2021年春ドラマ-きれいのくに一覧

きれいのくに 8話(最終回) 感想|最終回まで見ても結論は出ず。

 

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終わった。終わっちゃった。

それぞれのエピソードとしては、大団円で終わるんだろうなぁとは思ったけど…

う〜ん…アホな私には、本作が何を描きたかったのかが分からなかったです(苦笑)

まぁでも、前回の感想でシメに「綺麗の答えは1つじゃない」って書いたのは

あながち間違いでもなかったんですかね?

コンプレックスとは何か?綺麗でいるとは何か?を議論させるのが

本作の狙いだったんでしょうか。

 

「最終回まで見れば分かる」という言葉を信じて、

序盤で描かれた啓発映像やインタビュー映像が

学生パートとどう繋がってくるのかにも期待して見ていましたが、

果たしてあのパートが必要だったのかどうかも不明。

好意的に捉えれば繋がる事には繋がるんだろうけど…

正直言ってしまうと、まるで序盤のくだりを無視したかのように進んで行く

一見"青春群像劇"な展開が続いた後半には

ちょっと戸惑いを隠しきれなかったのも事実です。

 

顔の合成とか、VRとか、王道ジャンルのドラマの中に最新技術を取り入れた

挑戦的な部分に惹かれただけに、

良い意味で言うなら「視聴者に想像を委ねる」

逆の意味で言うなら「投げっぱなし」な結末になってしまったのは残念でした。

 

でも、最後まで完走出来たのは、高校生役の役者さん達の演技のお陰だと思っています。

性に貪欲な所は「今どきの若者ってみんなこんな感じなのか?」と

イマイチ共感出来なかったのですが、

自分の気持ちに正直になれなくて「なんか」「あぁ」といった言葉に逃げてしまう語彙力の低さとか、

逸らしがちな目線とか、いざ感情を吐き出そうとすると

ブレーキが効かなくなるんじゃないかってくらいハラハラさせられる所とか、

言動の節々に当時の自分を重ねたくなってしまうような魅力はありました。

 

枠移動前の前作もそうですが、知名度はそこまでなくても"可能性"がありそうな若手を

キャスティングするのが上手いですね。

青木柚さん、見上愛さん…覚えますよ!!

 

 

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きれいのくに 7話 感想|「美とは?」について考えさせられる

 

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本作を見ていると、それぞれの持っている"美"についての

価値観の違いについて考えさせられます…。

 

自分のコンプレックスを取り除くために整形する人。

整形する目的としては、あの人の好きな顔に近づけたい。

周りと同じトレンド顔になって安心感を得たい。他より抜きん出たい。

みんなの憧れの的になってチヤホヤされたい。

そして…遺伝子操作をして産んだ子供も綺麗な子に育って欲しい。

いろんな考えがある事でしょう。

一方で、あえてプレーン顔でい続ける事を選んだ人もいる。

誰かの好きが自分の好きとは限らないし、この顔が好きな人がいてくれたら

それで良いと言い切る小野田(吉田羊)も、中々素敵だとも思う。

 

二者で共通しているのは「自分に自信を持つ」。

でも…整形で容姿を塗り固めたとしても、「私はこれで良い」とポジティブに捉えたとしても、

誠也(青木柚)や凛(見上愛)の様子を見ていると、

内面までは誤魔化せないという現実に直面させられます…。

そして、整形をした人もしなかった人も、

どちらも同じくらいの苦しみを抱えているという事も。

 

中山(秋元龍太朗)こそ、両親のお陰で整った顔ではあるものの、

その顔のせいで誰かにとっては勝手に"トラウマ"扱いされ、勝手に気まずい関係になる

理不尽な差別を受ける日々を送っている。

貴志(山脇辰哉)はピアスをつけてイメチェンしたにもかかわらず、

意中の人に振り向いてもらえない。

れいら(岡本夏美)に「耳から膿出てるから拭いて」って言われた時点で

もうお察しなんですよ…(泣)

 

小野田の言葉で、凛は裏整形への誘惑を踏みとどまれるか?と僅かに期待したけれど、

次回予告を見る限り、結局手を出してしまうらしく。

多分、"プレーン顔だから""人気女優にはなれない"小野田が店員に裏で注意される所を

目の当たりにしたから…というのも、決意したきっかけなのかなぁと。

シフトを休んでも、その人が大きな映画に出ている女優だったら

「急な予定が入ってシフト休んじゃうのも無理ないよね」で終わるかもしれませんよね。

顔を変えればやっぱり人生も華やかにはなるし、

思い通りの幸せを得られる(誠也も振り向かせられる)と思い込んだんでしょう。

 

さて、「最終回まで見ないと分からない」を謳っていた本作だけに、

どんな結末に落ち着くのかがまだ見えてきません。

まぁでも…綺麗の答えは1つじゃない…みたいなメッセージを残して終わりそうな気はしています。

 

 

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きれいのくに 6話 感想|凛は裏整形に手を出してしまうのか?

 

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時間が押してるので、簡単感想で。

 

タイトルとは裏腹に、徐々にどす黒いものを見せてきた本作。

「きれいのくに」とは何なのか?理由は最終回まで明かされないのか?と思いながら

ここまで見てきましたが、それは店名である事が分かりました。

とは言っても…店名だけじゃない気もしますが。どうなんでしょ。

 

そして、前回と今回で「プレーン側に生まれた」者の心情を、2人の高校生を通して描く。

誠也(青木柚)は親から劣等感を叩きつけられ、

凛(見上愛)は裏整形にわずかな興味を示すように。

 

前回は1人の高校生にフォーカスを当てた印象が強く、

当時の回想の"謎"や隠された整形の実態に関して

何か新たな情報が得られる事はなかったために、若干停滞感を覚えてしまったものの。

今回は色々と進展を見せてくれたので、その点では再び興味を惹きつけられました。

 

社会の除け者にされているプレーン顔の人々…

整形全体を悪とする世間に対して、

コンプレックスをなくす事=部分整形の魅力を密かに訴える安藤(小野花梨)の想い…

一方で、遺伝子操作させられた自分の顔に肯定的ではない

中山(秋元龍太朗)という存在もいる。

「整形して良かった」人もいれば

「整形していない人生を送ってみたかった」人もいる混在した世界。

1つの世界でも、立場や世代で様々な視点を持っている多様性が伺える人物描写が面白いです。

 

「きれいのくに」に訪れて、プレーン顔でも楽しい日々は送れる事を知った凛は

裏整形を踏みとどまる可能性が出てきましたが、

安藤の「全部禁止するのはおかしい」も一理あるので…やっぱり手を出してしまうのかなぁ。

 

回想の中で唯一掴み切れなかった、不穏な雰囲気の漂うドッヂボールのシーンは、

「ブス」だとからかっていた凛の顔を狙い、鼻血を出させた男子達にムカついて、

今度は誠也が彼女の気持ちを分からせてやろうと相手に投げたものだったんですね。

その件で凛が惚れて、今に至る…と。甘酸っぱい初恋ですねぇ。

それだけに、気になる感情を隠して、れいら(岡本夏美)に近づこうとする優柔不断さには、

しっかりしろ!と背中を押してあげたくなってしまいますし、

凛を止めてやってくれ!とも思ってしまいます。

 

 

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きれいのくに 5話 感想|それぞれの"落ちこぼれ"の行く末は…

 

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当時の登場人物の年齢を示す数字のみを

はっきり映し出してから物語を展開するという斬新な演出で、

前回は「なんじゃこりゃ!?」と度肝を抜かれたまま見終えましたが。

今回は同じ演出で「15」を出してからは、いろんな意味でエリートにはなれなかった

高校生の青春"あるある"を丁寧に描いていったという印象が強く、

そのお陰で青春群像劇の作風に変わったようにも思えて

ちょっとした停滞感を感じさせてしまいました。

前回の方が何を描きたいのかが大凡掴めていただけにね…。

 

ただ、1つだけ何となくでも分かったのは、彼らが生きているこの世界は、

誠也の父(稲垣吾郎)が劇中で「劣性」と言葉を漏らしたのを踏まえて、

それを「優劣の法則」になぞらえて、優性=トレンド顔になる者、

劣性=コンプレックスである自身の顔をトレンド顔で隠そうとする者 の

二者にはっきりと分類されて出来ている…という事。

まぁ、最近では差別的用語だとも捉えられているので、顕性・潜性とも呼ばれるらしいですが。

 

本作に登場してくる高校生や親のほとんどは劣性に属し、

コンプレックスを解消するためには何で埋め合わせしたら良いのか?を模索した結果、

誠也の両親は整形を選び、

れいら(岡本夏美)は彼氏を持ちながらもパパ活をして現実逃避する事を選び、

誠也(青木柚)も凛(見上愛)もお互い相手に好意を寄せていると気づきながら

他の異性に手を出す事を選んだ。

そして両親から色気づいたのをバカにされた誠也もまた、

誰にも内緒でプチ整形を始めたりするのかな?

 

今回は特に大きな進展はなかったですが、

こんな感じで、"落ちこぼれ"の若者達の行く末を見守った回とも言えるでしょう。

 

次回では裏整形や遺伝子の話と、いよいよ核心に触れる展開が見られそうな気がするので、

そちらの方を楽しみにしておきます。

 

 

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きれいのくに 4話 感想|高校生のドキュメンタリーを見てる感覚でも…

 

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30分内で雰囲気がコロコロ変わりますねぇ…。あっという間でした。

 

誠也(青木柚)と凛(見上愛)が2歳の時点から、

既に稲垣吾郎さんと加藤ローサさんの顔が瓜二つの夫婦。

負傷者続出で全然楽しめそうな感じがしないドッヂボール。

カーテン越しのキスシーンの唐突なロマンチック演出。

今回も"事実"が新たに提示されただけなので、

これらが整形とどう繋がるのかはよく分かりません(笑)

ただ、本作は青春群像劇でも恋愛モノでもないから、

キスシーンを見てしまった!恥ずかしい!or焼きもち で

終わるはずがないのだけは分かるんですけど…先の話はあるんですよね?

 

で、現在の方は、「〜的な」とか「〜っしょ」とか、

イマドキの高校生が言ってそうな会話の自然さで

ドキュメンタリーを見ている感覚を受けるようで、所々生々しい要素が挟み込まれる。

最近のNHKは本当に過激な描写もやるようになりましたよねぇ。

ベッドシーンも映すし、ゲ◯も映す。

そして、吾郎さんの演技の変態オヤジっぷり…キモっ…って普通に口に出ちゃいました(汗)

 

「なりたい顔」を夢見て、やっと手に入れた人達が集う世界。

それは必ずしも"幸せ"には結びつかない…という所を突くんだろうなぁと思ってます。

現にれいら(岡本夏美)の場合、似たような顔が日常生活のあちこちにいるお陰で

どうしてもあのトラウマが甦ってしまって、心が休まる場所がないし。

もしかしたら、なりすましとして犯罪に利用される頻度が増えるかもしれない。

似たような顔にしたら、内面をきちんと見てくれるようになるか?って言ったら、

多分そうとも限らない。

 

ふと思ったのは、今でも残っているのは黒人差別、

学生なら特に強く感じるのが「周りと違うからいじめられる」という風潮。

「みんな同じでみんな良い」世界にしたら、果たして容姿差別はなくなって平和になるのか?

という裏テーマも含まれていそうな気もしてきました。

 

後半戦突入の次回から、もっと本格的で複雑な展開になっていくでしょうかね。

覚悟して、待ちます。

 

 

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きれいのくに 3話 感想|ここからが本題っぽい。

 

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私が今期のドラマの視聴リスト&期待度を作成した時点では、

本作の公式サイトの概要にはこう書かれていました。

「自分の口がゆるせない」「輪郭をほんの少し変えたい」

そんな悩みを抱えた高校生たちが暮らすのは―

ほとんどの大人が“同じ顔”をした不条理な国―

だから、最初から高校生が主体の話だと思い込んでいた私としては、

恵里(吉田羊)と宏之(平原テツ)の関係性や過去にまつわる話が繰り広げられていくのには

ただただ「?」という印象の方が強かったのですが…

なるほど、2人のこれまでの話は高校生達が見ていた啓発映像だったという

からくりだったんですねぇ。

まぁそれでも、急に高校の場面に移り変わったのには一瞬頭が真っ白になりましたが(笑)

しかし、前回の感想で「宏之だけが「きれいのくに」の住人じゃない」とか

「若返る時が来るんじゃないか」とか変な予想を立てていたの…恥ずかしいなw

 

私みたいに恵里と宏之の今後をもっと知りたい視聴者は多かったでしょうし、

見た目や日常会話、雰囲気と、何もかもが若者寄りの物語になった事で

「裏切られた」と思って離脱する視聴者も出てきそうな気はしますが。

個人的には、高校生編になってからもどことなく漂う気持ち悪さは

今までの世界観と一貫しているように感じ、

ここからどんな種明かしがされていくのか?

はたまた、今回からが本題と見せかけて再び予想をひっくり返す展開が来るんじゃないか?と

次回以降の話がより楽しみになってきました。

 

加藤ローサさんと稲垣吾郎さんが複数の役を演じているのは分かりますが、

特に吾郎さんの方は…なんだか、生徒や男性教師の眉と目の辺りで

合成か?と思うくらい似通った人達ばかりが多いのが気になりますね。

気になると言えばもう1つ、遺伝子の編集とやらも。

子供が親の整形した顔に似せるようにするとか何とか説明がありましたが、

それがキーポイントになってくるんでしょうか。

 

吉田羊さんは最後の方で映像作品出演者として登場されていたので、

もしかしたら、恵里の方の話が膨らむ事はないのかもしれません。

そうなってくると…20代の恵里を演じた小野花梨さんの演技を

もうちょっと見てみたかったなぁとも思ったり。

ふとした表情や冷めた感じの喋り方に"面影"っぽさがあったんですよ。

今後出てくるとしたら、別の映像作品で、今度は違う役(高校生役?)として…かな?

 

 

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きれいのくに 2話 感想|旦那も若返ったりするのかな?

 

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ひゃ〜〜…気持ち悪い!! けど、先を見たい。

最初は吉田羊さんがアテレコされてるのかなって思っていたけど、

多分、蓮佛美沙子さんが寄せに行ってるんですよね。

サバっとした喋り方とか、乾いた笑い方とか…本当に本人に見える所がしみじみ怖い。

宏之(平原テツ)が不審な顔をするのもよく分かりますw

もっと見ていたかったですが、今度は23歳の恵里役・小野花梨さんが演じるという事で、

どれくらい性格に"なごり"が残っているのかも楽しみです。

 

若返りのメカニズムをまだ理解出来ていないまま

次の顔に変わっているのがなんとも不気味で。

整形か?ともふと考えてみたけど、短期間で劇的に変わる可能性は低いでしょうし。

撮影してみたら証拠が残っているとかはないんでしょうか。

恵里の過去で分かったのは、健司(橋本淳・須賀健太)と宏之との出会いの中で

子供への苦い思い出があり、

それが顔が変わった理由に繋がっているのかもしれない…という事くらい。

 

ただ、今回で特に気になったのは…

恵里の顔の変化に気づいているのが"宏之だけ"という所と、彼が鏡の前で頬を触ったシーン。

みんな既にタイトルにある「きれいのくに」の住人で、

自分だけおかしいのか…と鏡で確認したら想像以上に老けている事に気づいて、

それがきっかけで今まで気にしてこなかった容姿へのコンプレックスが生まれて

初めてその世界に誘われる…という流れもなくはないですよね。

23歳の恵里も今回初登場ですし。

そのうち若い頃の宏之の顔になるのかな?と思ってしまいます。

 

インタビューを受けている理由も、監督(稲垣吾郎)の立場も

まだまだ謎が残りっぱなし。

最後まで見させる気…満々ですね(笑)

一度足を踏み入れたら抜け出せない沼の感覚に近い。

 

視聴は基本的に遅くなっちゃいそうですが、

それでも感想を書き続けてみたい気持ちにさせる魅力があります。

 

 

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きれいのくに 1話 感想|まだ序章にしか過ぎない。

 

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謎だった。謎としか言いようのない初回だった。

事前情報(ドラマトピックスの概要欄)を見てみる限りは、

容姿にコンプレックスを抱えた高校生が魔法のアイテムを使って、

憧れの人のパーツを良いとこ取りして"別人の顔"になりすます

ファンタジーなお話なのかと想像していたけれども…

かなり哲学的な作品になるらしい。

最後まで見たから先が気になったものの、多分、1時間での放送だったら

「話引っ張り過ぎ!」って感想に書いていたかもしれません(笑)

30分で丁度良い題材ですね、これは。

 

"エリ"という名前のはずだった吉田羊さんが、

朝目覚めると蓮佛美沙子さんの顔(10年前の"エリ")になっていたオチが独特。

確かに、一瞬「あれ?今ベッドにいるのは羊さん?蓮佛さん?」と迷うくらいだったので、

言われてみれば確かに似ているキャスティング…。

それも、10年前なら同一人物がメイクして二役演じるのが多いものを、

違う役者さんを2人用意するという発想が良い意味で不気味なんですよね。

途中までは、若い方の旦那が凄いクズじゃん…という印象が強かったけれども、

同時に小さな違和感が積み重なっていく心地も覚えましたし。

ああ、だからガラケーなのか…

だから女性2人にしかインタビュー時に年齢が表記されていないのか…

露天風呂や写真撮影で自分が写る(見られる)のを嫌がっていたのは

ちゃんと伏線になっていたのか…

随所に物語の鍵となる要素が張り巡らされているので、

本作は集中して見れば見るほど本質が分かってハマる作品なんだと思います。

 

よるドラ枠が土曜23:30から月曜22:45に移動して、第一弾の連続ドラマ。

本作の前は単発ドラマ「いないかもしれない」を放送していて、

あれも最後は想像力を必要とする不思議なオチだったから…

ライトで若者受けしやすい題材が多かった印象の"土曜時代"とは違って、

枠移動してからは、大人も考察好きな人も楽しめそうな作品を取り入れる機会が

多くなるのかもしれません。

(次作は「いいね!光源氏くん」の続編なので、あくまでも"機会が多そう"という表現)

 

ただ、この作りとなると、リアタイじゃなくて

録画でじっくり、気になる所は巻き戻しながら見たいかな〜…っていう気持ちもあったり。

月曜日、やっぱりどれも惹かれるものばかりで混み合っちゃっているんですよね。

元々期待度が低いドラマを早めに切るか、

録画となると多分土日の視聴になっちゃうだろうから

本作の感想はなしにして見るだけにするか…

とりあえず、他のもチェックしてから色々考えます。

 

ちなみに、wikipediaでネタバレ?っぽい内容が載っている話をチラッと見聞きしましたが、

私は何も知らない状態で楽しみますぞ!

タイトルバックで最初に映る顔が稲垣吾郎さんと吉田羊さんのお2人なのも

意図がありそうですし…

本当にどんな展開になるのか想像がつかな過ぎて、逆に気になります。

 

 

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