に悩んできたのかも違うし、

そんな世間縛苦の中で、私たちは生きている。

日々を過ごして膨らんでいく"どこかモヤっとした気持ち"を具現化してみせたような脚本。

 

兄弟を通してしんみりさせられたと思ったら、次の回ではクスッとさせられてしまうし、

また次の回では共感してしまうし…で、

野木亜紀子さんの引き出しの多さに、改めて驚かされます。

 

 

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アライブ がん専門医のカルテ 7話 感想|現実から目を背けてしまう人間のズルさ

 

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今回は、引きこもりの息子を持つ武井(平田満)のエピソードと

縦軸部分である須藤(田辺誠一)のエピソードを並行して描いていく作り。

後者は今まで散々引っ張ってきたから、須藤が怪しげに動いてきた割には

あっさりと自分の犯した罪を認めてしまうんだなぁ…という驚きはあったけれど、

前者の患者も含めて「現実から目を背けていた人々の"覚悟"」を

二者の視点で描く話として考えれば、腑に落ちる内容でした。

 

医療過誤を利用してドラマチックな展開にするならば、

長年のキャリアと技術に自信のある医師が、

さらに上を目指そうと教授選に立候補し、そのために隠蔽工作を図る…

なんて流れもあり得るかもしれませんが。(あるいは、裁判で大々的に取り上げるか。)

あくまでも"手段"としてではなく、"自身が変わるためのきっかけ"として

医療過誤を扱う所が本作らしいし、医療ドラマではかなり新鮮さがありました。

 

以前見たとあるドラマで「みんなちょっとずつ良い人で、ちょっとずつ悪い人なんだ」

という台詞が印象に残っているのですが、この台詞と同じで、

根っからの悪人ってそうそういないと思うんですね。

須藤先生はいつまでも自分の腕に自信を持ちたがっていたし、

武井さんの息子は就活の苦しさから現実逃避をして、周りの事は見ないフリをしていた。

それを、ただ悪い人として描くのではなく、人間のズルさ、不器用さ、

中々上手く行かない理不尽な世の中…というのを絡めて

登場人物の心情を映し出そうとしているのがよく伝わります。

 

演出面では、最初はバックショットから始まり、光で顔を見えづらくさせたり、

正面からの撮影ではピントをぼかしたりなどして、

「何か一歩踏み出せない悩み(闇)を抱えているのかもしれない」と

息子に対して思わせておいて。

CM明けになって、保険証を出すという行為でようやく顔がくっきり見えた事、

震える手を映した事で、「変化」が感じ取れる工夫が施されていたのも良かったです。

 

また縦軸の話に戻りますが、須藤が恩田家に謝罪しに行き、

医大を退く意思が固まったという事は…

関河(三浦翔平)の立場はどうなるのでしょうかね。

薫(木村佳乃)の医療過誤の事件を追っていた理由は判明したものの、

強いて言うなら、彼の扱い方はあんまり上手くなかったような気がします。

自分の親も医療過誤で殺されたとか、もっと復讐心を抱えているのかと思っていたので…

この件のためだけに作られたキャラクターという感じがして、

関河から背景が感じ取れなかったのは少し勿体なかったかも?

 

 

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知らなくていいコト 7話 感想|因果応報の2人…からの野中の逆襲

  

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野中(重岡大毅)の言動を見る度、重岡くんはジャニーズなのに

よくこんなにも周りから反感買われる役を引き受けたなぁって、つくづく思いますね。

帰りたくても帰れない接待に付き合わなきゃならないのは

ちょっと気の毒だったけれど、それを一気に忘れさせる最後のクズっぷり。

「尾高さんとケイトさんの不倫がバレたら…もっともっと大変な事になりますからぁぁ」

の言い方が憎たらし過ぎて堪らなかったわ〜〜!!←良い意味で。

よくよく考えたら、視聴者をイラッとさせる男性が多い気がする今期(笑)

 

前回の感想で、ケイト(吉高由里子)を刺しに来た犯人を

乃十阿の事件の被害者家族だと予想したのも、

次回予告で野中がケイトの正体をバラすシーンがあったから、

流れを考えればその関係者が来るんじゃないかと思っていたんですが、

普通に前回の不倫ネタを売った奥さんだったとは。

じゃあ何でバラしたい気持ちに駆られたのか?と疑問でしたけど、

その動機がねぇ…尾高(柄本佑)が庇った、自分は動けなかったからっていう

単なる逆恨みから来ていたのが幼稚で…(苦笑)

 

個人的には、役者に対するイメージって出演されていたドラマの役で決まってきて、

良い役だったら好きになってしまうし、逆に悪い役だったら苦手になってしまうっていうのが

一定期間続くんですけど、

重岡くんに関しては「これは経費で落ちません!」で今からお口直ししても、

暫く"野中"のイメージは頭から離れられないかもしれませんなぁ。

次回予告で尾高に殴られるシーン、もっとやっちまえ!って応援しちゃったしw

 

今回はいつも以上に福西(渕野右登)の出番が多い印象でしたが、

周りに敏感であるが故に徐々に闇堕ちしていく野中と、

逆に周りを気にせずマイペースに進む彼とで

若者同士で対比の構図を図ろうとしていたのではないかなぁと思います。

佐藤(森田甘路)にマスクを2回はがされた時の表情が、アドリブだったのか、

微かにフフッと笑っていたのが面白かったです。

ケイトが刺されるのはいつか…とハラハラさせられる中で、

緩衝材の役割を見事に担ってましたね。

 

乃十阿の方は全く進展なし。

次回も不倫のドロドロ展開が続いていくのでしょうか?

 

 

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知らなくていいコト 7話 感想|因果応報の2人…からの野中の逆襲

  

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野中(重岡大毅)の言動を見る度、重岡くんはジャニーズなのに

よくこんなにも周りから反感買われる役を引き受けたなぁって、つくづく思いますね。

帰りたくても帰れない接待に付き合わなきゃならないのは

ちょっと気の毒だったけれど、それを一気に忘れさせる最後のクズっぷり。

「尾高さんとケイトさんの不倫がバレたら…もっともっと大変な事になりますからぁぁ」

の言い方が憎たらし過ぎて堪らなかったわ〜〜!!←良い意味で。

よくよく考えたら、視聴者をイラッとさせる男性が多い気がする今期(笑)

 

前回の感想で、ケイト(吉高由里子)を刺しに来た犯人を

乃十阿の事件の被害者家族だと予想したのも、

次回予告で野中がケイトの正体をバラすシーンがあったから、

流れを考えればその関係者が来るんじゃないかと思っていたんですが、

普通に前回の不倫ネタを売った奥さんだったとは。

じゃあ何でバラしたい気持ちに駆られたのか?と疑問でしたけど、

その動機がねぇ…尾高(柄本佑)が庇った、自分は動けなかったからっていう

単なる逆恨みから来ていたのが幼稚で…(苦笑)

 

個人的には、役者に対するイメージって出演されていたドラマの役で決まってきて、

良い役だったら好きになってしまうし、逆に悪い役だったら苦手になってしまうっていうのが

一定期間続くんですけど、

重岡くんに関しては「これは経費で落ちません!」で今からお口直ししても、

暫く"野中"のイメージは頭から離れられないかもしれませんなぁ。

次回予告で尾高に殴られるシーン、もっとやっちまえ!って応援しちゃったしw

 

今回はいつも以上に福西(渕野右登)の出番が多い印象でしたが、

周りに敏感であるが故に徐々に闇堕ちしていく野中と、

逆に周りを気にせずマイペースに進む彼とで

若者同士で対比の構図を図ろうとしていたのではないかなぁと思います。

佐藤(森田甘路)にマスクを2回はがされた時の表情が、アドリブだったのか、

微かにフフッと笑っていたのが面白かったです。

ケイトが刺されるのはいつか…とハラハラさせられる中で、

緩衝材の役割を見事に担ってましたね。

 

乃十阿の方は全く進展なし。

次回も不倫のドロドロ展開が続いていくのでしょうか?

 

 

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僕はどこから 6話 感想|ガッツリと"第2章モード"に入る展開。

 

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いつも冒頭にあった薫(中島裕翔)と智美(間宮祥太朗)の学生時代の回想がなくなり、

前回のあらすじへと差し替えられたのを見て、

「物語が"第2章"にいよいよ突入しようとしているのだな」という感じが伺えました。

出会いのきっかけ、当時の関係性…といった初期設定を大幅に排除した分、

二人の間にしかない、警察の持つ正義感や反社会勢力の仁義以上に揺るぎない

「友情」「絆」がより明確化されたような気がします。

 

会長(若林豪)の思惑、山田(高橋努)の企み、駿(岡崎体育)の気味悪さ、

井上(笠松将)の危うさなど、それぞれの人物の動きをチラつかせて

視聴者に興味を持たせる手法は初回の作りと似てはいるものの。

ここまでで、薫と智美が過ごした青春の日々というバックボーンが

十分に伝わる内容になっており、

また、警察に連行されてしまう危機を、連携プレイで乗り越えてみせた

熱い前回からの今回…という流れでもあるので、

今度こそ、水面下で動く強力な支配者の手によって

二人の友情が壊されてしまうのではないか?と、今後の行方にハラハラしてなりません。

 

実母は暴力を振るう実父から、兄妹を守る事が出来なかった。

そこで、血の繋がりは何の足しにもならないと思い知る。

誰にも頼らない。だから自分が強くならなければならない…という

智美の少年時代も印象的で。

そんな「はじめに力ありき」が必須の環境の下で過ごしてきた智美と、

人を疑う事をまるで知らないような、純粋で素直な心の持ち主である薫が、

千佳(上白石萌歌)の救出を通して、初めて正反対な二人が出会えた事が

改めて素敵だなぁとも思える話でもありました。

 

漢字の間違い探しゲームのくだりも、その事について話している最中に

学生の頃の二人の面影が現れていたように感じられて、中々好きです。

 

 

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10の秘密 6話 感想|親も迂闊なら子も迂闊。

 

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もう…アホちゃうの(笑)

圭太(向井理)が菜七子(仲里依紗)を連れ出して、わざわざ3億円を見せるもんだから

「あ、こりゃ、お金を盗られているのに衝撃を隠せないオチで終わるな…」と思ったら

案の定そうだった。だからちっともハラハラしなかった(笑)

由貴子(仲間由紀恵)じゃないでしょ。菜七子の可能性大でしょ。

相手をちっとも疑おうとしないし、話すべきでない事は大声で話すし、

逆に翼(松村北斗)に共有すべき事は誤魔化して終わるし。変ですよ、この主人公。

パソコンのモニターもさぁ…普通、誰かやって来たら閉じるもんじゃないのかね?

(まんまと宇都宮(渡部篤郎)の誘いに乗っからなかったのは、良かったとは言え…。)

 

そして、今回の話は、親の性格が子供にも遺伝するというのがよく分かる例。

一緒に生活を共にしている父親よりも、

疎遠だったものが最近になって近づいてきて、急にご馳走を振る舞う元母親の方を

信じ切っちゃう瞳(山田杏奈)にもイラッと来てしまいましたw

リアルタイムで今いる場所をSNSに投稿する件は、由貴子の作戦かと思っていたけれど、

まさか何も考えなしだったとはねぇ…まぁ、今時の子っぽいとも言いますか。

 

瞳が出て行って蕎麦屋で泣いているシーンでは、わかりやすいほど悲壮感溢れる劇伴を流すし、

3億円のありかを教えているシーンでは、何故かラッラッラッライ♪のOP曲を使って

ワクワク感を演出。

圭太が瞳に由貴子の秘密をばらすシーンも、横浜レンガ倉庫近くなのだから

人混みがありそうなのにもかかわらず、周囲にも外にも全く人がいない。

今回はそんな不自然な点も目立っていた印象でした。

(何かを告白する時に全く人がいないのは、以前からそうでしたが…(汗))

 

圭太と由貴子は相変わらず「奪い愛、金」ごっこをしている状況。

そこに恐らく菜七子が参戦となると、瞳も最終的には関わる事にはなるのでしょうね。

ひょっとして、物語を引っ張っている主人公…3億じゃない?

同じ脚本家の作品「銭の戦争」の後半の展開を彷彿とさせられますね。

 

 

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病院の治しかた〜ドクター有原の挑戦〜 5話 感想|信頼関係が保てるかどうかは医者次第…

 

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難題を押し付けられた江口(稲葉友)が

第二の野林先生のようになってしまうのではないか…とハラハラしながら見続けた前半。

でも、こんな仕事向いてないと言っていた彼でも、最後までめげずに辞めなかったのは

倉嶋(高嶋政伸)の説得のお陰。

今回の内容は人情寄りに傾いている感じはしますが、「人情で片付けちゃったよ…」とは

全然思わないのは、励ます相手が主人公ではなく

あえて門外漢同士の倉嶋にした…という所が良かったからかもしれませんね。

 

長年経験を積んできた者から発せられる「富山の薬売り」作戦も興味深く聞けました。

以前にあった「5本の指の向き」論もそうでしたが、

ビジネスモノらしいゴリゴリの専門用語を全く使わずに、

視聴者にも身近に感じてもらえるようなテーマや出来事を取り入れて説明させる

台詞運びが、本当によく出来ているなぁとも思わされます。

 

江口くんのお仕事描写は、従来の「お仕事ドラマ」のベタさはあるものの、

誰かのために頑張り、やがてその努力が報われる…というエピソードにはやはり弱く、

突っぱねられる姿を散々見てきた分泣けてしまいました。

倉嶋さんがいてくれて助かった。田端さん(角野卓造)がツンデレで良かった。

有原先生(小泉孝太郎)には、どうか、時間外労働手当と特別業務手当を

しっかり出してあげて欲しい限りです(笑)

 

3ヶ月が過ぎて、地域医療ネットワークの登録者は70人を突破。

…ですが、開業医をバカにするような、相変わらずプライドがガチガチの医者達が

果たして信頼関係を保てるかどうか?は甚だ疑問です。

いくら江口くんが1人ずつ丁寧に接し続けて良い印象を持たせた所で、

紹介元の医者が有原病院の医者達の対応を見て「こんな病院、任せるんじゃなかった!」と

関係を切ってしまっては、元も子もないですからね。

 

有原や倉嶋には優秀さや仕事の腕前は確かに感じられますが、

一方で他の医者達はただ文句を言っているだけ…というイメージしかなく、

仕事はちゃんと出来る人なのか、その描写が不足しているんじゃないかとは

最近思っております。

そこが唯一惜しいポイントかなぁ。

 

 

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