2021年夏ドラマ-ナイト・ドクター一覧

ナイト・ドクター(Night Doctor) 5話 感想|無許可で手術しても処分なし!

 

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あの〜…たとえいくらあり得ない展開だったとしても、

その前後に補足があれば、まだ受け入れられたと思うんですよ。

入れて欲しかったのは「実の両親に連絡したかどうか?」の1つだけ。

これがあるとないとでは、夜間医療チームの印象が全然違う。

誰か1人が実の両親の許可とろうとギリギリまで粘っていて

結局間に合わなかった…という所まで描いていたら、

目の前の命を救うためなら躊躇しない使命感の強い医者に見えていたかもしれないんですけど、

訴訟中の人に対して「そんなに訴えられるのが怖いんですか?」って嫌味は言うわ、

日向(正垣湊都)を連れてきた越川(紺野まひる)が

誘拐犯の可能性があると疑わず素直に言葉を信じるわで、

まるで頼もしい存在に映らないんですね。

そして、もしこのまま日向が無保険だったとなると

手術に関わった全員に相当な罰が下される訳で…

努力している様子もなく、後先を何も考えずに突っ走る無責任な医者の姿に

どう感動しろって言うんでしょうか。

まぁ、本作の事だから、今回の件もうやむやにしてなかった事にするんですよね(苦笑)

 

"チームの絆"の描写も極端なら、緊迫感の演出もズレていて。

毎回誰かしら感じ悪い登場人物がいて、

人のプライバシーにズカズカ入り込んで気まずくさせて、デイドクターといがみ合って…

医療ドラマにおける緊迫感って、人間関係のもつれで見せるものじゃないと思うんです。

肝心の医療現場は、立っていてはプライベートの話で揉めているか、

控室や屋上で喋っているかして暇そうだなぁ…といつも思いながら見ていますが…

今回はみんなが直立して説明台詞を話すシーンが多いのもあって、

画面に「動」が感じられず、余計に間延びしていた気がしました。

 

内容にしたって、前回のラストを考えれば

成瀬(田中圭)の過去に焦点を当てた話になるはずなんですけど。

これまで通りに"1人の人間の成長"を描けば良いものを、

なぜか彼と関わりのない人物のエピソードを混ぜ込んだために、

一応表上は「人生における究極の選択」というそれらしいテーマにまとめつつ

「で、結局何が描きたかったの?」みたいな主軸のぼやけた内容になってしまいましたね。

 

美月(波瑠)が過剰労働で倒れるのは予想通りで面白みはなかったですが、

分かりきった展開を2週間後に引っ張らなかった所や、

デイドクターから「親の同意書なしに手術するなんてあり得ない」という

マトモな言葉が聞けた所だけは良かったです。

本当、その2つだけ(笑)

 

 

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ナイト・ドクター(Night Doctor) 4話 感想|何のドラマだったっけ?

 

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今回は何とも雑な仕上がりで…

はぁ…私は一体この1時間何を見せられてきたんでしょ…(滝汗)

タイトルに「ドクター」と付いていながら、

実際にそれらしい仕事をしていたのは

1/4…いや、1/5くらいだったんじゃなかろうか。

病院内では基本的に座ってて、他人のプライベート事情や噂を喋ってくつろいでばっかり。

で、立って動いている時は、オペに励んでいるのではなく

恋愛のゴタゴタで医者か患者と揉めたり"友達ごっこ"したりしている姿ばっかり描かれる。

本作にとって医療ドラマはおまけ要素なんですね。

あえて「夜間医療」にこだわった理由が見えてこない、疑問符しか浮かんでこない内容でした。

 

医者の態度に関しては

深澤(岸優太)や桜庭(北村匠海)メインの回でも言及してきましたけど、

高岡(岡崎紗絵)はタメ口×呼び捨て×八つ当たりの3コンボと来た。

実は真面目キャラでした!という展開に結び付けたいんだったら、

怒りの感情に任せて暴言吐いて、職場放棄する姿なんて描かれないはずなんですよね。

しかし、それ以上に引っかかったのは…

3人よりも先輩のはずの美月(波瑠)も同じくらい幼稚な所。

2話で「普通」の定義を熱く語っていた頃とは別人じゃないですか?

後輩をしっかり正す立場の人が彼女の態度に乗っかっちゃってどうすんのって話ですよ。

確かに自己中な後輩を見たらイラッとしてしまうのも分かります。

でも…キャリアが"3年も"上の設定なんだったら、一旦悩みを聞いてあげるとかして

3人と差別化して描いてみても良かったのではないかと思いました。

あれでは、年齢もキャリアもバラバラのチームにした意味がありません。

 

もう今更言っても無駄ですが、終盤で"絆"アピールする屋上でのシーンを見る限りは、

成瀬(田中圭)をチーフ=指導係にして、他の4人はみんな同期の設定にした方が

これまでの言動も違和感がなくなった気すらしてきます…。

そうすると波瑠さんだけ少しお姉さんっぽい感じはしますけど、

どうしても医者を目指すために浪人した事にしておけば都合はつきますよね。多分。

 

詩織(松井愛莉)の精神疾患にしても、後から取ってつけた感満載で…(汗)

寝ながら泣いていたのを高岡が報告するシーン"だけ"なら、

自分では見過ごしがちな精神疾患のサインを呼びかける

メッセージ性のあるシーンとも捉えられますが、

前半はゲスな浮気相手でしかなくて、同情しようがなかったですからねぇ。

肩を揉んで欲しい、エアコンの温度を上げて欲しいが

後に重大な病気へと繋がる兆候になるのではないかと予想していましたけど、

結局何も関係なくてズッコけましたよ。

 

患者もデイドクターも仲間も、いつも誰かしらがイライラしていて

本当に心の休まる場所がないドラマですね。

唯一冷静に対応しているのは成瀬くらい?

でも、彼も他人の私物を引っこ抜いて勝手に覗き見るような人だから…

まともな人はいませんな(苦笑)

 

 

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ナイト・ドクター(Night Doctor) 3話 感想|深澤よりも早くポンコツを脱却した桜庭…の巻。

 

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某救急車マーの翌日にまた同じようなチーム医療ドラマなので、

比べられやすくはなるよねぇ…

で、その作品を見ちゃうと、比較したくなくてもこっちが地味に感じてくるよねぇ…(汗)

このブッキングは流石に可哀想。

 

本作の場合は「患者を救う医者の姿」じゃなくて「経験を積んで成長していく姿」を描く、

つまり、医療というよりかは"ヒューマンドラマ"や"ザ・群像劇"を重視している作品だから

方向性は全く違うとは言え。

劇的なシーンは少ないし、台詞だらけになってしまって

全体的にゆるやかに進行しているように感じてしまうんですよね。

後は本作の世界観に馴染めるかどうかだと思うんですが…

元々こういった系統の作品を好んで見ている人か、出演者目当ての人じゃないと

毎週見続けるのは大変なのかもしれません。

 

その欠点を無くそうと何とかして感動的に見せようとしたのが

本郷(沢村一樹)が無保険の患者の息子に言葉を投げかけるシーンなんでしょうが、

生活保護の件が絡んでくるとなるとちょっと強引過ぎました。

うーん…子供を説得したって本人にはどうしようも出来ないし、

それこそ、死者を出したくないという医者側のエゴが働いているんじゃないかって思うし…

そもそも「家を売らないと生活保護がもらえない」とも捉えられる展開の仕方をしているけど

テレビ的に大丈夫なの?という疑問も出てきます。

シングルファザー、介護、年収…条件次第で家を手放すか手放さないか

変わってくるもんじゃないんでしょうかね。

せめて医者側が手続きしてくれている様子を、「児童福祉」「役所」といったワードを使って

台詞でサラッと描いてくれるだけでも良かったんですが、

あれだと変な誤解を生みそうな気がしてなりません…。

 

メイン回だった桜庭(北村匠海)にしても、

あんなにマメに勉強して努力家な部分を見せるくらいだったら

タメ口の設定にする必要はなかったですね。

いくら頑張っていても「美月"ちゃん"」は…軽過ぎてズッコけるのよ。

キャラクターがブレブレなのは、

今後描かれるであろう成瀬(田中圭)も高岡(岡崎紗絵)も一緒なのかなぁ。

どうせキャラ変するんだったら

常にカルシウムが足りていないようなデイドクターの面々にして欲しいんですけども(苦笑)

 

人の家の私物だろうと、勝手に引っ張り出してはプライベートな情報を覗き見する人はいるし、

デイドクターはうるさいし、また浮気している医者の恋人が出てくるし…

本作の男性陣ってまともな人が少なくないですかね?

っていうか、美月(波瑠)の家族?まさか本人?が桜庭のドナーであるみたいな

提示がされていましたけど、ドナーって普通は誰だか分からなくない??

 

 

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ナイト・ドクター(Night Doctor) 2話 感想|延長時間分で舌噛み男も解決出来たでしょ。

 

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人物描写にしろ、設定にしろ、

夜間救急医が「普通じゃない」「普通じゃないから幸せになれない」前提で

物語が展開されているのが引っかかる。

トラック運転手とか、工事現場の人とか、印刷オンデマンド会社勤務とか、

夜間で働く職業は色々ある訳で、今回の露骨な"普通"押しには

そういう人たちの人生を否定しているともとれるような感覚を覚えました。

 

中でも一番意味が分からないのは、

夜間勤務だから浮気される事になるんだ!みたいな理論を唱える美月の父。

それは大輔(戸塚純貴)の方が120%悪いし、

活動時間が一緒の方が恋愛成就する確率が高くなるのかって言ったら…完全にそうとは限らない。 

そして、働く女性を支える男性が基本的に「働く恋人を邪魔する人」か

「気に食わないから浮気に手を出す人」のどちらかしか出てこないのも偏見ですよね。

誰か1組くらいは相手を尊重してくれる所がいても良い気がするんですけど、

これからも男性は"人生における障がい"として描く方向性は貫いていくつもりなんでしょうか。

 

内容自体も、15分延長した割にはテンポが悪いし。

なんかもう…全体の構成が下手としか言いようがありません。

30分くらいまで食事したり、デートしたり、別れ話があったり、

本筋とは関係のないプライベートな話をダラダラと…(汗)

医療ドラマである事を一瞬忘れるくらいでした。

で、ラストは舌噛み男が襲ってくるというサスペンスのシーンで終わり。

前回はGカップの女性と浮気して〇〇が…というコミカル寄り。

果たして医療ドラマで、"変質者"括りで視聴者を煽るくだりが必要なのかどうかも疑問です。

 

1時間超の中で、医療ドラマ、ラブストーリー、ゆるゆる系コメディ、ホームドラマ

それぞれ違ったジャンルを盛り込む上に、通常だったら5,6話辺りでやりそうな

父との和解のくだりも入れてくるから、シーンごとの変化について行けなくて。

せっかく延長したなら舌噛み男も解決して欲しかったですし、

父の話と妊婦の話は別々の方が、最後の落とし所も納得のいく形になったと思います。

 

"繋がり"がないと言えば、美月(波瑠)と深澤(岸優太)のキャラ変もそうで。

美月に関しては、「夜間診療はコンビニ診療」だと軽視していて、

他の患者を怒鳴り散らしているのを鮎川(谷村美月)が聞いちゃって

病院に行きづらい雰囲気にさせた張本人なのに、

最後になったらいつの間にか「普通」について説教臭く語るキャラになっていたのが謎。

いや、偉そうな事言う前に、軽視していた自分に反省をする所から始めてくれって話ですし…。

で、深澤の場合は、"木偶の坊でダメダメな医者"から

"誰よりも早く変化に気づける優秀な医者"に急に変わっているのが気になりました。

 まぁ、元々研修医上がりたてじゃなくて4年目の設定なので、今回の描写が妥当ではある。

そこらへんのズレが改善されたのは良かったと思います。(前回はとにかく不快感が残ったので…)

…タメ口でまともに仕事をしていないのは相変わらずでしたけどね(笑)

 

 

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ナイト・ドクター(Night Doctor) 1話 感想|退職してくれ元研修医!

 

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最初に言っておくと…役者は悪くない。

むしろ好きな役者さんばかり。

でも、このドラマではみんな嫌いになりそうだわ…(泣)

 

口を開けば嫌味ばっかり、説教ばっかりの面々はもちろんなんですが、

特に不快感が残ったのは研修医上がりの深澤(岸優太)。(あの、岸くんは好きです…)

「穏やかに過ごしたい」「平和に行きたい」

はぁ?医者の立場で何言ってんだ??と本気でムカついてきましたw

研修医ならまだ理解は出来るけど、もう4年目なんでしょ?

それに、その発言は内科医の仕事を舐めているようにも感じますしね。

内科医だって目の前の命を一刻も早く救うために必死だろうし、

責任の重大さは昼でも夜でも関係ないと思うんですが…違うのかな。

そして患者を救えなかったトラウマを思い出して器具も使えなくて

一人立ち尽くす事しか出来ないシーンも…

深澤がある程度腕の良い優秀な医者で、初めて失敗を犯してしまったという背景が描かれた上で

流すべきものだったのではないでしょうか。

実際の所、彼、いっつも何もしてないから、同情のしようがないんですよ(苦笑)

 

何も出来ない割には、先輩にタメ口。

タメ口と言えば桜庭(北村匠海)もそうで、彼もいざとなったら発作で動けなくなるタイプ。

この2人は給料泥棒でしかない。

まっ、深澤の場合、大人の事情&メインキャラだから退場させられないって所なんでしょうけど、

普通だったら妹を下手したら死なせようとしていたのを知った時点で

医者失格だと認めて辞めるんですよねぇ。逆に続けようとする方が恐ろしい。

仮に妹だと知って"妹だから"受け入れようという考えに至ったら、

それはそれで不公平ですし。

辞めてくれた方が、自分のためにも今後運ばれてくる患者のためにもなると思うんですけど…

どうして医療ドラマって、病院に行きたくなくなるような作品が多いんでしょう。

 

ああいかんいかん。ここまで登場人物への愚痴ばかり吐いてきたから

内容の感想を書かねばなんですが…

内容自体も、数多くの医療ドラマの定番シーンを継ぎ接ぎした印象しか残らなくて

最後まで心が動きませんでしたかね。

急患に出くわす主人公!花火大会で事故が起きる!働かせて下さいとお願いする!

彼氏と上手く行かなそう!→全部「やっぱりな」の連続で面白くない(汗)

台詞も全体的に"語り過ぎ"で、

葛藤や登場人物に関する説明台詞が多いから間延びして感じてしまいましたし、

継ぎ接ぎの展開が原因で、緊迫した雰囲気にしたいのか

少しコミカルな作品として見て欲しいのか、

初回としては本作のコンセプトが曖昧なまま終わってしまったような気がしました。

 

「ラジエーションハウス」「アンサング・シンデレラ」のスタッフが関わっているだけあって、

デイドクターとの対立構造とか、救急を上げて他の診療科を下げるだとか、

本来看護師か医療事務がやりそうな仕事まで全て医者がやってしまう所とかも似ています。

このスタッフの事だから、"医療業界のリアル"は面白おかしく脚色されてしまうのだろうと

半ば諦めの気持ちでいましたが…それにしてもベタ過ぎて。

 

命を救う大変さを一番知っているはずの指導医が実は後輩想いな良い人なのも、

男性は胸の大きい女性が好きという破廉恥な要素に頼るのも安易。

で、早速、休日もまともに2人で過ごせなくて"すれ違い"が起こるくだりが出てきましたが、

ナイトドクターを描く前に、恋愛も救急の仕事も充実させている主人公を描いてこそ

令話時代における「働き方改革」に繋がってくるのではないかとすら思いました。

 

まぁ、今回の内容は「初回だから」大目に見ますが、

次回以降も登場人物に不快感が残ったり、新鮮味がなかったりしたら

感想は書かなくなってしまうかも…。

イライラしながら書くのも良くないのでね。

次回の感想が投稿されていなければ、お察し下さい(汗)

(ちなみに、サブタイトルは「泣くな研修医」をもじったものです。

この作品もベタでさっさかリタイアしちゃったんだよな…) 

 

 

最後に余談なんですけど、本作のタイトルの正式名称は

「Night Doctor」なのか「ナイト・ドクター」なのか分かりづらいんですよねぇ。

HPのタイトルや、ゲストとして番宣に来た時は英語の方だったんですが、

フジテレビ公式サイトのドラマコーナーだとカタカナの方って言う。

「SUITS/スーツ」みたいにするなら良いけど、どっちかに統一して欲しいです。

一応、感想の方はどちらのタイトルも併記しておきましたが…。

 

 

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