2022年冬ドラマ一覧

ムチャブリ!わたしが社長になるなんて 1話 感想|王道という名の普通…かな?

 

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私が不安視していた三角関係よりも

レストラン復興エピソードを押し出していたのは意外ではありましたが…

あとはとりあえず、可もなく不可もなくといった所でしょうか。

ちょっと個性的な主人公が先頭に立ち、

お仕事苦労話といったリアリティよりもエンタメを突き通す作りは

従来の水10ドラマらしい感じ。

 

まぁ、言ってしまえば…極めて普通なんですよね(笑)

「ムチャブリ」というタイトルではあるけれど、

ドラマって基本「ムチャブリ」から始まるもんですし。

だから、そこで特色を出そうとしているつもりでも、

全体的には"王道のお仕事ドラマ"に落ち着いたように見えました。

でも…手堅い役者さんが揃っているから

何の心配もなく見られる安心感があるのは良い事だし。

ここ最近のドラマは"お仕事ドラマ"で展開していけば面白いものを、

奇を衒おうとジャンルの違う要素を盛り込んだ結果

何をメインで描きたいのかが迷子になって終わるケースも多いので、

そうなるよりかは何倍もマシかな?なんて思ったりもしました。

 

一方で感じるのは、根本的には真面目なんでしょうね…本作って。

ライトな雰囲気で見せているようで、一応軸として描いているのは

「社長からの独立」言わば「ぬるま湯という名の"縛り"からの脱却」なんです。

初回を見た限りでは。(主演で何となく「過保護のカホコ」と重ねてしまう自分もいました)

ただ、この真面目さがコメディ部分にも乗り移っている感は否めず。

唯一物足りないとしたら…"緩急"の見せ方にある気がしています。まだ弱いかな?と。

前半でコミカルさを強調する事で初めて後半の盛り上がりに繋がると思うんですが、

コミカルさは雛子(高畑充希)の「誰もいない所で愚痴を吐く」という

裏表の性格でしか表せないのが難しい所で…

もっと主人公の個性を立たせる展開にするなり、

カット割りで主人公の二面性を表現するなどして演出面で補強して行けば

見映えも変わるのかもしれません。

 

という訳で、本作もしばらくは様子見です。

王道は王道でも、もう少しメリハリ加減を楽しめる作品になる事を期待してみたいです。

 

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ファイトソング 1話 感想|まだスタートラインに立った状態。

 

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ああ、なるほど…そうなるんですね。

予告映像を見た限りだと、火10っぽいライトな雰囲気と

岡田脚本ならではの滲み出る温かさが半々…といった感じでしたが。

いざ蓋を開けてみたら、ラストの"ひょんな事"展開を除けば、

「姉ちゃんの恋人」や「ひよっこ「にじいろカルテ」という三者三様の"傷"を取り入れた

近年の岡田脚本の集大成に近い仕上がりになっていて、良い意味で裏切られた初回でした。

 

そして…見ていて思ったのは、結構好みが分かれる作品なのかもしれないな…と。

"挫折"の描写が割とピンポイントで、一度でも似たような経験を過ごした事がある人には

本作は当時の自分を重ねたりして物凄く刺さるんだろうし。

一方で、物語の流れがゆったりしている事から、退屈と感じる人もいるんだろうし…

(実際に、一緒に見ていた母は、終盤以外は食いつきが悪かったようです)。

こういったスルメ系の作品は、「刺さる人にしっかり刺さってくれたら良い」みたいな、

見方次第ではかなり視聴者が限られる出来になりそうな気がしました。

で、私の場合は前者の方で…ピアノのシーン以前に

芦田(間宮祥太朗)が「いつまでうだうだ」と言われている時点で、

プレッシャーをかけられ追い込まれる彼に共感するかのように泣けてしまいました。

 

というのも実は、私も花枝(清原果耶)と同じで、

1年間ニートだった時期があったんですよね(笑)時間が経った今だから言える事ですけど。

正確には、アルバイトは週に何回かしていたものの、

肝心の職探しとなると過去の失敗を思い出して腰が重くなって、

「自分には何もない」と思いながら現実逃避の生活を送っていた…といった感じでしょうか。

だから、細々とした所は違くても、

花枝がなぜ秘密を周りに打ち明けようとしないのか、なぜ芦田が本音を言い出しづらいのか、

何となくでも分かるんです。

ああいう、意思表示がはっきり出来る人を前にすると、

反動的に自分の感情を隠したくなってしまうもんなんですよね。多分。

感情を出してみた所で、もしかしたらそれも…

自分自身も否定されてしまうかもしれないという不安な気持ちが働くから。

 

2人が共鳴したのもそこにあって、日々苦しい想いを抱えながら生きている様子を

片方ずつ丁寧に描いてきたお陰で、終盤の 音楽の話題になってからのくだりで

やっと感情を爆発出来るようになる…という"溜め"と"吐き出し"の展開には

心揺さぶられてしまいました。

可愛くて凛としていて、でも空手を辞めた途端その魅力は一気になくなり、

躊躇せず涙をボロボロ流すまでの清原果耶さんの強弱の演技も、

間宮祥太朗さんのポロっと呟いた「ありがとう。続けたいなぁ…」の、

自分の"作品"が誰かに必要とされている喜びを後からしみじみ味わっているのが

伝わってくる言い方も良かったです。

このお2人だからこそ、今後も見守っていきたい気持ちを

より一層強くさせられたような気がします。

 

ラストに明かされた病気の件は"涙の押し売り"要素に見えなくもないですが、

クスッとさせられるやりとりが随所に散りばめられているし、

全体的に重たげな雰囲気は漂っていないので、個人的にはそこも安心して見られそうです。

まぁ…あとは、ラブコメあるあるの「まずは恋をする事から始めよう」展開が

今後どう転ぶか次第かな?

でも、岡田脚本ですから、目先の胸キュン強めの話にはならないとは信じております。

 

最後に、"初回の感想限定"でもう1つ言いたい事としては…

Perfumeは好きでも主題歌が微妙に合っていない感じはしたので、

某ディ◯ニー映画のように、劇中ではアレンジバージョン(スタートライン)で、

エンドロールではオリジナルバージョン(STAR TRAIN)で

同じ曲を使った方が世界観にぴったりハマっていたんじゃないか…というのは置いといて(笑)

本作、好き系統の作品になりそうです。

この枠で初回から惹かれたのはかなり久しぶりかも…?

 

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ミステリと言う勿れ 1話 感想|最後までカレーが食べられなさそうな主人公

 

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面白くて良かった〜…というのが第一の感想。

何というか、アバンの時点で面白い!これは期待出来る!と大絶賛するよりかは、

とりあえず…の感覚で、話題合わせのために1冊だけ読むつもりだった漫画を

結局徹夜して全巻読破してしまうかのような、

そんな不思議な魅力がありました。

 

これ…原作未読の方が衝撃度が強くて、純粋に楽しめるのかもしれませんね。

主人公の語りだけで展開されていく構成に、

「え?え??本当にこのまま進めていくの?」と目を疑いましたもん(笑)

基本的にワンシチュエーションのドラマらしく。

ミステリーでは定番の、警察や名探偵が捜査して手がかりを掴む過程もなく、

整(菅田将暉)の思いつきの言葉だけで刑事たちの心をもみほぐし、手がかりも得て、

最後は真相にも辿り着く…

ある意味主人公"ありき"の話になっているのを考えれば、

確かに「ミステリと言う勿れ」というタイトルにはぴったりな仕上がりでした。

 

ワンシチュエーションが故に、途中までは絵面が少し地味で、

(キャスティング部分は無視した状態で)月9じゃなくて

ゆるく楽しめる深夜ドラマ向きだったのでは?とも思いましたが、

その分、全ての謎が解けてからの怒涛の畳み掛け方には

ひたすら「すげー!by 江本」と圧倒されっぱなしで。

最後まで見てみれば、話題を集めやすい月9枠で、この原作の実写化を持ってきたのも納得!

展開がとにかく斬新で、惹かれます。

今後は整が 刑事の風呂光(伊藤沙莉)と江本(尾上松也)に巻き込まれるくだりが

本作のフォーマットになりそうな気がしますが、

どう説得されて巻き込まれるのか?どんな流れで事件捜査に関わる事になるのか?も

見所の1つとなる予感がさせられました。

 

そして…正直、期待と不安が半々だった"台詞"の部分も、ひとまず安心。

予告の時点で台詞量の多さが特徴の作品である事は察していたから、

この枠の最近の作品を考慮すると、

視聴者が分かりきっている事まで台詞に起こして"お涙頂戴"にし、

終いには語り過ぎになってしまうんじゃないかという所に最も懸念を感じていたので、

あくまでも"会話"に落とし込んで

物語を進めようという意思が伝わってきたのは良かったです。

 

強いて言うなら、劇伴(主にクラシック音楽)の音量が大きく、

そのお陰で整の声が小さく聞こえてしまう勿体なさとか、

藪(遠藤憲一)への星座の意味のくだりで感動を後押しするような劇伴が流れるだとか…

とにかく劇伴にチグハグさを感じさせはしましたが。

まぁ、特に後者に関しては、もっとヒステリックで仰々しいメロディーになるんじゃないかと

身構えていたので、個人的には許容範囲で収まりました。

 

という訳で、完全に視聴&感想執筆決定です。

月曜日は他の2本も楽しみにしているので…ひょっとしたら豊作の日になるかも?

何より、久しぶりに楽しい月9がやってきて嬉しい限りです♪

 

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おいハンサム!! 1話 感想|どことな〜く物足りない?

 

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金曜10時の「しもべえ」で安田顕さんの演技を楽しむように、

本作では吉田鋼太郎さんの演技を楽しむドラマだと思っていたんですが…

何だろう?どことな〜く物足りなさを感じてしまいました。

吉田鋼太郎さん演じる昭和の頑固な父親が繰り広げるドタバタ劇で家族を巻き込んでいく、

コメディ強めのホームドラマなんだと

私が勝手に想像していたのもあったのかもしれませんが…

そうでなくても、"ホームドラマ"としても"コメディ"としても

どっちつかずで終わってしまったような気がします。

まぁ、率直に言ったら…いろんな意味で抑揚が足りないと言った方が近いですかね。

 

例えば、主人公の描き方。

後半の、丁寧な接客でもてなすおばあちゃん店主の真心を体感し、

そのお返しにと、感情をあまり表に出さない新人も、

にしん蕎麦の汁を美味しそうに平らげる形で

真心を持って味わうようになる…といったシーンで、

ようやくホームドラマ由来の"ハートフル"な雰囲気を味わう事が出来たものの…。

この手の流れは、源太郎(吉田鋼太郎)の

「頑固で面倒臭い父だけど実は優しい」といった性格面でもっと表現した方が、

彼が「ハンサム」と言われるのにも説得力が持てたんじゃないでしょうか。

 

あとは単純に…笑いのツボが微妙に合わないんですよね。

全く笑えなかったとは言いません。

でも、「今時、わざわざ言葉にするのかな?」と思える下品な台詞が一部見受けられたり、

特段挿入する必要もなさそうなシーンややり取りを多用したり、

CMの入り方にブツ切れ感を感じさせたり…と、演出面で引っかかる事も多かったです。

それは多分、普段プロデューサー業をやられている山口雅俊さんが

今回は演出にも関わっているというのが大きいのかもしれません。

お陰で、吉田鋼太郎さんを筆頭に、

コメディが出来る方々をせっかく揃えているのに…という勿体なさが…(汗)

「コメディを得意とする監督」で考えるとすると、

例えば、福田雄一監督だったらおふざけが過ぎる可能性があるので、

本作を瑠東東一郎監督が担当していたら、

作品から感じる中途半端な印象もなくなったのでは?とも思えてなりませんでした。

 

先ほど放送された土曜ドラマ枠の「わげもん」は小難しさが先行し、

次回も見てみたい気持ちに駆られませんでしたし、

来週放送される「逃亡医F」や「鹿楓堂よついろ日和」は期待値が低いので

本作が心から楽しめる作品だったら良かったんですが…

私の好みには合わないみたいで、残念です。

 

しかし、本作が何を伝えたいのかは少し見えたので

次回も一応様子見はしてみますが、感想は今回のみにする予定です。

 

 

1/22追記:

 

2話も見ました。

何を伝えたいのかは何となく見えた気がしたんですが、

今回でまた分からなくなってしまいました…。

クスッと出来る所も減ってグダグダ感が……(汗)

 

詳しい感想は初回とほぼ変わりません。

笑いのツボが自分と合わないと、今後の視聴はキツいという事を学んだ

作品だったとは思います。

 

という訳で、リタイアする事にします。

 

 

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鉄オタ道子、2万キロ 1話 感想|ちょこんといる道子と大自然に癒される

 

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癒される…見ていて心が浄化されますわ…。

タイトルに「鉄オタ」って入っているくらいだから

てっきり豆知識多めのマニアックな話になると思っていたんですけど、

あくまでも鉄道での旅にフィーチャーしていて、

ローカル駅で出会った人々との交流やその場所での発見を描く作品なんですね。

そして、ドラマというよりかはドキュメンタリーっぽい仕上がり。

でも、ドキュメンタリーに寄せた事で1本の"ドラマ"が見えてくる…

そう感じさせられた初回でした。

 

内容を少しだけ具体的に書くとすると…

道子(玉城ティナ)が着いた駅は北海道にある比羅夫駅という唯一"泊まれる駅"で、

そこで相部屋となった関口(青坂章子)と、同じく宿泊利用者の甲斐(栗原類)と出会う。

東京出身で家具デザイナーの道子と、鹿児島出身で(恐らく)主婦の関口と、

鉄道が好きで会社員を辞め、バイトをしながら趣味を満喫中の甲斐と

出身地も職業も年齢層もバラバラな3人が同じ鍋をつつき、親睦を深める…というもの。

 

本作のこの描写で何が良かったかって、多くを語らない所だったんですよね。

鉄道が好きで駅の宿主を継いだ山岸(明逸人)に関しては

道子自身が興味関心を持つ内容だろうから、彼の境遇がやや詳しく紹介されるんですが、

初対面かつ宿泊利用者同士の2人に関してはサラッとした紹介…

つまり、"食卓を囲む""一夜を楽しむ"程度のもので、そこから深堀りされる事はないんです。

初対面ならではのどことなく漂うぎこちない空気、

それを和らげようとする会話のやり取りも含めてリアリティがあって。

多くを語らないからこそ、この人は普段あんな想いを抱えながら生きてきて、

あんな生活を送っているんだろうな…という想像する"余白"が生まれました。

 

そして、ドラマをフィクションの世界…

仕事や学校、家事など、現実世界で頑張ってきた自分を癒す

"憩いの時間"だと捉える人が多いように、画面上でひたすら非日常な空間を味わえました。

それは、旅をしなかったら巡り会えなかったであろう様々な人との交流ももちろんなんですが、

何と言っても景色!景色を存分に味わわせてくれる演出も良いんです。

ドローンを駆使したカメラワークや(画面の3/4が雪で真っ白になるシーンも!)、

道子が旅を満喫している時の引きのカットの多さ、

CanonのCM風の少しセピアがかった写真まで…ビジュアル面だけでも見ていて楽しい。

見ているだけで自然と「旅行したい」…そんな好奇心が生まれて、

ワクワクした気持ちに駆られるようでした。

 

比較的冷静なナレーションとは裏腹に、雪景色の中ちょこんといる道子も可愛らしくて。

割と拾い物かもしれません。

ただ、視聴継続決定ではありますが、本作は非日常を味わいつつ、

自由に咀嚼しながら見るのが一番の楽しみ方な気がするので…

今後はのんびり見ていこうかな〜と思ってます。

 

 

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わげもん〜長崎通訳異聞〜 1話 感想|楽しむよりも難解さの方が勝ってしまった…

 

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これは…出演者のファンは物語に入り込めたのかな?

普段から大河ドラマを見ている視聴者だったらすんなり理解出来たのかもしれませんが、

全く見ていない私からしたら難解な印象が残ってしまって…

一発ではどんな話か掴みづらかったから、後で見返すくらいには難解でしたよ……(泣)

土曜日のNHKドラマには18時台に

時代劇の放送をメインとする「土曜時代ドラマ」という枠もあって、

そこではなくあえてこの「土曜ドラマ」枠で放送する事に

何かしらの理由があるのだろうと期待したんですけど、

結局分からず、初回を見終えてしまった感じです。

 

本作は、処理するには高度過ぎる問題がいくつか存在するんですよね。

まず、歴史ある長崎「出島」が舞台である事。

次に、外交が盛んな時代だったのもあって、複数の外国語が飛び交い

内容が入り込みづらい仕上がりになっている事。

そして…歴史用語が出てくるたびに登場人物やナレーションによる説明、

さらには当時を表した絵巻のカットが差し込まれるのが原因で

話の流れが止まり、話の腰を折っているように映ってしまっている事。

長崎の出島に焦点を当てて描く時代劇自体珍しいだろうし、

どんな時代だったのかを幅広い世代の視聴者に理解してもらうために

丁寧に作っているのは分かるんですが…

説明が多過ぎて、"ドラマ"ではなく

まるで授業中に見る歴史の教材ビデオを見せられているような感覚を覚えました。

う〜ん…こう言っちゃ元も子もないんですが、

本作を「新春スペシャル」にして、2時間半SPにしてしまった方が

しっくり来たんじゃないかなぁと思います。

 

そして、「後で見返すくらいには難解」と書いたのにも理由があります。

単純に言って、何の物語なのかが分かりづらい。

通訳者のルーツ、オランダ通詞を育成する"外交発展期"の日常を描く話と、

父が残した謎の言葉の真相を探し求めるミステリー要素と、

過去に辛い経験をした壮多(永瀬廉)が同じく傷ついた者を救う人情劇と…

ジャンルの違う内容が同時進行しているからややこしく感じるのです。

それに伴い…登場人物も多過ぎます。

主人公のいないシーンの尺も長くて、どこをメインにしたいのかが不明瞭。

いろんな意味で情報量過多で、整理整頓出来ていない気がしました…。

 

あとは、全4話という短さが災いしているのか、

壮多と周りの人々との人間関係の描写過程も強引なのかなぁ…とも。

だって、長崎に来たばかり、しかも初対面で…ですよ?

会って間もないのに、終盤では壮多の"良き理解者"みたいな描かれ方をしているんですもん。

詳しい事は分かりませんが、当時だったらはるばる遠い場所から身元不詳の青年がやって来たら

不審がって警戒する方が自然だろうに…??

神頭(高嶋政宏)以外はタメ口で打ち解けあっているのも何となく違和感。

もし「父を探して長崎までやって来た」設定をそのまま活かして

もう少し整合性のとれた流れを考えるとするならば、

小さい頃に父も母も亡くし、父の残した手帳を手掛かりにして、

父が何者だったのか知るために彷徨い歩き続けた結果 長崎に辿り着いて、

偶然居合わせた神頭が引き取って、周りの子供たちとも仲良くなってから数年後…

という感じで、人間関係の構築も含めて序盤の段階で済ませた方が

まだ本題の話も受け入れやすかったのではないでしょうか。

もちろん、父を探す"縦軸"部分は前面に出さずに展開していき、

3話辺りで糸口が見え始める…という構成が理想的だった事は言うまでもありませんが。

 

さて、どうかなぁ…

時代劇というジャンルが元々苦手な私からしたら、

次回も情報量過多だと視聴継続はちょっとキツいかもしれません…(汗)

話数が短いので早めに決断したい所。

来週は(期待していないものの)土10と土曜深夜で2本の新作が始まるので、

次回の内容によっては感想は書かない可能性があると思ってくださいませ…。

 

 

1/15追記:

 

2話も視聴。

父の真相を探すミステリー要素は少しなくなり

軸のブレた感じは薄まったかもしれませんが、

状況や歴史単語の説明過多による取っつきにくい印象は変わらず。

前回のあらすじの見せ方も、2話から初めて見る視聴者のために

親切に教えていると言えば聞こえは良いですが、

回想を交えながら、また一からナレーションで説明すればするほど

話のテンポが悪くなるという…(クリスペプラーさんに罪はない)

 

「通詞を本格的に目指し始める」という結末になったのを見る限り、

次回からが本番みたいですが、感想はもうリタイアいたします。

視聴は一応続けてみます。

 

っていうか…前回のラストを今回に持ってきても良かったんじゃ?

 

 

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しもべえ 1話 感想|ストーカー気質な謎のおじさんが大活躍!

 

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予想以上にコメディだった(笑)

正確に言えば、王道の学園ドラマに「世にも奇妙な物語」要素を足した

作品といった所でしょうか。

脚本家の荒木哉仁さんが「世にも奇妙」の、

しかも割と強烈なキャラクター(タテモトマサコ)を生み出している方だったので、

この出来はかなり"らしい"ですね。

もうね…序盤のしもべえ(安田顕)が走った時の漫画臭い煙演出の時点で笑えてきてw

肩の力を抜いて楽しめる作品をNHKでやるっていうのも面白いですし、

仕事疲れの金曜夜に見る作品としても悪くないと思います。

 

そして、安田顕さんに関しては、

スマホで呼び出すと無言で駆けつけるおじさん役が似合い過ぎるという(笑)

普段はシリアスか熱血のイメージが強い方だから、

コミカルな役でお見かけするのはとても新鮮…。

どことなく漂う不気味さは、全くしもべえの説明がされないまま

終わったっていう所にもあると思うんですけど。

充血気味の目力とか、癖の強い顔芸とか、剃りっぱなしの眉毛とか、

あとは…若干寅さんっぽい服装だとか、

場合によっては他人から見えたり見えなかったりする登場の仕方も含めて

シーンごとにコロコロ変わる表情を見せてきて、でも一切喋らないので(笑)

この人は一体何者??と怖いもの見たさで

ついつい次の登場を待ってしまう魅力もあるんですよねぇ…。

強面の安田顕さんじゃないと、この面白さは成立しなかったかもしれませんw

 

普通に「世にも奇妙」内での放送なら、ユリナ(白石聖)が乱用した事でスマホが暴走し、

最終的に襲われてバッドエンド…なんて結末で終わりでしょうけど、

本作は約1時間の連続ドラマなので。

ただ「ストーカー気質なおじさんが女子高生を助ける」だけで

最後まで引っ張らないだろうとは踏んでいます。

この手のトリッキーな作品は、初回はインパクトは強けれど、

回を重ねるごとにそれに慣れてしまって飽きが出始めるパターンも多いので…

物語自体が…オムニバスまでは行きませんが、幅広いシチュエーションやネタで、

かつそれを、最終回まで無言を貫く形で不気味な雰囲気をうっすらと漂わせたまま

見せて行ってくれたら良いなぁと思ってます。

 

気軽に見るのが一番の楽しみ方な気がするので、

今後も感想を書くかどうかはちょっと迷い所なんですが(笑)

まだ本命のドラマは始まらないですし、次回も書くつもりではいます!

 

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しもべえ 1話 感想|ストーカー気質な謎のおじさんが大活躍!

 

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予想以上にコメディだった(笑)

正確に言えば、王道の学園ドラマに「世にも奇妙な物語」要素を足した

作品といった所でしょうか。

脚本家の荒木哉仁さんが「世にも奇妙」の、

しかも割と強烈なキャラクター(タテモトマサコ)を生み出している方だったので、

この出来はかなり"らしい"ですけどね。

もうね…序盤のしもべえ(安田顕)が走った時の漫画臭い煙演出の時点で笑えてきてw

肩の力を抜いて楽しめる作品をNHKでやるっていうのも面白いですし、

仕事疲れの金曜夜に見る作品としても悪くなかったと思います。

 

そして、安田顕さんに関しては、

スマホで呼び出すと無言で駆けつけるおじさん役が似合い過ぎるという(笑)

普段はシリアスか熱血のイメージが強い方だから、

コミカルな役でお見かけするのはとても新鮮…。

どことなく漂う不気味さは、全くしもべえの説明がされないまま

終わったっていう所にもあると思うんですけど。

充血気味の目力とか、癖の強い顔芸とか、剃りっぱなしの眉毛とか、

あとは…若干寅さんっぽい服装だとか、

場合によっては他人から見えたり見えなかったりする登場の仕方も含めて

シーンごとにコロコロ変わる表情を見せてきて、でも一切喋らないので(笑)

この人は一体何者??と怖いもの見たさで

ついつい次の登場を待ってしまう魅力もあるんですよねぇ…。

強面の安田顕さんじゃないと、この面白さは成立しなかったかもしれませんw

 

普通に「世にも奇妙」内での放送なら、ユリナ(白石聖)が乱用した事でスマホが暴走し、

最終的に襲われてバッドエンド…なんて結末で終わりでしょうけど、

本作は約1時間の連続ドラマなので。

ただ「ストーカー気質なおじさんが女子高生を助ける」だけで

最後まで引っ張らないだろうとは踏んでいます。

この手のトリッキーな作品は、初回はインパクトは強けれど、

回を重ねるごとにそれに慣れてしまって飽きが出始めるパターンも多いので…

物語自体が…オムニバスまでは行きませんが、幅広いシチュエーションやネタで、

かつそれを、最終回まで無言を貫く形で不気味な雰囲気をうっすらと漂わせたまま

見せて行ってくれたら良いなぁと思ってます。

 

気軽に見るのが一番の楽しみ方な気がするので、

今後も感想を書くかどうかはちょっと迷い所なんですが(笑)

まだ本命のドラマは始まらないですし、次回も書くつもりではいます!

 

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ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇 1話 感想|月9との差別化が大事かも。

 

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全体的にふわふわとした雰囲気を纏わせて終わったな…という印象。

終盤のシーンでようやく、主人公を通して

「届けたい相手にしっかり届いてくれれば良い」という

メッセージを伝えたい話である事が何となく読み取れて、

今後どんな展開をして行きたいのかが見えてきたのは良かったですが、

物語が動き出すまでが遅かったように思いました。

 

そう思った理由は2つ考えられるでしょう。

まずは、ネットニュースを取り扱う部署でありながら、要素をあれこれ盛り込んでいるために

何を主体にした作品なのかが分かりづらく見えてしまっている事。

要は、そこまで重要ではない所まで水増しし過ぎなんですよね。

順々に見ていく感じだと、廃部に近い状態にある部署を

転部してきた凛々子(黒木華)が立て直す企業ドラマの要素があって、

彼女の能力に惚れ込んでいるらしい仁和(安藤政信)との関係性、

詳細不明なカメラマン・笹目(筧一郎)との関係性…2組の謎を掘り下げる要素もあって、

露骨な恋愛匂わせ要素もあって。

おまけに、マフラーを職場内でも頑なに外さないのを見る限りは、

実は首元にある傷を隠すための格好で、

後々それを巡った凛々子の背景が描かれる…そんな"縦軸"もプラスされそうで。

まぁ、最後のはただの予測に過ぎませんし、

初期設定を描く初回だからと言えばそれまでなんですが、

通常放送となる次回以降も、本題以外の要素を初回と同じくらいの配分で

盛り込む作りになったとしたら、「視聴リスト&期待度」でも書いた通り、

何を描きたいのか結局よく分からないまま終わった

前作「SUPER RICH」の二の舞になるかもしれない…

そんな嫌な予感はうっすらと感じさせました。

なるべく、余分な箇所は削いで魅せて行ってほしいです。

 

そして、もう1つは…主人公の人物造形にもう少し"厚み"みたいなものが感じられたら…

といった所でしょうか。

それはキャスト以外で強く印象の残らなかった他の登場人物にも言える事ですが、

主人公の引き立たせ方、周りとのバランスは重要になってくると思います。

何というか、劇中でもあった

まとめサイトを写したものを記事にしている」感じに近いんですよね。

無個性だとは思わないし、一応、辞書を引く、領収書を見せて問いかける、

空気の読まない発言などで

「曲がった事が嫌いな真っ直ぐな性格の主人公」風に見せてはいるんですが…

どれも視聴者を惹きつけるための"見かけ"にしか過ぎなくて。

日々何を抱えて生きているのか。世情の何に疑問を感じているのか…

そこらへんがサラッと済まされたような気がしました。

 

さらに、見ていて感じたのは…意外にも、月9の主人公と外見も性格も被ってしまっている事。

まだ始まってはいませんが、予告の時点でインパクトは強いです。

本作の場合、"ちょっと変わり者"くらいのレベルで留まったら

引きが弱くなってしまう恐れがあります。

あっちは原作がある以上、癖の強さに磨きをかけようとしても

比べられて終わりでしょうから、

人間的な部分の描写を重ねて差別化した方が吉なのかもしれません。

 

という訳で、懸念点もあってまだまだ様子見…といった感じの初回ではありましたが…

ターゲットを被害者か加害者のどちらかに寄せるでも、

噂だらけのSNSを悪とするのでもなく

「ネットの力を信じてもないし、諦めてもいない」という

曖昧な着地点で終わらせたのは、割と新鮮味はあったと思います。

でも、本当に面白いかどうかは次回以降にかかっています。

ネット世界でいろんなコメントが飛び交うように、

主人公の"信念"が周りにも影響して、

皆それぞれ自分なりの考え、やり方で真相を突き止めていく…

"正解は1つではない"しかし考えさせられる…みたいな物語の紡ぎ方をしてくれたら

化ける可能性はあるかも…??

そこにわずかな望みをかけて、次回も見てみるつもりです。

 

↓次回の感想はこちら↓

kimama-freedays.ddns.net

 

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2022年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度

 

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1/25:「ミステリと言う勿れ」の最新話の感想をUPしました。

 

こんにちは、りんころです!

毎度おなじみ、視聴予定のドラマを紹介する時期がやってまいりました。

(そして、ようやく復旧出来ました。大変お騒がせしましたm(_ _)m

自業自得なんですけどね...前々から時間かけて作成する記事だけに、

もう心折れかけながら一から打ち直しましたよ...orz 複製大事!w)

 

今回からは少しアップデートして、12/26時点で発表されている冬ドラマを

「◉毎回書く可能性の高いドラマ」

「○大きく外さなければorスケジュール次第では毎回書くドラマ」

「△初回だけしか書かないor内容次第では初回も書かない可能性のあるドラマ」

「×視聴する予定のないドラマ」

の4種類(優先度)に分けて紹介していこうと思います。

※ちなみに、初回も放送されていない段階で決めているので、あくまでも"予定"です(謝)

 

 

私が今期視聴&感想執筆するドラマはこちら!

 

曜日・放送時間順にまとめてあります。※既に放送されているドラマは除く

曜日別に知りたい方は曜日を、

ドラマの詳細を知りたい方は、ドラマタイトルをクリックしてみて下さい!

 

放送 作品一覧 主演 優先度
月曜日
フジ
月9
ミステリと言う勿れ 菅田将暉
フジ
月10
ドクター・ホワイト 浜辺美波
NHK
月10
恋せぬふたり 高橋一生岸井ゆきの
テレ東
月11
ユーチューバーに娘はやらん! 佐々木希 ×
日テレ
月深夜
恋の病と野郎組 Season2 HiHi Jets ×
火曜日
TBS
火10
ファイトソング 清原果耶
水曜日
日テレ
水10
ムチャブリ!わたしが社長になるなんて 高畑充希
テレ東
水深夜
部長と社畜の恋はもどかしい 中村ゆりか ×
日テレ
水深夜
FUN! FUN! FANTASTICS SEASON2 FANTASTICS ×
テレ東
水深夜
僕を主人公にした漫画を描いてください! 町田啓太 ×
木曜日
テレ朝
木9
となりのチカラ 松本潤
フジ
木10
ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇 黒木華
金曜日
テレ東
金8
駐在刑事Season3 寺島進 ×
NHK
金10
しもべえ 安田顕
TBS
金10
妻、小学生になる。 堤真一
テレ朝
金11
愛しい嘘〜優しい闇〜 波瑠
テレ東
金深夜
シジュウカラ 山口紗弥加 ×
テレ東
金深夜
鉄オタ道子、2万キロ 玉城ティナ
土曜日
NHK
土9
わげもん〜長崎通訳異聞〜 永瀬廉
日テレ
土10
逃亡医F 成田凌
テレ朝
土11
もしも、イケメンだけの高校があったら 細田佳央太 ×
テレ朝
土11
鹿楓堂よついろ日和 小瀧望
フジ
土11
おいハンサム!! 吉田鋼太郎
テレ朝
土深夜
封刃師(ふうじんし) 早乙女太一 ×
日曜日
TBS
日9
DCU 阿部寛

 

 

2022年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度

 

視聴&初回執筆予定の17作品と期待度を発表していきます。

※上から
タイトル/初回放送日/放送局/時間/視聴前期待度(最大:★5つ)
作品概要/コメント/主な出演者/スタッフ(脚本、演出etc)/
という構成になっております。

※初回放送日、スタッフに関する情報は、12/26時点のものです。

 

月曜日

 

ミステリと言う勿れ(1/10・フジテレビ・月曜21時)★★★

 

天然パーマがトレンドマークの主人公が淡々と自身の見解を述べるだけで事件の謎も人の心も解きほぐしていく、"ミステリのようでミステリでない"令和版・新感覚ミステリードラマ。

 

発表された時の設定を読んだ時点で面白そうだと思ったし、劇伴も良いし、

淡々と語られる主人公の独白シーンを聞くと良作になる予感はするんですが…

それでも期待度を星★4つに出来ないのは、

「トレース〜科捜研の男〜」スタッフなのが引っかかるからなんですよねぇ………。

(確か、キャッキャうふふな恋愛とか、

某崖さんが演じた癖強な刑事&新人のパートが多かったせいで、

科捜研らしく真相を追い求める主人公の姿が十分に描かれなかった印象が…

実際に原作を読まれた方も「原作は面白かったのに」って呟かれていたような…?^^;)

 

そしてこの枠は、説明し過ぎる台詞でお涙頂戴路線にしがちでもある。

本作の場合、会話劇が肝だと思うんですが。さて、今回はどうかなぁ…?

 

出演:菅田将暉伊藤沙莉尾上松也筒井道隆遠藤憲一

脚本:相沢友子(「鍵のかかった部屋」「人は見た目が100パーセント」「トレース」)

演出:松山博昭(「ライアーゲーム シリーズ」「人は見た目が100パーセント」「トレース」)

   品田俊介(「ナオミとカナコ」「隣の家族は青く見える」「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜2」)

   相沢秀幸(「グッド・ドクター」「ラジエーションハウスⅡ」「SUPER RICH」)

音楽:Ken Arai(「鍵のかかった部屋」「トドメの接吻」「トレース」)

プロデュース:草ヶ谷大輔(「コンフィデンスマンJP」「トレース」「ラジエーションハウスⅡ」)

       熊谷理恵 (「おじさんはカワイイものがお好き」「カラフラブル」)

主題歌:「」

原作 :田村由美『ミステリと言う勿れ』

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/mystery/

 

 

ドクターホワイト(1/17・フジテレビ・月曜22時)★★★★

 

白衣だけをまとい現れた謎の女性・白夜が、豊富な医療知識と天才的な診断能力で数々の病名を覆しては患者の命を救っていく、新感覚の医療ミステリードラマ。

 

全体的な雰囲気も原作者も違うし、浜辺美波さんが出演されてたからって言うのに

引っ張られているだけかもしれないんですけど…

主人公の設定を読む限り、なんとな〜く2015年放送の「無痛」を彷彿とさせて

ワクワクしちゃっている自分がいるんですよねぇ。

前作に続いて、主題歌もOP映像も含めて、引き込まれる作りだったら良いなぁと。

そして、最近作品に恵まれていない(個人的印象)感じのする浜辺美波さんの

久々の当たり作品となるかどうか?

 

出演:浜辺美波柄本佑瀧本美織勝地涼片桐仁

脚本:小峯裕之(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「SUITS/スーツ シリーズ」「アノニマス」)

演出:城宝秀則(「フラジャイル」「4分間のマリーゴールド」「竜の道」)

   河野圭太(「僕らは奇跡でできている」「危険なビーナス」「推しの王子様」)

   北坊信一(「She」「実況される男」「危険なビーナス」「プロミス・シンデレラ」)

音楽:福廣秀一朗(「東野圭吾 手紙 ※SP」「女の戦争〜バチェラー殺人事件〜」)

プロデューサー:河西秀幸(「嘘の戦争」「パーフェクトワールド」「10の秘密」「青のSP」)

        小林宙 (「家族ゲーム」「海月姫」「SUITS/スーツ1」「レンアイ漫画家」)

主題歌:「」

原作 :樹林伸『ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ』『ドクター・ホワイト 神の診断』

公式サイト:https://www.ktv.jp/dr_white/

 

 

恋せぬふたり(1/10・NHK総合・月曜22時45分)★★★★

 

人を好きになったことがない、なぜキスをするのか分からない…そんな女性が出会ったのは、恋愛もセックスもしたくない男性だった。恋人でも夫婦でもない2人が始めた同居生活は、周りに波紋を広げていく…。この社会に生きる全ての人がきっと笑顔になれる、ラブではないコメディ。

 

最近のNHKドラマの作りって「民放ドラマ寄り」か「"攻め"を意識した仕上がり」の

2パターンに分かれると思っていて。本作の可能性を考えるとしたら...後者ですかね。

でも、脚本家は恋愛ドラマにある程度携わっている方ですし、

刺激的な場面作りよりかは、淡さや切なさを醸し出させる雰囲気になるだろうと踏んでいます。

 

初回を見てみない事にはまだ分かりませんが...題材自体に新鮮さはあるので、

物語で魅せつつほんの少し考えさせられる作品になると良いなぁと。

 

出演:岸井ゆきの高橋一生

作 :吉田恵里香(「花のち晴れ」「Heaven?」「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」)

演出:野口雄大 (「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」「エール」)

   押田友太 (「舞え!KAGURA姫 ※SP」「おかえりモネ」)

   土井祥平 (「ダークスーツ」「真田丸」「半分、青い。」「ドリームチーム」)

音楽:阿部海太郎(「スローな武士にしてくれ」「ライジン若冲」※全てSP)

プロデューサー:大橋守 (「お母さん、娘をやめていいですか?」「ハムラアキラ」)

        上田明子(「この声をきみに」「伝説のお母さん」「おかえりモネ」)

主題歌:CHAI「まるごと」

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/ts/VWNP71QQPV/?cid=orjp-drama-lineup

 

 

火曜日 

 

ファイトソング(1/11・TBS・火曜22時)★★★

 

夢破れたスポ根ヒロイン、一発やミュージシャン、万年片想いの一途な幼馴染...そんな不器用な3人が恋をし、立ち直っていくまでの成長物語。今までの火曜ドラマとは一味違った「ヒューマン+ラブコメディ」となっている。

 

ブコメ売りの火10ドラマとは基本的に相性は合わないのですが、

今回はそのイメージを少し払拭してくれる作品と出会えそう。

なぜなら...登場人物同士のやりとりだけでも成立出来るような

"愛らしい人物造形"が強みの脚本家さんの作品だから。

 

少なからず、主人公や主要人物の不快な態度が決め手となって

リタイアした事が多い私にとっては、そこは一番の安心材料となるでしょう。

そして、恋愛よりも"成長物語"をうたっている所も、

ある種のマンネリ化を防いでくれるのかもしれません。

 

出演:清原果耶、間宮祥太朗菊池風磨

脚本:岡田惠和(「ひよっこ シリーズ」「この世界の片隅に」「にじいろカルテ」)

演出:岡本伸吾(「99.9 シリーズ」「大恋愛」「この恋あたためますか」)

   石井康晴(「逃げるは恥だが役に立つ」「テセウスの船」「ドラゴン桜(2021)」)

   村尾嘉昭(「アンナチュラル」「死にたい夜にかぎって」「#家族募集します」)

音楽:大間々昂(「花のち晴れ」「おカネの切れ目が恋のはじまり」「ボクの殺意が恋をした」)

編成:宮﨑真佐子(「逃げるは恥だが役に立つ」「大恋愛」「婚姻届に判を捺しただけですが」)

   中西真央 (「書類を男にしただけで ※SP」「最愛」)

プロデューサー:武田梓 (作品不明)

        岩崎愛奈(「プリズンホテル」「私の家政夫ナギサさん」「#家族募集します」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/fight_song_tbs2022/

 

 

水曜日 

 

ムチャブリ!わたしが社長になるなんて

(1/12・日本テレビ・水曜22時)★★ ←リタイア

 

出世欲ナシ!争いごとキライ!仕事もほどほどにやり過ごしていたごく平凡な社員が、ある日いきなり子会社の社長に大抜擢!?正反対の男たちに板挟みされながらも仕事に恋に奔走する、爽快お仕事エンターテインメント。

 

"ひょんな事から"展開、三角関係で繰り広げていく

恋愛&お仕事両立ドラマって感じですかね。

火10の新ドラマに岡田惠和先生のエッセンスが加わった代わりに、

今度はこっちが従来の火10ドラマっぽくなりそうな。

...って書いてたら、「恋つづ」の脚本家さんでしたか...私には合わなかったのでねぇ......(汗)

 

出演:高畑充希、志尊淳、松田翔太

脚本:渡邉真子(「表参道高校合唱部!」「プリティが多すぎる」「恋はつづくよどこまでも」)

演出:猪股隆一(「家売るオンナ シリーズ」「私たちはどうかしている」「コントが始まる」)

   狩山俊輔(「俺のスカート、どこ行った?」「知らなくていいコト」「恋です!」)他

音楽:河野伸 (「おっさんずラブ シリーズ」「俺の家の話」「正義の天秤」)

チーフプロデューサー :加藤正俊 (「偽装不倫」「白衣の戦士!」「ハコヅメ」「恋です!」)

プロデューサー:鈴木亜希乃(「君と世界が終わる日に シリーズ」「高嶺の花」「トップナイフ」)

        柳内久仁子(「家売るオンナ シリーズ」「ニッポンノワール」「未満警察」)

主題歌:ENHYPEN「Always」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/muchaburi/

 

 

木曜日 

 

となりのチカラ(1/20・テレビ朝日・木曜21時)★★

 

思いやりと人間愛だけは人一倍、だけど何をしても中途半端で半人前な主人公が、同じマンションに住む住人たちの悩みを解決し、やがてそのマンションがひとつのコミュニティーとなって強い繋がりを持っていく様子を描く社会派ホームコメディー。

 

遊川脚本の作品は、基本的にはフォーマットは変わらないイメージ。

木10の新ドラマがあまり期待出来そうにないので、こちらだけでも面白ければ良いんですが、

ここ最近は強引に漂白させるラストが続くからなぁ...正直、食傷気味です。

ただ、松潤とのタッグには興味はあります。

 

出演:松本潤上戸彩小澤征悦映美くらら

脚本:遊川和彦 (「過保護のカホコ」「ハケン占い師アタル」「35歳の少女」)

演出:遊川和彦 (「遊川和彦への挑戦状 ※SP」「恋妻家宮本 ※映画」「ハケン占い師アタル」)他

音楽:平井真美子(「過保護のカホコ」「ハケン占い師アタル」「35歳の少女」)

ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(「おっさんずラブ シリーズ」「BG シリーズ」「消えた初恋」)

プロデューサー:秋山貴人 (「家政夫のミタゾノ シリーズ」「BG シリーズ」「先生を消す方程式」)

        松野千鶴子(「緊急取調室 シリーズ」「おっさんずラブ シリーズ」「にじいろカルテ」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/tonarinotikara/

 

 

ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇(1/6・フジテレビ・木曜22時)★★

 

大手出版社運営のニュースサイトがモチーフとなっている。思わぬ広がり方を見せる現代のネット社会において、メディアがどうあるべきか?そして、そこで働く者たちの仕事・生き方・恋愛を通して、新時代の"人と人とのつながり"をも描く、完全オリジナルの社会派"風"お仕事エンターテインメント。

 

本作に関しては懸念点がたくさんありますね。

出版業会を舞台にしておきながら、公式の概要では"お仕事"と"恋愛"を同列で扱っている上に、

「社会派"風"お仕事エンターテインメント」とうたっている事。

脚本家が弱過ぎる事。

そして、そもそもゴシップの題材自体がお腹いっぱいである事。

"風"だけに、"風"穴を開ける作品になってくれると良いんですが...

内容次第では、仕事も恋愛も配分なく盛り込んだ結果

何を描くドラマなのかが曖昧になった前作の簡易版になりそうです。

 

出演:黒木華溝端淳平野村周平野間口徹

脚本:関えり香(「ハロー張りネズミ」「後妻業」「ストロベリーナイト・サーガ」)

   橋本夏 (「おっさんのケーフェイ ※映画」「おしえて北斎!※アニメ」)

   青塚美穂(「伊藤くん A to E」「この恋あたためますか」「じゃない方の彼女」)

演出:石川淳一(「リーガルハイ シリーズ」「海月姫」「レンアイ漫画家」)

   木村真人(「絶対零度(2020)」「知ってるワイフ」「推しの王子様」)

   木下高男(「メゾン・ド・ポリス」「M 愛すべき人がいて」「彼女はキレイだった」)

   淵上正人(「新宿セブン」「デイジー・ラック」「レンアイ漫画家」)

音楽:得田真裕(「監察医 朝顔 シリーズ」「アンナチュラル」「#リモラブ」「ナイト・ドクター」)

編成企画:渡辺恒也 (「警視庁いきもの係」「海月姫」「ストロベリーナイト・サーガ」)

     髙木由佳 (作品不明)

プロデュース:芳川茜(「メゾン・ド・ポリス」「リカ」「彼女はキレイだった」)

主題歌:キタニタツヤ「」

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/gossip/index.html

 

 

金曜日 

 

しもべえ(1/7・NHK総合・金曜22時)★★★

 

突如、高校生・ユリナのスマホに現れたおじさん。彼女が何かに困っているたびに助けてくれる存在だったが、無言で現れ、すぐ去っていくので正体は不明...。そんな謎のおじさん・しもべえと、夢に向かって動き出すユリナの2人の姿を描いていく。

 

ストレートなコメディで行くのか。コメディと社会派の二面性で行くのか。

これは..初回を見てみないとよく分かりません(笑)

でも、安田顕さんの時点で、ある程度の面白さは確保されてそう。

 

出演:安田顕白石聖、金子大地、矢作穂香、内藤秀一郎、矢田亜希子

脚本:荒木哉仁 (「世にも奇妙な物語『タテモトマサコ』『配信者』『デジャヴ』※SP」)

   遠山絵梨香(「警視庁・捜査一課長2020 10話」「ハルとアオのお弁当箱」)

演出:山内大典 (「海月姫」「ストロベリーナイト・サーガ」「知ってるワイフ」)

   紙谷楓  (「海月姫」「血こなに手は抽選で」「竜の道」「彼女はキレイだった」)

音楽:大友良英  (「いだてん」「不要不急の銀河 ※SP」)

制作統括:谷口卓敬(「男の操」「デイジー・ラック」「決してマネしないでください。」)

     小林宙 (「家族ゲーム」「海月姫」「SUITS/スーツ1」「レンアイ漫画家」)

主題歌:「」

原作 :村田ひろゆき『しもべえ』

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/ts/P84K566R3V/?cid=orjp-drama-lineup

 

 

妻、小学生になる。(1/21・TBS・金曜22時)★★★★

 

10年前に妻を亡くしてから生気のない日々を送っていた主人公の元に現れたのは、なんと小学生!元愛妻家の男と、外見は小学生の妻、そして大人になりきれない娘の、ちょっと変わった3人による家族再生の物語が始まる。

 

この手の設定だと、亡くなった奥さんor彼女がおじさんに生まれ変わる...

っていう作品はありましたね。で、今回は小学生。

原作もありますし、脚本家も個人的にツボな作品を生み出す方なので、安心感は強いです。

そして、疑似家族モノとか、ハートフルな世界観とか、

心の傷ついた主人公が徐々に前を向き始めるまでを描いた話とか、

今のところは好き要素が多そう...

お涙頂戴に寄らずに、純粋に"良い"作品であって欲しいですね。

 

出演:堤真一石田ゆり子蒔田彩珠、毎田暖乃 他

脚本:大島里美(「忘却のサチコ シリーズ」「凪のお暇」「おカネの切れ目が恋のはじまり」)

演出:坪井敏雄(「カルテット」「凪のお暇」「この恋あたためますか」「リコカツ」)

   山本剛義(「Nのために」「凪のお暇」「私の家政夫ナギサさん」「オー・マイ・ボス!」)

   大内舞子(「女はそれを許さない」「屋根裏の恋人」「この恋あたためますか」)

   加藤尚樹(「コウノドリ シリーズ」「あなたには帰る家がある」「MIU404」)

音楽:(「」「」「」)

プロデュース:中井芳彦(「義母と娘のブルース」「凪のお暇」「この恋あたためますか」)

主題歌:「」

原作 :村田椰融『妻、小学生になる。』

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/tsuma_sho_tbs/

 

 

愛しい嘘〜優しい闇〜(1/14・テレビ朝日・金曜23時15分)★★

 

懐かしい同級生に、初恋の人との再会...そんな胸躍る同窓会を夢見ていたが、出席者を待ち受けていたのは、胸をかきむしる"悲劇のはじまり"だったーー。回を重ねるごとに登場人物たちの化けの皮が剥がれ、状況の見え方すらも超高速展開で二転三転していく本格ラブサスペンス。

 

うーん...どことなく漂う"某有名Pの原案"臭...(滝汗)

原作があるとは言え、かつてこの枠で放送された「漂着者」で培ったノウハウを

テレ朝側が吸収して、今度はそれをアウトプットしたような

そんな作品になりそうな気がしております。

つまり、内容の充実度よりも、SNSでバズらせるのが最優先なんじゃないかってね...。

 

出演:波瑠、林遣都溝端淳平本仮屋ユイカ黒川智花松村沙友理

脚本:丑尾健太郎(「ブラックペアン」「ノーサイド・ゲーム」「半沢直樹(2021)」)

   神田優  (「ブラックペアン」「アライブ」「アリバイ崩し承ります」「漂着者」)

演出:樹下直美 (「未解決の女 シリーズ」「この声をきみに」「東京独身男子」)

   日暮謙  (「過保護のカホコ」「FINAL CUT」「あのときキスしておけば」「言霊荘」)

   木内健人 (「さくらの親子丼 シリーズ」「TWO WEEKS」「24 JAPAN」)

音楽:横山克  (「わろてんか」「トップナイフ」「ドリームチーム」「ネメシス」)

プロデューサー:大江達樹 (「ドクターX シリーズ」「スミカスミレ」「七人の秘書」)

        中込卓也 (「明日の君がもっと好き」「やすらぎの刻〜道」「モコミ」)

        山本嘉彦 (「時効警察はじめました」「泣くな研修医」)

        小路美智子(「先生を消す方程式。」「泣くな研修医」)

主題歌:「」

原作 :愛本みずほ『愛しい嘘 優しい闇』

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/itouso/

 

 

鉄オタ道子、2万キロ(1/7・テレビ東京・金曜24時12分)★★★

 

鉄道オタク歴10年の道子が、日本全国に散在するローカル駅を目指し旅に出る。それぞれの場所で生きる人々、景色や絶品グルメを堪能しながら本当の自分を探す、オムニバス形式の旅情ドラマ。

 

鉄オタというほどではないんですが、私も馴染みのない駅を探索したり

電車に乗ったりするのは好きなので(笑)

「こうなってるんだ〜」って楽しみつつ、見るつもりです。

 

出演:玉城ティナ栗原類、六角精児 他

脚本:竹村武司(「サ道 シリーズ」「山田孝之のカンヌ映画祭」「このマンガがすごい!」)

   たかせしゅうほう(「日本ボロ宿紀行」「ひねくれ女のボッチ飯」)

   鈴木史子(「片恋グルメ日記」「それでも愛を誓いますか?」)

   中村允俊(「SUITS/スーツ2」「JKからやり直すシルバープラン」)

   市川榮里(「ケータイ少女 〜恋の課外授業〜」)

監督:古澤健 (「朝が来る」「パーフェクトクライム」「お茶にごす。」)

   ヤング・ポール(「それでも僕は君が好き ※SP」「ゲキカラドウ」)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:村田充範(「JKからやり直すシルバープラン」)

        山野和也(「聖アリス学園 シリーズ」「ケータイ少女 〜恋の課外授業〜」)

        涌田秀幸(「このマンガがすごい!」「荒ぶる季節の乙女どもよ。」)

OPテーマ:「」

EPデーマ:「」

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/tetsuotamichiko/

 

 

土曜日 

 

わげもん〜長崎通訳異聞〜(1/8・NHK総合・土曜21時)★★★

 

わげもんとは、和解(わげ)者=通訳者の事を指す。江戸時代に「西洋への窓口」として栄えてきた長崎が舞台となっており、そこに父の失踪の謎を追って江戸からやってきた青年・壮多が、オランダ通詞を目指しながらも、仲間と共に父の真実に挑んでいく。

 

「おかえりモネ」の"りょーちん"を好演した永瀬廉さんの主演作。

時代劇はあまり見慣れていなくて苦手寄りのジャンルではありますし、

通訳者のルーツを描くというよりかは、

最終的によくある"縦軸"を使った復讐モノに落ち着くのかな...?とも思いますが、

とりあえず見てみます。

 

出演:永瀬廉、小池徹平久保田紗友

作 :宮村優子(「花燃ゆ」「相棒 season14,15」「アシガール」)

演出:盆子原誠(「ごちそうさん」「とと姉ちゃん」「西郷どん」「おちょやん」)

   椰川善郎(「純と愛」「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」「おちょやん」)

音楽:森悠也 (「ブラッククローバー」「ウルトラマンタイガ」「怪物事変」※全てアニメ)

制作統括:内田ゆき(「アシガール」「スカーレット」「六畳間のピアノマン」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/ts/Y3V69G2P4K/?cid=orjp-drama-lineup

 

 

逃亡医F(1/15・日本テレビ・土曜22時)★

 

天才外科医がある日恋人殺しの濡れ衣を着せられる!?医師の手を必要とする人々を救いながらも、恋人の兄や国家権力など自身を脅かす追手から逃げ、真犯人を突き止め復讐するまでの物語を描く。

 

もうね..。公式の作品概要読んでるだけで、設定が盛り盛りなのが伝わってきて...

まだ始まってもないのに「作品の方向性が迷子になってない?

っていうか、主人公を医師設定にする必要あった??」ってツッコんじゃいそうです(苦笑)

この枠は定期的に大コケする上に、「あな番」の脚本家なので、全然期待はしておりません...。

 

出演:成田凌、森七菜、桐山照史前田敦子安田顕松岡昌宏

脚本:福原充則(「視覚探偵 日暮旅人」「ヒーローを作った男 ※SP」「あなたの番です」)

演出:佐藤東弥(「地味にスゴイ!」「サバイバル・ウェディング」「ハケンの品格(2020)」)

   大谷太郎(「ボイス 110緊急指令室 シリーズ」「ドロ刑」「未満警察」)他

音楽:今堀恒雄(「はじめの一歩 シリーズ ※アニメ」「脳男 ※映画」)

チーフプロデューサー :三上絵里子(「孤食ロボット」「きよしこ ※SP」「ボイスⅡ」「二月の勝者」)

統轄プロデューサー  :萩野哲弘 (「視覚探偵 日暮旅人」「イノセンス」「美食探偵 明智五郎」)

プロデューサー:藤村直人 (「HiGH&LOW シリーズ」「未満警察」)

        本多繁勝 (「これは経費で落ちません!」「美食探偵 明智五郎」)

主題歌:「」

原作:伊月慶悟 作画:佐藤マコト『逃亡医F』

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/toubouif/

 

 

鹿楓堂よついろ日和(1/15・テレビ朝日・土曜23時30分)★★

 

いろいろな悩みを抱え、ちょっぴり人生に傷ついたお客さんを、4人のイケメン着物男子が心地良い距離感とさりげないおもてなしで癒していく、おいしくて優しい"癒し系飯テロ"ドラマ。

 

4人のイケメン着物男子...で、公式サイトのページをもっと読み進んでいくと

「あなただけの"推し"を見つけて、癒やされてくださいね。」とも書かれてあるので、

乙女ゲー色が強い作品だったとしたら、私はお呼ばれはしてないんですけどね。

↑いやでも、枠名は「オシドラサタデー」だから...そんな事言っても...って感じかw

 

とりあえず、食べる事も、癒されるドラマも好きなので、

初回はチェックしてみようかな...くらいのレベルです。


出演:小瀧望葉山奨之大西流星、佐伯大地、白洲迅

脚本:泉澤陽子   (「お迎えデス。」「いつまでも白い羽根」「ギルティ」「リコカツ」)

監督:Yuki Saito(「おっさんずラブ シリーズ」「書けないッ!?」「あのときキスしておけば」)

   柴田啓佑 (「天 天和通りの快男児」「ミリオンジョー」「ゲキカラドウ」)

   佐藤恵梨子(作品不明)

音楽:未知瑠  (「ギヴン ※アニメ」「映画 賭ケグルイ(2021)」)

ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(「おっさんずラブ シリーズ」「書けないッ!?」「消えた初恋」)

プロデューサー:貴島彩理 (「おっさんずラブ シリーズ」「あのときキスしておけば」)

        都志修平 (「僕はどこから」「メンズ校」「DIVE!!」)

        新野安行 (「鈍色の箱の中で」「劇場 ※映画」「家裁の人 ※SP」)

        疋田理紗 (「鈍色の箱の中で」「ハゲしわしわときどき恋 ※SP」)

主題歌:ジャニーズWEST「黎明」

原作 :清水ユウ『鹿楓堂よついろ日和

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/rokuhodo/

 

 

おいハンサム!!(1/8・フジテレビ・土曜23時40分)★★★

 

ランチの女王」のクリエイターが監修。3人娘の幸せを願い奮闘する父親が巻き起こす奇想天外な出来事にクスッと笑えて、ほっこりさせられて、思わずお腹が空いてしまうような...そんな全く新しいラブ&ファミリードラマが誕生!

 

ごく普通の昔ながらのホームドラマって感じはするんですけどね。

まぁ...吉田鋼太郎さんのハッチャけた演技は本当に面白いので(笑)

気軽に見ていこうと思います。

 

出演:吉田鋼太郎木南晴夏佐久間由衣、武田玲奈、MEGUMI

脚本・演出:山口雅俊(「闇金ウシジマくん シリーズ」「新しい王様 シリーズ」「ハケンの品格2」)

音楽:(「」「」「」)

エグゼクティブプロデューサー:宮川朋之(「三屋清左衛門残日録 シリーズ ※SP」「アイヌモシリ ※映画」)

プロデューサー:山口雅俊(「闇金ウシジマくん シリーズ」「ハケンの品格2」「恋はDeepに」)

        遠山圭介(「限界団地」「仮面同窓会」「その女、ジルバ」)

        塚田洋子(「山おんな壁おんな」「冬の日 ※SP」「小さな橋で ※SP」)

        藤井理子(作品不明)

        森正文 (作品不明)

主題歌:和田アキ子「YONA YONA DANCE」

原作 :伊藤理佐 『おいピータン!!』『おいおいピータン!』

         『渡る世間はオヤジばかり』『チューネン娘。』『あさって朝子さん』

公式サイト:https://www.tokai-tv.com/oihandsome/

 

 

日曜日 

 

DCU(1/16・TBS・日曜21時)★★

 

普通の捜査では困難な日本全国の河川や湖などあらゆる水中に潜り、隠された証拠を探し事件を解決する「DCU」の人々の物語。ルールを無視してでも必ず真実を突き詰めるまで諦めない主人公が、様々な難事件を解き、その裏に潜む悪に立ち向かっていく。

 

前クールの期待度で書いた「素材は良いのに味付けで台無し」通りの

出来になってしまった前作...からの次作。

というか、ここ最近はそういう作品が続く印象です。

ハリウッドの制作会社とタッグを組めば、そりゃあ演出は見応えあるんでしょうが...

結局また悪党を加えてくるとなると、

「TOKYO MER」と似たような仕上がりになるのかな?と思ってます。

 

出演:阿部寛横浜流星中村アン、山崎育三郎、趣里

脚本:(「」「」「」)

演出:(「」「」「」)

   (「」「」「」)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:伊與田英徳(「半沢直樹 シリーズ」「陸王」「ノーサイド・ゲーム」)

        関川友理 (「SAKURA〜事件を聞く女〜」「ドロ刑」「神ちゅーんず」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/DCU_japan/

 

 

真犯人フラグ(日本テレビ・日曜22時30分)現在放送中

 

 

まとめ

 

期待度ランキングをTOP5で付けるならば...

1位 妻、小学生になる。(TBS・金10)

2位 恋せぬふたり(NHK総合・月10)

3位 ドクターホワイト(フジ・月10)

4位 ミステリと言う勿れ(フジ・月9)

5位 しもべえ(NHK総合・金10)

といった感じ。

 

ここからは、ドラマのラインナップを見ての超個人的な所感をつらつらと...。

 

1クールに最低1作品あると言っても過言ではない医療ドラマ

 

まぁ、これは主に月9に多いんですけど(笑)

医療器具は使い回せるし、活躍するのは基本的に病院内だから

場所を押さえる事さえすれば他のロケ代は節約できるだろうし、成功例もあるし、

あとは生きる上で一番身近な題材だし...って事で生み出しやすいんでしょう。

...っていう勝手な憶測は置いといて。

 

今期の場合は「ドクターホワイト」「逃亡医Fが医療モノに該当するものの、

片方はミステリー、片方は逃亡劇と、ジャンルの違った要素を組み込ませて

既視感をなくしたドラマに仕立てようとしている感じですね。

月9もミステリーで被ってるやん...とは言わないでおこうw

 

これが吉と出るか、凶と出るか。そこも注目ポイントです。

 

日テレのドラマ大丈夫!?問題←個人の意見です

 

世間で好評だったのも含めれば、

去年は「コントが始まる」「ハコヅメ」「恋です!」「二月の勝者」と良作を何作も生み出し、

「日テレだから」というイメージを変える事に成功した日テレドラマ(あくまでも印象)。

私自身もよっと考えを改めるくらいでしたが...

今期のプライム帯ドラマ3本に関しては、今の所どれも惹かれないんですよねぇ...残念ながら。

 

余計なお世話なのは重々承知ですが、いい意味で期待を裏切ってくれる出来じゃないと

水10と土10はリタイアしてしまいそう。

(日10はあの...キャストの都合で切れないんです...orz)

特に土10は不安でしかない。

 

いつものごとく、月曜日に書くドラマは1本に絞ります

 

前々から訪問して下さっている読者さんならご存知の方もいると思いますが、

月曜日は深夜から大好きな某バラエティ番組(夜〇〇〇)を見ている都合で

月9か月10のどちらかしか書けません。

(ちなみに、「よるドラ」枠のドラマは録画視聴なので、ここの対象には含みません。)

 

ですが...今期に限ってはどちらも面白そうなのが困り所(笑)

どれを視聴継続して、どれをリタイアするか...で様子見して、

リタイアするのが火10か水10だった場合は

そこに月曜のどっちかのドラマ感想をスライドさせようかなぁと考えております。

あとは...土曜日かな?遅くはなってしまうけれども。

 

冬季オリンピック」が作品のクオリティを左右する?

 

これは憶測of憶測なので、軽く読み流して下さい。

実際に、去年の夏クールは、一部良い作品はあったものの

あまり気乗りしない微妙な作品ばかりだった記憶があるので...(汗)

杞憂に終わってくれる事を願ってます。

 

***

 

感想は初回のみにする予定の作品も何作がありますが、また余裕があれば

前期のように「雑感集」としていくつかの感想をちょこっとずつまとめた記事を

上げるつもりです。

ただ、前期は2回やって終わったので...(苦笑)これもあくまでも"予定"です。

 

そして、新年を節目にいろいろとフォーマットを改造してみたのですが、

いかがだったでしょうか?

特定の曜日のドラマだけをチェックしたいという方にとっては

指やマウスのスクロールで動かしての確認しか出来ないので、

不便だったのではないかな〜と感じたのがきっかけで、手探りでいじってみました。

tableタグは普段全然触れないもので忘れてて、表を作るのにかなり苦戦しました(笑)

見づらい!分かりづらい!など、何かご不便な点がありましたら

教えていただけると幸いです。

 

ではでは、個人的ヒット作が出て来れば良いなぁと願いつつ...

冬クールのドラマを楽しみに待ちましょう(´∀`)

 

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