2019年秋ドラマ-シャーロック一覧

シャーロック 2話 感想|佐和子の死の真相は闇の中…

 

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リアルタイムで見ていて「あれ?よく分かんなくなってきたぞ?」と感じたため、

改めて最後の方を見返しましたが…

そのモヤモヤ状態は、佐和子が自殺ではなかったと明かされただけで

真相は語られなかった、という所だと知れてスッキリ。

未解決となると、後半になってまた美沙(岸井ゆきの)と藍子(菅野美穂)が

出て来そうな感じがしますね。

警察に連行される時、藍子も笑みを浮かべてましたし…。

 

さて、今回の内容。

前回は出会いも絡めたからか、今回のはあまり間延びしなかったように思いました。

シリアスな雰囲気の中にいきなりトンチキ要素が入ってくる違和感のあった

サンドバッグタイムやバイおディーンタイム← も慣れてきたかな?

クルーザーじゃなくて東京の街で全て推理が繰り広げられる作りも

「TOKYOを、解け」のキャッチコピーに合っていましたし、

何より、前回ではいまひとつ物足りなかった獅子雄(ディーン・フジオカ)の

変わり者っぷりも、今回はボイスチェンジャーで遊ぶ姿や若宮(岩田剛典)を振り回す姿を

全体的に盛り込む事で、彼がいかにユニークなキャラクターであるかが

ハッキリ掴みやすくなっていたんじゃないでしょうか。

 

しかし、前回と今回を見るからに、本作はおそらく

そんな愉快なやり取りと大人のミステリーを融合させて、

人間の心の闇を映し出す…という世界観で作って行きたいのかもしれませんが、

肝心のミステリー面は、有名な小説を借りるほど

まだ捻られたものではないのかな?とも思います。

美沙は元々は免許証に載っていた高橋博美の顔で、

今は整形後の顔ではないか?という予想は外れたものの、

藍子がその免許証を見て「博美で間違いない」の証言が嘘だったり、

受講者に語った自身の過去は綺麗事だったり…は最初から読めてしまったので、

もう少しミステリーに面白さを見出したいなぁという気持ちにさせられました。

 

それに、証拠隠滅せず、博美を殺した鈍器がそのまま置かれているのも疑問でしたし、

「偽物」だと罵られたからキレて殺すのも、動機としては弱い感じがしました。

藍子の今までの仕事・功績を認め、

「本物だろうがなかろうが、あんたに救われてきた人はいるんだろ?」と

寄り添ってあげるかのような獅子雄のシーンが良かっただけに、

藍子と母の関係性・後悔の念といった心情を

台詞だけではなく、回想や形見を使ってもっと描写した方が

彼女の動きにも感情移入出来た気がします。

 

とはいえ、今回は菅野美穂さんの演技の凄さを堪能し、

その点ではかなり見応えのある回だったと思います。

微かな笑み、声のトーン、そしてグラスを置く音でさえ怖さが伝わるのには

自然とゾクッとさせられました。

悪女役がこんなにもハマるとは…という新たな収穫。

ディーンさんとのやり取りも、艶めかしさや高貴さが滲み出ていて、

まるで1枚の絵を見ているかのような贅沢感がありました。

 

色々まだ惜しい所はあるものの、こんな雰囲気で行くのだというのは掴めたので、

次回以降も楽しみに待とうと思います。

 

 

そうそう、これはふと気づいた事ですが、獅子雄がマジックペンで書く

1話のタイトルバックの文字が赤=赤羽で、2話の文字が青=青木 と想像出来ますが、

単純にスタッフの遊び心なんですかね?

それとも、色が増えていって、最終章に向けての何かの大きな伏線だったりするのかな?と。

後者だったら面白いなぁ…なんて。

 

 

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シャーロック 1話 感想|まだよく掴めていない感じ。

 

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視聴前は期待度を星★4つにしていて、かつ期待度ランキングを1位にしていた本作。

 

情報が解禁された時点で「またあのスタッフ×ディーンさんの作品が見られるのかぁ」と

飛び上がる程にはワクワクしていたので、勢いよく星★5つの満点にしても

良かったのですが、

後述する2つの要素に若干の不安を覚えながら、過度な期待はし過ぎないようにしようと

抑えた状態で見始めた初回でした。

 

しかし、確かにトンチキさもあって楽しく、ディーンさんの飄々とした佇まいは

変わった主人公には合っていると感じられたものの、

その不安はちょっと当たってしまったのかなぁ…という印象が残ってしまいました。

 

「不安な要素」というのが、

「遊び心のある西谷演出&演者と脚本・井上由美子さんの組み合わせがハマるのか」

「『モンテ・クリスト伯』と同等、又はそれ以上に、他には真似出来ないような

弾けっぷりを見せられるのか」の2点。

 

これは個人的な考えですが、井上由美子脚本の作品はクオリティの高さに

少しばらつきがあり(面白いと感じた作品は勿論ありますが)、

また、コメディを効かせるというよりも手堅く魅せる作風が得意そうな印象です。

なので、初回を見た限りでは、演出と役者陣で送る唐突なバイオリンタイムや

ヒゲ剥がしのユーモアさと、本筋の事件推理パートから滲み出るシリアスさが

噛み合っていないような気がして、もっと"遊べる"のではないかなぁ?と思いました。

 

そして、キャッチコピーを「TOKYOを、解け。」にし、

大きくアレンジして「オリンピックを控えた東京の街を舞台にする」設定に

わざわざ変えた意図も見えてこないのも、何だか惜しい感じでした。

解決シーンは船で…という所は、主人公が洋風の衣装を着ているのもあり、

良くも悪くも「モンクリ」を彷彿とさせてしまいます。

こちらも、もっと「東京」を活かして、

今までのシャーロックとは分別化を図って行って欲しいです。

 

まぁ、モンクリモンクリ言ってすみませんが(どうしても期待しちゃうので…(汗))

あの作品も最初は「?」状態でも徐々にハマって行きましたからね…。

まだ期待はし続けてます。

 

アバンでの「え?どうなってるの?」という引き、説明なしでサラリと紹介してみせる

主人公の特徴の描写はよく出来ていたと思うので、

早く世界観に馴染めると良いなぁ、と。

 

 

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