2時間、長かったなぁ(笑)
スピンオフ的な話を有料じゃなく、地上波で見せてくれるのはありがたいけど…
想像通りシューロック済の映像多めの、総集編の作りだっただけに、
途中から集中力を切らしてしまいました。
ジャーナリストの門司(木南晴夏)が過去の犯罪者と1人ずつ面会していく形で、
獅子雄(ディーン・フジオカ)とは何者なのか?といった背景を探る展開になっていたので、
ほとんど総集編じゃん…と思いつつ。
でも逆に、丁寧に振り返っていく事で、
最後にはいくつもの謎=ピースがはまっていくかのような衝撃の真実が待っているのかと
ほんの少しの期待をしてみましたが、
あのオチを見るに、結局は「別に全部見なくても良かったような?」と思えるほどの
曖昧な結末になっていた印象でした。
で、公式がうたっていた肝心の「獅子雄という男は一体何者なのか?」も、
守谷の真の正体もわからず仕舞い…。
長く感じたのは、守谷はまだか!と焦れったい気持ちになっていたのもありますが、
あの面会シーンで犯人が語る獅子雄の事が、どれも過去に本編で見てきた
視聴者でも分かる情報ばかりだったのもあるかもしれません。
本作サブタイトルの「アントールドストーリーズ」らしく、未公開映像を加えるなどして、
「当事者しか目撃していなかった獅子雄の"その後"」が見える脚本&演出にしたら、
特別編と銘打った事に意義があったと思います。
獅子雄の生い立ち、探偵になるまでの背景といった過去も語られないまま
3年後になりました!彼は実は生きてました!ってやられてもなぁ…
私としてはメリーもりあがりませんでした(泣)
番組表では月9枠の番組名が、最終回放送当日になっても「調整中」だったものが、
放送が終わってから特別編があるのを発表する形で
視聴者を喜ばせる事を優先して作らずに、
もっと時間をかけて、内容重視で作っていただきたいものです。
最後次第で作品自体の受け取り方も変わってくるのに。勿体ないな。
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