2020年冬ドラマ-10の秘密一覧

10の秘密 10話(最終回) 感想|割と真面目に何がしたかったん?

 

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「最終回だけ見れば全て解決するでしょ!」と思っていた人も、

これで納得出来たのかなぁ…と疑問に思えるほど、とにかく雑に終わらせた最終回。

あまりにも置いてけぼりにされたので、感想もざっくり書きますわ。

 

最大の見せ場であろう圭太(向井理)と由貴子(仲間由紀恵)の対峙シーン(?)も、

今までの回想や説明台詞で、ずーっと突っ立ったまま真相をベラベラ語っているだけだから

冗長に感じられてしまうし。

二本松(遠藤雄弥)の忠誠心が結局何だったのかも謎。

そして最終回に合わせて、みんなが急に良い人オチ。

何もかも中途半端にまとめちゃったなぁって印象。

スタッフが途中でシナリオ作りに飽きてきてしまったのでしょう、きっと(苦笑)

それとも、3億円が欲しいがために他人を利用したかと思ったら、急にどうでも良くなって、

ただひたすら由貴子の動きを妨害したかと思ったら今度は良心で逃がしてあげるという

圭太のノープランさに終始ブレがなかった描写は、

褒めるべきポイントだったんでしょうかね?(笑)

 

サスペンスには持ってこいの仲間由紀恵さん、渡部篤郎さん、佐野史郎さんといった

キャスティングで期待していましたが、結局、サイコホラーな演技合戦は一切見られる事なく、

上のポスタービジュアルも含めて完全に裏切られたって感じのドラマでした。

向井理さんもそこではドヤ顔を見せているから、

てっきり頭の冴えた策士なのだと想像していたのにさ。

タイトル「10の秘密」と物語の方向性の噛み合ってなさは勿論でしたが、

全員迂闊なはずなのに、「みんな賢いのだろう」というイメージを視聴者に植え付ける

このポスタービジュアルにした事が、本作最大の失敗だと思うのですよ。

 

個人的に火9枠は、フジドラマの中では意欲作が多くて一番好きな枠なんですが…

最近は"当たり"がありませんねぇ。

次作の「竜の道」。これは面白いと良いんですが…

何なんでしょう、「おにいちゃーん!」にエコーがかかっている時点で

ネタドラマ臭がするのは私だけでしょうか(笑)

 

 

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10の秘密 9話 感想|10の秘密が何かを公式が発表して欲しい。

 

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何というか…最終回を前に、秘密なんてもう何でも良いやと思えてきている私がいます。

前回まで、わざわざ友達に手伝ってもらってまで

由貴子(仲間由紀恵)の作戦を邪魔するよう行動していたのに、

今回になったら長沼(佐野史郎)の秘密とは何か?を探す方向にシフトチェンジ。

まだ解決していないまま放置している"謎"が多いから、

正直、誰が誰と対立していて、誰が何の目的のために動いているのかという構図が分からなくて

話がとっ散らかっているように感じるんですよね。

 

終盤まではイマイチ進展がなくて退屈でしたし。

最後の「実は由貴子は生きていた!」というくだりも、

そりゃそうやろなって感じで特に驚きもない。

 

そう、このドラマ…今更気づいて書くのもなんですが、主人公達の言動が迂闊な以前に、

「そりゃそうやろな」という展開を、あたかも衝撃展開のように煽る演出が多いから

イライラして来るのです。

今回の場合、パスポートを探していたと分かったのなら、考えられるのは1つしかないのに、

「もしかして…」なんてわざわざ溜める。

あまりにも主人公を鈍く表現し過ぎていて、不自然だと思いました。

スローモーションの演出もそうで、これも緊迫感を出すために使っているつもりでしょうが、

どうも視聴者と作り手の間に"ズレ"が生じているような気がしてならないのです。

脚本に関しては、偽名が書かれたパスポートは

今までの話で一切見せなかった方が、「パスポートには違う名前…って事は生きてるの!?」

という意外性も大きくなったんじゃないかと思います。

 

ここまで「10の秘密」よりも「10以上の迂闊」を見てきた印象の強い作品。

サブタイトルが「第○の秘密」だけあって、放送終了1週間後にてっきり

その回の秘密を要約したものが公式サイトのあらすじにアップされるのだと考えていたので、

今となってはそれが10個もちゃんとあったのかどうかも分かりません。

「圭太(向井理)が社長室に当たり前のように入れているので、

会社は警備などのセキュリティ対策はしていないのかと思われたが、受付は一応あり、

実は視聴者の見えない所で手続きして訪れていた」という小ネタも

秘密に含まれるのでしょうか(笑)

 

 

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10の秘密 8話 感想|回し蹴りからの圭太劇団に爆笑

 

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スタッフがスタッフなだけに、ますます「銭の戦争」感が濃くなっていく回…。

いつから騙し合いの3億円争奪物語になったんだっけ?って事は

以前の感想にも書いてきましたけど、

圭太(向井理)の企みで劇団を結成して、由貴子(仲間由紀恵)からパスポートを盗んで、

しまいには逃亡、爆発…までやられると、もう話がしっちゃかめっちゃかで(苦笑)

プロデューサーと脚本家が互いにやりたかった内容を事前に共有しないで、

ズレが生じたまま作品を作り始めちゃったんだろうな…と思わざるを得ませんね。これじゃあ。

普通にサスペンスにして、新作「○の戦争」じゃあダメだったんですかね?

 

肝心の菜七子(仲里依紗)秘密も、てっきり悪い女だと予想していた分、ちょっと肩透かし。

学生時代に襲われたトラウマを抱えていながら、夜の街で知らない男とセ…をするのは平気

という設定が矛盾しているので(むしろ後者の方がもっと怖くないか?)、

回し蹴りしたら自由になれた気がした!にもピンと来ず。

このドラマに限らず、目の前のデータが消されれば全て安心だと思っている人が多いみたいですが、

コピーは無限に出来ますし、バックアップやクラウドに保存してある可能性は

考えたりしないもんなのでしょうか?

まだ闇は取り除けていないような気がするんですが…う〜ん…

次回から「由貴子を殺した犯人は?」の話にシフトするとなると、

もうここの件は終わりなんですよね。

回し蹴りで成敗!っていうのもダサかったしなぁ…いろんな意味でスカッとしない(笑)

 

今回はクライマックスに近づいている段階という事で、

圭太が目の前の敵に立ち向かうカッコイイ姿を見せたかったんでしょうが、

今までの行動が、たった10万円の賄賂受け取り、脅迫、3億を強奪するために人を利用、

外でペラペラ話すと、何でもありなキャラクターだっただけに、

菜七子への言葉も全然響いて来なかったし…

むしろ、裏切られたとてまだ「信用」「信頼」というワードを多用するか!と

相変わらずツッコまざるにはいられません。

 

話は再び戻って、最後の爆発の件。

これはちょっと意外ではありましたが、

多分、由貴子は別人になりすまして生きているんでしょうねぇ。

ジェット船で逃走、出発してから爆発…あんなドラマやそんなドラマを思い出してしまう私(笑)

誰が運転していたんですかね。そこが地味に気になりますw

 

 

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10の秘密 7話 感想|迂闊は遺伝するもの。

 

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な〜んか話がとっ散らかってるなぁ。

最初は娘の誘拐事件で「犯人は誰だ?瞳の抱える秘密とは?」から始まったのに、

いつの間にか3億円争奪戦になって、いつの間にか高嶺の花的存在の由貴子(仲間由紀恵

への復讐劇になって…と、どんどん主題が変わっていってる。主人公とおんなじ。

 

圭太(向井理)も圭太ですよ。

彼が目の前の問題に右往左往しているようにしか見えない事は以前にも書きましたけど、

「由貴子を捕まえて何がしたいのか」という"ビジョン"が伝わらないからイライラする。

ついこの前まで「娘のための3億円だ!」なんてお金に執着していたのに、

今回になったらお金はどうでも良いなんて言い出して、ターゲットは由貴子に変更。

こんなに自分の考えに一貫性がない主人公、います?

10年前の、陰からほんの少し見えただけの宇都宮(渡部篤郎)の靴磨きを

記憶していた翼(松村北斗)の方が、特殊能力が備わっている点で

主人公っぽく思えるんですけど。

もう翼と一緒に過去にタイムスリップしてやり直そうや…ってそれは別のドラマか。

 

最後まで圭太が菜七子(仲里依紗)を疑わなければ、候補者にも上がらない展開が

続くのが不自然だなー…どうせ「まさか菜七子が関わっていた!?」という

衝撃的なラストで落とすんだろうなーと思っていたから、案の定そうでしたね。

しかしまぁ、盛り上げ方、下手ですよね(苦笑)

意外性を持たせたいんだったら、

夜の仕事をしている姿を匂わせるシーンを入れなきゃ良かったのにさ。

演出に関しても、スローモーション取り入れれば迫力が出ると思ったら大間違い。

後ろから殴られる圭太…すっごい鈍臭い人に見えちゃったw

 

迂闊な人ばっかりなのでイライラはするけど、

ラッラッラッライ♪は毎週聴きたくなってしまうドラマ。

最早、OP映像を見たいがために見ていると言っても過言ではないかも…!?(笑)

 

 

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10の秘密 6話 感想|親も迂闊なら子も迂闊。

 

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もう…アホちゃうの(笑)

圭太(向井理)が菜七子(仲里依紗)を連れ出して、わざわざ3億円を見せるもんだから

「あ、こりゃ、お金を盗られているのに衝撃を隠せないオチで終わるな…」と思ったら

案の定そうだった。だからちっともハラハラしなかった(笑)

由貴子(仲間由紀恵)じゃないでしょ。菜七子の可能性大でしょ。

相手をちっとも疑おうとしないし、話すべきでない事は大声で話すし、

逆に翼(松村北斗)に共有すべき事は誤魔化して終わるし。変ですよ、この主人公。

パソコンのモニターもさぁ…普通、誰かやって来たら閉じるもんじゃないのかね?

(まんまと宇都宮(渡部篤郎)の誘いに乗っからなかったのは、良かったとは言え…。)

 

そして、今回の話は、親の性格が子供にも遺伝するというのがよく分かる例。

一緒に生活を共にしている父親よりも、

疎遠だったものが最近になって近づいてきて、急にご馳走を振る舞う元母親の方を

信じ切っちゃう瞳(山田杏奈)にもイラッと来てしまいましたw

リアルタイムで今いる場所をSNSに投稿する件は、由貴子の作戦かと思っていたけれど、

まさか何も考えなしだったとはねぇ…まぁ、今時の子っぽいとも言いますか。

 

瞳が出て行って蕎麦屋で泣いているシーンでは、わかりやすいほど悲壮感溢れる劇伴を流すし、

3億円のありかを教えているシーンでは、何故かラッラッラッライ♪のOP曲を使って

ワクワク感を演出。

圭太が瞳に由貴子の秘密をばらすシーンも、横浜レンガ倉庫近くなのだから

人混みがありそうなのにもかかわらず、周囲にも外にも全く人がいない。

今回はそんな不自然な点も目立っていた印象でした。

(何かを告白する時に全く人がいないのは、以前からそうでしたが…(汗))

 

圭太と由貴子は相変わらず「奪い愛、金」ごっこをしている状況。

そこに恐らく菜七子が参戦となると、瞳も最終的には関わる事にはなるのでしょうね。

ひょっとして、物語を引っ張っている主人公…3億じゃない?

同じ脚本家の作品「銭の戦争」の後半の展開を彷彿とさせられますね。

 

 

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10の秘密 5話 感想|「奪い愛、金」みたいになってっぞ。

 

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元々は誘拐事件から娘を救う話から始まったのに、

なんか変な方向に行ってますねぇ…。

「これは私のお金だ!」「いや、これは瞳のために使う!」で

3億円を奪い合う元夫婦の印象しかない今回(笑)

こちらから言わせてもらえば、どっちも自分のお金ではないですからね。

「苦労して手に入れた3億円」と、由貴子(仲間由紀恵)が娘よりも

お金主体で話している辺り、娘のために動いているつもりに見せておいて

自分本位で動く圭太(向井理)と似た者同士って事はよ〜く分かりましたが。

 

圭太も圭太で相変わらず迂闊。

いくら翼(松村北斗)が芸名だったとしても、最近になって瞳(山田杏奈)に

近づいてきた時点で怪しい人物だとマークするはずなのに、

5話で正体を探ろうとするのは遅過ぎでしょ。

まぁ、結果的には、翼の発言を聞く限り、母の死亡と火災事故は関係ないみたいで

圭太の罪は晴れるのかもしれませんが、

それでも…遺族だと分かっているのに偉そうに「離れろ」と言ったり、

人の気持ちも知らないで「火事で亡くなった」とか「あれは不本意な事故だった」とか

サラッと言い訳したりだとか…ナイフで刺されそうになる展開になってもおかしくない、

自業自得な言動をしているのには変わりないんですよね。

(そして次回予告、もう少し上手く作ってけれw)

 

「俺にはもう瞳しかいない!」と言っておきながら

瞳と翼が夜に会っていた事を全然知らなかったのも面白かったですが、

今回の"ベスト迂闊ポイント"は、床下に隠してあるんでしょと由貴子にカマをかけられて

そのまま分かりやすい表情をしてしまうシーンに差し上げたいです(笑)

 

翼の「母に近づいてきた男」の件は、今いる登場人物から考えれば

長沼(佐野史郎)しかいないのかな…?と思ってます。

そんな長沼さん、宇都宮(渡部篤郎)を切る事で、本格的に動き出しそう。

計画性ゼロの夫婦の対決より、私は渡部篤郎さんと佐野史郎さんの

"ザ・悪役"対決を見たいのですが。

 

 

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10の秘密 4話 感想|誠実と言っている時点で救いようがない。

 

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頑なに秘密を守りきれる人間と、誠実でいたいがために秘密を明かしてしまう人間とは

どちらの罪が重いのか。

…え?まさか、自分の事を誠実な人だと思ってるんです?

たかが10万のお金を手にいれるために不正なやり取りをしたり、

宇都宮(渡部篤郎)を勝手に誘拐犯だと思い込んで恐喝行為をしたり、

そもそも隠し通せるつもりでいた嘘は、娘にバレてから初めて白状したっていうのに…

どこらへんが?どこらへんが誠実なんですか??

いくら向井理さんが清純な顔立ちだったとしても、

これだけ普通の人ならやらないであろう行為を重ねてしまっては好解釈も出来ませんねぇ。

 

外でクビになった事と10年前の火災事故を話してしまう件も、

瞳(山田杏奈)が秘密を知った点では重要なシーンなのかもしれませんが、

今その場で、そのタイミングで言うか?という所が気になってしまって

気持ちが盛り上がらず。

 

迂闊で鈍臭い主人公は「テセウスの船」でも同じなんですけども…

面白さが全然違うのはなぜなんでしょう。

あちらの主人公は積極的に行動をとる事でハラハラさせられる部分もあって、

そこから出てくる衝撃的な展開に圧倒されて、

「果たして家族は再生出来るのか?」「真犯人は誰か?」という他の見所もある。

けれども、こちらの方は「登場人物が抱えている秘密」をメインにして

ミステリーの作りに見せている割には、

その場その場で起こる出来事にただ主人公が右往左往する

みっともない姿が描かれ続けるだけ…という印象が強いからなのでしょうか。

 

とりあえず、「隠しきれない秘密が、一番罪深い」とか

カッコつけてないで、早く他の6の秘密もぶちまけてしまえば良いのに…と思います。

瞳には言えない…あっバレてしまう…こんな感じで、最終回まできっと

家族内のゴタゴタで話が引っ張られるのかもしれませんね。

 

正直、今回で一気に「どうでも良い」の方向に傾いてしまいました。

うーん…どんどん惹きつけられなくなっていく…(滝汗)

 

 

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10の秘密 3話 感想|何をもってして大丈夫なん?

 

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緊迫感がないな…から、感受性と計画性がないな…に変わる(苦笑)

娘を取り戻した代わりに地位も職も失った圭太(向井理)が、USBだけを武器にして

悪の組織に立ち向かう…という所はアンチヒーロー誕生ともとれる展開ですが、

その割には振り切れてなくて、

ただ自分の首を絞めているだけのダメ男にしか映らないのが残念。

脅迫するよりもっと保身に走れる方法なんて、いくらでもあるのに…。

 

火事の件はあれだけ燃えていたら「負傷者は出たけど死人は出なかった"らしい"」などと

楽観的な思考には走らないでしょうし、

瞳(山田杏奈)と繋がりのある翼(松村北斗)の前で

娘とラインしている事を普通に報告するのだってよく分からない。

娘が家を燃やした張本人かもしれないのに、

見つかって欲しくない真相に怯える素振りもないからまるで他人事みたい。

 

タイトルの「10の秘密」は圭太の秘密の事をさしていて、

実はサイコパスで誰かを復讐するために

全ての事件の鍵を握ってましたー!とかいうどんでん返しが最終回に来たら、

今までの行動にも納得出来るのかもしれませんけど…

今の所、正直言って「この人バカだなぁ」という印象しかないです(苦笑)

まぁ、どう見てもデータのコピーを取りそうにないだろうと思っていたものが

予め取っていたと分かったのは意外でしたかね。

っていうか、このドラマの人々…データの中身を確認しないまま渡したり壊したりする

無用心な人が多過ぎません?

 

翼が近づいてきた理由は、10年前の火事と関係しており、

自分は大きな火傷跡を負ったほど重症だったのにもかかわらず、

警察に伝える事なく何事もなかったかのように呑気に過ごす圭太に

恨みがあるからだと予想してます。

 

自分たちが被害者みたいな流れで進む割には、焦りってものが見えないなぁと

違和感を覚えてましたが…

真相を辿るミステリーというよりも、

サイコホラーなドラマとして見た方が良いのでしょうね。

だって…次回予告で、由貴子(仲間由紀恵)の本性が、なんて…王道中の王道ですし。

 

 

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10の秘密 2話 感想|みんなー!誘拐ですけどー!!

 

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あの〜…今、娘を探してるんだよね?

自分が娘からどう思われてるかなんて、後でも良くない??

圭太(向井理)があまりにも緊張感がなく、

誰かに言われた通りにやる行き当たりばったりな人なんで、

「娘を探す」という本題をつい忘れてしまう。

 

仮に感情が顔に出ないポーカーフェイスだったと考えても、

誰かも見当がつかない人から娘が攫われるのなんて不安でしかならないから

行動には出てしまうもんでしょうに。

菜七子(仲里依紗)と呑気に過去を語り合う暇があったら、

警察に相談する時間がとれるだろって話ですし。

それに、由貴子(仲間由紀恵)の依頼でデータを取りに出かける時は

普通に歩いてるわ、パソコン操作もテンパりそうなものを

1個1個フォルダを開けて見ているわ(あの短い時間でよくコピーが出来たもんだw)

終いには「僕が犯人です!」と言わんばかりに靴を残していくわで

ツッコミどころが多過ぎる(苦笑)

まるでリアル謎解きゲームをやっているみたいな感覚。

 

圭太に焦りが見えなければ、周りの人々も「誘拐」と聞いても反応が薄いのも驚きで。

こっちはこっちで「ああ、またいつもの家出騒動か」なノリに見えますね。

前回で警察の粗さに関して言及したけれど、竜二(渡部篤郎)達も中々。

あの状況から考えれば、次どんな行動をとるか→タクシーだって分かりそうなものなのに、

部下がいたにもかかわらず手配も出来なかった、なんてねぇ…(汗)

 

秘密次第で物語も面白くなりそうは気はするんですけど、

サブタイトルで「第2の秘密」と言っている割には…

今回、何かあっと驚く秘密って出てきましたっけ?

菜七子が柔道で黒帯持っていて、瞳(山田杏奈)が翼(松村北斗)に

父の事を相談していた、くらいしかなかったような。

「10の秘密」と言いながら、実はその秘密は大した事ないんじゃないかという

気がしてきましたなぁ。

 

「TWO WEEKS」を見ていた時も割とツッコんでいたと思うんですけど、

正直、それよりもトロく感じる本作。

 

気になるより、どうでも良いという気持ちの方が強くなったら、

リタイアしちゃうかも…。

 

 

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10の秘密 1話 感想|THREE DAYSも、緊迫感はゼロ。

 

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1話ごとに1つの秘密が明らかになる…という単純なドラマではなかった(笑)

1個聞いたら10個返すみたいに、一気に多くの謎をばら撒いていく作りなのですね。

 

放送開始から15分までに、圭太(向井理)の娘・瞳(山田杏奈)が誘拐され、

由貴子(仲間由紀恵)の秘密を知るという展開を持ってくるのは

スピード感があって良かったのですが、

話が進むごとに何故だか飽きが来てしまったようにも思いました。

何か回収される訳でも、終盤で点と点が繋がる訳でもなく、

ただただずっと「誰かの秘密」が明かされる流れが続いたので、

そこにマンネリを覚えたのかもしれません。

 

初回の内容は、瞳を助けたければ3日間で由貴子を探せというもの。

追われる側じゃなくて追う側ですが、どことなく「TWO WEEKS」に似ています。

しかし、時間制限も短くなって、誘拐されているというのに…

圭太の焦りが伝わって来ないから緊迫感も薄いんですよね。

TWO…の方は三浦春馬さんの危うい表情で何とか魅了されましたが…

うーん、声のトーンが全体的に冷静に聞こえて、抑揚がないからなのでしょうか。

まぁ、LINEで既読付くのを待つよりまず電話でしょ!とか、

早く捜索願出して!とか、主人公の描かれ方に関するツッコミもあったんですけども。

そして、この手のジャンルの警察は相変わらず抜けている所も。

 

風呂敷が畳めるのかどうかが心配になってくる初回ではありましたが、

どちらも大ボスのイメージのある渡部篤郎さんと佐野史郎さんの共演の物珍しさで

今後も見るつもりではいます。

…ところで、菜七子(仲里依紗)も怪しくない?

 

 

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