2021年夏ドラマ-推しの王子様一覧

推しの王子様 10話 感想|おディーン、やっぱり当て馬に戻る(泣)

 

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しんどい話だ…。

前回でランタンの傘下に入ると分かってから、最初は新しい仕事に意欲的でも

そのうち社員のみんなの表情に生気がなくなってくるんだろうなぁ…というのは

既に目に見えていたけど、それでもしんどい。

社員の誰かじゃなくて、まさか泉美(比嘉愛未)が辞める展開が

先に来るとは思わなかったです…(泣)

休む選択だってあったのに。そんなに追い詰められていたとはね。

誘拐されたのか!?ってくらいの引っ越しの早さにはちょっと笑っちゃいましたけど。

 

そもそも泉美がなぜあそこまで情弱になってしまったのかは、

業務形態が変わってから以前のように

ちょくちょく職場に来れなくなったのもあると思うんですけど、

報連相が不足しているのが原因でしょう。

うーん…ああなる前に、各自で業務日誌を社長宛にメールで送って情報を共有しようとか、

そういう考えには至らなかったのか。

それとも、存在はしていたものの多忙でスルーしていたのか?

そこら辺は疑問。

 

 

ケント様のグッズが綺麗に片付けられた部屋を見て、

航(渡邊圭祐)が数話前に言っていた

「好きなものを持つって事は余裕がある証拠」という台詞を思い出してしまいました。

彼女は今、自分と会う前の夢も希望も持てなかった"あの頃の航"と

近い状態にいるんですよね…きっと。

人生のどん底にいたのを乙女ゲームに救われたとは何度も言っていて、

でも一番の心の拠り所となっていた「ラブ・マイ・ペガサス」は二度と遊べなくて…

サービス終了の記事を更新した=決断を下したのが本人だったからこそ、

眠れない夜にアプリを開いてその記事を目の当たりにするシーンはあまりにも辛かったです…。

 

しかしそうなってくると、今度はすっかり成長した航が泉美を救い出す展開が

最終回で描かれるんでしょうか。

それも伏線回収としては全然アリなんですけど…

個人的には、やっぱり当て馬は当て馬のままなのか〜というもどかしさもあり(笑)

 

ハッピーエンドになる事を考えたら、何年後か経って

2人が会社を経営するきっかけとなったラブペガをコンシューマーゲームとして復活させて、

泉美もみんなも幸せ!みたいなラストでも良いんじゃないかなぁとは思ってます。

まぁ、本音を言えば、傘下から離れて再び独立してアプリで…が最も理想的なんですが、

一度終わらせたアプリを復活させたケースは聞いた事がないのでね。

 

いずれにせよ、どんなラストになるのか楽しみです。

 

 

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推しの王子様 9話 感想|傘下に入る事に良いイメージはないな〜

 

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何かを決断する事の怖さ、ですねぇ…。

ラブ・マイ・ペガサスをサービス終了させる道を選び、

泉美(比嘉愛未)は傘下に入る道を選び、

光井(ディーン・フジオカ)は"新たな物事から逃げる"のではなく

"社長とみんなとゲームを今後も作っていきたい"意思の元で今の会社に残る道を選ぶという

それぞれの決断が描かれたお話でした。

 

正直、ラブペガに関しては、航(渡邊圭祐)をきっかけに

社員達が自主的に企画書を作っては意見交換している件を聞いた時点で、

ああ、終わらせる話に向かうんだろうなぁとは思っていました。

始まりがあればいつかは終わりもある。

それは実生活において、人気グループの解散とか、好きだったアーティストの引退とか、

ハマって見ていたバラエティ番組の終了とか、何度だって経験している。

子供が自立して家を離れる時が来るように、ゲームもいつまでも続くとは限らないんですもんね。

特にソシャゲなんて…5年も持てば凄い方では?

 

最初に作ったのもあって、泉美(比嘉愛未)にとっては

思い入れのあるゲームだったのが伝わる流れだっただけに、

記事を公開するボタンを押すまでの間に何かしらのハプニングが起こって

結局押さない結末にならないかな〜とちょっとだけ期待していた私もいましたが、

ドラマだからと甘くせず、会社や社員の将来を考えてきちんとピリオドを打つ…という

内容に落とし込んだ所に逆に好感が持てました。

押すまでの時間の長さに、本当にこれで良いのか…

今ならまだ引き戻せるんじゃないか…なんて葛藤すら感じさせます。

今回の話は、航の成長を描く作品において欠かす事の出来ない話だったと思います。

 

でもな〜。そうなると、ランタンの傘下に入るのに同意した事になる訳で。ここが解せない。

まだ確定もしていない情報をリークする崖社長だもの…

絶対に「カレあみ」とかの企画をやらせてもらえそうにないんですけど!(笑)

(↑企画書を見て社長がどんな反応するかが見たかったw)

それに加えて、傘下に入る事自体に良いイメージもない。

そんなに自由性あるかなぁ?

個人的な話をすると、前いた1つの会社は完全に傘下って訳ではなく、

将来的に傘下に入るのを目的として某会社と業務提携を結んでいたんですけど、

元々社員数が極めて少なかった上に、辞めた先輩の仕事を受け持つのに手一杯な所で

「〇〇やろう」「〇〇もやらなきゃ」って向こうに合わせるために新たな仕事が舞い込んできて

苦しかった記憶があるんですよね…(汗)

同じ状況とは言えないけれども、

良いように十蔵(船越英一郎)の手のひらで転がされそうな気しかしませんね。

 

そして、泉美と光井の件。

「航くんの事は…好きなんだと思う」と言っていた前回から、

まさか泉美自ら歩み寄ってキスする展開になるとは思いもしませんでした(笑)

まぁでも、会社を立ち上げてブランドを築き上げた者同士で、

苦しい時を一番近くで、一番長く支えてくれたのは彼である事には変わりないし。

そんな素敵な彼がいるのに全く何も起こらないのも変な話で…アリだと思っています。

ただ、一度幸せな想いをする=付き合う展開は"当て馬あるある"なんですけど(泣)

もう航と杏奈(白石聖)、泉美と光井の2組で良いんじゃないですかねぇ。

「育成」がコンセプトの作品なんだから、自立した息子を影で見守る親…みたいな

ラストに落ち着いた方がらしい気がしてきましたよ。

 

 

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推しの王子様 8話 感想|8ヶ月後という中途半端な時間経過に戸惑う

 

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あの予告…は、8ヶ月後だったんだ…。

航(渡邊圭祐)が名前通り"王子様"みたいな風貌で、出世しているようにも見えたから

てっきり2,3年後に飛んだのかと思い込んでいたんですけど、8ヶ月後なんですね…(笑)

 

まぁ、そんな中途半端な時間経過にしたのは、

インターン生として奮闘していた杏奈(白石聖)の就活話にも触れなくてはならないという

作り手の意思があったからなのかもしれませんが、

個人的には思いっきり時間を飛ばしても、今回の話は成立していた気がしています。

だって…航、凄い変わり様。

たった8ヶ月間で"頼もしい後輩"ならまだ脳内補完出来ても、

元々ゲームに無関心で、一人前の社会人…いや、最低限の教養もなかった1人の人間が

先輩や上司を追い越すほどのエースになって、代表者としてインタビューも受けて

ちやほやされるっていうのは、あまりにも飛躍し過ぎでしょうと(笑)

それに、イラストレーターの才能があったのは触れていたものの、

泉美(比嘉愛未)をショックな気持ちにさせるほどの

シナリオライターの才能がある事にはいつ触れてましたっけ??

前回のオリジナルキャラに自己投影したくだりが「弁が立つ」点では当てはまるのかしら。

だとしたら…ちょっと分かりづらいかなぁ。

あるいは、その"可能性"が描かれたシーンを私が覚えていないだけなのか…

へぇ…短時間で素晴らしい台本が書けるんだ…と初耳でしたよ、あのシーン。

 

時間が経過してから光井(ディーン・フジオカ)が泉美の恋人候補として名乗り出る所は、

初めから想定して書かれていたんでしょうね。

今回の内容は、どん底から這い上がった航が、容姿も対応力も何もかも完璧な光井と

同じ土俵に立てた事を証明するのに必要不可欠だったと考えると…

やっぱり、これまでの成長描写が"何となく"程度にしか描かれていなかったのが

勿体なくて仕方ありません。

また過去を掘り返しますが、3〜4話辺りでも反抗的だったのが

急にお利口さんになっていて、その間がカットされた感じは否めませんでしたし、

泉美も最初の頃は雇い主としての指導法がずさんで、マンツーマンで育てているのが

伝わってこなかったからなぁ…(やる気が湧かない単語プリント&部下任せ…w)。

"連続"ドラマは過程を積み重ねてこそ面白味が増すと、改めてそう思います。

 

恋愛面は基本、好意的に見てますけどね。

「僕には光井さんが必要です」って言えない有栖川(瀬戸利樹)、切ないっす…(泣)

 

 

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推しの王子様 7話 感想|ある意味似た者同士な2人

 

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「あなたの人生は私が作るものじゃない。あなた自身が作るものだから」

航(渡邊圭祐)がせっかく勇気振り絞って告白してくれたのに…

それ、言っちゃうかぁ…(泣)

 

確かに、彼は"空から降ってきた王子様"でもなければ、

画面の中の推しが現実世界に投影された人物でもない。

あくまでも、自分なりの人生を送る未来ある若者。

限られた生活の中で苦しんできた経験をした彼女だからこそ、

もっと外の世界へ飛び立ってもらいたいという親心が芽生えたんでしょうけどね。

でも、同時にこうも思うんですよ…

相手の気持ちを汲み取らないまま自分の考えを押しつける所は

選択肢の中から1つ選んで思い通りのストーリーを作り上げる

乙女ゲームと一緒なんじゃないかって。

 

周りに認めてくれる人がいなかったから、自分自身にも得意なイラストにも自信が持てない航と、

ゲームとの出会いで"推し"が生まれ、"推し"の存在に支えられる生活を送ってきた分

生身の人間とどう接したら良いのか自信が持てなくなってしまった泉美はある意味似た者同士。

「言葉の裏側にある本音を知る」の次は

「相手の人生への踏み込み方を知る」の段階に突入しているのはお互い一緒であって、

やっぱり、誰かが一方的に育成するのではなく、育てつつ育てられつつの物語なんですよね。

ただのすれ違いでも、他とは違った焦ったさがこの作品にはあります。

 

強いて言うなら…度々差し込まれていてずっと気になっていた

航の母が家を出て行ったシーンに行き着くまでの経緯を、

今の航から語られる状況説明台詞だけじゃなくて

回想で深掘りして行って欲しかったかなぁ…?という感じは否めませんが。

どんな絵を出しても褒めていてくれた母の心情、それで得た学生時代の航の幸せ、

父の倒産で一瞬にして打ち砕かれた悲劇…

母と息子の関係性の変化が掴み取れる描写が施されていたら、

イラストコンテストで自分の想いをキャラクターに投影するシーンも

もう少し感情移入出来るものになっていた気がします。

 

まぁでも、職場内の空気も良ければ、

お仕事パートもちゃんと描かれているので見やすいですね。

次回予告は…何年後とかに飛ぶのかしら?

 

 

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推しの王子様 6話 感想|外の世界に触れる泉美と航…の巻

 

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言うなれば、家だけでなく、

時には外の世界に足を踏み入れる大切さも知る…といった内容でした。

"賭け"がきっかけで仲違いした泉美(比嘉愛未)と航(渡邊圭祐)。

素直に受け取り過ぎる航は有栖川(瀬戸利樹)から"好き"の尊さを、

光井(ディーン・フジオカ)から言葉の裏側に隠されている想いが何かを考える事を学び、

素直になれない泉美は光井から、直接謝罪の気持ちを言葉にして伝える事が

最も適したコミュニケーションツールだというのに改めて気づかされる。

 

本作が単なる育成物語ではないとは初回の時点で感じていたけれど、

なるほど…航と泉美がそれぞれ、外の世界にいる人々との交流を通して

いろんな考えを吸収していく話も描かれるんですね。

そして、アドバイスした方も、相手に話す事で自分の気持ちを整理する機会を得る。

コンセプトとしては理にかなっているし、

今回の描写が誰かに片想いし続ける者の心情を掘り下げる役割も果たしていて、

結果的に、矢印が向かい合わない四角(五角)関係の持つ面白味が増す

作りになっていた気がします。

 

あと、前回の感想で、有栖川の当初の言動について

「あのパワハラ描写はなくても良かったのに」といった感想を書きましたけど、ちょっと撤回。

当時はクライアントへの提出やらで仕事が忙しかったのに、

その中に言葉遣いもマナーもなっていない新人の教育も加わるとなると

イライラしてしまうのも仕方ないと思えたのはもちろん…

今となっては、あの衝突があったお陰で、

お互い 会社の事とか、悩みとか、推しがいる事の有り難みとか、

腹を割って話せる関係性になれたのにも頷けるものがありました。

「好きな人がこの世にいるってだけで、自分の居場所が見つかった気になるんだ」

歴オタの有栖川が言うから刺さる言葉。すっかり優しくなったなぁ。

 

光井も当て馬の中でも聖人のようで、

泉美への好意よりも目の前の困っている彼女を助ける事を優先する綺麗な心の持ち主ですし。

杏奈(白石聖)も、中の人のこれまでの出演作品のイメージが強いのもあるけれど(笑)

航が自宅まで届けてくれて、弱っている時に励ましてくれたら

勢いでキスしてしまう小悪魔系女子として描かれた可能性だってあるだろうに、

あくまでも"仕事熱心なキャラ"にとどまっているのが、斬新で良いですね。

 

最初の頃は「何だこの人」と思う人もいて、

何となくどの登場人物にも魅力が感じられないまま見ていましたが、

今ではみんな人間性が成長してきているのが伝わるので…

回を重ねるごとにどんどん見やすくなっている事に驚いています。

 

 

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推しの王子様 5話 感想|航の素直さから生まれるすれ違い

 

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それ8話くらいでやる展開じゃないの!?っていう展開がもう来た。

いやはや、どんどん進みますなぁ…。

 

ゲーム画面に映る「好き」という文字で意識し始めているのが分かりやすい可愛さだとか、

「好き」について議論する可笑しさだとか、

あまりのマイペースっぷりに大きい小学生と遊園地で遊んでいる感覚に陥る不思議さだとか、

泉美(比嘉愛未)があの場で「賭け」だと言った本心がまだ分からない純粋さだとか…

航(渡邊圭祐)の良くも悪くもひよっこな部分が

物語を動かす上で必要不可欠なものになっているし、

周りの人々を巻き込む意味合いではちゃんと"見た目以外ダメダメなケント似の王子様"

として存在感を残した脚本になっているのも良い。

 

正直、恋愛モードにバッサリ切り替えずに、

前回の件でイラストに興味を持ち始めてから仕事に繋げるまでの

航の紆余曲折の方が見てみたい…っていう気持ちはまだあります。

そして、字も汚ければソーセージも読めなかったのを知っているだけに、

「こんなに成長しちゃって」といった台詞で、もう"立派になった"状態に落とし込むのは

話数的にも早過ぎるのでは?とすら思いました。

しかし、それらの違和感は、結末を見てみればそうしたのにも概ね納得出来る展開でした…。

 

以前よりも生活に支障が出ないレベルにまで育ち、

次は恋について学ぶ=第2ステージに突入し順調に進んでいるようで、

実は恋愛以外でも大切な「言葉に隠された意味」に気づけない未熟さを描く事で、

"成長した"ではなく成長した"つもりだった"のだと、彼の置かれている現状を突きつける。

上げて上げて落とす…ジェットコースターは流石に大袈裟ですが、

最後にハッと気づかされ、2人が今後どう穴を埋め合っていくのかを見てみたくなる

ラストだった気がします。

まぁでも、あの言い方をしたら、泉美の方が落ち度があるんですけどね…(泣)

 

そして、航と打ち解けてから、CMと本編でキャラクターにだんだんズレがなくなってきている

有栖川(瀬戸利樹)の変化も面白いです(笑)

あんなにグイグイ来る性格だったら、当初のパワハラ描写はなくても良かったのに。

好きな人はやっぱり、もう1人の王子様なんでしょうかねぇ?

 

あと、主題歌については2話の感想でも触れましたが、今回が一番似合ってましたね。

何と言うか、航そのもの…って感じがします。

初々しいと言うのが近いのか。

よくある 初恋の味=甘酸っぱいレモネードじゃなくて、

不器用な手つきで相手を想って作って、ラッピングまでした

バレンタインデーのチョコみたいな…

そんなイメージです。←書いていてよく分からなくなったけど、伝わるかしら(笑)

 

 

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推しの王子様 4話 感想|絵よりも恋愛に目覚めそう

 

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本作って毎回、航(渡邊圭祐)の設定に関するツッコミポイントがありますよねぇ。

高校生を経験している割には尊敬語や常識レベルの漢字が分からない。

でもビジネス書は読める(逐一辞書で調べていたんだろう…って解釈してますけど)。

今回は…絵めっちゃ上手っ!!!って驚いちゃいましたよ(笑)

航の話を聞けば、絵を描いていたのは恐らく高校生の頃が最後になる訳で、

描いていない期間が続けばパースも崩れてくるはずなのに、

ペンタブもすぐに使いこなせたって事は、それだけ手の感覚が残っていたんでしょうね。

…という事にしておくw

 

演劇に、クラシックに、食事に…

「ついて行ってるだけ」というのが分かりやすい姿が前半で描かれた分、

手伝いでイラストに取り掛かる時の航の目つきに

燃えたぎる情熱が宿っているように見えたのが印象的でした。

どうしてその道に進まなかったのかの詳細は明かされませんでしたが、

「好きなものがあるといつかしんどくなる」と芽衣徳永えり)に言っていた辺り、

彼は画家を目指し、もしかしたら美大か専門学校の進学を志していた時期があって、

でも美術系となると画材費とかでお金がかかるから

家庭環境や父がそれを許してくれなかったのだろう…とは何となく想像出来ます。

 

行きたい学校に行くために予備校に通わせてもらえたり、なりたい職業に就けたり、

推しのコンサートを見に行けたりするという

今こうしてある程度自由な生活を送れているのは、

まさしく自分のいる環境的に「余裕があった」お陰で、

余裕がなければ好きなものは持てない、貧乏で生きるのが精一杯だったという

航の言葉にもハッとさせられました。

 

しかし、彼も今では泉美(比嘉愛未)の元で伸び伸びといろんな事を学べている状況なので、

本作のテーマが育成ゲームなのを踏まえれば、

このまま"楽しい"を仕事に繋げてイラストレーターの道をじっくり考え始める展開でも

アリなんじゃないかなぁと思うんですが…

今回の終盤から次回へと、一気に恋愛方向に舵を切って行くんですね。

ゴールが見える系統の作品ではあるにしろ、

いや…泉美が杏奈(白石聖)との食事にヤキモチ妬いたり、

航を意識的に見てしまうようになったりする心情変化、急過ぎない?

と感じたのは気のせいでしょうか(苦笑)

そのポジションになるのは、彼女からいろいろ知恵をもらう航の方が先で、

それにまだ2話くらい後だと予想していたのに。

 

ついでに言ってしまえば…前回では課題のやる気なしで、先輩に刃向かう態度を見せていたのが、

今回ではほどほどにお利口になっている航のキャラ変も気になったかなぁ。

お仕事ドラマもどきな前回よりは、共感出来る部分が多くて面白かったんですが、

何というか、3話と4話の間の話を飛ばされた感覚がするんでしょうかね?

どうなんでしょ。

 

 

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推しの王子様 3話 感想|育てたいのか、育てる気がないのか…

 

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前回は、気遣いはあれどまだ不慣れな航(渡邊圭祐)が可愛いって思えたり、

2人の関係性に癒されたりしたんだけど…今回はそういった感情は何も残らなかったなぁ。

本作のうたう「ロマンティック・コメディー」らしさが薄まって、

表面的な「お仕事ドラマ」を見ているようだった…と言った方が分かりやすいですかね。

担当者や要求がコロコロ変わる事も、ある意味"ファンタジー"の類に入れて

笑わせるつもりで描いたんでしょうけど、

実際の、特にサービスや商品を提供する業界からしてみたら

あるある過ぎてグサッと刺さりまくる案件なので…

経験者にとっては辛い気持ちが先に湧いてきちゃうもんなんですよ(汗)

 

航の有栖川(瀬戸利樹)に対する態度の悪さ、途中まで苛立っていた有栖川も含めて、

視聴者が見ていてストレスや不快感が溜まってしまう設定を盛り込むのは

本作には似合わないんじゃないかと思ってしまって。

シャボン玉とか、ランタンを持って助けに来た王子様とか、

理想の世界に"推し"を重ねる演出も悪くはないですが…

泉美(比嘉愛未)がスカウトした航に"推しと似ている"以外の、

せめて、彼の笑顔で周りが幸せになる…といった 魔法に近い内面的な魅力があれば、

それだけでもファンタジーとして成立しそうな気がするんです。

このまま外見の良さで押し通すのは、物語的にも、コンセプト的にも

ちょっと無理があるのかも。

 

十蔵(船越英一郎)のビジネス書を読んだ航のお陰で

「ユーザーの目線に立つ大切さ」に気づかされるくだりにしても、

そりゃあその業界なら当たり前だろ!って話で、

ヒット作を手がけたスタッフの誰もそこに触れないのも不思議ですし。

そして、前回の感想にも似たような事を書いたんですが、

理想の男性に育てる話の割には、泉美の育て方が中途半端なんですよねぇ。

子供が夏休みの宿題をサボって遊びまくるのと一緒で、

全く興味が湧かない専門用語の暗記を押し付けられたら面倒くさがる訳で。

大体…なんで自社製作のゲームをやらせないのか(笑)

まずは遊ばせた方が、ゲーム内に出てくる「ログインボーナス」とか「課金」とか

そういったワードを自然と覚えられそうなのに、

プログラマー志望なのか、デザイナー志望なのかも不明なまま

専門外の人も分からない難しい用語を覚えさせるって、

優先順位が逆としか言いようがないでしょう。

 

そんなこんなで、「ロマンティック・コメディー」にも「育成」部分にも

疑問が残る1時間なのでした…。

十蔵もまだ何か企んでそうなのが不安だなぁ。

ギスギス要素よりかは、ファンタジー要素を強めて欲しいです。

 

 

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推しの王子様 2話 感想|航、一応高校生は経験してたらしい(笑)

 

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「何者かで居続けるのって、もっと大変なんだなって」

こりゃ刺さる人には刺さるよねぇ…。

言葉遣い・礼儀作法を教えてもらい、

自分のペースで着実に成長し続ける姿を見せる航(渡邊圭祐)と、

そんな彼から出る飾り気のない言葉にハッとさせられ

今の自分に自信を持とうと勇気づけられる泉美(比嘉愛未)の

持ちつ持たれつの関係…なんて微笑ましい事か。

主題歌も良い仕事してましたよね。

泉美が泣いてしまった時になぜかハンカチじゃなくてお手拭きを差し出すという

一見ガックリする行動でも、Uruさんの柔らかな歌声とゆったりとしたメロディが流れると、

その完璧になりきれていない所が可愛らしく映ってしまう不思議。

社長を傷つけている相手に水をかける思い切りの良さも含めて、

あんまり世間の言う"常識"に染まり過ぎない程度に育って欲しいなぁ…と思わされました。

 

教育している割には部下に何もかも任せっぱなしで、会社に連れてきた張本人なんだから、

まずはマンツーマンで言葉遣いとかビジネスマナーとか学ばせて、

社会に立つのに相応しいくらいのレベルになってから専門職の仕事を覚えさせれば良いのに…とか、

有栖川(瀬戸利樹)じゃなくて光井(ディーン・フジオカ)の方が面倒見が良いから、

メンタルケアラーとして定期的に面談する機会を設けても良いかも…とか

色々ツッコミどころはありましたけど。

航には割と記憶力や学習能力が備わっているので、

文句は言っても三日坊主で終わる事はなさそうなのが救いです。

 

初回で真面目過ぎる印象が強かった比嘉愛未さんの演技も心なしか、

(まだ真面目さは残っているものの)語尾の残し方や抑揚のつけ方で

大分コミカルな方向に傾いた気がしています。

特に、床に落としたものを食べる航に対して言ったモノローグ

「落としたものは食べないいいぃぃぃ」の「ぃぃぃ」の勢い余った感じが好きでしたw

 

初回よりも今回の方がより"本質"が見えた内容になっており、

今後を見守りたい気持ちがより強まった1時間だったと思います。

 

…ところで、航が一応高校も通っていたという設定、

なんか間違えてませんかね(笑)

漢字も丁寧語も分からないもんだから、てっきり親が育児放棄していて、

義務教育課程の時もまともに学校に通わなくて、

道端に落ちたものを食べる術を身につけるくらい貧しい幼少期を過ごしていたんだと

勝手に思い込んでいたんですが…

うーん、高校生だった時期があるとなると、

その高校は一体どんな教育をしてきたのか気になりますよ。

そう言えば、親が出て行った?回想もありましたし…

高校の同級生の古河(白石聖)がインターン生としてやって来たので、

そのうち彼の人生に触れる展開を待つしかないですね。

 

 

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推しの王子様 1話 感想|社員に王子様扱いされないおディーン様(泣)

 

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当ブログは基本的に、当時感じた事を書き残す備忘録のつもりで運営しているので…

視聴前から事情を知ってしまっている以上は、書かせて欲しい。

もう今後は二度とその事には触れないと誓うから、書かせて欲しい。

主人公…深キョンのパターンも見てみたかったなぁ…と思ってます(泣)

 

推しとの出会いも、映像の質感も、演出も、軽く楽しめるラブコメというよりかは、

まるで夢の時間を過ごしているかのようなディ◯ニーっぽい世界観に近い。

その世界観と調和のとれる役者さんに、ディーン・フジオカさんと深田恭子さんを

キャスティングしたって所なんでしょうけど、

クールで仕事の出来そうなイメージのある比嘉愛未さんとなると

妙に現実味が出てきちゃって、ファンタジーな作りの本作からは

浮いてしまっている印象の方が強かったんですよね。

代役が決まってからどこまで設定を変更したのかは不明ですが…

ズレを少しでも埋めるために、台詞や言葉遣いを比嘉さん寄りにしたり、

良い意味で浮世離れした佇まいのディーンさんの魅力が主要人物を食ってしまわないように

ご本人自らが抑えめ(に見える)の演技をしたりと、

キャストのバランスに合わせて調節して行っている感じがしました。

 

ただ、まだ会ったばかりの怪しい若者を簡単には受け入れないという

案外冷静な思考の持ち主である所、元経理部で現在はバリバリ活躍する人気社長という設定には

説得力があって、途中から魅力的に映ったのも事実。

初回の放送が終わった頃には、航(渡邊圭祐)を一人前の人間に育て、

時には母のような優しさも見せる泉美(比嘉愛未)の姿を見守っていきたい…と

思えるほどになりました。

 

内容自体も、素材は良いのに活かせられていなくて勿体ない男性をモテ男に育てる

よくある"育成ゲーム"じゃなくて、お互いの出会いを通して

人生や物事の考え方も根本的に変えていく"成長と気づきの物語"の方向になりそうで、

ちょっと期待出来そうな気がしています。

推しがいる事の幸せを見つめ直す泉美と、

生きる活力を与えてくれるモノ=推しに出会う模索の旅を始めてみる航。

本作が何をテーマにして描きたいのかが映像で見えてきましたし、

王子様を安易に俺様キャラにしないとか、航が推しに似ているからって

何でも都合良く解釈して甘やかさないとか、

「いやいやそれはないでしょ〜」っていう視聴者の違和感にも事前に配慮しながら

ファンタジーな世界観を純粋に楽しませようとしている所を踏まえると…

もしかしたら掘り出し物になるのかもしれません。

 

ただのおバカちゃんというよりかは、現在に至るまでに何か訳ありな事情が隠されてそうな

航の過去も気になりますし、これは視聴決定ですね。

面白くなると良いなぁ。

 

…最後に余談ですが、おディーンさんは当て馬確定なんですかね?

身近に王子様がいるのに、なぜか誰も惚れない不思議(笑)

 

 

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