娘に送った手作りの陶器に玉子粥を入れ、←まさか料理に使うとは思わんかったけどw
メイ(多部未華子)に食べさせながら懐かしい思い出話で盛り上がって、
はじめて親子で心を通じ合わせるシーンを見て…ちょっとピンと来ました。
お仕事ドラマでもなく、ドタバタなラブコメディでもない、
ようやく本作が描こうとしている物語の"本質"が見えてきた感じです。
仕事や人生の後悔に、どこか精神的に疲弊して凝り固まってしまった「頑張る人々」が、
ナギサさん(大森南朋)との出会いを通して徐々に考え方を変えていく…
いわば視聴者への応援歌ともとれるような
群像劇の要素が含んだ作りにもなっていくのでしょうか。
とりあえず…個人的には価値観押しつけがちの母・美登利(草刈民代)のキャラクターに
苦手意識があったので、今回の件で少し丸くなったとなると
来週からは見やすくなりそうで良かったです。
それにしても、お母さんの設定がやけに謎ですよね(笑)
今とは逆で、自分が仕事に勤しんでいたために家事もまともに出来なかった、
いつも遅くに帰宅するから子供と触れ合う時間もとれなかった、
そのせいで旦那とも離婚…だから代わりに子供達には家庭を選ぶ事も考えて欲しい
っていう設定であの家事の出来なささなら分かるんですけど、
お粥の作り方を伝授してもらうほどなんてさ…(苦笑)
専業主婦だから子供の面倒を見る時間も多かっただろうに、
長年いて向き不向きが何かも把握していないのも不思議な話だと思っちゃって。
そこらへんが引っかかったので、あの一件落着な結末も
凄くじんわりするまでには至らなかったのですが、
全体的に漫画ちっくなストーリーな分あまり気にしない方が良いのでしょうね。
ナギサさんの労働時間に関してもね。
夕方まで予約が入っているほど忙しい割には、助けを求められれば
すぐに家に駆けつけられちゃう…1日のスケジュールが知りたくなりましたw
これとは関係ないですが、お粥だけでなく熱の対処法も知っている辺り、
以前は医療関係の社員として働いていたりしてたんでしょうか?
ナギサさんとやっと契約を結んだ事ですし、今回までが長い長〜い1話だと思えば
次回以降は2人の絡みも増えそうで、ちょっとだけ期待しています。
ところで…恋のライバルになるのは田所(瀬戸康史)とばかり思い込んでいたので
まさか肥後先生(宮尾俊太郎)が参戦してくるとはビックリ!!
本作に恋愛要素はガッツリ絡めて欲しくないタイプですが、
肥後先生がどんなアタックをしてくるのかは興味はあるかも(笑)
8/4追記:
4話を見ました。
えっと…ナギサさんと契約した事で
今後やり取りが増えると良いなぁと期待していたんですが、
契約しても以前と変わらず、というかますます彼が脇役に追いやられた
ラブコメディの路線に走って行ったので、
これ以上望んでも無理だろうと判断し、リタイアする事に決めました…。
主人公をとりまく話だけでなく、「私の家政夫ナギサさん」というタイトルらしく
ナギサさんと出会い徐々に仕事や恋愛の悩みを打ち明ける事によって、
本当の幸せとは何なのか?を二人で模索していく物語が見てみたかったです。
今までスポットが当たらなかった社員を、4話になって急に恋愛関係で深掘りしたり、
胸山(高橋メアリージュン)の婚活エピソードを長めに挿入したり
色々と蛇足な要素が多かった気がします。
メイのあのピンクの服×ひらひらリボンヘアゴムもまるでアパレル社員みたいですし…(汗)
うーん、残念。
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