2020年秋ドラマ-この恋あたためますか一覧

この恋あたためますか 10話(最終回) 感想|2人の恋、むしろ冷めましたw

 

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一人愚痴大会…みたいな感想になります(笑)

あ、でも、ガチで怒っている訳じゃないので。

基本的に、文の後にほぼ「w」が付いてると思って見てくだされば…。

 

さて、最終回ね。

本作の最終回を見てこんなにも

前の時間帯のドラマと逆だったら良かったのに!!

と強く思った事は過去にない。

「姉ちゃんの恋人」のぽかぽか幸せエンドをデザートにしたかった…ですな。

そしたら、新谷(仲野太賀)の不憫さをその雰囲気でかき消して、

幸せになって良かったね〜なんて超好都合解釈で終われたかもしれないのに。←流石にないかw

 

いや、確かにハッピーエンドなんですよ。

紆余曲折あって、片想い同士の人が無事に結ばれたという王道な締めなんですよ。

でもさ…最後の最後まで主人公の恋心に共感出来なかったっていうのは、ないでしょ(笑)

私には「甘いクリスマスを過ごすカップルたちの裏には、

涙を堪えてしょっぱい想いをしている人々がいる」という

残酷な"現実"を突きつけられる内容に映って堪らなかったです。

 

だって、樹木(森七菜)、普通〜に無神経で自己中じゃないですかね?

新谷は自分に気があって、北川(石橋静河)は浅羽(中村倫也)を想っていたのを

知っておきながらクリスマスの話題を振るし、

友達とパーティーだと聞くと「楽しそう」って羨ましがる。

クリスマスイブの日は、浅羽が出張で帰ってこない中、一人ぼっちで心細そうな姿を見せる。

ちょっと口が悪くなりますがすいません。

いや、あんた、恋人いるじゃん!

「私、一人で寂しいの…」みたいな可哀想オーラまとってるけど、

クリスマスの日"だけ"いないっていう話でしょうよ!!

 後者に関しては、まだお互いが付き合っていない段階で、浅羽の出張日が迫っていて、

「私の事が好きだったら、クリスマスイブの日に帰ってきて欲しい」と樹木がお願いして、

帰ってくるか帰ってこないかの選択を本人に委ねる…という展開だったら分かるんです。

でも、もう付き合っていての流れだから…ドキドキも何も生まれない訳ですよ。

発売予定とは言え、持ち込んだケーキをコンビニのイートインスペースで食べるしさ。

家で食べろよ!!

って最後までツッコんでしまいましたよ。

 

そして2人の両想いに納得行かないもう一つの理由は、

あんな卑怯な介入のお陰でフラれた新谷の立ち直り方が早過ぎる事。

もうちょっと引きずっていても構わないのに…

北川も樹木の惚気っぷりにもっと嫉妬の感情を見せたって良いのに…

良い人過ぎて逆に辛かったです。

サスペンスだったら、元恋人が 好きだった相手が付き合っている恋人を

嫉妬心で殺害しにいくレベルですね。

その時の凶器は"あの"スノードームで!

…いかん、物騒な妄想をしてしまった(笑)

 

放送開始から約15分くらいで、まるで最終回の終盤でやるかのような王道展開を済ませたので

それ以上にもっと重要な"何か"を用意しているんだろうなぁ…と思ったら、

まさかの樹木と浅羽によるイチャコラ&惚気話ばかりを

残り30分で見せられるってのも何だかな。

前回のラストは意外性があって面白かった。

物語の後半から「クリスマスは誰と過ごす?」がテーマであった事、

浅羽の「クリスマスを好きになる」が1つの軸として描かれていたにもかかわらず、

その重要アイテムとなるケーキはあっという間に完成してしまった。

あんなグダグダした内容だったら…

9話のあの展開を最終回に持ってくるか、それとも前回の内容+30分拡大するかして、

そこに今回の告白シーン→フラれて立ち直った新谷と北川と一致団結して

"チームで"ケーキを作り上げる流れを追加した方が良かったんじゃないでしょうか。

 

う〜ん…以前にも度々書いてきたかもしれませんけど、

結果的に、いろんな要素がとっ散らかった作品になっちゃいましたね。

元々設定や背景が用意されている漫画原作の映像化だったら、こんな事は起きなかったのかと。

スイーツ開発秘話に恋愛に、「キキかじり」に、元アイドル設定に…

力のある脚本家さんだったらバランスをとれていたと思うんですが、

これを重点的に描いたらこれを描くのを忘れていて、

「そういえばこんな設定あったわ!」と思い出したように久しぶりに登場させて…

というのがまぁ多かった。

 

最後に、これは個人的な考えですが、見続けた理由として、

初回で提示された主人公の過去に「初めて恋をした日に読む話」のような内容になれたら…

という可能性を感じさせる部分があったからなんですよね。

「挫折した経験の持ち主」の点では、あちらの作品の主人公とも共通してますし。

漫画ちっくな胸キュン要素や、当て馬ポジションのキャラクター、複数人の心情を描くのも一緒。

"見捨てられたアイドル時代""透明人間"というレッテルを貼られて過ごしてきた主人公が、

浅羽&コンビニスイーツとの出会いを通してどんな成長を見せるのか…

そこを会社での仕事を通して、もっとはっきりと描いて欲しかったです。

仕事をサボって遊んでいるようなイメージが強くて(苦笑)

 

 

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この恋あたためますか 9話 感想|浅羽元社長、鬼畜の極み(笑)

 

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さて、今回の「そういうとこだぞ、まこっちゃん〜」ポイントは…

自分の気持ちを押し通さない所だ!!!

あれ、なんか似たような事を前も言っていた気がするような(笑)

 

新谷(仲野太賀)は本当に"良い奴"過ぎるんですよねぇ。

「自分の気持ちを確かめてこい」じゃなくて、もっと言う事があるでしょうに…

何度もフラれてきたらしい自分に自信がないからなのか、考えを相手に委ね過ぎる。

でもって…意思を伝える時は「クリスマスまでの期間を俺にください」なんていう

ちょっと遠慮がちな言葉になってしまうしなぁ。

セクハラだと思われそうな いきなりのキスをかましてきた時の肉食っぷりは

どこ行ったんだよ!!ってツッコみたくなりますw

 

そんなんだから、冷めたフリして内心では高みの見物をしている…じゃないですけど、

樹木(森七菜)から告白された自分が一歩有利〜♪ なんていう態度を

浅羽(中村倫也)にとられてしまう訳でさ。

こうなって来ると、新谷は当て馬への道一直線ですし、

強がって樹木の背中を押す=フラれる 展開になるのが見え見えなので、

恋愛の方はベタでそこまで興味ないな〜と思っていたんですが…

最後の展開にまさかの意表を突かれてしまいました。

 

「選ぶのは彼女だ」と偉そうに言った張本人が

ちょっと待てーーーーーー!とゼェゼェしながら追いかける姿になるのを

誰が想像したか(笑)

今までのキャラと違うから、なんかもう面白かったですわ。

好きな人が誰かといる所まで追いかける展開も、「ちょっと待てーー」の展開も

恋愛モノでは王道なんですけど、新谷じゃなくてそこに浅羽を持ってきたかという。

王道は王道でも、ちょっと捻りを加えたら

ここまで楽しくなるんだなぁという例を見たようでしたw

そして2人でのデートに乱入してきたにもかかわらず、

自分の気持ちをガンガン押し通して完全に樹木の気を向かせる。

樹木は小悪魔ですが、浅羽は確信犯(爆)

もうこれで、樹木&浅羽のルートになってしまいましたねぇ…。

 

でも、浅羽が来る前の樹木の"答え"はなんだったんでしょうね。

一歩前に近づいて、にこにこして…

そこから「やっぱり付き合えません」の流れになるのは想像しづらい。

しかし、樹木なら「親友同士でいよう♪」って言うのかなぁ。

オブラートに包んでいるようでも、結構残酷な気がするんですけども(笑)

 

 

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この恋あたためますか 8話 感想|メイン"じゃない方"を応援したくなるという謎現象

 

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恋愛モノってメイン2人の恋の行方を応援したくなるものなのに、

本作の場合はそこまで心動かされず、むしろ"じゃない方"に感情移入してしまいます。

この現象に名前をつけたい

なんかもう…「Pre◯ender」がテーマ曲になっちゃいそうな北川(石橋静河)も、

「今度はあなたが振られる番です」と遠回しに言われているかのような

新谷(仲野太賀)もどっちも切な過ぎて、

逆に2人に悲しい想いをさせる

樹木(森七菜)と浅羽(中村倫也)に若干イラっと来ましたよ(笑)

浅羽のあの衝撃食らった顔はなんなんですか。

付き合ってみてなぁなぁ状態である事に薄々気づいていたはずなのに、

唐突に別れ告げられて自分が一番の被害者ぶっている所がズルい。

傷つけてしまってごめんという気遣った言葉もかけられないのも…あかん。

大体、スノードームを車に置いている事が、関係を壊したきっかけになったんですよねぇ。

流行りの(?)妄想の世界で、北川が「こんなもの見せるんじゃねー!」なんて言って

思いっきり壊すシーンを見てスカッとしたかったですw

 

樹木も「好きだから返したい」と言っちゃったので、

振り向いてくれなかった寂しさを"他の人"で埋めているのが露呈しちゃいましたし。

残念ながら、彼女にとって新谷は"良い人"でしかないんでしょうね。

自分を好きでいてくれて、絶対傷つける事もしないし、何かを要求する事もない人と

毎日仲良く過ごしていれば、そりゃあ楽しかろう。

一歩前進する事も辛い経験も何もない、本当にただ楽しいだけ。

でもその関係は極端に言い換えれば、レンタル彼氏と依頼人の関係にもなる訳で…

クリスマスまでにもう一度アタックしないで、好きな人の代わりとして

新谷の気持ちを弄んで終わりで良いの?って思ってしまいます。

まっ、積極的に行動を起こさないでも、

最後は浅羽と結ばれるルートに辿り着くんでしょうけどね。

 

仕事と恋愛と上層部の思惑と元アイドル設定。

内容も…なんか全体的にチグハグなんですよ。

それぞれにある程度の"見所"を残すから、胸キュン要素で振り切った演出をしたいのか

シリアスにしたいのか、はたまた斬新さを取り入れる事で

今までにないラブコメの形を提示したいのか、

カラーが中途半端で終わってしまうんだと思います。

仕事に関しては…何回か前にシュークリーム開発に取り組んだのが印象に残っているくらいで、

今ののんびりっぷりを見ると、本当に仕事してるの?って疑問しか出てきませんし。

後半で事務作業を任されるまでは、

新商品開発で社員と揉めたら「あ〜上手くいかない!」と寝っ転がる。

あの様子だったら、クビ候補だと噂されるのも仕方なかったのかなと(苦笑)

最終的に覚醒したようなんでこの話は置いといて…

 

ラストは腕を掴みながら「君に会いに来た」という少女漫画的展開。

正直言うと…あの場で刃物を振り回しそうだったり、

トラックの運転の速さからして事故エンドになったりと

悪い方向に考えてしまっておりましたw(前者はサスペンスになっちゃうのでないけれども)

だから、急にラブコメにする=チグハグなのもそうなんですけど、

浅羽がまさか…いや、走ってる樹木かぶつかる…?などと変な予想をし過ぎていたというのも、

あまりときめかなかった原因なのかもしれません(笑)

 

 

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この恋あたためますか 7話 感想|クリスマス前にフラれる未来しか見えん(泣)

 

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内容について触れる前に、まず1つツッコミたい。

ツッコミた過ぎて、今感想を書くまでず〜っとうずうずしてましたよw

新谷(仲野太賀)よ…「クリスマスまでの期間を俺にください」の

"まで"って何だ。

なんでそこ、限定づける必要があった(笑)

ストレートに「クリスマスの日、一緒に過ごしたいです」って

プロポーズすれば良いじゃんねぇ。

余計な言葉加えちゃう所が当て馬感満載なんですよ。

樹木(森七菜)も樹木で…一喜一憂しながらも

今まで浅羽(中村倫也)を想い続けていただけに、

はっきりフラれたショックの勢いでOKしちゃう辺り、

クリスマス前日になって別れる展開になるのが見え見え過ぎます。

好きになったのでも何でもなく、本当に"勢い"だと分かる。

だって、聞きました?「俺が前に言った事覚えてる?」

「今すぐじゃなくて良い、でもいつか樹木にとって特別な人になりたいって」

に対する樹木の返事の「うん…」の感情のこもってなさを!!

私は聞き逃しませんでしたよ。

いや絶対覚えてないでしょ!って思わず口にしましたよ(笑)

 

上のような「クライマックスの盛り上がりに向けて、一度他の人と付き合う展開」

もそうなんですが、今回はラブコメあるある要素ごちゃまぜ…

言わば"闇鍋"みたいな内容ですね。

「あれは冗談だから!」というベタな返しに、唐突なお化け屋敷に、停電に、

2人でいる所を見てしまった北川(石橋静河)に…

それに加えてコンビニワゴンの件もあるから、全体的にとっ散らかっている印象しかない。

王道と言ってしまえば聞こえは良いのかもしれないけど、

「ほら、これを入れれば胸キュンするんだろ?」というラブコメ好きの視聴者の心理を

安易に知った気になっている気がして、そこまで面白味は感じられない。

特に…道の駅で怖がらせる必要ってありました?

そもそも道の駅には見えないし。

モロ師岡さんの登場は後の展開にも繋がっていたので良いとして、

あそこのシーンだけはちょっと意味が分からなかったですw

 

停電で避難っていうのも何となく実感が湧かないんですよねぇ…。

川が氾濫&地震で避難なら分かるんですけども。

人が少なかったのは、家でロウソクや懐中電灯をつけて過ごしている家庭もいたからなのかしら。

私だったら、コロナ禍なのもあって家で過ごす気がするなぁ。

昼間であればコンビニも、冷蔵や冷凍に関係ない

必要最低限の商品は置いているかもしれませんし。

大体、"コンビニ"ワゴンなのに…売るのが飲食料ばっかりで

寒さを凌ぐカイロや日用品の在庫はないのってどうなの?って思っちゃいました。

あと、コーヒーに入っているカフェインはね…トイレが近くなっちゃうので

避難所ではあんまり勧めない方が…(苦笑)

 

 

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この恋あたためますか 6話 感想|スマホがあってもすれ違いが起きる時代

 

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あの〜…ココエブリィに社長・経営者研修はないんでしょうかね。

浅羽(中村倫也)が社長に任命されて何ヶ月か?経ってから

「いつもそこにある日常だからこそ大切にしなければならない」と気づいたようでしたけど…

そういう方針って最初にコンビニ見学する段階で

マニュアルを通して学んでいくもんじゃないのかと思うんですよ(笑)

つまり、何も知らない状態で改革に手を出していたって事になる訳でさ。

一方的な辞めさせられ方でしたが…勝手に噂が広がってしまうのも仕方ないのかなと

妙に納得させられてしまいました。

 

そして、社長の座を降りた浅羽がアルバイト店員になる形で心機一転してからは、

まるで人間の姿になって"初めて"を覚えていくような

ポンコツカワイイキャラとして描かれる流れに。

「社長なのに制服が似合わない」というドンピシャな言葉を突かれたり、

店長・上杉(飯塚悟史)達にいじられたり…と、

いつものクールな感じとは違う浅羽が見られたので、これはこれで楽しい。

しかしまぁ…何が個人的に"ポンコツポイント"だったかって、

「街を移動するコンビニ」の発想をしちゃう所でしょ(笑)

私が学生の時にはよく出て来るようなアイデア過ぎて。

いや、コープがあるやん?

なんなら、「遠くまで足を運べないお客さん」をターゲットにするんだったら

ネットスーパーたる便利なものがあるやん??

でも、あまりにも真剣な表情で話すもんだから、

そのシーンではうんうんと乗っかるしかなくて…w

本当に知らない事だらけなんだなぁってちょっと思っちゃいました。

 

回を増すごとにラブコメ色強めな話になってきている本作ですが、

今回のキーアイテムは「スマホ」ですかね。

スマホというハイテク通信機器があっても、"すれ違い"は作れる。

90年代の某恋愛ドラマだと、手軽な通信機器がない事で

"すれ違い"が生まれる面白さを描いた作品がありましたし、

最先端になった今、それだけで成立させるのは時代的に無理だと

言われてきたもんですけどねぇ…

確かに、連絡がとれる機会はいつでもあるはずなのに返信が全くない…

っていうほど不安になる事はない。

仕事で忙しいのなら分かるけれど、今回の場合は完全に旅行気分の写真ですからね。

 

ただ、それ以上に気になる部分を最後に書くとするなら…

北川(石橋静河)を新谷(仲野太賀)と同じようなポジションに回し、

安易に"不憫キャラ"にして、視聴者に同情させようとしている描き方にありますかねぇ。

北川が浅羽のアルバイト先に来た時、

(あの場所に行くよう言ったのは恐らく樹木(森七菜)だろうから)

樹木が彼をアルバイトとして雇わせたと知った時、

どういう感情が働いたのかを、台詞や演出で知りたかったです。

 

ある時は新商品対決で切磋琢磨する関係、ある時は浅羽にお互いが想いを寄せている関係…で

公私ともに"ライバル"であるはずなんですが、

なぜそこを、三角関係である事を強調せずに

「樹木が浅羽の反応に一喜一憂しながら好意を寄せている」所だけをダラダラと描くのか…。

以前にも「なぜ好きになったのかがよく分からない」といった旨の感想を書きましたが、

各登場人物に明確な"感情"が見えてこない描き分けが

ブコメにおいては一番致命傷なのかな?という気がしています。

 

 

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あ!ちなみに、ここでご連絡を。(後でプロフィールの方にも書きますが)

前時間の「姉ちゃんの恋人」は、仕事が多忙で視聴が間に合いませんでしたん(泣)

じっくり見たい作品ですし、金曜は有給をいただいたので

まだ書けていない「35歳の少女」「極主夫道」も合わせて

木曜深夜〜日曜のうちに書けたら…と思っています♪

11/29追記:11/29までに上の作品3作の感想をUPしました(^-^)

       この文は後ほど消します。

 


この恋あたためますか 5話 感想|浅羽社長のメンタルが弱過ぎる。

 

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私には読めるぞ…

2人で1つのたい焼きパフェをつっついたり、ジェットコースターで思いっきり楽しんだり、

水族館デートも満喫したり…という

新谷(仲野太賀)が幸せな時間に浸っているエピソードをこれでもかと描いた後に、

最後には浅羽(中村倫也)&北川(石橋静河)ペアとばったり会って

複雑な心境になってしまう樹木(森七菜)の顔を見て落ち込む展開になるのだと…

と思っていたけれど、そんな事はなかった(笑)流石に単純過ぎたか。

ベタな要素が続いた恋愛ターンでも、そこはベタに行かなかったのはちょっと意外でした。

しかし…今回の新谷の"ベストオブ不憫ポイント"←ネーミング…w は

コンビニ仲間たちによる「良いやつ」評価止まりでしょうね。

「良いやつ」の一言で終わってしまうと、そこから発展しなさそうな気がするんですよ…(泣)

う〜ん、まさしく当て馬キャラである事を物語っていますなぁ。

 

しかし、物語の中間地点なので、何か大きな出来事はあるだろうと予想していた今回。

浅羽の社長解任が決まり、離れ離れになってしまう樹木…のラストがそうでしたね。

でも…捻くれ者の私は残念ながら

樹木みたいに「社長、行かないでよ!」なんて感情には特にならず、

社長という偉い立場なのに身を引くのが早くないか?といった

疑問の方が勝ってしまったんですけれども(汗)

専務・神子(山本耕史)一人の言葉だけでそんな簡単に退任を決めちゃうの?

他の役員に多数決も署名もさせていないのに?

いや、もっと自分の意見を押し通しなよ!!

とツッコみながら見てしまってました。

解雇通告にしたって1ヶ月前に言い渡されるのに、あまりにも急過ぎますって。

(それに、神子の無駄に動き回るくだりに日曜劇場っぽさを感じ…w)

まぁ、甘い物好きの樹木が、少年だった頃の浅羽と同じように、

今後物語を展開していくにあたって

「スイーツを落としてしまった=嫌いになったきっかけ(になるかもしれない)」という

共通点を持たせたいがための重要なエピソードにしたかったんでしょうけども。

それにしても…あまり現実味のない流れでしたね。

 

最後に、比較するような内容になってしまってすみません。

前時間の某ドラマと同じく、本作でも「グイグイ突っ込む主人公」

「主人公の存在に影響を受けていくヒーロー」の2つが今回はガッツリ描かれた訳ですが、

こちらの方が「まぁ主人公だからね」と思えてしまうのは…何ででしょうねぇ。

樹木と北川を通して、スイーツが苦手になったと言う浅羽への対応の"違い"を

描いたのもそうなんですけども。

視聴者側からしても「食べ過ぎて苦手になったから」という言葉で

はぐらかしている感満載なのに、そしてヨリを戻したい想いがあるのに

深く追求しようとせずに終わらせた北川を不思議に思ったからなのかしら?

その場で遠慮して言えなかったとしても、

私だったら「あれ、本当は違うんでしょ?」とか日が経ってから言っちゃうもの。

嫌な顔をしたら、もう違う話題に変えて誤魔化せば良い話だろうし。

 

 

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この恋あたためますか 4話 感想|新谷よ、それはまだ早い!

 

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今回は脚本家が初担当の方なのかな?と思うくらい、

お仕事パートの描写が雑でしたな(汗)

みんなが恋愛脳過ぎて、これは文化祭の準備をしているのかな…他の仕事はないんか…とか、

仲直りしたら一気に賞賛されるスイーツが完成しちゃった…とか

終始ツッコミながら見てしまいましたw

抹茶の層になっていた状態から、どんな発想であの仕上がりになったのか知りたかったなぁ。

わざわざりんごに拘る理由もよく分からなかった。

ブコメらしからぬ「お仕事パートの丁寧さ」、

それを主人公の成長物語とも絡めている作りが

この手の作品で陥りがちな"既視感"を払拭していて、好感を持てていたんだけれども。

次回で折り返し地点となると、そろそろラブの方も加速させなきゃならないんでしょうね。

まぁ、そっちは完全に「新谷(仲野太賀)頑張れ!」目線で

楽しんで見ているので良いのですが(笑)

でも…あんまり仕事をないがしろにはしないで欲しいかなぁ。

 

で…その新谷よ。

なんだ、あのおやすみのキスは!

今回の感想、新谷が不憫過ぎる事にガッツリ触れるつもりだったのに。

樹木(森七菜)に高価な和スイーツをご馳走しようと頑張って予約したはずが、

「彼女と行くの?」なんて自分の事などと気にも止めないで返され、

何を勘違いしたのか、浅羽(中村倫也)に譲った結果

樹木と2人で行っていたのが分かったという一連の流れなんて

不憫of不憫なエピソードだったのに!

この畳み掛け方は、雅志を超したな…←未視聴の方、何度も名前出してすみません(謝)

と思っていただけに、最後の積極的な姿勢に度肝を抜かれましたわ。

樹木が鈍感過ぎるから、こうでもしないと

自分を恋愛対象として見てくれないと考えての行為なんでしょうけどねぇ。

でもなぁ…まだ早いんだな(泣)

本作はフィクションなのでまだ可能性はあるかもしれませんけど、

現実世界だったら、もうちょっと仲を深めてからじゃないと

意識するよりも引く気持ちが勝って、関係性がシャットダウンしてしまいそうですよ。

友達にも戻れなくなるってやつですよね。

新谷くん、次回、大丈夫か…?セクハラ扱いされないか…??

 

浅羽の裏事情(?)的なパートは特に注目して見ていなかったため、

企業を一気に売り飛ばすという 急に日曜劇場の池井戸作品らしい展開になっていて

びっくりしました。

中村倫也さんと言えば…りんご園にいるシーンで「美食探偵」を思い出してしまったり(笑)

 

あと、未来で浅羽とのツーショット画像を消した事を後悔する樹木へ。

スクショ画像なので、探そうと思えばいつでも再保存出来ます(キッパリ)

にしても、消すのを躊躇うほど想っていたとはねぇ… 

やっぱり「お前が必要だ」って言ってくれたのが嬉しかったから?

高いスーツを買ってもらえたから?

しかしそれって、中村倫也さんじゃないイケメンでも成立してしまいそうな感じが…w

 

 

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この恋あたためますか 3話 感想|新商品のパッケージがダサすぎる件。

 

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本当に、初回はなんで樹木(森七菜)をあんなに

不快感を与えるキャラクターに描いたんだろう…と思わずにはいられませんよ。

嫌味を言う社員達もいなくなったし。

むしろ、過去話をしてクソ!と言いながら打ち解け合う

里保(石橋静河)とのシーンは微笑ましかったですし。

人間関係の"ギスギス"がなくなった今…普通に見られる。普通に面白い。

前回よりも仕事パートと恋愛パートを上手く絡められていた気がしますしね。

 

時間が経ってから冷静に振り返ってみれば、

里保の方が商品開発に関してプロであるはずなのに

配送後の事も考慮した包装パックを準備していないのは変ですし、

樹木が商品発表会の表舞台に立ってスピーチするシーンでは

台本も用意させずに&事前に内容の打ち合わせもせずに

新人を表舞台に立たせるのか?と疑問も湧いたんですけどね。

そして、放送事故に近いスピーチが受け入れられる世界…さすがフィクション(笑)

でも、本作を勝手に「アイドルの道を諦めた主人公が新たな夢に向かって邁進する

シンデレラストーリー」だと思って見ている私からしたら、あのスピーチのシーンは、

こんなに注目を浴びるステージに再び立つ事が出来て良かったね…とか、

アイドルの頃だったら自分にスポットライトが当たる事はなかっただろうな…とか

純粋に喜ばしく感じられて、印象に残るシーンでもありました。

 

それにしても、新谷(仲野太賀)の雅志度がますます上がって来ているのが切ない。

「ターゲットは社長です!」と言ってから樹木が話す度、

表情を何度もカメラで抜くのをやめてあげて欲しかった(泣)

最後に抱きしめられるシーンだって、その気になっちゃうじゃない。

で、浅羽(中村倫也)と里保は、元恋人同士なんでしょうかねぇ…

2人が急接近している所を目撃した所で終わらせる気満々なのが

明らかに分かりやすい演出(背景の見せ方)だったので、特に驚きはなかったけれどw

ここだけは、ちょっとあざとかったかな。許容範囲ですけどね。

 

ところでさ…今回の新商品対決の件、「結果が全てだ」で片付きましたけど、

パッケージのダサさが一番の敗因だったと思うんですよ(笑)

なんでスーパーのパンの隣の和菓子コーナーで売られているような、

おはぎでも入れられてそうなパックを選んだのか。

見栄えも悪いし、場所も取るしでコンビニ向きじゃないでしょ。

チョコシューも…表面にシールべったり貼ってて、中身がぱっと見で全然分かりづらいし。

新商品は見た目が大事なのに。チョコのクッキー生地を使った斬新さが活きてないよ。

あれではパケ買いはしないと思いますぜ。←勝ったのにめっちゃ言うw

…まぁ、セブンイレブンで実際に売っているのは、普通に良いパッケージで良かったです。

どこか機会を見つけて買ってきますよ♪

 

 

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この恋あたためますか 2話 感想|雅志化しそうな新谷(仲野太賀)。

 

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前回よりも恋愛ドラマらしさは控えめになり、

その代わり"お仕事ドラマ"色が濃くなっていた印象。

「目先だけの胸キュン要素を過剰に加えないで欲しい派」の私としては

見やすくて良いのですが…中々匙加減が難しいですね。

(ちなみに、対決で勝ったマカロンっぽいシュークリームは、

インスタ用に1回買われて終わりそうな気がするんですけど(笑))

 

同じ局の「ジョブチューン」の内容を彷彿とさせる

コンビニスイーツ業界の裏側や、1つの商品が完成するまでの過程を

割としっかり描いているから、知識を得ていく分には興味深い話にも仕上がっているし。

また、素人のアルバイトが大出世するサクセスストーリーともとれる。

だからと言って、"ラブコメ"をないがしろにしている訳でもない。

それに加えて、樹木(森七菜)の登場によって社員の意識も変わってくる

"会社全体の成長"も描いているので、とにかく盛り沢山。

作り込みの高さは窺えますが…何を一番に目立たせたいのかが

よく分からなくなって来たのが正直な感想です。

前回で見続けようと思ったのは「チンアナゴ」の部分だったので、

やはり、浅羽をもっと前面に出して

樹木と二人三脚で仕事に取り組む様子を描いていったら

面白くなるのではないかという気がしました。

 

けれども、最初は地味だと思っていたキャスティングも、

いざ視聴してみたら良い感じです。

恋のライバルになるであろう浅羽から醸し出される"貴公子"感と、

"ごくごく普通のパティシエ"感漂う新谷(仲野太賀)で対比がとれていますし、

仲野大賀さんが雅志枠← になってしまうのも何となく頷けます。

(「あのコの夢を見たんです。」でちょっと不憫な役柄の主人公を演じているのもあり…w)

 

主人公の態度の悪さが減った代わりに、

やけに冷たく見下している(でもいつの間にか優しい人達になっている)

社員の描写は気になりましたが。

あれだけ丸くさせるのであれば、初回からあまりにも不快感を覚える

キャラクターに仕立て上げなければ、早い段階で切る人も少なかっただろうに…と思いました。

 

そうそう、本編とは全く関係ない話を。

前期では火9「竜の道」の主題歌をSEKAI NO OWARIが、

火10「おカネの切れ目が〜」の主題歌をMr.Childrenが担当していましたが、

今期では同じアーティストで放送枠が逆になっている所に

ある意味運命を感じましたな(笑)

 

 

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この恋あたためますか 1話 感想|おっさんじゃね〜し!(笑)

 

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この枠は視聴者受け狙いのラブコメばっかりやるようになっちまったねぇ…と思い、

本作にもあんまり期待していませんでした。

オリジナルとうたいつつも、最悪の出会いから始まる所、

ただのバイトで料理が出来るかどうかも分からない人に開発を任せるトンデモ展開

(一岡(市川実日子)の代わりに課長就任…なんて事にはならなくて良かった(笑))、

壁ドンしながら「再起動」をカッコよく言っちゃうなどなど…

少女漫画感全開な作りを見ると「キュン」よりも「あざとさ」を感じてしまうタチでしてね。

 

そして、続きを見たいとする個人的な条件として、

「主人公(&登場人物)が好きになれるかどうか」「物語に魅力的な部分があるかどうか」

の2つがありまして。

だから、図々しくて、誰ともタメ口しかきけなくて、

こっちが「マジでなんなの?」と言いたくなるほど口の悪い樹木(森七菜)も、

表向きでは仕事出来る男ふりして実際は他力本願の浅羽(中村倫也)も、普通に不快な元彼も。

後半になって悪くない所も出てきたけれど、

いろんな意味でフラストレーションが溜まる人しか出てこないから、

これはベタな要素も含めて不満とツッコミばかりになるだろうと思って

次回以降視聴継続するのも考えもんでしたが…

「まぁ確かに、飽きのこない顔ではあるな」「チンアナゴ」の台詞を聞いてから

もう少し見てみようかな?という興味が少し湧いてきた感じはしました。

 

ぱっと見は気持ち悪いけど、よくよく見たら可愛い…キモカワ…

浅羽は樹木をチンアナゴだと思いながら見ていたんだ…(笑)

最初は普通に笑っちゃったけれど、

猫とかウサギとかありきたりな動物を答えて軽く流すんじゃなくて、

誰も例えなさそうな動物の名前を挙げるほど彼女に関心があるのも、

思い返してみればちょっと分かってしまったり。

 

賞味期限が切れると廃棄されるように、

上から見捨てられたアイドル人生を経験した樹木。

水道のセンサーも反応してくれない"透明人間"の日々を送っていた彼女の元に

「お前が必要だ」と存在を求めてくれる人が現れる。

彼女にとってはきっと、リピートしたくなるスイーツに出会うのと同じくらいの

運命的な出来事だったんですよね。

浅羽も決して「ザ・俺様キャラ」という訳ではなく、

"陰"の部分を覗かせる一面があったのも救いでしょうか。

 

「恋愛ドラマ」としては完全に先が読めてしまうので

あまりそっちの方面には惹かれないのですが、

「傷の抱えた二人が切磋琢磨し合いながら成長していくドラマ」として見続けたら

面白味が増すかな?という気がしました。

なので、お仕事パートは今後も、今回のようなボリュームで行って欲しいです。

どう転ぶか、もう少し様子見してみます。

 

ところで…中村倫也さんが"おっさん"呼ばわりされてるのが解せないなぁ(笑)

20歳前後の若い子からしたらそう見えちゃうのかしら。

 

 

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