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罠の戦争 1話 感想|待ってました!今までの戦争シリーズよりウケが良さそう。

 


戦争シリーズと言われている「銭の戦争」と「嘘の戦争」は当時視聴済みですが…

内容はもうあんまり覚えておらず。

ただ、初回は確かどちらも、完膚なきまでに打ちのめされてから復讐を決意するという、

いわゆる"どん底から這い上がる"主人公の様子を描くのに重きを置いていた気がするので、

早速仲間と結託して、スッキリする展開を2回も盛り込んだのは意外でした。

テンポが速かったのもあって、暗くて残酷な内容が苦手で脱落してきた視聴者も

本作なら受け入れやすいんじゃないでしょうか。

 

亨(草彅剛)の命の恩人である犬飼(本田博太郎)。

「唯一手を差し伸べてくれた」と言っていたように、通常の復讐ドラマだったら、

当時挫折を経験していた亨が犬飼に指導されて、一人前の秘書になるまでの回想が

盛り込まれていたのかもしれませんが、本作は基本的に現在進行形で物語が進みます。

となると、説明台詞ばかりで情報過多になるか、

憎き相手の描写が弱くない?という可能性も出てきてはしまうのですが…

肝心の復讐動機が、犬飼の佇まいや言動からどことなく漂う"胡散臭さ"だけで

説得力が持てるようになっているのが凄いんですよね。

それは、本田博太郎さんの「ワシッヅ!」の言い方が一々癖が強くて、

頭に残りやすいのもありますが(笑)

亨が彼に恩義を感じている割には、パシリに使われたり、わがままに振り回されたりで、

犬飼にとってはむしろ、便利な道具としか思われていないような

違和感の連鎖で話を進めていったのが、

最後の、彼を恨む亨への共感に繋がったのだと思います。

 

あとは…やっぱり、草彅剛さんの演技を主演作で、

しかも民放局で久々に見られるって事が、何よりも嬉しいですかね。

タイトルにある"罠"だけに、

巧妙な手口で相手を罠に陥れる策士っぷりがしっくり来ていました。

「拾われた男」の感想でも言及したんですけど、

草彅さんって、登場人物に命を吹き込む役者さんだなぁ…と思っていて。

感情表現にしても、怒りや憎しみを吐き出すというよりかは

静かに昂る演技に長けている印象があるので、

犬飼から「事故という事にしておいてくれ」と言われたシーンを筆頭に、

台詞はないながらも、冷静さを装いつつも

怒りがふつふつと湧き上がっているのが伝わる演技には、

これぞ真骨頂!と、ワクワクしてしまいました。

スマートな人であればあるほど、感情を表に出さない。となると…

まだまだいろんな武器を持ってそうな気がするので、

今後どんな罠をしかけてくるのかも、見所の1つとなりそうですね。

 

また、亨のさり気ない恐ろしさを立たせるのに、

「君も、何かあるんだろ?犬飼大臣に」と亨に言われて、

見透かされたようで内心怯えている蛯沢(杉野遥亮)のカットを入れてきたのも印象的でした。

まさか、彼が何者なのかも知らずに協力を求める事もないでしょうから、

ここの関係性にも期待したいと思います。

 

最後に…変な言い方ではありますが、某長寿番組を日常的に見ていた私からしたら、

主題歌も相まって久々に「月曜10時」が帰ってきた!とも思えて、

そういう意味でも楽しめた初回でもありましたね。

とにかく、期待通りのスタートで安心しました。

 

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ブラッシュアップライフ 2話 感想|2周目の人生を送って気づけたこと

 

 

次回予告で分かっていた事ですけど…時の流れが、は…早い!

子供時代のエピソードは、するすると流れるように終わってしまいました。

前回の感想で書きそびれていたんですが、

設定自体は違うものの、人生2周目が故に

周りの動向を熟知して行動を慎重にとっている辺りに、

ちょっとだけ「SPY×FAMILY」のアーニャっぽさを感じていて(笑)

大人にバレないようにどうやって動いていくのか…のドキドキ感を味わいながら

見ていた部分もあったので、

あっという間に成人姿になったのには、寂しさもあったんですよねぇ。

高校時代も大学時代もどんな風に徳を積んでいったのかを、もっと見ていたかったです。

 

まぁでも…子供自体は早々に終わらせて

大人時代を(恐らく)じっくり描こうという構成にしたのは、

主演は安藤サクラさんだから…という事情も含まれてはいるんでしょうけど。

個人的には、「20代に突入したら、時の流れがどんどん早く感じるようになる」

という説があるように、社会人として目まぐるしい日々を過ごしている中で

流してしまいがちな、"人との繋がり"や"ご縁"といった生きていく上で大切なものを、

人生1周目の頃はただ「このまま平凡な人生が続いていくんだろうなぁ」と

何となく考えていただけだった麻美に気づいてもらい、"学び"に変えてもらおう…という

彼女自身への課題をも意図しているのかなぁと思えたりもしております。

 

実際今回でも、麻美にとっては、福田(染谷将太)の選んだ道が失敗だと思っていても、

からしたら、夢破れて家族が出来て、フリーターとして働きながらも

大切な人を養えて充実した日々を送れているんだろうと、

相手の立場になって一旦立ち止まって考えてみる事を学びましたし。

三田先生(鈴木浩介)を救った代わりに、今度は人生1周目だったらならなかったであろう

市役所の課長の人生を大きく変えてしまう事も、

逆に、アクションを起こせば、

自分に幸運が舞い降りてくる可能性だってある…という事も経験しました。

 

それでも、ゲームボーイアドバンスをまた没収される羽目になったり、

記憶がおぼろげだったりと、人間は必ずどこかに"抜け"があるもので。

それは麻美だけでなく、現実世界を生きる全ての人々にも当てはまる事だと思います。

 

歴史上の人物ではなく、一般人のやり直し人生…って所に意味がある気がしていて。

一種の成長物語として、"ベスト"ではなく、

どうやったら"ベター"な人生を歩めるのかを模索する麻美の様子を見守る面白さと同時に、

現実では彼女のようにやり直しがきかないからこそ、自分事に当てはめて考えてみる

ささやかな教訓のような面白さもあって、

2通りで楽しめる内容になっていっているのが凄いんですよね。

もしかしたら…回を重ねるごとに、

深くないようで、見方によっては案外深いのかも?と思える作品になるのかもしれません。

 

最後に…三田先生の新たな一面も覗かせたラストエピソードには、ほっこりさせられましたね。

優しく包み込むような声が特徴のあの方の主題歌が流れていたのが

また良い仕事をしていて、若干涙腺が緩んでしまいましたよ(笑)

何年も経っているのにまだ使える…と思ったら、

いや初期化してるんかい!というオチのつけ方まで、今回も最後まで抜かりない回でした。

 

 

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Get Ready! 2話 感想|理事長の理想論に騙されてるだけだよね…。

 

 

初っ端からスイーツだの、警視庁だの、病院だの、占い師だの…

あ"〜〜…もう蛇足が多過ぎてしょうがないです。

描かなくても成立するエピソードを、なぜ盛り込もうとするんでしょうかね。

まるで"ノルマ"かのように、各々の出番を無理やりにでも作ろうとするから、

描かざるを得ない…という状態に陥ってしまうんじゃないんですか?

スイーツのくだりは百歩譲って、恐らく最終回付近で患者として運ばれる事になるであろう

嶋崎(當真あみ)の過程があるのでまだ良いとしても、

警視庁と病院、占い師のシーンは毎回必要なの?と思えてなりません。

もうちょっと情報の取捨選択を出来ないもんなのでしょうか。

というサブエピソードの話はこれくらいにしておいて…

 

前回と今回を見ていて気づいたのは、本作ってやたらと

「生きる価値があるかどうか」を強調して描くんですよね。

正直、結果的には、やっぱりまだ生き続けたいと懇願してきた患者を救う話にはなるんですから、

患者を見定めている時間も、話を盛り上げるための

尺稼ぎにしかならないなぁという考えではいるのですが…。

もし今後も、何が"悪"で、何が"善"なのかを描き分けた上で

初めて主人公が能力を使うという構成を貫くとするのなら、1つの疑問点が生じるんです。

それは、なぜ「仮面ドクターズ」の行動理念を最初のうちに明示しておかないのか?という事。

例えば、今のチームを立ち上げるに至った動機、

波座間(妻夫木聡)の言う「生きる価値のある人間」と「生きる価値のない人間」の基準は

具体的にはどこにあるのか…などが挙げられます。

(今回は自ら判断したものの、前回では周りに唆されてから手術を決めてましたから…)

今回では下山田(藤原竜也)の表の顔が国際弁護士だった事が明かされた辺り、

各々のメンバーに関する情報は"縦軸"として、小出しにしていくんでしょうけど。

行動理念が曖昧にされている限りは、人物像がぼやけたままで

魅力的には映らないと思うんです。

 

そして、それとは別にもう1つ気になったのは、城和学院大学の人物の描かれ方について。

警視庁も動いていて、大学付属病院の若者たちの間でも周知されている

「仮面ドクターズ」なんですよね?

なのに、今回のターゲットとなっている理事長・寛(柄本明)や

その息子・康之(三浦貴大)が知らない様子だったのは…

これ、なんか矛盾しているように感じるのは気のせいですか??

前回の患者は、医療とは無関係の職に就いていたので、知らないのもまだ頷けるんですが。

今回は医療が関わっているんです。同業者なら、情報は入ってきているでしょう。

せめて「もしかして、あなたたちが…」といった台詞くらい入れていたら、

不自然さもなくなったと思いますよ?

警視庁や病院と、特に存在意義を感じない設定をただ盛り込んだ"だけ"で、

そこから話を膨らませて物語を紡ごうとしないから、

こういった矛盾が生じてしまうんですよね。

 

内容自体も、「生きる価値があるかどうか」を手術する基準にしている割には、

妻の病気を見落とした事への償いはあっても、

康之が父を追放する決め手となった、裏金や裏口入学に対する償いの態度は見せず、

長い理想論を語って感動を誘うという強引な展開だったのも…(汗)

その何冊もの通帳の中に入っているお金は、汚いお金なんでしょ?とも思えてしまって。

延長分は冒頭に書いた事に使うより、記者会見の時間を設けて自身の過ちを全て告白するとか、

20億円を親に1家庭ずつ返済するとか、そんな変化が垣間見える人物描写に使った方が、

波座間が彼を生かそうとしたのにも説得力が持てたのかもしれません。

 

次回はやっとこさ通常放送との事で、

まずは最低限、冗長感をなくしていただきたいですけどね。

直接でもホログラムでも、患者と何度も接触しているのも

まどろっこしさを漂わせている気がします。

っていうか、あれだけ接触していたら、

監視カメラなどに証拠が残ってしまう可能性が高くなるのでは?

なんかもう…設定にしても脚本にしても、粗だらけですね(苦笑)

 

次回を見て、感想を書き続けるのか(最悪、視聴もやめるか)

そろそろ判断しようかと思います。

感想が投稿されなかったら、視聴のみに切り替えたか

リタイアしたかという事で、お察し下さいませ…。

 

 

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大病院占拠 1話 感想|青鬼は…まぁ分かるよね(笑)

 

 

期待値をすっっっごい低く設定していたからなのか…

意外と悪くなかったかも…というのが、初回を見ての一番の感想。

いや、面白く見られたかも?(笑)

 

タイトルの通り、大病院が占拠されていく様子が描かれていっているのもあって、

本作の作りは、大枠で言えば「ワンシチュエーションドラマ」にはなるんですよね。

スタッフが関わっているだけに、設定や演出の所々に

「ボイス」「レッドアイズ」がチラついたり、

意図的に隠しているようなあざとい見せ方はあれど、

その作りになっていたのが功を奏していたのかもしれません。

お陰で、登場人物の動向に焦点が当たり、

武装集団vs主人公側」という対立構造で魅せる物語である事が

視聴者に伝わりやすい内容になっていましたし。

内容自体も、武装集団の目的は何なのか?

過去に傷を負った武蔵(櫻井翔)がどう立ち向かっていくのか?の2点に絞って

展開されていったのもあって、

緊迫感を持続させながら、あっという間に見終える事が出来ました。

何なら、ちゃんとサスペンスしてる…とすら思えてしまいました(笑)

 

また、警察が全然仕事の出来ない組織に描かれていたり、説教シーンがあったり、

妻・裕子(比嘉愛未)を絡めて「家族で幸せな時間を過ごしていたあの頃」なんていう

湿っぽいエピソードを盛り込んだりしなかったのも、見やすさに繋がった気がします。

個人的には…本作のようなトンデモ設定を活かしたサスペンスは

ツッコミ要素は1つだけあれば十分で、複数追加していったら

物語の没入感を薄める"ノイズ"になると思っているのでね。

謎の行動をしまくる鬼たちがそれを丸々受け持ってくれているのもあって、

ハラハラしつつも、今後も楽しんで見られそうなのにも安心です。

 

ただ、唯一気になるのと言えば…見所を絞っている分、

やっぱり、この内容で10話も持つのか?って事。

2時間スペシャルとして一気に見せた方が向いているとは思うんですが、

いくら鬼が10人いようが、今回はここが判明して…この鬼の正体を明かして…

というやり方では、どう考えてもマンネリ化する可能性が高い訳で。

となってくると、そのうち、警察か病院側にいる内通者探しや、実は生きていた医者、

病院外で事件勃発…といった追加エピソードが増えるんだろうなぁというのも

読めてはしまうんですが。

マンネリ化を感じさせないようにどう盛り上げていくのか?

今後はそこに注目して見続けてみようと思います。

 

最後に…青鬼の正体は、考察が苦手な私でも分かりましたよ。

某ドッキリ番組で、水着が溶けていったあの方ですよね?(笑)

CMでヒントを出している時点でねぇ…

警察による声の解析よりも、視聴者の特定の方が

SNSでトレンド入りするほど早いのには笑っちゃいましたw

 

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100万回 言えばよかった 1話 感想|サスペンス部分に興味津々

 

 

恋愛要素はもちろん、サスペンスもあり、コメディもあり…で

一言ではジャンルを括れないような、何だか不思議な内容でしたね。

そのお陰か、いろんな作品を思い浮かべながら見ておりました。

 

恋愛とサスペンスの融合で、切ない雰囲気を醸し出させる作りは「最愛」を。

幽霊が絡んだ設定とコメディ繋がりで「あのときキスしておけば」を。

佐藤健さんが料理人の役で「天皇の料理番」を。

看病のシーンや交差点のシーンで、少しキュンとさせるような

格好良い姿を見せてきた所は「恋はつづくよどこまでも」を彷彿とさせます。

 

…ってまぁ、後半に関しては、佐藤健さんってそう言えば

TBS作品のご出演が多いよなぁ…と考えていて出てきた事ではあるんですが。

でも、中でも一番近いのは、

去年のちょうど同時期に放送された「妻、小学生になる。」だと思っています。

しょっぱいプリンで直木(佐藤健)がそばにいると確信するラストシーンなんかは特に、

ハバネロがかかったミートボール入り弁当のくだりと重なってしまいましたしね(笑)

あちらは脇役ではありましたが、幽霊と会話出来る人物が存在しているのも一緒です。

 

ただ…「妻、小学生になる。」とは近くても

"同じ"までは行かないと思える理由は、2点あって。

1点目は、その作品が、最初は妻が生まれ変わりの姿でやってきたのが

後に幽霊だったと判明していたのに対して、

本作では、直木が彷徨っている幽霊である事を先に明かしてから

他人の体に憑依する…という、実態を逆方向から描いてきた点。

2点目は、その作品だと、妻の他界から数年経っても前を向けない主人公の未練を強調しながら

ゴールを「家族再生」にしていたのに対して、

本作は「直木はどうして亡くなったのか?」「直木の家族関係は?」

「事件との関連性は?」「そもそも生霊の線もあるのでは?」といった、

(初回の印象だと)当時はあまり語られなかった彼の真相に迫る所をゴールに定めている点。

 

こう書いてみると、大まかな設定は似ていても、

テーマ自体や細部では異なっている事が分かるでしょう。

言い換えると、今は既視感を覚える設定でも、

今後の展開次第では差別化は大きく図れるし、化ける…

そんな可能性を秘めているという事にもなります。

原作の実写化なら「きのう何食べた?」や「G線上のあなたと私」、

オリジナルなら「サギデカ」と、どちらも成功を収められている安達奈緒子さんと、

同じくヒット作を多く生み出している磯山晶プロデューサーとのタッグなので、

大コケはしないはず…という訳で、期待はしてみたいです。

 

内容に関して言えば…

本作のうたう「"切なくて温かい"ファンタジーラブストーリー」に合わせて、

全体的に演出も劇伴も落ち着いたトーンで作られていた所が好印象でしたし。

お2人の日常感溢れる会話劇の上手さはもちろんなんですが、

今期のドラマの初回はどれも

人物にまつわる説明台詞や小ネタで詰め込み過ぎな傾向にあった分、

台詞の量も程良く、間の取り方も適切で、映像で魅せていってくれる内容に

居心地の良ささえ感じさせました。

 

強いて言えば、上にも書いたように、火10枠を思わせる演出が一部あって「?」と感じたのと。

設定上仕方ない部分はあれど、譲(松山ケンイチ)と直木のコメディなやり取りが

落ち着いたトーンで展開されていく内容に対して、若干浮き気味にも感じた事。

そして、憑依が絡んでしまったら何でもアリでは…?

「確かにそばにいる」と確信する悠依(井上真央)の心情変化は

初回のハンバーグで終わり…じゃなくて、もう少しじっくり描いて欲しかったかも…と、

気になる所はいろいろあったんですが。

でも、想像していたよりも先を見てみたくなる要素もあり、

惹かれる物語だったのには間違いないので、次回も引き続き見ていこうと思います。

 

それにしても、今期のプライム帯…

設定や作り手の癖が強いドラマが多いのは気のせいでしょうか(笑)

 

 

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忍者に結婚は難しい 2話 感想|忍者要素が1割程度になってる感。

 

 

公式サイトのイントロダクションの一部を抜粋すると、

「『ロミオとジュリエット』をもほうふつとさせる」とは書かれていて、

劇中でも触れられてはいるんですけど…

本作、その関係にすらなれていないように見えるんですよねぇ。

 

ドラマ上で時々描かれる「ロミオとジュリエット」みたいな関係性は、

本来、お互いが愛し合っていて、もっと近づきたいと思いながらも、

自身と相手の身分の違い、自身の生まれ育った環境が恋愛の"足枷"となって

すれ違いが起こってしまう事から生まれる切なさを表現するものだと思っていて。

禁断の恋だと分かっていながらも、それでも大切な人を愛する気持ちを優先する

直向きさも描かれて、初めてこの手の題材は盛り上がる気がするんです。

 

でも…本作の場合は、蛍(菜々緒)が悟郎(鈴木伸之)のどちらかが

相手の正体を察してしまっている訳でもないし、

その上、蛍は悟郎に愛想を尽かしていて、離婚するつもりでいる。

肝心の"すれ違い"も、自身の秘密を守るが故についた嘘で、相手を傷つけてしまったり、

誤解させてしまったり…から来ているってよりかは、

悟郎の生活態度に完全に落ち度があるという感じ。

2話まで見ても、蛍、何にも悪い要素が見当たりませんもん(笑)

夫婦を描くドラマだから、最終的にはハッピーエンドにはなるんでしょうけど、

離れないで欲しい…と焦ったい気持ちにさせられるどころか、

彼みたいな人とはもう別れた方が良いんじゃないの?と視聴者に思わせている時点で、

残念ながら、「ロミオとジュリエット」は成立していないと思います…。

 

そして、微妙に感じる所は、やはり忍者パートの物足りなさにもありますね。

今回に至っては、前回の話の流れで

甲賀忍者の足取りを追うよう命じられた伊賀忍者たちの様子が描かれたくらいで、

残りは、忍者とは無縁の「仲直り作戦」や元カノの出現を描いて終わりっていうのは…(汗)

失礼だとは重々承知しているんですが、

作り手から「表の顔は薬剤師or郵便局員で、裏の顔は忍者である"二面性"を魅せよう」

という意気込みが感じられないのが気になります。

原作は…もっと忍者要素はあるんですよね?

 

あとは、前回の感想でも似たような事を書きましたけど、

特殊任務を任された所で終了し、次回へ引っ張るという構成も

止めた方が良いんじゃないかなぁと。

一週間お預けを食らわせるのではなく、やっと忍者の姿が見られる!とワクワクさせたまま

裏の顔を1話内で描ききってしまった方が、

本作のコンセプトが何なのかも分かりやすいし。

ギャップを味わえて楽しい一方で、"普通"を装いながらも正体がバレてしまいそうな

緊迫感みたいなものも同時に感じられて、2つの意味で見応えに繋がると思うんです。

 

作りようによっては面白くなるはずなんですけどねぇ。

コメディが得意な演出家がいたら…同じ原作者なだけに「ルパンの娘」スタッフだったら…って、

ついついタラレバを言いたくなってしまいますね。

 

 

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警視庁アウトサイダー 2話 感想|笑いをとるか切なさをとるか、どっちかにして!

 

 

前回よりも、光輔(濱田岳)に関する縦軸は若干減った…

いや、むしろ、細切れにして分散させていた代わりに、

今度は小ネタでさらに充満した内容に…といった所でしょうか。

 

正直、話にメリハリをつけるための、花を添える程度の小ネタではなく、

もはや小ネタのための内容になっている感が否めません。

特に前半部分なんかは、10秒間に一度のペースと言っても良いくらい盛り込んでいて、

その分肝心の事件パートの進展はおざなりになっていたもんですから…

なんのドラマを見ているのかが分かりにくければ、

内容が頭に入ってこなくてしょうがないんです。

 

手がけられている作品のジャンルが仮にコメディであれば、好き嫌いはあれど、

振り切った演出でも「笑い」や「楽しさ」に変わって終わりだと思うんですね。

当然ですが、コメディは視聴者を楽しませるのが一番の目的ですから。

でも、本作の場合は刑事モノ。

しかも、3人が難事件に挑んでいく…というのがメイン。

描いている事は、何か手掛かりを掴んで…

自分たちの感覚がぶっ壊れているのを自覚していない犯人の闇に触れて…

被害者を刑事が思いやる切ないシーンもあって…で

作り自体は王道の刑事ドラマになっているのに、

そこに話には無関係な"おふざけ"演出が入るから、

結果、チグハグに見えてしまうんだと思います。

 

まぁ、あーだこーだ言ってますけど、要は「やり過ぎ」なんですよね。

コメディに全振りしたいのであれば、事件の内容も

都市伝説とかオカルトとか、もう少し空想的なものにして、

人情要素も、恐ろしさや痛々しさを覗かせる犯罪者側の描写も取り入れない。

逆に、そっちを活かして、被害者側に感情移入させる話にしたいのであれば、

小ネタは控えめにする。

笑いをとるか、切なさをとるか、どっちかに寄せて欲しいです。

このままだと、"木村ひさしさんらしさ"は感じられても、

"本作らしさ"はどこにあるのか(どこに軸を置きたいのか)、

中途半端で終わってしまう気がします。

 

撮影を邪魔したり、常に後ろ歩きしたりする西島秀俊さんがチャーミングだから

放っておけなくなるんですけどね…

西島さんでなければ、もう今回の時点でリタイアしてますよ…(滝汗)

 

 

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リバーサルオーケストラ 1話 感想|"敵"がどう描かれるか次第…かな?

 

 

はっきりしろ!とツッコまれるかもしれませんが…

正直、面白かった訳でも微妙だった訳でもなく、

「分からない」というのが、初回を見ての感想です。

というのも、良かった所もこれはどうなの…?って所も、どっちも感じたから。

まず、前者について具体的に書くとするなら…

 

もう音楽の道には行かないと決めていた主人公が

児玉交響楽団に加入するまでを描く上で欠かせない「なぜ第一線を退いたのか?」を、

思わせぶりな描写も、回想を何度も映しての情報の小出しもせず

初回から惜しみなく明かしてくれたのには、潔さがありました。

この手の題材なら特に、初回は主人公の心情変化にフォーカスを当てて描く事が

大事だと思っています。

平穏に過ごしている中でひた隠しにしてきた本音や等身大さが見えて

初めて応援したくなるものだと思うので、その点では成功していたんじゃないでしょうか。

 

そして…楽団のみんなの「音楽って楽しい」という"心の動き"を描いてきた所も。

次回以降はどうなるかは不明ですが、あのやる気のなさそうな面々だと

ニューカマーが入ってきた事で空気が変わって、それによる衝突とか仲間割れとか、

ギスギスしたシーンがしばらく続くんじゃないか…と危惧していた部分もあったので。

あの演奏シーンでとりあえず、音楽をやってみようと思った"原点"みたいなものは、

弾き終わった後の初音(門脇麦)やみんなの表情から感じ取れたのには安心しました。

 

じゃあ今度は、これはどうなの…?って所についてですが。

う〜ん、何と言うか、「ポンコツ」の描写や人物描写が

全体的に過剰気味なのは否めないんですね。

過剰じゃなくて過剰"気味"なので、この人はこう感じたのね…くらいの軽い気持ちで

読んでいただきたいのですが…

ざっと箇条書きにするなら、

①序盤のファミリーコンサートでの子供の態度が悪過ぎ

(演奏に緩急がなくて惹かれないから、退屈でゲームをしているか、寝てしまったか…なら

まだ分かるけど…ポスターを何人かの子供が踏んでいくくだりも必要?)

②プロの楽団の態度が悪過ぎ

③プロの割には演奏を下手に描き過ぎ(中学の吹奏楽部の方が数倍上手いのはこれいかに…?)

④急に演奏が上手くなり過ぎ

⑤朝陽(田中圭)のキャラクターが強引過ぎ

⑥でもって後半は大人しくなり、最後にはニカッと笑顔。キャラ変し過ぎ

こんな所でしょうか。

 

この中でも特に気になったのは、②と④について。

「かろうじてプロ」と言われようが、一応、それを仕事にして

お金もきちんともらっている立場な訳ですよね。

遊び感覚で、ほんの軽い気持ちで楽器を触り始めただけで

本業にしようとは思っていない人や、「未経験者も参加OK!」のビラにつられて

参加してみた人が集まったサークルが、

都市開発計画により急遽"プロの楽団"に仕立て上げられる事になった…という導入があれば

あのやる気のなさもまだ理解出来ますが、

最初からプロの楽団だと設定づけられているとなると…

プロなのに、なんでそんなに音楽が楽しくなさそうなの?

そもそもなんで所属し続けてるの?っていう、変な疑問が湧いてしまうんです。

 

で…演奏が下手なら下手で、そこから応援したくなるように

段階を踏んで上達具合を描いていくんだったら良いんですが。

初音の絶対的な存在感と、生まれ持った才能を表現したかったのかもしれませんが、

彼女の演奏に合わせて弾き始めた途端、

音に急に一体感・立体感が生まれるというのにも違和感を覚えました。

コンマスコンサートマスター)がいるかいないかで、

そんなに劇的に変わるもんなのでしょうか?

私としてはイマイチ現実味が持てなくて…

そのシーンで純粋に胸を膨らませられなかったのが残念でした。

 

あ…あと、やっぱり⑤にも触れておきたいですかね。

初音が楽団への参加を拒む理由を聞かずに、ストーカーのようにしつこく追いかけ回して、

最後は父・修介(生瀬勝久)に頼んで、彼の勢いで半強制的に参加させるというのは…。

ドラマではお馴染みの「ひょんな事」でも、

これだけ個人の要望を押しつける描写が続くとなると、

「フィクションだから」では消化出来ません(泣)

朝陽自身も、父に勝手に仕事をキャンセルされ、家も売られて

止むを得ず今の仕事を受け持つ事になったという流れだったために、

こっちもこっちで辛いものがありました。

なので、前半部分はあまり楽しめなかったなぁ…と。

 

最後に、懸念材料として書いておきたいのは、

"敵"の存在を主軸にどう絡めていくか?って所でしょうか。

というのも…事前に予想していた通り、「ヒロインが組織を立て直す物語」という意味合いでは、

根本的には前期の「ファーストペンギン!」と同じ内容ではあるんですよね。

その作品は、根っこは悪くなかったものの、黒幕との対立や仲間割れ、嫌がらせ描写で

本題からどんどんズレていった勿体ない感じで終わってしまったので、

本作も二の舞になってしまわないかどうかは、少しだけ不安でもあります…。

 

まだ楽団との関わりを見せていない状態ですから、どんな方向に転ぶかも分かりません。

言い換えれば、敵の介入の塩梅次第で、本作の面白さも決まってくると思っています。

そんな訳で、しばらく様子見するしかなさそうです。

 

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大奥(2023) 1話 感想|中島裕翔くんも冨永愛さんも出番終了!?

 

 

TBS版も劇場版も未視聴。

フジテレビ版は…連続ドラマは再放送でチラッと見かけたくらいで、

ガッツリ見たのは、2019年放送のSPドラマ「大奥 最終章」だけかな。

(みかんと謎挿入歌の印象が強いんですけど…w)

つまり、フジテレビ版の「大奥」しかまともに知りません。

なので…男女逆転物語というのは事前に情報入手していたものの、

私が記憶していた「女性同士の争い」「ドロドロ愛憎劇」とは

かなり違う話が展開されていて、

一体どっちが原作準拠なの!?と、ちょっと動揺してしまいました(笑)

まぁ…局の傾向的には、重きを置く所がそれぞれで違っていた…って感じなんでしょう。

本作の世間の評判を見る限りは、特に改変もなかったようなので、

こっちの方が原作には近いんでしょうかね?

(9:52追記:読者様からご指摘をいただきました。

フジテレビの「大奥」は原作と全く関係ないそうで…(ややこしいタイトルですな…w)

コメントありがとうございましたm(_ _)m)

 

内容は〈八代将軍吉宗・水野祐之進編〉を1話で完結させたのもあってか、

とにかくサクサクと進んで行った印象。

でも、駆け足とは思わなかったですね。情報取捨選択の上手さが光りました。

大奥での日常や内部構造といった初期設定は、説明過多でも過不足でもない

程よい量にして簡潔に済ませ、

あとは…お三の間での夜の出来事や三人衆との対立、

吉宗(冨永愛)と水野(中島裕翔)の初夜といった

彼の人生を大きく揺るがす"運命"をしっとり、じっくり描いていたので、

ドラマ…もとい"プロローグ"としては、

これから大奥の世界でどんな物語が繰り広げられていくのか?と

胸を膨らませてくれる仕上がりになっていた気がします。

 

基本的には歴史口調なんですが、「たぬきじじい!」とか人情劇とか

現代のドラマにも通ずる要素が時折盛り込まれている上に、CG演出もあって。

時代劇があまり得意ではない私としては、このライトさが見やすかったです。

そして、主要人物が数人に絞られていたのも、

複雑さを感じさせない理由の1つだったのかなぁと。

なぜ普段、時代劇や大河ドラマを見る習慣がないのかと言うと…

やっぱり1番に来るのは登場人物の多さで、

人数が多ければ多いほど名前もそれだけ覚えないといけないし、

しかも歴史モノだから似通った名前も多いしで、

各々の関係性も含めると「楽しむ」よりも、世界観を掴み切れずに「苦労する」方が

強くなってしまうからであって(苦笑)

だからこそ、何となく理解出来る程度に収まっていたのには助かりました。

 

でも、見ないとは言ったものの、

長年大河ドラマを制作し続けての経験値が活きているなぁ…というのは、

画作りからも感じさせますね。

窓から漏れ出る光や、日光を浴びた部屋など、

全体的に優しくて、開放感すら覚えるライティングが良いです。

裃のデザインも男性だと、着物によくある花柄が取り入れられているのはもちろん、

あんなに煌びやかで鮮やかな色遣いのものは中々見ない気がするので、

1着1着を見ているだけでも新鮮で、楽しめました。

…きっと、本作のためだけに作った裃もあるのかもしれませんねぇ。

衣装展を開催して欲しいとも思えてしまいました(笑)

 

予告映像にあった冨永愛さんの将軍姿で、本作への期待値が若干上がったようなもんなので、

もう出番が次回以降ないのは寂しいですが。

冨永さんの、たくましさだけではない、可憐な一面も覗かせる佇まいも魅力的でした。

 

で、来週から始まる裏のドラマは…最悪、初回を見ただけで終わりそうな気がするのでw

もう1つの前時間のドラマ次第にはなりますが、引き続き書いていくつもりではいます。

NHKドラマは情報が解禁されたと同時に、話数も発表されるのがデフォルトなんですが、

本作は何話くらいになるのか?については…

原作は長いとの事なので、時期を分けて放送する構成もあり得そうですね。

 

↓次回の感想はこちら↓

 

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女神の教室〜リーガル青春白書〜 1話 感想|大学院の学生の割には…

 

 

う〜〜〜〜〜ん…………いろいろと薄いかなぁ。

初回を見た感じだと、この言葉しかぱっと浮かんできません。

まぁでも、それだと感想にならないので、もう少し付け足しますが…

 

何と言っても、登場人物がみんな

「〇〇はこんな人で、こんな設定で〜」という、

プロットで描いたキャラ設定の域を出ていない気がするんですよね。

ステレオタイプ…と例えた方がもっと伝わりやすいんでしょうか。

例えば、ツンケンした態度をとるエリート風の学生だったり、

逆に、勉強についていけなくて劣等感を感じている学生だったり、

真面目に物事に取り組む学生だったり、裏表のある学生だったり。

訳あり学生を描く上で、いかにも"定番"なキャラを集めてきたなぁ…と感じたのは、

きっと私だけではないはずです。

舞台はロースクールで新ジャンルを装っていたとしても、

青春群像劇という題材を扱っている以上は

やっぱり、何十年も擦られてきている「学園ドラマ」っぽさが滲み出てしまう訳で、

難しいですが…もう少し想定内を超える"何か"が欲しかったかな?と思えてしまいました。

 

それは、教員側も同じで。

内容を見ていると、藍井(山田裕貴)が最も濃くて癖の強いキャラには映るんですが、

いつもニコニコしていて・明るくて・「正しい」を貫く柊木(北川景子)と

分かりやすく両極端に描かれている所が、かえって既視感を覚えてしまうんです。

両極端にする事で、「ああ、この人はそのうち主人公に感化されていくんだろうな…」なんて

"先"が読めてしまうから。

なので、個人的には彼の個性が突出している…とも、あんまり思えませんでした。

 

プロットで描いた…に因んで、もう1つ引っかかったのは、

大学院生があまりにも幼稚に描かれていた所も挙げられますかね。

特に気になったのは、模擬裁判を傍聴しながら

大勢の学生が野次を飛ばしたり、嘲笑ったりするシーン。

前半で、11時間勉強しても司法試験に必ず合格出来るとは限らないという

"現実"や"厳しさ"、司法試験対策は時間と効率が全てだと認識している

学生たちの背景を提示しておきながら、

たった5人しかとっていない選択授業をあたかも「暇潰しに来てやってる」風に描くのは…

なんか矛盾しているんじゃないかと。

証言を馬鹿にしている暇があったら、勉強に回せば良いんじゃないの?

傍聴している学生たちこそ時間を無駄にしているんじゃないの?

見ながらそんな感じでツッコんでしまっていました。

そして、模擬裁判や終盤のシーンを通して、知識や経験値の浅さが垣間見える辺り、

大学院生ではなく、高校生が学んでいるようにも見えるんですけど…

(法学に特化した大学院に所属する学生だったら、

多方面で物事を捉えられる、賢い人が多いんじゃないかって。)

下位にあるロースクールに通っているという設定上、スルーした方が良いんでしょうかね。

 

ただ、ここまで微妙な点をいくつか書いてきたものの、

主人公の空回りな性格を強調してこなかったのは、

唯一見やすくて良かったと思っています。

予告映像の時点だと、変に張り切り過ぎて、後々暴走してしまうのではないか…と

少し危惧していた部分もあったのでね。

彼女のモットーである「人を知らなければ良い法律家にはなれない」も、

口だけではなく、人間関係からも実際に感じ取れましたし。

そこに説得力を持たせていたのには、安心しました。

 

そんな訳で、完全に微妙とまでは行かないんですが…とにかく地味なんですよね。

全然期待していなかった分、面白そうかも?と思えたら

こちらも感想を書くつもりでいたんですが、残念ながら、そこまでには至らず。

楽しみにしている「罠の戦争」が来週から始まるので、

予定通り、本作は今後視聴のみとさせていただきます…。

 

 

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