あのー…解決しきれていない話をアクションシーンで誤魔化すの、やめにしません?(汗)
前々回と前回は取り扱うテーマの挿げ替え、今回は中途半端なまとめ方ときた。
「その後、家族は3人仲良く暮らすようになり、母が男遊びする事もなくなりました」
でサラッと済ませるス◯ッとジャパン的なオチを見ているようでしたわ…。
現実ではあの対処法じゃ無理ですよ。
家をほったらかしているのが今回が初めてじゃないんだから
母親もすぐに改心するはずないし、
母親を捜すのは担任と生活指導担当に任せれば良いだけなのに、
代理とはいえ中学校の教師や生徒を守る"スクールポリス"である刑事もそれに同行して、
子供の精神状態の深刻化と要介護のおばあちゃんを事件起こすまで放置するっていうのは…
後で盛り上げるために話を引き伸ばしているようにしか思えません。
子供は児童相談所に、おばあちゃんは生命保険に紹介した方が安心だし。
闇金業者をボコボコにすれば解決する話でもない。
第一、悪気もない様子で母がいきなり帰ってきて
「敏春(田中奏生)の好きな鯛焼き買ってきたよ〜一緒に食べよう〜」なんて言われたら、
私が息子だったらブチ切れていると思うわw
「何考えてんの!」はい?どの口が言ってる?なんてツッコんじゃったしなぁ。
現代社会で起こる問題や世の中で流行しているモノに対しては敏感で
すぐに取り入れるけど、そこから掘り下げる事もなく
他の要素を入れてはごちゃっとまとめて、最終的に「解決しました」風を装う作り、
フジのドラマがたまにやる悪い癖ですね。
4話辺りから本当に雑になってしまった。
で、隆平(藤原竜也)は"縦軸要員"ですか(笑)
スクールポリスらしい活躍は何もしていない。
でも…今回ので分かりましたよ。
三枝(山田裕貴)の方が向いていたんじゃないかと。
生活安全課少年係で、しかも生徒との年齢も近いから、
生徒の悩みに全力で応える姿を描くのにも無理がないし。
訳ありな過去もないから、こっちの方がちゃんと"学校のために動いている"ように見える。
縦軸の件はあんまり興味ないけど…
まぁ、涼子(真木よう子)は昔から、独りよがりの正義感で
相手を救った気になる人だっていうのだけは分かりましたわ。
「警告」発言。場面場面で音声が切り取られていると考えたけど、そのままか。
こっちも生意気だったなぁ。
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