2021年秋ドラマ-恋です!一覧

恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 7話 感想|推しになってくれませんか?

 

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私は基本的に本作が大好きだし、本作への愛は感想を読んでいた方だったら

なんとなくでも伝わると思うんです。

その点を踏まえて今回は…"登場人物への理解を深める"話としては、

今までより1人1人愛着が湧いて温かい余韻が残るものではあったけれども、

弱視を取り扱う"本作らしさ"で考えてみたら、少しぼやけてしまったのかな?という

半々の気持ちで見てしまってました。

 

というのも、全体的に「三(四)角関係で繰り広げられる」

「もはや誰が当て馬だか分からないほど切ない」みたいな、

よくあるラブコメに近い感じがあったんですよねぇ…今回の内容って。

特にクイズ王までのくだりなんかは、森生(杉野遥亮)と獅子王鈴木伸之)と

誠二(岸谷五朗)の3人によるドタバタコメディでしたし(笑)

転けそうになってついあの体勢になってしまって、勢いに任せて…っていう

胸キュンシーンもド定番ではある。

 

森生とユキコ(杉咲花)の間にもあった「普通とは?」が本作のテーマとするならば、

今回は、獅子王がイズミ(奈緒)にカミングアウトした事で、

彼女はそれをどうやって受け入れるのか?がメインの話だったのかもしれませんが…

うーん…その代わりに、せっかく挑戦的な題材の弱視

多様性というフォルダに"含まれているものの1つ"に格下げされてしまったような

勿体なさを感じさせました。

もちろん設定は置き去りになっていないし、ユキコが将来の夢を持ちたいと思えたきっかけが

誠二の「脳に映像を送って娘の写真を見せたい」という

願いから来ている事を匂わせる描写もあって、主人公の物語もちゃんと紡いではいるんですけどね。

思いつきで書くとしたら…

イズミと獅子王のラストは、ユキコの「夢を持ちたい」で影響を受けてから動いた流れに見せて、

主題歌がかかっている中でもう少しサラッと描き上げるとか。

印象に残りやすい終盤ではなく次回の前半に持って来させて、

今回はイズミのエピソードを抜きにして

写真館→元彼と出会う流れで終わりにするとかしてみたら、

本作らしさが埋没する事はなかったのかもしれません。

 

とは言え、イズミの健気さには普通にホロっときました。

「好きでい続けて良いですか?」じゃなくて

「推しだと思って見守っても良いですか?」は今の時代にぴったりだなぁ…と。

獅子王さんと恋をするには生まれ変わらないと無理って言ってくれているのも、

彼の価値観を受け入れて、尊重しているから出てくる言葉なんですよね。

みんな優しい。今回も優しい…。

 

次回は元彼の緋山(小関裕太)と本格的な絡みがありそうです。

再び三角関係のいざこざが主体となった物語になる可能性は無きにしも非ずで

ちょっと不安ではあるんですが、

ユキコの話には戻るので…6話以前のキュンとしつつ考えさせられる内容になる事を期待します。

 

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恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 6話 感想|見える・見えないの壁を埋めてくれる"好き"の存在

 

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今回、ユキコ(杉咲花)が「見えなくても同じものを好きになれる」と言っていたけれど、

その言葉をまさに青野(細田佳央太)が体現してくれたような気がします…。

 

空(田辺桃子)に嫌がらせをしていたのは元彼で。

最初は優しさのつもりで接していたのに、

ある日別れを告げられてしまったのが気に食わなくてあの行為に出たんでしょう。

だから「してあげた」。

元彼はきっと見返りが欲しいタイプで、

"障がい者を助けている自分"という優越感に浸っていなければ

「してあげた」なんて言葉は出てこない。

健常者とか障がい者とか関係なく、本当に好きだったのならば、

空がマラソンが一番の楽しみである事も知っているはずだし、反省もするはずなんですよね。

 

日常生活では「すみません」って息を吐くかのように言う癖して、

本来の意味では使おうとしない。終いには「親が…」とか言い出す。

こいつはムカつく…こんな奴捕まれば良いのに…と誰もが思うタイミングで、

青野が勢いのままに感情をぶつける所がね…もう、泣けました。

ああ、気持ちは同じだったんだ…っていう嬉しさも込み上げてくるほどでした。

結局、名前を呼ぶだけだったけれども、その後に何を言いたかったのかは伝わってきます。

 

ピアノが好きになるのも、ラーメンが好きになるのもそれと通ずるものがあって、

きっとこういうアクションを起こす事から始まるんだろうなと。

見えないものだったとしても、他の感覚を使ったり(あのシーンで言えば聴覚)

今どんな状況なのかを読み取ったりと

自分の能力を活かして目の前の物事を知ろうという意思があれば、

"好き"は見つかるし、共有出来る。

2人のためのマラソンコースを計画したユキコも流石でしたが、

「見える」「見えない」で生まれる壁を少しでも埋めようとしてくれているのが分かる

ストーリー運び・構成の丁寧さに、今回も心を動かされました…。

しかしまぁ、1話の感想で書いた

「自分にとっては 周りと比べて浮いている=普通じゃないと感じる部分でも

相手が普通だと思わせてくれる」を、いろんな形で、本当にブレずに描き続けてますね。本作。

 

いつもは何となくマイペースで、知識と教養の豊富さから

みんなよりも一足早い"人生の先輩"なイメージのある青野だからこそ、

怒りを露わにしたのも新鮮に映って、引き込まれて見てしまいました。

そして…個人的にもう1つ新鮮だったのは、

主人公の友達と主人公の彼氏が真正面からぶつかり合っている構図。

主人公と彼氏or友達がぶつかり合うのは見た事はあっても、

関係者同士で…っていうのはあんまり見た事ない気がして。

あくまでも主人公を引き立てるために作られた"脇役"じゃなくて、

全員にスポットライトを当ててそれぞれの考えを掘り下げていく描き方をしているから、

「こんな世界の見え方もあるのだ」という新たな発見に繋がるのだとも思っています。

 

後半戦に進む段階で、ユキコと森生(杉野遥亮)の話からはちょっと離れて、

今回は友人の空にフォーカスを合わせた作りになっていたのも

捻りが効いていて良かったです。

 

で…次回は浴槽でのシーンやら、イズミ(奈緒)の告白やら、

全体的には話が動きそうですが…なんと、来週はお休み(泣)

ベストアーティストの存在をすっかり忘れておりましたw

寂しいですなぁ。

 

 

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恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 5話 感想|誰しもが何かのマイノリティ

 

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ユキコ(杉咲花)と職場、ユキコとハチ子(生見愛瑠)の和解、

森生(杉野遥亮)の過去、獅子王鈴木伸之)の森生への想い、2人の関係のすれ違い…

いろんな人があらゆる方向で事情を抱えては、

勇気に出して言葉にしたり、本心をさらけ出すのに迷いがあったりする形で

自分自身や相手と向き合う話が描かれた今回。

今まで以上にエピソードを盛り込んでいた感じがありました。

 

でもそれは、弱視白杖を使って生活しているユキコに、

「かわいそう」「普通じゃない」というイメージを植え付けさせないようにする

優しさなんですよね。きっと。

主人公だけじゃなく、みんなに平等に焦点を当てる事で、

ユキコも"日々生きづらさを抱えながら生きている1人"なのだと思わせる。

 

今回で例を挙げるとするなら、ファストフード店

ユキコの存在を受け入れてくれる人が増える中、

唯一「そこまでする?」みたいな顔をする紺野(大友花恋)の様子が印象に残りました。

職場から取り残されているようにも見えます。

最初は「甘え」と言っていた彼女に対して、それは差別では?

もしかして成長した自分を褒めてくれないからって八つ当たりしているのか?とも思っていたけど、

結局は仕事への責任感が人一倍強くて、

その想いが誤解される方に拗れてしまっただけだった。

「(文字を大きくしたら)1つもオーダーミスがなかった。私たちに関係なくなかった」

自分の過ちに反省して、気づいた事をはっきり言ってくれる人で良かったです。

 

ユキコは「顔色が読めない分ちゃんと口に出して欲しい」と森生に言っていましたが、

それは彼女が弱視である分、言葉にしてくれる事に頼っているとかそういうのは関係なく。

みんなに共通する事で。

どうして生きづらさを抱えているのか?何にもどかしさを感じるのか?を

境遇の違う人たちがお互いに口に出して初めて

世界が広がっていくんだよ…という、

最終的には"コミュニケーションの大切さ"に気づかされる結論にまとめられていたのも素敵でした。

 

これをやってみたい!相手を知りたい!

そんな好奇心旺盛な主人公でなければ、

森生も母親との苦い思い出を打ち明ける事もなかっただろうし、

レシートの文字を大きくするのだって、本当は老眼の人にも助けになるのに

「今の状態でも使えているし」「印刷が面倒だから」と言って

避けたままだったのかもしれません。

ハチ子の嫌がらせにもうじうじしないで向き合った所も好き。

他の登場人物のエピソードだらけでも、

主人公らしい存在感はちゃんと残す作りもよく出来てますね。

森生の件は、アルバムが置いてあったのを考えると

まだまだ解決したとは言えない気もするし、終盤の方で母親が出てきそうな気もしますが…

今後どうなるんでしょうかねぇ。

 

ただ、1つだけ不安になったのが、獅子王が森生に特別な感情を抱えている事について。

同じ施設育ちで、長い付き合いの親友だから

あんなに温かく見守ってくれているんだと想像していたんですけど、恋愛から来ていたとは。

うーん…確かに"多様性の尊重"と言えば悪くないんですが、

そこに踏み込んでいくとなると、ちょっと次元が違ってくるし、

ユキコと森生の"自分は普通じゃないと感じる部分を普通に思わせてくれる"

2人の関係の変化を描くという主題が薄まってしまうような…?

よくある三角関係の恋愛モノに発展しない事を願うばかりです。

 

 

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恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 5話 感想|誰しもが何かのマイノリティ

 

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ユキコ(杉咲花)と職場、ユキコとハチ子(生見愛瑠)の和解、

森生(杉野遥亮)の過去、獅子王鈴木伸之)の森生への想い、2人の関係のすれ違い…

いろんな人があらゆる方向で事情を抱えては、

勇気に出して言葉にしたり、本心をさらけ出すのに迷いがあったりする形で

自分自身や相手と向き合う話が描かれた今回。

今まで以上にエピソードを盛り込んでいた感じがありました。

 

でもそれは、弱視白杖を使って生活しているユキコに、

「かわいそう」「普通じゃない」というイメージを植え付けさせないようにする

優しさなんですよね。きっと。

主人公だけじゃなく、みんなに平等に焦点を当てる事で、

ユキコも"日々生きづらさを抱えながら生きている1人"なのだと思わせる。

 

今回で例を挙げるとするなら、ファストフード店

ユキコの存在を受け入れてくれる人が増える中、

唯一「そこまでする?」みたいな顔をする紺野(大友花恋)の様子が印象に残りました。

職場から取り残されているようにも見えます。

最初は「甘え」と言っていた彼女に対して、それは差別では?

もしかして成長した自分を褒めてくれないからって八つ当たりしているのか?とも思っていたけど、

結局は仕事への責任感が人一倍強くて、

その想いが誤解される方に拗れてしまっただけだった。

「(文字を大きくしたら)1つもオーダーミスがなかった。私たちに関係なくなかった」

自分の過ちに反省して、気づいた事をはっきり言ってくれる人で良かったです。

 

ユキコは「顔色が読めない分ちゃんと口に出して欲しい」と森生に言っていましたが、

それは彼女が弱視である分、言葉にしてくれる事に頼っているとかそういうのは関係なく。

みんなに共通する事で。

どうして生きづらさを抱えているのか?何にもどかしさを感じるのか?を

境遇の違う人たちがお互いに口に出して初めて

世界が広がっていくんだよ…という、

最終的には"コミュニケーションの大切さ"に気づかされる結論にまとめられていたのも素敵でした。

 

これをやってみたい!相手を知りたい!

そんな好奇心旺盛な主人公でなければ、

森生も母親との苦い思い出を打ち明ける事もなかっただろうし、

レシートの文字を大きくするのだって、本当は老眼の人にも助けになるのに

「今の状態でも使えているし」「印刷が面倒だから」と言って

避けたままだったのかもしれません。

ハチ子の嫌がらせにもうじうじしないで向き合った所も好き。

他の登場人物のエピソードだらけでも、

主人公らしい存在感はちゃんと残す作りもよく出来てますね。

森生の件は、アルバムが置いてあったのを考えると

まだまだ解決したとは言えない気もするし、終盤の方で母親が出てきそうな気もしますが…

今後どうなるんでしょうかねぇ。

 

ただ、1つだけ不安になったのが、獅子王が森生に特別な感情を抱えている事について。

同じ施設育ちで、長い付き合いの親友だから

あんなに温かく見守ってくれているんだと想像していたんですけど、恋愛から来ていたとは。

うーん…確かに"多様性の尊重"と言えば悪くないんですが、

そこに踏み込んでいくとなると、ちょっと次元が違ってくるし、

ユキコと森生の"自分は普通じゃないと感じる部分を普通に思わせてくれる"

2人の関係の変化を描くという主題が薄まってしまうような…?

よくある三角関係の恋愛モノに発展しない事を願うばかりです。

 

 

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恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 4話 感想|避けては通れない"働く"ということ

 

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そう来たかぁ…と感じた今回のお話。

いつもと違って、良い意味でピリッとした緊迫感の中見守った1時間でした。

 

この言い回しは誤解が生まれそうですが、

"いつも"が何たるかを書くとするならば…一種のファンタジーなんですよね、本作って。

本作に出てくる登場人物は「こんな人がいたら良いな」なんて

理想が詰まったような人たちばかりで、物語はその善意と温かさによって成り立っているというのか。

森生(杉野遥亮)の場合、見た目はヤンキーの反面、弱視への理解がめちゃくちゃあるし。

彼がどんな性格なのかを既に分かってくれている獅子王鈴木伸之)も身近にいる。

ユキコ(杉咲花)の家族や友達も、"親(姉)心"とか"長年の付き合い"とか

特別な感情を抱えているからか、

最終的には彼女の意思の強さに押されて、応援までしてくれるようになる。

彼女が日々過ごしている世界は、そんな"優しさ"に溢れた世界で。

もちろん、そこから考えさせられる事の方が多いし、

両者の認識のズレや、弱視だからこその苦悩を描いてきたのも重々承知していますが…

それでも、どちらかと言うとファンタジーに例えた方が近いかな?と感じていたんです。

 

しかし今回は、森生を筆頭に、ユキコを普段から知る者との直接的な関わりを極力排除して、

「優しい目を向ける人だけとは限らない」を描いただけでなく。

いわゆる"普通"の人のいる世界で過ごして得る"不自由"を

ストレートに表現してきた事に驚かされました。

バイト初日のユキコに向ける周囲の冷ややかな目も、彼女の孤立を物語っていて、

異様な光景にさえ映るほどでした…。

まぁ、題材が題材なので、生きていく上では"仕事"は避けては通れないし、

いずれ描かれるんじゃないかとはうっすら想定していたものの、

通常とは離れた内容だったので、今回のエピソードは"現実"を伝えるには

かなり勇気のいるものだったと思います。

 

でも、この手の内容になると、最終的には上手く行くんですが、

「スピード重視の職場で働くのは向いていないんじゃ…」とか、

レンタルショップはガラ空きだし、森生と一緒にそこで働いた方が…」とか

何かを妥協する方向には寄らない所に好感が持てました。

かつ、ユキコの直向きさが指導係の紅林(吉住)の心を動かし、

従業員たちもやがて親のような眼差しで見守るようになり、

さらには、面接官が常連でポテトを食べてくれたというほっこりするオチも用意してくれる…

という本作らしいファンタジーさも忘れません。

 

「〜なんじゃ…」と悪い方向に考える事が"偏見"に繋がるし、

環境がどんなに変わっても、それを受け入れる大切さを

学べた内容に仕上がっていた気がします。

 

いやぁ、凄いですね。今の所、どの話も期待以上です。

あとはハチ子(生見愛瑠)の嫉妬心(?)が拗れてこなければ良いですが…どうかな?

 

 

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恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 3話 感想|ハイヒールで縮まる恋

 

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今回の山場ではないものの、レンタルショップ獅子王鈴木伸之)が

森生(杉野遥亮)と2人っきりになった時に言った言葉が何気に心に残ったなぁ。

「世の中便利になるのは良いが、覚えなきゃいけない新しい事がどんどん増えていく。

年寄りはついていくのは大変だよな」

「俺たちも必ず歳をとる。運が良ければの話だが」

「つまり明日は我が身って事だ」

年寄りはボケるから仕方ないと言って、他人事で済まそうとしない。

元気なままいつまでも長く生きられるのが当たり前とも思い込んでいない。

人を年齢や性質で判断せず、病気や怪我、それで引き起こす障がいが

いつか自分たちにも訪れるかもしれないという考えが根底にある。

だから獅子王は店長に昇格出来たし、そんな彼と長い付き合いだから

森生のどこまでも真っ直ぐな性格が形成されていったんだろうなぁと思えます。

 

でも、森生は自分の良さを自覚している訳ではなくて。

就職先が決まったのは彼の人間性を買われたからなのに、

自分を認めてくれる人がいた事に対して喜ぶんじゃなくて

「ユキコさんのお陰です!」という相手への感謝の気持ちが先に出てしまうのが

もう"らしく"て泣けるんですよね…。

無意識にでも心から支えられているのはユキコ(杉咲花)の存在だというのも、

終盤のハグシーンを見ていれば伝わってきますよ。

いや〜…ハイヒールを使って「身長差」と「心の距離」を縮める展開の多幸感ったらない!

それを履けば当然、元々低身長側の顔が高身長側の胸の位置に来ていたのが

今度は少し上の位置(頭のてっぺんは肩より上)に来るようになるんですけど、

差が縮まれば縮まるほど頭を相手の体に預けやすくなって。

何と言うか「ただ抱きしめられている」受動的な状態から

「甘えに行く(心を許している)」能動的な状態に近くなるから、

率先して抱きしめているはずの森生が不思議と彼女からの愛をいっぱいもらって、

その愛をもっともっと吸収したいがために

表面積多くくっつく形で彼女に身を委ねているように映ってしまって本当に堪らなかったです…。

(ここの感想、書くのにかなり時間を要してしまったけど、言いたい事は伝わったか不安…^^;)

 

他の内容も、メインはイズミ(奈緒)との話かと思いきや、

視聴後に振り返ってみれば、2人の進展、

父・誠二(岸谷五朗)の両極端な思考の娘たちを持つ複雑な心境や、

冒頭でも書いた獅子王の持論、獅子王のおばあちゃんの懐の広さと結構盛りだくさん。

でも詰め込んだ感じがしなかったのは、

「色眼鏡に囚われる人」「囚われない人」「中立的な立場で物事を判断したい人」

それぞれのタイプの人がいて。

いろんな人がいるから交わっていくうちに何かに影響を受けて、刺激を受けて、

交流で得たものを他の誰かにも共有して互いに視野を広げて…という

"人との繋がりの興味深さ"が一貫して描かれたからではないかと思っております。

 

次回を早く見たい気持ちにさせるラストも忘れない。

お・ま・え〜!

ってリアルに声出してツッコんでしまったハチ子(生見愛瑠)の不意打ちキス!

幸せに満ち溢れたまま終わりたかった(泣)

でもドラマなのでそうは行きませんし、むしろ面白い。

いろんな人がいると提示してからの次回、100%は共感出来ないだろうけども、

彼女にも訳ありの事情がある事を信じております。

 

っていうかめるるさん…某住まい関係や某ゼリーのCMで特に期待していなかったんですが、

演技が全然違和感なくて驚いてます。お芝居行ける方(かた)なんですねぇ。

 

 

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恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 2話 感想|人を積極的にさせるのが恋です!

 

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もう!なんて可愛いんだ森生は!!!

家でも外でも関係なく目隠し実験して、ポップコーンパフェを提案して、

シーズン1の映画の音声ガイドまでやって…

ここまでユキコ(杉咲花)のために動いてくれる森生(杉野遥亮)…

好きになるに決まってるじゃん(泣)

やっぱりここ最近の恋愛ドラマの中では一番応援したくなるキャラだなぁ。

彼は良くも悪くも人に尽くす真っ直ぐな性格で、

汚れを拭こうとして他人のハンカチを使ったり、適当に暇つぶししといてくれ!なんて言って

初対面同士で2人っきりにさせたりと周りの配慮に欠けている所もあるけれど、

でも、その真っ直ぐさが時には凄く希望の光になったりするんだなぁ…と、

彼の人柄に触れたお話でもありました。

 

「あいつと一緒にいるといつも…"普通"じゃなくて、楽しかった」

基本的に善意に溢れた人たちばかりだから、

私も白杖持ちたいなぁと軽々しく言った事にほんの後悔を示した(ように見えた)

ハチ子(生見愛瑠)が謝りに行く展開が来るかな?と予想していただけに、

森生のユキコの気持ちを分かろうとする行動が

ユキコの彼に対する疑念を晴らして解決する流れになるのはちょっと斬新でした。

もちろん、ハチ子にはちゃんと謝って欲しい…という思いはありますが、

常に掲げていくであろう「偏見」がテーマとなっている本作で考えてみれば、

今回の解決方法は"人そのもの"を見て印象に変化が現れた訳で、

最も理想的な距離の縮め方だったのではないかと思います。

 

そして、今回もハッとさせられる部分がたくさん。

解説ビデオみたいな説明台詞ではなく、

日常生活に落とし込んで自主的に気づかせる作りになっているのが上手いですよねぇ。

スマホを活用するユキコの様子を見て、

スマホがいかに文明の利器であるかを思い知らされました…。

あとは音声ガイドね。

スマホアプリをインストールすれば、視覚障がい者でも映画を楽しめるとは!

さらっと残酷な解説をする音声には笑っちゃいましたけど、

視覚情報をなくした状態だと想像をいろいろ膨らませられる面白さがあるだろうし、

ユキコが好んでホラー映画を見ているのも何となく頷ける気がしましたね。

 

でも、"タメになる"だけじゃなくて恋愛要素も盛り込んで

胸キュンポイントを押さえられている所も良い。

今となっては時代錯誤、下手したら都合の良い展開だと言われる「すれ違い」「運命の再会」を、

白杖を活かして、日常描写も加えて

あそこまで胸に刺さる仕上がりに出来るのだと驚かされました。

個人的に「おっ」と思っていた、前回の白杖を持たずに

出かけようとするシーンにもきちんと触れてくれる。

一緒にするなとツッコまれるかもしれませんが、普段バスを利用しない者からしたら、

バスに乗って見知らぬ街に行く時の不安…ちゃんと目的地に着けるのかという

ユキコをつきまとう恐怖の気持ちもとてもよく分かります。

ましてや、彼女の場合は音声を頼りにするしかない。

バスに乗る時の心理状態を丁寧に描いて共感させた上で、

それでも勝つのはやっぱり「会いたい」という気持ちなのだと…

そんな恋の尊さを物語るラストを見て、

2人が結ばれて欲しい想いがより強くなってしまいました。

 

2人の様子を遠くで見守っている獅子王鈴木伸之)も親友思いで優しい。

イズミ(奈緒)は確かにトゲトゲしさはありますが、

父・誠二(岸谷五朗)が穏やかでちょっと抜けた性格な所が救いです。

実家暮らしの設定、ありがたい。

 

 

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恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 1話 感想|なんて応援したくなる2人なの…

 

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これは完全に拾い物でした。

今までこの枠で放送されてきた恋愛(を取り扱った)モノはあまりの軽さに

リタイアしてしまった作品ばかりだったため、

本作もどうせ、安易に視覚障がい者を題材にした安っぽいドラマになるんだろう…と思って

事前に期待度も低めに設定していたんですが、

そうした事が申し訳なくなるくらい掴みは抜群でした。

 

個人的にグッと来た所は後述するとして…

杉野遥亮さん演じる森生が想像以上にピュアで不器用な性格に描かれていたのが

本作の世界観に惹かれた一番の理由だったのかもしれませんねぇ。

もうね…「もしかして『又』の方で書いちゃいました?」とか「お勤め御苦労様です!」とか

発言がいちいちズレてるのが可笑しくて(笑)

でもそれも、誰からも愛されない人生を送ってきた者が初めて"恋"を知ろうとしているが故の

発言だというのが伝わるように描かれているから、

可笑しいと思ったら今度は彼の真っ直ぐさに泣けてきて、

笑いと泣きが同時に起こる変な感情になってしまうんですよね…。

次はどんな反応を見せてくれるのか気になって。言動の1つ1つが愛らしくて仕方ない。

本来は中の人のイメージを役と重ねる見方は正しくないのかもしれないけれど、

この役は杉野さんだから魅力的に映ったと思っております。

 

そして不安だった日テレドラマ特有の軽さも、"日テレらしさ"として残しつつ、

伝えたいメッセージがちゃんと芯にあるように感じられる

コメディとシリアスのさじ加減が効いた作りになっているのも好印象。

最初は、別に悪い意味ではなく、主人公が弱視である事、弱視の人が見る世界を

なぜこんなにカラッとしたトーンで描くんだろう?その意図は何なんだろう?と

思いながら見ていたのですが、ああ…「私が…普通?」を魅せるためだったのだなぁと。

恋の物語ではあるけど、恋"以上"の所に踏み込む物語なんですね。

 

偏見や変わり者扱いされて傷つけられてきた者同士だからこそ、

自分にとっては 周りと比べて浮いている=普通じゃないと感じる部分でも

相手が普通だと思わせてくれる。

あえてあの前半の雰囲気にしたのを考えると、ユキコ自身、

弱視だから」と言い聞かせて無意識に強がっていた所があったのかもしれません。

それを色眼鏡なしに、彼女の良さだとして素直に認めてくれる森生の存在には

少し救われた気持ちになっただろうし。

そこから徐々に自分らしさを晒け出すようになるユキコの姿を、

森生と広大なマリーゴールド畑が受け止めてくれているようなラストも優しさで溢れていて、

本作をまるごと一気に好きになってしまう…そんな初回でした。

 

恋愛モノを見続けるかリタイアするかの基準の1つとして

「登場人物を応援出来るか」があるんですが、

本作の場合は、応援したいかも…じゃなくて、

こんな可愛い2人見守るしかない!応援したい!だったので、

初回から登場人物にハートを掴まれたのは、個人的には滅多にないです。

 

唯一の気がかりとしては、登場人物の多さ、毒親的なイズミ(奈緒)のキャラクターから

中盤以降"恋"の方の障がいを前面に押し出した

作りになってしまわないか?という不安はありますが、これは期待したいですね。

 

ところで…鈴木伸之さんはまたデスプリンスみたいなポジションなのかな?(笑)

 

 

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